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[ 文庫 ]
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生徒会の五彩 碧陽学園生徒会議事録5 (富士見ファンタジア文庫)
・葵 せきな
【富士見書房】
発売日: 2009-04-20
参考価格: 630 円(税込)
販売価格: 630 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 540円〜
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・葵 せきな
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カスタマー平均評価: 5
今回も小ネタ満載のハイテンションな雑談と《企業》編の完結 表紙はまさかの杉崎鍵……需要はあるのだろうか。そして巻頭カラーイラストのトップもまさかの真儀琉先生……こっちを表紙にすべきだったのでは?本シリーズの第1部とされる《企業》編の完結である。これまで各巻のプロローグ&エピローグで進行していた《企業》との駆け引きが、なかなかのどんでん返しでドラマティックな結末を迎えた。しかも夢オチに近い感覚の「創作オチ」とも言うべき二段オチっぽい結末が本シリーズらしい。この《企業》編を受けての次章《卒業》編が、果してどのような展開を経て大団円を迎えるのか楽しみになってきた。さて、本編だが、こちらは相変わらずのハイテンションなグダグダ感が今回も満載である。しかし、これだけ続けながら読み手を飽きさせない話題やネタの維持には感心するばかりか敬服である。しかも今回は初っぱなから飛ばしている。【第一話?キャラ付けする生徒会】……五倭守頑駄無って……やられた!可笑し過ぎる!実は前巻ほど杉崎ハーレムは進まなかった本巻だが、それでも【第三話?嫉妬する生徒会?】では女性陣から総スカン(嫉妬バージョン)攻撃を喰らう杉崎である。新聞部のリリシアさんまで何気にツンデレ化してるし。【第四話?決闘する生徒会?】は最後の大どんでん返しが痛快で見事。そして【第五話?泣ける生徒会?】は知弦さんの独壇場である。杉崎の暗黒未来予想図とも受け取れる『鍵一サーガ』は確かに泣ける。泣けるのは感動ばかりではないという、ある意味含蓄のある話である。【第七話?予告する生徒会?】は、TVアニメ化される本シリーズの予告を考えようという議題ながら、この話自体が予告になっているという、実にちゃっかりした話である。真儀琉先生がボケ役でイイ味を出している。しかし、コレどうやってアニメ化するんだろ。本巻のセリフにあった『声優さんに対する異様にハードル高い演技の要求』が現実になるかも。 ・・・ 最後がちょっと・・・って感じでしたね
とりあえず4話が面白かったかな
あんなカードが売ってたら買いたいかもね
1話のみんなの挿絵がなかったのは残念
といっても知弦さんのはあったので良かったです
それと1話を読むと商品説明の最後の「もきゅ」がわかります。
それ以外は特にいつもとあまり変わらないかな(クオリティが下がったような気がしないでもない・・・)
追記
ドラマガの7月号に「生徒会の福袋」が付録として付いてくるらしい 生徒会シリーズ第一部完結 以下のレビューにはネタバレが含まれます。
簡潔にいきますが、
今回の表紙は主人公である杉崎鍵
見所は知弦さん!
前回主人公の鍵に告白した真冬ちゃん!
そしてあの人の妹がついに本編登場!!
