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[ DVD ]
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蜘蛛巣城<普及版> [DVD]
・三船敏郎;山田五十鈴;千秋実;志村喬
【東宝】
発売日: 2007-11-09
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,416 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,200円〜
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・三船敏郎 ・山田五十鈴 ・千秋実 ・志村喬
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カスタマー平均評価: 4.5
う??ん ストーリーがあまり納得できませんでした。
大殿を殺そうとした、奥方こそ物の怪では? 一番好きな作品です。 黒澤明監督の作品はすべて持っています。その中でも一番好きな作品です。二番は、虎の尾、三番、用心棒あと、赤ひげ、生きもの、酔いどれ天使、乱、と続きます。ビデオ、LD、DVD、ブルーレイと視聴環境は良くなっているにもかかわらず、ソフトの値段が如何せんまだ高いのが現状です。私はマスターワークス3巻計約13万その他は単品で揃えましたのでそこそこ高い買い物でしたがいつでも好きな時に観れるので、無理をして購入しましたが、考えますと作品自体もう40年50年前のものです。内容が古いというのではなく、せめて普及版でお求め易い価格なら1500円が妥当なところでしょう。定価3990円なら半年前の洋画の新作の値段だと思いますが如何でしょう。アメリカと比較するのは良くないですが、新作でも10ドル位で買えます。まあ、世界規模ですから安くできると云えなくもないですが。名作を安価な価格で沢山売る事がメーカーの務めだと思いますが。一考お願い致します。 西洋的人間観と日本的様式美が融合した戦国時代絵巻 原作は、ご存じシェークスピアの「マクベス」。
シェークスピアの「マクベス」や「乱」のもとになった「リア王」は日本人からみると情が感じられない。
でも、その分、人間の持つ本質を鋭く突いています。
この作品のテーマは、人間の業(ごう)。
ヨーロッパでは、人間はどうしようもない存在、と考えてるんでしょう。
だから、あの「羅生門」もヨーロッパで評価が高いのでしょうね。
勧進帳をもとにした「虎の尾を踏む男達」と観比べると面白いと思います。
黒澤映画の中でも屈指の傑作・音の使い方の巧みさ・山田五十鈴の演技の凄さ 言わずと知れた、シェイクスピアのマクベスを見事に日本の下克上の時代に翻案した、黒澤明監督映画の中では私にとって五指に入る傑作中の傑作。シェイクスピア劇の映画化では「乱」(リア王)を凌ぐし、武将が主人公の映画では「影武者」より確実に上だ。ストーリーが面白いのは当然として、どの画面も隅々まで計算つくされた構成、霧や森の中の雨等を見事に捉えた撮影、物の怪の予言に呪縛された三船敏郎・山田五十鈴の夫婦が城主の座の簒奪を決意する夫婦だけの場面での心理劇の組み立て、何れも非の打ち所がないが出来栄えた。三船敏郎の演技にはいつものことながら魅了されるが、ここでは映画史上に残る、ラストのシーンの迫力を指摘しておく。半端な数ではない矢が次々に三船の身体すれすれに飛んできて板壁に突き刺さる。この仕掛けには脱帽だ。
そして、本作では画だけでなく、音の使い方の巧みさにも注目すべきだ。山田五十鈴が室内を歩く時の衣擦れの音、鳥の声、木を切る音等が緊張感をもたらす。さらに、他のレビュアーの方が指摘しているように、山田五十鈴の静かな所作は本作で見落とすことが出来ないポイントだ。三船敏郎演ずる主人公を悪事に誘う魔性がその所作に滲み出ていて圧倒される。その山田五十鈴が幻の血におびえ錯乱する場面の鬼気迫る演技。山田五十鈴なしでは本作がここまで完成度の高いものにはならなかったかただろう。それくらい本作での彼女の果す役割は大きい。 結構最後が・・・ あまり最後がよくなかったような。
できればハッピーエンドで終わってもよかったのではないかと。
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[ DVD ]
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快傑ライオン丸 カスタム・コンポジット・ボックス [DVD]
