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戦争

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やくざ戦争 日本の首領〈ドン〉 [DVD] 私は貝になりたい <1959年度作品> [DVD] 新怪談必殺地獄少女拳 吸血ゾンビと妖怪くノ一大戦争 [DVD] 大空のサムライ デラックス版 [DVD] 加藤隼戦闘隊 [DVD] 明治天皇と日露大戦争 [DVD] 出口のない海 [DVD] 連合艦隊司令長官 山本五十六 [DVD] 蟻の兵隊 [DVD] バルトの楽園 [DVD]
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やくざ戦争 日本の首領〈ドン〉 [DVD]

[ DVD ]
やくざ戦争 日本の首領〈ドン〉 [DVD]

・鶴田浩二 ・松方弘樹 ・金子信雄 ・佐分利信
【東映ビデオ】
発売日: 2009-06-01
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格: 2,309 円(税込)
( 近日発売 予約可 )
やくざ戦争 日本の首領〈ドン〉 [DVD]
鶴田浩二
松方弘樹
金子信雄
佐分利信
飯干晃一
高田宏治
カスタマー平均評価:   0

私は貝になりたい <1959年度作品> [DVD]

[ DVD ]
私は貝になりたい <1959年度作品> [DVD]

・フランキー堺 ・新珠三千代 ・水野久美 ・加東大介 ・笠智衆
【東宝】
発売日: 2008-10-24
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 4,053 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 4,241円〜
私は貝になりたい <1959年度作品> [DVD]
フランキー堺
新珠三千代
水野久美
加東大介
笠智衆
カスタマー平均評価:  5
たくさんの喝采と涙がそそがれるのであれば嬉しいと思えます
フランキー堺氏の代表作「私は貝になりたい」(この映画は、加藤哲太郎氏の「狂える戦犯死刑囚」が原作となっている)全てがノンフィクションではないようだが、この映画に近いことはあったようである。 この映画に対してたくさんの喝采と涙がそそがれるのであれば嬉しいと思います。個人的にも大変好きな映画です。
どれほどDVD化を待ち望んだことか..
本作は1959年の映画版です。 1年前の1958年にテレビで放送され多くの支持を得たことから映画化されました。 テレビは、当時前半の30分はVTRを使用し、後半は生放送されていた時期です。 ですから、テレビドラマ版は完全な形で現存するものは無いそうです。 翌年に作られた映画は、テレビを見ることが出来なかった家庭も多く かなりの観客動員数を記録しています。 その後にテレビで何度も再放送されましたので、後の印象としてこちらの作品がメジャーになりました。 映画のキャストはフランキー堺さん以外はテレビとは異なりますが、 当時、多くの人達が再び映画館で涙を流しました。 平和な散髪屋の店主を営んでいた主人は、 近所でも評判の家族を愛する優しい父親だった。 しかし、戦争は彼に赤紙(召集令状)を届ける。 終戦間際、彼は兵役に就き捕虜処刑を命じられる。 気後れしたので、銃剣で少し傷を負わせただけなのに...。 「人間なんて厭だ。牛か馬の方が良い・・・」 「・・・いや牛や馬ならまた人間にひどい目にあわされる・・・」 「どうしても生まれ代わらなければならないのなら、いっそ深い海の底の貝にでも」 「貝だったら、深い海の底の岩にへばりついているから、何の心配もありません。 ・・・・・どうしても生まれ代わらなければならないのなら、私は貝になりたい」 テレビ放映、そして本作、後に所ジョージのテレビ版、 中居正広の近々公開版へと繋がる。 この作品は主演する役者さんの熱演が見事で、フランキー堺さんも所ジョージさんも素晴らしかった。 きっと、中居正広さん最高の演技を見られるものと思います。 その公開を記念して初DVDとして発売される本作、見事に作品に仕上がってますよ。

新怪談必殺地獄少女拳 吸血ゾンビと妖怪くノ一大戦争 [DVD]

[ DVD ]
新怪談必殺地獄少女拳 吸血ゾンビと妖怪くノ一大戦争 [DVD]

・五味龍太郎 ・大野由加里 ・木原浩勝 ・森愛子 ・佐藤美樹
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2009-02-25
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,192 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,383円〜
新怪談必殺地獄少女拳 吸血ゾンビと妖怪くノ一大戦争 [DVD]
五味龍太郎
大野由加里
木原浩勝
森愛子
佐藤美樹
カスタマー平均評価:  4.5
まさにエンタメ映画
くノ一に妖怪にドラキュラにアクション拷問パンチラ時代劇、笑いあり涙あり人情あり、とにかく監督が好きなのだろう色々な要素を混ぜて煮込んだチャンポン映画。低予算でも好きな物をとことん撮ってやる!という気概が見えて、私的にとても好感が持てた。時代考証だなんだと細かい事は気にせずに、ただひたすら楽しむ為に観たい作品。個人的に特記したいのは、全体にちりばめられた必殺シリーズのパロディ。必殺好きとして嬉しく思わずニヤニヤしてしまった。また、その筋で人気の作家がかなり関わっているので、怪談作家ファンとして観るのも有り。こういう作っている当人から楽しそうな作品、もっと観てみたい。今後に期待。
けっこう傑作だと思います
低予算の低俗映画だと他の方は言われるかもしれませんが自分は結構好きです。 タイトルどうりゾンビとくノ一が戦ってそこに日本妖怪がくノ一側の援軍として参戦。 みんな武器を持っているわけですが一番うけたのは鎌鼬の武器が草刈り鎌を2本。かなり危ない。 終盤で戦闘能力が低いと思われる河童さんが死んだときはショックでしたけど。あの円盤攻撃じゃぁな・・・。 それに比べてタヌキはあっけなく死にましたけど。 あとドラキュラの毎回の拷問タイム。釘刺したりとか鋸で切ったりとかちょーうけます。 それと、ところどころでの必殺仕事人のパロディもいい味だしてます。 西洋妖怪もうちょっといてもよかった気がします。 私事ではありますがぱっとみ新手のAVかとおもってしまったこともあります。ほぼ女性キャストですし。 パンチラもおおくプレイガールかと思うぐらい。

