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[ 単行本 ]
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ピンクの秘密
・野村 順一 ・中村 充
【文藝春秋】
発売日: 2008-03
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 613円〜
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・野村 順一 ・中村 充
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カスタマー平均評価: 5
新鮮な視点 写真が本当に素敵です。
日本は自然、プロダクトともにピンクが豊かにある国だと思いました。
いろいろなモノを見るとき、ピンクに注目してみるようになりました。
やっぱりピンクはハッピーな色ですね。 ピンクの効果 表紙に惹かれて購入したのですが、ページを開く毎に現れる写真がとても綺麗で、可愛らしくて…
思わず魅入っていると、いつの間にか気持ちが華やいで、心まで軽やかになっていた事に気付きました。
後に読んだ本文で、そのことに納得がいった次第です。
色って不思議ですね。 ピンク色の写真集♪ 目を引くのが表紙の飴の写真。
ぱらぱらとめくってみると世の中には、こんなにいろいろなピンクがあったのね、
と感心する綺麗な写真ばかり。
おいしそうなピンクやとろけそうなピンク・・・
さまざまなピンクが登場します。
気持ちがほぐれる、ピンク色の写真集といった感じです。
写真の間に、ピンク色の効力やその使い方のヒントがやさしい文で書かれている
のでさらりと読めます。難しい色彩論ではないけれど、ちょっとした知識が得ら
れて楽しいです。
周囲の素敵なピンク色を再発見するきっかけにもなるかもしれません。
自分へのプレゼントにも、お友達へのプレゼントにもお薦めの本です。
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[ 単行本 ]
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カラーイメージスケール
・小林 重順
【講談社】
発売日: 2001-11
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
Amazonポイント: 17 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,079円〜
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・小林 重順
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カスタマー平均評価: 3
色から喚起されるイメージを区分。 この本は、様々な"色"を実際に使用する際にどう配色したらよいかの見本集です。
様々な色、全130色を三つの軸(暖色―寒色、ハード―ソフト、清色―濁色)によって評価し、それぞれの"色"の与えるイメージを(ファッション関係の言葉で)分類し、体系化を行っています。
どの色並びがどういう効果を与えるのかについて、三色並べたイメージ見本を全130色について、各色9種類づつ挙げてくれています。
オーソドックスな色から、割と使い方に困るような色まで、代表的な配色を挙げ、「つつましい」とか「なごやかな」とか、一言"言葉のイメージ"を添えてくれているので、使い良いです。
また、現代に住む日本人にとってどんな心理作用を与えるか、薀蓄が12行、ページ下段に書かれています。深い内容ではないですが、これも、色によっては面白いです。「茶ねずみ」「暗灰色」とかが面白い。例えば「紫」だと下のような感じ。
「紫は、盆地のような日が翳りやすい所で、よく見られる色相である。それは、清色的な青に対し、最も濁色みを感じるしきそうだからである。この色 相のVトーンは鮮やかで艶やか。不思議に、人の情感を魅了する色だ。派手なので、優雅さを欠くがR、RPなどと合わせると、情熱的でゴージャス。ゴールド とも合う。トーンを調整すれば、豪華になりすぎず、妙味も生じる。G.BGを加えると、個性的な雰囲気が表現できる」
インテリアやファッション、工業デザインでの使用頻度も星の数で示してあります。また、色ごとに、マンセル値とRGB値が付いています。YMCK値は付いていません。
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薄い割に定価高めで、本屋さんで手にとっても、そのまま、そっと棚に戻してしまいそうな本。でも、色に興味がある方なら、買って損はないと思います。
特殊な例ですが、自分の場合、原色顔料の組み合わせから、色を作って、これを工芸材料の原料にするような仕事をしていたせいか、一色一色が、とてもかわいらしく見えました。どんな色でも大切にしてあげたい。そう思うので、こういった本があるのは、非常にうれしいです。
