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イーストサイド・ワルツ 悦楽の園 [DVD]
・石橋蓮司 ・大竹一重 ・南美江 ・春木みさよ ・草薙幸二郎
【TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)】
発売日: 2009-07-21
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 2,925 円(税込)
( 近日発売 予約可 )
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・石橋蓮司 ・大竹一重 ・南美江 ・春木みさよ ・草薙幸二郎
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カスタマー平均評価: 0
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female [DVD]
・長谷川京子 ・大塚ちひろ ・高岡早紀 ・大塚寧々 ・石田えり
【アミューズソフトエンタテインメント】
発売日: 2005-12-22
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 4,311 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,500円〜
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・長谷川京子 ・大塚ちひろ ・高岡早紀 ・大塚寧々 ・石田えり ・姫野カオルコ ・室井佑月 ・唯川恵 ・乃南アサ ・小池真理子
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カスタマー平均評価: 3.5
自分に当てはまる女性 様々な女性が登場します。自分が誰に当てはまるかと 考えると面白いと思います。私は夜の舌先の高岡早紀さんでした・・・一話ずつエンドロールが流れるので チャプターで観る事をお勧めします。普段羊の様な加瀬亮さんが狼のようでびっくりしました。近藤公園さん、草野康太さんなど 素敵な俳優達ちも見所ですね。もちろを女優さんも美しいです。 長谷川京子ファンは購入するかどうか考え物です。 てっきり長谷川京子さんの絡みが見られるものだと勘違いして買ってしまいました。当然の事ながら彼女クラスの大物女優は脱ぎません。甘く考えていた僕が馬鹿でした。それに時間制限のある短編のオムニバスドラマでいったい何が出来るのでしょうか?期待するほうが悪いのだと思います。購入する際には一考を! 塚本晋也監督作品! この映画で一番良かったのは「玉虫」!石田えりの少女のような笑顔と言動。そして匂い立つようなカラダからのエロス。見事に演じてる!さらに小林薫と加瀬亮がまた上手い!塚本晋也監督はやはり独自の世界観を持って我々を作品の中に引き込んでくれる。見事ですね?この作品を見るだけでこの映画は価値があります。 ポルノ映画が悪いとは思わないが 「失楽園」あたりからだろうか、ポルノ映画やポルノ小説にやたらと芸術っぽい色合いをつけて芸術でございと売り始めたのは。別にポルノが悪いとは思わない。しかし、単に性的な興味で作られたものをいかにも深みのある文学作品や芸術作品として売るのはどうしても好きになれない。見ているほうだってお気に入りの女優が裸になるから見ているだけだろう。それ以上でも以下でもない。 オムニバスに名作なし オムニバス映画にロクなものはない。それぞれのエピソードは「なんや、これ?」程度のもので、「官能」を表現するのに、この短さでは監督も力量を発揮できないだろう。でも、石田えり大好き。高岡早紀も大好き。野村恵里も大好き。3人とも(長谷川京子を除く)スクリーンの上に「女性」をムンムンさせることのできる名女優だと思う。それぞれの女優ファンならお金を出して買っても損はない。
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こぎゃるかん [DVD]
・木口亜矢 ・内野謙太 ・小林恵美 ・雨坪春菜 ・齊藤夢愛
【GPミュージアムソフト】
発売日: 2009-04-25
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 2,925 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,790円〜
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・木口亜矢 ・内野謙太 ・小林恵美 ・雨坪春菜 ・齊藤夢愛
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カスタマー平均評価: 0
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大迫麗香 DVD 『密会』 [DVD]
・大迫麗香
【晋遊舎】
発売日: 2008-12-20
参考価格: 3,600 円(税込)
販売価格: 3,090 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,600円〜
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・大迫麗香
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カスタマー平均評価: 4
ビックリ! ジャケ買いだったのですが、とても奇麗な娘が凄く頑張ってるのでビックリしました。しかも阪大出身って?
