|
[ 文庫 ]
|
失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)
・戸部 良一 ・寺本 義也 ・鎌田 伸一 ・杉之尾 孝生 ・村井 友秀 ・野中 郁次郎
【中央公論社】
発売日: 1991-08
参考価格: 800 円(税込)
販売価格: 800 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 295円〜
|
・戸部 良一 ・寺本 義也 ・鎌田 伸一 ・杉之尾 孝生 ・村井 友秀 ・野中 郁次郎
|
カスタマー平均評価: 4.5
旧日本軍と平成の官僚組織、政治は全く同じ轍を踏もうとしているのか。 本書は私が学生時代の21くらいの時に巡り会いました。しかし、当時の私には難しすぎて、良く理解ができずに途中で読むのをやめてしまったものですが、今回また思い切ってまた最初から全てを読み直し、本ブログに書くに至った次第です。当時は枝葉末節な字句に目がいきすぎて、敗戦を題材とした社会科学、経営戦略学、組織論的な論考という、大きな目標を失ってしまったのでしょう。
この「失敗の本質」は上記にも述べたとおり、旧日本軍が犯した失敗を代表的な6つの戦闘(作戦)を題材として用いることで、太平洋戦争における多くの失敗を、旧日本軍の組織としての失敗と捉え、これらを現代の日本社会、政府、企業などの組織にとっての教訓として活用することが大きな目的である。
本書を読んで思ったことは、旧日本軍は戦略を立案する際に既に負けのスパイラルに陥っていたのだということ。戦略目的が曖昧であり、組織としても大目標が幹部間でも共有されず、当然の結末として末端まで何も伝わらないまま戦わされた。作戦自体も悉く、兵站、ロジス面を軽視した短期決戦型であり、長期化した場合の対策は全く立てらなかった。また戦略立案自体も、中身のない精神論をベースにしたもので科学的根拠がないものが多く、戦況の悪化とともに戦うことが自己目的化していった。組織の面を見ても、硬直化、官僚化しており、本来優秀ななずの参謀、高級幹部の「経験」「知識」などは全く役に立たなかった。本書では全編を通じてこの当たりのことが何度も繰り返し書かれている。
まだまだ書き足りないことは多いのだが、さてさて、ここまで考えてみて、今の日本の政府、大企業、政治の世界はどうであろうか。大東亜戦争から今年で65年を迎えるが、歴史は繰り返していないだろうか。あの歴史を繰り返さないために我々は本書から何を学べばよいのだろうか。本書に書かれていることはすでに70年近く前のことだが、同じことは今も変わらないで起こっている。今の日本は軍事力をベースにした戦争には巻き込まれてはいないが、情報戦争、経済戦争は今後も果てしなく続いており、今や国家、企業のみならず個人の富、資産までも壮絶に奪い合う時代になっている。こうした時代に今一度本書「失敗の本質」に目を向けてみてはどうだろうか。また、もしの最近の経済や政治の15年が失敗だったというならば、その「失敗の本質」を本書を読むことで考えてみてはどうだろうか。 60年以上前の組織を研究する意味。 主に大東亜戦争での6つの作戦を対象に、作戦を失敗に至らしめた要因を日本軍の組織構造や行動に的を絞って分析しています。敗戦について組織論という新しいアプローチで分析しているので、戦史に興味がある方は楽しめると思います。しかし、本書がマネジメントにとって参考になるかは疑問です。何故ならば、日本軍の失敗要因として列挙されているものは、現代のマネジメントの見地からは低レベルなものばかりだからです。また、それら失敗要因は現代の大企業が数十年前に克服しているはずのものです(大企業でもお粗末な組織があるのは事実ですが)。もし、本書で挙げられている失敗要因が現代の企業においても観られるならば、その企業は低レベルな問題を抱えていると言わざるを得ません。現代の組織ではなく、大東亜戦争時代の日本軍を分析対象にする利点が不明確に感じました。 バカのリトマス試験紙 名著と評判の高い本書であるが、それぞれが無関係に成立している。この著作の歴史的意義は、初めて経営学的視点でとらえたという意味しかないの著作である。太平洋戦争開戦前に問題はないと言いながら、太平洋戦争開戦前のノモハン事件を取り上げ、それぞれの戦いに関して粗筋だけ書き、どう戦えば良いのかという視点は一切なく、最終章の経営学的分析に引き渡されていっており、作品としてまとまりにかけており、また、この作品の致命的欠陥は、真珠湾攻撃を成功と考えている所にある。