|
[ DVD ]
|
コンセント [DVD]
・市川実和子 ・村上淳 ・つみきみほ ・木下ほうか
【ショウゲート】
発売日: 2006-06-23
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,263 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,600円〜
|
・市川実和子 ・村上淳 ・つみきみほ ・木下ほうか ・田口ランディ
|
カスタマー平均評価: 4
人間はWindows Vistaか 原作は読んでいないので、映画のみの感想だが、エロティックな匂いや死臭が満載の良作だと思う。エロティックだが日活ロマンポルノのそれではなく、女性も観れるいやらしさというべきか。中原監督は日活出身だが、さすがに女性の感度・感性を捉えることが上手い。「櫻の園」も同様にエロティックだった。今回の主題はコンセントである。人間をPCのOSに例えて話を進めているので、電源=コンセントが必要だ、ということ。人間は本来、電気コードがなくても生きていける。しかし現代では誰かとコンセントでつながっていないと、人間そのものが壊れる。中原監督はこれをシャーマニズムなども引用して見事に映像化した。主演の市川実和子は本当に脆くて壊れそうな演技がいい。男は電源代わりだが、ないとスイッチが入らないカラダ、というものを綺麗に、また卑猥に演じてみせた。本作を観ると、自立心など本人が思っているだけで、実は人間誰もがコンセントを必要としていることに気がつく。ちょっとカルトだが、観ておいて損はない一作である。 コンセントをさしこまれた女 監督の中原俊という人の経歴は変わっている。東大文学部宗教学科卒という立派な学歴をもっていながら、わざわざ日活に入社してロマンポルノを撮っている。市川美和子の脱ぎっぷりも賞賛に値するが、どおりで本作品における濡れ場の演出が堂に入っていたわけだ。
田口ランディの原作を、黒沢清が撮っていたらきっとお子様向けのなんちゃってホラーになってしまったところだが、大人の観客でも鑑賞にたえうるきっちりとした作品に仕上がっている。特にDV親父の夏八木勲の鬼気迫る演技、自発的トランス症の兄(木下ほうか)の得体のしれない不気味さが、なんとも怖?い作品だ。
死の臭いをかぎわけ、精神的に傷ついた者を治癒する能力をもった朝倉ユキ(市川美和子)をどのように映像化するのかがキーポイントとなるわけだが、本作品の中で比較的成功しているのではないかと思う。いかんせん、その能力を持つにいたった経緯の説明が弱い。兄の病の原因は劇中十分に説明されていたが、できれば作品のもう一つのテーマである彼女の超能力の起因について、つみきみほや特殊クリーニング屋の男を使って、東大卒らしいロジカルな解説を加えてほしかった。
よくできた映画 小説を上手く映像化していると思う。映画にするにあたり余分と思ったところを思いっきりカットして、エッセンスだけをまとめたので無理なく仕上がっている。
俳優陣もよい、ヒロインを演じた市川さんのなんともいえない妖艶さに驚いた。決して美人ではないかも知れないが、とても魅力的である。
しかし、やはり原作の不思議な恐ろしさと幻想的な雰囲気には近づいていたものの、そこまで感じ取れなかった。
しかし、小説を映画化するととんでもない駄作になってしまう例が多い中、よくできた映画だとは思う。 文句なしです。 ベストセラーの映画の映画化ということもあり、内容的にもかなり深く、見るごとにイマジネーションの拡がる作品です。
キーワードである「コンセント」の意味を考えることは、目に見えない部分でのつながりを意識することにつながり、今身近な人や忘れさろうとしている人との関係性を改めて見直す良い機会になると思います。
市川実和子の大胆な濡れ場も多数あり、彼女の独特の妖艶さにも魅了されてしまいます。
サイコとエロス、どちらも充実した邦画の最高峰です! 原作と同じような衝撃は得られないけど この小説を読んだときの衝撃といったら言葉で表すことが難しい。 記憶に新しい頃なら文句もたっぷりだったかもしれないが、 表現が難しい中、わかりやすく作られていたように感じた。 ただ、原作を読まずに見たら露出が控え目なAVかなと思われても仕方ない。 コンセントの意味をどれだけの人が理解したか。 性描写が多い中、朝倉ユキの精神世界にどれだけ触れることが出来たか。 そんなことを考えると映画としては物足りない。 いっその事AVで作ってくれた方がよかったかも。 ユキが目覚めていく描写がかなり微妙。 アレ?と思ったら目覚めてた・・・ 俳優が個性的で特に兄役の木下ほうかは凄かった。
|
|
[ DVD ]
|
地獄 [DVD]
・天知茂 ・林寛 ・大友純 ・嵐寛壽郎 ・三ツ矢歌子
