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文学

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ジェネラル・ルージュの凱旋(上.. ハゲタカ2(上) (講談社文庫.. ミレニアム2 下 火と戯れる女 がたん ごとん がたん ごとん.. 涼宮ハルヒの退屈 (角川スニー.. ミレニアム1 ドラゴン・タトゥ.. 永遠なる時の恋人 (二見文庫 .. 夜光の階段 (上) (新潮文庫.. プリンセス・トヨトミ 春にして君を離れ (クリスティ..

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ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)

[ 文庫 ]
ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)

・海堂 尊
【宝島社】
発売日: 2009-01-08
参考価格: 500 円(税込)
販売価格: 500 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 100円〜
ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)
海堂 尊
カスタマー平均評価:  3.5
ちょいちょいダサい
確かにテンポよく一気に読めます。全体的に表現がしつこいですが、それなりにエンタテイメント性は高く、何となく勉強になったかのような気もします。一応お薦めできる範疇にはあります。 しかし、本当に下らない突っ込みかもしれませんが、ディテールがちょいちょいダサく、興を削がれます。 そもそも、真っ赤なリップを塗る男ってどうよ!? 最初、顔色よく見せるためにちょっと塗ってこすり落とした程度かと思いましたが、きっちり塗るとは想定外でした。 また、リップ/口紅/グロス とかはよく使うワードですが、「ルージュ」って死語では。 ジェネラル・ルージュ(=血まみれ将軍)”の異名を取る・・・ ?何それ。ププ 大体ルージュの使い方、これでいいんですか。血まみれはどっちかっていうとbloodyて感じですが。 ほかにも突っ込みどころが満載・・・  こういうのが気になるのって心狭い証拠でしょうか。。 でも、センスが感じられないのです。
まさに凱旋
東城大学のICU病棟を支配するのは、 赤の将軍と称される速水部長。 卓越した救急医療の技術と枠にはまらないやり方で 信奉者も多いが敵も多い速水部長を 収賄疑惑で告発する文書が、リスクマネジメント委員会のもとへ届けられた。 リスクマネジメント委員長・田口は、それを調べることになり。。 「ナイチンゲールの沈黙」と同じ時間に起きたICU病棟の事件。 待っていました!という感じです。 前作「ナイチンゲールの沈黙」は、とらえどころのない印象で 「チームバチスタの栄光」は一作限りの大ヒットだったのかと疑念を抱いていましたが このお話を読むと、そんな懸念は一瞬で消えました。 正義感の強いICUの看護師・翔子、 患者を救うことだけを命題に掲げるジェネラル・ルージュ速水、 そしておなじみの田口先生。 田口先生の外部からの印象が、 田口先生自身の考える自分自身と乖離しているのをうかがわせる会話なども おもしろかったです。
スロースターター
前半は登場人物の回りくどい、いささか誇張されすぎた説明や、馴染みのない英略語が多いのが気になる。 しかし後半になってやっとエンジンがかかってきて、医療現場の臨場感ある感じで引き込まれてきた。 下巻が楽しみである。
わかりませんでした
すみません、私にはこれがどうしてこんなにウケているのかちっともわかりませんでした。 読んだ感覚は劇画です。しかも表現は悪いですが、とても"古臭い"劇画。劇画なのに絵が書かれていない。だから読み手としては何がどうなってるのか分からない。説明がすっ飛ばされている感じ。文章そのものも読んでいて非常にひっかかる。登場人物の描写も浅すぎて、誰一人にも感情移入できない。執拗にキャラクターだけを立てようとするところがイライラします。 テーマもなんなのでしょうか、これは、、中身ないです。これから面白くなるはず、なるはず、と自分に言い聞かせながら読み進めましたが、結局最後まで裏切られ続けてしまいました。 読み手のことを想像されて書かれていますか?これだけ売れているのだから、もっとがんばってください。
本と映画の両方を見るとより楽しめる
映画を観てから本書を読み始めました。 バチスタのときも同じですが、この作者は人間関係などについては詳しく説明しますが、 医療に関する知識については簡潔にしか説明しません。 (だからテンポが保たれているのだと思いますが。) そのため、本を読んでいるだけではどんなことをしているのか、わかりにくい部分があり ますが、映画で映像を観ることでどんなモノをどのようにしているのかということがよく 分かります。 (例えば、「トリアージ」といわれてもよく分かりませんよね?) 逆に、映画だけだと2時間程度にまとめられているので、本を読んでいないと簡略化されて いて何のためにその場面があるのか、よく分からない箇所があるのも事実です。 どちらも補完する関係にあるので、本と映画両方を見てみることをおススメします。 また映画だけではなく、前作「ナイチンゲールの沈黙」は本当の意味で補完関係にあるので こちらも呼んでおくとより楽しめるのではないかと思います。