・潮哲也
【アミューズソフトエンタテインメント】
発売日: 2008-03-26
参考価格: 28,140 円(税込)
販売価格: 21,925 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 22,000円〜
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・潮哲也
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カスタマー平均評価: 5
嬉しい再発売 以前出ていた「獅子之函」と「虎之函」も持っていますが、デジパックをあまり頻繁に出し入れしたくないので買い直そうと思い即予約しました。作品の内容ですが、全てを真っ正面から描き切るピープロらしさ炸裂の大傑作・金字塔、ライオン丸の華麗な太刀捌きやタイガージョーの壮絶な生き様、個性的なゴースン魔神達、獅子丸を支える沙織と小助の活躍、完成度の高い各話と考え抜かれたシリーズ構成etc、全編見所満載です。また、時代劇ということもあり、今の日本や日本人が失いつつある‘心の在り方・機敏’が存分に描かれていると思います。DVD作品としては、画質がとても良く修復されていることと、解説・データ集・特典映像が充実していることが嬉しいです。
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[ DVD ]
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ジャズ大名 [DVD]
・唐十郎 ・古谷一行 ・財津一郎 ・本田博太郎
【角川エンタテインメント】
発売日: 2008-02-22
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,990 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・唐十郎 ・古谷一行 ・財津一郎 ・本田博太郎
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カスタマー平均評価: 5
70年代以降大味な大作が続いていた岡本喜八監督の久々の傑作 70年代の岡本喜八は、「座頭市と用心棒」「ブルー・クリスマス」「ダイナマイトどんどん」などの大作の監督を任されるようになっていたが、作品のキレは50年代後半?60年代の頃よりも落ちていたような気がしていたが、この作品を見た時にはぶっ飛んで、岡本喜八の復活に喝采を叫んだ。
筒井康隆の原作の中でも最も上手く映画化された作品で、最後の狂乱のジャズ・セッションのエネルギッシュな演出に圧倒される。途中すこしだれそうになる部分もあるが、1時間半という短い時間にまとめたため、ギリギリのところでテンションが保たれている。
出演者の中ではソロバンをキックボードのようにして移動する財津一郎がグッド!
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[ DVD ]
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必殺!III 裏か表か [DVD]
・藤田まこと ・京本政樹 ・村上弘明 ・鮎川いずみ
【松竹ホームビデオ】
発売日: 2001-11-21
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,416 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,480円〜
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・藤田まこと ・京本政樹 ・村上弘明 ・鮎川いずみ
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カスタマー平均評価: 4.5
