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雷撃隊出動 [DVD]
・藤田進 ・月田一郎 ・河野秋武 ・灰田勝彦 ・森雅之
【東宝】
発売日: 2006-07-28
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 4,725 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・藤田進 ・月田一郎 ・河野秋武 ・灰田勝彦 ・森雅之 ・山本嘉次郎
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カスタマー平均評価: 4.5
捨て身の総攻撃 壮絶! 飛行機不足の海軍航空基地に補充機の大編隊が到着し、米海軍機動部隊に総攻撃するまでを描く、1944年製作・『山本嘉次郎監督』の傑作航空戦争映画。
この作品には実写で、珍しい艦上攻撃機「天山」・九七式艦上攻撃機・一式陸上攻撃機・零戦など、貴重なシーンが多数収録されています。
後半、捨て身の総攻撃(:特攻)で米海軍機動部隊に大打撃をあたえるシーンがクライマックスになっていますが、大戦果の陰に勇ましく爆弾をだいて敵艦に突入し、むなしく散った隊員達の心境を思うと悲愴感と虚しさが漂う作品で、現代の平和のありがたさを痛感するが・・・・・・。
滅びの美学があちこちに‥。戦争映画として出色のでき。 昭和19年11月、海軍省のバックアップのもと制作された映画。
一年足らずで敗戦を迎える、余裕の無い時期にもかかわらず、贅沢な作り、とも思えるたたずまいだ。
もちろん、米英に対する敵愾心をかきたてる描写もあるが、戦争遂行のための精神的結束を高めることに
重点がおかれている。‥と思いたい。
前線が後退し、物資も兵器も欠乏してゆく中で、威勢のよい戦意高揚映画ばかり作っているわけにもゆくまい。
「米英に勝ったら、ご飯を5杯食べてもいいの?」と我慢を強いられる子どもが放つセリフに、
過剰に不機嫌な様子を見せたり、追い詰められた戦況の中で、命の価値と死の意味を見出すための
心の葛藤を描いたり、確かに反戦映画と目されても不思議ではないシーンもある。
個々人の性格、個人的な思いに寄った、非常にヒューマニスティックな映画とさえ、言えるだろう。
真新しいゼロ戦や、航空母艦からの発艦シーン、特撮シーンなどは今となってはお宝映像だが、
一方で、余暇に主人公たちがカード(トランプ)を使い、ブリッジを楽しむのだが、これは出鱈目。
いかにも素人。
その辺はご愛嬌として、ご注目いただきたいのは、戦国時代の武士ももかくやと思われるほど
研ぎ澄まされた、悲壮感あふれる軍人たちの精神を描いたところ。
これでは日本人にしか、戦意高揚映画として機能しないだろうけれど。
だから、反戦映画なんて観かたもでてくる。
それはともかく、エンディングのセリフは、明らかに意識して、観客である銃後の人々に向けて
語られている。
戦時中に作られた、異色の戦意高揚映画ではあるが、計算された効果を見事に演出しているのはさすが。 実機・航空母艦オンパレード 戦意高揚映画ですが、製作された時期が戦況が下り坂と思われ悲痛さが表現されているように見えるのは私だけでしょうか。航空母艦・多機種が登場するため、資料的価値も高い映画です。お勧めいたします。
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バルトの楽園 特別限定版 (初回限定生産) [DVD]
・松平健 ・ブルーノ・ガンツ ・阿部寛 ・高島礼子 ・國村隼
【東映】
発売日: 2006-12-08
参考価格: 7,140 円(税込)
販売価格: 7,140 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,980円〜
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・松平健 ・ブルーノ・ガンツ ・阿部寛 ・高島礼子 ・國村隼 ・池辺晋一郎 ・古田求
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カスタマー平均評価: 0
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また逢う日まで [DVD]
・岡田英次 ・久我美子 ・滝沢修
【東宝】
発売日: 2004-09-25
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 4,725 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,170円〜