ハゲタカ2(上) (講談社文庫)

[ 文庫 ]
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)

・真山 仁
【講談社】
発売日: 2007-03-15
参考価格: 750 円(税込)
販売価格: 750 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 400円〜
ハゲタカ2(上) (講談社文庫)
真山 仁
カスタマー平均評価:  4
ドラマとは違うけど
上巻のみですが一気読みしました。人間関係はドラマとはちょっと違うので戸惑いもありますが面白くて読み出したら止められなくなっていました。小説の鷲津さんは一年間の放浪の旅から帰ってきて初めてアランの死を知らされます。このアランが成し遂げられなかったあるプロジェクトを引きついでゆくのですが。会社に対しての登場人物のそれぞれの思惑が交錯してただの経済小説とはちょっと違う感じになっています。下巻を読むのが楽しみです。
ハゲタカ1より金融色薄れるかな
上巻だけを読んだ限りでは、ハゲタカ1で魅了された企業M&Aの駆け引きが失われ、サスペンス調になっててちょっと残念。でも、鷲津や柴野などおなじみキャラがそれぞれ個性的に活躍して下巻も読みたくなった。
読んでいてつい力が入る
 現実に素材を取り、数々起こった事件に一貫した一つの見方を提示している。   あえて言えば、ちょっと謀略史観的なところはあると思うが、それはそれでいいと思う。  ストーリーの精緻さだけを見れば、ハゲタカ2は多少前作に劣るところはあると思うが、それでも第一級の書物である。  上巻のターゲットは鈴紡、下巻は曙電機である。    本書(「ハゲタカ」を含めて)を読むと、日本の企業に対する見方が一変する。  ゾンビ企業とはよく言ったもので、不採算部門の整理ができず、人も切れず、何とか生きながらえるために、粉飾をする。  銀行も倒れると処理ができないので、死なない算段だけはしておく。  再投資が進まないから、イノベーションも進まず、生産性も改善されず閉塞感が漂う。  こういう事情を知らないで気の毒なのは、当の会社の従業員である。  一方、自浄作用が働かないで漂流していた日本企業に選択と集中を促し、資金を投入することで企業の持つ潜在的な能力を引き出し、リヴァイタライズさせるというハゲタカの役割の方がどうみても日本の成長という目で見ると合理的な主張であるように思え、その意味で鷲津の「日本を立て直す」ための行動には共感をせざるを得ない。  「ハゲタカ」に続き、聞き慣れない言葉があちこちに出てくる。  例えば、「FA(フィナンシャル・アドバイザー、アドバイスだけでなく、パートナー探し、資金調達、政治対応を行う)」、「LA(リーガル・アドバイザー)」、「CRO(ターンアラウンドの責任者)」、  「ベアハッグ(買収を仕掛ける会社の取締役会に、取得条件を示して回答を迫ること)」、「レブロン基準(経営者が会社を売り渡そうと決めたら、最も高い価格の売り先に売る義務がある)」、「デッドマン・トリガー(逆買収。別名パックマン・ディフェンス)」とか。  この辺をさりげに日常会話に忍び込ませれば、会話に知的な香りが漂うであろう。  本書で、わくわくする、あるいは考えさせられる印象的なシーンは3つある。  一つは、「チーム鷲津」の結成である。 プラザの報復によりホライズンを解任された鷲津の元に、ゴールドバーグを辞めたリン、 クーリッジを辞めたサム、ホライズンをやめた村上、前島など志を同じくする同志が結集する。  二つは、アランの父が鷲津に「サムライ」について語ったシーンである。  「サムライというのは死に場所を探すために生きることだと多くの人たちは勘違いしている。本当のサムライは、いつどこで死んでも悔いのないよう、どう生きるかを常に考えているのだ」と語る。   三つは、坂口安吾からの「新堕落論」からの引用で鷲津を表現するシーンである。  「堕落者は常にそこからはみ出して、ただ一人、曠野を歩いていくのである。悪徳はつまらぬものであるけれども、孤独という通路は、神に通じる道であり、善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや、とはこの道だ」    以上、何かと示唆に富む書物である。
極秘情報に頼らずストーリー展開できれば、もっと楽しめる。
○読み始めたきっかけ  「ハゲタカ」が面白かったので、続けてこちらのUも読み始めました。経済小説は人間の機微と現実の社会 問題や法律なども一緒に勉強できて一石二鳥です。 ○心に残る言葉  重要な場面で、こんな情報どこから仕入れたの?!というところが何カ所かあります。そのときは決まって 鷲津が「ハゲタカは情報が全てです」と水戸黄門の印籠のような決め台詞を言います。何でも、この極秘情報 がストーリーを大きく左右し過ぎのような気がしました。難しいのでしょうが、どうやってその情報を仕入れ たのか説明するか、ないしはそういった極秘情報を使わずにストーリー展開をしたほうが、もうすこししっく りきます。なんでも極秘情報で形勢が逆転してしまうのはちょっと納得がいきませんでした。  ハゲタカにくらべると他のレビュアーの方が指摘しているように、風呂敷が大きくなっているので、どうし ても極秘情報をつかわないと話を展開できなかったのかもしれません。個人的には前作の方がリアリティがあ って楽しめました。また、全般的にもう少し台詞を魅力的になればもっといいですね。筆者が新聞記者出身だ からかもしれませんが、登場人物の台詞に今ひとつ魅力と切れがありません。それ以外はしっかりしているの で残念です。 ○どんな人に読んでもらいたいか。  M&Aについて、ちょっぴり知りたい人や経済小説に興味がある人にお勧めです。
現代の「坊や哲」
ストーリーは面白く、「ハゲタカ1」を読んだ方は是非お読み下さい、と思います。 経済小説なので、背景ややや強引な展開を指摘する方がいますが、「小説」なので 私は気になりませんでした。知的好奇心をくすぐられつつ、面白く読めると思います。 主人公鷲津はこの時代のピカレスクヒーローなのかも知れません。