懐かしくすっきり 子供の頃、毎週楽しみに見ていた記憶があります。その頃はあのテーマ曲と、かんざしやら組み紐やらを使って悪い人をやっつける時代劇に怖いながらもドキドキしてみていました。主水も読めずに親に聞き、普段弱いくせにいざとなると強いむこ殿に夢中でした。最近CMであの曲を聞き無性に見たくなって購入しました。みたとたんにあの頃の記憶が甦り、ドキドキしながらワクワクしてあっという間にエンディング!いつにないすっきり感が残りました。ただ、あの後のみんなが気になるのと、あの頃ヒーローだった政や秀や竜はもっと強かったし、主水ももっとかっこよかったと思ったので4つです。 まるで前期必殺のハードな仕掛け 激闘篇の拡大劇場版。人が人を殺す。が、今は金。金が人を殺す。真綿で締め上げられるように追い詰められていく主水。りつ、離縁か?良く練られた脚本と演出。必殺仕置人主題歌「いつか愛の日が」をエンディングに起用。本編も前期必殺で馴染み深い楽曲が使用されている。金を巡る業の深い物語を縦糸に、本当は誰が仕置きに掛けられるのか意外な結末がやるせない。
さすが工藤栄一 工藤栄一監督は必殺のドラマはもとより、スペシャル“恐怖の大仕事”“必殺忠臣蔵”等、目のこえたファンを満足させる作品を描ける人だと思います。そのいくつかの作品で1、2を争うであろう作品が今作。いやはや見事に凄絶なチャンバラシーンを見せてくれました。物語、大殺陣、こういうのを見所は全部と言うのでしょうか。予告にある本編未収録のシーンの入った完全版なんてものがあれば、ぜひ見てみたいものです。残念ながら工藤監督は故人なので夢、幻なのですが…。ことごとく追い詰められる主水の強かさ、哀愁、そして殺陣。とにかく“主水”を見たい方にはオススメです。もちろん他のメンバーもいい。私のお気に入りは壱です。最後の松坂慶子のセリフに対する主水の表情は印象的でした。そして何ともどうしようもない悲愴感と言うか無常感と言うか悲壮感と言うか、言い様のないままエンディングに入るラストも逆にこの物語を貫く“哀しさ”に通じていて素晴らしい。 こんなに動き回る主水は珍しい テレビの主水にはいまいち物足りなかったが
これには満足、とにかくよく動く。
ベースは無骨な暗殺剣だが降りかかる火の粉を払う為に
見違えるような身のこなしで災難をかいくぐる。
ずたぼろになってゆく中年の哀愁と
殺伐な殺陣が一体となって胸に迫る。
地べた這いずり回って泥水すすって無様に生きてゆく
かっこよくはないけれど何かいい。
藤田氏の最高傑作だと思う。
才能豊かな人でもないし作品に恵まれたわけでもないが
この一作が、彼を印象深い役者として後世へ伝えてくれるはずだ。
少なくとも自分にとっては。
星が一つ少ないのはカットが多いから。
うわさに聞くと主水が襲撃された回数はもう少し多いらしい。
それが見られれなかったのがとても残念なので。
中村主水、たたっ斬る! ラストの大殺陣で、中村主水はなんと22人もの人間を斬り捨てています。おそらく1話の中で彼が殺した数の最高数ではないか。一人当たりの単価は結構低いぞ!それにしても次から次へと斬られに現れる戦闘員はみなワキが甘く、簡単に斬られていきます。もっと頑張って欲しかった。それに大将を主水がとっていない。これは見るものに不満を残した。でも大殺陣は緊迫感があってよかったので星5つ!実は秀も結構な人数を切り捨てているようですが、数えるのは他の方に譲りましょう。
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[ DVD ]
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徳川セックス禁止令 色情大名 [DVD]
・杉本美樹 ・三原葉子 ・山城新伍 ・名和宏 ・渡辺文雄
【TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)】
発売日: 2008-05-21
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 4,053 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・杉本美樹 ・三原葉子 ・山城新伍 ・名和宏 ・渡辺文雄
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カスタマー平均評価: 5
東映プログラムピクチャーの魅力が凝縮された名作 「トラック野郎」の鈴木則文監督による爆笑時代劇ポルノです。成人指定のれっきとしたポルノ映画ですから、もちろんエロシーンはそれなりにあります。文字通り人形のように美しいサンドラジュリアンやクールビューティ杉本美樹の濡れ場もしっかり拝めます。ですが、過激なAVが普及している今の時代に見ればどれも取るに足らない大人しいものですから、そういった面での”使い勝手”に期待をすると萎えてしまう可能性大です。
