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どろろ コレクターズ・エディション [DVD]
・原田美枝子 ・土屋アンナ ・瑛太 ・中井貴一 ・中村嘉葎雄
【ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン】
発売日: 2007-07-13
参考価格: 8,820 円(税込)
販売価格: 6,571 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,499円〜
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・原田美枝子 ・土屋アンナ ・瑛太 ・中井貴一 ・中村嘉葎雄
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カスタマー平均評価: 3.5
ヒットの鉄則 言っておきますが塩田明彦はとても才能のある監督です。いま会いに行きますにしろなんでこうなってしまうんでしょうか?ひとえにTBSの立てたヒットの鉄則によるものが原因としか思えません。妻夫木のキャスティングは女性客を、柴崎は男性客の集客を見込んでのものでしょう。要するに映画の内容は二の次という訳です。これではいい映画など生まれようがありません。TBSに猛省を希望します。 妙な所が気になってしょうがない! 私はキャラクターデザインにうるさい人間で、この映画の中では、「百鬼丸」の格好が気になって集中できなかった!
それは何かというと、まず百鬼丸が着ている着物!! なぜ百鬼丸のトレードマークでもある錨のマークの着物の上に、
もう一枚はおっているのか!! それだけで百鬼丸らしさ半減でスゾ!(私の中だけですけどね。)
そして髪型!! ちゃんと顔の片方隠しなさいよ! 髪の毛で! ブラックジャックみたいに!
アクションもまた微妙やねー。 あのオオサンショウウオみたいなのと戦っているときは、もはやウルトラマンに出てくる
怪獣の着ぐるみにしか見えませんぞ!! かっこ悪ぅうう!
原作に思い入れがありすぎる僕としては、見るに耐えない映画でした。 結構良かった 酷評もあるけど、無国籍な感じとか、役者さんたちの演技とか、結構良かったと思います。
欲を言えば、もう少し一人一人の人間を丁寧に描いて欲しかった。ドラマ的な部分を。それには時間が足りなかったか・・・。これだけいい俳優がそろっているのだから、そこがちょっと残念。
連続テレビドラマで、時間をかけて一つ一つの物語を見たかったな。
でも、妻夫木百鬼丸の表情やアクションもよかったし、柴咲どろろもそれなりによかった。
ブッキー&柴咲コウファンのための映画 手塚治虫の原作「どろろ」ファンの方へはお薦めできませんが、妻夫木聡&柴咲コウファンには満足な作品でしょう。ブッキー&コウが画面狭しと大活躍です。ただ貧相なCGやワイヤーアクションの連発で出来の悪い特撮映画を観ているようで情けなく思うシーンも多くあります。「ラストサムライ」でも使われたニュージーランドの風景は壮大で美しい。柴咲コウが「どろろ」役を演じている段階で、これは「どろろ」ではありません。「どろろ」は10歳前後の少女です。「アルプスの少女ハイジ」のハイジを20歳が演じるようなものです。原作を堪能できる映像を観たい場合にはアニメ版テレビシリーズがDVD化されているのでそちらをお薦めします。 納得の面白さ 僕は原作もアニメも見ていますが映画も納得の面白さでした!皆さん原作がどうとかキャスティングがどうとかCGがどうとかアクションがどうとか評論家気取ってる人多いようですが自ら壁作って詰まらなくしてませんか?先入観を持たずに斜めから観ないで素直に楽しみましょう!楽しみかた沢山ありますよ。
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あずみ 2 [DVD]
・上戸彩 ・石垣佑磨 ・小栗旬 ・栗山千明 ・高島礼子
【アミューズソフトエンタテインメント】
発売日: 2005-09-22
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,416 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 50円〜
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・上戸彩 ・石垣佑磨 ・小栗旬 ・栗山千明 ・高島礼子 ・小山ゆう
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カスタマー平均評価: 2.5
単なる個人的な報告 『あずみ 2』をレンタルDVDで観たのは、もう4?5年ほど前になりますか。
それで、今頃『あずみ 2』がどんな映画だったのか思い出そうとしても、記憶に残っているのは、栗山千明扮するくの一が、なにかブツブツつぶやきながら、前作であずみといっしょに死線を生き延びた少年(いまでは役名も役者の名前も顔も覚えていない彼)を、あっさりと矢で射抜いたこと。せっかく前作で生きのびた刺客が、ストーリーの都合でたいした働きもしないうちから、あっさりともったいなくもなく抹殺されたのには、驚いた記憶が残っています。
それ以外のことは、何一つ思い出だせない始末。僕にとっては印象の薄い映画だったんですね。だから、どんな役者が顔をそろえていたのかも、まったく記憶に残っておりません。
上戸彩が主役の映画に、敵役でも栗山千明を出演させたのは、大失敗ですわ。どらちかというと、栗原千明の方がよっぽど「あずみ」オーラを出していて、上戸彩が霞んでしまっていました。大人の都合だか、撮影スケジュールが合わないとか、栗原本人が主演を断っていたのかもしれませんが、私的には、映画『あずみ』の人選の段階から、上戸彩じゃなくて、栗山千明を「あずみ」に抜擢するべきだった、と今では確信しています。
栗山千明嬢は、立っているだけで、オーラ溢れる女優として記憶に刻まれるいまどき稀有な存在ですが、いまではすっかり大人になってしまったから、もう「あずみ」の役をすることはないのでしょうか。
彼女、HHKの時代劇「浪花の華」では、女剣士役がハマっていました。もし、どんなかたちであれ、成人になった『あずみ』の役をやる企画が持ち上がったら、そのときはぜひ、栗原千明さんを主役にして欲しい、なんて願ってしまいます。 実写ではツライか 山奥の現場みたいなところで鬼ごっこしてみたり、
高知東生の嫁さんが、あまりにマンマな啖呵を切ってみたり、
前作に比べるとあきらかにパワーダウン。
オダギリに続く怪演で魅せた栗山嬢も、引っ張った割りに退場はあっさりで拍子抜け。
原作を読んでいないので断定はしませんが(原作にこのエピソードがあるのかどうかも分かりませんが)、
マンガで読めばそれなりな展開&結末だったかも知れません。
個人的に、あの犬っぽい人が出てこなかったのが残念なだけです。
・・・ 「俺達は刺客だ?」
冒頭からの説明台詞で早速ぐったり。
なんでストーリーの流れに沿って観客に(自然に)
理解させるってことができないんだろう…?
