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[ DVD ]
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blue [DVD]
・市川実日子 ・小西真奈美 ・今宿麻美 ・仲村綾乃 ・高岡蒼佑
【ケイエスエス】
発売日: 2003-09-26
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 4,311 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,999円〜
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・市川実日子 ・小西真奈美 ・今宿麻美 ・仲村綾乃 ・高岡蒼佑 ・本調有香
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カスタマー平均評価: 4
世界中のほとんどのL映画は観たけど・・・ なぜ日本の映画はこうも漫画や原作小説に頼るのだろうか。メディアによって私小説やコミックがベストで、映像化すると好きな人にしか評価されない極めて私的な作品になってしまうことを、あまりにも作り手が理解していない。コミックでいいものが映画で良いとは限らないのだし、映画は他のメディアと違って、かなりの数の不特定多数に鑑賞されないと回収できない宿命を持っている。
海外のL系作品はその点をよく理解しているものが多く、Lの人以外にも多くの共感と感動を得るようにシナリオが練られているが、この作品に限らず日本映画の作品はあまりにも安易に原作を映画化しすぎる。自主制作ならともかく、私小説的な作品は失敗すれば同じジャンルの作品は作りにくくなってしまうし、もう少し興業という宿命を意識した作品作りをプロは考えるべきだし、配給も塾考していただきたい。原作者が映画化作品を気に入っていないのも、メディアの選択と、それに伴うべき演出の力不足によるのだろう。やはり男性演出家には難しいジャンルだったというべきか。あまりにも原作と風景、出演者に頼りすぎた作品だった。 男の私から見て... 今月20日に公開される「僕は妹に恋をする」の監督安藤尋の作品とゆうことで、鑑賞しました。さきがけて...とゆう訳ではないですが、タイトルとキャストで見てみようと思い立ちました。題材が、『女同士』であり、あくまで女子校生の視点に重きを置いているところもあり、19歳の健全な男である私にはそれほど深く訴えてくるモノはなかったようです。しかし、他の多く方も書かれている通り、「リアル」には共感しました。私の場合、二人の言葉や仕草では無く説明が難しいんですが、光と音と色彩には刺すほどのリアルを感じました。気持ち悪い色や、見手の気持ちをアオリにアオル音楽そんな最新の技術を集結させた大作よりも、よほど思うところはありました。演出も良いなと思うシーンが多々ありました。OPのバス停まで走るシーンと最後の遠藤がカヤ子に手を引かれ駆けていくシーンは、この作品の重要な比喩ではないでしょうか。blue.....青...もう一度見たいと思います。 2人の物語 blueは友達が「これいいよ!」って私に勧めてきたので買いました。どうせありきたりな恋愛物語だろうな?↓↓と思いつつも見ていていたらとってもいい話でした! 私はこの2人にもの凄く共感できました。 私も高校生のときに憧れる先輩がいました。だからこの2人を見ていると 、やっぱりそうだよなぁ?と思えました。 あとこれはキスシーンが凄くききれいだなと思いました。 リアル
会話のテンポや内容、仕草、場所、視点のひとつひとつが、「あぁ…そうそう」と
うなずいてしまうくらいリアルです。
映画での「リアル」が、いかに大切か教えられる作品。
どこまでも日常で、自然なので、高校生の「あの時の気持ち」が素直に蘇えりました。
尊敬や憧れ、親近感を抱くうちに、女の子を好きになったり。
希望も絶望もなく、本当に、自分には何にもなかったり。
友達と一緒にお弁当やアイスを食べたり。
青い海を見てみたり…。
今、高校生の女の子には、ぜひ見てもらいたい映画です。
市川実日子の存在感 ↑もう、これに尽きます。 女優さんって演技だけじゃない 大事なのは華!これに限るって思わされる位 市川嬢の存在感に惹かれてしまいました。思春期女子の淡い恋心。 女の子に惹かれるっていうか憧れ。 誰でも一度は通る道だと思うんすよね、あたしゃ。 それをこの作品では独自のタッチで描いちゃって。 女子同士のキスシーンをあんなに綺麗に撮れるとは… 『自分が想っているのと同じくらい 相手が想ってくれないから辛い』 っていうある登場人物の一言にはグサッと刺されました。 そうなのよねー。そうなのよ。 ハチクロ読んだ直後のあたしには感慨深い台詞だわ。 岩井俊二作品やジョゼとかが好きな人には オススメの作品だと思われます。
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[ DVD ]
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インストール スタンダード・エディション [DVD]
・上戸彩 ・中村七之助 ・神木隆之介 ・菊川怜 ・小島聖
【ハピネット・ピクチャーズ】
発売日: 2005-04-29
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,416 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 50円〜
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・上戸彩 ・中村七之助 ・神木隆之介 ・菊川怜 ・小島聖 ・綿矢りさ ・大森美香
