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[ DVD ]
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デジ絵の文法 [DVD]
・okama ・福嶋純一 ・闇野ケンジ
【フジテレビ】
発売日: 2007-06-20
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,416 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,550円〜
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・okama ・福嶋純一 ・闇野ケンジ
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カスタマー平均評価: 4.5
ファングッズとしてなら損はない 一言で言うならば、中身の濃さには正直あまり期待しない方が良いが、ファングッズとしては良い。
正直な話、絵のスキルを動画から学ぶというのであれば、このように変に部分的にピックアップしたDVDを買わなくても、プロ並の(場合によってはプロの)作画工程を記録した動画はたくさんあります。
この商品に興味を持つのですから、動画共有サイトなどで合法的なものがたくさん見れることは、みなさん知っているのではないでしょうか。
ある程度描けるひとがさらにステップアップというには内容が薄く、まったくの初心者には不親切すぎると言えるでしょう。
ただし、それでもプロの作業工程というのは絶対数が少なく、出演するイラストレーターのファンならば買って損はないでしょう。
なぜネット上の動画でよいのかというと、理由はいくつかあります。
1、まず、肝心なイラストレーターの持ち味が生かされた部分がカットされている
2、「目」、「背景」などのテーマでそのイラストレーターが選ばれた意味がわからない
3、そもそもイラストレーターのチョイスがあまりよくない
1、2についてはそのとおり。むしろ淡い色使いや繊細な表情・描線が得意なイラストレーターで背景に着目してみたり、光の表現やリアルな塗りが得意なイラストレーターで目の描き方のみに着目してみたり、まったくわけがわかりません。
当然、その着目点以外のところはカットされているため、イラストレーターの持ち味となる部分もまったく見れません。
テレビ放映されたものも見たことがありますが、DVDに収録するに当たり、もう少しましなチョイスがあったのでは、と思わずにはいられません。
3ですが、もちろん基本的には上手いです。しかし、個人的には「なにもこのテーマでこの人に……」と思ってしまう点もあることは事実です。
テーマによって得意不得意もあるため、あまり言いたくはないことですが……。
ですが、上記のようにファングッズとして考えれば悪くはないです。
イラストレーター本人が出演し、しかも説明までしてくれます。類を見ない画期的な企画だと思います。
わたし個人としてはokamaさんのファンなのですが、本編では少々硬く、持ち味の自由さがあまり発揮されていないと感じましたが、おまけの動画はいかにもokamaさんらしく、伸び伸びとした満足のいくものでした。
自分の目的に合っているかどうかを考えて購入してください。 素晴らしいDVDです! 私は個人的に、Photoshopほど、奥の深いソフトはないと考えております。
初心者でも、あれこれ適当にいじっているうちに、なんとなくそれっぽいものが作れてしまう
反面、熟練者にとっては、あまりの可能性の広さから、深くテクニックを探求していけばいくほど、迷宮に陥ってしまうようになるぐらいの、奥の深すぎるソフトだと、痛感しております。
Photoshopのテクニック本に関して、今まで膨大な数を、むさぼるように勉強してきた私にとっても、
今まで読んできた書籍にはないような、「ああ、こういうやり方もあるのか」と感動させられたDVDでした。
Photoshopは、100人いたとしたら、それぞれ100の全く違ったテクニックが
存在すると思います。
各人に応じて、それぞれの求める表現といったものがあり、Photoopはそれに応じてくれる高い柔軟性・融通性を持っているためです。
私は、アニメ系のイラストは、全く描きませんが、それでも、このDVDは、
Photoshopのテクニックを学ぶための、とても優れたDVDだと感じます。
Photoshopの初心者や、アニメ・マンガ系イラストを描く方以外でも、
中級・上級者の方にも、テクニックを学ぶために活用できると思います。
一見、値段が高いと感じますが、このDVDの内容の濃さからすると、安すぎるぐらいだと
私は、個人的に感じます。
このDVDの内容は、フジテレビのCS放送で長く放送されていたものの様なので、
このシリーズの続編2、3…の発売を、ぜひとも出してもらいたいものだと強く希望します。 目からうろこ ケーブルだと有料チャンネルでしたが、これ見たさだけで契約して見ていました。
DVDが発売されたので、早速購入。これでケーブルを契約しなくて済みます。
フォトショ、ペインター、タブレットも使っているので、勉強になります。
オタク系からアートの領域の作品など、まだまだ放送回数がありますので、
是非、続編を発売して欲しいですね。 CS放送第1シーズン+DVD用撮りおろし!興味のある人はぜひ! CS放送第1シーズンからピックアップしたものをDVD化、
「本編81分+特典映像41分」とボリュームも悪くない。
特典映像は松竜さん以外の4人によるDVD用撮りおろしなので、
CS放送を見ていた人でも楽しめる良い配慮。
また、
特典は放送から1年後に収録なので
制作機器の進化・環境の変化などもちょっとした見所です。
このDVDに興味がある人はほぼ買って損はしないだろうし、
もし登場する5人の絵師のいずれかのファンなら 必ず購入するべきでしょう。 オモシロくてタメになる! よく本などで作業工程が載ってるモノなどありますが、動画でみるとまた違いますね。
ライヴ感というか、手の動きや、作業スピード、はてはコンピューターの動作状況までわかります。
okamaさんのスピードはスゴイ!アレくらい使いこなせたら気持ちイイだろうなー、というような気持ちにまでさせられます。
もう少しこと細かに解説してほしいなあというトコロもありますが、ソコはHow to本で補うのが正解でしょう。
ナレーションやBGMの付け方など、多少の悪ノリ感もあり、楽しく観られます。
パッケージを見て興味を持たれた方はゼヒ!
