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麗しのサブリナ [DVD]
・オードリー・ヘプバーン ・ハンフリー・ボガート ・ウィリアム・ホールデン ・ジョン・ウィリアムズ
【パラマウント ジャパン】
発売日: 2006-04-21
参考価格: 1,500 円(税込)
販売価格: 1,500 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・オードリー・ヘプバーン ・ハンフリー・ボガート ・ウィリアム・ホールデン ・ジョン・ウィリアムズ
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カスタマー平均評価: 4.5
好きな映画です オードリーには文句のつけようがありませんが、ハンフリー・ボガードは老けすぎていますよね。顔も大きすぎるし。
オードリーの顔が小っちゃいからそう思うのかしら。
と文句を書いておりますが、好きな映画です。(⌒-⌒) オードリー・ヘップバーンの魅力全開のメチャクチャRomanticな作品 私的にはオードリーの魅力が最も輝いている作品ではなかろうかと思っている。
あの笑顔、この作品で観る事が出来るオードリーの笑顔は、その後54年経っていても全く色褪せていない。
それどころか、あの笑顔の魅力、愛らしさを上回る女優は未だ現われていないし、この先も現れないでしょう。
ちなみに私が好きな女優Best3はアンジェリーナ・ジョリー、スカーレット・ヨハンソン、エヴァ・メンデスの三人ですが、この作品のオードリーは別格です。
で、作品の内容はと言うと、これまたお洒落で小粋な、ビリー・ワイルダー監督らしい作品となっている。
Storyは敢えてReviewしません。こういう作品は予備知識なしで観ていただかないと。
私はウィリアムのPlay Boy役がどうにも気に入らないのだが、世間ではハンフリー・ボガードの方が評判悪いようで。
確かに、どこか爬虫類っぽいあの御面相と、流石に歳取り過ぎなのは御愛嬌だが、今となってはほかの男優でのライナス役は考えられませんね。
当初ライナス役はケーリー・グラントの予定だったらしいが、私としてはケーリーは勘弁して欲しかったので、ボギーで良かったんではと思ってます。 素敵ですね オードリー・ヘプバーン演じる、サブリナ。美しさはもちろんのこと、その素敵なファッションでも観る者を楽しませてくれます。特にパリから帰ったサブリナの垢抜けていることといったらないです。ストーリーとしては、少し退屈なものではあった、と感じてしまったのですが、最後はああなるのか、と予測できなかっただけあり、意外な結末に。この作品に使われている音楽は、有名な「ラヴィアンローズ」です。それだけでも、充分にフランスの雰囲気を楽しめます。 素敵な映画です。 「その、ボギーっていうの、やめてくれないか。それにボガードじゃない。ボガートだ。少しは気をつかったらどうかね。」って、小林信彦の小説であったな。 買いです。 ヘップバーンに、ハンフリー・ボガードに、ウイリアム・ホールデン。サブリナ・パンツにビリー・ワイルダー。そんな名詞の羅列だけでもこの作品のすばらしさが伝わるのではないでしょうか。安心して見れます。
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ラスト、コーション [DVD]
・トニー・レオン ・タン・ウェイ ・ワン・リーホン
【Victor Entertainment,Inc.(V)(D)】
発売日: 2008-09-16
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,078 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,980円〜
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・トニー・レオン ・タン・ウェイ ・ワン・リーホン
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カスタマー平均評価: 4
駄作でビックリ… 李安監督も駄作を作るのか、と半分驚き半分がっかりした。濡れ場だけが見どころの映画だ。主演女優の顔も演技もイマイチ。スーツ姿のアジア人らは、悲しいけど猿みたいだった。醜い日本の芸者(着付け歩き方座り方全てなっていない厚化粧のニセ芸者とそれに興じる馬鹿な日本人、中国人は美男の俳優を揃える、というアンフェアな演出。)の歌を、「私の方が上手く歌えるわ」と言って口パクで歌う主人公。テーマの重さと、安っぽくて三流の自己陶酔のメロドラマ顔負けの軽薄さ。このギャップは退屈な映画を、一層不快にした。話もごくありきたり。李安監督は、初期作品の方が良いと思う。 いい作品です
評判ではR-18作品という側面が強調されていたので、それほど期待せずに見たが、心理描写が細やかで映像が美しい印象深い作品であった。
ストーリー自体はそれほど凝ったものではなく、日本占領下の上海で抗日運動に身を投じる美しい女性が、特務機関のリーダー暗殺のため自分の身を投げ出して彼に近づくというものである。
しかし、苛酷な職務に身をおいているため、誰も信じることができなくなっている男が次第に女に心を開く様を演じるトニー・レオンと、そんな男をだますために偽りの役割を演じる中で次第に男に心を魅かれていく女を演じるタン・ウェイの二人の演技は、見るものを引きつける力があり2時間以上という長さを感じさせなかった。
二人の演技で特に好きなのは日本料理亭でタン・ウェイが男に歌を歌って聞かせるシーンだ。誰にも心を開かない無表情な男を演じるトニー・レオンが、心を激しく揺さぶられて思わず内面の感情を顕わにする場面に心をうたれた。
また、話題のセックスシーンは確かに過激であったが、ストーリーの流れの中で不自然さを感じさせるものではなく、必然性のある納得感のあるものであった。
