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亡国のイージス [DVD]
・真田広之 ・寺尾聰 ・佐藤浩市 ・中井貴一 ・勝地涼
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2005-12-22
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格:
中古価格: 228円〜
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・真田広之 ・寺尾聰 ・佐藤浩市 ・中井貴一 ・勝地涼 ・福井晴敏 ・長谷川康夫 ・飯田健三郎
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カスタマー平均評価: 2.5
ガンダム好きのオタク作家+能無しエセ映画監督=クソ映画の完成…ってこと? 坂本順二って所詮素人に毛が生えた様なエセ監督だからさぁ。結局はこうなるって。最初から皆薄々予想はついてたろ?奇跡でも起きない限りさぁ。だって、どついたるねん意外全部駄作凡作の乱れ打ちだろ?それを変に評論家連中が持ち上げて、本人もその気になっちゃってさ。それがこの体たらくってヤツ。皆悪いんだって評論家も含めた映画界全体がさ。だってこの期に及んでも、坂本スゲーッなんてぬかしてるお目出鯛アホがいるんだから。芸術作品は素人でも撮れるけど娯楽映画はプロ中のプロでなきゃ撮れないって事をさぁ、いい加減気付かなきゃ。ちゃんと脚本の読めるプロデューサーとプロの映画監督の育成ってヤツをさぁ、本気で考えないとさぁ。このままだったらホントやばいって。世界中の笑いモンだぜ。この間までアジア映画なんて皆バカにしてたじゃん。それがあっという間に追い抜かれ茶ってさぁ。今じゃ下から数えた方が早いくらいだぜ。日本映画のランクなんて。アニメ以外話題にもならねぇっていうしさ。昔はアニメがヒットするから日本映画に客が来ねぇんだ!なんつってアニメを目の敵にしてたクセにさ。そのアニメで稼いだ金で映画撮って飯食ってたのは何処のどいつだよ!全く映画関係者なんてどいつもこいつもクソ野郎だぜ!そんなクソ野郎の作った映画が面白いわけねーよなぁ全くッ! 買うほどの価値はない この映画ができる前は期待していましたが、精神論主体の
内容の薄い映画。自衛隊が協力しておきながらこのレベル
だとしたら協力なしで作った「宣戦布告」の方がアクションも
内容も勝っている。映画館で観た時は失敗したと思った。
F-2のシーンも全然緊迫感がない。 かっこよすぎるだろ、 1)風間あぁ?っ!!!
ダイブで、「グソゥ」キャッチ?
2)先任伍長、あんた不死身ですか?SOFでもやっていけますよ。
3)終盤セリフ「考える前に、考えんだよ・・!」>>>伍長、意味分かりません。
ザ・ロックの影 原作を読んだときから、ああ、これはハリウッド作品の「ザ・ロック」そっくりだと思っていた。主人公たちは密閉空間に潜入。盗み出され、大都市に向けられたガス兵器。軍隊・政治組織で振りかざされる「正義」への疑念からの叛乱・・・。類似点を挙げればきりがない。しかしそれでも原作を読むことができたのは、やはり小説だからこそであろうか、主人公たちの過去を丁寧に描いていたからだ。仙石、如月、彼らが如何にして「今の」立場に追い込まれていったのか。それを丁寧に描いているからこそ、原作は読む価値があったのである。
が、この映画にはまったくそれがない。心理描写の部分をほぼ全部根こそぎにして、結局余すところはアクションのみ。それにしてもハリウッド映画の「ザロック」を鑑賞した後ではチャチくて仕方がない。特にラストにおいては、音楽、撮影すべてが一体化してテンションを盛り上げていく「ザ・ロック」に対し、完全に同じ筋を使っているにもかかわらず、撮影もせりふも下手なのでまったくスリルを味わえない。はっきり言って泣きたくなった。
結論。「亡国」は原作でゆっくり堪能してほしい。もし映画を見ようと思うなら、まず「ザ・ロック」を見て、この映画の演出の下手さを笑ってほしい。 展開に無理がありすぎます。 新型兵器を搭載したイージス艦が訓練中に自衛官たちによって乗っ取られた。
搭載している新兵器は首都・東京を壊滅させるほどの威力がある。
彼等の要求は「秘匿している新兵器の存在を公にすること」そして、「その新兵器に関連して暗殺されていた学生(実は、首謀者の息子)の名誉を回復すること」であった。
伍長の仙石は艦を他の乗員たちと共に脱出したと見せかけて、1人艦に残って計画を阻止せんと立ち向かう・・・っていう「どっかで見かけたような印象の拭えない展開」。
しかもイージス艦への進入経路が「穴のあいた船底から」なんてムチャクチャですよ。
必死に艦内に忍び込んだら、相手は仲間割れを始めて自滅していく。
血がバンバン飛び散る銃撃戦に・・・艦内で手榴弾まで使ってるし(汗)
仙石は超人か???撃たれるし、刺されたのに「殉職」せずに助かってるし。
艦を制圧した後に「手旗信号」までやる体力があったんかい・・・・。
最後のイージス艦の大爆発は、もう戦いは終わっていたのに最後がこれじゃ「盛り上がりに欠ける」とでも思ったからなのか・・・・あの・・・・元々、全く盛り上がってないって気付かれてますか?