ミレニアム2 下 火と戯れる女

[ 単行本(ソフトカバー) ]
ミレニアム2 下 火と戯れる女

・スティーグ・ラーソン
【早川書房】
発売日: 2009-04-02
参考価格: 1,700 円(税込)
販売価格: 1,700 円(税込)
 Amazonポイント: 17 pt
( 通常2〜5週間以内に発送 )
中古価格: 1,280円〜
ミレニアム2 下 火と戯れる女 ※一部大型商品を除く
スティーグ・ラーソン
カスタマー平均評価:  5
『2』の方がより傑作
オリジナルは2006年リリース。邦訳リリースは2009年4月15日。今は亡きスティーグ・ラーソンの『ミレニアム』第二作。第一作の『ドラゴン・タトゥーの女』を既読の人でこれを手に取らない人は、まずいないだろう。本作は『主役』リスベット・サランデル中心にストーリーが展開する。正に、リスベット・サランデルの魅力満載となっている。 この下巻になるとストーリーの展開は正に『ジェット・コースター』で、読み終わるまではとても眠れない面白さだ。リスベット・サランデルの映像記憶能力ではないが、筆者は『映像写実能力』が極めて高い。まるで映画を観ているように読んでいる気がした。一般的に『2』の場合『1』を再構成して、続きを作る場合が多いがこの作品の場合既に『1?3』を俯瞰したカタチで作られているな、と思った。 トマス・ハリスより怖くて、ジェフリー・ディーヴァーよりジェット・コースター。この『2』は映画化された『1』をも凌駕する大傑作だ、とぼくは確信した。

がたん ごとん がたん ごとん (福音館 あかちゃんの絵本)

[ 単行本 ]
がたん ごとん がたん ごとん (福音館 あかちゃんの絵本)

