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[ DVD ]
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零戦燃ゆ [DVD]
・加山雄三 ・堤大二郎 ・早見優 ・橋爪淳 ・丹波哲郎
【東宝ビデオ】
発売日: 2003-12-25
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 4,311 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,370円〜
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・加山雄三 ・堤大二郎 ・早見優 ・橋爪淳 ・丹波哲郎 ・柳田邦男 ・笠原和夫
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カスタマー平均評価: 3
ただ辛かった・・ 十数年振りに『トラトラトラ!』を見て
太平洋戦争を描いた映画に興味を持ち、
その流れで本作も拝見しましたが
正直、最後まで見るのがかなり辛い映画でした。
深みの無いシナリオ、
感動の‘か’の字も感じられない演出、
ミニチュア丸出しの戦闘機、
高揚感も重厚感も無く不似合いな音楽・・・
唯一良かったのは、
若かりし頃の早見優さんを見られたことでしたが、
彼女の顔立ちは太平洋戦争の映画には向かないと思いました。
特撮を駆使した映画には、
かなり寛大なつもりでしたが
この作品に関しては全くダメでした。
この作品のファンの方々には本当に申し訳ないのですが
これが私の正直な感想です。 奉仕の精神には泣けてしまう 80歳の母が最後まで見続けた。堤大二郎や橋爪淳、早見優が主演した青春映画ともいえる。戦争の主体は若い兵士たちなのだから。そして80歳の母と同世代なのだ。甦る青春である。けれど本当の主役はゼロ戦である。脚本や演出でなんとか客の入る映画に仕立てようとしても覆い隠せないほどゼロ戦が存在を主張している。
ゼロ戦は日本誇りとして、世界最高性能の軍機。これでアメリカに撃って出るのだ。
アメリカ機はこのゼロ戦に勝てない。なぜなら、製作思想の違いがあったからだ。人間の命を大切にするために、ぶ厚い鉄板を用いていてために動きが鈍くなっていたのだ。それに引き換え、ゼロ戦の鉄板は紙のように薄い。操縦士の命はいくらでもとって変えようというものだった。これでは性能が良い悪いの比較はできない。
しかもゼロ戦が大空の主役だった時期はすぐに終わり、人間を守りながらも高性能な戦闘機がアメリカで開発された。といっても馬力が強いだけの飛行機だが。
人の命をなんとも思わない非情の戦闘機だが、ゼロ戦には責任はない。あるのは人間と運命を共にしようという悲しさがあるだけだ。
悲しくも崇高だったのは、友人の命を救うべく、彼女の前からわが身を引き合う友情である。女を馬鹿にしているようにも見えるかもしれないが、俺が、おれがと彼女を得るために画策したり女々しくなったりがないのは、とても清々しい。女も馬鹿には描かれていない。その友情をよく見極め、女もまた我が身を捧げようとする。
「奉仕の精神」評判のよくない精神だが、他者のために我が身を無にすること、これにはやはり泣けてしまう。 特撮は流用した駄作! ハッキリ言って堤大二郎と橋爪淳の演技が下手すぎにはビックリしました!よくこんな役者を使ったなと。今なら使えないでしょうね。それに石原裕次郎の主題歌も合いませんでしたし…一番の問題は特撮の戦闘シーン!「なんだこりゃ?!ほとんどが大空のサムライからの流用じゃねぇか!」と頭にきましたね。流用じゃなかったのは開戦すぐの戦闘とB-29との空中戦と堤大二郎が撃墜されたり戦死するとこぐらい。ですからほとんどが流用なのはビックリでした。 絶望的な戦いに挑む! 横須賀海兵隊に入団した二人の若者の活躍と壮絶な結末を描く、1984年製作・『舛田利雄監督』の傑作航空戦争映画。
【海兵隊に入団した二人は日本の代表的戦闘機「零式艦上戦闘機」の雄姿を見て、操縦士と整備兵に志願する。日米開戦後、フィリピンのクラークフィールド基地攻撃からミッドウェー海空戦を経て、絶望的な戦いに挑むが・・・・・・。】
零戦の設計者「堀越ニ郎氏」など、零戦を巡る人々のさまざまなエピソードを組み込んだ物語。特撮ながら登場機(:模型)も多彩です。
石原裕次郎の哀愁のある歌声をバックに、飛行場で燃やされる「零戦」のラスト・シーンに感動!