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カスタマー平均評価: 3
今更恐れ入る、上戸彩の実力 女優としての上戸彩っていうと『あずみ』で太腿出していたり、CA役でキャぴついてる印象とかが強くて好きじゃない、というかむしろ積極的に「嫌い」の範疇に入る女優だったんだけど、いまさら約4年も前の作品を見て印象が変わった。
というか、本来『金八先生』では性同一性障害、『高校教師』では境界性人格障害、といったように内面まで含めた高度な演技力が要求される役を十分にこなし、自分もそれらをちゃんと見ていたはずなのに、『あずみ』とCAのイメージがあまりに強くなって彼女に負のバイアスがかかり過ぎていたことに気がついた。
私に「嫌い」とのイメージを十分に植え付けるだけの「演技力」、それこそが女優・上戸彩の実力の高さを裏付けるものなのかもしれない。
途中で棄権してしまいましたが… 原作がなにやら怪しげなお話みたいだったのと、いつもドラマで見る上戸嬢が映画だとどんなふうなのか
ちょっと見てみたかったという程度の動機からレンタルしてみましたが・・・。
もともとジェットコースターチックな物語なんかじゃないことは予測してはいましたが、
それでもなお、進んでんだか戻ってんだかわからないちんたらした展開にはじきに痺れが切れてしまい、
ついDVDをデッキに入れたままほっぽらかしにすることとなり、しまいには返却日が迫って
不本意ながら最後まで鑑賞することなく終わってしまいました。
そんなぐあいなので、批評めいたことを書くのもおこがましいのですが、
ただ少なくとも返却前に早送りしいしいでも見終えようという気にさせてくれるような作品ではなかったことだけ記しておきます。
因みに、最近のドラマなどでは、あどけなさの中に不意に妖艶な美しさを見せる上戸嬢(と私はいつも感じています)
ですが、残念ながらこの映画では(少なくとも私が見た範囲では)そんなふうに妖しく輝く瞬間はありませんでした。
「萌え?!」な気分になることはなかった、ということです(笑)。 初々しい上戸彩 あまり期待しないで観たが、意外と良かった。初々しい少女らしさを感じさせる上戸彩の演技、音楽と映像、どれも良い。
ストーリーは、自分をリセット(再インストール)しようという17才の女子高生と、10才のマセガキが偶然出会い、エロ・チャットのバイトを通じて、エロスの世界を垣間見るというもの。
確か上戸彩は山田優と同じぐらいの年だが、たとえば山田優では、女性として完成され過ぎているだろう。やはり、上戸彩がはまり役だと思う。 普通であるといぅ幸福 「人生を変えよう」といつもとは違う自分にトライしてみる人は星の数ほどいるけど、
その中の一体どれだけの人が人生を変えるだけの成功を、
あるいは成功に近い結果を手に入れられる??
98%、あるいはそれ以上の人は失敗&満足のいかない結果に終わるわけで。
そんな「98%、あるいはそれ以上の人」が心をちりちりさせられる映画。
主人公の成長は、一歩ですらなく、足の親指の爪の先がほんの少し前に出た程度の成長。
鬱屈した日々を木っ端微塵にする劇的な事件が起きて、
人生がひっくり返るような転機が来るわけでもないこの映画を、
主に若い頃、似た境遇・似た気持ちを味わった自分と重ね合わせる人がいるんだろうけど、
「自己完結で済んでしまうレベル」の話は、映画として「現実を越える」には
あまりインパクトがない。 だから逆に生々しい部分であるけど。
多感な時期の、特に深い意味はない突発的な行動や日和見な行動、
もやもや具合はよく表現できてる。
エロを題材にしているけどドギツイようでふんわりしてる。
度胸がある人、行動力がある人、体育会系の人が見てもおもしろくない映画。 ちょっと・・・ 原作の大ファンなので、これを見たときは本当にがっかりしました。
今まで見た中で一番嫌いな映画です。
制作側の人たちは原作をちゃんと読んだのでしょうか?
キャラクターの性格が理解から程遠く感じました。
特にかずよしと光一はひどい・・・。
かずよしは子役だったので、ああゆう演技の方がさせやすかったんでしょうか。
上戸彩も、ナレーション(?)が嘘くさくて・・・。
いつもより、それ程可愛いとも思いませんでしたし。
やっぱりあれだけ素晴らしかった原作を映画にするのは無理があったと思いました。
原作付きの映画を見るたびに思うのですが、本当に原作付きというものをやめればいいのではないでしょうか。
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[ DVD ]
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キャッチ ア ウェーブ プレミアム・ボックス (初回限定生産) [DVD]
・三浦春馬 ・加藤ローサ ・木村了 ・濱田岳 ・坂口憲二
【ワーナー・ホーム・ビデオ】
発売日: 2006-08-25
参考価格: 4,980 円(税込)
販売価格: 4,281 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,800円〜
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・三浦春馬 ・加藤ローサ ・木村了 ・濱田岳 ・坂口憲二
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カスタマー平均評価: 3.5
映画の出来を知った上で、このプレミアム・ボックスを!! CMのイメージしか知らずにこの映画を見ると、
ストーリーには「本当に」驚愕するだろう。
レンタルなどで映画の出来を確認してから、
このプレミアム・ボックス購入でも遅くはないだろう。
飽きれるほどのご都合主義の序盤も、
ベタな展開の後半もかなりツッコミ所が多い。
状況の説明的なセリフが多いのは仕方がないとしても、
わかりやすい悪役といろいろあって最後に勝負とか どうなんでしょう?