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・岡田英次 ・久我美子 ・滝沢修 ・水木洋子
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カスタマー平均評価: 5
自然に涙が ガラス越しの接吻の場面が 有名ですね。
はじめて観ましたが ラストのシーンで自然に涙が出ました。
戦争中、このような家族もあったのだろうな。また男と女の出会いとすれ違いも
あったのだろうなぁと古き時代に思いを馳せて観ました。
今の時代にそぐわない映画なのかもしれませんか でもやはり美しい。 恋愛のひとつの完成された形の表現 まあ、ひょっとした出会いでお互いを意識してそれを具体的に恋愛として果実をもたらせると言う単純な流れです。その単純な流れ、かつ恋愛の形としては普遍的かつスタンダードなものだと思います。 岡田英次さんの演技が女々しい感じもしますが、反戦のメッセージも込まれているのでしょう。 久我さんと家庭を持とうとして話す会話の中での二人の提案に真摯なお互いの思いやりを感じて愛情の結びつきの理想形を感じました。その後の二人の抱擁に至っては美しい。それが悲劇の前の絶頂だったんですね。最後に至っては強烈な反戦メッセージとなってその美しさを浮かび上がらせるのですが。恋愛映画としては良いと思います。今から思うとこの当たり前の恋愛ドラマが占領軍の「性の解放」の流れのもと出来上がったと言うのも皮肉です。本当のキスシーンとかですね。久我美子、岡田英次さんの主役の二人はぜひ観て欲しいと思います。
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赤い天使 [DVD]
・若尾文子 ・芦田伸介 ・川津祐介
【角川映画】
発売日: 2004-11-26
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 4,242 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・若尾文子 ・芦田伸介 ・川津祐介 ・有馬頼義 ・笠原良三
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カスタマー平均評価: 5
すさまじい 野戦病院の女の記憶。
恋愛や人間関係に、よくも悪くも、日本人くささがうまく表現されている。それが現実だったといえばそれまでだろうけど、見てられないシーンがたくさんある。
極限だから、あんな恋愛になるのかな。
どこかに日本人らしい美しさを感じた。
胸が詰まって苦しくて鑑賞をホウキしそうになった。
戦争に正悪はないと思うが、戦争に組み込まれた登場人物達を見ると、とてもそう思う。したたかで、かつしなやかなヒロイン、綺麗!
とても心に残る作品だった。
ただ消費されるポップな映画とは一味も二味も違うと思った。
こんな作品なかなか生まれないとおもう。
「兵隊やくざ」に似てる 台詞の独特の言い方、ラストで上下関係が逆転するところは、同じ増村監督の「兵隊やくざ」を連想した。
あまり深い意味づけや盛り上げる演出をせずにアッサリ終わるのは、「卍」のラストにも似ている。
若尾以外には、あまり魅力的な役者が出てないような気がするのが、ちと寂しい。 テレビよ見習え! 映画の凄まじいさは皆さんご存知の通り。でももう一度見直して欲しい!あの大スター若尾文子のアップが一つも無いのである。すべて引き画のみ。芝居のみで表現しているのである。今のテレビはタレントのサービス表情アップを多用する。テレビもデジタル化されレターボックスサイズになり、映画に近付きつつある。「赤い天使」を見て、表現とは何かを勉強してもらいたいのである。 こんな戦争映画、見たことがない 野戦病院の現状を、兵隊達の真実を描きつつ
全編を通して何処までもメロドラマだ。
若尾文子と川津祐介の関係は理解し難いところもありつつも
どうして「西さくら」が忘れられないんだろう…!
とんでもない映画である。 痛い、すごい、若尾文子 海外、特にフランスで評価が高い一本。
増村は、その顔に似合わず(失礼!)イタリア国立映画センターに留学
し、モダニズムの美学で日本の映画界に新風をよびこんだモダニスト。
特に若尾とのコンビは名高く、この作品は若尾の美しい肢体が丁寧に描かれる。
増村といえばエロ・グロ・SMといった印象が何故か知らぬ間に植えつ
けられているが、この作品もその潮流に沿っている。
でも、そのエロ・グロの見方が全然違う。いわゆる通俗的ではない。
戦争という人を殺すのが普通という特殊な状況を敢えてそのまま描く
(腐敗した両足を切断するため、のこぎりで、ギコギコひく、痛
い!!)ことで、いかに人間性を保って生きるかというのがこの作品の根幹になっている。
赤痢で死んだ兵隊が物のように捨てられる。これこそ真のエロ・グロだ!必見!!
