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戦争

アイテム一覧
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美しい夏 キリシマ [DVD]

[ DVD ]
美しい夏 キリシマ [DVD]

・柄本佑 ・原田芳雄 ・香川照之 ・左時枝 ・寺島進
【ハピネット・ピクチャーズ】
発売日: 2004-08-27
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 4,935 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,300円〜
美しい夏 キリシマ [DVD]
柄本佑
原田芳雄
香川照之
左時枝
寺島進
黒木和雄
松田正隆
カスタマー平均評価:  4
暑い夏の日 日本は負けました
美しいキリシマの夏を舞台に 戦争のありようと人の生き方を描く。 淡々とした静かな美しい霧島を描くことで そんな土地にも、色濃くせまる戦争の姿を描く。 そして、住む人々の変化する心のありようを描く。 人の世は移れど・・ 霧島は美しい
キリシマが隠した戦争のトラウマ
本作品は、故・黒木和雄監督青年期の実体験が元になって作られている。(DVDには黒木監督と本作品をテーマにしたドキュメンタリー番組が収録されている) この映画の登場人物たちはみな戦争のトラウマに悩まされている。空爆の直撃を受けた友人を見捨てたことに悩み続ける主人公日高康夫、康夫の祖父・重徳(原田芳雄)もまたロシア革命の白軍を見捨てて帰還した過去を持っている。戦死した夫の仏前で、米軍本土侵攻を食い止めるべく派遣された兵卒の一人(香川照之)と情事を繰り返すイネ(石田えり)や、自分を幽霊と語る戦地で片足を失って帰還した秀行(寺島進)もまた、戦争のトラウマに悩む重症患者だ。 米軍の侵攻を受けた沖縄(本土にとってのトラウマ)の惨状が美しいキリシマによって隠されているように、登場人物を苦しめる残酷な戦禍のシーンは、本作品の中で直接描かれることはない。自分をキリストになぞる主人公や、入水自殺を図るイネなどの会話や行動から、観客はトラウマの原因を推察するしかないが、その悲しみの深さはスクリーンから痛いほど伝わってくる。 ラジオから玉音放送が流れる中、秀行が帰還してから晴れ続けていたキリシマに久々の雨が降る。それは、戦地で玉砕を続ける兵士たちを慮って張り詰めていたカラカラの空気に、人間らしい<湿り気>をもたらしたのかもしれない。ラスト米兵が空に向けて放った銃声によって、宮崎えびの市空爆から半世紀以上を経てようやく映画化できるほどに回復した黒木監督のトラウマがほんの少しでも癒されればと、観客はただ祈ることしかできないのである。
しっとりする。時代考証のよく出来た映画と思います。
崎県の霧島が舞台の戦時中の人間ドラマ。主人公の少年は空襲による親友の爆死を目の当たりに。以後当地で療養生活に入る。。 戦中戦後の自然な姿を描いたものと思われる。地主と小作人の関係など時代考証もよくできており、死のシーンが無いにも関わらず恐ろしいものがある。日本的な映画で、スクリーンの画像も綺麗。しっとりする映画。こんな邦画は久しぶりだった。
掛け値なしの、愛国心
よくぞここまで、完成度の高い、緻密で美しい映画を撮ったものだ、と感心させられる。さすがに、長いキャリア、経験のある監督らしく、すべてのシーンの一つ一つを、まるでフィルムに刻み込むかのように、丁寧に仕上げられていると思う。現在、ここまで映画を撮りきれる映画監督が、日本にいったい何人いるだろうか。時代に流され、コマーシャリズムに流される輩ばかりである。 この映画は、過去を否定するだけの、たんなる反戦映画だとは思えない。しいていえば、過去のすべてを許し去ろうとする、肯定の映画だと思う。だからこそ、よけい悲しさ、いとおしさを感じるのだ。過去に生きた人々、過去の兵隊たち、そして生まれかわる以前のこの国に対して。 この映画をみて、もし愛国心というものが心のなかに芽生えるとしたら、それは、ほんとうの意味での、掛け値なしの愛国心だと思う。 (以前の印象で星2つとなってるが、現在は星5つだと思っています。)
心に響く反戦映画
 キネマ旬報ベストワン。地主に支配されている農村の中で、庶民がそれぞれの立場で生きている。そして戦争と言う極限状況の中で、人間の強さ、弱さ、もろさ、醜さ、美しさが実に丁寧に情感豊かに描かれている。  戦争についていけない人間を描くことで、心に響く反戦映画になっている。康夫(柄本佑)が療養生活を送りながら、なつ(小田エリカ)に思いを寄せる。雨の中、素直になれなかった康夫の行動は、思春期の不安定さだけでは説明しきれない農村社会の階級社会の封建制を感じる。祖父(原田芳雄)と関係があったお手伝いさんのはる(中島ひろ子)が自分の気持ちとは全然別のところで嫁ぎ先を決められるが、戦地で足が不自由になってしまった秀行(寺島進)との出会いが、この先生活の苦労はあるだろうがきっと2人は幸せになってくれる、と希望の光を見せてくれる。貧しい小作人で戦争未亡人の石田えりとそこに入り浸る兵隊(香川照之)はハマリ役同士なのだが、香川照之のいやらしさ、狡さ、小心さの表現が見事なのに対して、石田えりの後半の女の強さを主張していく部分は多少のムリっぽさを感じさせた。終戦後、農地改革で階級社会は徐々になくなっていくが、ここは象徴的な場面にはならなかった。それよりもなつ(小田エリカ)の康夫(柄本佑)に対する平手打ちに新しい時代の到来を予感した。  素晴らしい風景描写、終戦一週間に絞った時代設定、各俳優陣の見事な存在感などなど。名作です。