制作陣の皆さん?
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ベトナム戦争 WAR IN THE JUNGLE [DVD]
・ドキュメンタリー
【ポニーキャニオン】
発売日: 2009-02-18
参考価格: 13,440 円(税込)
販売価格: 10,471 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・ドキュメンタリー
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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ヒバクシャ ~世界の終わりに~ [DVD]
・ドキュメンタリー映画
【紀伊國屋書店】
発売日: 2006-08-26
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 5,040 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・ドキュメンタリー映画
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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ローレライ プレミアム・エディション (初回限定生産) [DVD]
・役所広司 ・妻夫木聡 ・柳葉敏郎 ・香椎由宇
【ポニーキャニオン】
発売日: 2005-08-19
参考価格: 8,295 円(税込)
販売価格: 4,148 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 780円〜
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・役所広司 ・妻夫木聡 ・柳葉敏郎 ・香椎由宇 ・福井晴敏
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カスタマー平均評価: 3.5
I'm damned! 開いた口が塞がりません。主人公たちの雷撃で敵駆逐艦隊が次々に接触事故を起こしてましたが、日本海軍は、まともな艦隊行動もとれない相手に敗戦したんですか?かと思いきや、飛行中の敵航空機を艦載砲のたった一発の砲撃で墜としています(百歩、いや、千歩、万歩譲って対空弾ならまだしも)。米軍の最新兵器、VT弾も真っ青になることでしょう。と、思わず笑ってしまう内容です。 日本映画始まって以来の超ド級傑作! 樋口がオタクだのアニメだのCGだのゆとりだの言う奴、オマエが妬み満載の腐れオタクじゃ!面白い映画を面白いと分からない感性。貧しいのぉ! 原爆が関わるのが まずしょっぱなからヒロシマのあの事実がワンシーンとしてくるのが衝撃でした、そして次からのあのヒロイックなストーリー展開、素直にいい作品だと思いました、私はなぜあれだけこの作品をけなせるのか不思議です、リアリティーうんぬんを言ってるひとに唐突すぎるかもしれないがこう言いたい、そんなに戦争が見たいのか、あんたたちは! 超娯楽SF架空戦争映画 樋口監督は、
あの長い小説をうまく纏めたなぁと、改めて思いました。
腐女子熱烈支持のフリッツ少尉を出さない英断も、また良し。
その代わり、萌も消えたがな。
腐女子には萌が必要なのにな。
女子の支持が薄くなったとは思うが。
中途半端な美形に演じられるよりはよっぱどいいさ。
おお、あたしゃ、フリッツ少尉萌だよ。
スーパーフォートレス。
B29を潜水艦で撃ち落としちゃうのは。
ファンタジーだよなと思う。
帝国日本海軍、陸軍の悲願。
撃墜王たちが命がけでやっと落とした爆撃機。
それが、潜水艦で撃ち落しちゃうんだからなぁ。
このありえなさがローレライなんだよな。
史実ではないのだ。
敗戦国だって、このくらい夢見たって良いじゃないか。
ローレライは音楽も良い。
かなり音楽に救われていると思う。
今回、モーツアルトでもいいかって思えたので。
て、いうか。沈黙の艦隊ごっこ(笑)