原作・脚本が現役高校生と知って「ああなるほど」とだれもが思うだろう。
プレミアム・ボックスとしてのコストパフォーマンスは悪くはない。
「竹中直人の世界」は10分と短いが、インタビュー、ロケ地紹介など
「撮影は9月から11月に行った」などのエピソードも興味深い。
ただし、音楽シーン集はどうなんでしょう。
DefTech、Depapepeの音楽が使われたシーンを本編から抜粋したものだが、
これを見る全員が本編Discを持っているわけで「時間稼ぎ」に感じる。
個人的に良い特典と思うのは、本編Discの副音声。
メインキャスト3人と監督が撮影裏話を披露するのだが、
特典Discと重複するエピソードもあり
特典Disc自体があまり必要ないとも思えてくる…。 がっかりしました。 海ものは結構好きなので期待して見たのだが...
ありきたりなストーリー、未熟な演技、ベタで中途半端な演出、全てにおいてがっかりでした。
それにしても、悪役の男の子3人の登場の仕方は、あまりに古典的で笑ってしまいました。 波をつかめ!!恋をつかめ!! 青春ラブストーリーです。
主人公はぐんぐん成長していくし、恋もしちゃうしwww
高校生が脚本書いただけにリアルに描かれているし最高でした。
主人公二人がぎこちなくハニカミながら演技してるのは、映画のシーンに合ってました。
後は、やっぱり竹中さん↑↑↑どのシーンをみても爆笑です♪
特典映像のインタビューでいってたのですが、やっぱり竹中さんの演技は、アドリブたっぷりだったそうw主演者さんたちは、笑うの耐えるの必死だったみたいですwww
でも、サーフィンのシーンは天候が合わなかったのか海・空が、晴れたり曇ってたりなんかこれには、違和感を感じました^^;
でもでも、主題歌のDef Techが歌っているCatch Tha Waveはマッチしていてよかったです♪この映画のために書いたそうです。
あとは、Def Techのオリジナルミュージッククリップ!!
これは、Def Techファンにも必見です!!東京国際フォーラムのシークレットライブの様子が見れますwww
ぜひぜひみてみてくださいw 青春サーファー映画の決定版!! またまた素晴らしい青春映画が誕生しました!!
DVDプレミアムで見ましたが、湘南海岸の海がとても美しい映像となって目に飛び込んできます。
サーフィンが題材の青春映画っていうのも新鮮でした。
どことなく洋画っぽい雰囲気がサーファーの世界を引き立てていましたね。
そんな中で物語が進んでいきます。
純情な高校生が最初は女の子目的でサーフィンを始めますが、
ライバルとの対決や指導してくれたオヤジとのふれ合い、
また純粋な恋を通してひとつ大人になっていくストーリーです。
主演の3人と悪役3人が対照的で、主演3人に素直に感情移入できます。
間にはさまれる加藤ローサもよかったし、ハチャメチャだけど実はスゴイ竹中直人がイイ味出してました。
特典のNG竹中直人オンステージには恐れ入りました。
加藤ローサのキスシーンは、さわやかでカッコよかったです。
最後は、自然への敬意と命の尊さをメッセージとして終わります。
とても愉快で、さわやかで、少し考えさせられる感動物語でした。
カギの落ちもちゃんとあり、約束のノースショアでの再会?もあって、恋もハッピーエンドでしょう。
音楽もすごくいいし、ホントにおすすめの青春映画です!!
冬のローサはシムソンズで、夏のローサはキャッチアウェーブで決まりっ!!!