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[ DVD ]
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秒速5センチメートル 特別限定生産版 DVD-BOX
・水橋研二 ・近藤好美 ・尾上綾華 ・花村怜美
【コミックス・ウェーブ・フィルム】
発売日: 2007-07-19
参考価格: 6,990 円(税込)
販売価格:
中古価格: 5,680円〜
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・水橋研二 ・近藤好美 ・尾上綾華 ・花村怜美 ・新海誠 ・新海誠
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カスタマー平均評価: 4.5
遠く遠くに輝く星 この映画の主役はなんといっても映像でしょう。会話やストーリーは簡潔で、その分映像で全て語っています。全体的には悲しげな雰囲気ですが、小説などで景色の描写がそれを見る人の心境を表すように、この映画全編を通して描かれる美しい景色は、日常のささやかな、けれども確かな『希望』の象徴なのではないでしょうか。
以下ネタばれ。そこで是非とも気づいてほしいのが主人公が追い求めていたもの。踏み切りの向こう側にあったもの。具体的には明里ですが彼女は象徴的な存在です。この映画の一番最初と最後の踏み切りのシーン、わざわざ同じアングルにしてあるのだから当然意味があると思います。最初に小田急が画面いっぱいになったシーンは、ラストの貴樹が踏み切りで振り返ったシーンにつながっているのではないでしょうか。PVでもそうでしたしね。
小学生時代の初恋の人を忘れられず、中学、高校、大学と過去に縛られて生きてきた貴樹(ずっと小田急の向こうにいるはずの明里を見つめる貴樹〔小学生から大人へ〕)・・・年月が過ぎ(小田急が通り過ぎ)大人になった貴樹の目の前に明里の姿はなかった・・・
貴樹が追い求めていたのはもちろん明里です。しかし、文通が途切れ、時が経つうちにいつの間にかそれが具体性を失っていきます。(第一話、彼女を守れるだけの力がほしいと強く思った→第二話、最初のシーンで貴樹が見ているのは明里ではなく遠くの光、→第三話、コンビニに入る前の独白「届かないものに手を触れたくて、それが具体的に何なのか・・・会社を辞めた」)
このように明里への想いは徐々に抽象的になり最後には貴樹ですら何を追い求めていたのか分からないと言っています。これがラストシーンで明里が姿を消した理由ではないでしょうか。ストーリー上で納得いく理由というのは明確に説明されていませんが、それはそもそもこの作品のメインの部分に細かいストーリーが必要ないからだと思います。
そして最後に貴樹が微笑んでいたのは、彼が追い求めていたものが明里という具体的な存在から、なにか大切なもの、想い、に姿は変われど存在していたから。そんな大切な想い(大切な人)をどこかに隠している世界そのものを愛おしく思えるよな気持ちがあったからではないでしょうか。
それこそがこの映画の根底にあるもの、全編に散りばめられた美しい世界の、微かな、けれども確かな希望なのだと思いました。 ストーリーだけなら中途半端な恋愛物語がこれほど心を揺さぶるの理由は、こういったテーマが無意識のうちに伝わってくる作品だからなのではないでしょうか。
最後に小ネタ一覧(想像+小説より)
第一話・・・
踏み切りのシーンのラストとの繋がり
手紙を書いている貴樹の思いは鳥になって明里の元へ
岩舟駅への道中、焦る貴樹の想い→吹雪・半分諦め?疲れ→静かに降る雪
明里との別れのシーン、明里「あなたはきっと大丈夫。」(もう会えない、諦め?)
それに対する貴樹「手紙書くよ。電話も。」(諦めきれない、執着)
鳥は二羽に(二人の当てのない思い)
第二話・・・
冒頭シーン、遠くの太陽?を見つめる貴樹、弓道で遠くの的を真剣な瞳で狙う貴樹(過去への執着心の比喩)
冒頭シーンの景色と後に花苗が紙飛行機を飛ばした場所の景色の構図が同じ、特徴的な木が一本あり、夢の中での太陽?の光は現実には風力発電のライトになっている。心象風景の元?
私は犬じゃなくてよかったなあ(犬のカブが花苗のすぐ横でしっぽ振りまくり)
カブのエンスト(花苗の決心が折れる)
太陽系外探査のロケット(遠く昔の思い出、深遠にあると信じる大切な思いを追い求める貴樹)
打ち上げシーン(ロケットと自分を重ねる貴樹、貴樹はロケットと同じだと思い知った花苗)
ロケットの煙で真っ二つに分けられた空、電線で真っ二つの月(ロケット打ち上げ前と後の花苗の心境の変化)
第三話・・・
探査機が目的地?に到着(貴樹の思いも終着点へ)
明里と貴樹が昔を思い出す(雪と桜の花びらは思い出の象徴、東京の上を飛ぶ二羽の鳥は二人の想い、魂の彷徨)
桜の花びらを握り締める貴樹、特に気にしない明里
映画でみたかったなあ・・・ 決して誰にも晒すことの出来ない”心の聖域” 普段あまりTVもチェックせず、アニメにも疎いのですが、たまたまチャンネルを変えた先で、BSでこの作品が流れていました。
観ているうちに、何か、”こんな映画を待ってたんだ・・・”って感じで、いつの間にか部屋を真っ暗にして、丁寧で心の奥底の一番深く痛い部分にふっと入り込んでくるような隙の無い”映像美”と、主人公の少年と少女の、本当に相手を想うが故の”寡黙さ”と、数少ないながらもやっと言葉を交わすような”危さと緊張感”に、食い入るように見入ってしまいました。
全体のストーリー的には、他の方も書かれている通り、第三話の展開で賛否がわかれるようですが、それを差し引いてもこの作品には、他の膨大で”凡庸な”アニメとは一線を画す決定的な”何か”があります。
”日常”では、とても気恥ずかしくて決して誰にも晒すことの出来ない”心の聖域”は、私達が意識している以上に、自分自身の”日常”を支配してしまっていることだってあります。
そしてそれは、この作品で登場する、穢れを知らぬ”制服を着た中学生”だけに許容される”想い出”だけではないのだとも、私は感じます。
それは、ほんとに小さいようでいて、人によっては全人生をかけた、永遠の命題にすら成り得るのです。
ストーリー云々より、この作者が最もやりたかったことは、無駄の無い”心の聖域”を見せ付けることではなかったのかと思います。
個人的な意見ですが、最終的にこの作品は、一人一人が持っている”心の聖域”の濃淡と強度により、駄作にも成り得るし、稀有の名作にもなると思います。
まさに”人を選ぶ”作品ですね。 テレビで…… 見ました。BS2でやってました。知ってはいませんでした。ただチャンネルを適当にかえてたらふと目にとまっただけで。見入ってしまいました。綺麗な背景。心安らぐ音楽。絶妙な間。と「人」。びっくりしました。こんなアニメ見たの初めてでした。自分は、見終わった後すぐにもう一回見たいと素直におもいました。しかしいろいろ話し足らずなコトもある作品だと思います、あると思いますが、単純に胸が熱くなる映像だったので…買いました。いろいろ言って訳分からないカンジですけど、買って損はないです。これは。距離なんて関係ないってずっと信じてたあの頃…。儚い夢を持ちきれていなかったあの頃……。大人になり、現実に脅かされている今………。あぁ……若返りてぇ。 いろいろ気になる点が・・・ グラフィックがリアルなだけに、天気予報も確かめずに出掛けて雪で遅れ、相手の家族や駅に電話で連絡したりすることも思いつかないあほな少年と、こんな大雪の中、家族に連絡もせず男と畑の納屋で夜を明かすという、親の心配は如何ばかりかと親がかわいそうになる少女、という登場人物の設定で、全く感情移入できませんでした。画面と音楽だけ楽しむ映画、と割り切る必要がありました。 これで本当に終わりなら★1つ なぜならありふれてるから、それに2人の未来が凄く不安。