原作は。
ダイス、キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!って感じなんですが(笑)
映画は映画の味があってまた良し(笑)
肩の力を抜いて。
超娯楽SF架空戦争映画として楽しめば良いのだ。
ヤマトでガンダムって思っている映画ですが。
デスラー総統ご出演に。
樋口監督の遊び心が。
この感性。わたしは好きです。
まるでケロロ軍曹のようで(笑) 潜水艦映画4?5本、小説の6?7冊を読んでいないと。 潜水艦を舞台とした映画や小説は山のようにある。
問題は、現状で「潜水艦」を自国の国防の要と考えていない日本人が、どこまで理解できるかだ。私はたまたま自衛隊の友人がいるので、「体験航海」にも参加したが、「非日常」の極みを理解するには、自分で載れないなら、少なくとも類似映画や、小説の体験がないと、理解困難であろう。
この原作は傑作と思う。しかし、映画で言うなら、「眼下の敵」「クリムゾン=タイド」「レッドオクトーバーを追え」くらい見ていないと、この映画は、理解できないだろうし、この映画が、残念ながら「平和ボケ」した日本人にとって、理解できるとは思えない。
傑作だとは思うが、社会背景に「潜水艦」がわからないのでは、しょうがないかもしれない。
もちろんBeatles の「Yellow Submarine」は比較の対象にはならない。
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潜水艦イ-57降伏せず [DVD]
・池部良 ・平田昭彦 ・三橋達也 ・久保明 ・藤田進
【東宝ビデオ】
発売日: 2005-07-22
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 4,725 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,380円〜
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・池部良 ・平田昭彦 ・三橋達也 ・久保明 ・藤田進
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カスタマー平均評価: 5
8月5日は潜水艦イ-57鎮魂の日 物語の中でイ-57が永遠に旅立つ日が広島への原爆投下前日、8月5日というのは象徴的である。とはいえ、あくまでも娯楽作品である。「轟天建武隊は降伏せず!」。ラスト近く、敵駆逐艦群に突撃を試みんとするイ−57河本艦長(池部 良)の「日本潜水艦イ−57は降伏せず 戦闘を開始する」という命令は、17年の時を経て「轟天号」(『海底軍艦』)建造中の神宮寺大佐(イ−403艦長)に達していたようであるし、本作品と同時にリリースされた『太平洋の翼』では硫黄島から脱出する安宅大尉(夏木陽介)を迎えに来た潜水艦(艦番不明、イ−57と同型?)の艦長をやはり池部氏が演じている。本作品をきっかけに「東宝特撮映画パラレル・ワールド」をあれこれと楽しんでみてはいかがであろうか。終戦間近、この時期“ゴジラザウルス”もマーシャル諸島ラゴス島でやがて『ゴジラ』となることも知らずにただ一人(一頭?)傷を癒していたと記憶している。 ホンモノよりもホンモノらしく見える特撮のリアリズム。CGでは得ることが難しくなった“被写体の存在感”を心行くまで堪能できる作品である。 相変わらずコメンタリー で監督の話が、いろいろと飛んで、面白いです。 この監督のDVDはこのオーディオコメンタリーに隠れたファンがいると思いますが、途中、かなり危ないことを言っているのか、カットされております。 しかし海軍の余談話は本当に面白いです。そういう見方のできるDVDだと思いますよ。 ちなみに「ローレライ」の監督もコメンタリーに参加しております。 「女は乗せない神聖な場」の例外任務ですが、この女優の裏話も面白いですよ。
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[ DVD ]
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北陸代理戦争 [DVD]