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2008-01-25
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,416 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 4,990円〜
|
・天知茂 ・林寛 ・大友純 ・嵐寛壽郎 ・三ツ矢歌子
|
カスタマー平均評価: 5
忘れた頃に観たくなる! 今回のリリース版には予告編が入っているなんて!…いいなぁ。お求めやすくなってるし。ソフト購入直後以降、何度も観賞される作品って、どの位ありますか?万人が関心持つ性質作品ではありませんが、今回ご検討中なのであれば、どうぞ迷わずにご購入して新しい「心の一本」にしてください。最近はテレビも壁掛けできる体裁ですから、家人が許すなら、絵画の様に終日作品を再生してみたい…。そうゆうシャシンです。…因みにウチは、まだブラウン管。 最高の地獄! 神代版、石井版をはるかに凌ぐ傑作だと思う。地獄の描写(血の池、皮剥ぎ、など)が痛々しく、えんま大王の裁きもまた恐ろしい!結果登場人物はみな地獄行きなのだが、不慮の事故から呪われた主人公は悲劇的である。天知茂、佐野浅夫(水戸黄門で有名)などの豪華出演陣、また私は個人的に音楽担当がその筋のマニアに有名な渡辺宙明氏だったことに驚きました。やっとのDVD化です!いい作品ですので予約して下さい!そしてみなさん、交通事故には気を付けましょう!(理由は本作で確認を!) 登場人物全員が地獄に堕ちる ゲーテの『ファウスト』をモチーフにしており、
約2時間のうち前半は現世、後半は地獄絵図が描かれます。
けれん味たっぷりの、中川監督の演出がすばらしいです。
オーバーに思える俳優さんの演技も、おどろおどろしい雰囲気を引き立てています。
ところどころ笑ってしまうシーンもありますが、
全体を通して映像がとてもかっこよく、見ていて飽きません。
後半の地獄絵図は、CGなどない時代の特殊技術。
製作者たちの「がんばってつくってる」感じがよく伝わります。
|
|
[ DVD ]
|
アンフェア the movie [DVD]
・篠原涼子
【ポニーキャニオン】
発売日: 2007-09-19
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 3,701 円(税込)
( 通常5〜7日以内に発送 )
中古価格: 290円〜
|
・篠原涼子
|
カスタマー平均評価: 2.5
いや、結構面白いけどなぁ? あまり映画をみないウチの奥さんが「面白いよ」と言ってたので観たんですが・・・
「あ、ホントに面白いや」というのが素直な感想。
裏切りに次ぐ裏切り、仲間同士の撃ち合い、腐乱した警察上層部への復讐などなど
結構好きなテイストが盛り沢山の内容でした。
レビューを読んでみると思ったより皆さんの評価が低い・・・(笑)
TVドラマの方は全く見た事がないのでよくわかりませんが、推測するにそっちの方
が映画より断然良かったんでしょうね。
まぁ、それでも個人的には楽しめた1本でした。 篠原涼子は良いが 私にとって篠原涼子と言えばオリックス・クレジットのCF。台本に書いてあるト書きを簡単に想像出来る演技で目に楽しく、機会があればドラマを観てみたいと思う程の好演。TV版『アンフェア』は30分程しか観なかったが、ヒロインの警官に相応しい格好良さだった。映画版でも格好良く中々宜しい。最近始まった『BOSS』の天海祐希より段違いに格好良く、更に「深み」もある。警官は人の死を扱う仕事で、人の不幸だけでなく心の醜さにも常に晒されれば、少なくとも微笑む機会が減るだろう。事件を解決しても犯罪が無くなることはないから徒労感に猫背になり能天気に笑えなくなるだろう。それでも自分の正義感に従い悪に立ち向かえば無愛想になるだろう。つまり人の不幸を感じ同情するだけでなく、醜さに晒されれば傷つく心の繊細さを「隠す」雪平の仏頂面。そして正義感を表わす立ち姿と雰囲気の良さ。こういう「深み」が篠原の演技から分かる。だが、娘と再会しても緊張した顔のまま。確かにまだ安心出来る場面ではないが一瞬、母の表情が欲しい。篠原の実力を考えれば出来ないはずはなく演出だろう。演出で目につくのが雪平の白いブラウス。病院へ潜入する時は上着を脱ぎブラウスの白を強調し、雪平の善良な心を表わしている。地下で濡れると「透けブラ」になり、女としては恥ずかしいが自分の子供のためには何でもする母の強さ、そして心に秘めた鋼の正義感を暗示。…と、普通のOLなら問題ないが警官なら暗闇で目立つブラウスから上着に着替えなければならず(着替えの時に恥ずかしさも表わせる)、善良な心は肌の白さで表わせる。