「きっと大丈夫だよ」ってとてもじゃないが思えなかった。
理由は相互による理解が圧倒的に欠けていて一人一人が勝手に自己解決しているので意思決定としてはかなり脆く感じたため。
再会したら気持ちが再燃するのが目に見えてる。またラストシーンの「あれ」をそのままの印象で受け取るには浅はかだと思う。逃げたように感じるんだよなあ?「あれ」
あくまですれ違った相手が明里であり明里も「もしかして彼かも」と思って振り返っていたとしたらだけど。
もしそうなら電車が過ぎるのを待つと思う。会って笑って話したいなら杞憂だとしても待つ筈だから。
いないのは貴樹を前にして笑って話せることなど到底できないからじゃないかと私は思った。
ただし、上記は仮定ばかりで妄想ととられかねない。しかしこの作品には圧倒的に説明が足りないのだ。受け手に解釈をほぼ丸投げしているといっていい。
またありふれた話を主題としているのならばこの作品の結末も納得できるがそれを理解できるのは似たような経験をした者だけではないだろうか。
他の方の★を多く付けているレビューを見ていても「こういう経験があったと懐かしむ」というものが多い
そういう共感を同志に得てもらうことを目的としてるのならこの映画は成功だとは思うが、そういった経験の無い私には不可解な点が多すぎる。
情感描写だけでは万人に意思を伝えられないと感じた作品
グラフィックもキャラクターの個性も素晴らしいが未完成(未完結か?)と言わざるを得ない。
公開から幾許も経たないがリメイクかもしくは続編を強く希望します。
無ければ星つです。
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[ DVD ]
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー [DVD]
・平野文 ・古川登志夫 ・神谷明 ・島津冴子 ・杉山佳寿子
【東宝ビデオ】
発売日: 2002-09-21
参考価格: 6,300 円(税込)
販売価格:
中古価格: 5,340円〜
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・平野文 ・古川登志夫 ・神谷明 ・島津冴子 ・杉山佳寿子 ・高橋留美子
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カスタマー平均評価: 5
うる星やつらではない 映画としてはなかなか面白い。でも「うる星やつら」では無いという点がある以上、致命的な失敗作である。公開時リアルタイムで見たが、今見ると結構いろいろなところが鼻につく作品でもある。大した話でもないのにやたら観念的に作っているところなど若気の至り的な作品でもある。どこが「うる星やつら」ではないのか?この原作コミックの命であるキャラが違うのだ。赤の他人が仮面をつけて演じているほど違う。ラムは独占欲が強いのだ。それこそがラムなのだ。みんなと楽しく暮らせたらなんて殊勝なことはこれっぽっちも思わないところがラムらしいのだ。その点では前作の方がはるかに「うる星やつら」なのだ。押井守自身もその事に気付いているらしくこれ以降「うる星」との係わりを避けている。だって完全に高橋留美子に負けてるんだもの。高橋留美子が生み出したキャラを自分の掌で動かそうとしたが結局失敗した作品がこれだ。これほどラムが魅力的でない話もないだろう。テレビアニメ版も含め映像化された「るーみっくわーるど」は、いずれも原作の魅力を最大限に引き出せないままだ。
一見映像化しやすそうで実は難しいのが高橋留美子の作品であることをこの映画は証明してしまった。だからオチが「あの人達とは付き合いきれん」なのだ。監督の白旗なの。
不思議な気持ち おそらく保育園の頃にビデオで見たのが最初の出会いだったと思う。その時は幼かったからなのか「普通におもしろい」としか感じなかったが、今になって見てみると、その素晴らしさが理解できるようになった。押井監督の現実と虚構を表した世界観は懐かしいような悲しいような不思議な気持ちになり、作品を見終わったときは暖かさに包まれた。本当に素晴らしく思い出に残る作品になりました。 傑作! 初めてこれを見終えたあと、あまりの衝撃に動けませんでした。
当時の自分が考えていた妄想が映画になってるんですから・・・・
しかも、劇場アニメってこんなものだろうっていう軽い感じで見たものだから
よけいに衝撃を食らいました。
20年近くたった今見ても、まだ面白い。
ストーリーは知ってるのに、謎が少しづつ分かってくるので何回でも飽きずに
みれてしまう。
こんな映画なかなか出会えませんよ。
まさに押井ワールドです。 押井さんが、映画に神スタッフを連れていってしまって、テレビは大変でした。
それだけに今観ても素晴らしいです。しかしテーマは「夢からさめぬ夢」と
「さめたらどうすんの?」という、マンガやアニメ(うる星を含む)の時間に
対する破壊的なものでした。サ〇エさんやドラ〇もんやアン〇ンマンも毎日が
同じ1日の繰り返しって事。声優や視聴者。作者までも、どんどん歳を重ねても
キャラは普遍のまま。「生きてるって?何?虚像は成長しない事で存在価値を
維持する。でも現実に生きる人は成長しなければ存在価値を示すこともない。」
ラストシーンに向けてバクが世界を破壊していく。自分達が関わっている世界を
押井さんが壊す。高橋留美子さんの世界を亀に乗った竜宮城と比喩し現実の時間
にあたるを放り出す・・・。
私の知ってるところでは試写で高橋先生が激怒したそうです。(人づてですが)
その証拠に劇場用ポスターの書き下ろしが存在しません。(無邪気っぽいのは
ありますが、映画版では無くバクも違います)
当時のインタビューでも押井さんが語っていますが「メガネは自分の分身だ」と
表現したい事はメガネを通してしているそうです。
それゆえ原作にはメガネがいません。
結論。これは押井さんの世界観を反映させた作品であり。高橋先生の作品では
ありません。
押井さん色が気に入った方はパトレイバーや攻殻機動隊をどうぞ。
高橋先生らしい作品が観たい方はオンリーユー(1)と完結編をどうぞ。
どちらも素晴らしいクリエーターが作っています。
ビューティフル・ドリーマー うる星のファンなので、DVDを買ったのですが、前半の不気味でミステリアスな所で面白くなってきます。ラムと夢邪鬼の会話で、ラムが夢の話をする所は泣けます。あたるのハーレムの世界で、あたるがラムに対する気持ちが聞けます。一番印象に残るのは、最後の「責任とってね」と「ラム それは夢だよ それは夢だ」のシーンですね。最後のあたるとラムのやりとりも、うる星らしくて良かったです。主題歌「愛のブーメラン」もかなり良いです。見た後に、夢とはこういうものだと共感を持てました。まさにビューティフル・ドリーマー。