・松方弘樹 ・千葉真一 ・成田三樹夫 ・西村晃
【東映ビデオ】
発売日: 2009-06-01
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格: 2,331 円(税込)
( 近日発売 予約可 )
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・松方弘樹 ・千葉真一 ・成田三樹夫 ・西村晃 ・高田宏治
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カスタマー平均評価: 5
深作監督の実録ヤクザ映画、最後の傑作 雪の北陸、荒海の日本海を舞台に先の読めない抗争が展開する。東映の脇役俳優たち、いわゆる東映ピラニア軍団が総出演しています。
組長衆の西村晃・ハナ肇・織本順吉・天津敏ら「和服」組の臆病ぶり、大組織の遠藤太津朗・成田三樹夫・中谷一郎(素手で日本刀をつかむ!)・林彰太郎・鈴木康弘ら「スーツ」組の存在感、『仁義なき戦い・広島死闘篇』での大友ばりの狂気をかいまみせる金井組長・千葉真一、関西ヤクザの進出から北陸ヤクザの利権を守ろうと仁義なく暴れまくる川田登役の松方弘樹はじめ、矢吹二朗、伊吹吾郎。脇を固め、犠牲になっていく地井武男・曽根晴美・野口貴史・小林稔侍・榎木兵衛・広瀬義宣・成瀬正など。見どころ満載です。
激しい気性の女たち、野川由美子・高橋洋子・中原早苗にも目が離せません。
深作欣二監督は『現代やくざ・人斬り与太』の頃の個人の暴れっぷりを嬉々として撮っています。主人公・川田は傑作『仁義の墓場』の石川力夫(渡哲也)のような壊れっぷりではありませんが、制御がきかない捨て身の狂犬です。モデルは映画の公開後に射殺されてしまいました。
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[ DVD ]
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人間の條件DVD-BOX
・仲代達矢 ・新珠三千代 ・佐田啓二 ・淡島千景
【松竹ホームビデオ】
発売日: 2003-08-23
参考価格: 21,000 円(税込)
販売価格: 16,370 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 14,789円〜
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・仲代達矢 ・新珠三千代 ・佐田啓二 ・淡島千景 ・小林正樹 ・松山善三 ・稲垣公一
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カスタマー平均評価: 4.5
途中から引き込まれた映画 第2部の始め、軍隊内部のイジメの画面にまたかと思ったが、いつしか主人公の抵抗していく姿勢にひきこまれていた。そうすると見るのが止められなくなった。暴力シーンも迫力があり、ヒューマニストが揺さぶられていく過程が胸をうつ。もうこんな映画は撮れないだろう。作り手の情熱がひしひしと伝わってきた。
日本映画の傑作のひとつとしてみる価値がある。 学生時代見た唯一の映画。 大学4年の頃みた。高潔なヒューマニストである青年梶の思想的挫折、そして近代批判の示唆、これがこの読後の雑感だ。主人公は反戦の社会主義者であり正義感をもったインテリであるが、任務先の炭鉱で想像とは違った炭鉱夫たちの肉欲や親しい人間の背信という現実、つまり人間たちのほどきがたい感情の絡みつきとその崩壊といった、小奇麗な近代ヒューマニズムで一刀両断できない人間関係に直面する。
主人公梶は炭鉱事務から離れ本人も結局は戦争の兵士として戦地へ赴くことになる。
そこでは高潔なはずの主人公が生きるために同胞の首を絞めて殺す、あるいは生意気ではあるが自分についてきた部下が過労死させられ、それに怒った主人公が「昼間なら手が止まっていた」という調子で、チェーンで顔面を徹底的に潰すやりかたで、上官を惨殺する。このように主人公は自分の「ヒューマニストとしての思想」に生きていない状態、つまり思想と生の統合失調状態となり、最後は兵士の異端者として個人的な思いで妻を捜しながら中国大陸を夢遊病者よろしく彷徨い、絶命するのである。