死んだSATから防弾チョッキを取らないのは絶対あり得ない。ポケットが多いSATのパンツに履き替え更に自分に履けそうなコンバットブーツを探してもいい。脚本と演出はこれ以上書く価値無 商売上手なフジテレビ 予算にして三億。当然出演者のギャラを引いたらもっと少なくなる。正味、五千万がいいとこ。もしかするともっと少ないかもしれない。事前にスケジュール管理みっちりやって、撮影期間、一週間。まぁそんな感じ。要するにそれくらいお手軽に作られた映画であるという事。少なくとも私にはそんな風に見えた。これでスケールアップとは笑わせる。テレビシリーズの方はどんだけコンパクトに作られてんだ。私はこれを映画とは呼ばない。深夜ドラマだってもっと真面目に作ってる。すべてのシーンが手抜きの連続。そんなものに客が詰め掛ける。世の中いったいどうなってんだ。 篠原涼子のプロモーション・ビデオ!? バツイチで子持ち、しかも大酒のみだけれど犯人検挙率抜群の美人刑事の活躍を描いたテレビドラマの劇場版。といっても、テレビの方は全く見ていないので、篠原涼子がセクシーかどうかとか、思ったより鼻が大きいとか、そういう先入観は無しで拝見させていただきました。
テレビシリーズの劇場版にありがちな、細かいディティールやプロフィールの紹介が省略されたせいで、かえって登場人物たちがクールに立ち上がってきます。特に江口洋介や、私も大好きな椎名桔平は、ええ感じ!って、実はこれも前半しか持ちませんでしたが・・・。
えー、予算の少ない中、がんばっている邦画をしっかり応援しなきゃいけないのはわかっています。でもね、まずいものをまずいと言わないと、何時まで経っても美味しい料理は出てきません。
予算がないのはわかっています。でも、それってカットとかシーンとか、工夫次第でいい映画になると思うのです。スケジュールがタイトで、撮り直しが効かないなら、せめて事前にサラ金みたいに十分チェックしましょうよ!イマジネーション使って!
まあ、いいです、全体は。こんなもんでしょう。でも、私的に許せないのは銃とか銃撃のシーン。何ですか、あのSATの突入シーンは!エキストラの練習風景じゃないですか・・・。
もうひとつ、娘を探して病院内をさまよう雪平。愛用のS&W M3913、通称レディ・スミス。って、それってSAT隊員がホルダーごと落としてた(!!!)やつですよね!(爆)しかも、うわーあぶない、そっち向いたら銃を構えなきゃ!ありゃ?そっちはさっきチェックして、誰もいなかったよね!
って、もうめちゃくちゃですわ。誰が、演技指導しとんねん!責任者っ、出て来いっ!
いやはや、「コラテラル」でも「Mr.&Mrs.スミス」でもいいので、3回見てワンと言ってからやってみてください。ああ、「ブレイブワン」のジョディの下手風の方が、よっぽどさまになってますよ!
まあ、日常生活の中には銃とかないし、そういうシーンが街角に溢れていない幸せな国の住人ではありますが、作品として金を取るとなると別問題です。そういうディティールの積み重ねがなければ、決して全体としていいものは出来ません。うちのサイトが、1ピクセルにこだわるように。北野監督に秘訣でも聞いてみます!?
個人的には、濱田マリもビンボー臭い顔と獅子鼻が嫌いで・・・。 無理して 映画にする必要あったかな?(^_^;)瑛太はいないし、安本さんも、いないし。香川照之も、いない。(T_T)なんかこう、ちぐはぐな印象を拭い去れず。
|
|
[ DVD ]
|
鬼畜 [DVD]
・岩下志麻 ・緒形拳 ・蟹江敬三 ・田中邦衛 ・大竹しのぶ
【松竹ホームビデオ】
発売日: 2007-08-24
参考価格: 2,800 円(税込)
販売価格: 2,395 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,170円〜
|
・岩下志麻 ・緒形拳 ・蟹江敬三 ・田中邦衛 ・大竹しのぶ ・松本清張 ・井手雅人
|
カスタマー平均評価: 5
商品説明などにストーリーの9割が書かれているので注意 松本清張原作に基ずく、サスペンスと人間ドラマです。時間は110分と適当です。タイトルと緒方拳、岩下志麻主演というと激しい凄惨な内容が予想されますが、血が出るなどの残酷シーンはなく、恐ろしさは精神的なものです。アメリカ販売のDVD(The Demon)では“ヒッチコックのような“という表現がとられています。実の母親の小川真由美に捨てられた3人の子供に次第に殺意を抱いていく緒方と岩下ですが、何気ない出来事が殺意につながるシーンや、犯行にいたる直前の親と子供との間に生ずる緊張感がこの映画の最高のサスペンスです。