・安西 水丸
【福音館書店】
発売日: 1987-06-30
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
 Amazonポイント: 7 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 450円〜
がたん ごとん がたん ごとん (福音館 あかちゃんの絵本)
安西 水丸
カスタマー平均評価:  4.5
絵本デビューに
6ヶ月のチビをひざに乗せて「がたん ごとん」と少し揺らしながら読んであげてます。リズムがいいです。内容的に、絵本デビューにオススメ。
ブックスタート
長男の乳幼児健診のとき、いないいないばぁと一緒にこの絵本をいただきました。 リズム感のある文章と身近なものの登場で大喜びの息子。 それ以来、本が大好きになり読み聞かせも続けられています。 息子にとってブックスタートにふさわしい絵本だったと思います。
がたんごとんが大好き
汽車に次々にいろいろなものが乗り込んできます。 そのたびに、がたんごとんというのが大変調子がよく、 子供も飽きずに聞いてくれます。
6ヶ月の息子のお気に入り
各ページの言葉が短くて(「がたんごとん がたんごとん」ぐらい)、リズムも良いので、 6ヶ月の息子に読み聞かせるのにちょうど良いです。 色もシンプルではっきりしているので、息子もおもしろそうに見ています。 長く使えそうな絵本です。
評判は良いですが
 小さな電車が次々と物や動物を終点まで乗せてゆきます。ほとんど「がたんごとん」「のせてくださーい」の繰り返しで、たいがい子供はこのような繰り返しが大好きです。哺乳瓶やスプーン、バナナや猫など身近なものばかりなので、早くから指差して呼んでいます。  1歳過ぎても我が子の反応はイマイチですが、気に入ってはいるようです。普通の紙なので1歳未満の子の扱いには要注意です。

涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)

[ 文庫 ]
涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)

・谷川 流 ・いとう のいぢ
【角川書店】
発売日: 2003-12
参考価格: 540 円(税込)
販売価格: 540 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
涼宮ハルヒの退屈 (角川スニーカー文庫)
谷川 流
いとう のいぢ
カスタマー平均評価:  4
笹の葉ラプソディ
「涼宮ハルヒの憂鬱」を読んで分からなかったことのいくつかが、「退屈」で分かる。 特に、「笹の葉ラプソディ」では、 涼宮ハルヒが、なぜこの県立高校に入ったのか。 涼宮ハルヒが、なぜ、キョンを見たことがあると感じたか。 涼宮ハルヒが、なぜ、キョンをSOS団に誘ったのか。 が、ほぼ解明するように思われます。 第2作の、「涼宮ハルヒの溜息」が読んであるか、 あるいはアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」を見ていると、理解が進むかもしれない。
ファンとしては買っておきたい
いかにも、学園物らしい作品です。 いつもの、ハルヒの思いつきの大胆な行動。つい、笑みがこぼれそうになります。
アニメの原作集。笹の葉ラプソディがおすすめ。
「涼宮ハルヒ」シリーズの3作目。短編集です.ほとんどのエピソードがアニメ化されていますので、おなじみのストーリーでした.そのなかでも「笹の葉ラプソディ」はアニメ化されてはいませんが、ハルヒとキョンので出会いや、中学生時代にハルヒが校庭に書いた謎の文字についてのエピソードが語られていて、興味深いものでした.これだけいろいろな物語が縦横無尽に生み出せる谷川サンの妄想力と、いかにオリジナルの「涼宮ハルヒの憂鬱」がよくできた作品だったかを思い知らされました.残念ながら、その他のエピソードはアニメで見てしまった後だったので、印象が薄くなってしまいました.アニメをご覧になる前に、読まれることをお勧めします.
三巻目
「憂鬱」「溜息」は長編モノだったが「退屈」は短編モノとなっており、 日常の学園生活が描写され 短編1「涼宮ハルヒの退屈」 草野球大会に出場するSOS団。試合の描写に臨場感がある。 ハチャメチャで明るい作風が突き抜け面白い 短編2「笹の葉ラプソディ」 「涼宮ハルヒシリーズ」の設定を生かしている。 短編3「ミステリックサイン」 今作で一番微妙である。終盤の展開が少し荒いといった印象。 短編4「孤島症候群」 孤島で事件に巻き込まれるSOS団...と言う事で異色作 短編集で様々な要素が作品に詰め込まれており、二巻で「ギスギスした団員の関係」 が気になっていたが、その点も解消されており読み易い。 憂鬱(一巻)→退屈(三巻)→溜息(二巻)の順で読んでも問題ないです。
もしも
もしハルヒが「野球大会に出るわよ!」なんて言わなければどうなっていた?…そりゃ恐らく、特に変化の無い一日でしたでしょうね。閉鎖空間だの何だのとは無関係に。もしもキョンとみくるが三年前に行かなかったら?…行かなかったら、『ジョン・スミス』もその後の『消失』のシナリオが成り立たないでしょうね。ちなみに、どう考えても、ハルヒが指揮してキョンが書いたあの絵が全ての原因に思えるのですが。もしもキョン、長門、古泉、みくるが部長氏の部屋をもう一度訪れなければ?カマドウマにも遭遇せずに、例の八人は未だ黄土色時空のままでしょうね。ちなみに、キョンは五つもの否定語を連ねたと思います。もしも、本物の殺人事件が起きたら?犯人はやっぱりあの三人?