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南京 戦線後方記録映画 [DVD]
・ドキュメンタリー
【コニービデオ】
発売日: 2004-07-21
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,990 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,100円〜
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・ドキュメンタリー
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カスタマー平均評価: 4
映画人の苦悩 戦意高揚のためにつくられた映画であって、ドキュメンタリーではない。
当時、表現の自由はなかったのである。
虐殺の有無を語ること自体が間違いだ。
むしろ、この映画が伝えているのは映画人の苦悩である。
検閲の中で苦心惨憺しながら、映画の名に値するものをつくろうとしている。
精一杯の努力が偲ばれる。
にも関わらず、映像としての完成度はなかなか高い。
一見の価値がある。 貴重な一次資料 当時の南京の雰囲気が理解できる貴重な一品。
東京”デタラメ”裁判で自虐史観を植えつけられた
人にぜひ勧めたい。 簡単な事です 図らずもこの映像が南京で撮影された事を証言してくださった方がおられるようですが、これを撮影した後、中国政府が主張する30万人の虐殺が行われたということになるのでしょうか?人口20万人の街で・・ね。
虐殺を主張する方々は南京陥落直後、12月13日から虐殺が行われたという主張がなされていますので、まさにこの映画の撮影されている瞬間にも何所かで日本軍の虐殺が行われていないと辻褄が合わなくなります。
規模、開始日、どちらにも嘘が含まれています。
嘘を吐いた人間の全てを疑ってかかるべきなのでは?
この映画から見て取れる秩序レベルを保つ事と住民皆殺し・・果たしてどちらが楽なのでしょうね? 客観的検証 さて、南京陥落から70年経とうとしている訳ですが当時を知らない人間としては、中国側の主張と、「たとえ一発でも実弾を勝手に使うことが出来なかった。我々は、被服用補修糸で何重にも縛った実弾ケースを左前盒というわざわざ取り出しにくい位置で携行するよう指導された」という日本軍兵士の証言とが何故ここまで違うのか?と純粋な疑問があるのです。
ウェッブ裁判長も帰国後「間違いであった」と述べている東京裁判についてはひとまず横においておきましょう。
中国側が主張する「一晩で57418人が虐殺されるのを見た!」という証言も、一人数えるのに平均一秒かかったとして休憩なしで数えても16時間が必要であり信憑性に著しく欠ける、という事実があります。
「歴史の連続性を踏まえ、願望や妄執を捨て去り、客観的に検証する」という態度こそがこれからの時代にふさわしい、と気付かされる貴重な映像資料であると考えます。
もはや大東亜戦争について特定の政治思想などから虚言/妄言を書き連ねるなど時代遅れも甚だしい、と我々は認識すべきです。 ドキュメンタリーではなくヤラセ映画です 記録映画とは名ばかりで戦意高揚のためのヤラセ映画です。日本兵が南京城の城壁を登るシーンは、既に戦闘が終わった後であり兵士たちの演技が少々わざとらしい所に、時代背景を感じます。舟で堀を渡ると城壁を登ってくださいとばかりに梯子が置かれてあり、何故か新聞報道で使われた写真と梯子の形が違っています。
実際に南京攻落時に使われた梯子は、薪として燃やされたため代用品で撮影せざるを得なかったのでしょう。 普通に考えれば解ることですが、12月14日に南京に着いた映画スタッフが、12月13日の陥落の様子を撮影することは不可能なのです。城壁を梯子で登るシーンがヤラセであることは、南京がいつ陥落したのか知っていれば誰でも解ることなのです。
映画の撮影がヤラセであったことが、1月8日のマッカラムの日記にも書かれています。
『四、五名の新聞記者が収容所の入口へ来て菓子や林檎を配給し、避難民へ若干の金銭を手渡した。そして活動写真が此の親切な行為を映写しました。同時に日本兵の一団が囲内の裏壁をよぢ登って来て十二人位の女子を強姦しました。取り消された写真は少しもありませんでした。』
また、この映画を元に「南京事件」はなかったと論説する痛々しい右翼がいますが、この映画を撮影したスタッフが、虐殺現場を目撃しています。