内容は本編を買って楽しんで頂ければと思ってます。 チェックメイト 五彩です。発売当初から読んできた生徒会も五彩です。 今回も生徒会室での駄弁りがメインです。笑いました。よくぞ毎回あんなネタを引っ張り出してくるものです。そして企業編も決着がつき、次巻からは「卒業編」が始まるようです。なんか嫌な予感がしますねwwあと、100万部突破したらしいですね。凄いですよコレ。 第一部、完 この巻で第一部「企業編」は完結です。今回はエピローグ以外はみんなアホ話になっていますが、前巻に比べるとちょっと弱いかなと思いました。それでも今までこのシリーズを買ってきた人は問題なく買えるレベルです。次巻からは第二部「卒業編」が始まります。プロローグとエピローグがどのようになるか期待しながら待ちたいと思います。
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[ 文庫 ]
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈3〉 (電撃文庫)
・伏見 つかさ
【アスキーメディアワークス】
発売日: 2009-04-10
参考価格: 599 円(税込)
販売価格: 599 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 420円〜
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・伏見 つかさ ・かんざき ひろ
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カスタマー平均評価: 3.5
あまりにも苦い 砂糖菓子だと思って食べていたら、実はブラックコーヒーの100倍も苦いお菓子で、口の中をゆすいでもゆすいでも、苦味がとれない、といった作品でした。
第1巻、第2巻に続いて、あははは、と笑いながら読み進んでいったら、だんだんシリアスになっていきました。
才能のある者が書いた小説は、どんなにむちゃくちゃに見えても、読者の支持をうけ、才能のない者はどんなにがんばってもがんばっても、デビューがかなわない。
それが現実です。
非常に苦い現実です。
著者は、それを砂糖にまぶして、一見甘そうな作品に仕立て上げています。
苦いから悪い小説だとは申しません。
ただ、これから読もうとされる方は、苦い小説である、ということを、わかった上で読まれたほうがよかろうと思います。
さらに、老婆心ながら注意しますが、作家志望の方で、これまでに何度か新人賞に落ちているような方は、読まないほうが良いかもしれません。
どうして漫画じゃねーの? 漫画だと思って買ったら中開いて見たら字ばっかじゃねーかどうしてこんな字ばっかりのヤツが3巻も出てるんだ!日本のアニメ界はどうなってんだよ ケータイ小説vs厨2病小説 今回は妹がケータイ小説を書くよ!ってことでなぜかケータイ小説全肯定の内容となっています(ツッコミどころはすべてツッコんでありますが。とくに取材シーンの面白さは予想外でした)。で、対極にある黒猫の書いた厨2病小説(邪鬼眼系。二次創作。しかも資料設定集付)がボロカスに貶されまくります。妹も貶しますが、それ以上にキツい展開の上で容赦なく貶されます。当然です。あとがきによると現在の作家を志す中高生の参考になれば、ってことでしたが、そんなものを書こうという人間がよりにもよってこの本を読む可能性は薄いのではないかと。
兄のツッコミレベルの向上っぷりは目覚しく今回も楽しかったです。しかし今回、妹はまったくデレてなかったよね?! こんなに可愛いどころか、むしろ兄が妹にデレてるだけだよね?! ていうか妹目当てで読むならこの小説の読者、兄貴に負けず劣らずドMだからね?! みたいな、兄の言葉遣いも思わず感染ってしまう面白さでした。
3冊目にして妹絶賛&兄が妹の身代わりに自爆、のコンボがパターンになってます(から☆4つで)が、次は短編集ということで毛色の変わった変化球を楽しめるのではないかと期待しています。 これからが正念場 なぜ☆5かというと、内容として納得させられる記述や構成があったと思います。 それと非常に読みやすい点も評価できるかと。 息休め程度には、より最適ですね。 読もうと思えば1日で読めますし。早い人なら半日程度で読めるでしょう。 私個人としては、妹が兄に助けられた事実を知らされず、妹のドキドキする発言を楽しみにしてたんですけどねぇ。それが無かったので少し残念です。それと、後半は言い方を変えれば兄主点だったと思います。 今言える事は、この手の話は今回で限界かもしれません。 工夫によりますけど。最初普通に進行→中盤落とし穴→兄が解決 次巻は、変更がなければ短編集に近いものになります。 ヤ○ーオークションで 何故か1巻の初版本が定価以上で取引されています。みなさんも持っていたらレートが下がる前に売りましょう
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[ 文庫 ]
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瀕死の双六問屋 (小学館文庫)
・忌野 清志郎
【小学館】
発売日: 2007-09-06
参考価格: 560 円(税込)
販売価格: 560 円(税込)
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 1,190円〜
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・忌野 清志郎
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カスタマー平均評価: 5
ちょっと待ちねぃ・・これを読みねぃ こいつを街の図書館で見つけたときには「こんな本を公共施設に置いといていいのかよ?」
ってな感じだったけど、この本に出会えたきっかけを作ってくれた図書館の職員の方には、
とても感謝しています。オリジナルには付録CDがついていて、こいつがまたイイんですよ。
ブルージーでユーモアがあって・・もう本当に理屈じゃないんだな。章のあとに載ってる
レコードを手に入れて、じっくりと笑って考えて納得して読み聞きしたらいいと思います。
合間に差し込まれた芸術的なイマーノさんの絵画作品も素ん晴らしい! 偉大なり 「TVブロス」に連載してた、コラムを集めた一冊。
一話一話が短くてサクサク読み進むことができるが、
読み終わるのがもったいなく感じる作品でもある。
なによりもあとがきで最近のボスの言葉が読めるのが良い。
2月には武道館で復活祭だ!!