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下

[ 単行本(ソフトカバー) ]
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下

・スティーグ・ラーソン
【早川書房】
発売日: 2008-12-11
参考価格: 1,700 円(税込)
販売価格: 1,700 円(税込)
 Amazonポイント: 17 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,197円〜
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下 ※一部大型商品を除く
スティーグ・ラーソン
カスタマー平均評価:  5
スウェーデンの真の姿が見えた
オリジナルは2005年リリース。邦訳は2008年12月10日リリース。この邦訳、まずフランス語版から邦訳し、原書と照らし合わせて修正を加えるという方法で実施されたらしい。実にユニークだ。作者のスティーグ・ラーソンについてググッてみたが(この作品の中でも主人公の名探偵カッレくんが愛用のiBookでググる場面が出てきて笑った)、未だウイキペディア日本にも項目が現在無いようだ。これは意外。予想だが来年の今頃に大騒ぎになっているだろう。『ダ・ヴィンチ・コード』の時もそうだった。よくよく巻末など読んでみると、スティーグ・ラーソンは既に心臓発作で2004年11月に享年50才で亡くなってしまっているようだ。 ストーリーが実に映像的だ。そして面白い。どんどん惹き付けられる。面白い小説とはどんなものだろうかと、つらつら考えてみるとやはりそれはストーリーもさることながら、魅力的なキャラクタの創造に他ならない気がする。複数の魅力的なキャラクタが有機的・必然的に面白いストーリーを創り出してくれる、のだろう。 その点この小説に登場するリスベット・サランデルは完璧だ。 スウェーデンの真の姿をさらけ出し、コンピュータにもネットワークにもマネー・ロンダリングにも強く、タックス・フリーなケイマン諸島グッズも知り尽くしている。そういう作家が現れたことが嬉しい。
あらゆる要素が盛りこまれた、エンターテインメントの白眉
全世界で800万部以上を売り上げたという、スウェーデン発驚異の三部作の第一部。この第一部は、スカンジナヴィア推理作家協会が北欧5カ国で書かれたミステリー最優秀作に与える「ガラスの鍵」賞を受賞している。 大物実業家の暴露記事を書いて、名誉毀損で有罪となったジャーナリストのブルムクヴィストは、ある老富豪ヘンリックから奇妙な依頼を受ける。36年前に失踪して、殺されたかもしれない兄の孫娘の事件を解明して欲しいというのだ。スウェーデン中部の島を訪れた彼は、ヘンリックからの条件を受け入れ、調査を始める。 上巻は、三部作にも及ぶ大部の物語の冒頭となるだけに、おびただしい老富豪一族の歴史や、ブルムクヴィストともうひとりの主人公であるリスベットのそれぞれのエピソードなどがいささか冗長に進行してゆくが、下巻に入り、ブルムクヴィストとリスベットが出会うあたりから、一気にページターナーの様相を呈してくる。 そもそも、「事故により閉ざされ、大きな密室と化した孤島からの人物消失」「死者からの贈り物」「暗号解読」「1949年からの過去の謎の連続殺人」「見立て殺人」「富豪一族の歴史と闇と確執」「主人公の危機」「驚愕のサイコパス」と、謎解きミステリーとサスペンスの素材がてんこ盛りなのである。 彼らは、過去の資料を舐めるように洗い直し、些細な証拠から手がかりを見つけ、足を使って調査するというオーソドックスな捜査と併行して、最新のコンピュータ技術をも用いて真相に肉薄してゆく。 さらに、この物語は、なるほど著者ラーソンが雑誌ジャーナリズムの出身だけあって、ブルムクヴィストの声を借りて金儲け至上主義者を糾弾し、現代スウェーデンの翳の部分を指摘する社会派小説でもある。また愛と復讐の物語でもあり、狂気と血にまみれた歴史悲劇小説としての側面も持っている。 ともあれ本書は、あらゆる要素を盛りこんだエンターテインメントであり、その壮大なスケールは、第二部、第三部と進んでゆくことにより、読者の前に現れるのだろう。

永遠なる時の恋人 (二見文庫 ウ 7-2 ザ・ミステリ・コレクション)

[ 文庫 ]
永遠なる時の恋人 (二見文庫 ウ 7-2 ザ・ミステリ・コレクション)

