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1Q84(1) 1Q84(2) LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん。 無趣味のすすめ 欲情の作法 さよなら、愛しい人 坂の上の雲〈1〉 (文春文庫) 坂の上の雲〈3〉 (文春文庫) 坂の上の雲〈4〉 (文春文庫) 坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)
1Q84(1) 1Q84(2) LIFE なんでもない日、おめ.. 無趣味のすすめ 欲情の作法 さよなら、愛しい人 坂の上の雲〈1〉 (文春文庫) 坂の上の雲〈3〉 (文春文庫) 坂の上の雲〈4〉 (文春文庫) 坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)

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1Q84(1)

[ 単行本 ]
1Q84(1)

・村上春樹
【新潮社】
発売日: 2009-05-29
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
 Amazonポイント: 18 pt
( 近日発売 予約可 )
1Q84(1) ※一部大型商品を除く
村上春樹
カスタマー平均評価:   0

1Q84(2)

[ 単行本 ]
1Q84(2)

・村上春樹
【新潮社】
発売日: 2009-05-29
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
 Amazonポイント: 18 pt
( 近日発売 予約可 )
1Q84(2) ※一部大型商品を除く
村上春樹
カスタマー平均評価:   0

LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん。

[ 単行本 ]
LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん。

・飯島 奈美 ・重松 清 ・谷川 俊太郎 ・よしもとばなな ・糸井 重里
【東京糸井重里事務所】
発売日: 2009-03-12
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
 Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,500円〜
LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん。 ※一部大型商品を除く
飯島 奈美
重松 清
谷川 俊太郎
よしもとばなな
糸井 重里
カスタマー平均評価:  4.5
読むレシピ本
かもめ食堂のフードコーディネーターをしていた飯島奈美さんのレシピ本です。 たくさんの写真とともに紹介されているレシピはどれもおいしそうで、作り方も細かく書いてあるのでわかりやすいです。 ナポリタンを作ってみましたが、とってもおいしくできました。 またそれぞれの料理にまつわるコラムも載っているので読んでも楽しいレシピ本です。
普通のレシピなんんだけど
掲載されている料理は、普段馴染みのあるものばかりです。 見なくても作れるけれど、ちょっとした事で美味しさがとっても違って来る様ですね。 自分のレシピとは微妙に違っていて、新しい発見です。
見た目よりおいしい!
この本の見た目はけっこう地味なんです。(写真はもちろん、おいしそうですが)しかし、ちょっと面倒だけど大さじ・小さじ・計量カップ等を出して、きちんと材料をはかって料理してみて下さい。嘘みたいなんですが…本当においしいんです。ちゃんとレシピの再現ができているってかんじです。きちんとはかる、というところで男性の方にむいているかもしれませんね。
おなじみだけど本格的
まず、写真がきれい、おいしそう。 そしてお料理がすべてといっていいほど定番ものばかり。 しかーし、おにぎり一つとってもとても「本格的」っぽい作り方で、「ほー!」っと驚くことばかり。 近い将来やってくる、子どもの運動会のお弁当にはぜひこの本のレシピでお料理を作っていきたいと思います。 糸井重里氏が言っているように、手を加えず、この本の通りに。 案外それって難しそうだけど、できればきっとおいしいと思う。
私も、作ってみました。
私も、唐揚げ、作ってみました。本当、美味しかったです。 メニューに添えられる温かな文章も、素敵です。 また、いろいろ作ってみたいと思います。