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上海陸戦隊 [DVD]
・大日方伝 ・原節子 ・月田一郎 ・清川荘司
【東宝】
発売日: 2006-06-23
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 4,725 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,680円〜
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・大日方伝 ・原節子 ・月田一郎 ・清川荘司 ・沢村勉
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カスタマー平均評価: 3.5
国策映画とはいえ脚色が少なく実録映画に近い作品です 海軍省の後援で1939年に完成した国策映画で、 第二次上海事変の激戦をあくまでも"真摯"に戦った海軍陸戦隊を讃える内容です。
1937年8月13日、中国国民政府は上海停戦協定の破棄を声明。惨殺された大山中尉の葬儀シーンから始まり、すぐさま中隊は戦闘配置に就きます。注目するのは、日本軍から撃ったのではなく、中国軍の挑発でやむを得ず応戦した場面です。ここに正しい歴史認識の原点が存在します。応戦後、陸戦隊は中国軍と長期戦の中で食料や弾薬を消耗しながらも、決死の戦闘を続けていく筋書きです。戦闘シーンが限りなく続く中、中国人婦女子を助け、食料を与えた上、『良民ニツキ保護ス』のビラを掲げたシーンには、日本人の魂(益荒男の心)が自然に映し出され、日本軍を"美化"したクサい演出ではないと私は感じます。
上海市街戦を現地ロケで再現した戦闘シーンは日本映画では珍しく、しかも圧巻です。そのリアルさは、銃撃戦の最中に三十五年式海兵銃のボルトアクショントラブル(土砂詰まり)に兵士がひと苦労するシーンまで登場するなど破格と云え、実録に近い臨場感があります。海軍陸戦隊の野戦装備や、手旗信号通信、戦闘配食の大きなおむすびなど、海軍の作戦行動がディテール満点で描かれています。映画とはいえ戦闘経過を図解しているのも海軍独特の戦略思想と云え、陸軍ならば当然カットさせたでしょう。
ネクタイ着用した士官の第3種軍装と言動に、誇り高い海軍軍人の品格の高さを感じました。花形の軍艦乗りでは無く、必ずしも陸軍程の戦力に充たなかった陸戦隊も、上海や南方での激戦で尊い命を国にお捧げした方々でした。合掌!
上陸カッコイイ! 陸戦隊の制服と十一年式軽機関銃に燃えました。
当時の上海の独特の雰囲気、電話機を多用した近代的市街戦、
また、当時の日本人の戦争観や未来への展望に高揚した空気も味わえます。
ただ何故か敵があまり写らないのとやはりセリフが聞き取りづらい所があります。
日本軍を蔑みたい人はこの映画を国策映画などと片付けてしまいますが、
私はこれもまた一つの真実の断面だと思います。
日本軍好きなら満足すること請け合いです。
LOMOで撮ったみたい とにかく暗かったです、内容がじゃなくて、画面が。
LOMO写真のように、ふちが暗くて、中央のほうも明るくないです。
夜戦シーンが少なくないせいか、絶えず暗くなったりぼんやり明るくなったり
の繰り返しで、『ゴジラの逆襲』よりもまっ暗でした。
あとそれから、音がすごい小さい上にセリフもたいへん聞き取りづらいです。
たまたまぼくの買った盤が【ハズレ】だったのかもしれませんが、爆発音と
機銃の音ばかりが印象に残る映画でした。
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決戦の大空へ [DVD]
・高田稔 ・黒川弥太郎 ・小高まさる ・英百合子 ・原節子
【東宝】
発売日: 2006-07-28
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 4,725 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・高田稔 ・黒川弥太郎 ・小高まさる ・英百合子 ・原節子 ・八住利雄
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カスタマー平均評価: 4
この主題歌はいい。 この主題歌は好きですね。
「いざ征け若鷲 翼を連ね 奮ふはいまぞ 土浦魂」
「風切る翼の日本刀に はむかふ敵なし 土浦魂」