最後まで抑えた演技の緒方、美しいだけに怖い岩下の主役に加え、人のいい蟹江敬三、婦人警官の初々しい大竹しのぶなど脇役も光ります。人間ドラマとして終わらず、さすが松本清張と思わせるトリックも楽しめますので、ミステリーファンにもお薦めです。性描写は穏当で、犯行そのものの残酷シーンはありませんので、小学生高学年くらいからの鑑賞が適当です。最後に、あくまで、スリラー・サスペンス映画ですので、最小限の予備知識で鑑賞するのが適当です。その点で、商品説明などにストーリーの9割が書かれていることがありますので注意が必要です。 人間の業の深さが滲み出ている作品 松本清張原作、野村芳太郎監督、緒形拳主演のこの作品は、かれこれ30年以上前に劇場で放映されたものだ。この度、価格が2,800円という期間限定のロープライスになり、懐かしくて購入してしまった。先頃、緒形拳さんが惜しくも鬼籍の人となったが、正に本作品でも名優ぶりを発揮している。男の性、夫婦の在り方、親子の絆というものを深く思惟してみると、この映画が持つ壮大なテーマが理解できると思う。名作は、いつ観ても色褪せないし、感動する。素晴らしい作品である。 緒形拳と岩下志麻の怪演がすごい。 現代のバブルの頃に女を囲って子供を3人生ませた男が、バブルがはじけてお手当てが払えず自宅に子供を置き去りにされてしまう様な話です。
始めは妻に遠慮しながらも面倒見ていたけど気の強い妻との板挟みでだんだんと子供が疎ましくなってくる情けない夫が緒形拳です。
自分は子供を産めない鬼のような岩下志麻の子供に対するいじめが加速して行きます。
夫の感情もガミガミと責められるうちに麻痺して妻の言いなりに子供を…。
ラストは泣けます。ホントは子供好きだったであろう男がそこまでしてしまうのはやっぱり鬼畜のような妻と婿養子とゆう負い目のせいでしょうか。
子供たちの母親役の小川真由美さんは始めに少ししか出ていませんが彼女もすごい迫力です。
余談ですが志麻さんのSEXの時の声は獣の遠吠えの様でビックリしました。
|
|
[ DVD ]
|
新怪談必殺地獄少女拳 吸血ゾンビと妖怪くノ一大戦争 [DVD]
・五味龍太郎 ・大野由加里 ・木原浩勝 ・森愛子 ・佐藤美樹
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2009-02-25
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,192 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,383円〜
|
・五味龍太郎 ・大野由加里 ・木原浩勝 ・森愛子 ・佐藤美樹
|
カスタマー平均評価: 4.5
まさにエンタメ映画 くノ一に妖怪にドラキュラにアクション拷問パンチラ時代劇、笑いあり涙あり人情あり、とにかく監督が好きなのだろう色々な要素を混ぜて煮込んだチャンポン映画。低予算でも好きな物をとことん撮ってやる!という気概が見えて、私的にとても好感が持てた。時代考証だなんだと細かい事は気にせずに、ただひたすら楽しむ為に観たい作品。個人的に特記したいのは、全体にちりばめられた必殺シリーズのパロディ。必殺好きとして嬉しく思わずニヤニヤしてしまった。また、その筋で人気の作家がかなり関わっているので、怪談作家ファンとして観るのも有り。こういう作っている当人から楽しそうな作品、もっと観てみたい。今後に期待。 けっこう傑作だと思います 低予算の低俗映画だと他の方は言われるかもしれませんが自分は結構好きです。
タイトルどうりゾンビとくノ一が戦ってそこに日本妖怪がくノ一側の援軍として参戦。
みんな武器を持っているわけですが一番うけたのは鎌鼬の武器が草刈り鎌を2本。かなり危ない。
終盤で戦闘能力が低いと思われる河童さんが死んだときはショックでしたけど。あの円盤攻撃じゃぁな・・・。
それに比べてタヌキはあっけなく死にましたけど。
あとドラキュラの毎回の拷問タイム。釘刺したりとか鋸で切ったりとかちょーうけます。
それと、ところどころでの必殺仕事人のパロディもいい味だしてます。
西洋妖怪もうちょっといてもよかった気がします。
私事ではありますがぱっとみ新手のAVかとおもってしまったこともあります。ほぼ女性キャストですし。
パンチラもおおくプレイガールかと思うぐらい。
|
|
[ DVD ]
|
眠らない街 新宿鮫 [DVD]
・真田広之 ・田中美奈子 ・奥田瑛二 ・矢崎滋 ・今井雅之
【フジテレビ】
発売日: 2008-03-19
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,416 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,680円〜