無趣味のすすめ

[ 単行本 ]
無趣味のすすめ

・村上龍
【幻冬舎】
発売日: 2009-03-26
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
 Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 800円〜
無趣味のすすめ
村上龍
カスタマー平均評価:  3.5
はたして無趣味は幸せなのか
真の達成感や充実感は、「仕事」の中にしかないと言い切り、ジムでの運動やスパでリラックスすることは息抜きだという著者。それはその通りだし、そう思える人はある意味ラッキーなのだと思う。 ・アイデアは常に直感的に浮かび上がる。しかし直感は、「長い間集中して考え抜くこと」、すなわち果てしない思考の延長上でしか機能してくれない 著者ほどの頭脳でもっても、考え抜かない限りはいいアイデアは浮かばないわけで、凡人はきっとその何倍も考え抜かないといけないのだろう。
リーダーの資質などどうでもいい
「仕事で重要なのは目標を設定してやり遂げること、成功することで品格や美学ではない。」「リーダーの資質などどうでもいい。どんなに優れた資質があっても何をすればいいのかわからないリーダーは組織を危うくする。」 そりゃそうだなと思います。品格や美学で生産性は上がんないですよね、確かに。読後、印象的に共感を覚えて残るのは、村上氏の現実的でプラティカルな視点です。組織は仕事において価値ある目標を掲げ、具体的な戦略を描いて成功に導かれること、そのことひとつにフォーカスすること。本書を貫くのは、雇用や医療、社会保障、教育、外交など様々な分野で問題が提起される中、社会においても身の回りにおいても冷静で具体的に、論理的に問題にアプローチされない限り、問題は解決されないというメッセージです。 そのことが結果的に生きがいや自己実現、夢といったものになる。ために、「大抵の人は挑戦する価値ある機会に遭遇できない。何に挑戦すればいいのかもわからない。挑戦する何かに出会うのも簡単ではない。条件は「飢え」だ。」この辺はちょっとかっこよすぎるきらいはありますが。
立ち読みで読破できるところがありがたい
村上龍は作家という仕事で経済的に成功している人間である。 そういう立場の人間のエッセイを読むときに まだ成功していない私のような一般市民は 「成功している人間はどう考えているのか」を “何かを得よう”という意識で読むだけだ。 村上龍が言っていることが全て正しいわけがなく、 それは、世界中誰であれ、全て正しいことを言える人などいない。 これが歴史書や、データを示す文献ならば、 正しい、間違っているという書評はあって当然だろうけど、 一作家のエッセイについて 「正しい」とか「間違っている」と指摘するのはあまり賢いと思えない。 どんな本でも、参考になるところだけを吸収し 参考にならないところはスルーする。 私達がすべきなのは、前向きな吸収であって 評論家になることではない。 内容は、相変わらずの村上節。
いまどき、この類の本に大いなる期待をもたれる方がいけない、
すべてに亘って良きことを書ける作家など居ない。作家というものは或る意味偏っているから、その存在意味がある。この著者のこれまでの人生だけから、作者未知の分野に関する箴言など“カタハライタイ!”と怒りを通り越してあきれた方も多いいでしょう。正直にいえば新聞広告に掲載された広告文の内容ぐらいでしょう良きことは。しかし、“「趣味」は、必ずその人が属す共同体の内部にあり・・・”とは言い切れません!著者の趣味が”Hobby”なのか“Taste“なのかは如何でもいいですが・・・それに続く内容に関心なさる方は(子供?を除けば)大分頼りないのです。最近、約10年間に、日本人により書かれたお手軽本(安価!)に多大な期待を寄せるのは誤りなのです。たった一つ(それが過去の哲人などに因るものでも)でも悦ばしき智慧が書いてあり”あぁ?そうだよな・・・“と思いになれれば良いのです。レビューアーは学生の折、たった数行の文章を読みたくて一万円もする洋書を買ったことがあります・・・実際、数行のみで、残りの数百ページは不用でした。でも、損をした気持は皆無でした。比較が間違ってるんだよ?とお怒りの方・・・よくお考えあれ!
村上龍の思考の解説本
村上龍の小説が好きだ。 コインロッカーベイビーズ、5分後の世界、半島を出よ、 それぞれが、現代人の生き方を根底から問う小説で、 読んだ際、頭をがつんとやられたような気がした。 本書においては、 無趣味であること、仕事をすること、盆栽をまだ始めないこと、 人生におけるやるべきことの優先順位付け、 小説を書くときの集中力、最高傑作は最高傑作を書こうとして生まれるものではないこと、 夢と目標の違い、好きという言葉の持つ曖昧さ、 日本という国の内部と外部、、、、、 村上龍の人生観・思想が表現されており、 小説で繰り返し述べられて来たテーマがあらわされている。 小説がこのような思想に基づいて書かれていた、 ということが改めて明確に意識化され、その意味では面白い。 ビジネス書としても、そこそこの内容はあると思う。 しかし、小説を読んだときのように、頭をがつんとやられる感じはない。 本書は、彼が中で述べていたような極度の集中状態で書かれてはいないのかもしれない。 村上龍のエッセンスは、やはり、小説にあらわれているように思う。