兵隊やくざ DVD-BOX 上巻

[ DVD ]
兵隊やくざ DVD-BOX 上巻

・勝新太郎 ・田村高廣
【角川エンタテインメント】
発売日: 2005-06-24
参考価格: 16,800 円(税込)
販売価格: 13,101 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 11,400円〜
兵隊やくざ DVD-BOX 上巻
勝新太郎
田村高廣
有馬頼義
増村保造
カスタマー平均評価:  5
大人の娯楽映画
戦争を忌避し合法的に戦場(満州)から去るべく、事実上昇進を拒否し満期除隊を狙うインテリの有田上等兵<田村高広>。自分が上官に虐められてもそれを同様に初年兵に行って鬱憤を晴らそうとはしない。 そんな下に大宮二等兵<勝新太郎>が初年兵として送られてくる。こいつがとんでもない奴でなんと大宮にはびんたが通じない。素手で殴った方が手を傷めるのだ。ウルトラマンの様に喧嘩は強い。喧嘩が好きで浪花節の師匠から追い出されたが腕を見込まれその筋で拾われて居たという。ところが字も読めない直情径行型のこいつの純情が通じて有田は何度も面倒を見る嵌めになる。 痛快な娯楽映画だが戦後の庶民に受けた理由がわかる気がする。 与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」の”君は知らじな、あきびと(商人)の家のおきてに無かりけり”である。この時代の戦士は職業軍人ばかりではないのだ。 ラストシーンに子供の頃見た「小さな恋のメロディ」(メロディ・フェア)を思い出す。花溢れる草原を走る思春期の恋人達を乗せたトロッコ。アレはどこに行くのか小学生の私には想像付かなかった。 しかし、「兵隊やくざ」の主人公二人が脱走した機関車は彼らを何処に連れて行くのか大人は解っている。現実には中国服を用意したとて彼らにはスパイ容疑で外国人に殺されるか同胞に捕まって軍法会議、同様の結果だろう。大人の娯楽映画と書いた所以である。 シリーズで多くあるが説明した第一巻が一番コアな部分だろう。 勝新のうなる浪花節(紺屋高尾)も楽しい。
陸軍内務班はどうなってるの?
今や旧軍を舞台にした映画はもう作れないかもしれない。それでも、海軍あたりは多少可能性が無きにしも非ずだが、旧軍のしかも陸軍で内務班を描くとなるとかなり難しいものがあるだろう。本作は戦後20年経過した1965年、国民に記憶がまだ十分な頃の作品である。山本薩夫「真空地帯」「戦争と人間完結編」などは執拗に描いてはいるが、また、野村芳太郎「拝啓天皇陛下様」でもちらりと出ては来るが、陸軍内務班の生活やしきたりなど、ほとんど忘れ去られている。「ホシの数よりメンコの数」などという言葉は本作が無くては残らないかもしれない。主演の勝の田村も今はいないが、この二人はもちろん他の役者も兵隊の顔をしている。勝新太郎の浪花節の師匠役の山茶花究も味があった。第1作の出来が秀逸。他も水準以上。そして、増村作品のディープさ、もって瞑すべし。
リアリティーのある暴力
やくざ出身で字の読めない大宮一等兵(勝新太郎)と大学出の有田上等兵(田村高廣)が無二の親友になり、何度も軍隊を脱走しては再びび戻ってくる。脱走の動機は理不尽なイジメであったり、不服従であったり、軍隊内の腐敗の告発であったりと、いろいろである。インテリとやくざが助け合って生き残るのがテーマになっている。60年代中頃の映画でありながら白黒で撮影されていてリアリティーを醸し出している。また、戦後20数年しか経っていないので日本の男達に旧軍の余韻が残っていて、そのてんでもリアリティーがある。 脱走しても再び軍隊に戻ってくるのは、つらくて飛び出した軍隊より、自由なはずの外界のほうがさらにつらいからである。戦場は北満である。脱走したはいいが腹は減るし、周囲は敵がうようよいる。軍隊にいればとにかく飯は三度三度喰えるし、なにより安全だ。このコンビはそれを実際に口に出して言う。 映画『兵隊やくざ』の半分は喧嘩の場面だ。これはバイオレンス映画とも言える。しかし8本一気に観られたのはその優れた娯楽性にあると同時に、歴史性に惹かれたからだ。歴史と映画はもちろん違うが、戦後20数年しか経っていない時点で製作された戦争映画は戦争の余韻が色濃く残っていて、ディテールに信憑性がある。 最後の巻は終戦を跨いでの物語だが、「日本は負けたが俺は負けたわけじゃねえ」という頼もしい言葉で結ばれている。 日本の戦争映画は70年代までである。それ以降は見るに堪えない。監督も俳優も軍隊経験がなくなったし、日本人の顔つきと体型が変化してしまって戦前を再現できなくなったからだ。
「仁義なき戦い」と並ぶ、日本映画の大傑作
1枚ずつのばら売りをしていないのが残念ですが、ともかく「兵隊やくざ」をDVDで見られるのは素晴らしい。私の中では東映の「仁義なき戦い」と並んで日本映画のオールタイム・ベスト2です。 滅法強くて、愛嬌があって、義に厚い大宮二等兵。誰もが彼から目を離せないくらい魅力的。でも私は、軍隊に精通していて、しかもグレている有田上等兵どのが好きです。また上等兵どのを見つめる大宮の目がいい。戦争・軍隊・侵略という、個人ではどうにも抗えない歴史の激流のなかで、二人は精一杯自分を貫きます。すばらしい青春映画です。 現実にはありえない破天荒なコメディですが、この映画が撮られた昭和四十年頃はまだまだ現役で兵隊に行った方がいっぱいいたためでしょうか、軍隊生活の描写が自然です。原作者・有馬頼義には有田上等兵のように満洲での軍隊経験があり、軍隊に対してインテリらしい反感を持っていた。それが本作にも反映され、娯楽作品なのに希有な深みを見せています。 原作の小説『兵隊やくざ 貴三郎一代』にもっとも忠実なのが第一作。軍隊映画から戦争映画へと変貌する第二作。慰安所を描いた小説『続・兵隊やくざ』が元の第三作。陸軍刑務所から始まる、ちょっと仁義なき香りが漂う第四作(田中邦衛も出てるし!)と、作風もバリエーション豊かです。 小説も素晴らしいので、映画を気に入った方はもちろん、DVD-BOX購入を検討している方も、小説を手に取ってみてはどうでしょうか。光人社NF文庫です。 日本映画が一番輝いていた時代の、宝物のような作品です。まさに秘宝。
ようやくDVDが出るのは、朗報!座頭市とは違う勝新の演技力!
モノクロながら、勝新太郎演ずる暴れん坊と何故か仲の良いインテリ田村高廣(原作者自身なのだが)。水と油のような二人が、理不尽な上官を最後は手玉にとってしまう筋書きが、日本陸軍の実態を明らかにさらけ出しつつ、面白可笑しく最後にスカッとする流れは全作品に共通であり、最後の作品(下巻に収録)だけ、二人は別れ別れになるエンディング。同じような展開だが、基本的に喜劇仕立ての「二等兵物語」とは、一線を画す爽快さ!何と言っても、座頭市と違い、常に縦横無尽に動き回る勝新太郎の魅力に尽きます!実際の勝新太郎という人物を大げさに誇張すると、座頭市よりもこのキャラクターなのではないでしょうか?待望のDVD化が嬉しい限り!面白いですよこれは。