広告プランナーにおすすめ イメージを理論で表現できる本。 コンセプトを即、配色に変換できるので、広告代理店などの人は持っていると使えると思います。ホームページ作成の仕事をしている人にも良いのでは。 プレゼン資料の配色に最適 プレゼンテーションは回数を重ねていくごとに上達していきます。 そうすると、そのデザインにも凝りたくなってくるのが自然のサガ。ということで、とりあえず配色用にコレを使ってます。 実際のモニター表示色とはズレがありますが、私にはそれはそんなに問題ではありません。 この本のうれしいところは、 何と言っても配色ごとの「洗練された」「理知的な」などの組み合わせのイメージを示してくれているところ。 もちろんRGBも表示してくれてます。てなことで、かなり重宝してます。 家の模様替えをしましょうか この種の本の中では色の狂いは大きい方だが、 この本の主目的を考えればそれは瑣末なことといえる。 服飾、建設など色彩調和を考える場合に参考になるかもしれないが、 基本を充分に運用出来るようになることが先で、 入門に用いるべきではなかろう。 総合的に見れば一定の評価を与えられると思う。 プレゼン資料作成のツールとして 専門外の本ですが、「これは使える!」と思って買いました。 顧客に対して色々な場面プレゼンを実施する機会が多く、プレゼン資料を作成するのに使えると感じました。 専門知識がなくても3色の組み合あわせパターンに対して「革新的な」「清楚な」「生き生きとした」といった感覚的なイメージの表現が着いています。このイメージを手がかりに、プレゼン全体で伝えたいことの性質に応じて配色を使い分けていくと、なんだかより説得力のあるものができてきたように感じています。
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[ 単行本 ]
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配色アイデアミニ帳
・石田 恭嗣
【エムディエヌコーポレーション】
発売日: 2003-12
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 361円〜
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・石田 恭嗣
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カスタマー平均評価: 5
プロフェッショナルからホビーユーザーまで。 以前の配色アイディア見本帳より、内容がコンパクトになった分持ち歩きもしやすくていいです。 見やすいカラーチップと、そのまま使える配色アイディアがたくさん載っています。
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[ 単行本 ]
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トミヤママチコのカラー診断講座〈2〉役に立つパーソナルカラー (トミヤママチコのカラー診断講座 (2))
・トミヤマ マチコ
【学習研究社】
発売日: 2005-11
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 2,100 円(税込)
Amazonポイント: 21 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,599円〜
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・トミヤマ マチコ
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カスタマー平均評価: 4
色の三属性が顔色に与える影響 色彩技能パーソナルカラー検定の教科書としてだけでなく、
パーソナルカラーを仕事にされている方もまだお読みでなければ、是非ご一読を!。
似合う、似合いにくいを決めるのはドレープではなく、
カラーリストが見た「色」が大切だということがよくわかります。
特に色の三属性「色相」「明度」「彩度」、
そして色の「清・濁」が顔色に与える影響については
とてもわかりやすいです。 具体例があり、分かりやすい著書です。 こちらの本は、姉妹本の「はじめてのパーソナルカラー」で基本を習得した人のために書かれています。両方とも、パーソナルカラー検定の認定テキストになっており、こちらの本はより上級の方向けなので、プロを目指す方用ともいえるでしょう。
春・夏・秋・冬のそれぞれのタイプの人がどういう特徴を持っているか、それぞれのタイプの人のコーディネート方法などにページ数が割かれていて、おそらくどのパーソナルカラーの本よりも詳しいです。この本の特徴は、単に人の印象から春・夏・秋・冬と分けるだけでなく、その人に最も合う明度・彩度・色相から春・夏・秋・冬を当てはめるという方法なので、論理的です。