まあ、弓矢を「撃つ」なんて台詞を書いてるくらい
だからそんな小器用なことはできないのかな。
え?
弓矢は「射る」ものだってことぐらい知ってるけど
それじゃ観客がわからないだろうと思って「撃つ」
と言わせたって?
そうやって客をナメてるからこの程度のものしか
作れないんだね。
はっきりいって学芸会レベル。
どうしようもない駄作です。 普通に楽しめたし安心して見れる。何より上戸彩が可愛いくハマリ役! なかなか皆さん厳しい批評ですね。
先ず、映画という観点から期待すると皆さんの批評は納得できます。
ただ単行本もあるようですし、アニメとして見ればストーリーも現実の歴史と重ねた違和感なく見れるものだと思います。
パート1での登場人物や時代背景の説明にあたる部分が意外性があった為、特別引き付けられるのはどんな作品でもよくある話。
パーツ2が物足りなく感じるのはある意味この作品だけが悪いのでなく仕方のない事だと思う。
パート1を見て、パート2がどうしても見たいと感じたのは事実。期待し過ぎた分感動が少なかったのは事実ですが、普通に楽しめたしパート3も見たいから製作して欲しいと素直に感じました。
映画でよくある難し過ぎて終わるまで意味が分からなかったってのと比べると、逆に分かりやすくて手頃な感もします。
例えて、ハリーポッターなんて世界で注目されシリーズ化もされてますが、主人公が凄いと説明されながら期待して見ていると
たいして凄いと感じれなく、周りの人より少し凄いというだけ。登場人物が揃ってポッターさんと凄く人のように持ち上げますが、見ていてそんなに凄いかな?って感じるのは私だけでしょうか?何か物足りなさを感じました。
それに比べると、お決まりかもしれませんがヒーロー物の典型で絶対負けない、安心して見れるものだと思います。
私は元来、上戸彩のファンでも何でもなかったのですが、この映画を見てファンになりました。
演技が上手とかは置いといて、とにかく可愛い!女の子だからお姫様でなく逆に刀、刺客という男性的な役柄が上戸彩を引立てたように感じます。
正直、この映画でファンになりその後、TVなどで見る上戸彩を見て普通だなって物足りなさを感じた位です。
演技がどうとかって批評は、確かにTVドラマをみれば一目瞭然ですが、あずみでは違和感なく見れました。
「映画=感動」みたいな期待して見るからショックが大きいので、邦画で上戸彩というアイドル(?)が主演し、小学館で連載され単行本も発売されているアニメが実写で映画となった。と聞いて見れば最初から「映画=感動」と期待し過ぎず見るのでは?逆に、「湘南爆走族」や「ビーパップ」のように実写版で安っぽくなってしまいショックを受ける事を考えれば全然普通に楽しめると思うのですが・・・。
実際は、単行本を読んでいないのでパート3があるのかは不明ですが、私が見たいのもありますが、上戸彩の為にも是非製作して欲しいと思う。 ゆるしちゃおう ^^ 上戸彩の主演映画。
ただぁ?
細かいカット割で動きを出しているけど
見るからに最強の刺客とは?
とても思えなかった。
まぁ こんなものっ かなっ (笑)
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サムライチャンプルー 巻之壱 [DVD]
・中井和哉 ・佐藤銀平 ・川澄綾子
【ビクターエンタテインメント】
発売日: 2004-08-21
参考価格: 6,090 円(税込)
販売価格: 5,126 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,000円〜
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・中井和哉 ・佐藤銀平 ・川澄綾子
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カスタマー平均評価: 4.5
れっつ さむらいちゃんぷるー 普通のアニメとは何かが違うと思います。
ストーリーの内容はそれほど濃くはないのですが、なぜかチャンプルーの世界に引き込まれますw
最後の3話は必見ですよー
パチンコしたくなるわ('∀`) パチンコで知りました 今年ついに五十になる私にとってこのアニメは驚異的です(笑)第三話の遊廓などのシーンがパチンコ台にありますが、見るたびパチンコをやりたくなります!そもそも会社の若い奴にこのアニメを聞いても、あまり知らないはなぜ? パチンコではエヴァンゲリオンもさんざんやりましたが、アニメは見たいとはあまり思わなかったのになア!サムライはいいよん!なにも見ている我々に教えも、要求もしていない気がします!そこがいい!パチンコのエヴァンゲリオンのようにサムライもシリーズになってほしいですが、新台はきっとでないでないでしょう!パチンカーの勘ですけど 面白い 明らかに異彩を放つアニメです。 メインキャラの3人の内、中井和哉さんと川澄綾子さんはすっかりアニメ、ゲームではお馴染みなので安定してはいるが食傷気味です。 佐藤銀平さんが他に何をされているかは存じ上げませんが、クールな感じが出ててとても良いです。お薦め出来るのですが、このDVD各巻2話収録で全13巻で、このお値段。お財布にかなり響きます。 損はしないですけどね。 センス良すぎ!! 風景、音楽、人物、物語、演出
全てが凄い。カッコイイ。
しかも笑える。
初めて見たときは衝撃でした。
すげぇ・・こんなアニメがあるのか!!・・・と。
"ひょんなことから"一緒に旅することになった、