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[ DVD ]
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劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール「ディアルガVSパルキアVSダークライ」 [DVD]
・松本梨香; 大谷育江
【メディアファクトリー】
発売日: 2007-12-21
参考価格: 4,179 円(税込)
販売価格: 3,518 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,957円〜
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・松本梨香 ・ 大谷育江
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カスタマー平均評価: 4.5
かっこいい ダークライが最初悪い奴と思っていたら、守っていたんですね。果敢にたちむかっていったり最後は驚きました。 ダークライがとても魅力的! ポケモンの映画ということである程度強いポケモン同士のバトルなどを格好良く見せてその中に上手く主人公サトシ達を織り交ぜていくのだろうと思いながら鑑賞させてもらいましたが今作は結構感動。
話の展開もテンポ良く進みディアルガとパルキアの戦いも派手に描かれていてポケモンバトルも毎年CGなども駆使して格好良く演出してるのですが、今作はなによりも主人公達や町の住人とダークライとのやりとりが話が進むほどに涙を誘うものになっていてストーリーの深さもあったかなと思いました。 大人も楽しめる… この映画は劇場でも見たのですが、子供の誕生日プレゼントとして購入しました。
最近のポケモン映画は大人も楽しめるように画像、内容とも考えられているように思います。 勇気♪ 大人もドキドキさせられる映画。ダークライには感動しました。ポケモンもたくさんいてみんなとバトルしてるのが何か嬉しい。ぜひお子さんと一緒にみて頂きたい!想い出になるような気がします。サラブライトさんの歌もすごく合っていました。必見★勇気あふれる作品になってます。 まっぷたつ 先に書いておきます、この映画は、感想がまっぷたつに分かれると思います。
ダークライに好感がもてるか、もてないかで、全然感想がかわってくると思います。
私の場合は、はじめ見て「ん?」だったのですが、2度目から、やっとこの映画のよさがわかってきました。
ダークライは不器用なポケモンで、会話もまともにできません。
ここから先はネタバレになるので言えませんが…
このダークライに好感が持つことができれば、時間はかかれど映画の世界に深く潜ることができると思います。
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[ DVD ]
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映画ドラえもん のび太の大魔境 [DVD]
・大山のぶ代 ・小原乃梨子 ・肝付兼太 ・たてかべ和也 ・野村道子
【ポニーキャニオン】
発売日: 2001-07-04
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,416 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,280円〜
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・大山のぶ代 ・小原乃梨子 ・肝付兼太 ・たてかべ和也 ・野村道子 ・藤子・F・不二雄
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カスタマー平均評価: 5
これぞドラ映画 この作品は完璧としか言えません。
冒険モノだけあって恐竜との戦いや
立ち塞がる様々な困難や壁を乗り越えて行く
場面など見所がたくさんあります。
それだけに留まらず今回はジャイアンに
スポットを当てているのが印象的です。
いつものワンマンなジャイアン節を
炸裂させながらもシャイな部分や繊細な部分や
不器用な部分など色々な顔が見れます。
個人的にはペコと抱き合いながら泣くシーンが
微笑ましくも感動モノです。
ところどころの小粒ギャグも面白いです。
しずかちゃんの[女よ]というシーンなど。
他にもスネ夫が強気なのも微笑ましい。
竜の騎士でも見られた終盤の伏線の氷解など
がたまりません。
内容もコミック版と若干違うのでコミックと見比べると楽しいです。
26年前の作品なのに今見ても楽しいです。
自信を持ってオススメします。
1日に2回見ても飽きません。 今回の主役はズバリジャイアン 今回特に前半にコメディ要素が多い本作。今回はアフリカが舞台となるのだが、昔観た時、結構子供心に怖かったのを微かに覚えている。あの谷底から聞こえる不気味な音や、不気味な風景など、とにかく三作目にして結構怖かった。それでいて後半は感動的な部分もあり、やはり『『ドラえもんの映画』はこうでなくっちゃ!』という要素がたくさんある。『翼の勇者』あたりより、昔のドラえもん映画の方がダントツだったのは確か。こういう冒険の怖さがあったからドラえもん映画の魅力はいつまでも潰えないと思う。特に本作はジャイアンに描写があてられている。言い出しっぺのジャイアンが最後まで責任を感じるシーンはカッコイイ。正に男の中の男って感じ。映画のいい所はのび太が大活躍するだけでなく、ジャイアンが普段よりいい奴になること。 たかがマンガ、されどドラえもん 長編のドラえもんの、ことさらこの大魔境のような大冒険をどんなに夢焦がれたことだろう。それは今も変わらない、どんな大そうなテーマを含んだ映画も適わない、憧れですね。
大長編ドラ3作目の『大魔境』の主役はジャイアンといっていいです。と、いうとクライマックスで王子を追いかけるカッチョイイジャイアンがクローズアップされがちですが(もちろんそれが一番の見せ所だが)それは物語中でのジャイアンの苦悩や責任からでた行動の一部分に過ぎません。
暴力で何でも解決しようとするジャイアンは、その暴力のせいでみんなを窮地に追いやってしまいます。そのことに責任を感じながらも意地を張ってしまい逆にみんなに当り散らすジャイアン。
どこの世界でも普段が強者であるが故に素直になれない者もいるのです。その結果はしずかちゃんが語ってくれた通り。ジャイアンはジャイアンなりに責任を感じ、それを果たそうとしたんですね。それが他の4人を影響させた。感動的なシーンです。
『通常の世界から別離された土地で、人類とは別の進化をたどった』という感じのフレーズは「大魔境」以降の大長編シリーズで、ある意味パターン化されていきましたが、その最初が『犬』というのがなんとも斬新でおもしろいし、なんか子供心に「ありえそう」で興味深いものでした。
物語自体はさることながら、王子やジャイアン、のび太など、各キャラクターの境遇・心理に心を寄せながら観てもらいたい作品。