|
・真田広之 ・田中美奈子 ・奥田瑛二 ・矢崎滋 ・今井雅之 ・大沢在昌 ・荒井晴彦
|
カスタマー平均評価: 4.5
出色 ハードボイルド 独特の虚無感、正義感がしびれる凄さ。
ハリウッドを遥かに越える迫力。
真田の迫真の演技は抜群。
脇役も抜群の個性。
ストーリー展開もバシバシ。
脚本も冴え渡る。
日本映画の凄さを再認識。 晶はオレの女だー ポルノにコメディ、ロマンスやヒューマンと幅広いジャンルでそれなり作品を撮り続けている滝田洋二郎監督。最新作『おくりびと』の評判も上々でハズシの少ない映画監督という印象が自分の中では強い。その滝田監督による大沢在昌の人気ハードボイルドシリーズ第1作目『眠らない街』の映画化だ。数年前に館ひろし主演でNHKドラマ化されたシリーズに比べると、真田広之の方が刑事鮫島役にはまっていた感じ。どんな役を演じても「あぶ刑事」に見えてしまう舘ひろしは演技の幅が狭すぎる。公安時代のイザコザを原因でキャリア組なのに防犯課の警部どまり、はぐれ刑事として単独捜査を敢行する鮫島の孤独感やトラウマ、(麻薬に対する異常なほどの)潔癖性などを真田広之が人間臭く演じている。
しかし、マドンナ役の青木晶役の田中美奈子は、(多くのレビュアーのご指摘どおり)あきらかなミス・キャスト。ロック・ボーカル・シーンはおいといても、原作の中では鮫島にロケット・○ッパイと呼ばれている晶と田中とのフェロモン差はいかんともしがたく、ポルノ出身の滝田監督をもってしても、(ソフトボールの上野投手にちょっと見似ている)田中から“女”を引き出すのは難しかったようで、肝心の真田との絡みがまったく盛り上がらない。むしろ、拳銃密造業の同性愛者・木津(奥田瑛ニ)とのあぶないプレーの方がよっぽど見ごたえがある。
ストーリー的には晶の新宿ライブと密造拳銃がどのように結びつくかが映画の見所で、観客の目を眩ます引っ掛けもちゃんと用意されており、正直中だるみはまったく感じなかった。最近のナル男俳優とは段違いの存在感を見せている、真田広之がとにかくかっちょいい。今時「晶はオレの女だー」なんてクサイ台詞を叫んでも絵になってしまうのは、この人ぐらいしか見あたらない。それだけに相手役のマドンナにせめて(10年前の)キョンキョンあたりをキャスティングしてほしかった1本だ。 走る! 走る! 真田広之、走る! 走る!
しかし田中美奈子は脱がない。
おまけになんだ、その色気のない下着は、それでもロッカーか!
今見ると出てくるケータイ電話に笑えます。 待ちこがれていました。 ついに、、と言うか、やっとですか。。。手持ちのVHSはもうボロボロです。
原作を忠実に再現するには、2時間弱では無理があると思うので、
ドラマの方があっているのかもしれませんし、この映画も賛否両論でしたけど、
個人的には原作のニオイは十分に出ていると思います。
NHK版の館さんも大好きなんでかっこいいんですが、かっこよすぎと言うか、、
あぶ刑事世代のワタシには無敵のヒーローに見えてしまうので、、、
鮫島の魅力ってその「弱さ」にあると思うので、その辺はやはり真田さんの方が
ハマっていたかなぁ、と。奥田さんに拉致されてるあたりなんか、館さんだとちょっと
キツイかなぁと思います。
あと決定的に、、、館さんはジーパンが似合わない(笑)、三段警棒も似合わない。
身長的には館さんくらい高い方が原作に近いと思うんですけどねー。
でも晶は、NHK版の川村かおりがハマってたと思います!今なら土屋アンナかなぁ。 夜の新宿 その当時この映画は余りヒットせず、評判は…でした。私は好きだったんだけど…真田さんもハマり役で奥田さん、室田さんも良かったです!夜の新宿が独特で田舎育ちの私には興奮そのものでした。続編期待してたのに残念です。
|
|
[ DVD ]
|
ヒート アイランド [DVD]
・城田優 ・木村了 ・北川景子 ・小柳友 ・浦田直也
【アミューズソフトエンタテインメント】
発売日: 2008-03-26
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,416 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,379円〜
|
・城田優 ・木村了 ・北川景子 ・小柳友 ・浦田直也
|
カスタマー平均評価: 4
私はそんなに楽しめなかった B級映画かな。城田君かっこよかったし、他の俳優陣も豪華ではあったけど…。他の方達が好評価なので、あえて辛口に評価しました。 邦画にしてはおもしろい!! ストリートギャングとやくざと強盗が三つ巴で大金を巡って
争いをする。内容は単純なようで結構深い。思わぬ展開で
大金が行き来する。最初から最後までどんでん返し。見る価値アリ!!