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[ 文庫 ]
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身代わり伯爵と伝説の勇者 (角川ビーンズ文庫)
・清家 未森
【角川グループパブリッシング】
発売日: 2009-05-01
参考価格: 480 円(税込)
販売価格: 480 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 409円〜
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・清家 未森
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カスタマー平均評価: 4.5
身代わり伯爵の短編集☆ 双子の兄・フレッドの身代りとして、
ときどき男装させられている女の子ミレーユの
恋と王宮いろいろ物語。
今回は短編集です。
収録は雑誌掲載作品が3作と、書き下ろしが1作です。
「結婚」の直後の、運命の人がうつるという鏡がきっかけの
ミレーユとリヒャルト、セシリアとフレッドのお話、
「結婚」と「挑戦」の間の、フレッドが魔物を退治しようとするお話、
「決闘」の後半の時系列の、ミレーユが第二王子ヴィルフリートと街へでかけるお話、
王太子とその婚約者のなれそめのお話が収録されています。
ミレーユとリヒャルトのちょっとあまめな雰囲気とともに
フレッドの活躍が目立ちます♪
いつも楽しそうなフレッドらしい「伝説の勇者」が特によかったです。
でも「薔薇園の迷い子」ではちょっと切ない、です。
「薔薇園の迷い子」を読むと、「運命の鏡」で王太子が
婚約者に鏡を試さないでくれと言っている気持ちがわかって、苦笑。
全体的に、初期のころのような、どたばたモードの雰囲気でした。 身代わり短編集です! 雑誌で読んだことのある短編も収録されていたんですけど、ステキな挿絵が付いていたり、書き下ろし短編もあったりと満足しました!
どの短編も好きなんですが、やっぱり「運命の相手がうつる鏡」をめぐる話が一番好きです。ミレーユとリヒャルトの
さり気ないやり取りが甘くて甘くて・・・!しかも無自覚な面があるのがじれったいというか、この二人ならではの
甘い展開が醍醐味です・・・!書き下ろしのジークの短編も良かったです。リディエンヌ様が色んな意味でスバラシイ性格でした。
そしてリディエンヌがジークが無意識に付けてしまっている仮面に気づいて心配するシーンは、ジークにとっては大きな意味があったんだろうなあと思います。二人にとっては恋のときめきもモチロンですけど、それよりも初めて本当の自分を見抜いてくれた・・・っていうのが
惹かれあうきっかけになったんでしょうね。
他にも、リヒャルトとジークが実はけっこう仲良しというか、深く真剣に思いやり合っているのが分かってじんとくる場面もありました。
本編じゃあまり見ることのできなかった二人が凄く印象的でした。そういえば従兄弟なんですよね、この二人。
この二人の短編も読んでみたいですね・・・!そしていつかフレッドのリヒャルトやジーク達との出会いも読んでみたいです。 ミレーユの素敵で愉快な仲間たち! 身代わり伯爵シリーズ初の短編集ということで、とても楽しんで読めました。
ミレーユとリヒャルトの甘いラブはちょっとサブメイン寄りですが、
仲間たちの心情や背景を面白さとちょっとの切なさを織り交ぜて語られていて
読み応えがありました。
ヴィルフリートがメインの話は、ミレーユの天然鈍感ぶりと発想の斜め上さ加減、
リヒャルトの護衛としてだけでない追跡ぶりが面白かったです。
そして着ぐるみ王子は生粋の王子様ですが、驕りを知らない本当に素直で男前な子
だな、という事を改めて思う話でした!着ぐるみもとても可愛いです。
ジークがメインの話は、ジークとリディの馴れ初めを中心に、ジークとリヒャルトの
お互いへの思いが少し浮き彫りになるお話でした。
そのせいか、読んだあとはジークの事がより一層好きになれる話でした!