生が剥き出しになる限界状況の設定において「人間であるための最低の条件」とは一体なんなのか、という平時に隠蔽されているものへの根源的な問いを、映画という【虚構】で探索した。したがってこの映画を党派的な反戦や反社会主義等に還元するのはあまりに軽率で、本当は近代主義に覆われた戦後日本捉える極めて重要な実存の映画として解釈されるべきなのではないだろうか。
昔の日本映画ってパワーあるよね。 今から見るとよくこの内容の映画をよくもこの長さで撮ったものだと心から感心する。 この頃の日本の映画人も観客も本物の映画というものを追い求めていたのだろう。 原作そのものも作者の軍隊に対する怨念がほとばしっていたが、この映画は 小林監督がその怨念を引き継いでおり、鬼気せまるものがある。 左翼に救いを求めたかったのだが、原作者が満州でソ連軍と戦い、戦後虐待を受けたため 単純に左翼思想そのものも信じられなくなっていたのがそのドロドロした部分なのだろう。 内容的には中途半端なヒューマニズムは特に戦争中には自分どころか敵にも味方にも 甚大な被害を及ぼすという教訓を含んでおり、主人公の梶には原作読んだときから 感情移入できなかった記憶がある。 でも自分があの立場だったらというのは見ている最中幾度も思い、正に題名の人間の条件とは なんぞやと考えさせてしまうという点ではやはり重い映画なのである。 人の力で一から十まで丁寧に日本人が造った映画であり、日本映画の良心であることは間違いない。 全ての日本人は一回は見るべき映画なのだが、その意味からも値段にはもう少し考慮が欲しかった 軍国主義の悪 軍国主義であった頃の日本が起こした戦争の本質を見事に描いた大作。長い映画だが、特に3部から6部はよく出来ている。先の戦争は明らかに醜い愚行であり、日本の国家も軍隊も腐っていた(特に悪の根源であった陸軍が激烈バカ)。北朝鮮なんか比較にならないほど激しかった。最近日本も、一部、右がかって来ている傾向があるが??(まあ北朝鮮を相手に完全平和ボケの左の連中もいらつくが)あの戦争を美化など断じてしてはいけないのであり、軍国主義、国家主義などあってはならない。戦争が遠い記憶になった今、出来るだけ多くの人に観て欲しいと思う。 長い。でも、見ていない人は一度はみよう。 〜もう、20年前になるだろうか。 大阪梅田の映画館で一晩中この映画を見た。 途中で少しだけ眠ってしまったが、朝までずっとみていた。 〜〜 これが最後と聞いて見た。本当に魂がゆさぶられた。こんな構成のしっかりした映画を作ることができるエネルギーをこの国は持っていたのだ。戦争の悲劇が構成の中で語られている。プライベートライアンのような写実性はない。でも、戦争が描かれている。 今までも、時々この映画がDVDか何かでまとめられはしないかと思っていた。やっと、まとめられるらしい。 〜〜 もし日本映画にこだわりがあったら見る価値はある。戦争について知りたくても見る価値はある。最近の戦争映画の希薄さを実感できるだろう。スペクタクルとは画像の力ではなく構成の力で質が決まる。このDVDがどれほど受け入れられるか、気になって仕方がない。私は受け入れられて欲しい。話題になって欲しい。 〜〜 でも少し高い。これが残念。星の数を減らさざるをえない。〜
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[ DVD ]
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独立愚連隊 [DVD]
・佐藤允 ・鶴田浩二 ・三船敏郎 ・雪村いづみ
【東宝】
発売日: 2006-01-27
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 4,212 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・佐藤允 ・鶴田浩二 ・三船敏郎 ・雪村いづみ ・岡本喜八