ところでおもしろいことに歌中で敵機を「敵鷲」といつてゐるのですよ。
敵であらうと搭乗員とその飛行機は立派な「鷲」なのですね。
これだけみてゐると敵愾心を煽るだけの歌には思へませんね。
もつとも一方で「憎さも憎き」ともいつてゐますけどね。
映画としては時代性が露骨に過ぎる印象があります。
同じ戦時中の陸海軍省後援映画であつても、
たとへば「加藤隼戦闘隊」などにはかういふ感じはあまりありませんね。
やはり戦局の推移でせうか。 航空志願兵を駆り立てる! 日本・海軍省の全面協力をもとに、若き予科練学徒生活を題材に予科練の訓練風景を描く、1943年製作・『渡辺邦男監督』の戦意高揚作品。
「海の荒鷲」を育てる海軍の訓練風景を詳細に描いた分、飛行シーンも少なく航空映画としては魅力に欠けますが、物語の展開がすっきりとまとまり完成度が高い作品と思う。
戦後生まれの私には当時を知る貴重な映像資料となり。反面、戦前生まれの飛行機好きの「若き私」に生まれ変われば、我先にカッコいい航空兵に志願したいと思う心境にもなる作品です。(:悲惨な結末の特攻で散っていくのを知らずして・・・・。)
また、お国のためとは言え、我が子が志願する母親の胸中を想うと実に「罪作りな作品」であると思うが・・・・・・。
和製「トップガン」 土浦の海軍予科連の厳しい訓練と、穏やかな休日をコントラストの対比で魅せる。休日の学生たちの相手を、当時のピンナップガール・原節子が可憐に演じる。これを当時見たら、俺も予科連入ろう、と思うかもしれない。予科連に入ったら、母も兄弟もない、お国のために奉公しろ、というメッセージは今見ると滑稽でさえあるが、当時はこれが本道だった。靖国への行進などはドキュメンタリーを見ているようだ。特典映像では、現在の土浦予科連跡(防衛省自衛隊敷地)を巡る。「硫黄島からの手紙」を観て何かを感じ取った人は、ぜひ本作を観てほしい。
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君を忘れない [DVD]
・唐沢寿明 ・木村拓哉 ・反町隆史 ・袴田吉彦 ・松村邦洋
【ポニーキャニオン】
発売日: 2001-10-17
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格:
中古価格: 3,179円〜
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・唐沢寿明 ・木村拓哉 ・反町隆史 ・袴田吉彦 ・松村邦洋
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カスタマー平均評価: 3
当時の再現度だけがすべてじゃないって事。 戦争や特攻隊をテーマにした映画は、たくさんあります。
当時のリアルさを忠実に守ってるものもあれば、
あくまで戦争や特攻隊を題材にしてるだけの感じの映画もあります。この作品は、後者。
あくまで特攻隊を題材にした上で、例え人生がツライ中でも、
確かな絆の強さとか、友の素晴らしさとか、自分の信念を持つことの意味とか、
そういうモノを、描いてるんだと思う。
だからこそのタイトル、「君を忘れない」
ですから、当時の日本と全然違うとか、
特攻隊員の髪型がどうとか、話す言葉がどうとか、
そのような事にこだわって突っ込みたい人は、そもそも、この映画にはお呼びじゃないのだ。
私は、この映画自体はさほど好きでもないです。
でも、ラストシーンの爽やかさは、今でも心に残ってる。強烈に。
特攻隊がどうなるかは、誰でも知ってると思うから書きますが、
最後は敵に突っ込みに行くわけです。
命を代償にして、与えられた意味を確認しに行くわけです。
そこまで、色んな気持ちの葛藤があり、
それは最後まで納得できないかもしれないし、矛盾を抱えたままかもしれない、
それでも行くわけです。
その最後の時の、唐沢寿明と木村拓哉のやり取り。
セリフや、かすかな笑顔。この、すがすがしいまでの切なさ。
これが、この映画の味だと思う。
私はこれを見た時、
ラストのあまりの爽やかさと、彼らの運命を思って、矛盾を感じました。