一見の価値有りと思います(特撮も上デキ) 時代考証に若干甘い部分もあるが,当時の撮影技術としては秀逸です。 太平洋戦争時代の帝国軍人,技術者,一般国民の姿がきちんと描かれており感銘を受けます。近代の軍事物としては二百三高地,連合艦隊と合わせて一見の価値有りです。 ちなみに零戦は正しくは"れいせん"と読みます。
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太平洋奇跡の作戦 キスカ [DVD]
・三船敏郎 ・山村聡 ・佐藤允
【東宝ビデオ】
発売日: 2005-07-22
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 4,053 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・三船敏郎 ・山村聡 ・佐藤允
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カスタマー平均評価: 4.5
「キスカのマーチ」がいつまでも頭に残る戦争映画の佳作 三船敏郎や藤田進、土屋嘉男、志村喬など黒澤映画を飾った名優陣の演技と円谷英二の特撮が冴え渡る佳作。(特に、後者について、阿武隈と国後の衝突シーンや艦隊が浅瀬を回避してキスカ島に乗り込む操舵のシーンは見物。)戦争を美化することは勿論できないが、数多ある戦争映画の中でも日本映画史に残る名編であると思う。 あの場面がないのは、カットされたから? 小学校の授業の一環として、教師に引率されて映画を見ました。
あれから、40年以上立ちます。
印象に残っていた【あのシーン】が見たくてDVDを買ったのですが
ない!
佐藤允氏演ずる潜水艦の艦長が水兵達に敵の戦艦の名前を
レクチャーする場面がないのです!!
艦長が壁に貼った敵戦艦の絵を見せて、十数名の水兵たちに
艦長:『これは、○○○○という戦艦だっ。△×◇○と覚えるっ!!』
水兵:(一同大爆笑)△×◇○?っ!!
艦長:『次にれは、○○○△っ! ×××◇△だっ!!』
水兵:(一同大爆笑)×××◇△?っ!!
わ?んっ、これが見たかったです?っ!!
残念だったので、星4つ。
映像はものすごくきれいでした。映画でみたよりずっときれいでくっきり。 撤退は進攻より困難である …という言葉を昔どこかで知りました。
この映画を最初に見たのは、もう数十年前のTV放映でしたが、その当時はまだキスカ撤退経験者の方がご存命でいらして、本編前にその当時の想い出話しをなさっていたという記憶があります。
そしてこの映画の公開当時、エンドマークが表示された瞬間、劇場は満場の拍手に包まれたとか。
日本軍が誰も殺さず、何も破壊せず、なおかつ爽快なハッピーエンドを迎えるという、戦争邦画史上稀に見る傑作と言えましょう。
ちなみに私の落涙ポイントは、いよいよ撤退というさ中、ある一兵卒が、地中に埋めていた食料を掘り起こしながら、残していく犬たちに「さあ、いっぱい食べろ。死ぬんじゃないぞ!(生き延びろよ、だったかな?)」と話しかけているシーン。と、胸に抱いた戦友の遺骨に「家に帰れるんだぞ」と優しく話しかけていた兵士のシーンでした。
あの犬たち、その後の米軍の爆撃を受けてもしっかり生き延びていたんですから!凄い!! 「敵兵二十名掃討す」 などの戦闘の様子や家族・知友人への思いを綴った日本兵の日記がアッツ島でアメリカ軍に拾われた。
この日記の翻訳は多数のコピーがとられアリューシャン列島を奪還する部隊の米兵たちにある種のお守
りのようにでまわった。米兵たちは日本兵を恐れていた。だがこの日記のコピーは「敵も同じ人間だ」
と米兵たちの思いを強くしたに違いない。
濃い霧の中をおっかなびっくり攻めてくる米軍の意味合いがまた味方のキスカ守備隊を全員生きて帰還
させるための努力と犠牲、そして生還の喜びが玉砕の島アッツ島とのコントラストの強さと相まって