了君と優君が可愛かった。 個人的には木村了君が好きだったので、買ったDVDですが、ギャグもあって、ストーリも面白かったです。城たんも演技がすごく上手で・・・。
・・・でも、最後の終わり方はちょっと、好きじゃなかった・・・。 Van Tomikoがいい! 「ジェットコースター・ムービー」っていうフレコミとはウラハラにストーリー展開はミドルテンポでちょい期待ハズレ。強盗+2つのヤクザ+南米マフィア+渋谷ギャング。この「五つ巴ストーリー」という着想はめちゃくちゃ面白い! でも、原作を忠実に再現するために、わかりやすくしたぶん、スリルが半減しちゃったようだ。
まるっきり『タイガー&ドラゴン』のオフビートに振るか、それとも『GONIN』のハードボイルドに持っていくか。手はいろいろあったと思う。もっとワイルドに、もっとスタイリッシュに撮ってほしかった。
ギャングのリーダー・アキ役の城田優をはじめ肝心の若者たちの演技がテンション低いと思う。Do As Infinity復活の伴都美子のアネゴ的存在感が光ってた。それに比べ、豊原功補と近藤芳正の過剰な芝居、伊原剛志の渋い佇まいとかは、さすが「俳優」で、十分に楽しめた。特筆すべきはパパイヤ鈴木。そのハマりっぷりは笑えました。
同じタイプの映画で、クールに仕上げた見本として、岩井俊二監督『フライド・ドラゴン・フィッシュ』オススメ。 凄く真面目に作られたハイテンションムーヴィー 本作はジャケットデザインからして、かなり「ヤバイ」雰囲気である。渋谷はアメリカでは「日本のタイムズスクエア」と紹介されているが、確かにハチ公前の情景は本当にそれっぽい。現代の「チーム」とかはよくわからないが(笑)、映画ならではの誇張はあるにせよ、かなり「渋谷のいま」を捉えた佳作だと思う。全体のノリは「スナッチ」だが、お笑いよりもテンションの高さで引っ張っていく点が異なる。居酒屋で知り合った6人(この経緯は本編になく、メイキングで観ることができる)はギルティというチームを組んでいるが、ひょんなことから3,000万円の強奪レースに参加することになる。しかしそれ以外にチームとしてのまとまりを示すシーンがないため、6人の一体感が感じられないのが難点で、最後の横浜での伊原剛史との一騎打ち(ここだけなぜに横浜?)にリーダー・城田優を仲間が助けに来る大事なシーンの現実味が乏しいのだ。でも渋谷(一部横浜)の夜景などは綺麗で、また松尾スズキの意外なファイトシーンが観れたりと、楽しい作品ではある。決して暴力系映画ではないので、家族で観ても大丈夫。メイキングではセンター街のゲリラ撮りなどが観れて面白い。お勧めです。
|
|
[ DVD ]
|
運命じゃない人 [DVD]
・中村靖日 ・霧島れいか ・山中聡 ・山下規介 ・板谷由夏
【エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ】
発売日: 2006-01-27
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 4,242 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,060円〜
|
・中村靖日 ・霧島れいか ・山中聡 ・山下規介 ・板谷由夏 ・内田けんじ
|
カスタマー平均評価: 4.5
ちょっと残念感が・・・ 非常に緻密な脚本.素晴らしいのですが、技に溺れるというか、「なるほど、良く出来てるね.だからどうしたの?」という感じでした.見終わっても、何かあまり残るものがない感じ. 繰り返し観ました みなさんいいことばかり書いてるんで、まず、あえて難点と思ったところを書きますと、内田監督の話は警察やヤクザがからむ段になると、いまいち説得力が薄いような気がします。2chのスレも読んだんけど、理屈や可能性ではともかく、警察やヤクザやそれに関わる事になった人たちが、あんな行動とるか?というとやっぱりそれはないだろというところが色々あって。
ただ、その辺のゆるさはこの監督さんの美点なんじゃないかなぁ。
これは僕の誤った憶測かもしれないけど、この監督の悪人像とか警察組織に対する根源的なイメージって、多分、星新一さんの話に出てくるようなああいう感じかなと、思うんですよ。どこか愛嬌があって怖くないっていうか。
実際のこの話に出て来るヤーサンもあまり怖さのオーラを発してないし。
んで、この監督さんの場合、無理にリアリズムを追求するより、そのゆるさを許容する世界観を演出的に正当化する努力をした方が、いいのではと思いました。
そのへんで申し訳ないけど一点引いたんですけど(……ただ妙に携帯にこだわるところを考えると、よりリアリズムを追求する方向性がいいのかなという感じもするし、書いてて自信ないな。リアリズム追求の方が天性の才能を要求されない分道程は易しとは思うんだけど)。
いずれにせよ、これだけ練られた脚本で、至福の時を過ごさせて頂いたという感謝の気持ちの方がマイナスの部分より断然大きいです。
通常予告編や解説までは観ないけど、これはツボにはまってコメンタリーでまで観ましたから。
それで勢いに乗ってWBからの三作全て観ましたが、これが一番よいように思いました。全体的に構成がスッキリしていて、やりたいことを素直にやってるという印象で。最初は低予算映画にありがちな画質に萎えかけたけど、そこでやめなくて良かったです。
まさかこのノリで10本も撮るわけじゃないだろうから、次の作品くらいから本当の勝負って事になりますか。
何をやらかしてくれるのやらわかりませんが、とにかく楽しみにしてます。 そうきたか!と膝を叩いてしまった傑作! 何より宮田君のキャラが第一!
