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[ 単行本 ]
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磯崎新の「都庁」―戦後日本最大のコンペ
・平松 剛
【文藝春秋】
発売日: 2008-06-10
参考価格: 2,300 円(税込)
販売価格: 2,300 円(税込)
Amazonポイント: 23 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,595円〜
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・平松 剛
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カスタマー平均評価: 4.5
平松剛『磯崎新の「都庁」』はオススメ本 1985年の東京都庁のコンペをテーマにしながら
1,戦後の建築界を唸らせた丹下健三の快刀ぶり
2,丹下門下だった磯崎新が学ぶだけでなく影響も与えいった様子
3,1960年代にモダニズムが行き詰まった時の磯崎新の迷いと脱出
が印象的だった。
バブルの崩壊後、新世代の建築家が世界に
新しい建築を問うてきたことに関する続編が読んでみたい。
焦点は日本なら伊東豊雄か隈研吾とその門下たちがいいと思うけど。
やまねこマッサージ
http://blog.goo.ne.jp/grenc/ フジテレビ本社デザインに何を思う バブルの沸騰する直前の85年、出来レースのような、天皇丹下健三に挑む磯崎新。既に天皇の力の衰えは明らかではあったが、年老いた巨人は挑戦者を葬り去ろうと死力を尽くす。消去法的な都のコンペのやり方、都が想定していた超高層でまともにやったら、面白くはないが実績のある丹下の勝ちとなるのは明らかだった。
そこで挑戦者磯崎はマッシブな低層案をぶつける。勝ち目の薄い戦いに全力を尽くす。事務所の所員も職人も限界まで努力をして作り上げたデザインは、予想通り敗れた。
この本は1995年にレム・コールハウスと車で首都高を走った際の会話で締めくくられる。「おい、磯崎。あそこに君の都庁が建っているじゃないか」「いやあれは丹下さんの仕事なんだよ」かつての愛弟子が拵えた新都庁案を最も理解していたのは彼であったのかもしれない。と。
表紙の柔らかさと内容の刺々しさのギャップがたまらない怪作 表紙も文体も柔らかいのですが、実は磯崎新とその師・丹下健三との骨肉の闘争物語。丹下先生のワルさ全開という感じですが、ルイス・カーンの息子が撮ったドキュメンタリーで、フィリップ・ジョンソンが「ミースは癇癪持ちで、コルビュジエは意地悪だった」みたいなことを言っていたけど、大御所ってのはそうなっちゃうんですかね。個人的に東京で最も酷いなぁと思っていた都庁とフジテレビですが、丹下と磯崎がこの二つの建築でつながっていたことは本当に感慨深い。才能には限界があって、本当に輝くのはほんの数年に過ぎないのに、欲望には限りがない。建築家に限った話しじゃないけど、そのあたりのドラマとしても面白いし、磯崎と丹下を軸にしてみる戦後日本の建築史でもあって、読み応え十分です。 丹下あっての磯崎新。その図式が(古いと言われようと)読み物として面白い! モダン丹下VSポストモダン磯崎。新都庁のコンペにスポットを当てることで、建築コンセプトも仕事の進め方もまるで対極にある子弟の人物像がクリアに浮かび上がり、読み物として、とても面白かった。やっぱ、建築物って時代とリンクしてて、同じ丹下作品でも、東京オリンピックの代々木第一体育館なんかはすげえなと思うけど、都庁はやっぱ醜悪に思えるんだよね。“丹下の十八番は「軸」”ってのが出てくるけど、軸を引けるかどうかってのは「権力」ってことだからね。自分が描いた絵を現実化するためにはもちろん政治力も必要であって。歴史に残っていく建築物って権力の象徴だからなぁ。はっきり言ってしまうと、丹下健三の作品のほうが、磯崎新の作品より、圧倒的で、わかりやすくて、すべてがシンボリックだと思うんだよね。物語としては絶対こっちのほうが面白い。でも、そんな時代は過去も過去であってさ。少なくとも新都庁の頃ってもう丹下の時代じゃない。建築って、構想時と完成時のタイムラグってのもひとつの罪だよね。それでも「ぶっちぎりで勝とう!ぶっちぎりで勝とう!」っていう丹下の人間味は面白いなぁ、直接、接点とかあったらまた別なんだろうけど。一方で、アンチで混沌でアナーキーで懐疑でシステムで環境で...っていう磯崎新のスタンスのほうに、やっぱどっちかっていうとシンパシーは感じるよな。頭が悪いんで、作品のわかんなさがわかんないっていうか、建築自体は丹下作品みたいには素人評価出来ないんですが。まぁ建築作品を文学的に捉える感性が僕にはないってことで。ただ、磯崎新も「丹下あっての...」