実録第二次世界大戦史 第五巻 戦争裁判と原爆の悲劇/アメリカの敵、日本 [DVD]

[ DVD ]
実録第二次世界大戦史 第五巻 戦争裁判と原爆の悲劇/アメリカの敵、日本 [DVD]

・趣味・娯楽
【ビデオメーカー】
発売日: 1999-09-24
参考価格: 6,090 円(税込)
販売価格:
中古価格: 710円〜
実録第二次世界大戦史 第五巻 戦争裁判と原爆の悲劇/アメリカの敵、日本 [DVD]
趣味・娯楽
カスタマー平均評価:  4
イヴェンス『汝の敵、日本を知れ』
後半部の『アメリカの敵、日本』はイヴェンスとキャプラが撮った『汝の敵、日本を知れ』の字幕版である。 彼らの最良の仕事ではないし、このシリーズに相応しいとも思わないのだが、歴史的に重要な映画だ。 以下、某ブログより。 『汝の敵、日本を知れ』という1945年に戦争が終わる直前に完成したアメリカの反日プロパガンダ映画があります。「実録第二次世界大戦」という映像シリーズの最後に入っていたので購入して見てみました(映像シリーズでのタイトルは『アメリカの敵、日本』)。  監督のヨリス・イヴェンスとフランク・キャプラの最良の仕事とは言えませんが、それでも日本の権力構造を図解したシーンなどはよく出来ていたと思います。後半ラストの米軍礼讃は、一元主義への批判が一元的になってしまう典型で稚拙なものでしたが、この部分は改変されたものだという説もあります。封建時代を描いた多くの映像が日本の時代劇映画から取られており、はからずも日本映画の第一期黄金時代を振り返る映画体験となりました。ドナルド・キーンなどが実例ですが、戦争が日本研究者を生んだという話もこの映画を見れば頷けますし、当時の日本が自分の敵を研究しようとしなかったというアメリカと正反対の態度にも考えさせられるものがありました。  映画の題名は見終わってみると、「汝の敵、日本軍国主義を知れ」の方がしっくり来ます。石油輸出禁止という戦争の原因の分析や、国家神道と民間神道を分ける視点が必要だとは思いますが、この映画は1時間という枠でコンパクトに日本の権力構造をまとめており日本の若者にも特に授業などで見るにはいい教材だと思います。 (なおこの映画は、沖縄戦の記録フィルムを買い戻す運動「1フィート運動」の中で買い取られた映像で、1985年テレビ放映されて話題になった。)

暁の脱走 [DVD] COS-056

[ DVD ]
暁の脱走 [DVD] COS-056

・池部良 ・小沢栄 ・清川荘司 ・伊豆肇 ・柳谷寛
【Cosmo Contents】
発売日: 2008-02-25
参考価格: 1,000 円(税込)
販売価格: 1,000 円(税込)
( 在庫あり。 )
暁の脱走 [DVD] COS-056
池部良
小沢栄
清川荘司
伊豆肇
柳谷寛
カスタマー平均評価:   0

妖怪大戦争 DTSスペシャル・エディション (初回限定生産) [DVD]

[ DVD ]
妖怪大戦争 DTSスペシャル・エディション (初回限定生産) [DVD]