真珠湾攻撃とミッドウェイ海戦の作戦目的は同一である。この事から真珠湾攻撃は戦略的戦術的意味において失敗した戦いである。この著者等や愛読者達は、戦略目標や戦術目標の意味が一切理解出来ず、戦果が上がれば、作戦そのものが失敗しても良いと思考しているのである。三國志において、孔明がどうしようもないバカで、張飛こそ、三國志の中で最高の軍略家と考えている人におすすめの書籍である。こんなのが、名著と言われるから、荒巻やかわぐちかいじの著作がシミュレーション小説なんて言われるんだ!! ガラパゴス化の始まり 1991年に初版が発行されているが、今現在においても内容は決して古くないと思われる。第一章では失敗の事例として6つのケーススタディが挙げられているが残念ながら、私は他文献を読んでいないのでなんとも言えないが、読んだ限りでは大本営は負けるべくして負けたのだという印象を受けた。その考察に関しては第二章、第三章にて述べられているが、組織論について知識がないと1度読んだだけではフォローしきれないほど充実した内容だと思った。読み進めていくにつれてである新しい概念に感嘆を覚え、確かに当時の日本軍と現在の企業の相似を多数見出すことが出来た。読んだからと言って即座に旧体制的な組織が変化するわけではないが、たまに思い出したように読んでみると新しい発見があるかもしれない。 失敗学 一流のプロ野球選手は、7割の凡打の中から学ぶという。
先の大戦の日本軍の失敗は、多くの教訓となりうる。現在日本の企業組織論として読める一冊。
随分と古い刊行だが、内容は今に通じる普遍性がある。本質をついた論だからであろう。
|
|
[ 単行本(ソフトカバー) ]
|
本調子II プロは逆境でこそ笑う 成功への糸口が見つかる思考法
・清水 克衛 ・西田 文郎 ・喜多川 泰 ・出路 雅明 ・植松 努
【総合法令出版】
発売日: 2009-04-27
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
Amazonポイント: 14 pt
( 通常2〜5週間以内に発送 )
中古価格: 1,450円〜
|
・清水 克衛 ・西田 文郎 ・喜多川 泰 ・出路 雅明 ・植松 努
|
カスタマー平均評価: 5
これからの時代の必読本 著名な五人の共著です。本も出されている方も多いのでそれぞれの本を読めば作家の理解は深まります。本が出ていない方ですが、植松努氏の考えがとてもユニークです。町工場からロケットを打ち上げる。その夢へ行動しつづける。 逆境をどうとらえるかは、すべて自分自身の問題だ!! 一言:逆境は成功に近づいた証拠
この本は、「逆境」のキーワードだけについて書かれた本です。
逆境の手前であきらめてやめてしまえば、それまでの苦労は水の泡です。
さらにもう少しで成功できたのに、やめてしまったら
本末転倒です。
人は防御本能があるため、逆境にあった時点で逃げたくなります。
しかし、その受け止め方自体を変え、自分が原因(内的要因)ととらえることで
成功できるのです。
*********【ビジネス本コンシェルジュ・石川の視点】***********
私が思いつく言葉では下記です。
※この本にも書いてあるものもあります。
同じ人間なので、考える事は同じです。
しかし、その同じことを教えてくれるきっかけになります。
その同じことを実行すれば成功できるのに、
他人のせいにして実行しない人がほとんどなのが現状です。
・ピンチはチャンス
・スランプは成功まであと一歩である証拠
・行動すると他人へ影響を与える。
他人が影響を受けると批判する。(逆境、ピンチ)
批判を他人のせいにせず、自分が原因と考え本気でやる。
本気でやると、その道のプロになり、結果が出、周りから信頼される。
周りから信頼されると、自分のやりたい事ができてくる。
自分がやりたい事に打ち込むうちに、自分にしかできないものができあがる。
自分にしかできないもので一点突破することで、一人立ちでき、成功につながる。
・逆境は、自分の受け止め方一つで変わる。
逆境を他人のせいにした時点で、乗り越える事はできない。
それは他人を変えることはできないからである。
逆境を自分が原因と捕らえ、自分が思いもよらなかったことを教えてくれた
と感謝し、前向きに考えられれば、さらに成長が望める。
逆境は目に見えない力から、私を成功させる為に与えてくれたプレゼントなのである。