・J. R. ウォード
【二見書房】
発売日: 2009-04-20
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
( 在庫あり。 )
永遠なる時の恋人 (二見文庫 ウ 7-2 ザ・ミステリ・コレクション)
J. R. ウォード
カスタマー平均評価:  5
泣きました!
前作が面白かったので待ってました!!って感じで発売日にいそいそと購入。 ちょうど旅に出るところだったので持って行きました。 新幹線の中にも関わらずうるうるしちゃったくらいです。 まず色男レイジの意外な素顔。心が痛いくらいの献身的、自己犠牲的愛情 「愛する」とはこういうことだ・・・と思いました。 「けもの」にもかわいいところがあったりして・・・・・。 パラノーマル好きにはたまらないシリーズですね!
思わず涙うるうる
前作を読んでから、ずっと発売を楽しみにしていました。その期待を裏切らず(むしろ期待以上に)どきどき、はらはら、胸がキュンとなる作品でした。レイジの一途な愛、メアリの弱さと強さ(フュアリーに「女傑」と評されるほどです。)、そして意外にかわいいレイジの背中の・・・と魅力満点の登場人物たちです。大満足の一冊でした。早く次回作が読みたい!!
甘く切なく
前作から3ヵ月。ブラックダガーが共同生活をしているところから始まります。ハリウッド俳優も真っ青のレイジは、女漁りが酷く、怒ると手がつけられない..これだけ聞くと、一見享楽的なやんちゃ坊主ですが、その実、呪いから身のうちに獣を飼い、やむにやまれぬ理由を抱えています。 そんなレイジが出会ったのが、メアリ。メアリの優しさや強さ、そして何よりその心を癒す声に、あっという間に惹かれていったレイジは、真っすぐにメアリに迫って行きます。 一方、平凡で、病を抱えるメアリは、どんな女性をも惹きつけるレイジが自分を口説いてくることが信じられません。 駆け引きもなく正直なレイジが、メアリに信頼してもらえず時に傷つきながらも、メアリを守り抜こうとする姿や、ブラックダガー兄弟団に巻き込まれて行きながらもその包容力で対していくメアリが切なくなります。このシリーズ、強面のヴァンパイアが実は相当に純粋で、正に「ナイト」だなと感じます。 あの恐ろしげなザディアスの内面も少し明らかにされ、次作への期待も大です。

夜光の階段 (上) (新潮文庫)

[ 文庫 ]
夜光の階段 (上) (新潮文庫)

・松本 清張
【新潮社】
発売日: 1985-01
参考価格: 580 円(税込)
販売価格: 580 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 300円〜
夜光の階段 (上) (新潮文庫)
松本 清張
カスタマー平均評価:  3
男社会で働く女性の立場の悲哀もおり混ぜている
恥ずかしながら「栄光の階段」という書名と思って読んでいたのだった。 主人公の佐山は美容師として、独立して有名になっていく話しなのだ。 松本清張にしては珍しいなと思いつつ読んでいったのだが、どうもいつも通りの「悪いやつがのし上がっていく」話しなのだ。 これは「栄光」じゃないだろうと思って、カバーを見直したら、「夜光」だったというわけだ。 ぼくなんかが作文を書いたりするときは、タイトルにそれほどこだわりはなく、テキトーにつけることがある。 しかし、プロの小説は違うんだなと思った。書名には意味があるのだ。 その当たり前のことに、上巻1/3ほどのところで気付かされた小説なのであった。 しかし、さすがは松本清張である。 悪いやつがのし上がっていく、そんな単調なストーリーではないのだ。 1stワルの佐山に続いて、幸子が2ndワルなのだ。そして被害者は、男だか女だかわからない容貌のしかし内面は純な女のフジ子。 さらにそこに男社会で働く女性の立場の悲哀もおり混ぜている。 雅子と幸子とフジ子。 悪者であり、被害者であり、その遠因が男社会に生きていく女の生き方にあるのかもしれない。