ただ、プロを目指す方を想定している割に、自己診断のページがある等、いまいち対象の読者が絞りきれていない点と、姉妹本と前後する箇所がある点が☆-1です。
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[ 単行本 ]
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決定版 色の名前507―JIS規格の269色を含む日本の色と外国の色由来、おもしろ話からデータまで (主婦の友ベストBOOKS)
・福田 邦夫
【主婦の友社】
発売日: 2006-06-01
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,625 円(税込)
Amazonポイント: 26 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,995円〜
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・福田 邦夫
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カスタマー平均評価: 5
色見本がそのまま本になったような感じ 学生時代に使っていた、リングで留めてある「色見本」が、そのまま本になったような感じです。
ページの端っこに色見本があるので、服などに寄せて色を確認することが出来ます。
生地、Web、印刷、雑貨などに、幅広く使えて便利です。
色数がとても多いので、載っていなくて困るということはほとんどありません。
ただし、色名は和洋新旧様々ですので、これは「錆色」だと分かったとしても「すてきな錆色です」とは言えず、似た色名を選ぶことはあります。これは、知らずに言うよりは断然よいと思います。
カラーバランスはCMYBの数値で載っていますので、色を作成したいときにも便利です。
文章ですが、いわゆる用語辞典よりも少し情緒的で豊かな感じです。短い文章の中に色の発祥や国名など豊富なデータが詰め込まれています(読みやすい縦書き)。
色の名前は曖昧なものが多いそうで、本来の色の見本の横に、巷ではもっと濃い色を指す、などと補足されています。
使いやすい色見本が欲しい、幅広く様々な分野に使いたい、という方におすすめです。
和服を着る方に特におすすめ ページを開くと上段と下段に分かれていてページ端に色のサンプル、
中央に解説が書かれています。(見開きに左右合計4色の解説がある状態)
私は和服が好きなのですが、手持ちの着物にどういった帯締や帯揚げを合わせれば
良いのか迷ったときはこの本を開いて色見本の部分をあてがうと失敗が少ないです。
色名がわかっているのにどういう色かわからない場合は、
巻末の索引から五十音順で検索することもできます。
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[ 新書 ]
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家紋を探る―遊び心と和のデザイン (平凡社新書)
・森本 景一
【平凡社】
発売日: 2009-01
参考価格: 798 円(税込)
販売価格: 798 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 400円〜
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・森本 景一
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カスタマー平均評価: 4.5
追い求める楽しさ この本は他の家紋関連書籍とはちょっと違います。
家紋の解説や使用家などの説明の本ではありません。
その意匠、デザインに注目し、著者が自らの疑問の答えを追い求めるという、
謎解きのような面白さがあります。
(染色補正師という著者ならではの視点も面白い)
家紋という小さな世界に込められた古びとの洗練されたデザインと遊び心。
その楽しさに気付かせてくれる1冊です。
小難しくないがイイ! 「家紋の話」と言われるとどうも小難しく考えたりするのではないだろうか?
この本を手に取ると分かるが、読みやすいの一言である。
着物の医者である筆者が家紋のデザインやその由来に、感じた素朴な疑問を筆者なりに探求していく姿が読み手に感じられる。
ページ数は少ないが、「家紋を楽しむ」という筆者の狙いが読み手にも伝わり、もっと読みたいという気持ちを起こさせる。
収録されている家紋の数は少ないが、それは紋帖や家紋図鑑に任せればいいこと。
思わぬ豆知識も豊富に取り入られてるので、雑学好きの方にもオススメだ。
この本を読むことで「もっと家紋を知りたい」と思えるようになるのではないだろうか。
前述したようにボリュームは少ないので、深い知識を得るには少々難があると思われるが、家紋の入門書として楽しめるだろう。
身近に存在する家紋は日本文化の象徴であるといえる。
その身近な紋章をアートとして楽しんでもいいのでは?