ダイアモンドも見つけた気分です。早く次作がみたいです!! がんばってます 初DVDですが、がんばって見せてくれてます。もっとハイレグやTバックヒップなどの見せ場があれば最高なんですが。 うーん 頑張ってくれてるだけどあと一歩って感じです見せ場はわからずです
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JOHNEN 定の愛 [DVD]
・杉本彩 ・中山一也 ・高瀬春奈 ・江守徹 ・内田裕也
【TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)】
発売日: 2008-09-21
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 4,242 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,200円〜
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・杉本彩 ・中山一也 ・高瀬春奈 ・江守徹 ・内田裕也
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カスタマー平均評価: 3
英語字幕がありません 『花と蛇』に及ばないです, 少し失望しています. なお, 英語字幕がありません.
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ナチュラル・ウーマン [DVD]
・嶋村かおり ・緒川たまき ・中島ひろ子 ・利重剛
【ケイエスエス】
発売日: 2003-04-25
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 4,311 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,200円〜
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・嶋村かおり ・緒川たまき ・中島ひろ子 ・利重剛 ・松浦理英子 ・佐々木浩久 ・松浦理英子
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カスタマー平均評価: 4
良い点と悪い点 けったいな映画ばかり作っていた佐々木浩久監督初の「まとも」な官能映画。諸川たまきがムンムンで、好きな女優。彼女の醸す雰囲気は最高だが、いかんせん筋書き、展開、カメラワークなどの映画としての基本が出来ていないような気がする。嶋村かおりももう少し力のある監督、スタッフに恵まれたら良い女優になるのに・・と、エラソーに思っております。 なぜか十数回観てます DVDで購入して、10回以上も観る作品は少ないのですが、世間の評価が低いにもかかわらず、私はかなりの回数を観ております。理由を考えてみたのですが、緒川さんと嶋村さんがなんとなく、女優の位置付けが逆なような気がして、そのあたりが面白いのかと思います。 どちらかと言うと、嶋村さんの方が性格的にもハードな役が似合いそうなんですが。。 そして、この二人の関係が、原作が良いのか、微妙で私はすごく気に入っております。緒川さんのこの攻めるような性格はたまらなく良い。また、監督も他の作品とテイストがかなり異なっていて、結構まともな作品作れるんだな、と感心しました。ちょっと「慕い慕われる関係」が名作「櫻の園」に似ているんですよ。「中島ひろ子」さんもそういう意図されたキャスティングかと。 最後に音楽担当の岡本みどりさんは印象的なスコアを提供しております。すごいお勧めなんですが、もう一度考えてみても、緒川さんと嶋村さんの裸が良いのかなあ?しかし二人とも好きな女優ではないのです。たぶん、微妙な人間関係が自分にはわかりやすいのだと思います。一月に一回は観ている作品です。 愛と憎しみ 見終わってあまり気持ち良い映画ではありませんが愛というものが同時に憎しみを含むものであることは表現していると思います、好きだろうが嫌いだろうが直接的に人と関わる事が愛を産む前提か。 見所は 今後見られるとはあまり思えない緒川たまきのヌード。思いの外豊満な釣鐘型の美乳です。内容はありがちなレズ物ですが、タチ役の緒川たまきの方がネコの嶋村かおりより胸が大きいのが萌えポイント。ストーリー?おまけでしょ、おまけ。 なつかし〜 アーメンですじゃ;;;
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皆月 ニューマスター・プレミアム・エディション [DVD]
・奥田瑛二;北村一輝;吉本多香美;荻野目慶子
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2007-09-21
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格:
中古価格: 4,430円〜
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・奥田瑛二 ・北村一輝 ・吉本多香美 ・荻野目慶子
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カスタマー平均評価: 4
解釈の違い? 原作を読んで非常に感銘を受け、映画化されているというので見てみた。
俳優の力演、そしてキャストは申し分ない。(少々奥田さんがふけているかと思ったが原作の40を48に変えていたのでそれは良しとしよう)
北村一輝もこの役にこれ以上ないかという位のはまりようだし、吉本多香美(彼女の演技は見た事がなかったのだが)自然でけなげなそして体当たりの演技に圧倒された、荻野目慶子も鮮烈な印象だった。
しかし、これはおそらく制作者と私の原作に対する解釈の違いかもしれないが、私はここに出てくる不器用な世間からはずれたような人々との係わり合い、そしてどん底でも這い上がっていけるという希望を見出した。
そして主人公の中年男に義弟そしてソープ嬢由美が注ぐ愛は「無償の愛」であり孤独の中から人が人とのつながりを欲し、そこに生まれる愛である。
この映画では、理由のある愛であり、ラストを変更した事により、義弟と主人公そして元妻との関係が小説とは大いに異なってしまった。また由美が中年男に惹かれた理由というのも原作とは異なり、私が原作を読んで、心が暖かくなったような要素をまったく無視してしまった。
それが残念である。
ただ映画としてはそれなりの出来である。
さえない中年男と若いソープ嬢の恋愛物語、心だけでなく体もしっかり結ばれた二人の愛、そういった恋愛はなかなか出来ない。
恋愛映画としてみれば、そこにあるさまざまな愛の形にほだされ、自分のパートナーとの距離を縮められるかもしれない。 愛のかたち 日本の恋愛映画では、
一番好きです。
「これ恋愛映画じゃない」という方もいらっしゃるかもしれません。
本作に描かれた男女の愛(奥田×吉本、荻野目×北村)は、
タブーだったり軽蔑の対象になるような、
世間からは疎外される、
境界線を超えた愛です。
打算、駆け引き、嘘・・・。
悪にそまった男女が、
最後に選ぶのは、欲か愛か?