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カスタマー平均評価: 4.5
痛快戦争映画。 荒木と名乗る従軍記者が、陸軍内部で起きたある心中事件を探る為、最前線「独立愚連隊」に潜入し、真相に迫ってゆく様をサスペンス・タッチ描いた作品。
戦争映画ですが、ユーモアに富んだ内容で、軍の内部体制をチクリ、チクリとやっています。戦争批判に加え、軍の内部体制と当時の官僚体制の腐敗ぶりをダブらせているかのようです。ラストの戦闘シーンは、かなり迫力があり見応えがあります。役者では、物語冒頭、三船敏郎が観客へのサービスと言わんばかりにユーモア溢れる芝居をみせてくれています。また中谷一郎が、腹に一物を持つ、なかなか食えない男を好演しています。 昔から面白かった 最初のうちは戦争物なのか何なのか話が見えなくて中途半端な感じだったのですが、段々登場人物の人となりがわかってくるにつれ面白い面白い。
喜八監督作品は昔から面白かったのですね。
僕はBOXを購入したのですが、早速明日は愚連隊西へを見ようと思います。
画質・音質も製作された年代を考えると充分綺麗だと思います。
台詞も字幕無しでちゃんと聴き取れましたよ。
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[ DVD ]
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男たちの大和/YAMATO 限定版 [DVD]
・反町隆史 ・中村獅童 ・鈴木京香 ・渡哲也 ・仲代達矢
【東映】
発売日: 2006-08-04
参考価格: 8,190 円(税込)
販売価格:
中古価格: 2,300円〜
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・反町隆史 ・中村獅童 ・鈴木京香 ・渡哲也 ・仲代達矢 ・久石譲 ・長渕剛 ・辺見じゅん ・佐藤純彌
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カスタマー平均評価: 4
やっぱダメやね 相変わらず目先の事しか描かれていない。演技も監督も映像エトセトラ・・・全てが未熟だ。見ているこっちが恥ずかしくなる。日本映画は何時までこんな幼稚な映画を作り続けるのだろう。話も「戦争=悲惨」というステレオタイプのワンパターン。もういいかげん飽きた。もっと話の奥が深い,オトナの作品が作れないのだろうか。「何のために闘い,どう闘うべきだったか,どうすれば勝てたか,」をもういい加減考えるような作品が出てこなくてはいけない。 戦争で何を守るために死ぬのか、死ぬ意味、生き残る意味を問いかける 太平洋戦争末期1945年4月の春。
三千名近くの犠牲者と共に東シナ海に沈んだ戦艦大和。
太平洋戦争の犠牲となった、戦艦大和の乗組員やその家族の過酷な物語。
冒頭「タイタニック」の如く、海底で撮影された大和の姿でドキュメンタリーと
して始まり、
戦艦大和の乗組員の家族役・内田真貴子(鈴木京香)と、
当時15歳で戦艦大和の乗組員だった老人役・神尾(仲代達矢)の記憶を辿る。
戦争は結局政府の上層部が起こし、国民に強制し国民が犠牲となる不条理なもの。
戦争で政府?のため、誰かを守るために死ぬ意味、生き残る意味を問いかける。
「死なんといて。死んだらいけん。」
随所に散りばめられたこの言葉は、胸を詰まらせる。
しかし、「死ニ方用意」。
戦艦大和は不条理な特攻突入の玉砕作戦へと駆り立てられる。
戦闘の映像はこれまでの日本の戦争映画の群を抜いて、迫力があり、
壮絶に悲惨に描いている。
しかし戦争映画として、まだ一つ大事なものを満足していないように思う。
それは、死ぬという事がどれほど痛くつらく苦しいものか。それを完全には表現しきれていない。
銃弾に撃たれて死ぬ瞬間の、苦悶、断末魔の恐ろしい表情。
日本の戦争映画はその死ぬ瞬間の表情を隠し、あえてなのか表現しない。
死と言うものの重さをもっときちんと表現することで、
本当の意味で戦争の悲惨さ、不条理さ、
そして生きていることの有り難さが表現されるのではないだろうか?