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[ DVD ]
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同級生 [DVD]
・中村優一 ・桐谷美玲 ・高橋優太
【ポニーキャニオン】
発売日: 2008-10-31
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,416 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,270円〜
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・中村優一 ・桐谷美玲 ・高橋優太 ・鹿目けい子
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カスタマー平均評価: 4
少なくとも二度見ると視点が変わっておもしろいと思います。 先が読めるストーリーだと思いますし、誰がもう一人のジュンかというのは、すぐに予想がつきますが(というか商品自体を見ればわかる)、私はこういうテイストの作品は好きです。
中村優一と桐谷美玲のメインキャストも良かったですが、私的には早川希美の妹、由紀と、潤の友人、加藤の存在が結構効いていたと思いました。
加藤の「ジュンって本当にいたのかな?潤を立ち直らせるために現れた幽霊なんじゃないか?」といった言葉、ある意味本質を突いていて印象に残る言葉でした。
この言葉のように「父親から認められたいがための競泳」の挫折から立ち直り「子供たちに教える水泳」への脱却をします。何故水泳教室で子供たちに教えることに意義を見出すのかは後半に明らかになります。
私は劇場公開時は全くこの作品を知らなかったですし、この作品を見ることになったのはある意味偶然ですが、良い作品だと思うので、機会があれば見て欲しい作品です。
一つ☆が減なのは、中盤あたり二人のジュンのケータイメールで連続してのやりとりがあるのですが、画面の切り替えが早くメールを読み切れないうちに
次々とメールのやりとりが行われてしまったということ、また関連してどっちがどっちのジュンだかわからなくなってしまい、巻き戻したりもう一度視聴したというところからですが、
この作品の重要なアイテムであるケータイメールのスピードについていけないというのは、私の年齢的なことなどこちら側の原因によることでしょうから、同級生世代は大丈夫でしょう。
私はメールのやりとりを確認するために、二度目の視聴をしましたが、もう一人のジュンの存在を意識して、再度視聴してみるのもおもしろいと思います。
このときもう一人のジュンはどんな気持ちでこのメールを打ったのだろうかとか、深く考えてみるというのも二度目以降の視聴方法として有りだと思います。
面と向かっては言えないことが、メールでは言える。そういうこと結構ありますし。
もちろん逆に文字にすることで、印象がきつくなり相手を傷つけるということも現実世界ではありますが・・・
そして、二度視聴して分かったことですが、タイトルの「同級生」も潤と病気で一年留年して同級生となったという単なるクラスメートの意味ではないようです。
3月10日に誕生日を迎えたジュンが来年の誕生日までの1年間、年齢を重ねることのなくなってしまったもう一人のジュンと同い年という意味もあるようにとれました。
また、この作品とリンク(と制作側は言っているようですが、私はパラレルワールドだと思います)している「体育館ベイビー」の方は、私的にはちょっとダメなテーマでした。
こちらも複数回見れば、良さや秘められているメッセージもわかってくるのでしょうが、ちょっと・・・
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[ DVD ]
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ガチ☆ボーイ【ガチンコ・エディション】 [DVD]
・佐藤隆太 ・サエコ ・向井 理 ・仲 里依紗 ・宮川 大輔
【ポニーキャニオン】
発売日: 2008-09-17
参考価格: 6,090 円(税込)
販売価格:
中古価格: 4,410円〜
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・佐藤隆太 ・サエコ ・向井 理 ・仲 里依紗 ・宮川 大輔
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カスタマー平均評価: 5
再起不能の障害を負って、それでも「幸せだ」って言ってのける名画 司法試験の一次を合格した法学部の天才児・五十嵐。
かれは事故に遭い高機能脳障害と診断される。
過去の記憶は克明に残るが、新しいことを憶えられない。
その日あった楽しいことも悲しいことも、ぜんぶ寝た次の日には忘れてしまうのだ。
弁護士の夢も閉ざされ、かれに期待していた父親も酒びたりの日々を送る。
すべてを失った五十嵐が門を叩いたのは、プロレス同好会。
事故の直前に観た、かれらの楽しそうな姿に惹かれたのである。
「みなさんとプロレスをしているときだけが楽しいんです」
「ぼくには仲間がいる。幸せだ」
佐藤隆太さんの表情豊かな演技が観ていてすこぶる爽やか。
父親役の泉谷しげるの演技もいぶし銀。
音楽の使われ方も巧を奏してめっちゃ泣ける仕上がり。
ストーリーはシンプルだしベタともいえるものだが、それだけまっすぐ心に届く。
ストーリーが複雑でないからこそ、ストレートな演技が映えてくる。
紛れもない名作中の名作。
小泉監督の今後に期待!! 鑑賞していて演出、構成にやや違和感も感じるところもある・・・
しかし、それをカバーして有り余る魅力がこの作品には確かに存在する。
レビューの場で感動や共感したなんて言葉は薄っぺらに聞こえがちだが
騙されたと思ってぜひ手にとって鑑賞してみてほしい
今まさに社会で、学校で、もがき頑張っているアナタにオススメの快作!!