・神木隆之介 ・宮迫博之 ・高橋真唯 ・岡村隆史 ・栗山千明
【角川エンタテインメント】
発売日: 2006-02-03
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 3,503 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 80円〜
妖怪大戦争 DTSスペシャル・エディション (初回限定生産) [DVD]
神木隆之介
宮迫博之
高橋真唯
岡村隆史
栗山千明
カスタマー平均評価:  3
神童・神木隆之介が大暴れ
10歳の少年タダシが、夏休みに故郷で体験する冒険をつづったファンタジー。画面を埋め尽くす妖怪たちとの戦いを最新のVFX技術で描いた特撮バトル・ムービー。「妖怪を見ることができる」という特殊な能力を持った弱虫の少年・タダシ。妖怪たちと力を合わせて、世界征服を企む魔人・加藤保憲と戦うことに――! 「ゲゲゲの鬼太郎」の少し前の作品です。神童・神木隆之介君がコスプレして頑張ってくれます。それだけで一級の作品。驚愕の表情、つっこみ、語り、全てが完璧な演技+可愛い…。ただ今、成長中ですがその成長を止めてしまいたいと願う子役です。 作品もエンターティメントに優れていて素晴らしい出来です。超一級の娯楽映画としてお勧めします。
解説が足りなすぎる 『親切LV12』
 B級映画と言われても仕方ない出来ではあります。 説明が足りなすぎて、初めて見る自分には正直理解しにくい出来でした。  つっこみをいちいち入れて矛盾を指摘しながら見ていたら映画なんて面白くもなんともありません。 が、ある程度の設定がなければ、視聴者は感情移入がやりにくいしついていけないのも事実だと思います。 今作でいえば、何故主人公はあんなにスネコスリを慕っていたのかとか、加藤という男の詳細とか、 ラストの展開とか、これら足りないものは全部脳内補強というのは少々残酷な気がします。  妖怪大戦争というタイトルに見合うだけの出来かと言われると「うんそうだよ」とは言いにくいです。 というのも妖怪はたしかにわんさか登場するんですが、 それぞれの妖怪が独自の力を発揮するいわば見せ場が少なすぎるからです (大戦争だけにぬりかべは鉄壁の防御とか、砂掛けババアは敵の目くらましに一役買ってでるとかね) ですので『ゲゲゲのきたろう』のような展開を期待してる人にはお勧めできません。 百鬼夜行のような妖怪パレードを期待している人も同様で、ド派手でシュールなシーンでいえば 今敏監督の『パプリカ』やスタジオジブリの『平成狸合戦ぽんぽこ』には遠く及ばないと思います。 また、子供向けだとしても、活躍してるのは主人公ただ一人で、妖怪達がドンパチやり合う爽快感は大きく欠けるので、 見た後素直に「すっげー面白かった」と言わせるには難しいと思います。  ベタだけど、凄く面白そうなシチュエーションではあるんです(妖怪と人間の捨てたゴミを融合させて怪物を作り出すとか、麒麟送子とか) もう少し時間を掛けてじっくり製作していたらかなりどきどきワクワクするような物語になっただろうなあと思うだけに残念でした。
妖怪軍団が弱い
 妖怪軍団が弱い。個性も戦闘力も。 大天狗くらいはもっと存在感があっても良かったのになあ。 敵キャラの加藤保憲もインパクトはイマイチ。 だから、作品世界にイマイチのめりこめない。
面白かったです?
この人誰?と 当てっこしながら子供達と一緒に見ています。家族で楽しめる面白い映画です(^o^)/購入して 良かった!
見事。
子供は子供なりに、大人は大人なりに楽しめる作品。 ストーリーの端々に硬派なメッセージを含ませてみたり、大人になることの切なさを漂わせてみたりと、ある意味非常に贅沢な作り方になっている。 過度に説明的でないのにも好感が持てた。 ただ、小豆の意味を歌で説明したシーンと、「匣の中の少女」は少々やり過ぎかと・・・。

肉弾 [DVD]

[ DVD ]
肉弾 [DVD]

・寺田農 ・大谷直子 ・伊藤雄之助 ・小沢昭一 ・田中邦衛
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2005-07-22
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 4,242 円(税込)
( 在庫あり。 )
肉弾 [DVD]
寺田農
大谷直子
伊藤雄之助
小沢昭一
田中邦衛
岡本喜八
カスタマー平均評価:  5
諦観
戦争という非常事態の中での諦観とユーモア。私の知る限りでは邦画の喜劇映画のベスト。
見るべし!
 岡本喜八監督の戦争に対する静かだが強烈な怒りが伝わる名作。戦争の理不尽さ・滑稽さ・悲惨さ・虚しさ・無意味さをこれほど訴える映画はない。配役も素晴らしい。「あいつ」寺田農は一世一代の当たり役。あの肉体が表現するものは大きい。デビューしたて大谷直子の初々しさ!今の映画にはない、気合いとコク。とにかく見るべし!

ビルマの竪琴 [DVD]

[ DVD ]
ビルマの竪琴 [DVD]