第二次大戦中の上海の街並みを始とする映像の美しさが印象的な上質な作品です。
プロ対素人じゃないか 美しき女スパイって書いてあるのでプロ対プロの騙し合いのようなストーリーかと思ったら、大学生が素人スパイごっこをやった後にプロに言われてスパイをやって見たけどやっぱり素人で最後に自分から墓穴掘ったってだけの話でした。
緊張感あるが惜しい・・・ 映画の展開は緊張感があり引き込まれます。
時代背景などもよく描かれていると思いますし、本当に良い作品です。
ただし、幾つか気になるところもあります。
まず、街のシーンですが、全体的に少し光が強すぎる印象で映画の印象からもう少し柔らかい映像でも良かったような気がします。
ストーリーでは、工作員は作戦遂行中あんなに度々アジトへ戻ることはないと思うのですが。
ここで映画の緊張感が中途半端に切れてしまいました。
仲間とのコンタクト方法にもう少し工夫があれば良かったと思います。
あと、ラスト10分のシーンはちょっとあっさりし過ぎの感があります。
もう少し一つ一つのシーンがゆっくり流れてもいいように思いました。
全体的に緊張感が高い映画だけに残念です。
これらを差し引いても傑作であることに変わりはありません。
激しいラブシーンはあるものの多くに方に見て頂きたい作品だと思います。
トニー・レオンの滲み出るような表情やタン・ウェイの美しさと複雑な気持ちの表現が秀逸です。
こんなにも気持ちが伝わってくる映画はそうあるものではありません。 好き嫌いは別として 好き嫌いは別として、観る価値のある作品だと思います。
私はジャパンプレミア、一般公開の映画館、DVDで観ましたが
それだけ回数を観ても飽きないだけの内容と画面の作り込みです。
トニーレオンが主人公ですが、実は今まで全く興味がなくて。
ただのアイドル俳優さんだと思っていたのですが、この作品の彼はすごい。
並みの精神の人ではここまではできないのではないでしょうか。とくに男性は…。
役者人生というより、彼の人生をかけた作品じゃないかと思うくらい。
タンウェイももちろんすごいんですが、女なら彼女は理解できると思うんです。
でもトニーレオンは…。すごいですね。
ストーリーは正直、そんなに珍しいものではありません。
スパイスリラーとなってますが、そこはかなりほったらかし(笑)
モデルとなる女性がいるのは確かですが、だからどうというものでもないですし。
監督が描いたのはストーリー展開とは違うものだと感じました。
人間だからこそ、感じることのできるものでしょうか。
実はこの作品の撮影に少し関わらせていただいたのですが
監督の執拗なまでのカット、シーンの作り込みは驚きました。
使うかどうかもわからないようなカットも、テストとリハーサルに
ものすごい時間をかける…。超しつこい(笑)
それを知らなくても、その結果は画面で十分に感じられると思います。
それにしても彼はなぜあんなに女の本質を理解してるんでしょうか?
セクシャルマイノリティーということもなさそうなのに。不思議。
かなりオトナな作品ですし、男性と女性で大きく感じ方が違うと思います。
私の周りの男性の感想は「すごく面白かったけど、すごい疲れた」でした。
女の子は疲れたとは言わないんですけどね。
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わが教え子、ヒトラー デラックス版 [DVD]
・ウルリッヒ・ミューエ ・ヘルゲ・シュナイダー ・ジルヴェスター・グロート ・アドリアーナ・アルタラス ・シュテファン・クルト
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2009-04-24
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 2,925 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,400円〜
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・ウルリッヒ・ミューエ ・ヘルゲ・シュナイダー ・ジルヴェスター・グロート ・アドリアーナ・アルタラス ・シュテファン・クルト
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カスタマー平均評価: 3.5
監督はB型だろうか? 下らないし、つくった人のエゴイズムに満ちている。観た時間を返して!お金を返して!です。これは、コメディの『Mr.ビーン』と比較して観る作品です。てか『Mr.ビーン』の勝ちです。強いて言うなら、歴史上の人物、織田信長や豊臣秀吉はヒーローで、ヒトラーは何故悪なのか?同じ殺戮の頂点に立った者なのに…。キリストだって十字架に掛けた側にしたら、キリストが悪だからとなります。人間の中に洗剤する概念に考えさせられました。また頂点に立った者はどれだけ部下の動向、情勢を認知し掌握出来ているものなのだろうかと考えさせられました。 ヒトラーやナチスをコメディー仕立てに描いた傑作! ヒトラーが出てくる映画でこんなに笑えるなんて、思いませんでした。
強制収容所で働かされていたユダヤ人の元俳優が、ヒトラーの演説の指導をするために総統官邸に呼び出され、そこで起こる顛末を描いた作品なのですが、深刻なテーマを含んでいるのに、とにかく笑えるのです。
ヒトラーは情けないオヤジ風に、ゲッベルスは権力にどん欲でスケベな男として描かれていますし、ナチスの組織で働くドイツ人たちの<超>官僚主義的な様子もコミカルに描き出されています。チャップリンの『独裁者』を彷彿とさせるブラックユーモアあふれる作品です。
本作品の監督は、ユダヤ人のダニー・レヴィです。新聞等に載っていたインタヴューによると、監督は、この映画をコメディー仕立てにすることによって、ナチスの時代の真実を浮き彫りにしたかったようです。
お笑いヒトラー あくまでも架空の話ですが,それはそれとして独裁者ヒトラーを笑い飛ばすことができる映画です。