欲情の作法

[ 単行本 ]
欲情の作法

・渡辺 淳一
【幻冬舎】
発売日: 2009-02-18
参考価格: 1,155 円(税込)
販売価格: 1,155 円(税込)
 Amazonポイント: 11 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 580円〜
欲情の作法
渡辺 淳一
カスタマー平均評価:  2.5
男たちよ、志高くあれ
燦然と輝くいい男になれ。 こんなまやかしに騙されていてはいい女は決してあなたのものにならないから。
非常識なのかもしれないと思う作品でした。
 私が若かった頃、大人達が私のような青年に向かって教え聞かすような内容でした。でも、現実はとても難しい事だと思います。この本の内容のようにレッスンを進められる方は常識の中で生きていける幸運な方達だと思います。  私としては、とてもクリアできないゲームソフトを観ている様な気になったのが残念です。
木によりて魚をもとむのことわざが一冊の本に
だいたい作法がないところに欲情があるわけで、欲情に作法を望むのはあまりに無理。ただ無駄にすぎないと思わせる内容である。購入すること自体、“木によりて・・・”になります。
ただしR指定にすべき
男女の性欲の違いを読み物にしたもので、女性が読んだ場合拒絶反応が出るだろう。 医者としての文章なのか、小説家としての文章なのか微妙ではあるが、結構楽しめた。 内容と表現がR指定にしてもいい感じであるが。
さすが!
やっぱり素晴らしい。いろいろレビューでありますが、年の功ですね。尊敬できる内容です。男は素直に読んで感化されて大丈夫!格好つけなくていいんじゃないですか?!