むしろこれは、R18という規制のユルさを逆手にとって、東映らしいナンセンスなギャグをやりたい放題に詰め込んだコメディ映画と捉えるべき作品です。山城新伍、大泉滉、殿山泰司、岡八郎といった、この時代のプログラムピクチャーには欠かすことの出来ないコメディリリーフたちが大挙出演し、各自が得意とするシモネタをアドリブ交じりにこれでもかと披露してくれます。また、かつての新東宝スター三原葉子も負けじと、本来持っていた一流コメディエンヌとしての資質を体を張って爆発させています。
彼らの活き活きとした下品さは、昭和時代の大らかさそのままで、日頃の窮屈な生活に辟易した魂を解き放ってくれるのです。
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[ DVD ]
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あずみ スタンダード・エディション [DVD]
・上戸彩 ・オダギリジョー ・岡本綾 ・北村一輝 ・竹中直人
【アミューズソフトエンタテインメント】
発売日: 2003-11-21
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 4,311 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 500円〜
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・上戸彩 ・オダギリジョー ・岡本綾 ・北村一輝 ・竹中直人 ・小山ゆう
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カスタマー平均評価: 3
実は 2作目よりはこちらの作品のほうが好感が持てる。確かにあずみを演じる上で上戸さんでは殺陣も高速カメラが使われてるとこもあるし、足元がふらつく感じはある。演技も微妙だなとは思いました。だが、多分天真爛漫なところや、けろっとしたような部分をみれば、何となくあずみの性格の一部かな?と思える。 実際上戸さんを起用したのは、原作者の小山さんご本人らしい。当時、放送されていた、「金八先生」の性同一性障害を抱えるナオ役の上戸さんを見て、瞳の強さから、彼女が「あずみ」だと感じて、抜擢したと。 やはり、現実と漫画の世界だと舞台もそうだが、なかなか実写は難しいかなと感じた。 上戸さんのあずみという人物への解釈…や。 あとは、2作目よりは、映画として原作とは割り切れば、全然、楽しめます。 私は、ラストあたりの、あずみのセリフ宿場のシーンで「ジジーー??ィ!以下略」あたりで、ああ、あずみだなとようやく感じましたけど 原作の『あずみ』が終わっちゃったよ? あずみがどうしてハーフでないといけなかったのが謎のまま、原作がいきなり幕末にぶっ飛んじゃったから、上戸彩の「あずみ」も有りかな、と思い始めたんですけど。でもやっぱり、実写版の『あずみ』は強そうには見えないですね。
幕末の「あずみ」もいずれ映画化されると思えるから、それを前提にして今作を批評しておきます。
史実どころか、原作にもほとんど忠実でない映画化をするなら、あずみたちが初めて切る相手が仲間から、というところだけが原作通り、というのはいただけない。同志討ちをやってしまうと、残った仲間の団結力が固まるどころか、自分も仲間の足手まといになったら仲間に切り殺されるかもしれない、という疑心暗鬼が心の隅に生じ、それはやがて士気の低下につながるから。
ひとりひとり別行動で日本全国に散ってしまうならともかく、チームプレイを前提に下山するなら、同志討ちをしてわざわざ同行の人数を減らすのは、下策も下策。本当なら、二チームに分かれて、東・西に「出陣」するか、二段構えにするのが戦略のセオリーじゃないでしょうか。
それから、相手が武器を持って襲ってくるからと言って、やたらめったら人数を切り殺せば強い、というものではないでしょう。あずみの凄みは、剣術・身のこなしが素早いことにあるのではなく、しっかり仕留めないとならない相手と、手傷を負わせれば殺すまでもない人間とを、戦闘中に瞬時に見極める判断力の正確さにこそあります。切り殺さんでもいい雑魚を百人も切り殺していたら、あずみはプロの暗殺者ではなく、ただの殺人鬼じゃないですか。
時代劇の殺陣が、現代劇のアクションスタントとは違うということを分かっていない、趣味で映画を撮る監督に、時代劇をまかせるものではない、ということを教訓にして、幕末の「あずみ」は、時代劇のベテラン監督に撮って頂けることを願います。
やっぱり殺陣はすばらしい。 久々に観ました。
殺陣が大好きな私です。
私が今まで見た中で、若山富三郎の子連れ狼、必殺仕事人の滝田栄の千葉周作は