そんな著者の心の叫びがまとまった一冊。 新たな視点 小難しくなく読みやすい。 著者の探求心にぐいぐい引き込まれた。 どの家にも受け継がれているはずの家紋、 現代では自分の家の家紋を知らない人も増え、 その多くが忘れ去られようとしているのではないだろうか。 この本は、その洗練されたデザインと遊び心の面白さを再認識させられる一冊。 巻末の着物へ紋を入れる際の事例、トラブルの項は、 染色補正師という著者だからこその現場からの声だ。 紋付着物を作る際の的確なアドバイスになるだろう。 洗練されたデザインにたいする感動が、文章に籠められている 近頃は冠婚葬祭も洋風になり、家紋入りの和服を着る機会も殆ど無いことから、自分の家紋も知らない人が激増しているだと思われます。
未だ墓石の多くには家紋が彫られている現状ですが、家より自分の想いを墓石に刻む例も増えて来ていますので、家紋の将来は風前の灯と言ったところでしょうか?
各家に代々伝わるとされる家紋は、平安時代後期に貴族が装飾的目的で使用し始め、鎌倉時代に武家が敵味方を判別する必要性から広まり、江戸時代に庶民が「家を表す」意味で使うに至って、数および絵柄が著しく増え、現在では2万5000種以上となるそうです。
家紋と言うものは、先祖から受け継がれることに価値があるものですから、出来るだけ探してみるのが良いのです。「家紋を探る」ことは家の伝統を探ることそのもの、此処に家紋を持つロマンが感じられます。
しかし手を尽くしても見つからない時は、新しく作ってしまうのも一つの手で、自分の好きな植物・動物や器具、星座や干支でも良く、自分に纏わるもので自由に作ってしまうことも出来るのです。
外国の紋章が動物をモチーフにしたものが多いのに対し、日本では植物紋が目を引きます。これは日本人が農耕民族だからで、野山に咲く花を愛し、雑草でさえも美しく紋章化してしまう日本人の美意識には脱帽です。
2時間程で気軽に読了してしまえるのは、著者が厳格な家紋専門家でなく、染色補正の職人として家紋を補正している内に、洗練されたデザインに引き込まれた結果の感動が、文章に籠められているからなのかも知れません。
とっつきやすさが良い!! 以前、家紋について調べた事があったのですが、WEBだと情報源が
不確かだったり解釈が幾通りもあったり…
それならと専門書を書店で開いてみると、難しすぎて読む気になり
ませんでした^^;
「家紋て、とっつき難いなぁ」とその時はそれで諦めてしまいました。
しかし先日ふと立ち寄った書店にこの本が並んでおり、気まぐれに
開いてみて、すぐに購入を決めました。
とにかく読みやすいです!
家紋の解説が、出自を明示した上でかみ砕いて面白く解説されている
ため、家紋について特に知識がない私でもいつの間にか引き込まれて
スイスイ読み進められました☆
著者の方が染色補正師ということもあって、お客さんや知り合いから
持ち込まれる素朴な疑問や問い合わせなど、家紋をそこまで深くは知ら
ない方が気になる事が元になっている部分が多いため、専門書では手の
届かない痒いところに手が届く内容がふんだんに詰め込まれています!
1章毎に区切られ色々な家紋の事を取り上げているので、一気に読み
進めるのも良し、時間のある時に1章ずつ読み進めるのも良しといった
感じです。
私の家にも家紋が額に入れて飾ってあるのですが、今まで気にも留めて
いなかったその成り立ちを調べてみたいと思いだしました^^
「家紋に興味はあるけど、なかなか取っ掛かりがない」という方には、
かなりお勧めしたい一冊です!
※また、同氏の著書に自費出版の『女紋』という本があります。
こちらは、女性の方の紋について詳しく解説してあります。
私の母は着物が大好きで10着近く所有しているのですが、実家から
受け継いだ「女紋」の扱いにすごく悩んでいました。
それを知ってい私は『女紋』を注文して渡してあげました。
すると長年悩んでいた問題の数々が詳しく載っていたようでとても
喜んでいました☆
こちらも、専門知識を分かりやすくかみ砕いて解説してありますので、
母と同じように女紋の扱いに悩みを持たれている方にお勧めです!