「米軍を出し抜いた爽快感がある戦争娯楽作品」から自身の中ではある種意味合いが変化した希有な映画
となった。
蛇足になるかもしれないが、アッツ島にいた先住民は日本軍の占領後に北海道へ(捕虜として)避難させ
られたがかなりの人が気候風土の違いなどから病死。戦後もアメリカの対ソ連戦略や環境保護の名目などで
故郷への帰還は許されなかった。 派手な戦闘場面はないが、戦争映画の名作 邦画の戦争映画としての最高傑作かもしれない。東宝の8.15シリーズとしては一番キャストも地味だし公開当時にヒットしたのかは知らないが、内容に関しては間違いなく傑作である。 大量殺戮による勝利の話ではないし、(山本五十六のような)偉人伝でもない。太平洋戦争の歴史全体からみれば小作戦のひとつだが、この後味の良さというか爽快感はなんなのだろうか?「二百三高地」や「大日本帝国」のようなオールスターの大作浪花節映画にアレルギーを持つ人にも自身を持って勧められる名作です。
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陸軍中野学校 DVD-BOX
・市川雷蔵
【角川エンタテインメント】
発売日: 2005-07-29
参考価格: 21,000 円(税込)
販売価格: 16,370 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 14,500円〜
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・市川雷蔵 ・星川清司 ・長谷川公之 ・船橋和郎
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カスタマー平均評価: 5
椎名次郎は何処へ ご存知、市川雷蔵主演の「陸軍中野学校」シリーズ全5作を収録したBOX版。どの作品を採っても楽しめるが、個人的には第一作が「007 カジノ・ロワイヤル」を凌ぐ面白さで、ベスト。すなわち、007誕生秘話ともいえるダニエル・クレイグ主演の同作も最愛の女性を死に追いやるスパイの悲劇性をメインとする筋立てであったが、同作では女性が最初からスパイであったのに対し、本作は運命の悪戯が布引雪子をスパイに貶め、最後は椎名次郎が自らの手にかけるという凝った筋立てで、悲劇性と虚無性がより強く観客の脳裏に刻み込まれる。正に本家007を凌ぐ傑作。また、ラストで衣服をうち捨ててベッドに横たわるシーンも含め、小川真由美のかもしだす清楚さと妖艶さの入り混じった美しさには、やられた。戦時中の椎名次郎が活躍する続編も是非観たかった。 私もスパイになりたくなった 市川雷蔵主演のスパイ映画5部作。「陸軍中野学校(1966)」、「陸軍中野学校雲一号指令(1966)」、「陸軍中野学校竜三号指令(1967)」、「陸軍中野学校密命(1967)」、「陸軍中野学校開戦前夜(1968)」。
歌舞伎と時代劇のホープ、市川雷蔵がスーツに身を固めてクールなスパイ役を演じている。
演技も彼自身のナレーションも非常にニヒルである。私も雷三演じる陸軍・諜報機関員・椎名次郎のようなニヒルな男になりたい。
このシリーズは諜報・防諜・情報収集教育が必要な内外の諸機関が必見の映画だそうだ。私も非常に勉強になった。とくに最初の「陸軍中野学校」は本の『秘録 陸軍中野学校』に忠実に作られている。士官学校ではなく一般の大学から選抜された中野学校の学生はスパイの精神は「誠」であることを叩き込まれる。
どの巻もまったく飽きさせない。リメークの必要全くなし。白黒の方が雰囲気が出ている。それに市川雷蔵を越える俳優がいるだろうか。
情報戦音痴の日本人必見だ。というか日本中の高校の社会科の授業で見せるべきだ。 東宝を凌ぐ大映映画娯楽最高峰 今までジャケット、スチールなどのいまいち暗さに敬遠がちで知ってはいても観なかったのですが、ある日第1作目を観てみました。
なんて面白いんでしょう!1作目観終えると2作目、3作目…。と止まりません!