とにかく「カッコイイ殺陣」として心に残っています。
しかし、最近の時代劇映画の殺陣には物足りなさばかりを感じます。
「隠し剣鬼の爪」「SHINOBI」「どろろ」「蝉しぐれ」「武士の一分」「椿三十郎」
…etc。殺陣をガッツリ魅せてくれる作品は皆無に近いです。
(もっとも中には殺陣より人間ドラマを重点に描いた作品もありますが。)
「あずみ」は最近に少ない殺陣を「ガッツリ魅せてくれる」作品です。
(時代劇じゃないですが釈由美子の「修羅雪姫」もよかった。)
殺陣のシーンの緊迫感が違います。しかもあずみの主役は若干十七歳のアイドル上戸彩。
よくここまで体を張ってやったと思います。
十代の女優がこれだけ動き回った殺陣をするのを見たのは当時はじめてで、
その後も観たことありません。
私にとって彼女が単なるアイドルじゃないと思うきっかけになった作品です。
北村監督の演出もキレの鋭さを感じました。
外国アクションよりも、日本の殺陣のほうが好きな私には最近そういうものに出会えず寂しいです。
出演者のファン向きだった 上戸彩さんのプロモーションビデオ
だと思えばガッカリしないかも・・。
「使命以外で剣を抜くな」と言いつつ、
仲間同士で殺し合ったり変な話だ。
物語がダメだし、演技できる人もいない。
リアリティがないし、見せ方も安っぽい。
上戸さん、オダギリさんと、出演者の
ファンでないと見るのが辛いと思う。
アクションシーンもチンタラしてるし、
キレなく長いだけで、とても退屈だ。
お手軽なアイドル学芸会という感じ、
内容も軽薄すぎて途方に暮れた・・・。 しかし たくさんの死体の山が ^^ このあいだ あずみ2を見た。
そして今回 あずみ。
これで見終わった感じがした。 ^^
なんだかばっさばっさと どんどん切り倒され
死体の山が積まれていく。
血潮がとぶ。
まぁ こんなもんかなあ?
けど上戸彩ちゃん かわいいから
まぁ いいかっ
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[ DVD ]
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武士の一分 豪華版 [DVD]
・木村拓哉 ・檀れい ・笹野高史 ・小林稔侍 ・緒形拳
【松竹】
発売日: 2007-06-01
参考価格: 6,405 円(税込)
販売価格: 4,619 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 979円〜
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・木村拓哉 ・檀れい ・笹野高史 ・小林稔侍 ・緒形拳 ・藤沢周平 ・山田洋次 ・平松恵美子
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カスタマー平均評価: 3.5
an-an購読者のみへの作品か!? やっちゃった!?って感じの作品。三部作を見事にぶち壊した、キムタクって一体。。。スマスマで、少しシリアスな場面がある時代劇コントを観たぐらいの印象しかない。脇を固める役者さんは頑張ってるが、主役があれではなぁ?。まさに存在感のドーナツ化現象(笑)当作品鑑賞後、ロンバケでも観て、キムタクに名誉回復の機会を与えてあげて下さい。 「盲目剣谺返し」のタイトルで良いのでは?? 「武士の一分」が2008年4月にアメリカでの上映が決まった。日本の雰囲気を伝える映画を観て貰えるのは嬉しいが、内容は理解されるだろうか?この映画全編に流れる日本の空気を映し出したかのような撮影は素晴らしい。しかし、ストーリーは陳腐だ。原作は藤沢周平の「盲目剣谺返し」でその文中に「武士の一分がたちもうさん」という台詞が一言出てくる。それが本作のタイトルになっている。本作では原作にはない山田洋次流「武士の一分」が出てくる。お毒味役の長は「武士の一分」で自害し、敵も「武士の一分」を尊重する。原作の一言が映画では「一分」だらけで鼻につく。第一、あれほど卑劣な敵が「一分」を尊重するはずがない。また主人公は「武士の」って言うが、あれほどのことをされたら町民でも農民でもサラリーマンでも復讐するだろう。武士で思い浮かぶのは忠義などだが、この映画での武士とはプライドのことを言っている。「自分のプライドがたたない」だから妻も追い出す。こうしたスタンスがアメリカ人に理解できるとは思えない。自分しか知らない妻の不祥事だし、妻も被害者なのだから守ってあげるべきだろう。あの出来の良い従者がいなければ妻はのたれ死になっていた。変な話だ。 完成されすぎてマイナスに 「たそがれ清兵衛」で