大空のサムライ デラックス版 [DVD]

[ DVD ]
大空のサムライ デラックス版 [DVD]

・藤岡弘 ・志垣太郎 ・伊藤敏孝 ・田辺靖雄 ・丹波哲郎
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2007-07-25
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 4,242 円(税込)
( 在庫あり。 )
大空のサムライ デラックス版 [DVD]
藤岡弘
志垣太郎
伊藤敏孝
田辺靖雄
丹波哲郎
坂井三郎
カスタマー平均評価:  4
原作も読んでほしい。
先に原作を読んだ人にとっては、もの足りなさがのこる。撮影の資金や日程を削って国内で撮ったたためか、南方戦地のラバウルの 暑さや空の青さが伝わってこず、リアルさにかける。 しかし読むまえに観るなら こんな立派な撃墜王がいたことを知る端緒になる映画である。  願わくば アメリカに現存する零戦の実機と 現代の最新CG技術を使って もう一度お金をかけてリメイクしてほしい。そして時間が長くなっても坂井氏の終戦近くまでの生き様をドキュメンタリータッチで描いてほしい。 現時点での 空戦映画のナンバー1は 米国の「パールハーバー」なので これを超えるものにしてほしいところである。
NO.109「お」のつく元気になった邦画2
<元気コメント>  生きるために、生き残るために、信念をもって最善をつくそうとする姿勢には、頭が下がります。
大空の英雄たちの物語
改めまして、太平洋戦争に命を散らした多数の英霊のご冥福をお祈りします。 太平洋戦争を戦い抜き、世界的な撃墜王として余りにも有名な坂井三郎氏著「大空のサムライ」の完全映画化。 冒頭の坂井氏ご本人がインタビューに答えている。「大空に散った戦友達こそ本当の大空のサムライ」と・・・。 この映画は坂井氏監修で原作とは若干異なるものの、ラバウル航空隊時代の零戦搭乗員の活躍を人情味豊かに描いたもの。俳優人も当時最高の布陣。実物大の零戦の模型を多数配置し、前線の雰囲気も満点。 本田兵曹が「小隊長(坂井氏)の列機である限り絶対に死なない」の言葉通り、坂井氏の偉大さは撃墜数(64機)もさることながら、自分の飛行機を一度も壊すことなく、部下を一度も死なせなかったという偉大なリーダーでもある。それをあらわすシーンも多く描かれている。 士官と下士官との軋轢や、自分の不注意で戦友を死なせたパイロット(遠藤)を励ますところ、上官の笹井中尉との友情、自決を強要された陸攻搭乗員達を必死に援護することろなど当時の搭乗員の心情を生き生きと描写。 ミニチュア(空中戦はラジコンを使用して撮影されたとか)を駆使しての戦闘シーンもCGより迫力がある。 最後のガダルカナル島上空での負傷から生還するところで映画は終わるが、実は坂井氏はその後も熾烈な戦い(硫黄島上空での死闘など)を経験し、生き残ったのである。詳しくは原作本をお読みいただきたい。 あの悲惨な戦争で散った英雄たちのおかげで、今の日本で平和を享受していることを忘れがちな現代人は、今一度この名作を見て襟を正すべきである。
疑問が残ります
軍人の演技は、戦意高揚映画に出ていた俳優さんでも苦労したようですので、仕方がないかとも思えるのですが、当時の映像なども残っていたでしょうし、撮影の頃には坂井さんもご存命だったわけですから、もう少しどうにかならなかったのだろうか、というのが正直な感想です。 戦史に従いますと、坂井さんが負傷なさった頃は、まだ戦局がましな頃のことだったと思いますが、坂井さんが戦列を離れて後、空中戦の戦法は、機体の性能向上に伴い大きく変化しましたので、様々とご苦労もあった筈です。 視力の訓練やら戦法の話がいろいろと出て来ましたが、たとえば、内地での暮らしのことや、343空にどういう気持ちで赴任したのか、坂井さんにとって終戦がどういうものだったのか、そういう話も細かく描いて欲しかったです。 従軍した人間の一人として、その時代に戦闘機に乗っていた、ということがどういうことなのか、そこのところをもっと克明に描写すれば、この映画はもっと良い作品になっただろうな、と思います。 星一つ、と言いたいところですが、作品中の志垣太郎さんの眉毛に免じて星二つ。
撃墜王・坂井三郎の勇姿
空中戦の腕を磨くことに集中し坂井三郎空曹、味方の損害を一機でも少なくするため戦い続けたプロフェショナルの男の話です。 本当なら今のCG技術で撮って欲しかった。