さよなら、愛しい人

[ 単行本 ]
さよなら、愛しい人

・レイモンド・チャンドラー
【早川書房】
発売日: 2009-04-15
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
 Amazonポイント: 17 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,200円〜
さよなら、愛しい人 ※一部大型商品を除く
レイモンド・チャンドラー
カスタマー平均評価:  4.5
清水訳『さらば愛しき女よ』の良さを再認識させられました
 文庫の清水版とハードカバーの本書がほぼ同じページ数。『ロング・グッドバイ』の時も驚いたけど、『さよなら、愛しい人』でも、前は省略されていたのを読んで感動していたんだ…という気持ちになりましたけど、今回はどちらかというと「清水さんが省略したくなるのもわかるわな」と思いました。  というのも、マーロウが行動を起こすたびに、細かな人物、風景描写が必ず付くんです。それによって物語の流れがプッツン、プッツン途切れてしまう。  どっちの読書体験の方が、より物語に入り込めるかといわれれば、清水訳の『さらば愛しき女よ』でしょうかね(タイトルもさすが映画屋さんだけあって清水さんの方がいいし…というか日本の翻訳小説全体の中でも『さらば愛しき女よ』は素晴らしいタイトルに入るでしょ)。  村上さんも役者あとがきで《「ここまでややこしく書かなくてもいいだろうに」とついつい愚痴も言いたくなる》と書いていますが、とにかく村上訳で初めて全貌が見えたチャンドラーの作品の細かな描写には驚かされます。
チャンドラーの春樹翻訳二作目。期待は裏切りません。
この作品は、レイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウシリーズを村上春樹が訳した二つ目の作品である(一作目は『ロング・グッドバイ』)。 あらすじは、序幕で(最愛の恋人ヴェルマを探す元服役囚)マロイが咄嗟に殺人を犯して逃亡し、現場に居合わせたマーロウはマロイとヴェルマを探そうとする。だが、(新たな別件の殺人等の)厄介な事件に巻き込まれて展開はマロイとヴェルマからそれていく。複雑で酷い目をみながらもマーロウは、ラストでその真価を発揮し、一連の出来事をまとめあげてマロイとヴェルマの再会を実現しようとする。だが・・・(それは読んでからのお楽しみ)。 序盤は解かり易く派手な展開で読み手を惹きこみ、中盤で推理しようとする読み手を複雑な展開で煙に巻き、ラストで全てをあるべき場所に収めるストーリーは流石と言えます。 そして、読み終えた後に感じる「哀愁」と「妙な納得」は『ロング・グッドバイ』同様に感動の域に達しています。男と女の間に流れる一つの真実を描いた作品として印象的でした。 『ロング・グッドバイ』では「ギムレットを飲むには早すぎるね」と言うセリフが有名で印象的ですが、この作品では「私に近づくんじゃない。このうすのろが」が私にとって印象的でした。もちろんどの場面で誰によって話されるかは本作を読まなければわかりません。
また、何度も読み返すのだろう。
数々の映画的、映像的な印象深いシーン。 魅力的な登場人物たち。 マーロウはもちろん、 なんと言っても「大鹿」マロイ。 ただでさえ、すばらしい小説が 村上春樹訳で、さらに魅力をました。 そう思いました。 あとがきには、次の予告めいた一文も。 村上春樹によるチャンドラー。 これからも、楽しみでしょうがない。
ロンググッドバイに続く村上春樹新訳のマーロウ
「ロング・グッドバイ」に続く、村上春樹によるレイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウものの新訳です。「さらば、愛しき女よ」というタイトルが秀逸すぎるだけに、ちょっとこのタイトルは微妙なものかなぁと思いますが、新訳になって若いマーロウが世の中に誕生いたしました。  ただ、ただなんですが、、、改めて今作を読んだのですが、村上春樹さんの訳がどうこうという話ではなく、作品としてちょっと違和感がありました。  昔読んだときには、巨漢のマロイのあまりにも純情な恋心と、マーロウの殴られても殴られても事件解決のためにはトコトン捜査を続ける男っぷりだけが教列なイメージとして残って、全体的にはかっこいいハードボイルドという風な認識をしていました。それが今回新訳で読んでみると、、、マーロウ、どちらかというとどんくさいです。  確かに昔からマーロウはよく殴られて気絶したり失神したりするタイプの私立探偵ではあるのですが、この作品では結構殴り倒されたり失神させられたり監禁されたりと、ひとつ間違えたらそのまま殺されてしまうようなケースが多過ぎです。マーロウってこんなにどんくさかったっけ? と過去のイメージとのギャップがありました。「ロング・グッドバイ」を読んだときはそんな違和感はなくてマーロウはマーロウで格好良かったのですが、どうしてこの作品だとそんな事を思ったのかは自分でもわかりませんが、少し違和感がありました。  あとがきにあるように、チャンドラーの、フィリップ・マーロウシリーズに出てくる女性への描写は本当に平板で「美女」「セレブ」「奔放」(そしてちょっと「愚か」)の象徴としてしか出てこないだけに、それに輪をかけて主人公のチャンドラーがどんくさいとなると、ちょっとしまらないなぁという風に思いました。ひょっとしたらこれは、本作がいくつかの短篇をベースに長篇にバージョンアップしたものだからかも知れませんが、マーロウの推理というのがほとんどあてずっぽうに近かったり、外部から与えられた情報に頼りすぎるところも大いに関係するのかも知れません。ハードボイルドというのはそういうものだという意見ももろちんあるでしょう。←このあたりの流れは、そのままロバート・パーカーのスペンサー・シリーズやローレンス・ブロックのマット・スカダーシリーズにも引き継がれていて、スペンサーやスカダーがときどき「何をやっているかわからないけれど、全員にあっていればそのうちそれを嫌がる人間が動き出すんだ」という事を言い出す所に見事に引き継がれています。  ただ個人的にはマーロウに深い思い入れがありすぎるからか、もっとマーロウって知的な部分は知的でやせ我慢して、どんな相手にも屈せず事件を解決する、卑しい街をいく騎士みたいなイメージがあったのでちょっとそのあたりがひっかかりました。  もちろん、それは村上春樹さんの新訳とはまったく関係のないプロットやストーリーの話ですので、前に「ロング・グッドバイ」のときにやったように、今度は旧版の「さらば、愛しき女よ」とこの「さよなら、愛しい人」の役を読み比べてみたいと思います。そうしたら、また新しい発見があるかも知れません。  村上春樹さん、フィリップ・マーロウ、どちらのファンでもあるのでそういうのもまた楽しい読書です。
翻訳の妙
いかにも現代的というか,読みやすい翻訳のおかげであっという間に読むことができる。 チャンドラーの言い回しの妙がしっかりと伝わってくる作品になっている。 原書で読もうという気は起こらないけれども,次の作品に期待してしまう。

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)

[ 文庫 ]
坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)