プレゼント=贈り物、今
そう、まさに今が贈り物なのである。
そう、だからこそ今を大事にしなければいけないのです。
・逆境は人を育てる
逆境に会うと、自分の力で這い上がるしかない状況が生じる。
だからこそ、逆境にあった人は自分の力が磨かれる。
************************************************************
とてもよい本で、昨日今日ですでに4回繰り返し読みました。
かなり内容が詰まっており、身近に実践できそうな内容盛りだくさんでした。
これを普通のサラリーマンの方にも教えて回りたいと思いました。
この内容がわからない人は、人生で必ず損します。
損してもその人の人生はその人の人生なので
私は間接的にお伝えしかできませんが。
そんな素晴らしい本でした。一押しです。
|
|
[ 新書 ]
|
ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)
・堤 未果
【岩波書店】
発売日: 2008-01
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 340円〜
|
・堤 未果
|
カスタマー平均評価: 4.5
“アメリカンドリーム”の現実を知る? サブプライム問題を引き金に、“アメリカンドリーム”という言葉の魔法も、
日本でも随分と解けてきたような気がします。
アメリカを見本として夢見てきた普通の日本人を、現実に引き戻す本だと思います。
小泉政権下で市民権を得た“民営化”というキーワードが、この本の中で徹底的に叩かれます。
「人災だったハリケーン・カトリーナ」
「世界一高い医療費で破産する中間層」
「カード地獄に陥る学生たち」
「民営化された戦争」
背筋の寒くなるような、“民営化”の行き着く先を、これでもかと描写しています。
“民営化”のプラスマイナスを問う論調ではなく、ともかく悪い面の強調ですので、
意見を異にする読者も出てくるとは思います。
ここは、負の側面をともかく見せたいという作者の意図がきっちり出てると理解できます。
ただ、ちょっとだけ違和感を覚えたのは、第五章後半から、エピローグにかけててです。
日本国憲法やメディアの中立性といった、非常に大きいテーマを、
『貧困大国アメリカ』の結びに持ってきて良かったのか?
著者、堤氏の思いは感じられますが、ここは“警鐘”だけにとどめておいたほうが良かったのでは。
いずれにせよ“アメリカンドリーム”の国で起きている課題を知るには、お勧めの一冊です。
アメリカで失敗した人の談話集 アメリカで人生に挫折した人や負け組のインタビューを集めた本。そりやあ、悲惨な話でいっぱいになるでしょう。失敗談ばっかなんだから。勝ち組の話を集めたら、こんな内容にはなっていない。たんなる偏向報道にすぎない。ねつぞう記事にちかい。岩波書店もこんな本まで出さないとやっていけないのか。たいへんな時代ですね。 日本の未来が危ぶまれます 世界第一位の経済力をもつアメリカの実態は、
一部の富裕層と、その他大勢の貧困層とからなる、
とんでもない格差社会。
富裕層と貧困層との格差は広がる一方。
それまで中間層だった人たちも急速に貧困層に追いやられていく。
そして、貧困層の人たちは一所懸命に働いても困窮し、
一度でも病気をすると医療費が支払えなくて破産してしまう。
これでは、生存権などまさに絵に描いた餅です。
そんな貧困層の人たちにとって、
生活苦から抜けだすための最後の砦となるが軍隊。
パンのために人を殺すのだそうです…。
こんな悲惨な状況を、
政府は「規制緩和」や「民営化」などの言葉を盾に取り、
野放しにしている。
これでは、奴隷制度が続いているのと同じだ…。
いまのようにアメリカ一辺倒の政治を続けたところで、
日本の行く末はみえています。
日本人はもう少し政治に関心を持つべきだと思います。 すごい本。必読 めちゃくちゃだなあ、アメリカ……。著者が圧倒的な取材力をもって描き出したアメリカは、まったく救いがないように思える。この出口のない貧困者たちをいったいどうするつもりなのか、アメリカは。社会保障もめちゃくちゃで、子供がつくった国みたいだ。しかし、こんなひどい大統領が二期務めたことが驚きである。どうして通ったのか。アメリカのすさまじい惨状がわかる本。おすすめ。 明日は我が身 合衆国政府あるいは大資本が率先して貧困を作り出し、それをダシにして富める者がさらに富を増やしていく社会になってしまっている。新自由主義が行き着く先が今のアメリカである。