加藤隼戦闘隊 [DVD]

[ DVD ]
加藤隼戦闘隊 [DVD]

・大河内傳次郎 ・藤田進 ・灰田勝彦 ・黒川弥太郎
【東宝】
発売日: 2005-12-23
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 4,053 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,180円〜
加藤隼戦闘隊 [DVD]
大河内傳次郎
藤田進
灰田勝彦
黒川弥太郎
カスタマー平均評価:  4.5
一式戦の燕返し(^_^)v
一式戦隼の大ファンであります。この映画『加藤隼戦闘隊』でも出てくる一式戦の華麗なる燕返しのモノケロ映像に目が釘付け間違いなし。一式戦というところが抜群です。エンジンナセルに機関銃の銃口二つ。少し盛り上がっているところに、一式戦の魅力が詰まっています。  レシプロ戦闘機は、近くでは知覧平和記念館で観ることが出来るのですが、小生の産まれる前、60年以上も前に、これを乗りこなし空戦を繰り広げておられた先輩方に畏敬の念をいだきます。  それにしても、重爆や輸送機もろもろ実機か出てくるだけでもう大感激です。凄いの一言。それに撮影の素晴らしいこと。たいへんなロケが想像されます。映画を越えたものを感じます。  この物語では、悲観という言葉は相容れない、当時の若者達のひたむきさと優しさ。もう何とも言えない味わいです。コーヒーミルでコーヒーのうんちくをみんなに隊長が談笑されるシーンには、思わず涙です。併せて、水木しげるさんの『ラバウル戦記』も読んで観て欲しいです。
一つのなぞ
話の展開といひ、特撮といひ、当時としては見事な映画でせう。特に空中戦の実写映像は他を以て替へられませんね。 それはさうと、映画中で加藤隊長就任(実は再任だけどね)の際に隊員によつて部隊歌(加藤隼戦闘隊の歌)が歌はれるシーンがあります。このシーンは昭和16年4月のことです。この映画の解説でも言及があつて、後に感状を七度受けたと歌はれてゐるのが、この時期ではまだ二度だつたので、歌詞もさうなつてゐるといふ話が出てきます。でもこのときこの加藤部隊に「隼」はまだ配備されてゐないのですよ。配備は16年8月です。映画中でも、加藤隊長就任後数か月を経て最新鋭機「隼」が配備されたといふ話になつてゐます。しかし最初のシーンの部隊歌ですでに「隼は征く、雲の果て」と歌はれてゐます。隼はまだないのに、何ででせうかね。加藤隊長が最初に登場するときも、固定脚の九七戦に乗つてゐるといふのに。
日本航空映画史上に残る空中戦!
海軍の「零戦」に相当する日本陸軍の代表的戦闘機・一式「隼」戦闘機を操縦し、撃墜王の名をほしいままにしてビルマで戦死された「加藤建夫隊長」の生涯を描く、1944年製作・「山本嘉次郎監督」の日本映画史上に残る傑作航空戦争映画。 隼戦闘機隊(:飛行64戦隊)の活躍を中心に研究熱心さや部下への思いやり等、加藤隊長(主演:藤田進)の人間性も交えた伝記的物語。 捕獲した実機の「カーチスP?40ウォーホーク戦闘機」と「ブリウスターF2Aバッファロー艦上戦闘機」を撮影に登場させた、実戦さながらの迫力ある空中戦がみどころ! 日本航空映画史上に残る傑作作品と思うが・・・・・・。
最高の映画
航空ファンとしては、実機が縦横無尽に出てくる様子には感激します。また、当時の戦闘機乗りたちの様子については映画のとおりだろうと思って見ました。コーヒーについてのうんちくなど、秀逸。加藤隊長の部下想いの様子など人間性も描かれており素晴らしい。当時の飛行機にとって、航法がいかに大事かということなど、興味深い事実もありました。昔の戦闘機って原っぱに着陸できるなど、おおらかでよかったですね。
伝記映画の快作です
「映画」としての体裁を為していなかった『ハワイ・マレー沖海戦』に比べると、物語が最後までキチンとあり、「伝記映画」として快作だと思います。私は、ミニタリーに関しては詳しく分かりませんが、加藤建夫を演ずる藤田進が好演です。笑顔で締めくくられるエンディングは、当時、観客の涙を誘った事は容易に想像できます。劇中の彼は、仕事には厳しいが非常に部下想い、食事、休憩中など皆の心が和む話をし、うっかり英語を使ってしまったりして、逆に部下に突っ込まれたり…親しみやすい好人物として描かれています。当然美化されているとは思いますが、実在の加藤の写真と全く同じカットも多々あり、故人の人柄を偲ばせます。戦意高揚目的のプロパガンダ映画と言えば、そうですが、大勢がほぼ決している時期(1944年)でもあり、このような一英雄譚を世に送り出すという、当時の裏事情が色々かい間見えるようでもあります。

明治天皇と日露大戦争 [DVD]

[ DVD ]
明治天皇と日露大戦争 [DVD]