って部分はあるよね。テーゼに対するアンチテーゼってのは、それ自体わかりやすい物語であって。モダンをリアルタイムで知らずにポストモダンから入らざるを得ない世代ってのはキツイんだよね。あるいはモダンとポストモダンが生まれた時から並列ってのはさ。 知られざる過去と事件と人脈へ 磯崎新の若き日(それは知られざる小学生時代まで遡るだろう)から現在に至るまでの彼を巡る<事件>を、縦横無尽に生き生きと描写する。本書の登場人物は、磯崎の師匠の丹下健三の師匠の前川國男の師匠のコルビュジエに留まらず、建築界を遥かに超えたところにリンクする彼の豊かな人脈の一端が明かされる。磯崎によって起こされる<事件>には誰も無縁ではいられない。それほど磯崎流事件簿は、その影響力と魅力とによって建築界を賑わし続けていることを、遊び心豊かな描写で明かす。
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[ 単行本 ]
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小堀遠州 綺麗さびの極み (とんぼの本)
・小堀 宗実 ・熊倉 功夫 ・磯崎 新
【新潮社】
発売日: 2006-06-22
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
Amazonポイント: 14 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,050円〜
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・小堀 宗実 ・熊倉 功夫 ・磯崎 新
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カスタマー平均評価: 4
遠州の入門書としては最適だが、芸術に関心が無い読者の入門書としては取っ付き難いかも 本書は、茶人、建築家、庭師、政治家としてマルチな才能を遺した小堀遠州の魅力を、ふんだんなカラー写真を織り交ぜつつ、遠州に関心が高い著名人の解説を織り交ぜている。「NHK美の壺 表具」を通じて遠州に関心を持ったものの、どの本から遠州について学べばよいかわからなかった。検索した結果、本書を含む2冊の本が入門書に相当することを知った。そして、本書は遠州の入門書としては最適で、遠州のマルチな才能を体系的に理解できる。
私と同様、大半の方は遠州について存じない方が多いと思う。遠州は吉田織部の弟子であり、千利休の孫弟子である。利休は有名なので私なりにわかりやすく説明すると、遠州は信長、秀吉、家康の家康に相当する。
(中略)
作風としては、明るく開放的な空間で、世界中で受け入れられる近世の取れた形と装飾性が挙げられる。利休にありがちな白黒の世界ではなく、カラーをふんだんに使用しているといったところだろうか。本書の22?23ページに利休、織部、遠州の茶碗比べをカラー写真で取り上げているが、このページは本書の全てを濃縮しているといっても過言ではない。
自分の世界を徹底的に追求するのが利休と織部だとすれば、遠州はおもてなしを最重要視している。相手の地位や気持ちを最優先し、TPOに合わせて舞台をコーディネートする。まさに、現代のサービス業にも通じる要素であり、グローバル化が進んでいる21世紀は遠州の時代だといっても過言ではないと考える。
ただ、誤解して欲しくない点が1つある。それは、利休や織部の時代は終わったということではなく、遠州も両者と同等に評価されて然るべき時が来たのではないかという点である。遠州は利休と織部の直系であり、利休と織部なくしては遠州も存在し得ないのだから。
以上のように、本書は遠州を知る上では最適な本の1冊である。しかし、不満も無くはない。それは、作品と解説が中途半端に混ざっている点である。2ページで1項目を取り上げたほうが、読者に対してより体系的に遠州について理解でき、織部や利休についても派生するのではないかと考える。さらに、歴史上の人物との兼ね合いや趣向の変化等をわかりやすく紹介し、解説も小出しで取り上げれば、遠州の偉大さや業績を再認識することができるのではないかと考える。 次に遠州符合はいかが? 初冬の京都、初霜の降りた名刹南禅寺金地院の鶴亀庭園で他殺体が発見された、遺体は遥拝石そばの白砂上に人為的に奇妙な姿勢で横たえられていた、身元は市内有名博物館館長、近世日本美術史研究者と被害者の娘による調査が始まった、奇妙な姿勢は遠州好みの「面取」に倣ったものだった、そして鶴亀庭園の作者も遠州、江戸初期、徳川家、柳生一族、天海僧正、崇伝、そして古代より朝廷に力を持つ闇の勢力、はたして日本のレオナルド、小堀遠州とは何者だったのか、そして真の日本の姿とは、がいま明らかにされる、遠州没後360年の今年、ダビンチ・コードの次は遠州コードだぜ!