(個人的に好きなところは、最後にどこでもドアのすき間からジャイアンが王子に励ましの言葉を投げかけるところ。主人公であるのび太の後です。) ジャイアンとスネ夫アミーゴ ジャイアンが一人で敵陣に進んでいくところで、ほかの四人も後からついていくのですが、スネ夫が最後に照れながらひょっこり出てくるところが好きです。実にスネ夫らしい…そんなスネ夫を見てジャイアンも涙します。
やっぱりジャイアンとスネ夫は二人で一つ、地元じゃ負け知らずなんだなと思いました。 やはり面白い にしても、このシリーズのパッケージはどうにかならんのかね? 当時を懐かしんで購入する人にとっては、劇場公開時のポスターの絵のほうが、クオリティも高く、ずっといいと思うんですが。
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[ DVD ]
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幻魔大戦 [DVD]
・美輪明宏 ・小山茉美 ・原田知世 ・池田昌子 ・古谷徹
【角川エンタテインメント】
発売日: 2008-04-25
参考価格: 3,465 円(税込)
販売価格: 2,969 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,750円〜
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・美輪明宏 ・小山茉美 ・原田知世 ・池田昌子 ・古谷徹
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カスタマー平均評価: 4
う?ん… 原作や上映当時を知らない者からのレビューです。
一つ一つの瓦礫や岩が描き込むような丁寧さや、映像の演出表現のこだわりは観ていて面白いと思いました。しかし、セリフが文章を読んでいるような言いまわしであることや、不必要とも思えるシーンやカット割が多かったり、動きに対する力の入れ具合とストーリーの軽さがちぐはぐな印象を受けました。そして、大友が描く女の子が感情移入しにくい造形なのも残念です。
2時間は長すぎる気がしました。 質感表現、感情表現 今の粗製乱造アニメよりはかなり丁寧に作られている職人技。
これはどんなに古くなっても価値がさがらないだろう。(昔の東映アニメ映画のように)
CGを使っていなくてもかなりの表現ができることを証明している。
ベガと姫が丈を覚醒させるため追い詰めるシーンの超能力表現。
炎の竜が凍りつくところ。
ラストで戦士たちが輪になって登っていく表現。
やたら現実的生活感丸出しな表現(大友の趣味か)
丈のお姉さんが襲われるとろが少年の私にはちょっとエロかったWWW 再販歓迎その2(笑) こういう風にアニメ作品が安くなって再発されるのはいいことだ。
まあ、ブルーレイになってまた発売されるかもしれないけど。
で、この作品。
当時は映画界の風雲児:角川映画初のアニメ作品ということでなかなか盛り上がっていた。
劇場も結構席が埋まっていた。
大友克弘のキャラ、当時の新宿を徹底的に再現した背景、キースエマーソンによる
主題歌、豪華な声優陣、と話題も豊富。りんたろうの演出も相変わらずいい。
まあ、あれで幻魔が滅びたわけじゃないけど、まずまず面白い。
リアル世代にはウケがいいかもしれないけど、正直イマドキの若者はどういう感想
を持つのか知りたいナ。 サービス精神溢れるエンターテイメント作品 ワンカットごとの絵の美しさは、りんたろう監督作品の特徴でしょうか。構図、色調、背景の音、全てにこだわりを感じます。さらに青木望氏の音楽が素晴らしいです。劇場用作品らしいスケールの大きさ、そして絵とのバランスに対する考慮も感じるBGMとしての職人技。
声優陣も江守徹、古谷徹、池田昌子等々豪華絢爛で楽しめました。
サービス精神溢れるエンターテイメント作品です。 再販歓迎 再販歓迎です。初期の漫画を基に描いています。上映した時代の雰囲気もあり、見ていただきたい作品です。レーザーディスクも持っています。
大きなヘッドホンでカセットテープを聞いているシーンは、懐かしく思います。
「姉さんね。遠い昔の前世から丈の事何でも分かっている気がするのもちろん来世も」のセリフは小説を読んでいる人には、うれしいですね。見直すと大事に作られていることが分かると思います。
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[ DVD ]
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名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌【初回生産限定盤】 [DVD]
・高山みなみ ・山崎和佳奈 ・神谷明 ・茶風林
【小学館】
発売日: 2006-12-13
参考価格: 7,350 円(税込)
販売価格: 6,290 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,291円〜
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・高山みなみ ・山崎和佳奈 ・神谷明 ・茶風林 ・青山剛昌
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カスタマー平均評価: 4
映画としては良いけどキャッチコピーが… 『映画10周年記念超大作はオールスター登場!! 』というキャッチコピーにかなり期待しましたが…実際は、本題に全然出てこないキャラが多すぎてガッカリしました。ハッキリ言って、キャッチコピーのミスだと思います。ただ、映画としては面白く、手に汗握る展開にいつもどおりよく伏線もはっていて楽しめました。特にコナンと平次の名コンビぶりが素晴らしい!キャッチコピーを『コナンと平次の名コンビ』という内容にしていたら、満点です。映画の内容は☆五つ、キャッチコピーは☆一つ間をとって、☆三つにしました。期待を裏切らないキャッチコピーを付けてほしいです。 ピークを過ぎたか? 劇場版のDVDは全て持っており、1?5作までは何度も見たが、それ以降の作品は後のものほど繰り返し見た回数が少ない。
少なくとも最近の劇場版に関しては、物語の構想・トリック・謎解きのレベルがどんどん低下しているような気がする。 まあ全体としてみれば コナン映画の中では割合好きな作品です。
個人的にすごく惜しかったのが、予告の時点でIDに爆弾内臓されてるのを知っちゃった事、かな。あれ、知らなければ結構驚いたと思うんだけど。
いつでも1番に蘭のことを考えるコナン、大好き!まあ、それに付き合わされる哀ちゃんはフクザツでしょーねぇ(苦笑)。
ストーリーとしてはテンポもよくて、一難去ったらまた一難な展開がいいです。ただ、人物相関のわからなさ加減が微妙(3回ぐらい観ないと整理できなかった・・・)これといってトリックもないし。
あと、コナンの柱の1つであるラブがない!!これは痛いです。
あと、10周年ってことであちこち隠れキャラを出してたようですが、見つけるの面倒い・・・(こんなこと言っちゃダメかなぁ?)