既にドイツの敗色が濃く,演説もうまくできなくなっていたヒトラーは,1945年1月1日に群衆の前で演説をするにあたって,演説の技法について個人レッスンを受けることになります。宣伝相ゲッペルスが教師役に選んだのが,強制収容所にいたユダヤ人グリュンバウム教授です。グリュンバウム教授は,ヒトラーと同じアドルフという名前です。
かくしてグリュンバウムは突然ベルリンに呼び出され,戸惑いながらも教師役を引き受けるのですが,グリュンバウムには別の意図がありました。他方で,ゲッペルスにはまた別の隠れた意図もありました。
ところが,演説や演技の指導を通じて,2人のアドルフは心を通わすようになります。そして,演説の当日,ヒトラーにもグリュンバウムにも,ゲッペルスにさえも全く予想外のことが起きて・・・
ブルーノ・ガンツの「最後の12日間」どころではなく,ヒトラーを完全に人間として,しかも一人の弱い人間として描いています。
原題はMein Fuehrerとなっており,「わが指導者」(ヒトラーからみたグリュンバウム)というニュアンスになっています。他方で,Fuehrerはもちろん「総統」という意味もあります。日本語のタイトルでは,原題のニュアンスが十分に伝わらないのが残念です。
この作品は「善き人のためのソナタ」で熱演したウーリッヒ・ミューエの遺作となった作品です。本作でもとてもいい演技を見せています。
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[ DVD ]
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ビクトル・エリセ DVD-BOX - 挑戦/ミツバチのささやき/エル・スール
・アナ・トレント ・フェルナンド・フェルナン・ゴメス ・オメロ・アントヌッティ ・オロール・クレマン
【紀伊國屋書店】
発売日: 2008-12-26
参考価格: 15,120 円(税込)
販売価格: 11,798 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 11,600円〜
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・アナ・トレント ・フェルナンド・フェルナン・ゴメス ・オメロ・アントヌッティ ・オロール・クレマン
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カスタマー平均評価: 4
ビクトル・エリセはやっぱりすばらしい 20年以上前にスクリーンで初めて「ミツバチのささやき」を見たときは、何ともいえない衝撃でした。こんな映画があるんだ、と映画の奥深さにふれた思いでした。その後テレビで放映されて再び見たときに驚いたのは、一つ一つのシーンが本当に鮮烈に自分の中に残っていたことです。フランケンシュタインの映画を見るアナの大きな瞳、遠くまで続く一本道を自転車で下るシーン、線路に耳をつけ遠い響きを聞くシーン、炎の上を飛び越えるシーン、お母さんに髪をとかしてもらうシーン、大きなカップでミルクを飲むシーン(あの後似たものを購入してしまいました。)そして、有名なリンゴをあげるシーン・・・あげたらきりがありません。映像の一つ一つ表情の一つ一つがが詩的であり心を打つ、まさしく「映画」といえる作品です。それをDVDとして自分の手元に置ける喜び。復刻してくれてありがとう! デザインは東北新社、画質は紀伊國屋書店 東北新社版をオークションで買おうか迷っていましたが、
今回ビクトル・エリセ自身の監修で再販ということで、こちらの紀伊國屋書店版を購入しました。
かなり明るく鮮明な映像になっていますので、暗闇の中の神秘性やノスタルジーは控えめになったのかもしれません。
しかし、「よく見えない」というようなストレスは減りましたし、見終わった後の疲れもなくなりました。
☆を1つ減らしたのはパッケージデザインです。
外箱の重厚な雰囲気や色合いは決して悪くはありません。
しかし3枚のDVDケースのパッケージは、外箱のイメージをなんとなく受け継いでいるものの、安っぽさを感じます。
使っている画像の解像度が荒く、文字の配置が乱暴で、エリセ作品にしては慎重さと繊細さに欠けています。
ブックレットも内容は充実していますが、ただ流し込んだだけのような文字、変な罫線や黒だまりが気になります。
サイトの画像で見る限りDVDケースのパッケージは東北新社版のほうが良さそうです。
しかし、どちらのDVDボックスを買うにしても、エリセ作品のすばらしさは変わらないわけですから,
今購入を考えている方には比較的値段の安価なこちらのDVDボックスをおすすめします。 YouTubeで比較してみました 商品が送られて来たので早速「ミツバチのささやき」を見てみましたが
画像は東北新社版よりは幾らか良いと思いましたが正直なところ期待はずれ
でした。全体に画面の調子は暗いしシャドウのデテールは潰れて良く
解らず見ていてイライラさせられて途中で見るのを放棄してしまいました。
YouTubeは解像度が低いもののクライテリオン版のクオリティの
高さに納得させられました。クライテリオン版よりも上質という売りの
様ですがそうでは無かったし、エリセの監修という事にも首を傾げさせ
られました。クライテリオン版は絵がとても奇麗でシャドウのデテールも良く
解り音質も良いと思います。これから買うのなら私ならクライテリオン版を強く
お薦めします。ですので画質についてだけの評価としては☆二つです。
期待し過ぎるとがっかりするかもしれません。
追記:「銀盤生活」サイトのVictor Erice's Roomで東北新社版を含めた
海外各社の画像比較が見られます。比較の参考になるかもしれません。 スペイン語と英語の字幕をつけてくれれば・・・ 幸いにも、「ミツバチのささやき」も「エルスール」も未見です。『幸いにも』と書いたのは、お楽しみがこれから待っているからです!