って、パロディもあながち的外れではない多芸多才の天才こぼりえんしゅう、業績全般に関しコンパクトにまとめられた良書、全ページ・カラーで眺めて良し、読んで良しです、著者の一人は遠州流本家の人、料理のページを設けたのは良い、
このシリーズは大きさが小さいことは購入前にぜひ確認されたし、個人的には本書のような内容であれば週刊誌サイズが望ましいとおもうが、大きく重いものを持ちたくない読者層も存在するのでこの点は購入者の好みになります、評者の愛読書、芸術新潮1996年2月号の遠州特集と同じアングルの写真がたくさんあるのにはちょっと苦笑、
建築家の視点ということで磯崎新が登場しているが、あいかわらず言葉数が多いだけで何も語っていないのは困ったもの、現代建築家なんかに遠州を語らせようという姿勢がおかしい、と気づかないところが編集者の力量の限界でしょう、
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[ 単行本 ]
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建築の解体―一九六八年の建築情況
・磯崎 新
【鹿島出版会】
発売日: 1997-03
参考価格: 4,410 円(税込)
販売価格: 4,410 円(税込)
Amazonポイント: 44 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 6,188円〜
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・磯崎 新
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カスタマー平均評価: 4.5
ソフトウェア技術者がまなぶもの ソフトウェア技術者は、建築家に学ぶか、言語学者に学んできた。
もちろん、数学者の方々でソフトウェアを書く方々には不要かもしれない。
しかし、意味のあるもの、役に立つものを造ろうとすると、建築家の歩んだところは、参考になることが多い。
今尚建築中のスペインの教会も、教会としても、観光地としても利用できているので、無意味なものではない。
ここでいう解体も、構築のためのひとつの手段だと考えてはいけないだろうか。 遊戯としての「建築の解体」 本書は学生の頭脳を柔軟にしたり、あるいは名前を売りたい若手建築家が新しい理論を形成するという目的に対しては役割を果たしうるが、実際に建築を建てる段階となるとほとんど無効である。
なぜか。
本書は1968年をめぐる建築運動のドキュメンテーションであるが、記述された時代と記述した時代が同時代であるが故、ひょっとしたら意図的なのかもしれぬが、当時の社会的コンテクストがほぼ完全に抜け落ちている。
もし建築が単純に理論の還元から成立しうるのであれば、ここに掲載されたアンビルト建築は実現していたであろう。
しかし実際、建築は社会的コンテクストの中で社会的に存在するものなのであり、理論と言う完結した原則の中で成立するものではない。
磯崎氏が奇妙にも見落としたスミッソン夫妻の活躍があってアーキグラムが出現できたのであるが、そもそもスミッソン夫妻が批判したのは「理論の押し付け」という近代建築のパラダイムであった。
確かに建築理論は社会というノイズがないために完結度が高く我々の眼を喜ばせてくれるのであるが、実際はそうではないのである。
むしろ客観的に建築を組み立てるのであれば理論のほうがノイズなのである。
スミッソンズが反抗したのはそういうことだったはずだ。
本書に掲載された「建築」は「解体された建築」なのであって、近代建築のようにもはや「建築」ではないのである。
ここに記述された建築がフィクションであるように、本書自身もまたフィクションに留まるのである。
そして本書が書かれた時代の日本を知らずして本書に歓喜することはフィクションを作り上げ続ける磯崎氏の術中にかかっているということなのである。 実に恐るべき「本」。 この本は、浅田彰氏も必読書としてある本で挙げていますね。
磯崎新は『批評空間』の編集同人でもありました。そういう意味でも非常に自身の仕事の枠を大きく越えて活動をしている「知識人」です。
建築の勉強をしている学生さんなら、まず知らない人はいないはずですが、世界的にも大変有名な建築家です。磯崎新は海外の作品の方が素晴らしいものが多いのですが、ディズニー社の様々な社屋建築を設計し、いずれも大傑作として海外での評価は極めて大きい人です。
ジャック・デリダとの親交も厚かった人ですから、こういうタイトルの書籍は必然でもあったのかもしれません。
建築家として、これほど著作が多い人も世界中にそうはいないと思うのですが、中でもこの本が与えた影響というものには、計り知れないものがあります。
磯崎の世代は建築イメージとして、戦争の影響もあってか、「廃墟」のイメージが常にあったということらしいですが、この「廃墟」という原イメージを大事にして、磯崎は設計も論も進めているように思われます。
1975年、来るべきポストモダンの時代、さらには脱構築の時代を予見して書かれた本です。その想像力と論理的展開の緻密さには驚かされるものがあります。
建築の本だということでは全く無しに、様々な分野の方が読むべき本と言えるでしょう。