・嵐寛寿郎 ・宇津井健 ・加藤嘉
【バップ】
発売日: 2005-07-21
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格:
中古価格: 3,581円〜
明治天皇と日露大戦争 [DVD]
嵐寛寿郎
宇津井健
加藤嘉
カスタマー平均評価:  4.5
天皇制を国民に改めて認めさせた政治的作品。
 敗戦後、占領された我が国においては、天皇制は政治的な判断で温存された。  生き残った大人たちは子どもたちに天皇制、日清戦争、日露戦争、大東亜戦争のことを語り伝えていた。  子どもたちは それを覚えている。ましてや、戦死した家族の子どもたちはよくきかされていた。 この映画は 天皇が初めて映画のタイトルとして登場した作品であったと思う。  1957年に公開された新東宝制作の映画。明治天皇を演じたのは当時の超巨大スター嵐寛寿郎であった。私は友と一緒に封切りされた映画館に観に行った。  天皇を映画にするとどうなるのかと思った。しかも、大好きな鞍馬天狗の嵐寛十郎が明治天皇を演じるというのだから。  天皇は 私たちにとっては神であった。  人間宣言をされても 天皇の行幸の際には 学校の教師に率いられ沿道に立ち、自動車から手をふる天皇に、担任教師は「天皇陛下万歳!」と叫び、子どもたちは一緒に万歳をした。  私は天皇の赤子(せきし)として生まれた。父は母に「よくやった。天皇陛下から預かり者として大切に育てよ」と手紙に残した。そして、特攻隊を育て、生き残っている自己を恥じつつけた父は無事に戦死した。私は父のことを思う時、必ず昭和天皇のことを思う。  子ども時代の感想は、巨大なスクリーンに圧倒され、新東宝の冒険に拍手をおくった。  昭和天皇の亡くなった時、ある時代が終わったと思った。  この映画を思い出すたびごとに、天皇を讃え日露戦争に従軍した老人たちを思い出す。
リーダーシップの参考
日露戦争全体に焦点を当てているために、「二百三高地」や「海ゆかば」に比べると戦闘シーンそのものは薄くなっています。しかしながら、明治天皇をはじめとする当時の戦争指導者の指揮統率の苦悩が繊細に描かれており、明治時代のリーダーシップ、とりわけ天皇、政府高官、国民との関係がよく表現された、素晴らしい映画でした。
不朽の名作
「国民にどう響くか、よくよく考慮して、戦争を避けるがよい」 「伊藤・・・、戦地の将兵に、避暑があるか」 「伊東も山本も、辞職さえすれば一切の責任から免れることができるが・・・、天皇に辞職はないぞ」 「国民の声が聞こえる・・・岡沢!、国民の声が聞こえるぞ。天皇旗を出してつかわせ」 「岡沢ッ! この戦争は、絶ッ対に勝たねば・・・国民にすまぬぞッ!!」 なんといっても明治天皇。嵐寛寿郎のすばらしい演技によって、あの未曾有の大戦争にのぞんだ偉大な君主の苦悩が伝わってきます。天皇は「明治天皇紀」によって一挙一動まで詳細に記録が残っているそうですから、劇中のエピソードの多くが実話なのでしょう。 エキストラの数が半端ではなく、しかもその歩き方等もかつての帝国陸軍そのままです。出征シーン、奉天入城シーンだけでも見る価値あり。 また、随所に挿入される軍歌が、非常にいい味を出しています。出征シーンの「日本陸軍」、初瀬・八島沈没シーンの「海ゆかば」、乃木・ステッセル会見シーンの「水師営の会見」、日本海海戦シーンの「軍艦行進曲」「日本海軍」などなど・・・。びっくりするほど、映像とマッチしています。 日露モノの最高傑作にして、1300万人の日本人が劇場に足を運んだ超大作(人口が9000万だった時代にですよ!)。 必見。
明治天皇恩賜のハンカチは今いずこ?
先輩レビュアー氏が称揚しておられるとおり、優れた脚本と演出のお陰で、このテの大作にありがちな「中だるみ」がみられません。 今見れば大時代的な感は否めないものの、日本人なら涙腺を刺激されることでしょう。 本作や「人間魚雷回天」「太平洋奇跡の作戦キスカ」などに較べると、 最近の「男たちのYAMATO」や「バルトの楽園」は極めて薄味に仕上がっていると思います。 戦争経験者が参画していないからなのでしょうね。
映像、脚本、構成のどれもが見事
古い戦争映画は、なんか物足りない面があるものです。しかし本作品は違います。映像、脚本、構成のどれもが見事。星5つです。内容は日露戦争の全ハイライトシーンを盛り込んであります。普通「間延び」してしまうものですが、本作品では明治帝や乃木大将の個人的エピソード等が絶妙のタイミングで挿入されており味わい深くなっています。
また、当時は軍隊経験者が多数いたためでしょうか、エキストラの行軍シーンが「見事」としか言いようがないレヴェルに仕上がっています。(現在の)周辺国の軍隊以上に美しい行軍シーン。これだけでも見る価値はあるかもしれません。特に映画『二百三高地』を見て感動したファンには、本作品にても感動を保証できます。

出口のない海 [DVD]

[ DVD ]
出口のない海 [DVD]