そして脚本。
そこかしこに張り巡らされた伏線。
冒頭の女性のモノローグからもう物語のループに引きずり込まれてしまう。
ヤクザも出てくるけど、結局みんな「いい人」なのが、鑑賞後の清々しさに直結している。
いや、実際に本物のヤクザを知ってる人なら、あの探偵の言うように、警察並み、いやそれ以上に怖い存在。
その恐怖感を与えつつも、結局見終わった後大団円に締めくくる手腕は見事としかいいようがない!
「アフタースクール」もよかったけど、
鑑賞後の清々しさと、宮田君のキャラだけで、断然「運命じゃない人」に軍配が上がりますね。
こんな凄い映画、久々です! ここ数年に見た映画の中で最高!映画はやっぱり脚本ですね! 誰もが知る有名俳優ばかりをこれでもかと揃えた豪華キャスティング、
あるいは大名海外ロケ、時代錯誤の物量誇示、子供だましのド派手なCGやワイヤアクションのオンパレード…
洋の東西を問わず、そんなんばかりが跋扈する昨今の映画界に一石を投じた作品だと思います。
これを見て、映画というものは優れた脚本がなによりも大切なのだという至極当たり前のことに
あらためて気づかされた人(私のような素人のみならず、作るのを職業としているギョーカイの
人たちも含め)
はかなりいたのではないでしょうか。
もちろん初メガホンとは思えない絶妙な演出、随所で光るシャレた台詞も見逃せないのはいうまでもありませんが。
ストライク 話の組み立て方はよくある感じだけど、でも確実に成功していて、「ああ、そういうことだったのかー。」の連続が小気味良い。
笑わせるセンスも私にはどストライクでした。マンション買ったときの写真に写ってる宮田君とかも可笑しくて、細かいとこまでよくできてる。
|
|
[ DVD ]
|
クロスファイア [DVD]
・矢田亜希子 ・伊藤英明 ・原田龍二 ・吉沢悠
【東宝ビデオ】
発売日: 2001-01-25
参考価格: 6,300 円(税込)
販売価格: 5,304 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,670円〜
|
・矢田亜希子 ・伊藤英明 ・原田龍二 ・吉沢悠 ・宮部みゆき
|
カスタマー平均評価: 3.5
ボスはけっきょく何がしたかったのか? 二つの小説を非常にうまく繋げて人物の出し入れも快調で、すばらしいテンポで見せてくれます。悲劇的結末を最初から予期しているかのような独特の冷えたトーンにヒロインがピタリとはまり、文句なしといいたいところですが、部下を片っ端から始末するガーディアンのボスがけっきょく何をしたかったのが判らずじまいで・・・ちょうど面倒くさくなってきたガーディアンを店じまいしたかったのか?、彼自身は普通人で、超能力者全滅を狙ったのか?
でもその死に様はたっぷり1分近くかけての嬲り殺しで、思いきりカタルシスでした。俳優自身もそれを望んだんじゃないかと思うぐらい、悲しみも怒りもこいつに集中する構成になっています。 邦画には珍しい「炎」の映画 今はなき横浜ドリームランドでの大炎上シーンなど、本作は炎と爆発の映画である。それだけSFXが良くないと、全くのウソになってしまうのだが、その点でも健闘していたのではないか。メイキングもほとんどがSFXの解説に終始していることからも、力の入れようがわかる。その分、音楽が非常にチーピーでこれは残念だった。矢田亜希子や伊藤英明は好演であり、また桃井かおりのどっしり感も映画に風格を持たせていた。桃井がいなかったら、もう少し軽く、魅力のない仕上がりになっていたのでは。脚本はちょっと問題ありかな、と思うが、まあ炎の迫力で良しとしよう(笑)。本作はまた、長澤まさみのデビュー作としても知られている。宮崎あおいや蒼井優などとは違う、とにかく「可愛い」という存在感においては、将来が予測できうる魅力があった。でも、あおいコンビと現段階ではそのままの印象で差がついてしまっている。東宝もシンデレラとして扱いすぎである。東映の石原さとみなんかは、最初から鍛えられていたしなあ。もう8年前の映画だが、炎の魅力という点で本作を凌ぐものはない。おすすめです。 監督の性癖 金子監督は若い女優をいたぶるシーンを撮るのが好きだ。本作では伊藤英明の妹がレイプされる場面のいやらしさに鳥肌が立った。「神の左手悪魔の右手」や「DEATH NOTE」にも如実に表れており、好きな人はいいけど、映画監督じゃなければただのロリコン変態おやじだ。ストーリー的にはクローネンバーグの「スキャナーズ」を思い起こさせます。 良くできていると思う ミヤベ作品にここ2?3年はまっていて、「クロスファイア」が一番最初に読んだ作品だった。