プリンセス・トヨトミ

[ 単行本 ]
プリンセス・トヨトミ

・万城目 学
【文藝春秋】
発売日: 2009-02-26
参考価格: 1,650 円(税込)
販売価格: 1,650 円(税込)
 Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 890円〜
プリンセス・トヨトミ ※一部大型商品を除く
万城目 学
カスタマー平均評価:  4
やっちまったなぁ!
非常に面白くない。ホルモー、鹿男のわくわく、どきどき感がない。最初から連載の枚数が決まっていたためか、重要でない説明文が多く、リズムに乗れない。 全ての登場人物の心理描写が不足しているので感情移入不可能。 せっかくアイデアは面白いのに残念。タイトルから行けば、日本国と大阪国が戦争してプリンセスが活躍するようなストーリーの方が面白い。 この内容ならタイトルは「三匹の会計調査官」ですよ。次回作に期待します。
あまり、、
お友達から勧められました。 最後まで読みましたが、だいぶ現実離れしていて 途中でどうでもよくなってしまいました。 人はいろんな考えを持っていて、一筋縄でいかないもの。 20万人もいれば、同意しない人が千人くらいはいるだろうに。 動画サイトに投稿する人もたくさんいるはず。 松平は、群衆の前で貫いて欲しかった。
大阪国の人々=真田父子の生き方に通じるもの
本作品は万城目 学氏の前作『鴨川ホルモー』『鹿男あをによし』と比較すると、奇抜さや不可思議さのインパクトはそれほどないと思います。前作の舞台となった京都、奈良ファンタジーの大阪版という視点から読むとおそらく期待を裏切られるのではないでしょうか。 しかし、お上や権力を極端に嫌い、総じて庶民的な「大阪人的気質」がいったいどこに由来しているのか。 歴史上、豊臣方についた真田信繁(=真田幸村)が大坂冬の陣・夏の陣を通じて強大な勢力を誇る徳川家康を相手に、討死覚悟の上で武士道と義の精神を貫いて家康を追い詰めたことはよく知られていますが、本作中で国家権力や東京(江戸)を徳川方に、対する庶民性を軸とする大阪(大坂)を豊臣方に置き換えると、作者の意図するところが垣間見えてくるのではないかという気がします。 特に本作中で主人公父子の姓が「真田」など登場人物の名前の多くが戦国武将からとられており、史実の上で真田信繁(幸村)が父昌幸の精神を受け継いだように、作中「大阪国」の人々も父子の伝承を通じて豊臣家の末裔(ここでは王女)を守ることで、少なくとも精神の上では国家権力や東京中心主義に対峙して現代に至っているのではないかと…。そんな視点から読むと、大阪人気質そのものが万城目ワールド独特の歴史小説としてその中に取り込まれ、前作とはまた違った意味で面白さが感じられると思いました。なお、主人公の少年(少女?)が有する両性具有の設定については意味するところが今もよくわかりませんが。
荒唐無稽だが「大阪」らしい物語
荒唐無稽な話なのですが、「大阪」と言う土地柄を十分に生かしきった作品になっています。 実際、空堀商店街の人たち、もっと大きく言えば「大阪国」の人たちは、イメージ通りの「大阪人」です。 それだけこの話が「大阪」と言う町に密接に繋がっており、それ以外の町ではとてもこの物語はなりたたなかったでしょう。 テンポが今まで程良くないという批判もあるようですが、それだけ登場人物がしっかりと描かれており、短い段落で区切られた物語が、読む者をどんどんクライマックスへと追い込んできます。 最初から最後まで、大いに楽しめる作品でした。
読んでるそばから頭の中で勝手に映画化していました。
初めての万城目学の本。今話題の「鴨川ホルモー」を読む前に、新刊の「プリンセス・トヨトミ」を先に読んでしまいました。冒頭いきなり、東京駅を新大阪に向けて発車する新幹線の中の3人の検査官のキャラが強くて、思わず頭の中でキャスティング。副長の鬼の松平は、吹越満がいいと思ったけどやっぱり柳葉敏郎かも。めちゃくちゃ頭とスタイルのいい旭ゲーンズブールは土屋アンナにやってもらいたい。鳥居は、ドランクドラゴンの塚地しか思い浮かびません。そして、私の頭の中にはまだ映画化されてもいないこの作品の映像が鮮明に映し出されるのです。狭い路地をいくつも抱えた空堀商店街の片隅に建つレンガ色のレトロな長濱ビルも、毎朝、似合わないセーラー服姿の奇妙な男子(?)中学生が手を合わせる巳さんも、真っ赤にライトアップされた大阪城も、まるで映画を観ているように、目の前に浮かび上がって来ました。そして、終盤、こういう荒唐無稽な話は、なんだかな?とはぐらかされた気持ちがして読み終わることが多いのですが、この本には、大阪人の男と女について実に深い観察眼があり、なるほどな?。だからこの男の子の設定も、そういうことになってたのか?と伏線がつながり、すべて府に落ちてすっきりするのです。実際の映画化の話も近い将来ありそうですが、キャスティングがとても楽しみです。

春にして君を離れ (クリスティー文庫)