観ていないのに評価するな!と言う方が多いと思いますが・・・すいません!
字幕は日本語のみのようですが、できればスペイン語の字幕と英語の字幕もつけてほしかったなぁ・・と、それと・・価格をもう少し安くしてほしかったなぁと・・・それと、できれば、バラ売りで出してほしかったなぁと・・それと、「マルメロの陽光」もつけていただければよかったなぁと・・・それと、最初から、フィルムを補修してリマスターで出してほしかったなぁと・・・そんな感じです。(笑)
本当の魅力 「挑戦」を手元に置きたいが為に予約購入しました。
東北新社版とこちらの画質に関しての画質の違いが騒がれているが、
目に見えて明らかに違うのは、明るさと色調。
同じシーンでも夜と真昼くらいの明るさと色調の差があり、
明け方4時?5時だと思っていたカットが8時?9時くらいに観える。
だがエリセの作品に関して「きわめて重要」なのは、
表面的な見た目や印象に左右されない、精神的・霊的な部分にあると思う。
それは、エリセがフィルムのオプチカル処理〈後処理)を極力嫌い、
多くのカットで室内照明は自然光を利用している事からも分かる。
余計な事をしない、ありのままを映す事を優先する撮影手法だ。
フィルム映画というのは、映写機の光源(ランプ)によって明るさが変化する事を
見越して撮影するのが普通であるから、そもそも暗くても、明るくても、
許容範囲を持たせて、平均的な露出で撮影するものである。
エリセのフィルムは、液晶、プラズマ、ブラウン管、プロジェクタ、PCモニタ等、
個々の視聴環境に印象が左右される度合いが極めて少ない稀なフィルムだ。
どうか「画質」や「特典」、○○版が良い、という言葉に惑わされる事なく、
東北新社版でも、紀伊国屋版でも、VHSでもLD良いので大切にして欲しいと思う。
まだ未入手の方への私のお勧めは、
この紀伊国屋版を購入後、オークション等で東北新社版バラ売りを探し入手する事。
エリセのインタビューDVDは、一見の価値があると思う。
機会があれば東北新社版ミツバチのささやきを観て欲しい。
かなり暗いのだが、その分フィルム的なノスタルジックな美しさがあると思う。
フィルムやVHSの荒れた映像では非常に美しかった映画が、
デジタルリマスターDISKで観ると、あまり美しく見えないというのは、
特にヨーロッパの芸術映画によくある話なので。
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[ DVD ]
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十二人の怒れる男 [DVD]
・ヘンリー・フォンダ ・リー・J・コッブ ・マーティン・バルサム
【20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン】
発売日: 2006-11-24
参考価格: 2,990 円(税込)
販売価格: 2,066 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,500円〜
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・ヘンリー・フォンダ ・リー・J・コッブ ・マーティン・バルサム
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カスタマー平均評価: 5
鳥肌モノの人間ドラマ。 カナダに住んでます。学校の授業の一環として、英語の字幕付きで見ました。
正直、オープニングの映像のキレイさだけでもちょっと心惹かれましたが、1室の中での会話、それだけなんです。でも、話が進めば進む程に、皆の心が変化してく…その様子に途中から鳥肌がおさまりませんでした。私は寡聞にして出演されている俳優さんは、陪審員8番さんしか知りませんが…皆さんがどれだけ役になりきっているか…最近の映画みたく細切れ映像のパッチワークじゃなく、長いワンカットの連続なので、台詞も当然ながら長いのですが、出演されてる方々の完璧な演技が凄くて。ちょっと最近日本語を話してないのでうまく日本語で表現出来ないんですが、若い人に見てもらいたいです。過去の名作と呼ぶにふさわしい作品です。
あぁネタバレせんように書くのが非常に難しいけど、ホンマにオススメです。私は何回も見たいと思いました。
シンプルな話なので1回見れば全て分かると思いますが、それでも何回も何回も見たいくらいに、良い作品です。
うまく表現出来ませんが、清々しいエンディングと言い、密室劇で汗くさそうやのに、見終わった後の爽快感が最高な映画でした。 古典的な名作だけど 現実にはここまで杜撰な弁護活動はほとんどないだろうけど、こんな弁護をされると害悪に近い。
法曹が雁首揃えて、いったい何を議論していたのだ、と思わせるほど、穴がたくさんある。
じっくり審理した「珍しい」ナイフでさえ、近所で似たような物を買えるってどうなんだ?
僕にとっては、8番陪審員ステキ!というよりは、法曹はしっかりしてくれないとヤバイな、と思わせる一本でした。
でどうです?みなさん。あの少年がほんとうにお父さんを殺してないと思いますか? 名作は色がない分色あせない? 細部に疑問の多い殺人事件の真実を見極めようと、「有罪=死刑」11対「無罪」1のたったひとり「無罪」を主張する男の提議から物語ははじまる。
陪審員に選ばれたのは「投げやり」「理論派」「人の意見に流されやすい」「観察眼にすぐれた」「偏見に凝り固まった」「自分の意思をテコでも曲げたくない」「他人のことなど知ったこっちゃない」「被告人の育った環境に近い経歴を持つ」などキャラの立つ男たち。
陪審員たちは育った環境、性格、そのひとが抱えている問題……、それぞれが当然違う。
これらは時として「公正な立場で真実を見極めよう」とする心にフィルターをかけてしまう。
「弁護士(国選)にコレと言った反証もなかったのに対して、検事の立ち振る舞いが素晴らしかった。彼は有能だから彼の言うことには間違いはない」
「被告人はスラム育ちで不良だから有罪!」
「もうどっちでもいいから早く済ませて帰りたい」
……。
あなたはどのタイプですか?
