|
[ 単行本 ]
|
三十路―会田誠第二作品集
・会田 誠
【ABC出版】
発売日: 2002-11
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,090円〜
|
・会田 誠
|
カスタマー平均評価: 4
まあね 私は『MONUMENT FOR NOTHING』をすでに持っているから、この作品集に収められてる作品はたぶん全部見てると思う。
それにしても会田誠って名前、それだけ見たら「フーン、そういう名前なんだ」って思うだけだろうけど、作品と並べて見ると、何かミスマッチな印象なんですよね。「愛だ、誠!」って激励されてるみたいにも思えるし、『愛と誠』みたいでもあるし……だからなおさら変態チックな気がする。『会田誠第二作品集 三十路』ってタイトルで、この表紙写真? みたいな。
会田誠って、「誠」っていう自分の名前に逆らってるんじゃないかって、これは無責任な思いつき。
「ジューサーミキサー」とか美味ちゃんシリーズとかは、脳ミソの中のガラス面をキキキキキキッと爪で引っ掛かれたみたいな、ちょっと噴門部から胃の内容物が競りあがってくるようなヤな感じで、「やめてくれ?!」って叫びたくなるんだけど、一度見たら忘れられない。「美味ちゃんの開き」なんかは、ピーター・グリーナウェイの『コックと泥棒、その妻と愛人[DVD]』の思い出したくないラストを思い出したりしちゃうワケだ。
巨大な「美少女」って文字の前でマスを掻くパフォーマンスに『イデア』ってタイトル付けたり、『人プロジェクト』とか、とにかくOne day I will annihilate everything you lot have made.(p4)ってことなんだろうなって思う。
でも何か、微妙にダサい気がしちゃうんだよな?。 美しき狂気 前作品集であるところの「孤独な惑星」迷いに迷った挙句に購入したのは、初版から約2年後の事。 今回の第二作品集を購入する事に決心がつくのには約3年がかかった。 と、それ程にこの画家の作品集はテーマがきわどく妖しい。 有名な危険作品としては「切腹女子高生(銀)」、「ジューサーミキサー」等が収録されており、その他小品を含めて実にタブーな作品揃いである。 確かなデッサン、緻密なタッチで、出来た作品がコレかよ!っという突っ込みを入れつつ鑑賞するのが実に愉しい。 そして愉しんでいる自分に自己嫌悪するという、誠にややこしい作品集である。 惜しむらくはサイズが非常に小さいという事なのであるが、 テーマがテーマだけに実際に作品集を手にしてみると これはこれで良かったのかとも思われる(心臓の弱い人のために)。 限りなく人を選ぶ内容ではあるが、値段分は衝撃を味わえるという意味でお薦め星5個つけます。 是非他者の感想を聞いてみたい。
|
|
[ 単行本 ]
|
最新世界のアーティストファイル100
【美術出版社】
発売日: 2005-03
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 通常2〜4週間以内に発送 )
中古価格: 2,198円〜
|
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 大型本 ]
|
サム・フランシス (現代美術)
・サム・フランシス
【講談社】
発売日: 1994-01
参考価格: 3,262 円(税込)
販売価格:
中古価格: 4,693円〜
|
・サム・フランシス
|
カスタマー平均評価: 5
原型が存在する 東京都現代美術館で、サム・フランシスの作品を見た。 第一衝撃(ファーストインパクト) 樹齢何百年もの巨木が倒壊した現場に遭遇した。 しかし、これは描かれたもの。物そのものではない、自然の成生とは違い、見られる為のスキルによって、創られたもの。 譬えるなら、これは「書」。 「書」には、厳然と再現すべき文字=「原型」が存在する。 彼の作品を前に、思い知るのはこのこと。 「原型が存在する」 これは、偶然によるものではない、即興(厳格な一過性)によって具現された生命のカタチとでもいうべきもの。
|
|
[ 単行本 ]
|
明和電機 魚コードのできるまで
・土佐 信道
【NTT出版】
発売日: 2002-03
参考価格: 2,415 円(税込)
販売価格: 2,415 円(税込)
Amazonポイント: 24 pt
( 通常2〜4週間以内に発送 )