昭和戦前の雰囲気を出すためにわざと白黒フィルムで撮影し、主演の雷蔵さんは眠狂四郎の
艶っぽさとはまた違う実直にに冷徹にニヒリズムを持って演技していて別の魅力全開です。
東宝から借りた加東大介演じる上司との掛け合いは堪りません。
ボンドガールよろしく毎回変わる助演女優陣はみんな美人。
また特筆されるのは戦前の各国スパイ演じる外国人俳優たちががみんなそれらしい雰囲気を持ってるのがこの作品に格別の風味を味付けしています。
よく1作目と2作目以降は別物っていう評価をお見受けしますが私は全然そう思わない。
5作品4監督で撮ってますが全作品一定した面白さです。
とにかく1作目観てください、やみつきになります!
なんでリメイクしないんだろう?雷蔵氏いないと無理かな? 数少なき日本スパイ映画の名シリーズ かつて日本軍に存在していた、スパイ養成機関・陸軍中野学校!
『ある殺し屋』2部作等と共に市川雷蔵氏の数少ない現代劇{というより近代劇}シリーズものにして、東宝の『国際秘密警察』シリーズと共に数少ない国産スパイ映画でもある。
戦国時代の『忍びの者』を太平洋戦争(第二次世界大戦)の世界にアレンジしたとはいえ、『忍びの者』シリーズや勝 新太郎氏の『兵隊やくざ』シリーズと同様に白黒映画で製作されている。そのため嘘っぽくなりそうな話に、リアルな説得力を与えていた。
また市川氏も虚無的で、時流に翻弄された主人公を好演している。また加東大介氏も、『社長』&『駅前』シリーズと異なる個性を発揮していた。
作品もダークにしてシリーズの基盤を築いた増村保造監督に加えて、シリーズのラインに沿って一級の娯楽作に仕上げた森 一生監督・田中徳三監督・井上 昭監督らの手腕が際立っていた。
その前後の『陸軍中野学校』ものの中でも、卓越した魅力を持った本シリーズ。
歴史の背景を感じながら、じっくり腰を据えて観てほしい。 かつて日本にこんなにかっこいいスパイ映画があったのだ!! 近所にこの学校跡地があるのだが、昔から鉄条網に囲まれた怪しい一帯だった。しかし映画のほうは格好いい。チャチで安っぽいエピソードも出てくる(その道のプロの指導なんてのはどう見てもスパイには通用しそうにない)。でもそれが観ている時には全然気にならないのだ。画面は白黒、小川眞由美は若い、今見ればいくらでも不自然なのだ。でもちゃんと手に汗握ってみている。ハリウッド的なご都合主義もない、お涙頂戴劇もない。日本らしい実にストイックなストーリー展開なのだ。一巻終わると翌日まで待てなくなる。ついつい一晩で全部通しで観てしまう。だからできるだけ開巻しないようにしている。雷蔵はオシャレでダンディだ。加藤大介は格好イイ。これ以上なにがいるんだよ!もう観終わるころには「日本てこんな映画作れたの?」という驚きと、「陸軍中野学校」の存在を今まで知らなかった悔しさで胸が一杯になるに違いない。それは保証する。
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あゝ同期の桜 [DVD]
・鶴田浩二 ・高倉健 ・松方弘樹 ・千葉真一 ・藤純子
【東映ビデオ】
発売日: 2007-06-01
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格:
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・鶴田浩二 ・高倉健 ・松方弘樹 ・千葉真一 ・藤純子 ・中島貞夫 ・須崎勝弥
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カスタマー平均評価: 5
あゝ同期の桜 ・・・「感涙」に尽きます。。 学徒動員された学生さん達は、視力の良い者は、特攻機搭乗員に。近視の者は玉砕地域や沈む航空母艦の少尉として、いづれにしても、前途有る、生命力に溢れる若者たちは、否応おうも
なく、死地に追いつめられる無惨さは、「感涙」などの、甘い表現では、記し切れないです。
日本国を護るための人間の盾となり散華された英霊の勇姿に、対して、いま現在を生きること
の、できる、日本国民は、もっと、命賭けで、日本国体護持、西暦2008年、傾きつつ有る、こ
の日本国を、命を賭けて護ることは、いまを生きる、わたし(たち)に与えられた絶対的使命