映画やドラマもほとんど見たが、そのすべてが駄作と言える出来。
唯一良作といえるのがこの作品だ。
原作では途中から同じ超能力者との関係に溺れていく主人公だが、
正直結末を描くために無理矢理あの展開に持っていった感じだった。
映画の中で同僚に想いを寄せる主人公の方がきわめて自然に感じた。
この作品は原作とは全く別の作品として鑑賞することを勧める。
ミヤベ作品はどれも複雑な人間関係が描かれているので、
これらをすべて表現するには恐らく今の日本人の監督では能力が足りないのだと思う。
それと「青木淳子」と「矢田亜希子」のイメージが違うという人が多いが、
若くてちょっと綺麗で、でも翳がある女性がイメージなら
「矢田亜希子」はよく演じていたのではないだろうか。 CGは確かに…。 かなり酷評されてますが、アイドル映画(?)としては、結構いい出来じゃないですか。この作品より酷い邦画なんてヤマのようありますよ。全体を通して、主人公・青木淳子(矢田亜希子)の悲しい運命の雰囲気がよく描けていると思います。矢田亜希子は、こういう翳のある役だと結構いけるんじゃないでしょうか。伊藤英明の演技はイマイチですが、二人の“純愛もの”として考えれば、初々しく観れます。長澤まさみは、なかなか存在感があり、その後の活躍も納得させられます。それにしても、値段が高すぎると思う。
|
|
[ DVD ]
|
アンテナ スペシャル・エディション [DVD]
・加瀬亮 ・小林明実 ・木崎大輔 ・宇崎竜童 ・麻丘めぐみ
【ハピネット・ピクチャーズ】
発売日: 2004-07-23
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 4,242 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,300円〜
|
・加瀬亮 ・小林明実 ・木崎大輔 ・宇崎竜童 ・麻丘めぐみ ・田口ランディ ・熊切和嘉
|
カスタマー平均評価: 5
アンテナ 結局、祐一郎が一番の被害者である。
家族のほかのものは、宗教や自殺を通して妹の失踪を乗り切っていく。彼は間にはさまれて、自分の家族が堕ちていったり、想像の世界を描くところを見て、彼らの面倒を見ることしかできない。
だが、SMの女王・ナオミとのセッションで、彼は自分自身が閉じ込めていた「中身」をさらけ出して、楽になる。自分がずっと終わらせたかったことを、終わらせようとする。
とても重い本作だが、ハッピーエンドである。
もしそうじゃなくても、希望はまだある、ということを感じさせるラストであると思いたい。
ちなみに、加瀬亮の熱演と、熊切和嘉の演出、カメラワークなども見ものである。
アンテナ この作品の原作を読んでから見ました。原作と比べて削られているところもありましたが、核となる部分は濃く、登場人物の心情がじわじわと伝わってきました。驚くべきは、加瀬亮さんの演技力だと思います。ただリアルで、圧倒されるばかりです。最初に見たときは、ほとんどまともに見ることができなかったのですが、何度も見返すうち、祐一郎と同じように、私もナオミの台詞に救われたような気がします。 詩的情緒を大切に、美しく… 内容だけを見ていると、目を覆いたくなる部分、耳を塞ぎたくなる部分が多くありそうですが、情緒というものが大切にされていて、登場人物たちの心の変化が美しく描かれているので、SMルームでのシーンや自傷シーンなどもみやすいです。バックに流れる曲、要所に出てくる鏡越しの風景…、色んなものが合図となって、作品の中に見ている私を引き込んでいきました。重要となる、SMルームでのマスターベーションを強要されるシーンは、主演・加瀬亮さんの圧倒的な演技力によって、リアルかつ美しいものになっています。主人公の心の鍵とも言える女王様の言葉に、何度見ても私は泣いてしまいます。 熊切監督の着眼点、加瀬亮の演技力 荻原家を突然襲う悲劇「妹の失踪」 同居していた伯父は、自殺。 父親の病死、母は宗教にのめり込み、弟は精神病院へ入院してしまう。 それをどのように纏めあげるのか、熊切監督の着眼点が見ものだ。 抑圧された感情や体験を言葉や行動として外部に表出して、 心の緊張を解消していく様が荻原家の人間模様を土台に上手く表現されている。主人公の荻原祐一郎役を演じる加瀬亮の演技力も見どころ。 この作品の奥行きを上手く表現。すごい役者だ。
|
|