・三國連太郎 ・安井昌二 ・西村晃 ・北林谷栄 ・伊藤雄之助
【日活】
発売日: 2002-11-22
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 2,977 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,400円〜
ビルマの竪琴 [DVD]
三國連太郎
安井昌二
西村晃
北林谷栄
伊藤雄之助
竹山道雄
市川崑
和田夏十
カスタマー平均評価:  4.5
綺麗な反戦映画
なんという映画こんなに綺麗な反戦映画は見たことありません 印象的だったのは海を歩くシー ン綺麗な海、しかし顔をあげると大量な屍があったこのシーンの怖さ男が手で顔を覆うあのシ ーン戦争の恐ろしさ無益さを描けている ラストの素晴らしさ日本映画史に残る名作です
人と音楽の関係。
やはり音楽というものは、人の苦労を癒し、慰め、そして平和的な人を創るんでしょうね。隊長が音楽をたしなんでいたので、苦しいときも皆で合唱して乗り越えてきたという隊員の言葉もそうですし、休戦を知らせに来たイギリス軍に対し、結果的に音楽で応え、イギリス軍も音楽で応えるというET的構図。たぶんこれは、絶対スピルバーグが未知との遭遇の時ヒントを得ているはずです。一方で終戦を迎えているのに玉砕していくのは音楽とは縁の遠い軍隊。音楽が好きだから平和的なのか、もともと平和的な人だから音楽が好きなのか、それはわかりませんが、音楽は心の余裕をもたせてくれます。その心の余裕があって初めて人としての本質や、大切なことを客観的に見れるということなのでしょう。戦争中に竪琴を弾けるようになった水島兵は、その音楽と共に物事を客観的に見れるようになったのでしょう。水島兵の心の変化も、音楽によって表現されていると思いますし、最後のシーンで、蛍の光を奏でて自分の気持ちを音楽に託すというのも、素晴らしい演出です。そういえば、戦時中は音楽は禁止され、軍歌が歌われたとか、、。まったく、それは、自ら余裕の無い状況に追い込むようなものですよね。正常な判断などできるわけがありません。音楽よ永遠に!戦争の無い世界に!
不朽の名作!‥らしいですが
 最後まで泣けなかったのはもちろんのこと、心動かされることもまったくありませんでした。 古い時代の作品にありがちな、やたら説明的な演技とか、割舌はいいのに妙に聞き取りにくい台詞とかが、 原因のひとつなのでしょうが、最大の問題は水島の心の内が十分に描かれていないという 点にあると思います。「屍の山を目の当たりにして心が猛烈に痛んだから、この地に留まり鎮魂に身を捧げる決意を したのだ!」なんていう、とおりいっぺんで説明的な描写では全然説得力がなく感情移入もできません。 未読なのでわかりませんが、きっと原作の小説ではそのあたりの内面的なことが仔細に描かれていたのではないでしょうか。
魂の物語
戦争と音楽で、人の魂を描いた作品です。
戦争の無味乾燥な破壊と、音楽のもつ共感の力とのコントラストは、
人が様々な側面を持っている事の象徴なのだと感じました。
そこで描かれるのは、善悪の二元論を超越した魂の本来の姿です。
合理化された現代人の心に衝撃を与える名作だと思います。
この作品の三国連太郎は完璧。
作品自体も素晴らしい。
モノクロ作品なのに、「ビルマの土は赤い」と感じるくらい
色彩に満ちている。
でも、やはり凄いのは隊長を演じる三国連太郎の演技だ。
「おーい、水島。一緒に日本へ帰ろう」とオウムに囁く静かな佇まい。
敵兵に出くわし、覚悟を決めて突入しようとする時の殺気に満ちた顔。
船上で水島の手紙を読み上げながら、感情の高まりを懸命に抑えようとする声。全てが素晴らしい。
今、これほどまでリアルでかつ感動的な演技を出来る俳優は居ない。

俺は、君のためにこそ死ににいく 初回限定生産 特別限定版 [DVD]