であるのかも知れないです。散華なされた英霊に、はじることのない日本国を、いまこそ再建
したいと願うのは、わたしだけではないと思うのですけれど。。涙なくして観ることが、で
きないほどです。いちどは観たい、観て欲しいと願う、作品であると、おもいました。。
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[ DVD ]
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戦ふ兵隊 [DVD]
【コニービデオ】
発売日: 2004-11-21
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,416 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,579円〜
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カスタマー平均評価: 4.5
父への贈り物 戦争ものでのビデオで選びました。
日本軍が編集したものでよく撮影できているところもあったようです。
しかし日本軍が美化したところもあるようで、考えさせられる場面もあったようです。 戦時宣伝映画にしても貴重な映像です 一瞬ですが、戦車兵が前方扉を開いて戦車に乗る大変貴重な場面があります。よく撮影許可が下りたと思いました。他にも多数の貴重な映像が有り、将校が命令する場面などが隠し撮りしたかのように自然なやりとりで流れいてます。演習の場面を編集してインサートした所もあるかも知れませんが、作戦中の陸軍の動きをここまで記録できた事は凄いです。 奇跡の名作 〜大東亜戦争時、映画法により設立した日本映画社によるプロガンダ作品がDVD化されるとのことで、歴史勉強のため早速数枚購入し観た中でこの作品があった。 最初観た時、徴収されていった小津安二郎監督が撮った作品かと思った。何と美しい映像だろうと。 現実の平常時の兵隊を撮影しているので、まるで支那大陸に徴収された兵隊に自分がなったような錯覚に堕〜〜ちた。後半は実際の戦闘時上官の指示、命令がどのように行なわれかを隠し撮りのように撮っている。息を飲むような静寂と異常な緊張感が伝わってくる。 当時の大本営のように、反戦色が強く感じるかといえば、嘘になる。 ただ、淡々と現実を映しながら、素敵なショット、巧みなカット割り、美しい映像で観せていく。 ドキュメンタリー映画で、しかも軍部司〜〜令下のプロガンダ用映画で、これだけ詩的表現のものは、世界の映画史でもないような気がする。 あったら教えて下さいね。〜
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また逢う日まで [DVD] COS-014
・岡田英次 ・久我美子 ・滝沢修 ・河野秋武 ・風見章子
【Cosmo Contents】
発売日: 2007-08-20
参考価格: 1,000 円(税込)
販売価格: 1,000 円(税込)
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 698円〜
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・岡田英次 ・久我美子 ・滝沢修 ・河野秋武 ・風見章子
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カスタマー平均評価: 4
NO.161「ま」のつく元気になった邦画2 <元気コメント>
戦争というはかなさの中に求めあう若い男女の姿を、今の時代で理解するのは難しいかもしれない。
だが、その素直な人間性は感動するように美しい。
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[ DVD ]
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人間魚雷 あゝ回天特別攻撃隊 [DVD]
・鶴田浩二 ・松方弘樹 ・梅宮辰夫 ・里見浩太郎
【東映ビデオ】