必読の本の復刊を大変うれしく思います。 建築デザイン学生に送る良書 目次からわかるように、アンビルドアーキテクトの作品を主に取り扱っています。磯崎新が、この本が発行された1975年にこれだけの世界の建築家の状況と動向を把握して、ポストモダニズムの到来を見ているところが本当に驚いた。 この本の良いところは、当時の新鋭建築家の作品・研究・論文・著書の特徴を取り上げて居るところにある、また分野別に分けどんな風に発展させたかなど良い取り上げ方をしている。 発行からすれば確かに古い、しかし書いている内容は古いどころか第一線の建築教育などで活躍する人たちが多い。 そう言った意味で、非常に使えるしこの一冊で10冊の以上の本を大まかではあるけど、理解が出来るので良書です。
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見立ての手法―日本的空間の読解
・磯崎 新
【鹿島出版会】
発売日: 1990-07
参考価格: 3,570 円(税込)
販売価格: 3,570 円(税込)
Amazonポイント: 35 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,000円〜
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・磯崎 新
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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建築における「日本的なもの」
・磯崎 新
【新潮社】
発売日: 2003-04
参考価格: 2,415 円(税込)
販売価格: 2,415 円(税込)
Amazonポイント: 24 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,699円〜
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・磯崎 新
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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10+1 No.48 特集=アルゴリズム的思考と建築
・柄沢祐輔 ・磯崎新 ・伊東豊雄 ・フロリアン・ブッシュ ・藤本壮介 ・ヤコブ・ファン・ライス ・服部暁文 ・江渡浩一郎 ・神成淳司 ・松田達 ・桑田光平 ・田中浩也 ・松川昌平
【INAX出版】
発売日: 2007-09-30
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,574円〜
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・柄沢祐輔 ・磯崎新 ・伊東豊雄 ・フロリアン・ブッシュ ・藤本壮介 ・ヤコブ・ファン・ライス ・服部暁文 ・江渡浩一郎 ・神成淳司 ・松田達 ・桑田光平 ・田中浩也 ・松川昌平
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カスタマー平均評価: 4
これからを考える上での踏み台として 一口にアルゴリズム的思考と言っても多岐にわたるし、アルゴリズムによるデータを扱うことになると他分野との融合が起こり易く余計に多様化してくる。その中でかなり建築業会の中の建築意匠よりの部分とコンピュータ業界の建築よりの部分を抽出して来たという印象。
建築においては構造デザインの分野でいち早く花を開いたアルゴリズムデザインであるが、既に構造分野自身がその限界を認め、他分野を含めた包含的なビジョンを掲げようとしている現状がなんとなく伊東豊雄さんやセシル・バルモンドの対談のあたりで雰囲気として感じ取れるような気がする。
と同時に、その包含的な思考を都市において実践して来たMVRDVも本書では取り上げられており、またそれに対しての批評も添えられているのがおもしろい。合意形成ツールとしての能力とそこにある強さと弱さがなんなのか?を垣間見せてくれる。データベースを軸として思考方法がどのようなものなのか考える糧を与えてくれる。
いろいろと試行錯誤している建築業界であるが、それを外部の視点から見るとどうか自分の仕事をメインにしつつ、同じarchitectureという言葉が使われるコンピュータ業界からの二人が語ってくれる。有名なパターンランゲージとWikiの関係やarchitectとcomputer architectの違いなど建築とコンピュータとの関係を再考するには良い話題を提供してくれる。現在のような図面をベースにした方法ではなく、もしも、建築の設計がコンピュータ言語を基本としたやり取りに近づいたらパターンランゲージの持つ意味は変わってくるのか?ちょっと真剣に考えたくさせる。
値段に対して内容が濃い、やはり10+1と思わせる一冊である。
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[ 単行本 ]