翻って、日本でも貧困層の厚みが増しており、セーフティネットはどんどん穴だらけになっている。
小泉・竹中路線の延長で流れている今の日本の社会も同じところに行き着くのだろうか。
日本は戦争をしないという、期待あるいは幻想は、今のマスコミの報道姿勢を見ていると、世論という形で容易に変えられる気もするし。
|
|
[ 単行本 ]
|
ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則
・ジェームズ・C. コリンズ
【日経BP社】
発売日: 2001-12-18
参考価格: 2,310 円(税込)
販売価格: 2,310 円(税込)
Amazonポイント: 23 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,577円〜
|
・ジェームズ・C. コリンズ
|
カスタマー平均評価: 4.5
リーダーとよばれる立場にある人、必見の書 前作もすばらしかったですが、本作も考えさせられる内容です。「悪くない企業」が、「偉大な企業」に脱皮するための鍵は何か?について、膨大な資料調査に基づく結論が導き出されています。厚い本ですが、最終的にいくつかのキーワードにまとめられています。しかし、それぞれのキーワードが意味するところは深遠です。
大企業のリーダーだけでなく、小さな会社を経営している方も、この本を読むことで得られるものは大きいと思いますし、これから経営者(経営陣)を目指す方であれば尚更です。
この本に書かれていることを意識して経営にあたることにより、たくさんんの人を幸せにできるのではないかと思います。
いい本です。 読むたびに・・・ この本を作成するためのリサーチチームに参加したいと思える程、
長期間に渡ってのリサーチから面白い法則をわかりやすくまとめている。 続編と思いきや 『ビジョナリーカンパニー』の続編・・・
っと思いきや、ちょっと違う。
前編の『ビジョナリーカンパニー』では創業から、どのように長い間を通していき続け、大企業になっていったのかを探っている。
それに対して、今度の『ビジョナリーカンパニー2』では、一般的な普通の企業が、どのようにして急激に成長したのかを探るものである。
近いような近くないような不思議なところはあるけど、会社の基本思想であるコアな部分では、繋がっているような気もする。
どちらにも言えることは、TOPの姿勢だ。
お金儲けのため、自分の地位の確立や名声のために、会社を作ろうとする経営者(これ、本の中では第四水準以下の経営者)ではダメで、自分の欲望は無く、会社を作ることで、従業員や地域に貢献ができることだけを願う経営者(これ、第五水準)が居てこそ、急激に成長したり、偉大で永続的な企業を作れるという。
うーん、わかるような気がする。
だって、働いている人たちが幸せに感じることができることが、まず欲しいものね。
その幸せって、自分が社会に貢献していること、つまり、自分がその会社で働くことで、社会に必要とされていることが感じられるってことのような気がする。
きっと、生まれてきて何かの使命があるはずの人間は、その答えを求めて生き続けてる。
そりゃ生活するのにお金は必要なことだと思う。
だけど、その先には、自分は、なぜ、この世に生まれてきたのだろうかと考えるはずで、その答えを多くの人は、きっと仕事に求めると思う。
第五水準の経営者は、それを理解していて、究極の幸せを味わっているのだろう。
そんな経営者であるべきだと本書は、説いてある。
前編同様、すんなり読めてしまう読みやすさがいい感じでした。
これだけの事を2千円ちょっとのお金と数時間の読書で知ることができるなんて!! なにしろびっくりした
莫大なデータに裏づけされた数々の事実を順を追って読んで行くたび、「うーん、なるほどねえ」と何度もうなってしまう
書いてある内容も、そんなの無理無理みたいなことは全くなし
また、この点は訳者の力だろうが、難解な表現・理解不能な点も全くなし
具体的な内容については、各自読んでいただくとして、一点だけ
結局、正しいことを着実にこなしていけば企業は偉大になっていく、ということが明確に語られており、読書後非常に気持ちの良い本だった
市場の変化のスピード等を言い訳にせず、各自自分の置かれている立場立場で実践していってみよう
「偉大」に飛躍する為に!! 必読 優良企業が超優良企業になるためには
どうすればいいのか?