[ DVD ]
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・邦画
【TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)】
発売日: 2007-10-21
参考価格: 7,140 円(税込)
販売価格:
中古価格: 4,380円〜
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邦画
カスタマー平均評価:  3.5
真実は重いが、それが映像に生きていない
石原慎太郎が深く関わり、徳重聡の主演、新城監督が石原プロのキャップを被っている以上、本作は石原プロモーション製作の色合いが濃い。この作品こそ「大画面で観れない作品はソフト化しない」と謳っている同プロの代表作品ではないか。これが世に出るなら「黒部」も「栄光への5000km」もとっととソフト化してほしい。内容は確かに戦闘シーンの迫力はあるが、ラストシーンをクランクイン当日に撮るなど、英霊のことを本気で考えているのかよくわからない点が気になった。また視点を鳥濱トメの回顧にするのなら、トメの見ていないことがシーンに多すぎる。戦闘シーンや爆発シーンなど1秒もなくても、トメの回顧だけで十二分にその真実は伝わったはずだ。やはり興行力を考えてのことだろうが、知覧での軍隊としての出来事と、トメの思いは全く違うものだ。上田正治の絵作りはさすがに黒澤組の底力を見せていたが、要は素人の脚本家と、戦争映画に不慣れな監督の組み合わせではとれもいいものはできない、ということだろう。ちょっと残念な仕上がりで、星2つ。プラスの1つは特典映像の充実に敬意を表して。特に特攻についてのドキュメンタリーは必見で、本編は飛ばしてもこちらは観るべきである(笑)。
特攻の体当たりするシーンは星5つ!! でも内容は、☆-4
最近、フジテレビが「なでしこ隊」のドキュメンタリードラマをやっていてそれと見比べてしまうと、なんて能天気な作品なんだと思いました。 役者は良かったと思う・・・ 石原さん・・・たのむよ!!!
桜の花と隼と。
俺は、君のためにこそ死ににいく 映画館で観て来ました。 観て良かったと心から思う。 静かに。静かに泣いて来ました。 ああ、彼らの真心に支えられて、 日本はあるのだなと。 心から、そう思いました。 武士の国、日本だけの真摯な心。 中学、高校生は、必ず見るべきだと思う。 日本はアメリカと戦争をした国だと言う事を、 知らない子もいると言う現実。 それは、間違っているよ。 ただ、ちょっと説明不足の面があるかな。 わたくしのように、戦闘機が好きで、 零戦が好きな人間は、下地があるので、 ああ、これはと納得できるのですが。 まったく興味が無い人が見ると、 わかりにくい部分があると思います。 実際の特攻出撃フィルムも使われていましたね。 俳優陣も、特攻隊員を演じると言うことで、 髪型もその当時にあわせていて。 きびきびした動作も、 基地に響くその声も。 とても、その時代を反映していたと思います。 ただ。 十七歳から二十三歳くらいの少年兵を。 随分年かさな俳優たちが演じているのだなぁと。 演技力などの問題もあるのだろうけれど。 今の日本人は。 あの頃の少年兵達より幼いのだろうか。 朗らかに高らかに響く歌声。 軍歌ではあるけれども。 あの時代の青春の歌なのだ。 「靖国神社」の桜の木。 その桜の木の待ち合わせ場所を決める隊員たち。 ああ、あの神社は、 特攻隊員たちの待ち合わせの場所でもあるのだ。 桜の木一つ一つに。 特攻隊員の心が宿っているのだろう。 彼らは、最後の打ち合わせに約束したとおりに。 靖国神社の桜の木の下で、 出会えているのだろうか。 …いや。きっと。 約束は叶っているだろう。 アリランを歌う朝鮮出身の隊員。 彼は、日本に取り込まれている祖国を思い、 その祖国のために特攻へ志願し散華していった。 朝鮮の行く末を思いながら。 多くの特攻隊員の写真は、 遺族が取りに来て、家族の元へ帰っていったというが、 朝鮮出身の特攻隊員は売国奴と取られ、 引取りにも来てもらえないのだそうだ。 どうして、彼らが売国奴なのだろうか。 彼らは、そのときの情勢の中。 精一杯の愛を持って、 “祖国”のために そのひとつしかない命を捧げたのだ。 その心が日本にあったとは、 誰も言い切れないだろうに。 陸軍一式戦闘機“隼” 軽量なその戦闘機が、 250キロの爆弾を抱えて、 けなげにも、散ってゆく姿。 あの時、あの戦局で、 戦争へ突き進んだ日本人の総意として。 すべてを背負ったのは、 まだあどけない少年兵たちだったのだ。 阿波踊りを踊る少年兵。 彼は振り向くことをしない。 子犬に愛情を注ぎ、 ホタルになって帰ると告げる少年兵。 それぞれに。それぞれの思いがある。 鳥濱トメさん。 彼女が。 その少年兵たちを真摯に世話をする姿。 母の愛は、特攻隊員へ惜しみなく注がれる。 彼女は戦後も、彼らを弔い続ける。 知覧には知覧特攻平和会館がある。 あの狂気の時代。 鳥濱トメさんが知覧にいてくれて良かった。 ありがとうと思う。 ご本人には多くのご苦労も合ったと思うけれど。 特攻隊員が救いの無いままに。 散華しなくてすんだのは、 すべて彼女のお陰なのだ。 特攻隊員。 彼らの願いに報いるにはただひとつ。 戦争の無い平和な日本を維持しつづけることである。
今の若者達にみてほしい作品
かっこよく描かれている描かれていないといった次元の作品ではありません。特攻(体当たり)として、出撃する者達が、短い時間を共にした戦友への想い、残していく家族・兄弟への想いがきちんと描かれています。いつ出撃命令がでるかわからない緊迫した中、食堂のトメさんといる時、唯一、笑顔でいれた。みんな息子のように可愛がっていた青年達が次々と、還らぬ人となっていくのを最後まで見届けたトメさん。そういう『想い』というものが、しっかりと描かれています。私は、知覧特攻平和館で実際に展示されている彼等の遺書を読んでから、この映画を見たものですから、涙なしでは見られませんでした。
最後まで鑑賞できなかった2回目の映画…
映画館ではどんな映画だろうが寝ない、途中退出しない、エンドロールの最後までしっかり観るを心掛けていますが、本作は1時間で我慢の限界となりました。残念ながら劇場を途中退出しました。映画としての出来映えがあまりに良くないこともありますが、特攻を開始した理由を「敗戦後の日本復興の為に必用な人身御供」みたいな理由づけが全く納得いきません。というよりウソでしょう!!戦局を引き延ばしたかったので特攻させていただけなのに、この崇高な理由付けは何でしょうか??戦死者を冒涜するのも甚だしい!冒頭の伊武雅刀氏の台詞に怒り爆発です。それなら「回天」、「大和」、「万歳攻撃」、「龍人」も「沖縄戦」も戦後復興の為の人身御供なんですか??!!やれやれです。アメリカ兵は日本を攻撃するエイリアンのような描写で扱われ、日本国民はひたすら純粋で正しい行いをする正義の人々のよう。国粋主義に塗り固められた(思いっきり右に偏った)内容に時代錯誤さえ感じます。私の親戚も2人は戦死していますし、1人は特攻隊にいて生き残りました。こんな戦争映画を美化しただけの映画を後世に残すことを残念に思います。またテーマ曲に英語が入るのは何ですか?当時は敵国語は使用禁止なはず。当時に日本の若者を描く作品に英語を使用とは英霊もこのテーマ曲にビックリしていることでしょう。石原さん大失望です。

戦場のメリークリスマス [DVD]

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戦場のメリークリスマス [DVD]