発売日: 2007-06-01
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格:
中古価格: 2,500円〜
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・鶴田浩二 ・松方弘樹 ・梅宮辰夫 ・里見浩太郎 ・棚田吾郎
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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第2次世界大戦 ナチス・ドイツの戦略と兵器 [DVD]
・ドキュメンタリー
【ポニーキャニオン】
発売日: 2008-12-17
参考価格: 13,440 円(税込)
販売価格: 10,471 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・ドキュメンタリー
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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独立愚連隊西へ [DVD]
・佐藤允 ・加山雄三 ・水野久美 ・フランキー堺
【東宝】
発売日: 2006-01-27
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 4,212 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・佐藤允 ・加山雄三 ・水野久美 ・フランキー堺 ・岡本喜八
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カスタマー平均評価: 4.5
痛快戦争劇!! 戦争が痛快なはずはない。まして現代で面白可笑しい戦争映画を製作したら不謹慎の極みと避難されるだろう。しかし、戦後から15年した経ていない1960年作の本作では戦争は可笑しくも痛快なのである。少なくとも最近の映画のような悲惨さはない。悲惨な戦争を体験した人が多くいる時代、そのまま悲惨な戦争映画を作ったのでは洒落にならかったのだろう。戦争から立ち直ろうとする時代の息吹を感じる。岡本監督の作品はオペラ劇に似ていると思う。オペラは喜劇か悲劇かのどちらかに別れるが、岡本氏の作品にはその二つの要素が巧みに織り交ぜてあり、歌がある。日本兵はこんなに楽しく歌を歌ったのか?と錯覚するほど歌の場面が物語に溶け込んでいる。人間らしい素直な下品さと品の良さの混在も面白い。本作が悲劇か喜劇かは鑑賞後のお楽しみである。最後がどちらへ転ぶかが岡本監督作品の醍醐味だろう。 行進曲? 「独立愚連隊」はサスペンス映画だった。あれはあれで、三船敏郎の狂った隊長の登場とか中々面白かったが、やはり本命は「独立愚連隊西へ」だろう。あの行進曲の唄はインパクト充分(笑)戦争映画は悲惨なメッセージだと思う。ところが岡本喜八は、軍旗を守る使命を中国人との友好に変えて、戦争は国を憎んで人を憎まずに変えてしまったのである。 一・二・三・四! 主題歌「独立愚連隊マーチ」と挿入歌「粋な大尉」。岡本喜八監督の作詞です。
「一・二・三・四(イー・リャン・サン・スー」のかけ声もたのしい「マーチ」はオープニ
ングで、軍旗を持って必死で逃走する北原少尉(久保明)姿にかぶります。この作品の底辺
に流れる反戦、人命尊重の訴えが象徴的に描かれる屈指のオープニングです。
「粋な大尉」は、加山雄三演じる左文字少尉の愚連隊で唄われる軍歌。命からがら生還を果
たした兵士に「貴様らどうして帰ってきた」とのたまう歌詞は、軍隊の非情さ・過酷さを見
事に皮肉っており、痛快です。ドラマも、八路軍の戦いが主眼ではなく、戦争のばかばかし
さ、無意味さを中心に描いております。中丸忠雄や堺左千夫、中谷一郎の演技が光ります。 誰が味方で敵なのか。 岡本喜八監督が贈る戦争コメディ映画。
『独立愚連隊』に続くシリーズですが、物語に継続性はありません。前作に比べ、一層のコメディ要素を強めています。軍旗の捜索を巡って、軍隊・戦争のバカバカしさを描いています。実際戦地へ赴いた方は、この作品をどう観るのでしょうか。感想を訊いてみたいです。この作品の公開年度は1960年。現在、こういう映画を作くれないと思います。何だか怖い、危ない世の中になってきていると思います。