・司馬 遼太郎
【文藝春秋】
発売日: 1999-01
参考価格: 670 円(税込)
販売価格: 670 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 142円〜
坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
カスタマー平均評価:  5
司馬遼太郎の最高傑作
司馬遼太郎といえば、「竜馬がゆく」と「坂の上の雲」が双壁であるが、こちらの方が、大人向けかな。日本人がいかにして、今日の日本を形作ろうとしたのかを、筆者が渾身の力で書き上げたのが実感できる。まさしく名作。
混迷する現代日本の進路を司馬と対話しつつ考えはじめた
明治という時代、日本人、特に若者が、新しい社会を作ろう、その力になろうと張り切って生きた姿はしばしば見聞きしてきました。しかし、当時の日本は、自由民権運動への弾圧にみられるように、民主的な国づくりをめざすのではなく、日清・日露の両戦争を中心にした歩みに示される通り、富国強兵のスローガンを振りかざし軍国日本の道を歩んだのでした。 その姿を秋山好古、真之兄弟に象徴的に見て取ることが出来ます。進取の気風に溢れる若者は、しばしば時の国家の方針に大きく影響されてその才能を振るうことになります。司馬遼太郎は、両兄弟をはじめ、主として当時のエリート軍人、つまり軍の指導者が、もてる力をどう発揮したか、あるいはできなかったか、をことのほか力をこめて描いています。乃木将軍の無能振りも掘り下げて描かれます。また、正岡子規の才が、両兄弟との交わりの中で互いに淡く影を映すところも描かれます。 現代日本は、明治とは全く違う形で戦後という時代を経験しました。それは、新しい出発を、可能性として明治維新と同じ程度に準備していたといえましょう。しかし、どうでしょうか、明治以後の延長線上にしか、その可能性を生かし切れなかったのではないでしょうか。経済は高度成長を経験し、自衛隊は憲法の制約下でも世界で有数の力を持っています。ごく最近になって小泉首相は、その梶を大きく切ろうとしたのかも知れませんが、その方向が、アメリカ流の新自由主義路線という富国強兵を推し進める路線であって、決して日本とそこに住む人民大衆の幸せへの道ではなかった、このことは、小泉路線を失敗に終わらせた決定的要因だったのではないでしょうか。・・・とはいえ、現代日本の評価は、現在進行形でもあり、人により違っていっこうに構わないことではあります。 が、いずれにせよ、日本の指導者の多くは、混迷する日本の進路を図りかねています。そのようなときにあたって、司馬の描く明治維新後の有能な若者の生き様と戦争の時代の推移を通して、これからの日本と日本人の有り様(よう)を探ることが出来れば、それは、この本のひとつの有効な読み方といえるのかも知れません。私は、この物語を反芻しながら、坂の上の雲を見上げては、今日も司馬遼太郎と対話をしています。
日本の近代史入門書
明治とは、どういう時代だったのか。明治に活躍した人たちは江戸時代に生まれたわけだが、階級社会であった江戸時代にどういう立場にいた人たちだったのか。外国の情報が乏しい中、日本人はどうやって外国の文化を取り入れ、外国の政府と交渉したのか。優れたリーダーとは、一体、どういう人なのか。本書は、日露戦争を題材に、実在の人物を通して、これらの疑問に答えてくれる。 目的があって読み始めたわけではないが、あまりの面白さにあっという間に8巻全部を読み終えた。 徳川という旧い秩序の崩壊は、下級武士たちから生活の保障を奪い、生きる方法を模索させたと同時に、実力さえあれば出世のチャンスがある大きな空白を生んだ。明治時代、冒険心に満ちた優秀な人材が続々と頭角を現したのは、このためではないか。しかし、完全に階級を無視した自由競争が存在したわけではない。政治や軍事の分野で高い地位についたのは、倒幕を推進した薩摩藩、長州藩の幹部たちだで、中にはダメなリーダーもいた。また、出世競争に参加できたのは江戸時代に寺子屋に通って基礎的学問を身に付けた武士の子どもたちだった。他方で、軍隊の末端で従順に上官の命令を遂行し、虫けらのように命を落としていった兵隊たちは、農家の次男坊、三男坊が多かったのではないか。 わずか100年前、日本人が何をしたか、日本がどんな国たったかを知ることは、今の私たち自身を知る大きなヒントになると思う。
小説というよりも口頭伝承。
明治時代。 文学者、正岡子規と 日本騎兵の父といわれた陸軍軍人、秋山好古、 海軍中将、秋山真之の 秋山兄弟を中心に、 松山出身の三人の生い立ちから 日露戦争終焉までを描いた歴史小説。 開国後、明治時代の青年達が それこそ明日なろうとするかのように それぞれ迷いながらも、 真直ぐな思いで生きるその様に、 爽やかな印象を受ける。 何も無いところから、 何かを打ち立てることの気持ち良さやら、 上に立つ者達の態度やらも、 社会人生活を送る上でも同様に 当て嵌まることも多く、興味深い。 読み物として、とても面白い。 内容については面白いので、さておき。 僕が気になったのはこの本の描かれ方で。 新聞で連載小説の形式で書かれたせいもあるであろうが、 前半は正岡、秋山兄弟の三人を中心に描かれているが、 後半は日露戦争を中心にした関係人物の群像劇となり、 前半とは別の小説と言っても過言ではない内容になってくる。 このように、纏まりが無いように見える形式の小説で、 ここまで有名な本を僕は知らない。 普通であれば、これくらい長い小説では 背骨が通っていなければ全体として、 何を言っているのかが、判りにくいものに なってしまうのが常だと思うが、それでもなお、 この話が面白いのは、 虚構ではなく、作者が十年かけて調査した 歴史的事実が面白いからだろう、と思う。 あとがきで、作者が、 『小説とは要するに人間と人生につき、  印刷するに足るだけの何事かを書く  というだけのもので、  それ以外の文学理論は私にはない。』 と言っている。 このようなことを明確に書くということは、 作者としてもきっと、この話の形式について、 思うことがあったのだろうと考えられる。 この物語の話者は、 作者、司馬遼太郎になっている。 司馬遼太郎はこの本では、 個人的には、小説家というよりは、 口頭伝承をするストーリーテラー、 といった方が近い気がした。
明治の勇士
松山出身の歌人正岡子規と軍人の秋山好古・真之兄弟の三人を軸に、維新から日露戦争の勝利に至る明治日本を描く大河小説。 日露戦争での日本人の気概に圧巻です。