(一点反町演じる森脇が銃に撃たれる表情。その表情が最もそれを表している様に思う)
大傑作!! 『市民ケーン』に匹敵する大傑作!!回想形式と記録フィルムの積極的な流用という点で、両作品は相似形にある。だだし『市民ケーン』は歴史劇であり、これは真に現代劇という点は異なるが・・・この映画、一言でいえば鈴木京香の自分探しの旅の映画である。つまりロードムービーということになる。タイトルの『男・・・』は主人公がまさに鈴木京香演じる女性である事の裏返しでもある。歴史劇として見た場合『トラトラトラ』『P・ライアン』等のただの日本版焼き直しということになる。この作品『歴史』はあくまで劇中劇である。例えばそれは寺島しのぶの、本来であれば、あるべき濡れ場がないことでも証拠立てる事が出来る。鈴木京香演じる一人の女性の『心の大和』に濃密な濡れ場など必要も無かろう。戦争映画でもないから、戦闘シーンに極限状況のリアリティも必要ない。ほんの僅かのCG制大和の全体像と船体一部分のフルスケールがあれば申し分ないのだ。劇中劇の戦争にリアリズムを求めてはならない。 内容を描ききれていないことがとても残念です。 私は原作を読んでから映画館に足を運びました。映画というのはまぁ限られた時間の中でうまく話をまとまなければいけないわけで、仕方がないのかもしれませんが、はしょりすぎというかんじでしたね。あれが映像になるのか!と期待が大きかっただけに、とても残念に思います。原作は分厚い上下巻2冊。生々しい大和の生存者の証言があまりにリアルで読んだ日の夜は怖くて眠れないほどに衝撃的でした。戦争を考える映画としては観る価値はありますが、大和に興味を持たれたのなら是非原作も読んでみることをお薦めします。あと私としては硫黄島のほうが最近の戦争映画としてはいいと思います。なんにつけても戦争の悲惨さ、当時の北朝鮮ばりの日本の現実。それがつい60年前のできごとなんだと、自分を含め戦争を実感できない世代には仮想体験できると思いました。今でも世界で起こってる戦争を他人事と思えなくなるようなリアルさを(どっちかっていうと原作で)アナタも味わってみてください! 最近の日本映画のお約束 今の日本があるのは、恋人や家族を思いながらも戦争で散っていった多くの人々がいたから。
映画では少年特別兵や下士官などヒューマンな部分に焦点をあてている。
メッセージ的にも映画の作りも「プライベート・ライアン」に近い。
もう一つの主役は戦艦大和。
巨費を投じ売りにしているだけあって、大和の巨大セットで撮られたシーンは良く再現されており迫力もあるが、
ハリボテ感がどうしても出てしまっているし戦闘シーンではCGと絵の質感も違っている。
また大和最期の戦闘シーンは残虐シーンとお涙頂戴シーンだけを見せれば良いと思っているのか、
新しい日本のための「大和の最期」を語るには時間が短くあっけなく安っぽくも感じる。
そして決定的なのが、その戦闘シーン中も絶え間なく流れる音楽が、緊迫感や迫力を削いでしまっているし、ぱっとしない所。
威風堂々とした序盤などでは音楽も良いのだが…。
メッセージを伝えるための台詞・演技・音楽のすべてが大げさでしつこく、見ていてしらけてしまう。
何十年も経ってもまた見たくなる名作とは思えず、スペシャルドラマレベル。おまけをしても平均点。
なんか力が入りすぎて、映画全体の作りの丁寧さが逆に失われているような気がした。
最近の日本映画は大作を作るとどうしてこうなってしまうのか?
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[ DVD ]
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土と兵隊 [DVD] COS-046
・小杉勇 ・井染四郎 ・見明凡太郎 ・伊沢一郎 ・山本礼三郎
【Cosmo Contents】
発売日: 2008-02-25
参考価格: 1,000 円(税込)
販売価格: 1,000 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・小杉勇 ・井染四郎 ・見明凡太郎 ・伊沢一郎 ・山本礼三郎
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カスタマー平均評価: 4
条件付名画 日本の中国侵略は無論肯定できない歴史だが、この映画を全否定するには躊躇する見るべき内容を持つまじめな作品であるーこの映画に対する戦後の態度は大方こんなところらしい。「場面の多くは日本軍の大部隊が疲労困憊しながら果てしもない泥道を歩き続けるという映画(佐藤忠男)」である。帝国陸軍の悪逆は影すら見せず、兵たちはいずれも優しく潔い好人物ばかりに見える。十五年戦争半ば頃の話である、真偽のほどは分からない。「七人の侍」の七郎次(加東大介)の「戦で走れなくなったら死ぬときだ」という台詞をふと思い出した。兵卒は銃を担ぎ背嚢を負いひたすら歩く。将校は馬に乗るだけ。日本軍の将校(特に高級将校)の生き残り率は高かったのでは?と変な思いがよぎる。ビデオにも「積ん読」の語が使えるなら、これはしばらく積ん読でもいいから買う価値がある映画史上の一つの名画であろう。
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