将来、日本の映画界を牽引するであろう、この若い監督に最大限の賞賛と期待をこめて。星5つ!! 2008年NO・1? 他に観たいのが見つからなかったので、しようがなくレンタルしたのですが、すっかりハマってしまいました。購入確定です。 まず各キャラクターが素晴らしい。ボラギノール、デヴィルドクロ、ドロップキック・・・・。そして五十嵐3人家族。 ラストの盛り上がり、感動は凄まじいです。映画でこんなに泣いたのは「ロッキー」以来です。 プロレスがショーだとわかってからは興味ゼロだったのですが、また観たくなりました。シーラカンス2号所属のみちのくプロレス 観に行こうかな・・ みなさんとプロレスしてる時が唯一楽しいんです。・・・覚えてないけど。 内容紹介で予想できるまんまの展開ですが、それを上回るおもしろさでした。
ウルフルズの挿入歌やチャットモンチーの主題歌もとてもよく、後半に入ってからは感動させられる台詞まみれ。
ラストの試合のシーンは今までの伏線を見事に回収していき最高に盛り上がり感動できます。
でも一番残ったのはバスでの告白のシーンです。
今までに見た中で一番悲しいといっていいほど悲しいシーンでした。
「評価買い」に値する 僕は「評価買い」ということをします。それはいい作品だから、買うことで評価したい、応援したい、ということ。レンタルで見ましたがとても良いので、評価買いをしました。
緻密なストーリの展開、とその感動、それを正直さとバカっぽさで彩る演者、とても良かったです。雰囲気としては、挿入歌にあるウルフルズが似合う感じでしょうか?
完成度の高さはきっと原作にあると思います。舞台「五十嵐伝?五十嵐ハ燃エテイルカ?」が原作、というのもなんだかわかる気がします。いいものは映画化なりなんなりでリメイクされるものです。最近流行りの、「流行りものを流行らす」的な(るーーきーず?)ものではないけど。まぁまずはレンタルから。気に入ったら評価買いをしてみては?
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[ DVD ]
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黄色い涙 ~より道のススメ~ [DVD]
・二宮和也 ・相葉雅紀 ・大野智 ・櫻井翔 ・松本潤
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2007-04-04
参考価格: 3,045 円(税込)
販売価格:
中古価格: 623円〜
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・二宮和也 ・相葉雅紀 ・大野智 ・櫻井翔 ・松本潤
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カスタマー平均評価: 3
コレクターならどうぞ 映画撮影風景や嵐各人のインタビューもあるので、コレクターなら買ったら良いと思う。
しかし、雑誌などで既出の内容(コメント)なので、あまり新味は無い。
1000円位なら、納得の内容だと思う。
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[ DVD ]
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1999年の夏休み [DVD]
・宮島依里 ・大寶智子 ・中野みゆき ・水原里絵
【SME・ビジュアルワークス】
発売日: 2001-08-22
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 4,212 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,550円〜
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・宮島依里 ・大寶智子 ・中野みゆき ・水原里絵
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カスタマー平均評価: 5
サントラ設定で見れば★四つ ボクは少女漫画的世界をそれほど愛好していないし、また原作的存在である『トーマの心臓』も未見だ。だから、それらを愛好する多くの方のようには評価できない。一つの映画作品としてレヴューする。『デミアン』の引用や和彦の心理解剖などは少々飲み込みづらく、また悠の心理展開も唐突な感があり「描き切れていない」という印象。もっとも、以上のストーリー理解における難点は二の次だろうか。幼生と思春期の間、蝉の脱皮直後のような儚さはキャスト、映像、音楽、すべてからにじみ出ている。加えて、「懐かしい未来」にも似た舞台装置が効いていて、ノスタルジーも煽る。この映画のもっともおいしい味わい方は、きっとそれらの雰囲気に浸りきることだ。そこで、一度普通に物語の筋を追ったあとで、二度目にはサントラ設定で見る事を勧めたい。そうすることで、作品の粗が薄まり、その美質がグッと鮮明になる。そのような映像音楽作品としてならば、文句なく星四つを付けたい。 とりあえず ボク言葉を話す若すぎる深津絵里がみれるだけでもアリ。深津さんのみが地声で他は声優が当てています。デビュー作でありながら演技力が一人抜き出ているのが見て取れます。派手さはなくしっとりした映画ですがたまにふと観たくなる魅力がありますね。 中村由利子さんのピアノが秀逸♪ ずいぶん昔の作品ですが、私にとっては特別な思い入れがある作品です。
