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歴史・地理

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夜と霧 新版 ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫) 難航―交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫) アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks) 深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫) グローバリゼーション 人類5万年のドラマ (上) 血涙(上) (PHP文庫) ケルベロス東京市街戦首都警特機隊全記録 (Gakken Mook) 血涙(下) (PHP文庫) GHQ作成の情報操作書「真相箱」の呪縛を解く―戦後日本人の歴史観はこうして歪められた    小学館文庫
夜と霧 新版 ご冗談でしょう、ファインマンさ.. 難航―交代寄合伊那衆異聞 (講.. アメリカ人の半分はニューヨーク.. 深夜特急〈1〉香港・マカオ (.. グローバリゼーション 人類5万.. 血涙(上) (PHP文庫) ケルベロス東京市街戦首都警特機.. 血涙(下) (PHP文庫) GHQ作成の情報操作書「真相箱..

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夜と霧 新版

[ 単行本 ]
夜と霧 新版

・ヴィクトール・E・フランクル
【みすず書房】
発売日: 2002-11-06
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
 Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 893円〜
夜と霧 新版 ※一部大型商品を除く
ヴィクトール・E・フランクル
カスタマー平均評価:  4.5
善悪の基準としての書物
人として扱われないこと。 番号で呼ばれること。 囚人以下の扱いを受けること。 無意味に殴られ、蹴られること。 服を剥がれ、毛も剃られ、 尊厳を奪われること。 それでも、死にたくないこと。 いつ終わるかわからない生活の、 先の見えない絶望と、 生きる希望を持ってしまうこと。 持つこと。 『生きる意味を問う。』 『苦しむことの意味。』 『生きることは  彼らに何かを期待している。』 -- 子供は残酷だと、 よく言う。 なんで残酷なのかと、考えると。 子供は良くも悪くも、 痛みを知らないからだろうなと。 僕は答える。 歳を重ねると。 いろいろな経験を重ねる。 いろいろな種類の痛みも知る。 んで。 ある程度歳を重ねた今だからこそ。 この本を読んで、 とても痛く。 ダメージを受けるということもある。 (別に若いから、わからないとか そういうんではない。 だいたい僕は戦争の経験だってない。) 当然。 この本に書かれている事実よりも、 肉体的で、残酷なダメージではないけれど。 その痛みは。 この本に書かれている事実を、 軽く読めてしまうという、 自分の存在にも含まれる。 有史以来。 人の歴史は戦争の歴史でもある。 と誰かが書いてた。 全ては、簡単に言えば。 想像力の欠如が 起因しているのかもしれない。 それじゃ、ヒトは。 何年生きれば、 必要に足るだけの 想像力をもてるのか? 結局、 ヒトという種は、 そういう存在だって ことなのかもしれない。 けれども、 やっぱり、 わからない。 誰もに共通項の答えなんて、ない。 今の僕の暫定的回答は。 こういうことがあった、 という、自分の想像力が 及ばない範疇の事実は、 知っておく必要があるのだろうな。 ということ。 たとえ想像力が届く範囲でも、 自分がダメージを受けたということを。 知っておく必要があるのだろうな。 ということ。 経験の伴わない、 自分の中のモラルとして。 自分の中の善悪の基準として。 もしかしたら経験するかもしれない、 未来として、 知っておくべきことなのだろうな。 ということ。
生きる、生かされている意味を考える
想像を絶する苦しみだけの中(3年間、それもいつ終わりがあるか分からない)で 「どのような人が生き抜けたか」、「どのような行動を人がとったか」を学者として見たものです。 色々と書きたいことはありますが、 「自分を待っている仕事や愛する人間に対する責任を自覚した人間は生きることから降りられない」 「収容所にあっても完全な内なる自由を表現し、苦悩があってこそ可能な価値へと飛躍できた」 というところに生きることの根本的な意味があるのではないかと思いました。 なぜ、フランクル氏が生き延びることができたか? 私は「自分が生かされていると考え運命を受け入れたこと」そして 「学問への深い深い意志」 ではないかと私は思いました。 すばらいし本に久しぶりに出会いました。感謝です。