1で語っていたのは、元々超優良企業の資質をもった
企業だったかも知れないので、2では、
とりわけ光るものがなかった一般的な企業が、
優良企業→超優良企業へと変化したプロセスから、
何かビジョナリーカンパニーなのか?
を分かり易く分析しました。
自分のためのメモみたいになりますが、
2でいいたかったのは、こんなことです。
・第五水準のリーダーシップ。
・最初に人を選び、その後に目標を選ぶ。
・厳しい現実を直視する。
・ハリネズミの概念
・規律の文化
・促進剤としての技術
・悪循環ではなく弾み車
特に解説はしませんので、
詳細は、是非読んでください。
1を読んでなくても、十分楽しむことができますので。。。
時間のない人は、P.313-P317くらいまで読めば、
1との違いがざっくり分かると思います^?^
|
|
[ 単行本 ]
|
サクッとうかる日商2級商業簿記テキスト
・福島 三千代
【ネットスクール】
発売日: 2009-03
参考価格: 945 円(税込)
販売価格: 945 円(税込)
Amazonポイント: 9 pt
( 在庫あり。 )
|
・福島 三千代
|
カスタマー平均評価: 5
3級のテキストと一緒に読みましょう
同シリーズの3級テキストで記載済みの内容は、さらっと書かれています。
3級のテキストで該当箇所を読むと、詳しく分かります。
※ 状況、仕訳内容と金額は同じですから、比べるとより分かりやすいです。
「サクッとシリーズ掲示板」の
件名: NS様 誤記? 2級テキスト P294,295
も参考になれば幸いです。
※ 仕訳日計表の説明について、私が悩んだ点の回答を、もらえました。
巻末の小冊子は、本文に出てきた仕訳を抜粋しています。
理解しにくい点があれば、本文に戻ると思い出せると思います
数ある簿記のテキストの中で一番分かりやすかったです。 日商簿記3級に比べて2級は格段に覚えることが多くなります。
しかし、恐れることなかれ3級の基礎がしっかりしている人は2級を勉強していて難しいと思う部分はほとんどないと思います。
とはいっても3級を完全にマスターしている事を前提としたテキストは、仮に3級を十分に学習している人にとってもすんなり読めるものは少ないのではないでしょうか?
このサクッとシリーズは初学者にとっても非常に丁寧に分かりやすく説明が書かれており、学習本だというのに非常に楽しく読めました。(ぐいぐい読ませる文庫本みたいな)
3級は負けてたまるかシリーズを利用したんですが、3級もこっちを利用すればよかったと後悔したぐらいです。(負けてたまるかシリーズは問題集は傑作ですがテキストはちょっとわかりずらいです。)
あと、このシリーズは「トレーニング」という別冊問題集も販売されていますが、いちいちレッスンごとにたくさんの応用問題を解いていたらテキストとトレーニングを終える頃には最初学習していたことを忘れかねないのでトレーニングを買うよりテキストが終わったあとは本試験を忠実に再現した模試形式の問題集や各出版社から発売されている過去問題集にすすみ繰り返し解くと確実に力がつくと思います。
|
|
[ 単行本(ソフトカバー) ]
|
PAM POPPUM! 大好き!魔法の天使クリィミーマミ
・ぴえろ
【ゴマブックス】
発売日: 2009-04-30
参考価格: 1,764 円(税込)
販売価格: 1,764 円(税込)
Amazonポイント: 17 pt
( 通常2〜5週間以内に発送 )
|
・ぴえろ
|
カスタマー平均評価: 5
懐かしい お洒落になってクリーミーマミが帰ってきましたね。
凝ったつくりに満足。
BOXつきもみたいな。 マミちゃんにまた会える! まさかまさかのムック発売に、ただビックリしています!勿論見つけた瞬間迷う事なく予約しましたよ(笑)それにしても『クリィミーマミ』人気が復活していたとは知らなかった…。昔リアルタイムで見ていた私にとっては懐かしい大好きなアニメですが、今の子供達にも受け入れられてその結果ムック発売にまでなってとても嬉しく思います。とりあえずマミ&優の可愛さと人気は、永遠に不滅です!