飄々としたちょっと策士の色男かと思っていましたが、リディとのやりとりの間で
実はとても優しい人だということを感じられます。
そして何気にリヒャルトとジークは似ている点が。本命の女の子には意外と押しが弱いとか、
相手に振り回されているようで、実際は自分が振り回している所とか、ですね(笑)
また全編を通して、フレッドが魅力的です。彼も、脳天気でちょっと黒く見せていますが
本当は仲間思いで、優しい人です。「愛は安売りしない」という言葉は本当に彼らしい。
セシリアが惚れるのも当然ですね(笑)そしてリディとのお話は少し切なかったです。
ただ、どの話も本編に比べてやや小綺麗にまとまってしまっている感じでした。
けれど本編でミレーユとリヒャルトの恋騒動が巻き起こっているので(笑)
本編と一緒に読むととても楽しめると思います。 ヾ(=^▽^=)ノ 外伝集が出るとは…。本編を待っている身としては ちょっと残念…。でも実はこのシリーズで初めて読んだお話は この外伝なんですよね 秘密のデート の話を ザ・ビーンズで読んで 本編が読みたくなり購入! 一気読みで集めました(;^_^A。 短編から入るのもいいかもしれませんよ…ぜひ読んでください。
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[ 文庫 ]
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機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン(2)無垢なる歪み (角川スニーカー文庫)
・木村 暢
【角川グループパブリッシング】
発売日: 2009-05-01
参考価格: 600 円(税込)
販売価格: 600 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 450円〜
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・木村 暢
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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多読術 (ちくまプリマー新書)
・松岡正剛
【筑摩書房】
発売日: 2009-04-08
参考価格: 840 円(税込)
販売価格: 840 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 628円〜
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・松岡正剛
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カスタマー平均評価: 4.5
給油としての読書 宣伝が散りばめられていて、
ビジネスモデルが見えてしまったので
評価は★1つ分引かせていただきました。
そこは、隠して欲しかったな、と。
本書は、下記の方々が対象です。
* 本が大好きな人
* アウトプットにも興味がある人
著者の松岡正剛(セイゴオ)さんは、
どのような読書体験を通じて、本と出逢うことになったのか?
書評や批評ではなく、体験記として記すスタイルは
どうやって生まれたのか?
書籍と向き合い、寄り添い、共に生きるための実践論。
読書好きならば、頷いて読み進められます。
↓続きはコチラ
http://johnjohn.jp/blog/jb/mkt/archives/2009/05/tadoku-jyutu.php
「忙しい人のための楽習塾」 利益を上げる読書術とは?
http://johnjohn.jp/blog/jb/mkt/
抽象的精神論的読書論とは一線を画す具体的体感的創造的読書論 ・読む行為と書く行為の相互性、重層性
・編集行為としての読書
・本とはテキストのついたノート
・前読・中読・後読
・3つのR(リスク<ハズレ>・リスペクト<敬意>・リコメンデーション<推薦本>)
などのキータームで縦横無尽に読書体験の本質を、幼少青年時代の読書体験を交えつつセイゴウ氏は語り尽くす。中にはWeb「千夜千冊」を読んでいるセイゴウファンなら既知の内容もあるし、これは言わずもがなかな、と言うところもあるものの、やはり教えられるところ大である。
編集的に読書することは、多読が大前提であることは疑い得ない。たとえばこんなイメージ。
月並みな読書なら、本を読んである情報や感動を得た。そしてその本は本棚に。終わり、そして次の本へ。単純な繰り返しになってしまうところ、セイゴオ氏の読書は、複数の本=テキストがまた別の複数のテキストと関連させ、連鎖させ、あるいは分断させ、横断させ、繋ぎまた多層化させ、自分のテキストを挟み込んでいく。そうしたテキストを切ったり張ったり組み合わせて編集させていくことで、自分なりの知のアーカイヴ、マップを創り読書世界を広げていくわけだ。そこには、なるほど単純に素人がまねできない氏ならではの才能もあるし、血の滲むような時間をかけた古臭い地道な努力もある。そうした上で読書の至上の悦びが獲得されるしプロとしての読みは築き上げられる。読むことと書くことは密接に内面化し重層化する。書くことで読みは深まるし、また読みは書くことをさらに促す。闇雲に読書することも多様性のうちだが、多読するなかで方法(術)を会得すること、これがさらに深い読書体験へ誘うわけである。