そんなわけで☆4つです。 刑事ドラマを彷彿とさせたアクション 映画を見に行く前に、柏原氏と別の方との共同脚本だだった「まだまだあぶない刑事」のDVDを見たのだが、アクションもシチューションもそれとほとんど同じでした。
ですが、その要素をアニメに取り入れるという発送自体、考えもつかなかったので、かえって新鮮でした。
しかも、解決するのが、刑事ではなく、コナンたちというのも面白かったです。
コナンの映画の中でも良作♪ コレも爆弾ネタなんですが、コナンの映画の中では良作に思えます。一番好きなのは迷宮の十字路なんですけどね。
ある人物から、なんらかの事件を解いて欲しいと言うことで、ミラクルランドというアトラクションパークに来たコナン一行。一定の条件を満たすと爆発するIDを付けられてしまう。といったカンジの話ですか。
推理も面白かったですけど、ハラハラドキドキの展開ですね。
特にラストの、爆発寸前のところでパスワードを解くイベントはハラハラしました。果たしてパスワードを解いて爆弾を解除する事が出来るのか!?
「いやいや、主人公が死ぬワケ無ェんだよ!」と言いながらもドキドキでした。
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[ DVD ]
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映画ドラえもん のび太と雲の王国 [DVD]
・大山のぶ代
【ポニーキャニオン】
発売日: 2003-03-19
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,416 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,998円〜
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・大山のぶ代 ・藤子・F・不二雄 ・藤子・F・不二雄
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カスタマー平均評価: 4.5
名作です アニメーションといえど、人間に訴える不思議な力をもっている。のび太や友達を含め、彼らの発言には人間のエゴを感じる。例えば、王国建築に2年かかると言われたときののび太の反応。「便利なものを更に便利に」人間の本能であるので、否定はできない。しかし、我々が環境を含む自然と真に向き合う際にこの名作は参考になる。この作品を批判するのは構わない。それがあってこその民主主義だ。しかし、子供に影響があると考えるのは大袈裟だ。自分も子供のときに見たが、理解ができなかった。子供が時空の転換(ママがいじった時差転換装置)、ノアの方舟、云々を理解するのは難しい。私は理解できなかったという意味で子供のとき、この名作が大嫌いだった。今この作品を見直して良かった。ちなみに主題歌も素晴らしかった。 環境問題に関する見せ方がやや「あざとい」と感じられてしまうのが難点。 なんか初期の大長編ドラを除くと、やたらと評価人数が多いが・・・たまたま公開された年代と合う論客が多いだけなんでしょうか?
大長編中では珍しく「好き」と「嫌い」に評価が分かれる作品だ。
「竜の騎士」と展開が似ていると思うのですよ。
ドラたちが別世界に楽園を創ろうとする→実はもう高度な文明を持った先住者がいました(笑)
→先住者は地上の人類を「止むを得ない理由」から排除しようと計画していた→
それを知ったドラたちと、阻止しようとする争いに。
・・・ってのが大まかな流れだけど、ゲストキャラも男女2人組でやはり「竜の騎士」とかぶる。
ただ「竜の騎士」と違うのは、「環境保護」のテーマが露骨なほどに前面に押し出されていることだ。
原作に登場した「キー坊」や「ドンジャラ村のホイ君」たちを登場させる演出は、全く関係が無いかのように取られているドラの「日常シリーズ」と「大長編」とが、実はちゃんとリンクした1つの時間軸上のお話だということを確認させる意味では、有効だと思います。
ただ、前述のゲストキャラたちとの絡みのエピソードについて「視聴者側が知っていないと」余り意味が無いのは一長一短だったかな・・・とも考えたり。(↑ドラファンなら知っていて然るべきだろう・・・という製作者側の意図も理解出来なくはないが。)
「竜の騎士」の地底人たちと同じく、天上人たちもホントの意味では「悪人」ではない。
むしろ、密猟者の4人組のほうが「悪人」というならば適当で、裁判で象に自らの罪を責められて縮こまっても、全く反省の色なくしてさらなる悪事を働こうとしているし。
故障していたドラが突然直るのは余りにも「ご都合主義」。だって直る理由付けが無いし。
せめて、ミニドラに修理させるとか、ドラミちゃんを未来から呼ぶとかしなさいよ、と言いたい。
(あ・・・この当時はまだ「ミニドラ」の存在自体が無かったのかな・・・?)
天上界消滅を阻止したのは・・・なんと原因を作ったことに責任を感じたドラの特攻!
こんな解決の仕方ってありですか?・・・ってくらいに一気に事件が解決に向かって動く様は正に「大逆転」の言葉が相応しいとは思うが、なんかドラの必死さが「コミカル(喜劇的)」に見えてしまうのですよね・・・。なぜだろう?