その愛のかたちに感動します。
本作は、やむにやまれぬ恋や愛の形を描いた傑作です。
ラストシーンにうるっとします。
奥田と吉本の演技は素晴らしいです。
これは素晴らしい恋愛映画です。
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せつな ヘア無修正 [DVD]
・綾瀬つむぎ ・荒川仁彦 ・那波隆史 ・合沢萌
【インターフィルム】
発売日: 2007-03-23
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,416 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・綾瀬つむぎ ・荒川仁彦 ・那波隆史 ・合沢萌
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カスタマー平均評価: 0
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完全なる飼育 赤い殺意 [DVD]
・大沢樹生 ・佐野史郎 ・伊東美華 ・石橋蓮司
【アートポート】
発売日: 2004-12-24
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 4,242 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,150円〜
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・大沢樹生 ・佐野史郎 ・伊東美華 ・石橋蓮司
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カスタマー平均評価: 5
最高でした! 佐野史郎さんの迫真の演技・伊東美華さんの体当たり演技が最高でした!
伊東さんが陰毛を剃られて、股間にシッカロールを付けられるシーンといい
全裸で歩き回るシーンといい、よく局部が見えなかったと思いました。
当然、見せないようにしているのですが、興奮しましたよ。
伊東美華ちゃんとってもきれいです ご存知のシリーズ第6弾、監督が若松さんと言うこともありコレまでとは一味違った迫力あるつくりとなっています。
飼育する側が佐野史郎さんで、小学生だった主人公を誘拐してきて何年も監禁しているという設定です。
この佐野さんがはまり役!冬彦さんの時の狂気ぶりがかわいく見えるくらい怖いです。
そしてそれに怯える飼育されてしまっている伊東美華ちゃん。
全編通してすっぴんなのですが、ほんっとにきれいな裸体です。張りのあるバストは芸術的です。
その彼女がとてもデビュー作とは思えない演技を見せてくれます。アンダーヘアを剃毛までされてしまっていて、かわいそうな女の子ですが、その怯え方は佐野さんの狂気に負けないくらい迫力があります。
この二人の演技は間違いなく必見の価値ありです!