・市川海老蔵(11代目) ・伊勢谷友介 ・上野樹里 ・塩谷瞬 ・香川照之
【ポニーキャニオン】
発売日: 2007-02-23
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 2,970 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 550円〜
出口のない海 [DVD]
市川海老蔵(11代目)
伊勢谷友介
上野樹里
塩谷瞬
香川照之
横山秀夫
山田洋次
冨川元文
カスタマー平均評価:  4
原作を読んだ人には…
まぁ映画なんで2時間そこらだからしょうがないんですが原作と比べるとかなり内容が薄いですね結局主人公のこととかよくわからないしまぁ映画を見た人にはぜひ原作も読んでみてほしいです
日本人には観る価値はある映画。
第一印象は「静かな戦争映画」です。 人間が操縦する特攻兵器人間魚雷「回天」の物語ですが、これは戦争映画というよりヒューマンドラマです。 戦闘シーンはほとんどありません。 今から63年前の日本の若者が実際に体験した人間群像なのです。 「男たちの大和」や「僕は君のため?」よりも数段良い映画なので日本の歴史の一コマを知りたい方へは超お勧めです。 フィルムの色は抑え気味で当時の雰囲気がよく出ていますが、CG技術が弱くCGはCGと分かってしまう画面は残念。
「回天」をよく描いています
 海軍の究極の特別攻撃作戦である「回天」は、いわゆる人間魚雷。 中に人が入ってストップもパックもできない狭い機体を操り、 目標の敵艦を自らの肉体をかけて爆破しようとして、出来た武器です。  この映画、というより「回天」で派手な戦闘シーンは作れません。 海の中で静かに行動するのですから。魚雷に触れ、あわや沈没というところや、 ついに敵船を見つけ発進させるところの艦長(香川照之)の心情・ 潜水艦の整備員の動きなどがこの映画ではよくできていました。  「回天」が発進しても、爆発音を捕捉してもそれが敵船を爆破させたものなのか、 見つかって攻撃されてのもののかは、潜水艦にはわかりません。 すぐに現場を退避しなければ自分たちも危ないからです。 爆発音を聞いた時に整備員たちが目をつぶって合掌するところなど、胸に迫ります。  海の特攻隊=「回天」搭乗員たちは姿の見える敵との闘争心に沸くというよりも、 技術を正確に操ることに一身を傾けました。  コントロールの難しい「回天」を操り、正確に敵艦にぶつかる=自分も死ぬということが、 彼らに負わされた宿命であり、運命から逃れられないならばせめて、 その任務を全うしようと粛々と彼らは自分の道を進んでいったのです。  この映画でも、彼らの葛藤や時代に逆らえない中で自分の運命に 身をゆだねようと努力した心情などが、よく表現できていました。  えびぞうさんが最後に、訓練中に事故で死んでしまい、戦後に台風による波で運ばれて、 発見されたという筋は本当にあった話です。  こんな馬鹿げた兵器が二度と作られないよう、そして死んでいった彼らに 心から感謝と哀悼の意を捧げずにはいられません。  戦争映画はドンパチの派手なものばかりとは限りません。    
「人間魚雷」の悲惨さは分かるが、ストーリーは「出口のないオチ」だよ。
戦争映画のはずなのに肝心の戦闘シーンはほぼなし・・・という異色の邦画。 太平洋戦争末期・・・・日に日に追い詰められていく日本軍は魚雷の中に1人の人間が乗り込み、魚雷を操縦して敵艦に体当たりして爆撃する、所謂人間魚雷「回天」を実戦投入しようとしていた・・・。 神風特攻隊もだけれど、敵を倒すのに「自らの死の道連れにして・・・」という感覚は欧米人には理解し難いものだったのではないかなと思う。 そういう感覚って、「日本特有のもの」と言ってもいいんじゃないかな。 戦争だから当然「死」を避けては通ることは出来ないのだけれど、それにしたって「基本は生還」であるはずなのに、死ぬことを基本というか、むしろ美徳であるかのように扱う・・・ってのはどうなんだろう? 「自己犠牲」に美を求めるかのような風潮が日本人を構成する上で温床としてあったからこそ、まるで国を守るために「参加した人間が1人残らず望んで散っていった」かのように喧伝されるが、実態はそれとは似ても似つかなかった。 主人公は発射直前まで漕ぎ着けながら、機械の故障で突撃することが出来ずに「必ず死ぬはずの回天で生還を果たす」ことになってしまう。 普通ならば死なずに済んだことを喜ぶべきなのに、その事を責めるかのような周囲の視線がそれを許さないのは時代の罪であり、日本という国家の罪でもあった。 映画自体は戦闘シーンを端折られてしまっているため、どうしても盛り上がりに欠けている。 主人公は九死を逃れた後の訓練中の事故で行方不明となり、戦後に海底から引き上げられ発見される。 脱出不能の海底の棺桶の中で1人死んでいくことの恐怖は華々しく特攻を掛けての死よりも何倍も苦痛であり恐怖だったかもしれないが・・・・・ でも、やっぱりなんか釈然としないストーリーだぞッ!
静かな感動をくれる映画です
静かな映画です。派手な戦闘場面もなく、家族や想人、戦友との別れなどが、静かに淡々と描かれ てゆきます。全編、派手な悲壮美で貫かれた『男たちの大和』を観た直後に、劇場に足を運んだ作 品で、『大和』のような劇的な感動を期待していたために、正直、初見の際はかなり肩透かしな印 象を持ちました。 確かに、回天と云う兵器の複雑な操作を克明に描くことで、一人の人間をその部品の一部と化して ゆく冷酷さを強調したいのか、主人公の魔球にかける熱情の日々とそれを無残にも奪い去ってゆく 戦争というものの理不尽さを描きたいのか、その時々で物語の中心点がブレ、映画として幾分、散 漫な印象を受ける欠点は承知の上で、それでもなお、自分がこの映画をリピートする頻度は非常に 高いです。あれほど共鳴した『大和』はDVDで一度しか観てはいません。 物語も出演者たちも、劇伴や映像、装置にいたるまで全てが真摯な映画だと思います。真摯であれ ばこそ、本当の意味での静かな感動がそこにあります。後からじわりとくる類の感動です。 人間魚雷という不気味な響きの兵器に乗り、人知れず南冥の海に消えていった幾多の人々。是非、 ひとりでも多くの人に観てもらいたい大切な映画です。