|
|
[ 単行本(ソフトカバー) ]
|
クイック・ジャパン83
・麻生 久美子 ・加瀬 亮 ・三木 聡 ・シティボーイズ ・内村プロデュース ・大竹 まこと ・きたろう ・斉木 しげる ・前田 敦子 ・Chim↑Pom ・関根 勤 ・森見 登美彦 ・雨宮処凛
【太田出版】
発売日: 2009-04-11
参考価格: 945 円(税込)
販売価格: 945 円(税込)
Amazonポイント: 9 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 600円〜
|
・麻生 久美子 ・加瀬 亮 ・三木 聡 ・シティボーイズ ・内村プロデュース ・大竹 まこと ・きたろう ・斉木 しげる ・前田 敦子 ・Chim↑Pom ・関根 勤 ・森見 登美彦 ・雨宮処凛
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 大型本 ]
|
「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」オフィシャル写真集
【新書館】
発売日: 2009-04-03
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,437円〜
|
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 単行本(ソフトカバー) ]
|
プロカウンセラーの聞く技術
・東山 紘久
【創元社】
発売日: 2000-09
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
Amazonポイント: 14 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 300円〜
|
・東山 紘久
|
カスタマー平均評価: 4.5
部下とのコミュニケーションに役立つ 著者が繰り返し説いているのは、相手を理解することの重要性。部下とのコミュニケーションを深めるのに役立つ一冊です。良書。 それなりに勉強になりました。 それなりに勉強になりました。
人との会話には聞く技術が大事だということを教えてくれますし、
読まないよりは読んだ方が良い本だと思います。
しかし、
文章がまわりくどく、
だらだらとしている印象を受けました。
(だらだらした感じは後半にいくほど強くなっている気がします)
もう少しシンプルな造りであれば良かったでしょう。
評価としては星3つです。 話べたな人におススメします。 聞く事で人間関係を良くする技術が書かれている本です。
書かれている事を日々心掛けていると、すぐに人間関係に良い変化が感じられました。
話べたな人には特におすすめです。
繰り返し読む種類の本だと思います。 コミュニケーションの原点に戻れる本 身近な人間の心の問題を聞いているうちに、自分の中にどんどんストレスが溜まってしまい、人とのコミュニケーションや、聞き役になる、ということ自体に疑問を抱き悩んでいた頃、見つけて買った本です。
自分が理解していたつもりだったことが、別の角度から別の見方で書かれていたりして、学ぶところが多くあり、気持ちも楽になりました。
知らず知らずの間におごってしまっている部分に気づき、謙虚な気持ちに立ち返らせてくれる、素晴らしい一冊です。 カウンセリングとはなんとすごい技術なのだろう 喋るよりも聞くことが大切・・・とはよく言われることです。この本は、「聞く」ことそのものが職業のカウンセラーによる「聞く技術」の話です。
個人的に一番印象に残っているのは、「この人はそんな風に思うんだ」というように自分のことではなくあくまでも他人のこととして感情移入なしに聞く、という点です。自分の感情が交ざるからこそ、腹が立ったり、つかれたりするのかもしれません。一日中他人の悩みを聞かされるであろう、カウンセラーの聞く技術は、人生一般にとっても応用の利く話だと思います。
|
|
[ 文庫 ]
|
「空気」の研究 (文春文庫 (306‐3))
・山本 七平
【文芸春秋】
発売日: 1983-01
参考価格: 460 円(税込)
販売価格: 460 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 290円〜
|
・山本 七平
|
カスタマー平均評価: 4.5
遅れてしまった出会い イダヤ・ベンダサンの『日本人とユダヤ人』(山本書店)は、1970年の大ベストセラーだった。しかし、わたしは読んでない。手にも取らなかった。なぜなら、私は「反ベストセラー主義者」だからだ。