藤沢剣劇を見事に映画化した
山田洋二監督……
在野の不遇な剣豪、
波乱を含む純愛。
「隠し剣・鷹の爪」で
さらに尖鋭化させ、
「武士の一分」では……
残念なことに
「たそがれ清兵衛」で
ほとんど完成されしまっているので、
ワクワクドキドキ感が薄かった。
山田監督の手腕が凄すぎて、
「新しいワクワク」が
入る余地がないなんて……。
ただ、トレンディドラマでは
味わえない木村拓哉の
本物の男の色気は必見! 映画俳優「木村拓哉」 TVで「夫婦道」なるドラマが現在放映中ですが、この映画こそお互いを愛し尊敬しあう夫婦道の物語ではないでしょうか。素直に良かったです。皆さんご指摘の通り、加世役の壇れいさんの映画初出演とは思えぬ演技といい、笹野高史さんの相変わらずの名脇役ぶり、登場人物たちの田舎っぽい方言が誠に良い。そして主役はもはやTVタレントの「キムタク」ではなく映画俳優としての、TVでは見られない「木村拓哉」を見せてもらいました。彼の才能は所属しているグループの中でもやはり別格の物があると思います。そしてさすがはベテラン名監督。メイキングを見ると監督や役者さん達の作品にかける情熱と思いがよく解ります。こうして良い映画が出来るのだと。結末がちょっとうまくいきすぎの感はありましたが、それがまたこの作品の良い所であり、こんな爽やかな感動を味わえる時代劇があっても良いと思います。 木村拓哉でなければ観なかった映画 物語は、時代劇を観ている私にとっては真新しいものではありませんでした。1時間半ぐらい経ってからが面白かったです。木村さんの現代劇での独特のセリフ回しが「地方のなまり」によって封印された事で、先入観なく観る事ができました。ところで、緒形拳さんは何故なまってなかったんでしょうか?緒形拳さんと木村さんとの道場での立合い稽古のシーンと、ラストあたりの決闘シーンはよかったです。木村さんと笹野(徳平)さんの二人だけになった家での「徳平のまっずい飯を食わされている」期間の掛け合いが面白かったです。ラストは、観る側に「そう思わせる」短いフリだけでよかった様に思いました。
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[ DVD ]
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壬生義士伝 [DVD]
・中井貴一 ・三宅裕司 ・夏川結衣 ・塩見省三 ・堺雅人
【松竹】
発売日: 2003-06-25
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格:
中古価格: 2,980円〜
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・中井貴一 ・三宅裕司 ・夏川結衣 ・塩見省三 ・堺雅人 ・久石譲 ・浅田次郎 ・中島丈博
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カスタマー平均評価: 4
素晴らしい作品 沖田総司役の堺雅人さん目当てで購入しました。
一度某店で借りて観たのですが、それだけでは物足りず、どうしても自分のDVDが欲しくなりました。
原作も大好きな浅田次郎さんだということで早速購入して読んでいます。
堺雅人さんは、無邪気で、でもどこか黒い部分のある沖田総司を見事に演じていらっしゃいました。一瞬一瞬の表情、殺陣裁き・・どれをとっても上手すぎる。この作品で更に才能に惚れました。それどころか沖田総司まで好きになってしまった・・笑
物語自体も非常に深く、吉村貫一郎が最期まで貫いた信念には自然と涙が溢れてきました。
ただの感動もの、というのではなく、その中にも真の武士とはなにか、という強いメッセージが込められているように思いました。
幾度となく観たい作品です。 バイオハザード? 原作が泣かせる出来だったので期待して観たのだけれど、映画では泣けなかったです。
時間の制約上、原作通りには無理だった感があります。
キャストはなかなか良かったです。
特に、中井貴一の吉村貫一郎、佐藤浩市の斎藤一、堺雅人の沖田総司、秀逸です、拍手!!!
あとの出演者は、イメージや実像に近いのですが、どうも現代人の臭いが最後まで残る配役に思えました。
甘い面構えというか、ひどい飢饉のあった時代人にしては丸々と肥えた雰囲気というか。
それから、赤い羽織はともかくとして、どうしても気になって気になって仕方がなかったのが
あの南部藩(大野家?)の逆さバイオハザードマーク!