連合艦隊司令長官 山本五十六 [DVD]

[ DVD ]
連合艦隊司令長官 山本五十六 [DVD]

・三船敏郎 ・加山雄三 ・辰巳柳太郎 ・松本幸四郎(八代目)
【東宝】
発売日: 2005-12-23
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 4,053 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 4,241円〜
連合艦隊司令長官 山本五十六 [DVD]
三船敏郎
加山雄三
辰巳柳太郎
松本幸四郎(八代目)
カスタマー平均評価:  4
古いのが新しい!
映像テーマパークのスピルバーグ作「プライベートライアン」以降、戦争映画は描写のリアルさがホラー映画並に増してきている。 本作は古き良き時代の戦争映画であり、戦争シーンを描くというより山本五十六の人となりを描いた良作。 戦争が背景にあるのに全体を流れる空気は非常にお品が良い。 CGなどはなく航空機はセットの中で吊した模型、船もありありと模型で、砲撃は花火?なのは当時はそうした技術しかなかったのだろうが、オモチャっぽさで安心して観られる。 非常に簡単ではあるが海軍と陸軍の対立や太平洋戦争へ踏み切った経緯などが分かりやすく描かれている。 山本五十六の死をもって幕を閉じるが、彼の死自体が日本の敗戦を象徴しているようで何とも感慨深い。(勿論彼の生死に関わらず敗戦でしたが‥) 昨今の映像だけのグロい戦争映画に辟易している方は、本作に新鮮を覚えるだろう。
凡将山本五十六
映画自体はよくできてます◎でも山本五十六はダメ将軍です @真珠湾攻撃のとき第2次攻撃してとどめをささなかった A真珠湾攻撃のあと機動部隊を分散使用した Bミッドウェイのとき主力部隊と称し、機動部隊のはるか後方にいたこと◎
戦争に最も反対した長官の生き様
 小学生だった僕は、この映画を父に連れられ劇場に見に行った。当時は、山本司令長官などと言われてもピンとくるはずがないが、ストーリーを理解することはできた。  しかし山本長官の偉大さは、その後実感することが出来るようになった。連合艦隊の責任者でありながら、アメリカとの戦争に強く反対した長官。勇ましさではなく、国民のために軍隊は何をしなければならないかを、苦慮されている姿勢が、作品に描かれています。  「緒戦をいかに戦うか。そして、どのように戦争を持っていかければならないのか」を考えながら、南方で長官機は撃墜される。長官の戦い半ばでの戦死は、その後の戦争の展開を大きく変えていくことになります。  小学校の時に見たインパクト、今も鮮烈に残っていますが、同時に三船敏郎のために作られた映画とも言えそうです。
Worth watching several times
"Tora! Tora! Tora!" (1970) is a recreation of the events leading up to and the Day of Infamy displayed from both sides of the attack on Pearl Harbor. Naturally there will always be people that are not satisfied with the accuracy of this recreation. There is a little controversy due to the collaboration between American and Japanese filmmakers causing some compromise of having both sides of the story in one film. Other than a will paced film that keeps your attention, the real surprise is all the DVD goodies. The most important is the running narrative. It does some of the explaining of the differences between this film and reality without making excuses. After watching first with out the narrative, then with the narrative, it is time to watch it again and notice the points made on how the scenes were shot, the people picked and how they attempted to make the bulk of the film comply with history as we remember. It does not make sense to repeat the narrative or the story in this review. Let's just say you will not be disappointed with the movie or all the DVD goodies.
あ?あ でたらめでたらめでたらめでたらめ・・・
何故、過去の作品のシーンを入れる必要があるのか?まだ生まれてもいない紫電改が登場している(太平洋の翼?の流用)ため、人間『山本五十六』としての話もただのフィクションになる。

蟻の兵隊 [DVD]

[ DVD ]
蟻の兵隊 [DVD]