その矛盾こそが、「戦争絶対反対」であり、作者の意図とも繋がるような気がしてた。 テレビドラマのような映画 戦争映画としてはあまりにも軽薄。テレビのゴールデンタイムに放送されているトレンディードラマのような作品です。違うのは時代設定が大東亜戦争末期になっているだけで、時代考証も甘く、軍隊用語も軍人口調も出てきません。架空設定の時代のドラマとしてなら、それなりに楽しめる作品であると思います。歴史物や戦記物が好きな人は、見ない方が精神衛生上良いと感じます。逆に軍隊の存在が嫌いな人には、素直に見れると思います。かつての大日本帝国をこのような表現で映画にするのは、大いに賛否が別れるところでしょう。 小説 この作品の趣旨が分からないと思う方は小説の後書きを読みましょう。プロデューサーの意図が書かれています。 まず知ってもらうには、良い映画 東亜戦争末期、特攻隊でその短い命を燃やした若者たちを描いた作品です。訓練を積みながら、仲間として団結し、皆で笑い、そして悩む・・・。しかし「特攻」という重い題材であるにも関わらず、結構明るく軽めな雰囲気が印象的でした。 唐沢寿明、木村拓也ら若者に人気の俳優を惜しげもなく投入し、内容はまずまずだが、豪華キャストで勝負した感が強いですね。だが、時代の犠牲者となった若者たちを、後世に伝えるには、若手人気俳優陣で固めるのも一考かとも思う。 海軍で訓練を受けた体型としては、あり得ないが、松村邦洋も良いアクセントになって単純に面白かったです。顔は知っているが、名前はちょっとでてこない整備隊長役の俳優さんの演技は最高でした。「棺桶(特攻機)を整備して大変ですね」といったような皮肉を言うキムタクをジッと見つめ、無言で立ち去る・・・。そして特攻作戦当日、「世界で一番の戦闘機に仕上げておいたよ・・・」と言われたキムタクが、お辞儀でこたえる場面にはジーンときました。 このように、脇役には名優を配しており、演技の浅い若手俳優を周りからガッチリ締めている感じでした。 唐沢演じる望月隊長に、松村が「俺たち、(特攻に)往くことに意味があるんですよね?あとで笑われたりしないですよね?」と問いかけるシーンがあったが、唐沢の返答に詰まった演技もあいまって、ぐぅっと考えさせられた。誰もがそう考え、悩みながら往っただろうから・・・。さて、期待の零戦飛行シーンや戦闘シーン(一方的に敵機に機銃掃射されるだけですが・・・)は、いかにも金がかかっていないといった感じで、合成した敵機の動きの不自然なこと(笑)まぁ仕方がないですかね。思ったより零戦が登場する場面や飛行シーンは多かったが、操縦席ではカメラアングルが常に正面に固定されているので、ちょっと物足りなかった。 この映画に対する評は必ずしも良いとは言えないが、個人的には単純に楽しめたので良かったと思いますよ。エンディングも爽やかでした。 現代の子供たちに、まず知ってもらうには、良い映画かも知れませんね。 特攻隊のことは、忘れない 男前を眺める為の映画。松村邦弘氏の存在がその証左。超絶純粋に引き立て役。 特攻隊を知るきっかけには良いかも知れませんが、「これが特攻隊」と思うと大きな、非常に大きな誤解です。 この映画の主旨・・・戦争反対?特攻の悲劇? そういったものであったとしても、感じられるのは「唐沢氏素敵」「木村氏カッコいい」、その程度。 海軍の 「はみ出し」 パイロットが特攻を完遂するために「戦闘機」で「猛訓練に励む」。 はみ出しパイロットなんかいたわけが無いし、一万歩譲っていたとして、戦闘機なんて上等なものを与えられるわけも、猛訓練に励ましてもらえるわけもありません。 この映画には「当時の事実を伝えたい」「悲劇を忘れさせまい」そんな気概はカケラもない と断言します。 でも唐沢・木村 両氏のファンには☆四つでしょう。
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沖縄やくざ戦争 [DVD]
・松方弘樹 ・渡瀬恒彦 ・新藤恵美 ・矢吹二朗 ・尾藤イサオ
【TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)】
発売日: 2008-12-05
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 4,053 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・松方弘樹 ・渡瀬恒彦 ・新藤恵美 ・矢吹二朗 ・尾藤イサオ
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カスタマー平均評価: 4
タックルせーっ!! 世界に誇るサニー千葉の狂気の演技が素晴らしい。
大友勝利を彷彿とさせる巻き舌、イッてる表情。こういう役をやらせたら
千葉真一は本当に上手い。DVDを入れてオープニングから千葉ちゃんに釘付け!!