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[ 単行本 ]
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似合う色がわかる本〈Version2〉―カラーアナリストが教える本当に似合う色
・桶村 久美子
【中経出版】
発売日: 2002-06
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 304円〜
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・桶村 久美子
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カスタマー平均評価: 4.5
参考になったのですが・・ 「人には似合う色と、似合わない色がある。」 この本を見て、色に対する知識が備わったと感謝しています。 ファッション、メイク、ヘアカラー、イラストなど、色々な事に使えそうです。桶村さんの文章はとても分かりやすく丁寧で読みやすいのですが、カラー写真が無いのがちょっと難点・・ ただ単に一言で、例えば「〜の人はターコイズブルーがいい。」といっても、カラー写真がないとどんな色なのか分かりませんよね・・ なので星4つです。 梅雨が明けるのが楽しみです 子どもの服や旦那様の服って結局奥さんが選んでいるのがほとんどだと思うのですが、中には「この服どうして選ぶかな?」と着ている人をまじまじと見てしまうことありませんか? そんな時にはこの本です。ちょっとしたチェックをこの本ですることにより見違えるほど服がその人を今まで以上に引き出すおまじないをかけてくれますよ。 私はこの梅雨時期に読んでいるので、梅雨明け後、町に出て色々な人の色チェックが出来ることが今から楽しみでワクワクしています。
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[ 単行本 ]
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新版 色の手帖―色見本と文献例でつづる色名ガイド
・永田 泰弘
【小学館】
発売日: 2002-04
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格: 3,150 円(税込)
Amazonポイント: 31 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,259円〜
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・永田 泰弘
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カスタマー平均評価: 5
イマジネーションを掻き立てられること間違いなし! 色数の多さもさることながら 和色名、外来語色名のひとつひとつに その色を用いた文献の例文がある、という面白さ。 日ごろ、何気なく使っている 「キツネ(狐)色」や「小麦色」などという言葉も 改めて『色名』として見つめなおすと興味深い。色見本は、赤系〜茶系〜黄系・・・などと分類されているので 名前からではなく、色味で探す時に非常に便利。 500もの色が並べられた、パレットの様な極上本。 決して価格を裏切らない。 HPを作っているものとしては RGB値まで書いていてくれたら文句なく満点だったのだけど、 それでも★5つ。 本を斜めにして見てもらいたい。 ただフルカラー印刷をしているのではなくて、インクにとても気を遣っている、と感じるはず。 用例や解説も詳しくて、単に雑学としてもとても面白い本だと思います。 この内容の厚さでこの値段は、決して高くはないですよ。 手放せない一冊 なんと言っても、紹介されている色の多さは特筆すべき点だろう。 インターネットが普及し、色を調べる、特に和名色検索に、 個人が使用する色名ガイドとしては最適ではないだろうか。 色名ごとに、その色が表現された文例なども紹介されており、 読み覚えのあるものは、「色」がそこにある事で、 更に印象深いものとなる。 漢字表記の色名が読めなくても、牽引しやすく、 私には手放せない一冊となった。 注記・本書も含め、色名の本は多いが、 さまざまな所で表現されている色名と、 本の色が必ずしも一致するものではない。 むしろ、完全に一致するものなど無いのかもしれない。 また色名が同じであっても、本によってこうも異なるものか?と 驚かされる程で、さまざま見比べるのもまた楽しい。 必携! すばらしい!の一言につきる。こういう本を待っていた。 色見本のグレード高し。色名、解説、用例申し分なし。 しかも数値データとしてマンセル値とCMYK値が併記。 実務書としてだけでなく、単に読むだけであっても、強くお勧めする。 帝王の紫ってどんな色?国王の青ってどんな色?鴇の羽はどんな色? この本には500の色名とそれに対応する色見本、そしてその色についての情報が書いてある。 即ち、和名、洋名、マンセル値、CMYK値、系統色名とその略号、JISの規格化の得無であつて、これも十分に評価出来る。 しかし、私がこの本を評価する点はなにより色の民俗について感覚的にわかりやすいというところである。 