多様性で言うと、読書を食べることや着ること、スポーツなどと比喩にして語るところなどセイゴオ氏の面目躍如とするくだりだろう。そうした日常の行為と同じように読書も様々なスタイルがあっていいのだ。読書とは何も特別な行為ではない、むしろそうあってはいけないと言う。
セイゴオ氏は「本に攫われたい」と言う。読書はマゾであるとも言う。笑えるが至言である。ここまで言えるのは並ではない精神の柔軟性や包容力、鋭い直観力と体験の裏打ちがないと出てこない言葉だろう。が読者は氏から一つでも二つでもヒントにして読書するといいだろう。
インタヴューアー氏の質問もなかなかつっこみどころを心得ているので間然とするところがなく、なにより氏の読書する悦びをうまく引き出ている。
読書の本質まで触れた本 筆者は「本の申し子」といっても過言ではないくらいの多読家。その方の体験や読書の技術をまとめた本です。
特徴として、筆者の主張がコンパクトにまとめられ読みやすいこと、もう一つは単純な技術論だけに留まっていないことです。
「目次読書術」や「マッピング」などの技術論も書かれていますけど、例えば「読書というのは、書いてあることと自分が感じることとが『まざる』ということ」など、読書の本質論まで触れています。
昨今速読術など読書法に関する本が出ています。ただ、それだけでは飽き足らないという方におすすめです。 ケタ違いの読書から学ぶもの 多読の方法論としては、
・読前術の目次読み
・読中術のマーキング、マッピング
・読後術の書棚整理や、ブログ等への記載
などがあり、参考にできる部分も多いです。
ただ、まず松岡さんは、半端じゃない時間とコストをかけて、
超多読であり、しかも深い読書をしておられます。
(千夜千冊を見てもわかるように)
なので、多くの方は、そこはレベルが大きく違うことを認識したうえで、
参考にできるところからチャレンジすることをおすすめします。
読書の匠・松岡正剛の編集する読書/読書による編集 とても真似は出来ないし、真似をする必要も無いと思うが、読書の匠・松岡正剛による氏の多様な読書の方法論と読書愛あるいは、書籍愛・作家愛そして愛知とでも言うべき読書生活の開陳といった趣の一冊です。
読書を崇高なものとせず、神棚に飾る事もせず、体臭を持ち時と場で姿を垣間見せる(読者の側が感じ取る)読書体験の整理と方法論の提示が、本書の中心テーマ・編集者の狙いといったところだろうか。
次々と登場する書籍が未読である評者は、読書体験を共有できない部分が多いが、正剛世界を知る入り口の役割は果してくれる一冊と思う。
松岡正剛の「知の編集」の意図と方法論、読書の未来の手繰り寄せ方等、本書の担当編集者との縦横無尽のバトルとも言える読書を仲立ちにした知の攻防戦記と言った趣です。
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[ 新書 ]
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コンサルタントの習慣術 頭を鍛える「仕組み」をつくれ (朝日新書)
・野口 吉昭
【朝日新聞出版】
発売日: 2009-03-13
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 600円〜
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・野口 吉昭
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カスタマー平均評価: 4
「良い習慣は良い人生をつくる」 「良い習慣」を身に付けるための方法論を解説したビジネス本。
コンサルタントである著者が、習慣化の重要性を語ります。
習慣化の第一歩は、習慣化する必要性を痛感し「目的」「目標」
「手段(何をいつまでにやる?)」を明確化すること。そして、
見える化をはかる→ランドセルサイクル(早く着手し余裕を持っ
て終わらせる)→愚直に実行する。単純です。
本書のもう一つの要点は、「問題意識を持つ」ことの大事さ。
『問題意識のない人は、情報の整理もしないし、 分析もしないし、
判断もしない。そうセンスがないのだ。でも仕方がない。問題意識
がないのだから。考えないのだから。』
問題意識こそが考える習慣につながると説きます。問題意識を持つ
為には、自分の姿や環境を日頃から見える化すること(“人が見る
のは見ようとしている世界のみ”)、自分の視野及び視点のレベル
を客観視することが必要と説明します。この際、本書の“幽体離脱
(自分の立場を離れて、相手の立場や外野の立場で見ること)”
のテクニックは使えそうです。
単純だけど、ちょっとやってみようかという気にさせてくれる本です。
トレーニングを見える化して習慣に!!まずは手帳を改良することに とにかく、習慣=それをやらないと気持ちが悪い状態、を作り出す為に、
1)目的を明確にし、
2)目標を設定し、
3)手段を実行する。
そして、苦行して努力して続けるのではなく、「手段自体を好きになる」こと。
そういえば、
学校時代に、毎日素振りしたり、ドリルの進捗を連絡帳で報告したりしたっけ。
もう良い歳になったし、そういう小さい成功体験を自分でマネジメントすることで、