[ 文庫 ]
春にして君を離れ (クリスティー文庫)

・アガサ・クリスティー
【早川書房】
発売日: 2004-04-16
参考価格: 693 円(税込)
販売価格: 693 円(税込)
( 通常2〜5週間以内に発送 )
中古価格: 1,518円〜
春にして君を離れ (クリスティー文庫)
アガサ・クリスティー
カスタマー平均評価:  4.5
今までのアガサクリステイの最高傑作
アガサの推理小説はポアロも、ミス・マープルもそれ以外も読んできた私だが、この作品は「怖い」殺人事件があるわけでない。しかし、子育ての終わった3人の子の母が5日間、砂漠のど真ん中の駅の宿舎で足止めを受けた偶然のために、明らかになっていく「恐るべき家族の虚像」愛とは何か?恐るべき勘違いではないか?平穏無事と思っていた人生がリアルタイムで「全然平穏無事」でなかったことが明らかになる。気が付いた夫人はイギリスに帰って、どうするか?長女に会い、夫に会う。砂漠で気づいた自分か?元の自分か?どっちを選んだのか?その結果、妻はどうなり、夫はどうなるのか?家族は? 最後の最後までハラハラで読みました。 砂漠での半ば自殺未遂のような放浪までした妻の取った最後の態度とは? 世の古今東西を問わず、普遍的な問題だったと思う。 臨場感があって「怖い」、そして極めて現代的な問題を扱っている。読んだものすべてが、何らかの感想を「持たざるを得ない作品」であるところがすごい。 アガサをただの推理小説作家を思っていた私が浅はかだった。 この作品に引き込まれていくのは「そして誰もいなくなった」以上だ。 読めばわかると思う。表紙の絵もなかなかいいと思う。 アガサの最高傑作だと思う。「アクロイド殺し」よりすごい作品だ。出あえてよかった。
ミステリーではない怖さ
ポアロやマープルのシリーズをある程度読んだ後に手にした作品でした。 ミステリーじゃないので迷ったのですが、思わせぶりなタイトルに惹かれ。 最初は波がなく退屈そのもので「失敗したなぁ」と思ったのですが、 半分を過ぎるあたりからは一気読みでした。 身近な筈の家族が、実は深く恐ろしい葛藤と欺瞞を生む温床になるとは…。 人間なので熱しも冷めもしますが、 その残酷さを実に美しく完璧な形で読まされた、という感じです。 “彼”の最後の言葉――凍りつきます。
他人に重ねて読んだが、実は私のことなのかも知れない
毒親の話。毒親が自分を見つける話。ときいて  「それはさぞや胸がスカッとするだろう」 と読み始めました。 しかし、いやぁ、深い。 「親の価値観」を「あなたのため」だからと押し付けてくる親。 「ああ、いるよねー」「うちの親もこれあるある」と読んでいましたが …これは、自分のことなのかもしれない。 今はそうではないかもしれないけれども将来そうなるかもしれないのでは ないか?夫に、友人に、実はこんな迷惑をかけたりしてるのでは ないか? 深く自省することを「うつっぽい」と表現し、そういった 自分にとっては気持ちよくないテーマから逃げていたことを反省した。 今はこの小説をまだ受け止めることができた。 でも10年後、20年後、いつか「この主人公がどうしてみんなに憐れまれているのか わからないわ」と思うときが来るかもしれない。 その時、私は主人公と同じ状態になっているのだ。 自分の状態を判断するために、この本は本棚に入れておこう。 同じ本は2回読まないが、この本は何度も読みたい。いや、読みたくなくても 読まなくてはいけない、と思った。 子供はまだ小さいわ、とか 子供どころか独身ですけど?という あなたももしかして「友達から」クスっと笑われてることがあるのかも しれないですよ。怖い怖い話でした。
小説としてのひとつの完成形
本書の話を女性特有のものとして扱って欲しくはない。 男だって、来し方を振り返るときは多い。 でも、こういう振り返り方って、ちょっと欝っぽい。 もし自分がこういう風になったら病院いくかも。 怖い本だと、私は思う。 小説としてのひとつの完成形を見たような気がする。
押し付けの愛?
人を愛するということは その人の人生をも左右すること? 幸せの価値は人それぞれ。 あの人 気の毒だなーと思っても その人にとっては幸せだったりする。 相手に良かれと起こした行動も 疎まれきらわれたりする。 いつの時代も 難しい問題です。 考えさせられる 作品です。

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 更新日 2009年5月10日(日)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク

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