・奥村和一
【マクザム】
発売日: 2008-07-25
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 4,242 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,900円〜
蟻の兵隊 [DVD]
奥村和一
カスタマー平均評価:  5
生々しい戦争のお話
4年前に90才で他界した祖父は、酔うとたまに戦争の話をしました。 満州へ行った話、東京大空襲の話。 ちょっとしたアクション物語のようでした。 この映画の主人公、奥村さんは、奥さんには戦争の話は一切しないそうです。 非常に恐ろしく辛い記憶として残っていると語ろうとは思わないのでしょう。 私の戦争に対する知識=祖父の話だったので、派遣される先によって こんなにも状況が違うんだというのを知りました。 中国に今も残されている、おじいちゃんたちの生々しい手記。 もし戦争がなかったら、商人の長男として家業を継いでいたでしょう、と いう言葉に、戦争がどれだけ人の人生を狂わすかを考えさせられました。 そして、奥村さん他、元中国残留兵たちは今も国と戦っています。 国は奥村さんたちが正しいという事を認めてしまうと ポツダム宣言に違反してしまうから認めないのでしょうか…。 それと、冒頭で靖国神社に初詣に行ってる若者…。 「何が祀られてるか知ってる?」「は?てゆうか初詣だから」 みたいなやりとりには呆れました。 みんなで初詣ルンルン♪て時に見知らぬおじいさんの 戦争の話聞かされてテンション下がるのもわかるけど、 やっぱ知っとくべきなんじゃないのかね?
八十才をこえた男達が日本国相手に闘うドキュメント。
 私は1945年8月15日敗戦、日本軍の兵士達は戦争から解放されたと思っていた。  その後、戦勝国からある基準でもって処罰をうけ、各人処遇をうけたと想像していた。  しかし、この想像は間違いであった。  『日本軍山西省残留問題』という予想せざる事態があったという。  日本軍将校と中国国民党の密約であった。  兵士は次のような命令を受けた。日本国の「残留命令」に従い日本兵として中国国民党のために、 更に中国での日本帝国陸軍復興の核として中国共産党軍と戦うこと。  兵士は命令通り、残留し4年間国民党と共に日本兵として戦争を継続し、敗戦後5年間抑留された。  この事実を日本国は認めなかった。  彼らは、納得できない。  彼らは日本国家相手に事実を認めさせようとした。  裁判闘争となった。  その闘いの中心人物は八十才を越えた奥村和一である。  彼は中国にわたり 証拠をあきらかにする行為を開始する。  この執念。彼に惚れ込んだ監督池谷薫。  かくして、不思議な映画ができあがった。  国家にとって兵士とは何か。兵士は命令に抵抗できるのか。  偉大なるドキュメント。  久しぶりにみた八十才を越えた日本男児たちの姿。  迫力あり。  必見。
山西省残留日本兵問題の真相
毎年夏には,邦画・洋画を問わず何となく“戦争関連作品”に目が行ってしまいます。 この夏は,「ヒットラーの贋札」「明日への遺言」そして本作が3本目です。 本作は,第二次大戦後も上官の命令で戦争を続けた男たちのドキュメンタリーです。 中国・山西省に残留させられ,国民党軍として中国の内戦を戦った,およそ2600名の元日本兵たち。彼らは,終戦10年後に帰国しますが,国からは逃亡兵として扱われ“残留は自らの意思によるもの”とされて,戦後補償は認められませんでした。 自身が戦争の被害者であり加害者である奥村和一さん(80歳)は,“自分たちは何故残留させられたのか”その証拠を探すために中国を訪れ,過去の自分たちの行為に向き合います。 奥村和一さんが軍人恩給の支払いを求めた最高裁の判決は控訴棄却,法廷さえ開かれなかったようですが,奥村さんの活動は“戦争とはいかに惨いものであるか”を命ある限り語り継ぐことに執念を燃やしているように見えます。 とても重い映画で,興行的には成功とは思えませんが,一見の価値があります。

バルトの楽園 [DVD]

[ DVD ]
バルトの楽園 [DVD]