能力向上につなげないといけない。
まずは自分の手帳にチェックリストを作って毎日更新する事にしました。 自分をレベルアップしたい人に勧めたい本です 自分をレベルアップする上で必要となる要素が、やさしく書かれてあります。キーワードとしては、ランドセルサイクル、問題意識の顕在化、愚直な継続、プライマリーデータの重視、論理思考、コンセプト思考(本質)、ロードマップ、リーダーシップ…と、著者独特のものもありますが、私が共感できるものが多いです。若手の社員に一読を進めたい本です。
プロとして知っておきたい習慣術 習慣というのは立派な能力だと思う。習慣をコントロールできるものか、できるのならどういう術があるのかを確認したく購入通読
読んでみると、著者自身がコンサルタントとして、様々な事象を学習していく上で、有効に利用できた習慣化するための技術を公開してくれている。向き不向きは存在するだろうが自分の中でも是非やってみたいことは多数ありました。「目的、目標、手段の一体化」「俯瞰してのスコア化」など魅力的な手法だと思います。特に「コンセプト思考」を実践するための根源に戻るという発想は是非今後も考えていきたい内容と感じた。プロとして身につけるべき技術をまた一つ知った感がします。
生産的な習慣を身につけたいと考えている人にはお勧めな書籍になっていると思います。 考える習慣を付け、考える力を手に入れる タイトルに「コンサルタント」と出てくるが、書かれている内容は全てのビジネスパーソンに役に立ちそうな内容
特に目新しい内容は出てはこないが、読みやすくまとめて書かれているし、新書なのでボリュームも程々
社会人に成ったばかり、または間も無くなる人にちょっとしたヒントを与えてくれる1冊といったとこだろうか?
(著者の本は2冊目なのだが、最後まで読んだ後「あれ?この文章で終わり?」と思ったのは自分だけだろうか?
最後の文章のまとめ方にもう一工夫有っても良い気がするのだが・・・)
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[ 文庫 ]
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思考の整理学 (ちくま文庫)
・外山 滋比古
【筑摩書房】
発売日: 1986-04-24
参考価格: 546 円(税込)
販売価格: 546 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 56円〜
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・外山 滋比古
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カスタマー平均評価: 4.5
タイトルどおりに「思考を整理できる!」 20年以上前に書かれたとは思えないほど、現代にも当てはまる内容で深い。
同じことをずっと考えていると、どんどんおかしな方向にいくことがあるが、それは「見つめるナベは煮えない」状態になっていることがわかった。
ものを考える際には、緊張しすぎず、心をゆったり、自由にさせることの重要性がわかると同時に、朝型の効用も理解できた。
「書いたものを音読すると、思考の乱れているところは、読みつかえるからすぐにわかる。声も思考の整理に大変役立つ」という記述があるが、なるべく書いたものは音読しようと思った。 PC vs 人間 勉強しない人は、
コンピューターやロボットに食われる。
自ら学習できる人は、逃げ切れる。
本書は、"考えること"について考える本であり、
"考える""思う""知る"との関係性に気づく本である。
小分けになってるので、忙しい人にも読みやすい。 (しかも、軽い)
外山滋比古さんの肩肘張らない文章から学べるのは、こんな具合だ。
* 知の技法は編集力
* 溜めずに発酵させるテクニック
* 拡散と収斂(しゅうれん)の二面性を意識
* 褒められたい、という気持ちに潜む罠
* 目の前にあるのに、正しい姿が見えない"現代"のカタチ
中でも気に入っているのが、人間には拡散と収斂の2つの素養が
あるということ。言われてみればその通り、と腑に落ちる。
日常の些細なコトでも意識してゆこうと思った。
"現代"という流れを、人の意見ではなく、
自分の感覚で解剖すると、面白い文章が書けたり、
突飛なコンテンツが生まれたりするのだろう。
「忙しい人のための楽習塾」 利益を上げる読書術とは?
http://johnjohn.jp/blog/jb/mkt/
忘れることの効用を説く快書!です 本書は、いわゆる「情報整理術」の中の1冊ではありますが、「思考の整理とは、いかにうまく忘れるか」と言い切ってしまう小気味よさを持っています。
もちろん、「うまく」というところがミソで、ノートの整理の使い方、アイデアを「寝かせる」方法など著者独自の方法が明快に語られています。
著者は、「仕事をしながら、普通の行動しながら考えたことを、整理して、新しい世界をつくる」飛行機型人間をつくることを目標にしています。「汗のにおいのする思考をたんなる着想、思いつきに終わらせないために、システム化を考え」人に向けた書籍です。 自発的に知識を得る 受動的に知識を得る能力をグライダー能力.自発的に問題を発見・作成し,それを解決するために自ら知識を得る能力を飛行機能力と呼ぶ.