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空間へ―根源へと遡行する思考
・磯崎 新
【鹿島出版会】
発売日: 1997-02
参考価格: 4,830 円(税込)
販売価格: 4,830 円(税込)
Amazonポイント: 48 pt
( 在庫あり。 )
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・磯崎 新
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カスタマー平均評価: 5
Sとはだれか この本の巻頭には、「都市破壊業KK」という刺激的なテクストが置かれているのだが、このなかにSというなぞの人物がでてくる。文章のなかでは、磯崎新が自身をジキルとハイドのようにSINとARATAに分裂させるという戦略をとっているのだが、私にはやはり、誰かしら先行するモデルがいたのではないかと思われる。たしかな根拠もないのだが、1人に限定して挙げるとすれば、建築家・白井晟一ではないか。 ただし、ここで困るのは、同じ磯崎の本「反建築史/UNBUILT」にも、40年ぶりにSがあらわれることだ。 Sとはいったいだれなのだろうか。
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[ 単行本 ]
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住宅の射程
・磯崎 新 ・藤森 照信 ・安藤 忠雄 ・伊東 豊雄
【TOTO出版】
発売日: 2006-10-31
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,000円〜
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・磯崎 新 ・藤森 照信 ・安藤 忠雄 ・伊東 豊雄
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カスタマー平均評価: 4
かみ合っていないところが面白い? 4名の講演集ですが話はあまりかみ合っていません。住宅建築に対する考え方はそれほど様々だということでしょうか。
実際に行われた講演の順序で収められており、私は頭から読みましたが、この順序で読む必要はないように思われます。藤森さんが建築史家としてこの半世紀程の住宅建築の流れを
メタボリズム->自閉->反転->〈分離派〉
と整理しているので、まずこれを読んだ後、伊東さん・安藤さんがこれにどう関わったかという観点から読んでみるのが読みやすいような気がします。
磯崎さんももちろんこの流れに関わられているのですが、講演で提示しているのは全く違った観点であり、ある意味ではもっともインパクトがあるかもしれません。(でも、人によっては全く共感できないかもしれません。)
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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現代棟梁・田中文男 (INAX BOOKLET)
・田中文男 ・小澤普照 ・安藤邦廣 ・工藤圭章 ・石津謙介 ・磯崎新
【INAX出版】
発売日: 1998-12-01
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,647円〜
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・田中文男 ・小澤普照 ・安藤邦廣 ・工藤圭章 ・石津謙介 ・磯崎新
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カスタマー平均評価: 5
大文(だいふみ) その考えに触れると、非常に理知的な人だということに驚きます。
やはり、その道を極める人は違いますね。
田中文男と縁があった、VANの石津謙介や磯崎新の文章が載ってます。 学ぶ 生き方を学びたい方、この本を読み、棟梁田中文男氏の言葉から何か学びとることが出来ます。 全ての生活する人に対して彼の言葉は開かれています。建築関係の人に限らず、生活する人皆に彼の言葉は響いてきます。彼のどの言葉を受け取るかは自分次第。本人、関係者の言葉、また彼自信、それに関わるものの写真など、この1冊から学ぶものはおおいと思います。
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[ 単行本 ]
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建物が残った―近代建築の保存と転生
【岩波書店】
発売日: 1998-03
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 通常5〜7日以内に発送 )
中古価格: 530円〜
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カスタマー平均評価: 0
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