役者で驚きだったのが、加山雄三。大根役者と思いきや、本作ではなかなか好演してます(コメディ向き?)。あと、大江大尉を演じた平田昭彦がハマリ役でした。いつものことながら、フランキー堺は本当に上手い。もうちょっと出番があって欲しかったけど、そうすると主演の二人を完全に食っちゃうから、仕方がないのでしょうね。 大作 黒澤明の映画もそうだけど、同じ役者が役柄を替えて色んな作品に出てる。
役者が映画会社専属になってたからなんでしょうね。
でも、劇団みたいでいいですよね。どんどん役者がいい味を出してくるんですから。チームワークみたいなものも感じるし。
前作より、ストーリーも画面の構図も大作になっています。
面白いですよ。
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[ DVD ]
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母べえ 豪華版 〔3枚組 初回限定生産〕 [DVD]
・吉永小百合 ・坂東三津五郎 ・浅野忠信 ・檀れい ・志田未来
【松竹】
発売日: 2008-07-25
参考価格: 6,090 円(税込)
販売価格: 6,090 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,770円〜
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・吉永小百合 ・坂東三津五郎 ・浅野忠信 ・檀れい ・志田未来
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カスタマー平均評価: 4
旧・松竹大船っぽい作品。特典ディスクは映画界を目指す人必見。 本作は戦前の「市井映画」のようだ。これこそ伝統の松竹スタイルである(撮影は東宝だけど・・・)。戦争というファクターはあるが、何といっても話の軸になるのは「母べえ」の「肝っ玉かあさん」ぶりであろう。吉永小百合はいつでも、どんな役でも清廉だ。女優というよりも「吉永小百合」。加えて、やっぱり日活撮影所の香りがする。松竹の、山田組の市井映画にはどうも似合わないと思ったのは自分だけだろうか。演技的にはもう何も言うことはない名女優だが、なんだか現代劇のようなのだ。志田未来は最近TVドラマが多く、へんな「顔芸」が付いたようで心配していたが、山田監督に鍛えられたのだろう、表情が「素」に戻っていて安心した。本作では精彩を欠いたが、この経験は次作に活きるはずだ。また「ヌケた」浅野忠信も必見である。しかし、作品としてはどうかな、と。松竹の市井映画に戦争が絡んだ作品には、世界に誇る問題作・木下組の「陸軍」がある。これに比べると安易な反戦主義の描き方はつらい。街中の会話で「日本はアジア征服を狙っている」というセリフがあるが、大東亜共栄圏はそもそもそんな思想ではない。山田組が取り組むべきテーマではなかったかもしれない。ただし、特典ディスクは監督自ら撮影裏舞台を細かく語っているので、この業界を目指す人は必見である。 涙なくしては観られない感動作 何もなくても、母の手があった。悲しくても、母の胸があった・・・。
前年にヨーロッパで第二次世界大戦が勃発した1940年。東京に暮らす野上佳代は、夫の滋、娘の初子、照美と、お互いを呼ぶ際に、例えば「父(とう)べえ」、「母(かあ)べえ」と「べえ」をつけて言いながら、貧しいながらも明るい家庭を築いていました。
しかし、夫の滋が思想犯として治安維持法違反のかどで検挙され、佳代は母娘3人の生活を強いられます。そこに夫の妹やかつての教え子が加わり、彼らの助けを得ながら、感動的な人間ドラマが展開されます。
山田洋次監督が、吉永小百合を主演に据え、激動の戦中昭和を描き、暗い世相のなか、ふたりの娘を明るく育てた母の姿は、涙なくしては見られない感動作でした。
とても良かったです 母べえの言葉に心をギュッとつかまれました。
愛する夫と一緒に暮らすことのできなかった