3人が繰り広げるヒップホップな時代劇を、ぜひ見てください。 ポップで現代風だが、見た目よりずっと深い 初めてこの作品に触れる方は、あまり先入観を持たないほうがいいかもしれません。
DVDなどのジャケットを見ると、ポップで現代っぽい時代劇?と思われる方も多いでしょう。ですがそのイメージはこのアニメの一部分を表してるだけです。
作品自体はギャグありおふざけあり、なんでもありの回もありますが、締めるところは締めており、シリアスでクールで泣ける話が結構多くあったりする、なかなかつかみどころがないアニメです。
特に人間と人間のドラマを丁寧に時に残酷に、"その時代"に在った生き様(死に様)を描いておりご都合主義のアニメとはまったく違う、リアルさを感じました。
シナリオ、構成、作画、演出、音楽の全てにおいてクオリティが高く、かつセンスを感じる作品はそうそう無い。OPからEDまで無駄がなく隙のない構成。ムゲン、ジン、フウの自然でテンポのいい会話。鬼気迫る殺陣と日本情緒溢れる背景の、動と静の絵の使い方、演出の巧さ、本当に見事です。そして音楽。特に14話の沖縄民謡風の曲が流れたシーン、あのシーンはある意味アニメでしか出来ない映画以上のものが表現されていた。アニメーションの可能性と底力を感じた作品でした。
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[ DVD ]
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七人の侍 [DVD]
・三船敏郎 ・志村喬 ・稲葉義男 ・宮口精二 ・千秋実
【東宝ビデオ】
発売日: 2002-10-25
参考価格: 8,400 円(税込)
販売価格: 7,072 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 4,300円〜
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・三船敏郎 ・志村喬 ・稲葉義男 ・宮口精二 ・千秋実
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カスタマー平均評価: 5
超大作といわれるにふさわしい面白さ
この映画を見るのは2回目だが、3時間半という超大作で、しかも白黒ということで見る前に少し覚悟がいったが、実際視聴してみるとさすがに日本を代表する超大作といわれるだけあって色々な角度で楽しめる作品であった。
ストーリーは野武士の略奪に悩まされる農村を守るために、農民が侍を雇って村を守ろうとするという奇想天外なものだが、戦国時代には実際にこのような事実もあったらしい。作品の前半は百姓達が侍を雇おうとして苦労する場面に費やさられるが、この部分が結構面白い。最初の一人を雇うのに非常な苦労をするわけだが、それもそのはずで報酬が白米を腹一杯食べるだけというのでは普通の侍が応じるはずもなく、特色のある侍が一人ずる集まるエピソードが楽しめる。それにしても当時の百姓の生活は悲惨の一言で、身なりは汚いし、自分が作った米も食えないし何のために生きているのだろうと思わされる。
中盤は、7人の侍が集まった後に、野武士をいかに撃退するか作戦を練り、それを実行に移す様子がコミカルに描かれる一方で、登場人物たちの過去の辛い過去が明らかになったりと、盛りだくさんの内容だ。
そして終盤は野武士たちとの迫力のある戦闘シーンがたっぷりと描かれており、特に最後の雨中の決戦の場面は圧巻だ。そしてエンディングとなるわけだが、印象的なのは前半では悲惨な部分しか見えなかった百姓達の生活が中盤から徐々に印象が変わってくるところだ。それを象徴するのがこのエンディングである。この作品が単なる娯楽作品にとどまらない奥行きの深さを感じさせる終り方だと思った。
百姓たちは卑屈すぎる 褒めるべき所は皆さんおっしゃる通りです。敢えて、個人的に好きになれない箇所を一点。「おらたちは駄目だ」とかなんとか、野武士にやられ放題になっている百姓たちが自信なさそうに言いますが、あまりに卑屈すぎる気がする。最後の志村喬のせりふ「勝ったのは百姓だ」を生かすために、わざと必要以上に卑屈にしたのでしょうが、見ていて百姓の情けなさには胸がむかむかする。 常に最新作のような魅力を持った世界の傑作! 観てない人は無条件に観るべし!世界中の人々や、映画人に影響を与え、今でも変わらぬ影響力、感動を与える世界の傑作かつ名作。
その迫力、いくつものカメラをいろいろなところにセットして同時撮影したカメラワークと編集、人物設定、脚本、美術、たぶん、、こんな映画二度と撮れないでしょう。
この映画が古くならないのは、流行ではなく、本質的な人間の性質を捉えているからですね。
戦と勝った負けたが人生の分け目になる武士達、戦に翻弄されるが畑を耕し自然と闘い共存していく百姓。前者は強者かつ支配者で、後者は弱者かつ被支配者と思われているけれど、その実、前者がお国のために命をかけて戦って負けても勝っても、後者は関係なく畑を耕し、収穫を得て生きていく、、、いったい、、戦とは何なのか?。。。。百姓達のい願いを聞き、浪人達を集め、百姓達に戦術を教え、陣頭指揮を執り、そして大切な仲間を失った侍の大将の勘兵衛が、戦い終わって発した一言、、、「また負け戦だったな…、勝ったのはあの者たちだ、わし達ではない…。」、、、という言葉に、全てが詰まっている。
この台詞は、第二次世界大戦が終わって、神風特攻隊や学徒出陣、大勢の好む好まざるに関わらず「お国のため」に戦い死んで行った人々のことを忘れたかのごとく、有象無象の戦後大衆風俗が出現し、全ては忘却の彼方になってしまった現代日本の比喩でもあると言われています。