学校教育では主にグライダー能力を鍛えられるが,この能力は与えられた仕事をこなしたりするのには非常に有用であっても,新たなものや文化を創造したりするのには向いていない.創造に向くのは飛行機能力である.
本書では飛行機能力を身につけるためにはどうすれば良いかを「思考の整理法」「(作者の)思考を純化させる具体的手法」などの観点から考察している.
著者は社会にはグライダー人間が溢れているが,これからの時代はグライダー能力だけでは社会が伸びていかないことを言及している.本書は20年以上前に発刊されたものだが,この考えは今の時代まさに重要で,これからの時代は飛行機能力を持つ人間が生き残るのではないかと思う.飛行機人間が社会を動かしているのは少し考えれば分かることである.
本書の内容を意識することで飛行機能力を身につける助けになるだろう. 創造性を養うために、「考える力」を身につける本 「自分で翔べない人間はコンピューターに仕事をうばわれる」
これは最初の「グライダー」の項目の最後の行に書かれている言葉です。
つまり、与えられた知識をただ詰め込み、「いかに物事を知っているか」を、社会的有用性のものさしとしていた人々は、ボタン1つで検索すれば知識が引っ張り出せる、コンピューターに席を明け渡さなくてはならなくなるであろうということ。
1986年に書かれたものですが、古さを全く感じないのは、今、まさにコンピューターが当たり前のように出回り、著者が書いている通りになってきているからでしょう。
「真に人間らしくあるためには、機械の手の出ない、あるいは出しにくいことが出来るようでなくてはならない。創造性こそ、そのもっとも大きなものである」
これは最後のほうの「コンピューター」の項目に書かれている言葉です。上記の「グライダー」とともに、この著者がこの本を書いた目的が一番わかる項目となっていると思います。
本書では、「知ること」より、「考えること」に重点を置き、機械にない「創造性」を身につけるためにいかに考える力を育てていくかを述べています。
大学生が、たとえば模範解答のない「論文」に取り掛かる際にも本書は役立つと思いますが、社会人でも「自分の頭で考え、何かを生み出す力」を身につけたいと考えている方々にも役立つと思います。
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[ 文庫 ]
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伯爵と妖精―魔都に誘われた新婚旅行(ハネムーン) (コバルト文庫)
・谷 瑞恵
【集英社】
発売日: 2009-05-28
参考価格: 540 円(税込)
販売価格: 540 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 539円〜
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・谷 瑞恵
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カスタマー平均評価: 4.5
ラブラブですv 今回はほのぼのでした。
薔薇迷宮を思い出しました。
フランスには赤いムーンストーンの手がかりがあるかもしれないと、
フランスへ新婚旅行へ行ったリディアとエドガーのお話です。
フェアリードクターの仕事を優先するリディアに嫉妬してしまうエドガーに笑いましたw
ケリーが良い味を出しています。
これからもリディアの親友として頑張って欲しいです。
あとレイヴンが良かったです!
ニコとレイヴンの関係性に萌えました。
でもエドガーが悪夢を見てしまうのが気になりました。
これから来るだろう試練が怖いです。 新婚旅行はフランスへ。 妖精の国の王である青騎士伯爵と名乗るエドガーと
人間と妖精のかけはしである妖精博士リディアの
ヴィクトリアン・ファンタジー。
気になる絵に誘われるように、
フランスへと新婚旅行へ出かけたエドガーとリディア。
ところが滞在したホテルでは、不幸な結婚をした女性が姿を消し。。
妖精たちに受け入れられるかという不安をかかえながらも
青騎士伯爵として生きようと努力するエドガー。
一方リディアも伯爵夫人としての立場に戸惑いを感じています。
とはいえ、二人のきずなも深まりつつあり、あまーい雰囲気が全体に流れています。
エドガーの隣で眠るリディアに、ほんわりしました。
でもヴィクトリア時代の淑女であるリディアの感覚は、ちょっとびっくりするところも。
今回もロマンス度高めの感じでした。
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[ 新書 ]
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交渉人は振り返る
・榎田 尤利
【大洋図書】
発売日: 2009-05-28
参考価格: 903 円(税込)
販売価格: 903 円(税込)
( 近日発売 予約可 )
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・榎田 尤利 ・奈良千春
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カスタマー平均評価: 0
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