初めてみたのは社会人2年目(トシがバレる^^;)。
当時は一人暮らしで、たまたま立ち寄ったレンタルビデオ屋さんで
”変わったタイトルだな?”という理由だけで1週間レンタル。
しかし忘れていて、返却日の夜に気付き、つまらなかったら早送りして返そう・・・
と見始めたのですが、高原風の爽やかな風景と、演じている女優さんたちの卵の
pureなかんじ、そして透明感のあるピアノ。釘付けで見てしまったのを覚えています。
結局その晩に返したんですが、見終わって何日か経ったら、また見たいというか、
またあの世界に戻りたいような感覚が襲ってきて、もう一度借りました。
原作(萩尾さん)や、ロケ地などについては各種サイトが立っていますので
興味があれば検索してみてください。
思い入れというのは、当時つきあい始めた彼女と一緒にハマって何度もみていたからです。
現在は私の奥サンしてくれてます^^;
特に、まだそんなに売れていなかった女優サンたちの将来性を予見させるような
まっすぐで、どこか学芸会風、素人っぽい演技が逆に初々しく、この映画に不思議な
テイストを持たせていると思います。
中村由利子さんのCDも買い、あれから20年経った今でも、通勤中にiPhoneで
聞いたり、休日の午後にゆっくり珈琲を淹れて、妻とBGMにしてぼーっとしてます。
ジャンルはSFなので、嫌いな方もいるかもしれません。
といっても放射能汚染後の仮想世界という設定は、ストーリーの中ではあまり重点が
置かれず、寮生たちの人間関係が主軸のため、SFアレルギーはあまり感じないと
思われます。
通して20回以上見ているので、もうセリフもストーリーも完全に復唱できそうですが^^;、この映画を見ると当時の一人暮らし、途中からは二人暮しになった頃のことが
とても懐かしく思い起こされます。
深津サンとか、こんな売れっこになるとはなあ?^^。 素晴らしい! 最高です。美しい映画です。セリフも透明感あふれていました。
最近偶然にこの映画の存在を知りましたが、本当に出会えてよかったです。
fantasyではありますが雰囲気は『櫻の園』に似ています。
最高のファンタジーです 私はこの『1999年の夏休み』のような幻想的で美しい作品が大好きです。
当時、予告編で流れるナレーションがとても印象的だったのを今でも覚えています。
誰もが経験する思春期の心の透明感を美しい映像と音楽、
幻想的なストーリーで魅せてくれる何年経っても色褪せない秀作です。
この作品を見ると、まるで昔そこに自分がいたかのような懐かしささえ感じます。
そして、この叙情詩豊かな世界観にいつしか自分を投影して作品に見入ってしまいます。
物語は4人の少女が演じる少年たちの心理描写が描かれていますが、
各々が自分の殻を破って成長する姿がラストシーンに集約されているように思います。
夜中などに落ち着いてゆっくり鑑賞したい作品です。
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[ DVD ]
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幸福な食卓 プレミアム・エディション [DVD]
・北乃きい.勝地 涼.平岡祐太.さくら.羽場裕一.石田ゆり子
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2007-06-22
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格:
中古価格: 2,380円〜
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・北乃きい ・勝地 涼 ・平岡祐太 ・さくら ・羽場裕一 ・石田ゆり子
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カスタマー平均評価: 4.5
こんな初恋がしたかった この映画のヒロインの彼のような男性は、実際にはまずいないだろう。
それでも、彼のように、たとえ離れてしまった後でも彼女の心をずっと守れるような、
ささやかだが暖かな思い出を、初恋の人にもっと残してあげたかったと心から思った。
多くの男性は、この映画を見れば、きっとほろ苦い思い出と共に、過ぎ去った自分自身の
初恋を懐かしむことができるだろう。
初恋の女性が、自分との思い出を暖かく覚えていてくれることを願いながら。 ラストシーン ラストシーンがスゲェ。
あのラストシーンが主人公・佐和子のその後の人生を表しているように感じます。
特に男性には原作より映画をおすすめしますね。 優しい 公開前を思い出すと直ちゃん役は平岡があっていると思ってた。実際、あってたし他にもキャスティングは良かった。 それぞれの役割、優しさをみせてくれる温かい映画 ただ、あのほのぼのしたサウンドは個人的に好きじゃねーけど 傑作ほどではないけど佳作 ◎良い映画です”
DVDのパッケージを見て、この映画に興味を持ちました。
パッケージ通り完全に北乃きいにスポットを当てた作品。
彼女はその期待に十分答えていた。
彼女以外の女優がキャスティングされてたらだいぶ違った映画になったんじゃないかな。
それとこの映画を観て感じたのがジブリっぽさ。
というか『耳をすませば』に近いかな。
ワンカットの撮り方とか、話の間とか、エピソード、言葉の選びとか、音楽の使い方とか、淡い恋愛ストーリーとか、意識して観るとほんと似てますね。