中古価格: 480円〜
|
・土佐 信道
|
カスタマー平均評価: 4.5
タレント本かと勘違い! 面白かった〜!! 吉本興業所属のお笑い系(?)アーティストのタレント本かと勘違いしていましたが、明和電機社長・土佐信道がどうやってアイデアを出して、まとめて、形にしていくのか、ということが、写真やセンスいっぱいの素敵なイラスト入りで満載。 文章もイラストも、完全書き下ろし&描き下ろしで、びっくり。モノを生み出す人の、本物の元気パワーに触れられる、超お勧めの一冊です。 何か思いついても、実際に形になり、商品やパフォーマンスとして世に出るには、大変なんだなあ…、でもそれを目いっぱい楽しんでいる著者の姿に、今後の活躍も楽しみです。 これは一種のビジネス書? 某TV局の「著名人が出身小学校の後輩に授業をおこなう」シリーズ番組で土佐社長が先生の放送を偶然見た。その中での”おかしな新商品”開発の発想法が、ビジネスマンのアイデア発想に応用できそうであった。(私は社会人向けの研修講師をやっていたりする) 明和電機の存在はもちろん知っていたし、それなりに興味はあったのだが、今回本書を購入した理由は、”表現者”としての明和電機でなく、 ”メーカー”としての明和電機に興味を覚えたからだ。 もちろん純粋な「製品開発」「アイデア発想法」のためなら、何も本書を読む必要はないが、そう言う既成のビジネス書を読んでも、ちっとも良いアイデアが浮かばない人は、息抜き半分読んでみると良いかもしれない。 純粋なエンターテイメント本としても楽しめるし。 きっと読後は、明和電機の製品を購入したくなるはず!
|
|
[ 単行本 ]
|
日本の現代アートをみる
・高階 秀爾
【講談社】
発売日: 2008-11-28
参考価格: 1,995 円(税込)
販売価格: 1,995 円(税込)
Amazonポイント: 19 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,406円〜
|
・高階 秀爾
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 単行本 ]
|
歓喜 (Art & words)
・岡本 太郎
【二玄社】
発売日: 1997-09
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,396円〜
|
・岡本 太郎
|
カスタマー平均評価: 5
歓喜! この本は岡本太郎好きなら必ず買って欲しい本です。「自分の中に毒を持て」、「今日の芸術」、「青春ピカソ」など、岡本太郎が書いた素晴らしい文章は数多くありますが、彼の最も本質的なものが出ているのは彼の絵です。 彼の言葉からは常に元気をもらいますが、彼の絵もエネルギーがほとばしっていて凄いの一言! いわゆる何かを描いた絵ではなく、絵それ自体が発しているエネルギーが岡本太郎は素晴らしく、世界の芸術で見ても燦然と輝いています。 その岡本太郎の絵が掲載されている本の中で、この「歓喜」が最もお買い得だと思います。 岡本太郎の初期の作品の中で最も有名な「傷ましき腕」(1936年、25歳)を含め、「哄笑」(1994年、83歳)の作品まで(岡本太郎本人は96年に享年84歳で亡くなられま!した)、50歳台の作品を中心に油彩やブロンズやエッチングなど、岡本作品が様々紹介されていて、岡本太郎の芸術が分かる。 絵の間には様々な書籍からの岡本太郎の文章が引用されてあって、どの言葉もとても素晴らしい。 まさに<歓喜>です。
|
|
[ 単行本 ]
|
塩田千春/心が形になるとき―美術と展示の現場〈2〉 (神戸芸術工科大学レクチャーシリーズ2)
・塩田 千春
【新宿書房】
発売日: 2009-03
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 2,100 円(税込)
Amazonポイント: 21 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,563円〜
|
・塩田 千春
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 単行本 ]
|
under the shadow―杉戸洋作品集
・杉戸 洋
【求龍堂】
発売日: 2004-01