震撼させられました。強く、心を揺さぶられました。
 アウシュヴィッツほかのナチス強制収容所で、被収容者の生活を体験した著者が、心理学者の観点から、その悲惨な状況を観察し、描写した一冊。極限の苦しみの日々を送る人間たちを、自分を含めてひたと見据えながら、人間の生きる意味とは何か、人間の尊厳とはどういうものかを問いかけ、考察していくのですね。150頁あまりの記述の哲学的な色合いを帯びた深みがもの凄く、あちこちで慄然とさせられました。人間らしい心が麻痺してしまう想像を絶した収容所生活の光景に打ちのめされ、その中でも、生きる意味を見出そうとする人間の勇気、人間の覚悟に接して、心が震えました。  収容所から工事現場に向かって、何キロもの雪道を歩く途中、愛する妻の面影、その微笑みを思い出すことで、ひととき、至福の境地へと至る著者。収容所の現場監督が取り置きしておいてくれた小さなパンが、自分に向けてそっと差し出されたとき、彼の人間らしい言葉、人間らしいまなざしにたまらず、ぼろぼろと涙をこぼす著者。このふたつのシーンは、とりわけ、胸がいっぱいになってしまった記述です。読みながら、こちらもたまらない気持ちになりました。  あるいはまた、次の記述などに。 <カポー(被収容者監視員 ※筆者註)は劣悪な者から選ばれた。この任務に耐えるのは、ありがたいことにもちろん例外はいたものの、もっとも残酷な人間だけだった。(中略)そういう者だけが命をつなぐことができたのだ。何千もの幸運な偶然によって、あるいはお望みなら神の奇跡によってと言ってもいいが、とにかく生きて帰ったわたしたちは、みなそのことを知っている。わたしたちはためらわずに言うことができる。いい人は帰ってこなかった、と。>(p.5)  強制収容所の衝撃的な写真が掲載されていた旧版(1947年刊 霜山徳爾 訳)も読みごたえありましたが、こちら、シンプルなたたずまいの新版(1977年刊 池田香代子 訳)も素晴らしい。平明な言葉と文章。すっと頭の中に入ってきて、分かりやすかったことでは、本書のほうが上でしょうか。  いずれにせよ、後世に残したい、人間の崇高さと尊厳を記録した屈指の名著ですね。本作品は、小川洋子『心と響き合う読書案内』(PHP新書)でも取り上げられ、見事な紹介がされています。
「アウシュヴィッツのガス室」は実在したか?
 ナチスドイツが、第二次大戦中、多くのユダヤ人を差別、迫害した事は、明白な史実である。しかし、その歴史について、検証すべき点は残されて居る。具体的には、(1)ドイツは、ユダヤ人をただユダヤ人であると言ふだけの理由で「絶滅」までしようとした。(2)その手段として、ドイツが「ガス室」でユダヤ人を処刑した。とするの二つの主張については、「証言」が有るのみで、物的証拠が提示されて居ないのである。それどころか、この二つの主張には矛盾と不合理が満ち満ちて居る事を、皆さんは、知っておられるだろうか?  先ず、戦後、これだけ「ドイツはユダヤ人を絶滅しようとした」と言はれて来ながら、戦後、連合軍がドイツで押収した膨大な戦時中のドイツ政府公文書の中に、ヒトラーもしくは他のドイツ政府指導者がその様なユダヤ人の「絶滅」を命じた文書は、今日まで、一枚も発見されて居ないのである。又、当時のドイツ政府が、その様な「絶滅計画」の予算を計上して居なかった事も判明して居る。そもそも、青酸ガスを用いたガス室は、アメリカの死刑の経験では、あらゆる処刑法の中で最も高価な、そして危険な処刑法である。その様な方法で「民族絶滅」を企図したと言ふ話は、根本的に不合理ではないだろうか?そして、その「ガス室」で殺された死体が、法医学者又は病理学者の解剖で確認された事を記した医学記録が、実は、一つも無いのである。(テレビの資料映像等に有る収容所の死体の山は、発疹チフスなどの病死者の死体である。)こうした客観的物証の欠如から、私は、現状では、本書の内容を信じる事が出来無い。 (西岡昌紀・内科医/パレスチナの土地の日に)
精神の崇高さ。
収容所の日々は内心の決断を迫る情況の連続だった。人間の独自性、精神の自由などいつでも 奪えるのだと威嚇し、自由も尊厳も放棄して外的条件に弄ばれるたんなるモノになり果て、 誘惑する環境の力の前にひざまずいて堕落に甘んじるか、あるいは拒否するか。 著者の心をさいなんでいたのは、私たちを取り巻くこのすべての苦しみや死に意味があるのか、 という問いだった。もしも無意味だとしたら、収容所をいき凌ぐことに意味などない。 おそらく収容所に入ることなど生涯においてないであろう現代に生きる日本人にとってこの 書物はどんな意味があるだろうか?人間にはどんな環境におかれても内面の自由があり、 その尊厳は誰にも奪うことは出来ない。そして私たちは選択することができる。 深く自分の内面を見つめ、人間としての崇高さに日々の生活を通して達していきたい、 そのように考える。