今から見る人はちょっと意識して観てほしい。
以下羅列のように書いちゃいました↓
北乃きいの目に釘付けになった。
釘付けというほど派手な目じゃないけれど、淡々とした時間の流れの中で彼女の暗い目のなかに時折見せる明るい目にすごく揺さぶられた。
取り立てて言うほどでもないのかもだけどあの目は印象的。
『誰も知らない』の柳楽優弥のような強い印象ではないが、彼女の目はきらきらしている。
彼女個人のことだけれど、声もすごくいい。
今回の音楽が小林武史っていうのもあるけれど、彼女は岩井映画向きじゃないだろうか。
そして周りの俳優も自然ですごく良かった。
意外だったのがさくら。意外に演技できるんだね。
○他良かった点
小林武史の劇中音楽…映画とマッチしていた。この人は映画音楽も才能あるなぁ。
原作…原作は読んでいないが、良いんだろうなと思わせた。
心に残るフレーズ…立ち止まって考えたいほど、自然にインパクトがあった。
これはどうなの?って思う点
ミスチル?くるみ
これは客集めに思えてしまった
音量デカ!って思った。これは最後の方でえらく感動した人には良かったかもしれない。(あとミスチルファン。)
しかし、静かに入り込んでいた自分としては無理やり感を感じてしまった。
確かに歌詞は合っている、けれどBGMみたいに静かに終わったほうがもっと何か漂わせるものがあったんじゃないか。これじゃPVになってしまう。
脚本
『幸福な食卓』というタイトルから家族のヒューマン映画かと思いきや家族の中身の部分が疎かだった。
ここがもっと描かれていれば最後の感動がもっとあったと思う。
個人的に…
主人公の父、兄が感じているズレ・歪みというのを自分も時々感じるため、映画でもっと描いてほしかったと思う反面、逆に原作が読みたくなった。
この映画を見て思ったのは『もったいない』ということ。
ストーリーも心に残る言葉もある、俳優の演技も良い、音楽も秀逸…
けれど入り込むにはあとちょっと足りない。やっぱ家族へのスポットが足りないのかな。
ホントにもったいないです。
しかし、傑作ほどではないけど佳作。
それにしても北乃きいは印象に残った。
今後にますます期待したいです。
ヘンテコな映画^^ 真面目でシュールで超ヘンテコな映画。
それでいて、家族の大切さとか、人のやさしさとか色んなことが伝わってきて面白かった。
「やられたっ!」て感じです。
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[ DVD ]
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ドロップ [DVD]
・黒川芽以(「ケータイ刑事」三代目主演) ・桐谷美玲(「SEVENTEEN」専属モデル)
【ジーダス】
発売日: 2008-09-26
参考価格: 3,000 円(税込)
販売価格: 1,712 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,580円〜
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・黒川芽以(「ケータイ刑事」三代目主演) ・桐谷美玲(「SEVENTEEN」専属モデル)
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カスタマー平均評価: 2
黒川芽以:主演の映画としては・・・。 黒川芽以の主演映画は全作品を見て来ましたが、
この『ドロップ』は、非常に面白く有りませんな・・・。
『学校の階段』も面白く有りませんでしたが、
『学校の階段』はコメディー映画でしたので、最後まで視聴は出来ましたが、
この『ドロップ』は、非常に暗い映画で 内容も面白く無いので、
最後まで見るのも『つらい』映画です・・・。 黒川芽以以外はみんな素人っていうのが、辛い・・・ 本作は、最近流行りのケータイ小説の映画化(ネットシネマ)である。ケータイ小説がどうこう言う気はないが、本作も「恋空」も「天使がくれたもの」もどうも軽いのが気になる。原作はいい出来なのかもしれないが、その場合は映画製作者側に問題あり、ということになる。まずキャスティングは何とかならなかったのか。黒川芽以は文句ない芝居であり、主演として作品を引っ張っていたが、その他役者(もどき)が辛いのだ。ぶっきらぼうなセリフ廻しは「今風」なのかもしれないが、そもそも映画表現とはそういうものではない。リアルとリアリズムは違うものだ。横井監督にももう少し工夫が欲しかったなあ。それと、真帆の家にもみさきの家にも親はいないのか?そういうシーンを作れば、40?50代の役者も使えて場面も引き締まったはずだ。黒川芽以の事務所の社長は名脇役の大杉漣だ。まあ撮影当時はまだ移籍前だったわけだが、ここはひとつ手弁当で父親役を受けてくれればよかったのに、と思う(笑)。黒川はそろそろこういう「安全域」の作品から脱皮してほしい。同世代の長澤まさみや蒼井優、宮崎あおいは様々な役柄に挑んでいるのだから。星は本来2つだが、黒川の安定感に+1つ。
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[ DVD ]
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深呼吸の必要 [DVD]
・香里奈 ・谷原章介 ・成宮寛貴 ・金子さやか ・久遠さやか
【バンダイビジュアル】
発売日: 2005-01-28