つくづく「日本の裁判員制度は大丈夫なんだろうか?」
そんな疑問が沸いくる、深く考えさせられる映画でした。 おもしろいよ! 「法廷映画なんて堅苦しそう・・・」
そんな迷妄を打ち破る名作。
サスペンスよりもドラマがあり、
アクションよりもスリリング。
絶対お勧めしたい作品。
疑わしきは罰せず やっぱり何度見ても面白いですね。会話劇として、裁判劇として、またリアルタイムで繰り広げられる映画として、屈指の出来。
もう少ししたら、陪審制ならぬ裁判員制度が始まってしまいます。不幸にも裁判員に選ばれた人はこの作品を絶対に見直して欲しいんです。リーガルマインドも持たず、裁判員の偏見と人間観で以って人を裁くなど、人民裁判に近いものになってしまうと思うから。判決が一般的・倫理的価値観とずれてしまうことが最近多いですが、それは法曹に責任があると言うよりかは、法そのものが時代の要請に応えていないことに原因があるんじゃないかと思います。
12人の陪審員が一室に会し、少年の殺人について有罪か無罪か判決を考えます。と言うよりかは、誰もがそこでは考えることなしに少年が有罪だと確信していました、ヘンリー・フォンダ扮する8番を除いては。陪審員の判決は全会一致が必須です。「空気読めよ」と言わんばかりの11人に対し、彼は裁判で抱いた疑問を話し始めます。そして、部屋に入ってから12人の意見が一致するまで、物語はこの部屋とトイレだけで語られ、かつリアルタイムで展開されています。つまり空間の限定が、時間の連続性を与えているという、極めて演劇的な手法が用いられているわけです。
「少年はもしかしたら有罪かもしれない、ただ確かな疑問がここにある。だから有罪にすることはできない」
このセリフには「疑わしきは罰せず」という法の大前提があります。そして、それを守り抜くことがどれだけ困難か。特に日和見主義を愛する日本人が、今後人を裁くことなどできるんでしょうか。
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[ DVD ]
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オペラ座の怪人 通常版 [DVD]
・ジェラルド・バトラー ・エミー・ロッサム ・パトリック・ウィルソン
【メディアファクトリー】
発売日: 2005-08-26
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 2,970 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 280円〜
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・ジェラルド・バトラー ・エミー・ロッサム ・パトリック・ウィルソン
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カスタマー平均評価: 4
だれもが孤独なファントムの心をもっているはず 孤独な天才青年(?)ファントムの恋と野望の物語です。
美しいだけではありません。
ファントムの書いたオペラ・ドンファンは赤と黒の世界。
愛しいクリスティーヌをプリマドンナにしたて、主人公ドンファン役の俳優を殺して自らが舞台に立ち、クリスティーヌに愛の告白をします。
ところがクリスティーヌは、ファントム仮面をはぎ取り、醜い顔を皆にさらしてしまいます。そこで見つめあう二人。
クリスティーヌの天使の囁きで、ファントムの心の闇はどうなってゆくのか・・
ファントム、クリスティーヌ、クリスティーヌの婚約者ラウル、マダムジニーの表情にはご注目を!
ミュージカルでは伝わりにくい、繊細な見ごたえがあります。
衣装と音楽で圧巻なのはマスカレード。絢爛豪華な仮面舞踏会のシーンは、マリオネットの舞踏会みたいでKAWAIIです。 墓地のシーンが印象的 歌声も映像も美しくて、耳と目を楽しませてくれる。オペラだから展開はもちろんゆっくり目だけれど、見る人を飽きさせない心地良いリズムを感じる。
怪人の不気味さと憐れさ、愛と憎しみ、舞台の華やかさ、時の移ろいの切なさ、色々な味わいが盛り込まれている。唯一劇場の外に出る墓地のシーンは、西洋と東洋の文化の違いを鮮烈に感じてなぜか印象に残った。 美しい音楽と映像を堪能できる
この作品はまず映画館で見て、その後飛行機の中で見て、最後に自宅の大画面テレビでと3回見る機会があったが、何れにおいても音楽の素晴らしさと映像の美しさを楽しむことができた。
ストーリーは単純だ。一応ミステリー仕立てといえないこともないが、ひねりもないしものすごいクライマックスがあるわけでもない。しかし、この作品はイギリスでミュージカルとしてロングランを続けている。その理由はアンドリュー・ロイド・ウェバーの音楽の美しさと、幻想的なセットにあると思う。2年前にロンドンで実物のミュージカルを見たが、英語がわからない自分でも十分に楽しむことができた。
この作品はミュージカルをかなり忠実に映画化しており、更に映画ならではの味付けをしている。ヒロインのエミー・ロッサムは清純で美しいし、難しいことは考えずに単純に楽しめる作品だと思います。 悲しさ、せつさな、苦しさがいっぱい詰まってます 1919年のパリ。今や廃墟と化したオペラ座で、かつて栄華を極めた品々がオークションにかけられていた。そして、謎の惨劇に関わったといういわく付きのシャンデリアが紹介された瞬間、時代は悲劇をもたらした1870年代へと舞い戻る。当時、華やかな舞台でにぎわうオペラ座は、一方で、仮面をかぶった謎の怪人“ファントム”の仕業とみられる奇怪な事件の頻発に揺れていた。そのファントムを、亡き父が授けてくれた“音楽の天使”と信じ、彼の指導で歌の才能を伸ばしてきた若きコーラスガール、クリスティーヌ。彼女はある時、代役として新作オペラの主演に大抜擢され、喝采を浴びる。幼馴染みの青年貴族ラウルも祝福に訪れ、2人は再会を喜び合う。だがその直後、ファントムが現われ、クリスティーヌをオペラ座の地下深くへと誘い出すのだった…。