坂の上の雲〈3〉 (文春文庫)

[ 文庫 ]
坂の上の雲〈3〉 (文春文庫)

・司馬 遼太郎
【文藝春秋】
発売日: 1999-01
参考価格: 670 円(税込)
販売価格: 670 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 256円〜
坂の上の雲〈3〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
カスタマー平均評価:  5
司馬遼太郎の歴史認識が語られている
 この巻で遂に日露戦争に突入するが、同時に作者の歴史認識を垣間見ることができる。  帝国主義時代に日本が列強を目指さざるを得なかった状況、大国ロシア相手に戦争を起こさざるを得なかった理由、白色人種のアジア系民族に対するサディスティックな感覚など。  また、日本の軍部指導者が第二次大戦時の指導者と比べて、いかに合理的であったかも語られている。兵隊たちの士気の高さとともに、国家として成長を遂げつつある日本の清清しさを感じることができ、とても気持ちがよいと思うのは私だけではないだろう。
日露戦争
正岡子規の死から日露戦争開戦までが描かれています。 戦争といえば、圧倒的な国力の差を気持ち一つで埋められると 考えた太平洋戦争した思い浮かびませんでした。 日露戦争も同じようなものかと思っていましたが、 国家を守るために今何をしなくてはならないのかを第一に、 冷静に状況を判断し事態に対処していく各々の姿に熱くなるものがあります。 同じ戦争でも、携わる人によってこうも性格が異なるかなと考えさせられます。
もはや成功・不成功を論じているような余裕などない
日露戦争開戦に向けての意思決定と開戦準備がテーマ。 当時大人と子供ほど国力の差があったロシアに対して、なぜ日本が開戦を決意するに至ったのか、当時の人々の深刻且つ切実な葛藤・決意が臨場感を持って伝わってきます(「このまま時が移れば移るほどロシア側に有利で日本側に不利です。今なら何とかなる。日本としては万死に一生を期して戦うほか、残された道はない」)。 国に対する愛情だけでなく客観的・冷静な彼我分析のもとに、日本がなけなしの総力を結集していく過程には思わず心が動かされます。
昭和日本軍の原点をみた
いよいよ日露戦争の戦いの火蓋が切られる第3巻。 前半部分では、戦争回避の努力もむなしくロシア側の理不尽な要求に追い詰められ開戦せざるをえなくなったプロセスが描かれています。当時の日本にとって大国ロシアと戦うことがどれだけ困難(無謀)なことだったかを思うと、大国から屈辱的外交を強いられた憤りを感じます。 中盤以降は日露戦争準備から緒戦まで描かれていますが、私が印象に残ったのは、さまざまな点で後の日中戦争、太平洋戦争との対比やそれらへの影響が垣間見えたことです。 例えば、開戦の段階で陸・海軍と政府があらかじめ戦争終結に向けたシナリオ(短期決戦での勝利で列強諸国に仲介してもらうこと)を共有化していたことは、昭和の戦争とは対照的で興味深いです。 一方、兵士個々人の闘争心や忠誠心に頼る白兵戦中心の戦闘、補給に対する意識不足など日本軍の特徴がすでにみられ、日露戦争の反省があれば昭和の戦争はもう少し違ったものになったのではないでしょうか。
まさに戦争だ!
子規は逝去。文学の周辺に関しては、この巻で終わってしまうようだ。 とうとう、日露戦争が開始され、秋山兄弟の活躍が始まる。 山本権兵衛、東郷平八郎が登場。 日露戦争の緒戦までが、本巻の内容。 ロシア側の人物に関しては、ウィッテの記述がいまひとつ定まらない感じがして、落ち着きがない。 日露戦争も佳境に差し掛かる、どう物語は進むのか?