・松平健 ・ブルーノ・ガンツ ・阿部寛 ・高島礼子 ・國村隼
【東映】
発売日: 2006-12-08
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 2,970 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 500円〜
バルトの楽園 [DVD]
松平健
ブルーノ・ガンツ
阿部寛
高島礼子
國村隼
池辺晋一郎
古田求
カスタマー平均評価:  3.5
WW1時代の日本を描いた作品は珍しい。
WW1における史実を元にした物語。日露戦争?WW1で我が国は、俘虜の取り扱いについて国際的にも高い評価を受けていた(日露戦争は「ハーグ陸戦条約」が適用された最初の大戦争)。事に板東収容所は、松江所長の人道的な指揮の下、世界でも有数の人道的収容所となっていた。  恐らく、光人NF文庫の『板東俘虜収容所物語』がベースとなっていると思うので、興味がある諸兄は是非一読して欲しい。  様々な登場人物の「ごった煮的」な物語構成なので、2回ほどみてやっとつかみ所が見えてくる。しかし、飽くまで事実に準じた作りになっており、久留米収容所に於ける俘虜に対する粗雑な扱いや、当時の日本人のドイツに対する感情(敵国としての敵愾心と、先進国として憧れる心)や、国破れた軍人らの心情を分かり易く伝えていると思う(ドイツ俘虜がヤケ酒してるシーンなど)。日本軍の旧型の軍刀や、45式軍衣が見られるのも面白い。  ただ、マニアな目線で見てしまうと、少々物足りないかも知れない。  青島での戦闘シーンが余りにもお粗末であること。同盟側の俘虜が実は一枚岩ではなく、ポーランド系、ハンガリー系、エルザス・ロートリンゲン系、イタリア系俘虜との間で対立や暴力事件が起き、その扱いが問題となっていたこと(これはパリ講和会議後深刻になる)、スペイン風邪が猖獗を極め、俘虜、衛兵、板東住民にも多くの犠牲が出たこと(司令官が墓参りしているシーンがあるが、彼らはスペイン風邪の犠牲になった俘虜達である)、また、あまりにも明治政府を悪いイメージに描いていること等・・・。  音楽的には、男声合唱による第九は貴重であるし、興味深い。しかし、あの小編成オケに重ねる音声がダイナミックすぎるのと、トランペットが独逸式ではなく、フランス式であったことが気になった(板東ではフランス式しか入手できなかったものと脳内補完)。  とはいえ、日本に於けるドイツ俘虜の扱いについてよく分かる映画であり、高い資料価値が有ると思う。
これを原点として今の日本国を見直そう。
 無条件に 「希望」が手に入る。涙があふれ出る。  日本国においてこのような「事実」があったのか。  驚き。  嘘八百でも良い。  会津藩士の死に損ないを父としてもち、育った男が大日本帝国の陸軍にて生き残った。  使命は青島(チンタオ)のドイツ軍捕虜収容所の所長。  陸軍内部での会津出身者の位置づけがわかる。  会津出身者の希望の星、松江豊寿 を演じるは松平健、あの時期に かような 状況があったとしたら。日本国住民とドイツの捕虜との不思議なる交流をつくっていたとは。  不思議な収容所は 四国は 徳島県の板東で誕生した。  奇跡の話が 山盛り。  涙流しながらこの作品を観た。  ここが『原点』であらねばならない。  今の日本国の状況を この作品を視て とらえ直す、すごい世界が浮かんでくる。  最後はベートベンの『第九』を演奏するドイツ人たち。  すごい。  必見。  まさしく夢物語。  しかし、今 私たちが必要なのは『理想の社会』である。
涙のおかげでエンドロールを見なかった私は勝ち組
まあ、タイトル通りです。 シナリオや演技などは普通は殆ど気になりませんでしょう。 何故かと言えば物語に引き込まれるから。本当に感動しますよ、これ。 ・・・ただしエンドロールはちょっと頂けないですね。少し強引過ぎる気がします。 エンドロールの際は目をつむって感動の余韻に浸ることをお勧めします。
最近の東映大作は大味。
本作を観終わった後の感想は、まず「北の零年」を彷彿させたことだった。あまり良い印象ではなくて、何か大味だなあ、という感じ。両方ともに大後寿々花が出ている、からではなくて、「北の零年」は行定監督入魂の大作なのに、一緒に組むはずだった戦友・篠田昇を失いあたまから失速気味だった雰囲気と似ているからだ。本作の監督は70歳を超えても意気軒昂な名匠・出目昌伸。でも、黒澤組や三船と組んでいた迫力はなく、総花的でとっ散らかってるイメージしかなかった。主役の松平健は途中からフラリと現われ、最後は第九演奏を最後まで聞かずに去っていく。共演のブルーノ・ガンツも存在感が薄く、出目監督はこの俳優の凄味を把握していなかったのではないか。他にも青いコンタクトをしてがんばった大後寿々花や國村隼、阿部寛などの豪華共演陣の扱いも乱雑気味で、もったいなかった。阿部寛なんて中盤までは何をやらかすか!といういい雰囲気だったのに、後半はほとんど登場さえしない。あと、何千人収容という板東収容所のオープンセットがショボすぎる。見た限りせいぜい数百人しかいなかったが、気のせいか。第九を聞いていたのも200人くらいかな。確かに東横映画の時代からこの会社の大作は大味ではある。でも最近の観客は色々なメディアで観ることができるので、後々の保存を考えたらもう少し堅く作ったほうがよいのでは(笑)。星3つ。
たたかいのない 戦争えいが
第一次大戦中の捕虜収容所のドイツ軍捕虜。それも日本にある収容所の話。戦時下、人々のこころがすさんでいる中こんな収容所があったことがすばらしい。 なぜ人は戦争をおこすのだろう。 一対一で会えば言葉が話せなくとも伝わるものがあるのに?と思う。 見ていて「戦場にかける橋」という映画を思い出した。 第2次世界大戦下のビルマ戦線における日本軍による連合軍捕虜収容所。こちらは、イギリス軍捕虜と日本の収容所の話だが、国内ということで町の人たちとの交流なども描かれており、これはこれで良かった。 が・・・テーマはすばらしいのに映画としては、全体にちょっと物足りなさを感じた。 もっとうまく掘り下げられれば良かったように思う。手作りの見るからに稚拙なヴァイオリンがあんな音を出すはずないし、収容所内の物資が不足している中での楽団が、あんなすばらしい演奏と合唱ができるのはむしろおかしい。 もっと手作り感のある演奏のほうがリアリティーがある。 それに最後のカラヤンの演奏。 むりくり日本人の”第9”好きにつなぐ必要性が全くないし、テーマとしてすばらしいだけにちょっとがっかり?かなっ

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 更新日 2009年5月10日(日)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク

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