丹色の項目には、古事記(712)「物部の我が夫子が取り佩ける太刀の手上に丹画き著け」 常陸風土(717-724)行方「海は即ち青波浩行ひ陸は是れ丹に霞空朦けり」 上記のように現代語訳された文章が書かれていて、昔の人がその色をどう受けとめていたのかがよくわかる。 また、 旧版の358色から500色へと収載色数が増えている。 旧版には無かったチリアンパープル(帝王紫)などもはいっている!。旧版に比べインキの隠蔽力が落ちているのか、紙の白の影響で明度が高く(或いは彩度が低く)見える。 旧版に比べ色の再現性は悪くなっているので、耐久性に期待をしたいところである。 同著者、同出版社の「日本の269色」(JIS規格物体色全てである)よりも、当然収載色数は多い。 このようなことも同時に参考にして、ご購入をお考えになるといいと思う。 総合的には、比較的高い評価を与えられる本だと思う。
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[ 単行本 ]
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配色歳時記 四季のカラーワーク
・日本カラーデザイン研究所
【講談社】
発売日: 2007-03-16
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 604円〜
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・日本カラーデザイン研究所
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カスタマー平均評価: 5
季節ごとの配色を整理した初めての本 バレンタインデー、ホワイトデー、食欲の秋、クリスマスといった代表的なテーマやイベントが46タイトル収録されている。どのページを見てもその季節を彷彿とさせる配色が厳選されている。おすすめの色や配色方法についても詳しく解説されているので、デザイナーはもちろん、インテリアやディスプレーの参考になる。これだけ季節感にこだわった配色の本は、おそらく初めてであろう。そばに置いて時々ながめてみたくなる配色集である。
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[ 単行本 ]
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素材Book 日本の文様
【毎日コミュニケーションズ】
発売日: 2005-02
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格: 3,150 円(税込)
Amazonポイント: 31 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 4,493円〜
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カスタマー平均評価: 4
これは、がっかり。 収録されているほとんどの素材が、家紋をコピーし少しアレンジした物でした。
オリジナリティという点では0点です。
家紋を知らない人が見たら、これは有りかもしれませんね。
でもこれなら家紋のデータ集を買ったほうがましです。
使えるレベレではありませんでした。 デザイナーにはぴったりです。 オールカラーで、見ているだけでも楽しい素材集。 同じ種類の模様でも、様々なパターンがあり、 線が太くなるとこう、バラけるとこう…という様に 文様の名前もわかりやすく載っています。 また、Illustratorのデータとして入っているので、大変重宝しています。 とにかく美しい 〜古来からある日本の文様をベースにし、新たに描き起こした素材はCDROMの中にページ事に分かりやすく整理され、Illustratorのパターン集としては非常に優れた逸品だ。また、単なる素材週としてだけではなく、書籍自体も非常に美しく完成され炊いて持っているだけでも嬉しくなる本。これは、買い!!手に入れて早速、雑誌記事の3Dのテクスチャー素材や作品集のア〜〜クセントカットとして使用させていただいた。〜 文様が綺麗でわかりやすい 〜文様の本は数多くあれど、たいていが白黒のパターン集だったりするのだが、 この本はオールカラーで、判りやすく分類されている。 やはり、綺麗な色で見るのは気持ちが良い。 文様の解説は簡素だが、判りやすく、それぞれの文様のうんちくも興味深いです。 すべてのデータもCD-ROMに収められているので、デザイナーから、ちょっとしたパターンをほしがる日〜〜曜WEBおとうさんにまでおすすめだ。〜 こんな素材集が欲しかった! 今までありそうで無かった文様の素材集です。 実際に使用するのはもちろん、資料としてもとても興味深く 読むことが出来てお得な一冊だと思います。 着物などで気になるけど名前が解らなかった柄も、この本を開けば 丁寧な解説で調べることが出来る上、自分のお気に入りの文様が 見つかったらアイディア次第で自由に加工出来る自在性もあるので オススメです。
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