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格:
中古価格: 3,490円〜
|
・杉戸 洋
|
カスタマー平均評価: 4.5
うれしい 自分が、所有している作品が掲載されて、単純にうれしいです。だから5つ星。ってわけでもなくて、初期からの彼の作品をうまく網羅してて、いい本だと思います。 ぼんやりとした光 愛知県出身でこんなに素敵な絵を描くアーティストがいるとは、とある雑誌で初めて杉戸さんの作品に出会い、以来ずっと作品集を待っていた。色彩が柔らかく、眺めていると頭の中が空っぽになる。静かに存在するちいさい幾つもの椅子、あいまいな空気につつまれた虹色の風景。絵の世界では時間がとまっているようだ。すべての絵が、影をおびたような、不思議な光にみちている。
|
|
[ 単行本 ]
|
岡本太郎に乾杯
・岡本 敏子
【新潮社】
発売日: 1997-01
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格:
中古価格: 150円〜
|
・岡本 敏子
|
カスタマー平均評価: 4.5
人間岡本太郎の魅力 題名が本書の内容をひとことで表しています。著者は岡本太郎のもと で50年近く、 秘書として常に行動をともにしてきました。岡本太郎の最大の理解者であり、 賛美者であろうと思います。 岡本太郎といっても私などは、「太陽の塔」と「芸術は爆発だ!」という言葉くらい しか知りませんし、正直に言えば作品もそれほど好きでは ありません。しかし、 本書を読んで、ひとりの人間として、実に面白く人生を生きた人だったのだと感じ ました。 岡本太郎が輝いている! 岡本太郎という人間は 岡本太郎 + 岡本敏子 = 岡本太郎 という公式がなりたたなければ存在しなかったかもしれない。 岡本敏子さんが公私共にしっかりと彼をささえ、そして彼は彼女を信頼しつづけた結果生まれたムーブメントではないだろうか。 岡本太郎記念館でこの本を購入して、むさぼりつくように読んだが、岡本太郎と言う人間はまだ脈々と日本に生きているに違いないと思える。 元気と勇気がもらえる1冊です。 芸術は爆発だ! 有名な岡本太郎の「芸術は爆発だ」の意味がよく分かる本です。 芸術家の岡本太郎にとっての生きるということはどういうことだったのか、 民衆の生きるということと何が違っていたのかがとても興味深いです。 この一冊で岡本太郎の本や作品をもっと見てみたくなりました。 最高です。 星100個でしょう。 岡本太郎入門としてお勧めの一冊。 敏子さんの愛情が滲みに滲んだ最高の本。 この本がきっかけで太郎ワールドにはまる事間違いなし。 太陽の塔のエピソードは、困難なプロジェクトへ立ち向かう 勇気と理念を再認識させられます。 鉄の意志と本質をズバッと見抜くその眼力に脱帽しました。 太陽 岡本太郎の秘書・養女である著者だけにエピソードには事欠かない。 (芸術運動、交遊録、趣味など。) 著者の温かみある視線を通じて、太郎がより近くに感じられる1冊。
|
|
[ 単行本 ]
|
芸術家Mのできるまで
・森村 泰昌
【筑摩書房】
発売日: 1998-04
参考価格: 2,200 円(税込)
販売価格: 2,200 円(税込)
Amazonポイント: 22 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 124円〜
|
・森村 泰昌
|
カスタマー平均評価: 5
文章もうまく、面白い、思わず笑ってしまう。 私はそれまで芸術に疎い人間だったが、
この本をきっかけにして芸術に目覚めました。
芸術は凄い!
生きる為のビタミン剤だ。
そんなことを気付かせてくれた一冊でした。 本でしか分からぬ芸術家の姿。 芸術家森村泰昌の作品は、何度も拝見したことがあった。 しかし、文章というのというものから垣間見える森村泰昌氏の姿は、意外なほど親しみやすい人物であった。いまや日本を代表する芸術家である人物の若き時代、大学の非常勤講師を勤めていた時代、ゴッホの姿になるまでの試行錯誤、自分で芸術家と呼べるまでの道。80年代という時代に、追いつこうとしたファッション。N.Yでの個展の前に高校時代の恩師を訪ねてる話は、感動してこみ上げてくるものがあった。 セルフポートレートの作品からは、想像が出来ない人物像がこの本の中にはある。芸術家である前に一人の人間森村泰昌のサクセスストーリーである。
|
|