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 3,416 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,040円〜
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・香里奈 ・谷原章介 ・成宮寛貴 ・金子さやか ・久遠さやか ・MY LITTLE LOVER ・長谷川康夫
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カスタマー平均評価: 4.5
疲れた人は この映画、癒されます。特別な事は何もなく、とゆーのはありがちなラブやコメディー、悲しいストーリーなく。毎日さとうきび刈りをしながら沖縄の人たちとの35日間を過ごす。なんか優しさが溢れてる映画だと思います。見ててなんかほほえましい映画でした。そんなストーリーと合わせられる音楽がまた良かったです。疲れた日に見たくなります。実際疲れた時に見ましたが癒されました。疲れた現代人!オススメっす! 観る者が疑似体験する作法で、自然の癒しを共有できる作品 この作品は「ちゅらさん」の岡田恵和が企画「メトロに乗って」「天国の本屋?恋火」の篠原哲雄が監督しているということだったので、それなりに期待して観た。そして、期待通りの作品だった。
この作品はその80%がさとうきびを刈るシーンと食事のシーンで構成されているが、その中で日常の自然なドラマが展開される。
きび刈り隊のメンバーの過去やきび刈り隊に参加することになった動機は、詳しくは説明されない(谷原章介と成宮寛貴は少し自分の過去を語るがそれはあくまで一部分)。何らかのストレスを持った人や社会に順応できない人たちが参加していることは展開からわかるが、その他は観る者の経験や現在おかれている状況からきび刈り隊のメンバーの過去や参加動機を想像してふくらまし、観る者が自ら出演者に個性を与えることになる。ある意味、観客参加型で観る者がきび刈り隊を疑似体験することになる。この効果が、きび刈り隊が仕事を終え、ひとりひとりが新たな一歩を踏み出す時の感情を観る者も共有し、日頃のストレスが癒された心地良い感覚に陥るのだと思う。そういうところが素晴らしい作品だ。
役者さんはみんな抑えた演技で自然な若者を演じているところが、この作品の特徴。特に長澤まさみはめずらしく言葉をほとんど発しない地味な役だったが存在感があり、彼女自身の行動が皆に与える影響の大きさがうまく活かされていた。
その他には金子さやかのわがままぶりも良かったが、香里奈はちょっと優等生すぎたか。
ともあれ、若手の役者さんたちの演技もなかなか冴えた久々の邦画の秀作だったと思う。
MY LITTLE LOVERのエンディングも最高だった。
人生には深呼吸が必要だなあ。 本作を観ていると、せわしない毎日のギスギス感が緩和される。「なんくるないさ」って思えば、日々のイライラなんて吹き飛んでしまう。これがこの映画のいいところだろう。群像劇が軸になっているが、主演の香里奈の溌剌さが本作を引っ張っている。篠原監督とは同時期に大傑作の「天国の本屋」でも組んでいるが、こちらのぎこちなさに比べると飛躍的に良かった。演技のない演技、というか、そういうところが役柄に溶け込んでいたのだろう。ポイントポイントでの深呼吸も気持ちよさそうだった。長澤まさみは出ずっぱりの割にはセリフが3つくらいしかない(!)のも新鮮だった。このあと「世界の中心で愛をさけぶ」でブレイクするのだが、ほぼノーメイクでの赤ジャージ姿が可愛い。考えてみれば松竹作品に長澤まさみというのも、昔で言う「貸し出し他社出演」みたいなもので非常に珍しい。篠原監督と組めたことは、その後に大きなプラスとなっているのでは。他、成宮寛貴、金子さやか、谷原章介、大森南朗など助演者も魅力的だった。また宮古島の青い空とさとうきび畑の風情も、本当に心地いい。脚本には長澤雅彦も参加しているので、ストーリーにより厚みが出た。疲れている人には栄養ドリンク以上の効果があります。行き詰ったら深呼吸してみよう! 疑似体験のような 沖縄の島で約1ヶ月間、サトウキビを刈る臨時バイト「きび刈り隊」に参加した若者達のストーリー。
広大なサトウキビ畑を期限までに刈る作業の中、時折参加した人々の背景を表すような出来事も起きるのだが、そんなに引っ張るでもなく、全員のバックグラウンドが明かされる訳でもなく淡々と描いている。展開自体に特に意外性はないものの、初体験の作業を教えられて鎌と斧を持つ主人公達が段々と変わっていく姿を追う『きび刈り隊参加体験映画』という感じ。地味だが、まるで自分がひと夏のキビ刈りバイトに参加したような気になる、疑似体験のように印象に残る変わった映画。爽やかな静けさを感じるラストはとても印象的。
みんな、頑張れ! 映画公開は2004年の5月。
ちょうど『世界の中心で、愛をさけぶ』が話題となっていたころである。
長澤まさみのもう一つの作品。
どこか心に傷を持つ、ワケありの若者7人が、日給5000円のサトウキビ刈りを通じて、「何か」を発見する。期間は35日。場所は沖縄の離島。
7人が集ったのは、偶然。
7人に共通しているのは、
深呼吸の必要。
喧騒な現代において深呼吸が必要なのは、果たしてこの7人だけだろうか。
まもなく社会に出る人は、その前に、
仕事でお疲れの方は、ほんの合間に、
自殺を考えている方は、実行に移す前に、
ぜひ、深呼吸を。
秀逸な一作。
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