作り手の遊び心というか茶目っ気なんでしょうけど、随分興ざめです。
せめて監督の自分の家紋をあてがえば良いのにと思いました。
本来なら★3つですが、原作の良さと、限られた中で頑張って映像化できたところを評価して★4つにしました。
安定した大人の作品 しっかとしたテーマ、演出、脚本、ベテランの演技。すべてにぶれも揺らぎもなく、安心して観ることができました。
武士とは?日本人とは?そんな決して新しくはない大上段のテーマに、ひとつの血の通った答えをくれます。
時代ものは苦手、という方にもオススメしたいです。
キャストの存在感も素晴らしい。
佐藤浩一はやはりかっこいいし、中谷美紀さんの気品溢れる美しさもみどころですよ。 男ありき 吉村貫一郎の見事な侍ぶり。
義と家族の為に生きる人生は見事。
中井貴一の演技も迫真。
久石譲の音楽は、
相変わらずの達人技。
唯一の難点は、飢えに苦しむ役の夏川結衣が、
あまりに丸々と健康そうで、リアリティに欠ける点。
最後の不思議は、生きるために戦った男の精神が、
何故、函館で散るのか。
何故、黄土の満洲へ、夏川結衣は向かうのか。
南部の魂は、何処へ、向かうのだろうか。
終幕は、ミステリアス。
脇役?もいいですよ 近藤役の人、ハマってます!
一目見て「あ、近藤だ!」って感じがしました。
沖田も中々のはまり役ですね。
最後の自害のシーンは、新選組ファンには物足りないかも・・・
実際は、あんなキレイな死に方ではありませんでしたからね・・・・・
拙い文章で「おもさげながんした」
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[ DVD ]
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必殺仕掛人〈劇場版〉DVD-BOX(3枚組)
・田宮二郎 ・緒形拳 ・林与一
【松竹ホームビデオ】
発売日: 2002-08-24
参考価格: 10,395 円(税込)
販売価格: 10,395 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 22,500円〜
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・田宮二郎 ・緒形拳 ・林与一
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カスタマー平均評価: 4.5
評価が難しい…… 池波正太郎の小説「仕掛人・藤枝梅安」シリーズの映像版を期待して観るとがっかりすると思う。
田宮の粋な梅安、緒方の精悍な梅安、それぞれに魅力的だが、小説の梅安とは全くの別人である。
品川台町の針医者で、殺し針で金ずくの殺人を……という設定は同じだが、別の人間である。
じゃあ、作品自体つまらないかといえば、主演のみならず共演者も、
さらにはストーリーも映像もしっかりとした、三作品ともなかなかに面白い時代劇である。
小説の映像化を期待しない人であれば、十分に楽しめる3枚組だと思うが、
個人的にはがっかりした口である。 DVD-BOX(3枚組)がいーーー! TV・映画で一世を風靡した「必殺!」シリーズの原点ともいえる作品群。70年代に劇場公開され、好評を博した、『必殺仕掛人』『必殺仕掛人 梅安蟻地獄』『必殺仕掛人 春雪仕掛針』の3タイトルをセットにしたDVD-BOX映画があるとは知らなかったあなた!かったほうがいいですよ!
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[ DVD ]
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戦国 伊賀の乱 [DVD]
・合田雅吏 ・柏原収史 ・高野八誠 ・島津健太郎 ・宝積有香
【エースデュース】
発売日: 2009-04-17
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 2,976 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・合田雅吏 ・柏原収史 ・高野八誠 ・島津健太郎 ・宝積有香
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カスタマー平均評価: 4
アクション&心理サスペンス 前作見てないので違いはわかりませんが、次々と繰り広げられるアクションシーンが凄くカッコ良く、よく出来てると思います。心理サスペンス(?)の部分は、裏切り者が誰か…途中で何となくわかってきます。ですが、最後までわからなかった部分もあり(私が鈍いだけかも)楽しかったです。…ただ、終わり方が微妙でした。64分の短い作品なので、全体的にギューッと縮小されてる感じは否めませんが、映像も構成も見せ方も良かったので★4。
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