ただ、今までのシリーズ考えると、この大ピンチでは安直にドラミちゃんが未来から助けに来るというパターンだったと思うから、それをやらなくなっただけでも印象はかなり違ってきます。
それにしても「環境保護」のテーマの見せ方が「あざと過ぎます」。
特にラストシーンでのドラがアップになって仲間たちに言う「地球を大切にしなけゃね」みたいなセリフ。
あれは、間違いなく「視聴者に対して言った」セリフで、のび太やジャイアンたちに対して言ったセリフではないでしょう。
劇中では、ドラたちはあくまで実際に「その世界に存在している」ということになっているのですから、あのセリフでドラたちが「作品の虚構の世界の中だけの存在で、自分の与えられた役どころを演じているのだ」ということが、視聴者側に伝わってしまったのは痛すぎる。
後のシリーズの「銀河超特急」でも、ジャイアンがのび太に対して「(のび太は)映画だとカッコよくなるなあ」なんてことを言わせていましたが、そういうことをキャラに喋らせるのは視聴者側が作品の世界に浸る上で「余計なお世話」だと思います
非常に好き嫌いの分かれる作品 まずこのレビューのタイトルについて率直に言えば、私は小さい頃からこの映画は嫌いな側でした。
何故なら、F先生の考えるところの理想が私の理想とは合致しないからです。
そこが上手くハマる方々にとっては、この上ない名作であることは間違いないでしょう。
ドラえもん映画の中には毎回、単なる冒険やスペクタクルなどとは別に必ずF氏の子供、いや世の中に対するメッセージが盛り込まれています。本作はそのメッセージが別の作品と比べると実にハッキリと、露骨にストーリーの中に組み込まれています。これが小さい頃の私には、かなり極端な例えではありますが、まるで宗教の勧誘ビデオのように映りました。ロマンに溢れた序盤やドラえもんが故障するハラハラする展開などはとても好きだった作品であったため、その説教じみたメッセージ部分が幼心に余計に苦痛でした。
今改めて客観的に見てみると、相変わらず好きにはなれないものの、他の方々が既にレビューで仰っているような、大人になってみて初めてわかる現実の社会の風刺がたくさん盛り込まれている点は、とても楽しめました。また、いくら大きな問題であっても、一人ひとりが心がけてコツコツとやっていけば…という、F先生がこの作品に込めた最も素朴なメッセージだけは十分に受け取れました。そして何にしても主題歌が素晴らしい。ラストにあの歌が流れただけで、何だかとても良い映画を見た気分になってしまうというものです。 子供に見せるべきだよ 子供に見せたくないとか言ってる人は深く考えすぎ。「どんなに心がけると言っても環境破壊のスピードが遥かに早い」「失業者の嵐」いやいやいやいや...それは違うだろ。環境を大切にしなくちゃいけないって思うこと、1人1人が小さなことを積み重ねていくしかないってこと、生きていくうえでそれを意識するかしないか、これを小さな子供がこれに観て意識する子供に育ってくれたらそれでいいんじゃないですか?または親もこれを観て気づかされるケースだってあるでしょう。メッセージ性があっていい映画だと思います。本来映画ってのはこうあるべきものじゃないかなって思いますよーエコですエコ! 子供の成長に悪影響を与える!純粋な子供ほど特に。 天空人が環境破壊を行なう地上人に対し、「ノア計画」という、「大雨で地上人の文化を全て洗いながす」という作戦を実行しようとする作品。(地上の生物はあらかじめ保護したうえで) この作品に関わらず、子供むけの漫画やアニメや特撮で、「愚かな人間どもめ」等と言って、人間のとどまることをしらぬ環境破壊の状況を見せつけ、人間を攻撃するキャラクターがでてきます。で、そんなキャラクターを「人間も環境破壊について、意識して取組んでいる人々がふえています。例えばこういう形で……」と、説得するキャラクターがでてきて、最後は、視聴者に「今からでも遅くありません、環境保護に取り組まなきゃいけないよ」メッセージを残して完。自分はこのテのお話が大嫌いです。どう考えても人間が極悪者にしか見えないから。どう、人間が環境保護に取組んでいる、とフォローしても現状はその人間の取組みに対して環境が破壊されているスピードのほうが比較にならぬほど強大だから。日本は民主主義国だ。本気で環境を保護しようとすれば、多くの人々が職を失い、のたれ死ぬことになります。少し考えれば分かることです。それができないから、この調子でいけば何らかの形で自然が人間に逆襲してくるだろう。実際、人間は自然の逆襲が始まった後でしか、まともに環境保護になんか取り組まないと思う。物事の善悪の形成中の子供達には、見せたくはない作品。人間があまりにも悪者に描かれ、人間をフォローする側の発言が余りにも弱く、説得力が無いのは、今の世界の環境問題のそれを見れば明らかだ。純粋な子供ほど、この作品をきっかけにして、人間嫌いになる。そう思えて仕方ないのだ。優しい人間はたくさんたくさんいます。どうか、こういった作品を見て、人間を嫌いにならないでほしい。自分以外の気持ちを思いやることの出来る人はたくさんいます。
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[ Blu-ray ]
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機動警察パトレイバー2 the Movie [Blu-ray]
・冨永みーな ・古川登志夫 ・大林隆介 ・榊原良子 ・根津甚八
【バンダイビジュアル】
発売日: 2008-07-25
参考価格: 8,190 円(税込)
販売価格: 6,240 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 5,478円〜
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・冨永みーな ・古川登志夫 ・大林隆介 ・榊原良子 ・根津甚八
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カスタマー平均評価: 3.5
BDを買ってみて BD作品は、高画質を謳った宣伝が多いと思いますが
BDを買って判る事は、その高音質さです。
当然、その画質は素晴らしいのですが、
このクリアな音声などはそれ以上に感動してしまいます
今までよく聞き取れなかったような台詞が、はっきりと判り、
細かなSEの表現など、音響スタッフが伝えたかったイメージが
BDによってようやく家庭環境でも再現できるようになったという感じです。
確かにアンプやスピーカーを用意しなければならないという、敷居の高さはありますが
ストーリー終盤の後藤隊長のつぶやきを、ぜひ堪能くださいw Blu-ray版 Blu-ray版を観て思ったのは明らかにDVD版とは比べものにならないぐらいセル画の色がクリアーで綺麗ですね今観ても本当に色褪せてないですそんな感じです観たことがない人はえっこれが17年前の映画?新作の映画じゃないのと思ってしまうと思いますそのぐらい僕にはインパクトがありました。Blu-rayになってセル画本来の色が出せると他の作品で技術者が言ってましたがまさにその通りですねいつまでも世代を超えて伝えたい作品です次に新しいメディアが出たとしたらどうなってしまうのだろうと思ってしまいます 声優さんが替わってます。 今回、私が期待したのは当然音声の質と画質なわけですが。画質は案の定クッキリでした。薄暗かった最後のトンネル内での決闘シーンはどういう感じになるのかと期待しましたが、迫力度は思ったほどではなかったです・・・。これは人それぞれですかね。
再生の標準音質はTrueHDなんですが、あるシーンに入るBGMが入ってなかったりして、かなり編集されてますね。ちょっとイジクリすぎです。
残念だったのは音質じゃなくて音声。南雲さんの同僚、航空指令、管制塔のスタッフ・・・これら一般人役の声優が様変わり。あの地味な声がこの映画に合っていたのにアニメっぽい声に変わっていてガックリ。TrueHDバージョン、僕は微妙です。一応当時の音声バージョンもあるのでご心配なく。 ファンなら買い増しでも満足 Blurayということで発色なども向上しているので、
ハイビジョンTVでなくとも画質の向上が認められます。
音質の向上も認められるので、
通信が交錯している状況でもきちんとそれぞれを聴き取れます。
以前からのファンでも新しい発見が出来るかもしれません。
なんと、英語吹き替えも入ってます。
結構ハマってますので、必聴! すでにLDとDVDであるのに、いまさら 下取りして安値で交換しろとは言わないが、3度も買うネタではない。
激烈ファンには悪いが、もう彼らの時代はDVD映像で終わった。
次の世代が作った映像を、ブルーレイで買わせて頂きます。
まだ見た事もない、という方には、絶対に買って見ろ!と言いたい。
セル画アニメの真骨頂が、ここにある。
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[ DVD ]
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劇場版「空の境界」 俯瞰風景 【完全生産限定版】 [DVD]
・坂本真綾 ・鈴村健一
【アニプレックス】
発売日: 2008-05-21
参考価格: 7,875 円(税込)
販売価格:
中古価格: 4,668円〜
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・坂本真綾 ・鈴村健一
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カスタマー平均評価: 4
甲殻機動隊やエヴァの影響が見え隠れする 原作小説は一切読んだことはありません。
カット割りにエヴァのシーンがダブりました。
冒頭の式の瞬き。綾波レイ?