なるほど、弱者であった百姓を守るため、強者であった侍達の有志が集まり、侍同士が、そして百姓達とも心をひとつにして、ある一種、、歴史を変えていく、、それは、考えを広げれば、武士同士の覇権争いの戦いとは違い、人民を守るための意義ある戦いと思える、、しかし、、本当に違うのか??戦いとは己の信じる正義や思想や欲が絡まって行われることには変わりは無い。などと、、、、いろいろ考えてしまう。
同時に、命をかけ戦ってこその友情があるということも、改めて考えさせられる。だって、仕事でさえも物凄く困難があって、それを乗り越えたりすると、会社や立場が違っても他とは違う結びつきが生れるしね、スポーツなんかも一般的にはそうだし、、家庭だってそうだよね、、、だから、、、結局、、、、戦争なんてしないで、そういった擬似戦争でケンカしたり笑いあったりして友情や繁栄を育みましょうよ。とまあ、変なところに話題が行ってしまいましたが。
雨をモノクロフィルムに写すために、墨汁を混ぜて降らしたり、あの泥沼のような地面が迫力あるシーンを生んでいますが、これは積雪を溶かすために撒いた大量の水の偶然の産物だったとか、焼けるわら葺家の中で、島崎雪子はギリギリまで演技をし、火ぶくれで顔が腫上がった、とか、セットの周りにあった森も焼け果てちゃった、とか、、物凄くエピソードが多い映画なので、この映画に関する本も読むと面白いですよ。
もう一度言います、観てない人は、直ぐに見るべき! 日本映画の最高傑作 今でも多くの人々に語り継がれ、年月を経るほどにこ黒澤監督の偉大さを痛感させられる。
細部の拘り、リアリティーの追求。
妥協を許さず、結果として膨大な制作費と年月が掛かった作品であるが、だからこそ本物の映画となったことを実感させられる。
印象的な野武士との決戦シーンは極寒の2月に撮影されたということだが、確かに俳優達の吐く息は白い。勘兵衛達はもとより野武士や農民たち脇役達も迫真の演技である。
また七人の侍の個性や用心棒になるまでの経緯やその後の農民たちとの交流なども丁寧に描かれており、ヒューマンドラマという点でも充分に見応えがある。
それから三船敏郎・志村喬はやはり黒澤映画にはなくてはならない存在であり、見る方も安心してしまう。 消えた野武士 作品についてあれこれ述べることはやめておきます。唯一つ、何度も観るたびに募る疑問がありますので、何方か教えて下さい。最後の決戦で菊千代が撃たれた腹を押さえながら野武士の頭目を追い詰めるシーン、後退りする頭目の脇に手下の野武士(殆ど裸の)がいます。この野武士が頭目が菊千代に突き殺され倒れ落ちるカットでは消えているのです。リアルタイムではなくリバイバルで観た筈なのに思い出せず、VHSとDVDとで何回も観ての話です。この野武士の行方(?)をご存知の方は是非教えて下さい。ついでにクイズを一つ、野武士はすべて始末されたのではなく何人かが姿を消しています。はて何人でしょう(勿論画面からわかる範囲でです)。次に観る機会に正確に数えてみるのも一興かと思います。
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[ DVD ]
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赤ひげ <普及版> [DVD]
・三船敏郎;加山雄三;山崎 努;二木てるみ
【東宝】
発売日: 2007-11-09
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,416 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,402円〜
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・三船敏郎 ・加山雄三 ・山崎 努 ・二木てるみ
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カスタマー平均評価: 5
小物やカメラアングルがきれいだ。 今見終えました。
ストーリーがどうとかはおいといて、
小物やカメラのアングルがきれい、そしてそれについて書きます。
たとえば、ヤスモトと狂女が話すシーンでうまい具合にローソクが
おいてあったり、(三角形の構図)狂女のかんざしが一瞬キラリとひかったり
(日経新聞によると、いろんな角度から光をあててためしたとのこと)
見事といえるテクニックが随所にみられます。
個人的にお見事だとおもったのは、ある一家が心中して
遺体がはこびだされるシーンで、部屋の中においてあるかびんの陰が障子に
うつっているシーンがあるのですが、うまいことこの花瓶が
三角形をなして整然とおいてあるので、
ここまで気をつかうかと感嘆するしかありません。 三船敏郎の凄さ、素晴らしさ 三船敏郎の演技が、黒澤演出を完全に超越した作品です。加山雄三も三船、黒澤監督の姿を身近に強烈に感じ、一生役者の途に進む事を志したと言っています。とにかく三船が素晴らしい。世界のミフネの面目躍如です。画面から溢れる威厳、緊張、熱気。三船の演技が黒澤演出を超えた瞬間、二度と二人で作品を創る事はなかったのは残念ですが、頂点を極めた二人には必要なかったかもしれません。あのクリントイースドウッドが、黒澤監督は素晴らしいが、三船はもっと素晴らしいと絶賛しています。イースドウッド演出の三船主演の硫黄島からの、観たかったなあー。もし実現していたら、今の10倍はいい映画になっていたかもしれません。三船45歳の時の作品です。今の俳優でいませんね日本には。悲しいもんです。 「長坊?!、長坊?!」 人生を体験できる作品。