ベンダサンはユダヤ人で、ユダヤ人の立場から日本人を論じた本がこれだった。ところが、何年かしてベンダサンは実在の人物ではないらしい、どうもこの書を訳した「山本七平こそがベンダサンではないのか」、「偽ユダヤ人だ」という噂が広がり、雑誌などでも書かれたりした。今日では、ベンダサン=山本七平は、広く知られている。
ベンダサン名義の『日本人とユダヤ人』も、その他の山本七平の本も、「どうせつまらない、価値のないことしか書いてない本だ」と、私は小馬鹿にしていた。しかし、ごく最近になって、私はこの認識を改める必要があるかもしれないと思い始めている。
その理由は、ひとつには、尊敬する宗教社会学のS先生が、「山本七平はなかなかのものだ」とおっしゃったからだ。これはキリスト教やユダヤ教、そしてイスラム教についての知識についてのことである。
それからもう一つは、山本七平が日本人と日本文化の独特の、それもその負の部分を鋭く批判し、分析していることに気付いたからだ。たとえば、ずばり「空気」である。人びとを動かし、支配する、眼に見えない力。それが「空気」である。日本の家族、村、会社、組合、そして国家……それらを左右し、規定するものが「空気」だ。そしてこの「空気」には誰も逆らうことができない。
昭和16年の日本。権力の中枢部において、対米戦争に批判的なひと、反対の人、躊躇する人は、少なくなかった。いや、多かった。しかし、戦争へと向かう「空気」に誰もが逆らえない様な状態になってきた。昭和天皇も、木戸内大臣も、山本五十六提督も反対だった。しかし、説明しようのない「空気」が、宮中、政府、陸軍、海軍を支配していた。
山本七平の本に『「空気」の研究』(文春文庫)がある。 この本が、かかる「空気」について正面から取り組んだ書である。難しくはないのだが、しかし、なんかややこしいところがある本だ。 『「あたりまえ」の研究』(文春文庫)という本もある。 『日本人とユダヤ人』をふくめて、山本七平の本をていねいに読む必要があると最近では思っている。
まあ、1970年の段階で山本七平を読んでおれば、こんな遠回りをしなくてすんだのだが、「反ベストセラー主義」のせいでちょっと損をしたなと思っている。
わたしは「空気」は日本人の間だけにあるのではないと思う。グラムシの「コンフォーミズム」、ヴェーバーの「諒解」の概念にも関係すると思う。この点を勉強したい。 「空気」読め! この本に出会えたことは嬉しい。日本人として、社会人として。
「空気」はどこにでもあり、いつでも作られ、その呪いを解くことは難しい。
この状況じゃ仕方がない、そんなこと言ってもしょうがない、
そういう言葉は蔓延していて、それと戦うことなど「無駄」に等しい、
自分もある年齢からそう思っていました。
なによりも、自分の心の中に「空気」が生まれ、それに支配されていることに気がつかせてくれた本です。
この本には、空気を打破する具体的対策は提示されていません。
それでも、著者はそれを「信念」であると結論づけています。
考えながら、戦いながら書いているようにも思えます。だから、著者が使う言葉は難解です。 日本人を呪縛する最高法規「空気」に科学的・論理的光を当てる良作 他の山本七平氏の著作同様、読んでいて日本人の一員である自分自身を覆う壁を一枚一枚、冷撤な論理によって剥がされつつ、反論の余地なくその正体を暴かれていくような複雑な気持ちになった。
日本人論の大家と言われる氏の著作からは、常に何らかの貴重な知恵を与えられる。
読んで得こそあれ損はないだろう。
特に日本の各界のトップや経営者、中間管理職にとって自分自身の思考・行動を決定さす正体不明の呪縛(正体がわからない規範だからこそ、まさに「空気」支配は「呪縛」と言いうるであろう)、その妖怪の存在とその輪郭を把握さえできれば、将来の危機的状況から自分自身の所属する集団を救うことができるかもしれない。
また、日本の企業・学校その他の組織に加わる外国人の方々にとっても、日本で暮らし、働く上で思いがけない災厄を避けるため非常に有益な示唆を与えてくれるだろう。
日本では、一旦「空気」という言葉が意思決定の根拠に使われれば、たとえそれがいかに合理的根拠に欠けたものであると感じても、それに唯唯諾諾と従わなければ著者のいうように「抗空気罪」という不文律の極刑に処され、下手をすれば組織の中で抹殺・軽くて村八分にされる危険があるという事実を、よくも悪くも知っておいて損はない。日本企業による外国人の入社研修プログラムなどにそのことを組み込むべき様に思える。
そうでなければその従業員が可哀そうだ。
逆に、日本で幼年期?青年期を暮らした日本人にとっても欧米等の企業・組織に加わる前に読んでおいても損はないと思う。