DVD→ミュージカルの順で見ました。
まずよかったのは音楽。シャンデリアり灯りがともって過去へと誘う瞬間の音楽は壮大で見るものを釘付けにします。
ミュージカルには含まれていないシーンもあり、見せ場が満載でした。
クリスティーヌを巡るファントムとラウル子爵の戦いは見ものですし、狭間で揺れ動くクリスティーヌの表情が悲しさ、せつなさ、苦しみ、そして恋焦がれている瞬間など表情が非常に豊かです。
ミュージカル系はあまりDVDで見ても期待外れが多い中でこの作品は印象に残るまた見たくなる作品でした。
雰囲気映画? まず、本筋・誤訳などをDVD視聴前にネットで一通り調べてから見るのをオススメします。
日本語字幕から感じる多くの違和感に戸惑うことなく映画に集中できますので。
また話の流れがわかれば字幕もなしあるいは英語字幕でご覧ください。
(日本語字幕でばっさりカットされているラウルの男前なセリフを聞いてあげてください・・)
でも前知識なぞなくとも、
とにかく衣装と美術の細部へのこだわりとその美しさ・迫力には圧倒されました。
特に仮面舞踏会(マスカレード)での
金・白・黒を基調とした舞台・衣装なんて本当にため息が出る美しさ!!!!
(その配色の中なのでひときわ薄桃色のドレスのクリスティーヌと
真紅の衣装のファントムが映える!)
また、曲はいうまでもなくすばらしいのですが・・
ファントム(ジェラルド・バトラー)だけが
普通に「俳優としてはうまい」位の歌唱力で、
他の配役が並々ならぬ歌唱力を持ったメンバーだったので
役に感情は乗っているのに歌唱力が追いつかずこちらに響いてこない、そんな感じがしました。
(ラウルは反則的な美声だというのに・・。)
バトラーは確かにがなった部分の声で(元々ロック出身の方らしいので)
ファントムの激しく狂気じみている程の愛は伝わるのですが、
美しいビブラートと地面から湧き出る様な声の豊かさがない・・
その歌声が超絶的でないと「音楽の天使」とまで謳われる彼の
カリスマ性が全く感じられないんです。
その甘美な声に、クリスティーヌは彼を恐れつつも惹かれてしまうんですよ・・
ただでさえ雪の決闘ではラウルに負けたりしてるやや情けないファントムになってるので
せめて歌声だけでも圧倒的な存在感を示してほしかったなぁ。
あとファントムは全面マスクのほうが、想像力が掻き立てられて
各々の描くファントム像が投影されるので良いと思ってるので、
今回の半面マスクはちょっと残念でした・・
普通にイケメンじゃん!ミステリアスさがなくなる!
ラストのマスク剥ぎ取り顔もそんな驚かないし!
うーん・・バトラーだけ吹き替えで、全面マスクなら評価が良かったかもしれないです。
(で、剥ぎ取り後はもっと特殊メイクを酷く・・)
それでも演技だけで十分バトラーの魅力は伝わったと思うのですが。。
(むしろそのほうがバトラーの魅力は増したかも)
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[ DVD ]
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ライラにお手あげ スペシャル・エディション [DVD]
・ベン・スティラー ・ミシェル・モナハン ・マリン・アカーマン ・ジェリー・スティラー
【角川エンタテインメント】
発売日: 2009-04-17
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,043 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,990円〜
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・ベン・スティラー ・ミシェル・モナハン ・マリン・アカーマン ・ジェリー・スティラー
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カスタマー平均評価: 4.5
ファレリー兄弟の久々のHコメディ 『メリーに首ったけ』『ふたりの男とひとりの女』以来の下ネタコメディ。これまでのファレリー作品のエッセンスを踏襲しつつも新しさを感じる。まわりに急かされて出会って間もない女性と結婚したが、実はとんでもない女だった!そんな時に理想の女性と出会ってしまう・・・。ファレリー兄弟+ベンの、コメディとしては鉄板の作品。但しR指定なので一緒に見る相手には気をつけましょう。 婚活後 結婚してないことで、周囲に責められて、ライラって子と結婚しました。
結婚生活が始まると。。。
そう言えば、ライラのことあんまり知らなかった。
歳も10歳くらい離れているから、ジェネレーションギャップはあるし、
とんでもなくわがままな女だし、ば か っぽいことよくするし、
すぐにキーキー言ってうるさいし、生意気。
やっぱり年相応の気の合う相手が良い。
そんなことに気づいたのは、結婚後。
なかなか面白い作品でした。面白かったです。
現実生活で、我慢して結婚生活を送っているなら、妻とこの作品を観て、
とっとと離婚して次の女捜すのもいいかもしんない。
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[ DVD ]