今の自分が不幸だと思い込んでる人には是非観てもらいたい作品。
保本(加山雄三)が赤ひげ(三船敏郎)の処で
様々な人の人生を垣間見ながら人間として成長していきます。
この作品を観た僕も保本のように
一回り大きな人間になった様な気がします。
おとよ(二木てるみ)たちが井戸に向かって
声が張り裂けんばかりに
「長坊?!、長坊?!」と何度も大声で叫ぶシーン、
目頭が熱くなります。
皆にこの映画を観て欲しい、
そして、皆とこの素晴らしい人間のあり方を共感したい、
そんな作品です。
気高い魂。 ああ、こんなお医者さんがいたらいいのに。(きっといるんでしょうけど。)とてもとても暖かくなる映画ですね。僕の汚れた友人の中には、美化しすぎだとか予定調和だとかヒューマン臭すぎるという人がいますが、いいじゃないですか!人間の美しさを描いているのです。気高い魂を描いているのです。これから学校の先生になる人に、「二十四の瞳」を見てもらいたいと思うのと同じくらい、これから医者になる人に「赤ひげ」を見ていただきたい!精神を病んだ女の子が高熱を出して倒れている若い医者を看病するシーンで、寝ている彼のおでこにもっともっと冷えた手ぬぐいを乗せて早く熱を下げようと、女の子は窓から降り積もった雪を悴む素手で掴み、たらいの中に入れ、手ぬぐいを絞るシーンは、女の子の心情の変化と、彼女の精神が直ってきているという両方が伝わり、、、素晴らしい演出だと思います。優しさが人の心を治癒させてくれる。本当に「人っていいなあ」と思える映画です。間違いなく傑作です!気高く勇敢で優しい魂こそが世の中を救うのです。 あっという間の3時間でした。 50歳を超えて初めて観ました。死ぬ前にこういう映画を観ることができて良かったと素直に感動しました。三船敏郎45歳の演技とは・・・信じられないと言うか、自らの未熟さを痛感してしまった。加山雄三が泣くシーンなんて初めて観ました・・・それなりの演技ですが好感が持てました。皆、黒澤作品に出演できる喜びと緊張感が溢れていて素晴らしいものとなっているのだと思います。
個々の人間ドラマを逐次語っていては、キリが無いけれど香川京子の迫真の演技には驚いた。二木てるみのイメージも変わった。当時の俳優は全て今のそれよりもはるか上を行っていたことは間違いないし、療養所のセットも白黒画面とは言え生々しいものだった。
もう本当に素晴らしかった。これを最後に三船敏郎は黒澤作品には出ていないとは何故だったのだろうか。
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[ DVD ]
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御法度 [DVD]
・ビートたけし ・松田龍平 ・武田真治 ・浅野忠信 ・崔洋一
【松竹ホームビデオ】
発売日: 2000-05-21
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 4,242 円(税込)
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 349円〜
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・ビートたけし ・松田龍平 ・武田真治 ・浅野忠信 ・崔洋一 ・司馬遼太郎
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カスタマー平均評価: 4
監督の先見の明が光る作品 松田龍平、14歳にして奇才大島渚監督にスカウトされ、俳優デビュー。
その美しさは、刃のようであり、罪である。
土方歳三にビートたけし、沖田総司に武田真治、田代彪蔵に浅野忠信、伊東甲子太郎に伊武雅刀、その他異色ともいえるキャスティングが賛否両論を生みましたが、全体的によくバランスがとれている作品だと思います。
特に、2000年を越えてからブレイクし始めた寺島進や田中要次なども出演していて見所沢山☆
主役の松田龍平は、演技どころか芸能界初体験ながらも、堂々と臆することなく演技し、その妖艶で切れるような美しさ、思春期の未熟な男だからこそ醸し出される色香が、観る者を酔わせること間違いなし。
大島渚監督は、そういった意味でとても先見の明優れた人だと感じました。
男色が苦手、腐女子向けなどと言われていますが、これは男女問わず耽美世界が好きな方なら、是非見ていただきたい作品。
が、耽美は男色のみにあらず。これは上記に付け足しておきたいことであります(苦笑) 想像力をたくましくして楽しむ映画 何年も前に初めて観たときには「なんて退屈な映画だろう」と思っていたのですが、年を経て大人になった今、久しぶりに観かえすと、驚くほど面白い映画でした。
この映画、歴史物のかたちをとってはいますが史実を中心に描いているわけではありません。
新撰組というのも舞台設定程度にとらえておいたほうが良いかも。
人物描写はおそらく正統派の新撰組ファンほど納得がいかない気がします。
チャンバラも少なめで地味です。
ラブシーンを期待されている方のために明記しておきますと、裸の出てくる過激なシーンはほとんどありませんし薄味です。
歴史も描かれない、勇ましい新撰組のチャンバラも無い、濡れ場も薄い、ではこの映画の観どころは何かというと、一言で言えば「人間関係」ではないかと感じました。
この時点でこの登場人物は何を考えているのか?
裏で何が起こっている、あるいは起こっていないのか?