人と人形の境界について語るシーンに甲殻機動隊の哲学に似たものを感じました。
オリジナルな所を感じたのは作品全体を通した静謐な空間。
息を呑む廃ビルの美しさ。式の瞬殺アクション。
時系列順でないことや、難解な用語が出てくるので一般向けではないかも知れませんが
僕はファンになりました。エヴァや甲殻好きなら是非お勧め! 美しすぎる画に感動 世界観が酷似しているため『真月譚 月姫』のように黒歴史になるかと最初はヒヤヒヤしましたが、TYPE-MOON作品として映像化に成功した唯一の例だと思います。 作画に関しては、冒頭の式の目が映った時点でとてもきめ細かく表現されていた事に驚かされました。 全体を通して見ても、今までのTYPE-MOON作品とは比べ物にならないくらい鮮やかかつ丁寧に描写されていると思います。 巫条ビルでの戦闘シーンはもちろん、何気ない日常の風景もとてもリアルに表現されていました。 特に橙子が俯瞰の視界について語っている時の映像は圧巻でした。 また、時間にするとわずかですが、式の直死の魔眼が発動したときの眼はとても綺麗な蒼で吸い込まれそうでした。 ただ、所々キャラの表情に少し変に感じるところがあったのが残念でした。 内容的には、やはり奈須きのこの作品らしさか、原作を読んでから劇場版を観たほうがいいと思います。 第一章『俯瞰風景』の内容は、時系列的には全七章のうち四番目にあたる作品なので、原作を読んでいない人には理解できない場面も多々あると思いますが、劇場で全七章を観れば理解できると思います。 個人的にはDVDを全部買って時系列を追うように『殺人考察(前)』、『伽藍の洞』、『痛覚残留』、『俯瞰風景』、『矛盾螺旋』、『忘却録音』、『殺人考察(後)』と見直せば、『空の境界』という名作をより深く感じる事ができると思います。 今作品内の時系列的には原作より劇場版のほうが分かりやすくなっていると感じました。声優陣は両儀式役に声優としてはもちろん、歌手としても好評のある坂本真綾や、黒桐幹也役に『真月譚 月姫』では幹也に瓜二つの遠野志貴を演じていた鈴村健一などが起用されたため、すぐ作品に馴染めました。 この作品の出来を第七章まで保っていければ原作同様、『空の境界』は歴史的傑作になるに違いないと断言できます。 映像化による利点・欠点 全体としては、期待していたより、よくもなく、悪くもなく。まあこんなもんかという感じだった。
まず、アニメ化としての出来、言い換えればアニメ自体の出来について。
よいと思う。作画、キャラクターの動き、背景、アクションなどとくに不満はない。しいて言えば、もともと50分という短い時間であるにもかかわらず、冗長な説明をする必要のためにその間をもたせるのに一枚絵を頻繁に使っており、手抜きとも思える部分がいくつかあったことが不満である。
しかし、いかにヌルヌル動くか≠アニメの出来である点を考えれば、評価は一気に下がる。
欠点その一。
私にとって、原作は全体を通して見れば嫌いである。が、俯瞰風景の最後の「君は××なんだから」という叙述トリックとでもいうべき部分には少なからず驚かされ、面白いと思えた。
ゆえに、その驚きが映像化によってまったく損なわれてしまったことは非常に残念である。初見の人でも別にあのセリフにどんな意味があったかなどと特に感慨を抱くことはできないつくりにならざるを得ないと思われる。
欠点その二。
原作未読でも楽しめるという人もいるが、それはさすがに無理だと思う。あまりにも日常の言葉、思考とはかけ離れたやりとりや、起承転結のあいまいな展開には、あきらかに一見様お断りを意識して作ってあることが透けて見える。作中の幹也のセリフ「話が見えないんですが・・・」というセリフに共感した人は少なくないように想像される。
欠点その三。
高価であるということ。商法自体の問題であり、作品自体の評価とは異なるが・・・
利点。
音楽がよい。動きがよい。
なんというか、よくも悪くも原作好き、奈須きのこ好き、TYPE-MOON好きという人向けのアニメ化だなあと。絶対に一般向け、大人向けとかではない。当然だが。 原作抜きでも楽しめる作品 原作を知らない人でも十分その世界観に浸れる。
躍動感溢れるアクションパートと静かに進むトークパートのメリハリも十分といえる。
それは美しい映像とそれに負けないだけの音楽を備えているからである。
丁寧な作りの為だからこそ最後まで飽きずに見ることができる作品だ。
上質な大人向けのアニメ、そういえる数少ない一作だろう。
しかしながらそういう志向がある分、暴力表現に嫌悪感を抱く方には奨められない。
また前述の通り音楽も重要な要素なのである。
そのため、ある程度音響設備が整っていないとやや味気ない印象になってしまう。
ヘッドフォンを用いるとだいぶましになるので参考までに。
Victor [HP-RX500] インドア用密閉型ステレオヘッドホン 良作ですが・・・ 映像化するのは難しい作品なんだと思います。小説は文字だけなので、表現の仕方で
読者を騙せるというか、気づかせないトリックが使える部分があるのですが、映像にされると
はっきりわかっちゃうというか・・・
例えば、主人公の性別も原作の「俯瞰風景」では最初明確にされてなくて、最後に
あっそうなの?という驚きがあったんです。文字だけだからこそ、できる手法ですよね。
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