・デヴィッド・ボウイ ・坂本龍一 ・ビートたけし
【ポニーキャニオン】
発売日: 2003-08-20
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格:
中古価格: 7,010円〜
戦場のメリークリスマス [DVD]
デヴィッド・ボウイ
坂本龍一
ビートたけし
カスタマー平均評価:  4.5
Merry Christmas,Mr.Lawrence
 何か寝つきが悪かったので映画が見たくて、夜中に「戦メリ」 。本当奇妙な雰囲気を持った映画ですね。  それにしても大島渚は、この人誉めれば鬼才、良い意味でけなせば変態。結局これただのホモ映画じゃん、と言い切ることもできるわけで。デヴィッド・ボウイにキスされて悶絶して気絶する教授のシーンにはもう白旗でした。そもそも教授の演技は大根だし、メイクきついし、あのキャラ設定も、いくら2.26事件に同士と共に戦えなかったという喪失感を抱いているにしても無理がある。  ここを物語の核と考えるのはつらいので他のことを書くと、まず自分より劣った民族だと思っていた日本人に支配されるイギリス人の屈辱感、日本人の死生観への激しい疑問と対立がデフォルメされているのは、原作がイギリス人であることと、海外公開を念頭に置いていた故なんでしょう。本来物語の語り部であろうローレンスは、他の役柄が強烈なため、主人公ではなく一登場人物に成り果ててるんですが、日本語と英語を話せる彼が、最もその両者の分かり合えない諦念と、分かり合えるんじゃないかという微かな希望を体現していて、その間でもがいている様が印象的だった。  そしてやはりこの頃から怪演を見せるたけしでしょうか(クレジットはTAKESHI)。有名なあれですよ。あのショットは本当素晴らしい。たけしのあの笑顔も強烈。これが無かったらもっと輪郭に乏しい映画になってつらかったでしょうね。
大島渚よ さすが見事な視点。
大島は戦場を舞台にこんな作品をつくっていた。大島らしい。 戦時中のジャワの捕虜収容所。タケシがきちんと役を果たしている。 オーレンスという日本で育った男がイギリスの文化と日本の文化の通訳を行っている。 坂本龍一も出てくる。 同性愛の問題も当然出てくる。戦場は人を狂わす。 日本が敗戦し、タケシがにこっと笑って死に場所にゆく場面は心憎い。 タケシがここから映画界の最高峰に登っていく出発点となる。
私達日本人にとっての『大いなる幻影』
 この映画の撮影が始まった時、監督の大島渚監督が、「ジャン・ルノワール監督の『大いなる幻影』の様な映画を撮りたい」と言って居た事を覚えて居る。(『大いなる幻影』は、ジャン・ルノワール監督が、第一次世界大戦中、ドイツの捕虜と成ったフランス兵達の人間模様を描いたフランス映画の名作である。)その『大いなる幻影』の最後で、脱走した二人のフランス兵が、こんな会話を交わす場面が有る。??「この戦争が、最後の戦争に成るかな?」「お前の幻想だよ!」??『大いなる幻影』と言ふ題名は、この会話から取られた物である。  この作品が、『大いなる幻影』に並ぶ作品と成ったかどうか、観る人の意見は分かれるだろう。しかし、少なくとも、あのラスト・シーンだけは??ハラ軍曹(ビートたけし)の顔が大写しにされるあの場面だけは、??『大いなる幻影』のラスト・シーンに十分匹敵する場面に成って居ると、私は思ふ。 (西岡昌紀・内科医/61回目の終戦記念日に)
「異なる文化」へのまなざしと受容
この「戦場のメリークリスマス」は私が中学生の時にみた記憶がある。当時は坂本龍一の音楽への関心から足を映画館に運んだのだが、熱帯の重たい空気感とフィルムの色彩、音楽の美しさが印象的であった。ほぼ20年経過した今、改めて観直してみたが、多分に今日的な主題を持つ映画であると感じた。 本作は太平洋戦争末期における熱帯の島の捕虜収容所という閉鎖的な環境が舞台だが、そこでは過酷な戦争という環境において異なる文化的価値観(例えば、西洋と日本、キリスト教と国家神道、それらを背景としたセリアズの「罪」の意識とヨノイの「恥」の意識)を持った人々との対峙と葛藤が描かれている。この映画が優れているのは、その音楽や映像の美しさに加え、悲しい結果にもかかわらず異文化への理解を予感させるエンディングとなっている点であり、それを男女の愛情という月並みな枠組みに落とし込むのでなく、「文化の異質さと受容そのもの」を純粋に浮上させんがために、逆説的に戦争という価値観がぶつかりあうリアルな場とホモセクシャルな同性同士の交流が選択されたのではないかとさえ思える。この互いが異なる文化に立脚していても、それでも理解と受容は可能なのだというテーマはまさに今日的だ。 現在、日本では太平洋戦争時の映画が数多く制作されるようになっているが、同様に戦時中が舞台となっている「戦場のメリークリスマス」との質や内容の隔たりはどうであろう。昨今の戦争映画にお決まりの「愛するモノの為に死す」という構図の陳腐さについてはコメントしようもないが、問題なのはそういった構図の映画を受容する現在の日本の文化状況だ。その傾向に不安を感じるのは私だけではないだろう。おそらく現在、必要なのは「同質の文化」の称揚ではなく、まさに、本作「戦場のメリークリスマス」で描かれているような「異なる文化」へのまなざしと受容であるというのに。
対立を超え、心は通じ合う
 先日高校の授業で「日本史に関係のある映画で何が見たい?」と協議したら、意外にもこの『戦場のメリークリスマス』が第1位になったクラスがありました。思えば坂本龍一の楽曲は邦画のテーマソングの中で今日最も良く知られたもの、ということになるのかも知れません。彼らの映画の感想も非常に面白いものでした。何よりこの映画から「痛み」を共有し、戦争というものをリアルに感じたようです。平成生まれすらいる彼らをしてそう感じさせた訳ですから、この映画が時代を越えて訴える力を持った傑作であるということを再認識させられました。
 この映画の核の1つにセリアズの回想の部分があります(そしてこれは従来の大島渚なら決して撮ることのなかった映像です)。美しいこの映画の中でもこの部分は一際美しく、そして収容所のシーン以上に見ていて辛くなるものがあります。一方でヨノイもまた二・二六事件の現場に立ち会えなかったという悔恨を抱えており、その意味で2人はともに救済とも言うべき「死」へとストイックに進んで行かなくてはならない業を背負っています。かたや弟に対する「罪」の意識から。かたや同志に対する「恥」の意識から。
 この映画は全編を通してこの「罪と恥」というテーマに真っ正面から取り組んでいます。しかしこの映画がドラマティックなのは、最後にそのような対立を超えて、お互いの心が通じ合う所にあります。それは「共感と寛容・慈愛」とでも言うべきものでしょうか。まさに「ファーデル・クリスマス」がつないだ文化と心の架け橋です。死を目前にしたセリアズの髪を持ち去るヨノイ、エンディングのたけしの笑顔にみんな心奪われるのですが、対立の果てに辿り着いた心の通い合いを何となく感じるからこそ感動できるのでしょう。そしてそれは現代の高校生にも十分すぎるほどにアピールする力を持っている訳です。大傑作です。もっと多くの人に見て欲しいです。