星一つマイナスなのは、大沢君の演技が、頑張っていたのですが、二人に比べるともう一歩だったのと、
このシリーズのテーマはで加害者と被害者の間に一定時間経ることにより信頼関係が芽生え、愛に発展するといったストックホルム症候群だと思うのですが、この映画の加害者はただ恐怖のみで支配していて、被害者が服従していたのはただその恐怖を回避する為だけで、信頼関係や愛情は生まれていないと思います。
その為かラストはコレまでと趣の違うものになっています。
それが監督のねらいだったのかも知れませんが、シリーズとしてはちょっと違うかなと思ってしまいました。 伊東美華に免じて☆5つ 男が女を監禁する、ストックホルム症候群が絡む設定であるが、そこに殺人犯の男が逃げ込んだことから、新たな展開を見せる。特典映像に収録されている公開初日の挨拶では、主演の伊東美華が「女性が見ても納得できるラスト」と言っているが、確かにそう言えるかもしれない結末である。佐野史郎の演技力はすばらしく、この作品の中で一番の存在感を示しているが、男性にとっての目当てはやはり伊東美華だろう。彼女は実際に剃毛された上に化粧もせず、出演時間の半分が全裸と言う役所をデビュー作ながらよく演じきったと思う。非常に甘い評価であるが、彼女に免じて☆5つとする。 「飼育」シリーズは・・・ やはり「飼育」シリーズは、主演女優の裸の美しさが全てである。
彼女は、地方のモデルとして成功していたが、この作品のためにその美しい肢体を披露した。
その肢体の美しさは、ピンと立った乳首の美しさに凝縮されており、これがこの作品のレベルを決定した。
彼女のイメージDVDでも、その美しい乳房を乳首を見ることが出来るが、もっと彼女の裸が見たいものだ。
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ヴァイブレータ スペシャル・エディション [DVD]
・寺島しのぶ ・大森南朋 ・田口トモロヲ ・戸田昌宏 ・牧瀬里穂
【ハピネット】
発売日: 2007-01-26
参考価格: 2,380 円(税込)
販売価格: 2,042 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,180円〜
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・寺島しのぶ ・大森南朋 ・田口トモロヲ ・戸田昌宏 ・牧瀬里穂 ・荒井晴彦
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カスタマー平均評価: 5
夢の男 前評判どうり、良い映画です。
さすが寺島さんは演技力ある!
女性ならだれもが心の奥に抱える不安・寂しさ等を巧みに表現されてます。
この作品が転機になったのもうなずけます。
でも、何といっても大森南朋さんが素晴らしい。
正にこんな時に出会って癒されたい理想の男。
ある意味、大人の女性の為の天使のような存在。
現実には出会うことは無いだろうケド、大森さんが演じるとリアルに感じます。
正にはまり役!良い役者さんです。
素直にファンになりました。
見終わった後に心が癒される。ぜひお勧めの映画です。 女の子を泣かしちゃいけません。 途中までどうにもVシネマ的などよーんとした空気が漂っていたが、
ガソリンスタンドでのシーンが心にずしんと来た。
あの時の「どうすればいいんだ。」という大森南朋さんの演技、
こんなに身につまされる思いをしたのは久しぶりである。
おそらく全ての男性が小中学校くらいに経験しているような、
「女の子の前でどうして良いか分からなくなる焦り」を思い出させてくれる。
この先もずっと「あの時、こうしていれば。」と後悔し続けることが、
自分への救済になっていくんだろうな、と想像しては胸が痛くなった。
いくらコンビニで待っても車に女性が乗り込んできてくれない自分にとって、
あんな素敵なドライブは夢のまた夢物語である。いいなー。