と、描かれていない部分をあれこれと想像するのが、この映画の醍醐味であり非常に面白いところと感じました。
主演の松田龍平が物語の渦中におかれるほど美少年ではないとか、当時の演技が素人同然なので納得がいかないという声もありますが(かつては私もそう思っていました!)、何度か観返すと、彼の無表情さ・未熟さが、加納惣三郎というキャラクターをこれ以上ないくらい描き出しているのに気付きます。
新撰組に不穏な風をもたらす惣三郎はとらえどころがありません。
主義主張も信念も見えず無口で受身で、いとも簡単に従わせることができるように見えるのに、全く思い通りにならない妙な少年です。
彼が何を考えているかわからないからこそ周囲の男たちはやきもきし、疑念にさいなまれてバランスを失っていくように見えました。これはまだ主体的な演技ができない若い役者さんを中心にすえたことが功を奏していたと思います。
彼の幼さの残る和風な顔立ちもまた、場面によって宇宙人か仏像か幽霊のような、性別のわからない何か別の生き物に見えて、不思議な気味悪さをかもし出していました。今風のわかりやすい爽やかな美男子ではああいった不気味な少年にはならなかったでしょうね。
そのものズバリを描くことを避けてわざと意味深に見せる演出ですので、ただ普通にだらっとストーリーを追うと山場らしい山場も見当たらず、展開が理解しがたいかもしれません。でもそれは映画のせいではなく、楽しみ方の問題なのだと思います。
ささいな台詞や視線などの挙動から色気を読み取り、想像力を最大限にふくらませて見ることをおすすめします。
観客の「妄想」があってこそ完成する映画です。
以下、個人的な注目点
☆良かった☆
・衣装の色の使い方が良かった。さすがワダエミ。
・トミーズ雅がいい味出してた
・ちょっとしか出てこなかったけど意外にも神田うのの太夫役が美しくドはまりだった
☆残念☆
・生首のシーンは笑ってしまった(首の模型が嘘っぽくて…)
・セリフが長くて説明くさい箇所がある
・もう少し風景の絵が欲しかった 懐の深い映画 この映画、私は好きでもう何度も見ている。出てくる男たちの顔がとにかくいい。ビートたけし、崔洋一、武田真治、浅野忠信、トミーズ雅、田口トモロヲ、そして坂上二郎。とくにトミーズ雅や、坂上、このあたりのキャスティングの妙には唸らされた。むろん主役の松田龍平も、演技は拙いながら妖しげな雰囲気は十分醸し出しており、「タッジオ」の役割は十分果たしている。
キーマンはやはり武田真治演じる沖田総司か。この映画は解釈がどうにでも成り立つ作りになっているのだが、ラストで沖田はすでに幽霊だったのではないだろうか。映画の中で沖田は「そのケ」はないと弁明しているが、じつは沖田も惣三郎(松田龍平)と「出来て」いて、彼の口から語られる「雨月物語」のストーリーのごとく、映画のどこかの時点ですでにこの世から退場し、この最後のシーンでは化けて惣三郎に会いに来ていたのではないだろうか?湯沢(田口トモロヲ)を斬った下手人も、じつは沖田だった…。
そう考えると謎がすべてすっと腑に落ちるような気がする。最初から最後まで、どこか実体感が感じられない武田真治の演技も説明がつく。
それにしても懐の深い映画である。
溝口へのオマージュとも取れる、最後の河原のシーンはすばらしい。
この映画、撮影、音楽、衣装からすべてが壮麗で元手がかかっている、近年出色の日本映画だと思う。 面白いですが、男女で注目する点は若干違うでしょう。 座頭市などが音楽や闘いも派手なお祭り的な作品なのに対して、
こちらは割りと静かめ。
なかなか歴史を感じさせるフィクションとは思えない内容です。
ただ一応言っておきますが別にBLとかそう言うのではないので、
一部の方はそこは期待せず・・。
こう言う話の場合どうしてもキャストには賛否両論となってしまいがちで、
キャストの人選に関してはかなり好みがはっきり分かれるかもしれません(特に女性の方は)
そこばかりが本題ではないので(・・・ほぼ本題ですが)
あまりそこに注目しない方は全く問題ないですけど。
それからやはり闘いのシーンは少ないです。
侍活劇とかじゃないのでバトルは期待しないで下さい。
あと私は衆道の気はないのであまり参考にはならない感想ですが(笑)
加納が奪い合ってでも手に入れたい美少年と言う風には思いませんでした。
「青い春」の次に見てみました 当時、どこにでもいそうなにきび面の中学生に過ぎなかった松田龍平を見出した大島渚監督の眼力はすごい。物語が進むにつれ、だんだん妖しく見えてきたのは不思議だった。
でも、15、6歳であのベッドシーンはありなんだろうか(布団だったけど…)。私が母親なら嫌だな。
ところで、関西人としては、トミーズ雅の存在がうれしかった。一服の清涼剤という感じ(加納惣三郎の誘惑に屈しなかったし笑)。武田真治演じる沖田総司があくまでもさわやかな好青年であったのにも必然性があったのが最後にわかった。
とても丁寧に贅沢に作られた映画で、繰り返し見ても十分楽しめると思う。
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[ DVD ]
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椿三十郎<普及版> [DVD]
・三船敏郎;仲代達矢;加山雄三;団令子;志村喬;田中邦衛
【東宝】
発売日: 2007-11-09
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,416 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,398円〜
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・三船敏郎 ・仲代達矢 ・加山雄三 ・団令子 ・志村喬 ・田中邦衛
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カスタマー平均評価: 5
ユーモアと好敵手の存在に特化した分、用心棒とは違う傑作となった。 「用心棒」は「桑畑三十郎」の人物像を描くところから始まっていますが、
「椿三十郎」はオープニングから魅力全開。
その分、ユーモアと仲代達也という好敵手を登場させることによって、「用心棒」とは別の傑作となっています。
DVDの特典で見られる予告編のように、金魚のフンのように連なって行くシーンや、
床下から頭をひょこひょこ出させるシーンなど、随所に今にも通じる笑いを散りばめているのが秀逸。
そしてなにより今でも語り草な仲代達也との一騎打ち。
逆手に持った太刀で一気に仕留める場面はこちらも体がこわばるほどの緊張感。
素晴らしい場面です。
本当に最高傑作。素晴らしい。 最高だ! 用心棒も好きだけど、こっちも大好きです。多少コメディ色が出てるにしても十分素晴らしい。特にラストの若侍たちの土下座シーンは最高。何も恩を返せず、ただただ頭を下げるくらいしかできない自分たちを情けなく思い涙をこらえるシーンはなんとも言えません。皆様も是非!