最初からフルスロットルです。さすが千葉ちゃん!!
映画が始まって1時間くらいに殺されますが凄い死に方です。
バレリーナのように踊りながらシャチホコの形でエビぞって死にます!!
こんな死に方見た事ないですw さすが千葉ちゃんです。
死に方も普通の死に方をしません!!
千葉ちゃんが死んだ後はやはり千葉ちゃんのインパクトが強すぎたのか普通の
ヤクザ映画になってしまいます。
チイチイ、渡瀬恒彦、室田日出男もかなり個性を出して頑張っているのですが
千葉ちゃんが凄すぎて霞んでしまいました。
千葉真一恐るべしです!! 「○○だぁ?い好き♪」 物語の主人公は、一応、松方弘樹です。しかし!この映画は我が国の誇るスーパースター、”世界のSONNY”こと千葉ちゃんの凶暴極まりない”ヤンチャぶり”を愛でるためにあると言っても過言ではありません。「仁義なき戦い・広島死闘篇」の大友勝利にシビれた人なら大満足すること請け合いです。ノッケから罪もない居酒屋を一軒、キエーッ!と素手で壊滅させちゃいますからw。その後もノンストップで気の触れた暴走を続ける千葉ちゃん、もう目も当てられませんw。この手の演技をさせるとホント迫真の恐ろしさを醸し出しますね。とにかく画面狭しと形振り構わずブッチギリで暴れまくってくれるのですが、残念なことに途中で殺られちゃいます(JACテイストな死にっぷりもまた見所です!)さて、それ以降ストーリーはクライマックスに向かって加速していきますが、千葉ちゃんの不在がアダとなり作品自体のテンションは急降下、結果として尻すぼみの印象が拭えません。最後まで千葉ちゃんに暴れさせて欲しかったっス!
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実録・沖縄やくざ戦争 〔抗争集結編〕 [DVD]
・小沢仁志.中野英雄.本宮泰風.中島宏海.寺島進
【GPミュージアムソフト】
発売日: 2007-10-25
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,479円〜
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・小沢仁志 ・中野英雄 ・本宮泰風 ・中島宏海 ・寺島進
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カスタマー平均評価: 3.5
沖縄やくざの歴史がわかる 実録・沖縄やくざ戦争の第3弾の完結編。本作がVHSで発売されていたのが約5年前で、沖縄やくざの気性の荒さとともに同じ組内でも平気で親を殺してしまうところはまるでマフィアのようだと思いました。マフィアは子分が親分を殺してその座を奪い取ることが平然と行われ、仁義と鉄の結束を誇る日本のヤクザとは違うとは思っていましたが。本編の寺島進は最近のコメディタッチな映画で見せる寺島進とは違い、キレまくって欲望のままに突っ走る荒っぽい顔むき出しです。この頃の寺島進はプリズンブレイクに出演しているセオドア・ティーバッグ・バッグウェルを演じるロバート・ネッパーにソックリで作品に深みを刻み込んでくれています。VHSで最初見たときの作品の強烈なインパクトは薄れましたが、DVDになって再度見て良かった作品です。 細かいところに気をつけていれば・・・ 男の中の男、小沢仁志監督作品。
「仁義なき戦い」風の展開も見ていて親しみやすく、楽しませていただきました。
しかし、時代設定は昭和なのに、出てくる自動車が現代のまんまだったりと少し時代考証が甘かったのではないかと思います。
予算的な都合があったのかもしれませんが、ストーリーに問題はありません。
見なさい、男なら。
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