切ない彼女の人生がジワジワと心に染みました。
検閲で、黒く塗りつぶされた父べえの手紙に、
今、自由に発言できることの幸せを感じます。
自分の考えを貫くだけで「非国民」と社会から
排除されるなんて戦争はイヤだと改めて思いました。
もし私があの時代に生きていたら「贅沢は敵」と
盲目的に世間に合わせていたかもしれない。
何か変だと思っても、その方が生きやすいから・・。
そんな、自分の弱さも気付かされる映画だった。 じっくり作品制作過程も見られる決定版 映画本編に加え、撮影メイキング映像+野上照代さんのリアルストーリーと本作の関係をもったドキュメンタリーで構成された特典ディスク1、そしてNHK-BS2で放映された特番(山田監督と吉永さんへのインタビューとメイキングで構成)の特典ディスク2を追加した豪華版。本作をじっくり制作過程や製作サイドの思いも含めて鑑賞したいという方には最高のプレゼント。
本編については、原作に手を加えた部分が賛否あるだろう(例えば山ちゃんが母べえに恋愛感情を抱いてしまうところ、あるいは母べえ臨終の際のコメント、等々)が、山田監督ならでは、の真摯な視座で親子、家族の大切さをとらえるとともに、二重写しで戦争反対を訴えていく構想については、ファンならずとも共感できるはず。吉永さんはじめ、浅野さんや鶴瓶など出演者の抜群の演技も必見。
特典は、ディスク1には映画製作に興味ある人なら見て損はないメイキングが丹念に収録されている。志田未来さんなどの若い俳優、子役に対しても案外厳しい演技指導をつける山田監督の衰えぬ映画製作にかける熱意に脱帽。またモデルになった野上さん一家の様子も映画を鑑賞するにとても深みを増した。
特典ディスク2は、特典1がある分やや価値が減じたともいえるが、NHKらしい真面目な作りが高評価だ。特に、吉永さんと山田監督が揃って互いの製作姿勢にコメントを出す場面は非常に興味深かった。本作に限らない、2人のアーティストの魅力を追ったところがよいと思う。
もうすぐ終戦の日。我々日本人として、改めて戦争を見直す格好の作品だと思う。 70年ほど前の当たり前の日常と非日常 まず、この映画が2008年1月公開の作品だということを確認しておきたいです。
この作品は昭和15年…西暦1940年という、今となっては多くの人々にとって未知の過去の東京が舞台なので、2008年現在の東京の暮らしと比較するには、あまりにも特殊な世界だと思うんです。治安維持法で家族が特高に捕らわれてしまうというのも、やはり特殊なケースだと思いますし。
しかし、この映画全篇に描かれている、父べえや母べえたち家族、そしてその家族を取り囲む人々を包んでいる空気というのは、セピア色ではなく原色の光沢を放つリアルな空気に満ちています。ドキュメンタリー映画とも私小説とも違う、山田洋次監督の意図する空気感なのでしょう。これはホントによく描かれていると思いました。
女性目線の物語にしては、情感が薄いというか、あんまりドロドロしていないんだナァとも思ってしまいましたが、これも戦争前後の異常な時代の空気があってのことだと想像してみたり、隣組の集まりでの理不尽な儀式のような、なかなか物語にならないようなシーンを丹念に映像に封じ込めているところなど、母べえ達が生きた時代のリズムというか、ノリというか、そういったものを感じさせる映画に仕上がっていると思います。
戦争が絡む時代の物語ですが、極端に感情を揺さぶられる映画ではないですし、かといって主演の吉永小百合ファン向けだとか、名監督・山田洋次ファン向けの映画ということでもありません。この作品はコマ単位というか、パーツやディテールにを注目する映画ではなく、ベテランスタッフと気鋭のスタッフたちが、知恵を絞り全身全霊をこめて絶妙なせめぎ合いの中から生みだされた「70年ほど前の当たり前の日常と、日常的じゃない激しく動いた時代の映画」だと思いますネ。
通常版でも十分堪能できる佳作ですが、本作の特典DVDに収録されている「父べえのエピローグ」は、作品の奥行きを更に深めるものになっているので、見ておいて良いのではないかと思います。
私のように、本篇ラストでグッときてしまった人なら、尚更見ておきたいですネw
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