「用心棒」以上にユーモアがある とにかく痛快。三船が楽しい。「用心棒」以上にユーモアもあり、凄みもあり、颯爽とした歩き方が、他の訳者では再現できない。武士や武家の人の仕草を、今の俳優に期待するのは難しいかもしれません。もちろん脇を固めている人たちの個性が、それぞれ面白い。何度も繰り返し見ても飽きないです。
星を4つにしたのは、人を切りすぎだから。これは、たぶん映画会社の意見だと思う。 久雄さん。何故、リメイクOK? 久雄さん。何故、リメイクOK?したのでしょうか。お父さんと、三船さん。…そしてファンも、情けないです。(`')怒怒怒織田さんも、好きですけど。 今の人は、芸は、出来ても。役になりきれない。殺陣など、悲惨に見える。ヤッパリ世界の三船は、すご過ぎる。 迫力、緊張感とユーモアが融合した、痛快無比な時代劇 黒澤監督が娯楽に徹して作った痛快無比なチャンバラ時代劇。96分に凝縮された映画のどのカットからも目が離せない。若侍達を助けることになった三船敏郎演じる椿三十郎の腰の座った殺陣は見事。腕だけでなく頭のきれる、口は悪いが人はいい善を助けるヒーローだが、お城勤めなんぞ面倒くさくてできない一匹狼であり続け、城代家老の奥方から、鞘に入っていない抜き身の刀であり、本当によい刀は鞘に入っているもんですよ、とズバリ評される。桁外れの切れ者だが世をすねた本作のヒーローを演じられるのは油ののりきったこの時期の三船敏郎以外には考えられない。
他の俳優では敵役の室戸半兵衛を演じた若き日の仲代達矢が圧倒的にいい。三十郎と同じ抜き身の刀のような存在。ギラギラした悪の切れ者ぶりがかっこよい。黒澤映画における仲代達矢は、「影武者」や「乱」の大仰な演技よりも、本作や「用心棒」の悪役の方が断然いいと思うのは私だけだろうか。この二人が室内で対峙する場面、夜道を並んで歩く場面、そしてラストの雌雄を決する超リアルで超有名な決闘場面の緊張感は並々ならない。
脚本も息つく暇を与えぬ展開でサスペンスフル。1点指摘したいのは、緊張だけでなく緩和も用意されていること。代表的なのは、城代家老の奥方の、三十郎のペースを狂わすが憎めないのんびりぶり。そして小林桂樹演じる敵方の見張りが若侍に捕まって押入れに閉じ込められた後、いつの間にか若侍側の味方をするようになり、貴重な意見を言う時には押入れから勝手に出て、言い終わると自発的に押入れに引っ込む様子。そして城代家老の馬面。ユーモラスこの上ない。黒澤映画に欠かせない花は本作では当然椿だが、白黒映画での見事な使い方は見てのお楽しみ。迫力、サスペンス、ユーモアが融合した超一級の娯楽作品である本作は貴方の期待を決して裏切らないでしょう。
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[ DVD ]
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SABU~さぶ~ [DVD]
・藤原竜也 ・妻夫木聡 ・田畑智子 ・吹石一恵 ・沢田研二
【松竹ホームビデオ】
発売日: 2003-02-22
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,416 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,150円〜
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・藤原竜也 ・妻夫木聡 ・田畑智子 ・吹石一恵 ・沢田研二 ・山本周五郎 ・竹山洋
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カスタマー平均評価: 4.5
これは秀作 三池崇史監督作品は結構見ているほうなのですが、あの強烈な趣味は、熱狂的三池ファンにはたまらないカタルシスでも、一般人にはなんともアクが強すぎて、“オーディション”以外の作品にはなかなかついて行けないと言うのが本音です。 その三池監督が山本周五郎原作の“さぶ”をやる、と聞いたときは、正直びっくりしたものでした。
見てみるとなかなかの秀作ですね。名古屋テレビ開局40周年を記念して作られたそうですが、テレビ的なセカセカした演出でなく、ゆったりした堂々の映画的演出には風格があると思いました。 英次が人間的に成長していく部分が少し描写が荒くて、どういう風に彼が立ち直ったのか内面の動きがはっきり見えなかったり、石川島の役人たちがなぜ英次に魅かれて行ったのかも描写が足りないと思いますが、ラストのさぶと英次の抱擁、おのぶのナレーション、さぶとおのぶが橋の上ですれ違う絶妙のショットなど、人生の喜び、悲哀を見事に凝縮した場面になっていると思います。 音楽もグッド。 藤岡竜也をはじめとする若手演技陣も、変にカッコつけないで熱演しているところがいいし、ベテラン演技陣も脇をガッチリ固めている、という印象が強く、これは見ごたえのある作品でした。
竜也クン最高らぁ―ょ さぶとぇぃじの友情にすごく感動UまUた。竜也くnが出るからみたnだヶどみてょかったです。最後のさぶとぇぃじが抱き合ぅ所にまぢ感動!!感動をぁりがとぅッッ素 面白い。 内容が内容なだけに映像が綺麗過ぎるんじゃない?とは思ったけど、 楽しめたんでいいです。ただ、三池監督がこれからこういう作品ばかり撮る様になるのは、 僕にとってはあまり喜ばしい事ではないです。 『オーディション』や『Dead Or Alive』見たいなグロい作品も撮って、 こういう作品(『アンドロメディア』とか?)も撮る 節操のない監督でいて欲しいと思うわけですよ。 今年初の☆5つです こんなに若い役者であったかどうかなんですら知らなかった作品で感動しました。 タイトルとパッケージの写真で若い人が無理してヤクザものでもしているのかと思いました。内容は、なんて悲しくてなんて優しい物語でしょうか。 藤原竜也と妻夫木聡の作品はアタリが多いです。 レビューを見て買おうか、もしくは借りようか迷っている人は見てください。 私は年に80本は映画を見るのですがその中で☆5つは多くて8本くらいですよ。好みもありますが私はみて間違いないと思います。 なんでこんなに泣けちゃうんでしょう 時代劇と馬鹿にして(?)いました。時代劇が渋いなぁて思っちゃ間違いです。正直さと真っ直ぐさ、山本周太郎さんの作品は、時代劇すぎないような気がします。 制約の多かった生きにくい時代。それでも、あったいいものはあったかいし、熱い想いも熱かったのだと、しみじみ感じました。 あらぬ罪で自分をはめた人間をむ栄ちゃん。それを不器用でも誰よりも幸せになってほしいと一生懸命願ってはげますさぶ。 好きな人と結ばれたくてもそれを通せない時代の女性。静かでも熱い想いで待つ女性。 結末は驚きましたが、人であれでこそかもしれません。 藤原くんの裾さばきで「すごい役者さんだ!」と感激してしまいました。妻夫木くんの憎めない役柄の演技もすごい!ラストのさぶちゃんのやさしさで目が滝になりました。いろんな年代の人に見てほしい作品でした。