宇宙大戦争 [DVD]

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・池部良 ・安西郷子
【東宝】
発売日: 2004-10-29
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 4,311 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,800円〜
宇宙大戦争 [DVD]
池部良
安西郷子
丘美丈二郎
関沢新一
カスタマー平均評価:  4.5
1959年ですぜ
 昭和少年の夢である、宇宙ステーション、宇宙戦闘機、月探検車といったアイテムてんこ盛りで、是非ロードショーで見たかったなーと思います。  ステーション、SPIPの中なんかも良く練られてますね。元祖スターウォーズ&ID4といった感じです。「宇宙戦争」にインスパイヤされてるとのことですが、US映画には超兵器って概念があんましありませんから、その点では東宝エライって感じです。人物描写は抑え気味ですが、それもこのシリーズでは納得です。全地球の危機に、ラブロマンスや家族愛なんぞは要らんのである。  残念なところは、マーカライトなんかの超兵器の出番がなく、空戦シーンもカット割りが今風から見ると雑ってところですかね。(東映系のワンパターンなのもアレですが、、、) あとは最終決戦の決着、あそこだけはちょっとね、、、オレならボス戦、特攻で締めるけどな(そんじゃID4だっつうの)  地球防衛軍続編ということですが、あちらより影が薄いのはその辺が原因か?にしても、基本ってことで合わせて見ておきましょう。損はしません。なにせ1959年!!それが何よりすごいことです。
充実したエンターテイメント映画!
確かに、古い部分はあるが、それは特撮ではなく、戦後から高度成長時代へ移行しつつあった当時の日本の状況であったりする(もちろん、映画は当時の未来…1965年の物語であるが、その描き方を通して1959年の「時代」が読み取れる)。  特撮は、今見ても十分に鑑賞に堪え得る。現在の特撮技術と比べて云々は、絵の迫力を感じ取ることができればどうでもいい。  科学設定も思ったよりしっかりしており、戦闘シーンも見応えおおあり。一分たりとも手を抜いていない91分。エンターテイメントとして充実している。伊福部昭さんの音楽も絶好調!   宇宙人が侵略してきて地球が防衛という図式は、この映画に限らず多い。「謎の円盤UFO」というテレビシリーズ、ずっと後年になるがアメリカの「ID4」。日英米の国民性が、そして時代が見えてくる。
空想科学映画のはこういうものなのです
スターウォーズでお馴染みの「ぐもぉぉぉん」とカメラが宇宙船をなめるアングルでさえもう古くなった昨今、円谷特撮のお家芸である吊りのミニチュア空中戦の素晴らしさに暫し酔いしれる事でしょう。また円谷英二の遺伝子を引き継ぐ僕ら日本人とって、機体やパラボラから発射される線画合成の光線が画面狭しと駆け回るのを観るだけで心の高揚を押さえきれなくなります。宇宙ステーションやナタール星人、スピップ号や敵円盤等の秀逸なデザインは渡辺明や小松崎茂をはじめとする美術マンの卓越したイマジネーションの賜物です。池辺良と安西郷子の淡いラブロマンスはご愛嬌。ある日突然宇宙人が地球を侵略してきたら・・・『宇宙大戦争』はスタッフ全てのSF的空想を具体化した『地球防衛軍』に勝るとも劣らない傑作です。
ある意味パイオニア
東宝特撮映画が、今まさに全盛期たらんとする時期の映画。

真っ向勝負のストーリーと、日本映画としては初めて本格的なロケット
の惑星(月)着陸を描いたり、おそらく世界初の真正面から描かれた
宇宙空間での円盤・ロケットの戦闘シーン等、記憶に留めるべき注目点
が結構ぎっしり。半ば特攻隊的ではあるが、宇宙空間でロケットと円盤
がすれ違いながら光線打ちまくるシーンは今観ても結構興奮モノです。

後半は映像的にややエイヤッ、な感じも見受けられますが、そこは
伊福部マーチに乗って気にせず突っ走ろう!

ちなみに出演者の土屋嘉男さんが、月面での歩き方で「フワフワした
感じで歩くべきだ!」と主張し、他の共演者と少し揉めた、なんて
心温まる(?)エピソードもございます。流石インテリSF好きの
土屋氏、先見の明がございました。

ともかく、製作された時代を考えてみても、当時の東宝スタッフの
意気込み&実力が十分窺える作品。お奨めです。
忘れられないど迫力、ヒロインもよかった
遊星人が地球を攻撃。地球も負けてはおれぬと敵の月面基地に先制攻
撃。敵の総攻撃を遅らせておいて、熱戦放射ネットワークと戦闘ロケ
ット部隊で迎撃決戦態勢を構築。科学者も軍人も一丸となって(むし
ろ科学者が軍人を率先しているかな)戦う・・・。
理屈よりも面白さに徹底して特撮の見せ場たっぷり。月面の戦闘シー
ンは伊福部昭のBGM(これを聴くだけでもストレス解消)とマッチ
して宇宙人と地球人の撃ち合う光線熱線入り乱れる「ど迫力」もの。
今回発売のDVDでやっとこれがワイドスクリーンで見られる。
なお、ディスクにはヒロインを演じた安西郷子の美しい宇宙服姿が
写っている。三橋達也夫人でもあった彼女は2002年に逝ったが、ひそ
やかな哀悼だろう。1959年当時も茶髪が似合った美人。彼女と主演の
池部良のラブシーンもこの映画を大人が見ても楽しいものにしてくれ
ている。


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 更新日 2009年5月10日(日)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク

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