なぜなら、今まで日本の風土の中で断片的に叩きこまれ、その規範に束縛されていることすら意識できない程に身に染まっている「空気」支配の価値観を外国に持ち込めば、「簡単に“ムード”(空気)に流される使えない奴」というスティグマを押されて場合によっては職を失うか思いがけない冷遇を受けるかもしれない。
それを回避するための多くの示唆を本書が与えてくれると思われるからだ。
本書は、日本人独特の「空気支配」(ただ、多くの日本人はそれがあたかも「人類普遍の原理」のように錯覚しているように思える)というタブーに初めて科学的・論理的分析の光を当てた傑作であると思う。
著者はその支配からの具体的な脱却方法までは示してくれず(示唆はあたえてくれている)、じゃあ日々の現場で対応している小生含めた庶民がどのようすればよいのか、というう課題は残る。しかし、脱却の前に呪縛の正体を自覚ことがまずは先決であろう。
本書が発表されたのが戦後30年、そして更にそこから30年を経た今、氏が指摘する空気支配は弱まったのか、強まったのか?KYなどという言葉に代表されるように寧ろ強まっているのではないか。
「空気支配」発動の要件の一つとして著者が上げる“物体への臨在的把握”等がなくても、空気支配は簡単な善玉・悪玉よりわけの論法だけで日本人から相対的思考を奪い、絶対的空気支配を発動させ得るようになっているように思える(著者が30年前に底が浅いだけに危険性が低いと語った人為的醸成による空気でも、容易に強固な空気支配が完成しうるように思える)。
小生は、必ずしも日本人の特徴の全てを自虐的に否定する必要はなく、誇れる部分はどんどん世界に誇るべきであると思う。
ただ、この空気支配は日本人の弱点の一つとして、脱却・克服されるべきように思う。
簡単に達成できることではないであろう。
しかし将来いつの日か、日本人が「空気」に警戒の姿勢を見せる風習を身に着け、本書を見て「何で山本氏は空気の危険性なんてあたり前のことを、こんなに全力投球で一生懸命語っているんだろう」と言えるようになる日が来ることを望む。
何よりそのことは、故山本七平氏が一番望んでいるのではいだろうか。
■日本人による日本人論の最高傑作! ・”空気”それは、絶対権力のように驚くべき力で、あらゆる論理や主張を超えて人々を拘束するものである。
・その日本人が支配される”空気”のメカニズムについて分析されています。 結構古い本なのですが今読んでも全く古さを感じさせず、本質をえぐっていると感じました。この一冊で山本七平さんの深さをまざまざと見せつけられました。他の著書も読まなければと思っています。
・本書の中では”太平洋戦争”や”公害=イタイタイ病”が取り上げられています。
・太平洋戦争はまことにお粗末な、特に軍指導部はどうしようもない無能者だったと思います。しかし、あの時も著書の中で分析されているように小学生でもわかる論理が通用せず、空気に支配され、玉砕してしまった。つまり、それから50年たった今もこの空気というものに支配される日本という国は何も変わっていない、わけなんですよね。
・最近でいえば、”地球温暖化”問題などが良いではないか、と個人的には思っています。例えば学者に言わせれば、現在は地球の長い歴史からみれば準氷河期である。いくつも例が挙げられますが、一例を。IPCC(気候変動に関する政府間専門家パネル)の報告書では南極の氷が溶けることによって海面は下がると書かれているのに、それを日本の不勉強なマスコミが大騒ぎ、既得権益を増したい環境官僚が意図的にデマを流し、多くの日本人は”空気”支配されている。そのあたりは中国問題についても、従軍慰安婦問題についてもいえかもしれない。
■空気に支配されてないようにするにはどうすれば良いか?それは対象を相対化することに尽きる、と書かれている。 個人感情の集積により「空気」が形成され絶対化する それに対抗する、方策を日本人は近代で失ってきた。
著者のこの視点は、極めて独創的で名著として長く残るのも当然である。
ただ、「日本では真実を口にすると嫌われる」あるいは「殺される」ため、著者も当時は言及できなかったことがある。
戦艦大和特攻は、レイテ海戦で突入成功寸前に日本艦隊が反転撤退をしたタメである。
温存した最後の主力をかきあつめ、武蔵をはじめその半数近くを米軍の猛攻で失いながら、決戦の最後に逃げた日本海軍の不名誉を消すため、旗艦大和を物神化してツメ腹切らせたのが大和特攻である。大和は生き恥をさらしてはならなかったのだ。
著者はフィリピンで地獄の体験をした。なのにレイテ海戦のことは奇妙にも書かれていない。
空気の支配がどれほど恐ろしいかの一つの例と思われる。
|
|