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[ DVD ]
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卍<まんじまい>舞2 妖艶三女濡れ絵巻 [DVD]
・武田久美子 ・麻倉未稀 ・三原じゅん子 ・沢木麻知子 ・白石ひとみ
【東映ビデオ】
発売日: 2007-11-21
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,416 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,170円〜
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・武田久美子 ・麻倉未稀 ・三原じゅん子 ・沢木麻知子 ・白石ひとみ ・井上誠吾
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カスタマー平均評価: 3
画像が悪い。 麻倉未稀さんのヌード目当てで購入したのですが、少ししかありませんでした。
武田久美子さんのヌードはたくさんありました。画像が悪いです。
ファン以外は買う価値なしです。
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[ DVD ]
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里見八犬伝 [DVD]
・薬師丸ひろ子 ・真田広之 ・千葉真一 ・志穂美悦子
【PI,ASM】
発売日: 2001-08-24
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格:
中古価格: 3,200円〜
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・薬師丸ひろ子 ・真田広之 ・千葉真一 ・志穂美悦子 ・鎌田敏夫
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カスタマー平均評価: 4.5
みなそれぞれにパワーがある作品 百足にしろ、蛇にしろ、特撮や合成については、「当時の技術」に苦笑いするかもしれないが、妙に懐かしくもある。原作からすると、登場人物の背景的描写が少なく、あまり苦労せずに8人が集まった感が否めないが、そんな事を気にさせない程俳優の方がオーラを出しており、結果的にそれがこの作品に勢いを与えていて、不思議な魅力を醸し出している。配役の勝利といったらいいだろうか………… 買ってよかった 子供のころに映画館に観にいってやたらと感動した覚えがあります。
日本語が分からない外国人とみたんですが、英語字幕がないのにも関わらず安心して見せることができました。
これはすごいです。もちろん少しは内容の説明しましたけど、一人は「なんか日本のRPGみたいだね。つくりは80年代だからおかしい所あるけどそれでも面白い」って評価してました。
とてもわかりやすい内容ですからね。あとセットや衣装なども結構凝ってます。
字幕つけて海外に売り出しても結構受けると思います。
真田宏之が若いですね。今は演技派俳優で評価されてますけどさすがJAC出身でアクションがよかったです。
夏木マリの演技もいいですねーー。あれくらいおもいっきりやってくれないとだめですよね。
主題歌はちょっとダサめですけど、個人的にはあの主題歌大好きで、子供の時もすごい好きでした。
最後のシーンの薬師丸ひろこの最高の笑顔がむっちゃ可愛くて感動しました。
最高! TV放送当時、保育園児位だった、内容なんてわからないけど舞い散る桜と登場人物の美しさに釘付けだった。 10年後年末の深夜に再放送で観て、所々覚えてるシーンが多々あって驚いた。 確かに特撮は時代錯誤で合成バリバリだし血の風呂なんてトマトジュースか?と思う。 でも今でも登場人物が鮮やかで艶やかで生き生きしているし、おどろおどろしくて、ワクワクして、仲間が助け合って、死んでしまう場面は胸に込み上げて泣いてしまう。 トンデモ設定かもしれないけど全てを吹っ飛ばし釘付けにさせられる、この映画の勢いが本当に大好きです。 主題歌は最高!なのに・・・映像・その他がチャチ過ぎるのが難点。 なんかチャチなんですよね・・・・。原作は滝沢馬琴作の南総の安房・里見家の長編小説なのですが、それを2時間にも満たない映画で表現しようという試み自体がすでに無茶です。
八犬士もそれぞれが背負う「背景」というものがあるはずなのに、それも語られぬままに登場してすぐに次々と死亡・・・・していっても感情移入が出来ていないので「あ、死んだの」ぐらいしかない。
最後の敵の居城(?)が崩壊するシーンなんかも逃げる主役の2人に対して、崩れる天井とか柱とかが上手く「合成」されていないのでうそ臭くてハラハラもドキドキもしない。
真田広之さんは流石に「存在感」はあるのですが、彼1人が目立っても意味はなし。
この映画を観て、キチンと原作を読んでみたいなどと考える人は皆無でしょう。
ただ、主題歌「八犬士のテーマ」と、エンディグでジョン・オバニオンが熱唱する「里見八犬伝」だけはいい!
これは名曲だと思います。ただ・・・それ以外がね・・・総評だとこの評価になってしまう。
「馬琴も涅槃で泣いています」。
やんや喝采の勧善懲悪絵巻 深作さんはすごい!
時代考証はこれくらいぶっこわして遊んでもらわないと!な気持ちいいハチャメチャぶりです。
キャストが本当に豪華で、全員が活き活きしている。
真田広之はアクションスター、また役柄として以上に、
この当時本当に若くて素で元気いっぱいでかわいい。
グーニーズのジャパネスク版、子供が単純に楽しめるわくわく映画!みたいなナリして、
実は倒錯愛の見本表示大会、つーくらい日本の性道徳のおおらかさが発揮されている。
兄妹近親愛、親子近親愛、同性愛、肉体改造、・・・
子供が、自分の隠れた性癖を発見するための情操教育に非常に良いと思われ。
鎌田敏雄の原作、小説版「新里見八犬伝」もB級エロ小説でドロドロで面白いのです。おすすめ!
25年前の映画なのに、キャストが、今も生き残っている人々がほとんど、というのは
芸能界においてすごいこと。深作さんの才能を見る目に感嘆。
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