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ニュールンベルグ裁判 [DVD]
・スペンサー・トレイシー ・バート・ランカスター ・リチャード・ウィドマーク ・マレーネ・ディートリッヒ ・ジュディ・ガーランド
【20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン】
発売日: 2009-07-03
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 2,925 円(税込)
( 近日発売 予約可 )
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・スペンサー・トレイシー ・バート・ランカスター ・リチャード・ウィドマーク ・マレーネ・ディートリッヒ ・ジュディ・ガーランド
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カスタマー平均評価: 5
今では、このような映画はつくることが出来ないように感じてしまう作品。 昔観たのですが、非常に見応えがありS・トレイシーの貫禄、R・ウィドマークの知性、M・シェルの存在感を筆頭にB・ランカスターやM・ディートリッヒ、J・ガーランドにM・クリフトと出演者は全て主役級の演技派ばかりで、その人たちが画面に登場しているシーンでは、主演助演問わずにその人が主役ではないかと思ってしまうような迫力というかオーラが感じられ、物語的な見応えと非常によく調和していたのを覚えています。演技陣からして、今では、このような映画はつくることが出来ないように感じてしまう作品。 重厚な演技陣 日本でも小林正樹監督がドキュメンタリーで「東京裁判」という秀作を撮っていますが、この作品は連合軍のドイツ側に対する戦争犯罪裁判を劇映画化したものです。ドキュメンタリーではないので、ドラマならではの脚色であろうと思われる部分や、連合国にとって都合のいい面も無いわけではありませんが、単純なアメリカ万歳的な戦争映画ではなく、裁判を通して裁かれる側と裁く側の人間ドラマにしている点で好感が持てます。
出てくる俳優が皆、素晴らしい。裁判長は大御所スペンサー・トレーシー、検事にリチャード・ウィドマーク、弁護人にマクシミリアン・シェル(アカデミー賞受賞)、被告にはバート・ランカスター(セリフがほとんどない!)という演技派を揃えています。このほかにゲスト出演的にマレーネ・デートリッヒ、ジュディ・ガーランド、モンゴメリー・クリフトが顔を見せています。なかでもモンゴメリー・クリフトは、出演時間の短いこの役をやりたいがためにノー・ギャラで出演したというエピソードもあり、断種法の被害者を熱演しています。
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[ Blu-ray ]
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ゴッドファーザー コッポラ・リストレーション ブルーレイBOX [Blu-ray]
・マーロン・ブランド ・アル・パチーノ ・ジェームズ・カーン ・ロバート・デュバル ・ダイアン・キートン
【パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン】
発売日: 2008-10-03
参考価格: 16,800 円(税込)
販売価格: 12,096 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 15,103円〜
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・マーロン・ブランド ・アル・パチーノ ・ジェームズ・カーン ・ロバート・デュバル ・ダイアン・キートン
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カスタマー平均評価: 4.5
DVD BOXより綺麗です。 BW-930とKURO600Aを購入して初のBDでこれを買いました。
DVD BOXも持っておりましたので見比べてみましたが
明らかに鮮明で綺麗でした。例えばコニーの結婚式で
FBIが会場入り口で来客者の車のナンバーをメモしているシーンでは
ナンバープレートの数字がDVDでは読み取りできないのがBDでははっきりと
見えました。何年経ってもこれは名作映画ですので是非コレクションにどうぞ。 パッケージは何とかならんのか 作品としてはPart3を除くと文句なしの傑作!。映像も美しくなって、コレクターでなくても持っていて損はありません。
残念なのはパッケージ。初期のDVD-BOXは品もあって最高でしたが、再発されるたびに段々と一般的な感じになって、今回もBOXセット用にパッケージングされたDVD版に比べると、Bru-ray版は単品を箱詰めしただけのような安っぽさが頂けません。 何度見ても良い 1作目ができたのが30年以上前とは感じさえないすばらしい映画ですね。
これこそまさに芸術と言えるのではないでしょうか。
広い意味での家族愛が描かれた作品です。
ただ画質はブルーレイ化されたと言えどもずいぶん昔の作品ですのでそれほど綺麗ではありません。
DVD版と比べれば綺麗ですが、最近の映画と比べると天と地の差です。 若い世代にこそ観て欲しい 最新の初めからデジタルで製作されたハイビジョン映像のソリッドな高精細さは有りません。しかし、デジタル合成もCGも無い時代に、画面内の全てを準備して、俳優が演技し、それを撮影、編集しただけの映画にどれだけ多くの労力がつぎ込まれているか!?