タイトル通り、ココロが震える映画では?女性なら。たぶん…。 まず初めの5分でノックアウトでした。主人公・玲の、渇ききった毛羽立った心。その心の中が、とりとめのない独り言によって映し出される。そこに現われた長靴の男・岡部。やがてふたりはコンビニの冷蔵庫の前ですれ違う。岡部の視線が玲をとらえ、そして指先がかすかに触れる。‥‥‥官能的で繊細なスローモーションです。玲のココロの震えが伝わってきそうでした。 ひとめぼれ,ゆきずりの恋,永遠の愛…そんな言葉たちは、この映画を観るとすべて嘘っぽく思えてしまいます。……そこにボロボロの女が居た……だから男は女を包み込んだ……たったそれだけ………。たったそれだけの72時間を描いてるだけなのに、胸の一番奥のほうに突き刺さるものを感じました。「玲」演じるのは寺島しのぶ。30代の女の本音を演じさせたらピカイチの彼女。本作でもその演技への体当たりっぷりは見事!冒頭ではボロボロ・カサカサの疲れた女だったのに、映画が進むにつれしだいに愛おしくさえ見えてきます。「岡部」演じるのは大森南朋。女が男に求める優しさというものを結晶にして、ワイルドとやんちゃでコーティングしたような「岡部」。そんな男そのものになっています。たしかに彼以外の配役は考えられない…。2人の上質な演技が、このありえないシチュエーションの恋愛を真実味あるものにしています。それをじっくり引き出した監督の手腕。そして、映像と音楽もかなり気持ちいい。硬軟取り混ぜた絶妙の選曲です。ロードムービーとして、恋愛映画として、大事にしたい一作になりました。 静かな振動が、心を癒す。
一本の映画が、俳優の眠っていた才能を開眼させる事がある。むろん、眠っていたのは役者ではなく
周囲の状況だったりもするのだろうが、そんな映画との良い出会いが観るほうも幸せにしてくれる。
この『ヴァイブレータ』は、正にそんな映画だ。
深夜のコンビ二。みぞれが雪に変わる寒い夜。ワインを買いに来た寺島しのぶ演じる主人公早川玲(寺島しのぶ)の
モノローグで映画は始まる。
6分近いモノローグと、トーキー映画のタイトル字幕の様な心象の見せ方で、グッとこの映画の世界に入り込ませる演出が上手い。
主人公が心の声に悩まされるルポライターと言う設定もあり、この映画には合っている見せ方だと思わせる。
何時からか自分の頭のなかに氾濫する“声”に悩まされ、アルコール依存症と過食・食べ吐きに陥っている31歳のルポライター玲(寺島しのぶ)は、
コンビニでふと見かけた長距離トラック運転手の岡部(大森南朋)に惹かれて関係を持ち、そのまま彼のトラックに乗り込のだった・・・。
二人を乗せて走る2トントラック。大きくも無く小さくも無いそれは、二人の居場所を象徴しているかの様だ。
「オレ、中学もまともに出て無くてサ、シンナーやって、風俗店で女の子の手配とかやってた・・・」「ワタシ、変な声が聞こえるの。
食べ吐きって知ってる?友達の影響で、ワタシもはじめて癖になっちゃった・・・」そんな裸の会話とトラックの静かな振動が、次第にココロを癒して行く。
二人が今までの嘘と思いをゆっくりと吐き出す定食屋のシーンと、突然の吐き気と不安に襲われる玲を岡部が
バスタブで抱きしめるモーテルのシーンが良い。肌を合わせること事から始まった出会いは、トラックの振動に合わせ、
やがて岡部と玲の魂のヴァイブレーションが解け合って一つになる。最後のコンビ二で別れ際に玲が見せる表情は、別人の様に新しいチカラに溢れていた・・・。
新潟までの3日間、72時間のロードムービーのスタイルで、都市に棲む孤独な魂の再生を感じさせる魅力的な映画だ。
監督は東京ゴミ女の『廣木隆一』。芥川賞の候補になった『赤坂真理』の原作を、『荒井晴彦』が見事な脚本に仕上げている。
この映画でその年の映画賞を総なめにした寺島しのぶの演技は勿論見事だが、達也がこの映画を観たいと思ったのは、
トラックの運転手を演じた『大森南朋(なお)』の存在が気になったのだ。と言うのも、4月に劇場で観た『蟲師』の虹朗を演じた
大森の演技が良かった故。出しゃばらず、そこに居ることがココロの癒しになる様な不思議な空気感を持っている。
そう言えば彼のは父は、舞踏集団『大駱駝艦』を主宰する俳優の麿赤児だった。うーむ、赤児の魂、南朋までも(すんません)。
しかしこの映画は、かなりの低予算ながらも作り込みが上手い。効果的に使われるサイドミラーやトラック無線。
カメラワークや音楽のセンスなど、どれを取ってもプロのお仕事を感じさせてくれます。『ヴァイブレータ』と言う
一見過激でキャッチーナなタイトルに引いて、見過ごしていた貴女!◎のお薦めです。
冷え込む日の夜に、ホットレモンでも飲みながら観るのも悪くないかも。
いつも思い返してしまいます 私なりに想う事は、普段の生活のなかでよく思い返す映画は、いい映画だと想う。その時楽しかっただけの娯楽映画もありっていえばありだけど、、、、私はこの映画を普段よく思い返しています。所々チャップリンの最初の映画のころのように、画面が言葉だけになるんだけど、主人公の気持ちを短い文章で現します。それが絶妙!自分をやさしく包んでくれる彼に対する気持ちを
どうしてこのひとはわたしのことわかってるんだろう
と、表現する。この言葉いつも思いかえします。
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