坂の上の雲〈4〉 (文春文庫)

[ 文庫 ]
坂の上の雲〈4〉 (文春文庫)

・司馬 遼太郎
【文藝春秋】
発売日: 1999-01
参考価格: 670 円(税込)
販売価格: 670 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 484円〜
坂の上の雲〈4〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
カスタマー平均評価:  4.5
気力、運、敵失、全てが日本に味方した
 黄海海戦、遼陽会戦では敵失もあり、勝つことが出来た。その一方で旅順は膠着する。  作者がうまいのは、陸戦、海戦だけでなく、外交、スパイ、日英同盟、戦費調達など、日露戦争を巡る全ての要素を同時に進行させていることだ。  実力で劣る日本がいかにして勝てたか。勿論明治人の冷静な計算、士気が勝っていたことも確かだが、運や敵失にも助けられている。本当に薄氷を踏むような戦いだ。
乃木 希典の評価
日露戦争において英雄か凡将か評価が両極端に分かれる乃木希典。 司馬先生は凡将の立場で旅順攻略戦を描いており、 乃木の評価に対する議論を紛糾させる契機になったといわれてます。 とにかくこの本では正面から突撃あるのみです。 大将の心理を含め、日露戦争を丹念に描いています。 ロシアのクロパトキンもそうですが、 個人の感性や性格に戦局が大きく左右されていく姿に興味が惹かれました。
日露戦争に勝ったことで日本が残った。
○読み始めたきっかけ  司馬遼太郎の歴史モノが好きで、その中でも経営者を中心に愛読者の多い、 「坂の上の雲」を読んでみました。 ○心に残る言葉  日本の砲弾は、敵艦船の装甲を打ち破るのではなく、甲板で炸裂し火災を起こさ せ砲台を無力化することを目的としている。兵力の少ない日本海軍にとって、最も 効率的に戦闘する手段の一つ。  日露戦争当時では、一軍の統率は司令官がその人格力をもってやる、作戦の方は 参謀長が受け持つ。基本的にすべて参謀長に任せる。二者択一を迫られた時か、戦 況が紛糾した時のみ司令官が決を下す。 p.184 農業社会=有能無能の価値基準はなく、自然の摂理に従って、きまじめさと 精励さ嵩が美徳。  狩猟社会=それぞれの能力によって部署に配置され、全体の一目標のために機能 する。その中では指揮者が必要。この社会では人間の有能無能が問われる。世界史 的にみて、狩猟民族は軍隊を作ることに熟達している。 p.256 敵よりも大いなる兵力をもって敵を圧倒撃滅するというのは、常勝将軍と いわれるものが確立し実行してきた鉄則。  日露戦争に勝ったことにより、日本がロシアの植民地にならずにすんだ。しかし、 その成功体験が太平戦争での軍部の過信を生んだ。 ○どんな人に読んでもらいたいか。  過去の日本人の行動や歴史を知ることで、将来の日本の問題について考えるきっか けとなる。できるだけ、多くの日本人に読んでもらいたい。
ちょっとした記述が妙に面白い。
良さについては沢山のレビュアー様がおっしゃっている通り。 個人的には北進軍の中の黒木部隊の記述「まるで別の人種の部隊に率いられていたかのような強さ」というところで思わず吹き出しました。 司馬遼太郎、時々面白い表現しますよね。。
リーダーの資質が組織の運命を決める
第4巻は遼陽の会戦から旅順攻防まで。 リーダーの資質が、特に戦争といういわば極めて緊迫した状態において、いかに重要かということを思い知らされます。 旅順攻略軍における乃木・伊地知コンビ、バルチック艦隊におけるロシア司令長官について、著者は「無能」を連発し酷評しています。当然、ここでいう「無能」とは、全人格を否定する意味での無能ではなく、あくまでもそのとき置かれた状況下において能力を発揮できなかった(もしくは持っている能力が状況に適応できなかった)という意味でしょう。ただ、リーダーたるもの、ある面で優れているだけでは(例えば乃木がもつ会う人を魅了してやまない包容力など)務まらないどころか、組織全体に対して悪影響を及ぼすという事例ともいえ、企業経営などに置き換えると考えさせられるものがあります。 なお、乃木・伊地知が攻撃の失敗から反省することなく、無謀な攻撃をただ繰り返すさまは、日本陸軍がもともともつDNAなのか、後の太平洋戦争を暗示しているようで、名著「失敗の本質」が思い出されてしまいました。

坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)

[ 文庫 ]
坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)

・司馬 遼太郎
【文藝春秋】
発売日: 1999-01
参考価格: 670 円(税込)
販売価格: 670 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 296円〜
坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
カスタマー平均評価:  4.5
日清戦争を契機に俄然注目される日本
 意外な勝利となった日清戦争であるが、この勝利により、日本国民は国家という存在を体感し、諸外国から注目されると同時に、ロシアの壁にぶち当たった。  日清戦争の勝利は、日露戦争へのスタート地点に過ぎなかったのである。
正岡子規のすごみ
日清戦争前後のお話。 こういう時代にあって、秋山真之は留学を重ね軍人として着実に成長しています。 一方、学生時代には移り気で何をやっても物にならない正岡子規ですが、 俳句というものに出会い、文人として一気に大成しました。 特に死を意識してからの彼の行動は鬼気迫るものが感じられます。 人間、熱中できるものを見つけた時の力を思い知った気がしました。
時代のうねりが伝わってきます。
日清戦争以降の時代の大きなうねりの中で、秋山好古、真之、正岡子規がそれぞれの境遇、立場の中で、感じ、行動する様の対比がおもしろい。 滅び行く清や、日本の前に立ちはだかろうとするロシア、そしてそのような状況の中で日本はどこへ行こうとしているのか、時代背景が手に取るように伝ってくる。
子規の実像と明治人気質
この巻では主に、闘病しながら文筆活動を続ける正岡子規と、軍人として活躍を始める秋山真之を中心に描かれています。 正岡子規に関して小学校の教科書レベルでしか知らなかったので、過去の俳句や短歌を検証し、新たな作風を作り上げていった彼の功績を初めて知りました。それにもまして結核を患いながらも壮絶なまでに創作活動を行う彼の執念に胸を打たれます。 一方、秋山真之という人物の資質は、欧米に追いつき追い越そうとする明治日本になくてはならないもののように感じます。「飛ぶが如く」で描かれた大久保利通もそうでしたが、この時代には物事に強烈なこだわりをもった人物が必要だったのでしょう。 なお、この巻の最後の章は、ロシアに関する記述になっていますが、欧米でもなくアジアでもないロシアという国の性格が見事に表現されていて、大変ためになります。先に「菜の花の沖」を読んでおけば更に楽しめると思います。
日清戦争へ
 時代は日清戦争へと突入してゆく。  秋山兄弟は戦地へ赴く一方、正岡子規は病と闘いながらも・・・  明治の時代に青年たちが、それぞれの境遇の中で青春を謳歌する話。

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 更新日 2009年5月10日(日)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク

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