登場人物そのものになりきる俳優の奇跡的な演技と、その空気感まで余すところなく引き出す監督の演出、全てを収める撮影、そこに生まれる「映画の魔法」を感じて欲しい。
全てが本物の背景の質感、無言の演技の重たい空気までを極限まで再現出来る記録メディア「Blu?ray」で今蘇る20世紀の遺産は若い世代にとってまったく新しい映画体験になると思う。 これぞハイヴィジョンのGF 最初の作品から数えて35年以上であることが信じられないくらい、補修技術で、みずみずしく蘇りました。
現在のハイヴィジョン画質(TVも映画も)というものは、隅々までくっきりみえるパンフォーカス気味ではありますが、このゴッドファーザーも見事にその水準まで引き上げられています。
シチリアの美しい風景や、洗礼の場所となる教会の美しいこと。
色の補正も相まって、新鮮な驚きがあります。
私はPS3で見ており、以前はDVDをアップコンバートしたものと見比べましたが、はっきりいってこのブルーレイとは比較にならないほどです。違いはマニア云々を問わず、誰でも体感できると思います。
70年代・名作映画、ブルーレイ・ソフト化の指標となるべき出来映えです。
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[ DVD ]
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シンドラーのリスト スペシャルエディション [DVD]
・リーアム・ニーソン ・ベン・キングズレー ・レイフ・ファインズ ・スティーブン・ザイリアン
【ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン】
発売日: 2006-06-23
参考価格: 1,800 円(税込)
販売価格: 1,501 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,590円〜
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・リーアム・ニーソン ・ベン・キングズレー ・レイフ・ファインズ ・スティーブン・ザイリアン
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カスタマー平均評価: 4.5
この映画は史実ではなく、フィクションです。??私がNYタイムズで知ったこの映画の虚構 この映画は、全く持って史実ではありません。その事を、私は、ニューヨーク・タイムズの2004年11月24日の記事で知りました。同紙が2004年11月24日に掲載した、エロン大学の歴史家であるデイヴィッド・M・クロウ(David M. Crowe)教授へのインタビューの内容は衝撃的な物です。クロウ教授に依ると、この映画が描く出来事が有ったとされる時期に、シンドラーは、収容所所長であったアモン・ゲートへの贈賄によって刑務所に入れられており、この映画が描く様な活動を出来た訳が無いのです。その他、多くの矛盾を同教授は指摘しており、この映画を「実話」と錯覚する事は全くの間違いなのです。(詳しくは、ニューヨーク・タイムズ2004年11月24日に掲載されたクロウ教授へのインタビューをお読み下さい。)
この映画が、イスラエルの墓地の場面で終はる事が、イスラエル建国の美化である事は余りにも明らかです。プロパガンダは感動的である事の一例です。皆さん、もっと、冷徹に物事を見てはいかがでしょうか。この映画が、オスロ協定に基ずく中東和平交渉とそれによって起こったイスラエル・ブームの時期に公開された事は、はたして偶然だったのでしょうか?私は、スピルバーグ監督が好きですが、同監督が、フィクションを史実と錯覚させるこの作品を作った事を本当に残念に思ひます。
(西岡昌紀・内科医) 不朽の名作 この作品が、アカデミー賞をとったのは納得できる。
本当におこっていた残酷な事実が、60年もたったいまでも、リアルに残酷さが伝わってくる。私たちが、どれだけひどいことをしていたのかがこの映画を通して分かった。
是非、この映画をいろんな人に見せたい。 「アウシュヴィッツ」がフィクションだったら・・・ もう「歴史」になった感がありますが、「アウシュヴィッツ」には「捏造」などの疑惑が指摘されているのも事実です。史実に興味がある方は、ネットで調べてみることを薦めます。『アウシュヴィッツの争点』(木村愛二)、『ガス室の真実』(西岡昌紀)など。 ぜひ見て欲しい 思わず映画に惹きこまれている自分に気づきます。
滅多に映画に感情移入できない私でも、この映画だけは違います。
最後のシーンにはジーンときてしまいます。
たぶん、リアリティ溢れる映像と、主人公シンドラーの心情の変化が非常に理解できて、
彼の人生を一緒に追体験している気分になるからでしょう。
けっして完全無欠の人格者というわけではないですが、きっとこういう人達が、戦時中でも人間の良心として時代を支えていたのだろうなと思いました。
ぜひ子供達が大きくなったら見せてあげたいと思います。 何を描いているのか 3回ほど繰り返し見ましたが、最初に抱いた疑問が
どんどん大きくなってくる映画です。
スピルバーグは、「この映画を犠牲となった600万のユダヤ人にささげる」と
映画の最後に書いています。でも、これはシンドラーの正義の行動を称えた
映画ではないのでしょうか。
シナリオのもとになつている原作『シンドラーのリスト』では、
矛盾を抱えたシンドラーの複雑な人間像がリアルに迫ってきて、
決して単純な正義の人ではなかったと感じました。ユダヤ人の救済とビジネス。
情事や酒にひたりながら、このふたつを両立させたしたたかさが、
映画では、「少しのユダヤ人しか救えなかった」と涙する感傷に取って代わり、
映画がささげられた当のユダヤ人の姿は、たんなるマスか、あるいはアモン・ゲートに仕える
ユダヤ人女性のかよわさでしかあらわされていません。
ホロコーストとは、キリスト教社会が長い歴史を通じて一貫して行ってきた
ユダヤ人排除の集大成と思えるのですが、この根底的な問題に、
映画は向き合うどころか、キリスト教との融和でことを収めようとしているかに見えます。
ちなみに、映画の最後でサバイバルしたユダヤ人たちが歌う歌は、
6日戦争と呼ばれる第三次中東戦争後、イスラエルで広く歌われるようになった「エルサレム・ザ・ゴールデン」で、イスラエル上映版では別の曲に差し替えられたと聞きます。
それはともかく、ヨーロッパが何世紀もかけて作り上げてきたユダヤ人のイメージは、
サイードがいうオリエンタリズムと同じ土壌にあるように思えます。
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