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

[ 文庫 ]
ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

・リチャード P. ファインマン
【岩波書店】
発売日: 2000-01
参考価格: 1,155 円(税込)
販売価格: 1,155 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 700円〜
ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)
リチャード P. ファインマン
Richard P. Feynman
カスタマー平均評価:  5
センセったら、もう冗談ばっかり!
 リチャード・ファインマンのこの本は、物理学はもちろんの事、物理を離れた周辺雑記風なことやらを思うままに書き綴った自伝風味のエッセイ集である。 タイトルにもなっている「ご冗談でしょう? "Surely,you're joking,Mr.Feynman!"」というのは、ある茶会でのとあるセレブ婦人の「ホホホホホ!」という冷笑とともに発せられたお言葉だった。  彼はこの前の戦時中ロスアラモスでのマンハッタン計画に参画していた。本人いわく、ファインマン氏は原爆実験の爆発を「肉眼で見た、唯一の人間!」。彼はこのロスアラモス時代に最初の妻を結核で亡くしている。  しかし、原爆に関する記述は(上)(下)を通じてこの部分だけ。自らがその開発に携わったにもかかわらず、むしろ、その成果に満足しているような風なのが気になる。 「サングラスを掛けず、肉眼で原爆を見た唯一の人間」かどうかしらないが、少しは良心の呵責に耐えるということはなかったのか。 同じ日本の風呂を使った湯川博士は、その生涯を通じて原発反対の最先端に立ってきたというのになあ、もう! 「ホホホホホ」と笑われた事を忘れずに・・・・・。  彼の言動はまさに「ご冗談でしょう」と言いたくなるほどだが、読みやすい日本語訳とともに(下)でも我々を飽きさせない。
ファインマンが伝えたかったこと。
物理学者というと「お堅い」イメージがありますが… ・物理学の話になると超お偉いさんにもほぼタメぐちになっちゃう ・友達の部屋の「ドアを隠す」いたずらをしちゃう ・ストリップショー好き …などなど、エピソードを読んでいくにつれその堅いイメージはスッと消え、時々笑いがこみあげました。ノーベル賞受賞してなかったら、普通のおっちゃんやん。と思うくらい。 とはいっても、やはり「天才」と言われるだけあって随所に見られる『考え方』にとても強いものを感じました。「理解する」ということへの認識、物事をとことんまで知ろうとする好奇心、そして、本質を見抜こうとする姿勢には、ただ「すげーな」と思うばかり。 そして、彼の「伝えたいこと」「想い」をいちばん強く感じられるのが、下巻のラスト「カーゴ・カルト・サイエンス」。1974年のカリフォルニア工大卒業生への祝辞だそうです。 いたずら心やユーモアたっぷりのそれまでのエピソードを読んで、最後にたどりついたこの「想い」には、とても心を揺さぶられました。 サクッと読めるのでおすすめ。
他人にも自分に正直に、そして楽天的に生きていくこと
ファインマンのいたずら満載の自伝。 彼の行動の原動力は、好奇心。とにかく何でも自分でやってみる。・・・とここまではいいけれど、読心術を試してみたり、金庫破りに精を出したり、バーで殴り合いまでしたり。誰もが思い描く典型的な「物理学者像」と比較して、「この人、本当に物理学者?」と疑いたくさえなる。それが、ファインマンだ。 この本を読んだとき、私はちょうどプレッシャーやストレスなどを感じ始めて少々ナーバスな時期だった。だが本書から、「他人にも自分に正直に、そして楽天的に生きていくこと」を学び、肩の力が抜けた気がする。憂鬱の悪化を防ぐ即効薬。
自叙伝の最高峰
機知とユーモアの人、ファイマンさん。 他の多くのレビューに私も、たびたび同感。 本書の秀逸性を改めて、述べる必要はありませんね。 特に興味深く読ませていたのが、「二人の金庫破り」の章。 機密文書を保管するあらゆる金庫を開錠しまくり、その安全管理のずさんさを痛烈に批判。 この頭のキレ具合は、痛快。 あなたじゃなきゃ、安全ですって(笑)。 おもしろすぎます、ファイマンさん。
声を出して笑ってしまう
これまで読んだ本の中でトップ群に入るおもしろさでした。 天才の思考回路をかいま見れます。

難航―交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

[ 文庫 ]
難航―交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

・佐伯 泰英
【講談社】
発売日: 2009-04-15
参考価格: 650 円(税込)
販売価格: 650 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 530円〜
難航―交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)
佐伯 泰英
カスタマー平均評価:  4
新しいステージへ物語が展開
シリーズの第10巻。 伊那に戻った藤之助に伊豆下田での新しい任務が待っている。 幕末の史実を絡めてダイナミックに話が進む。 前半の伊那での物語は少し冗長ではあるが、下田で黙契の妻 玲奈と合流する辺りから本シリーズの醍醐味が戻ってくる。 次巻が楽しみです。

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)

[ 単行本(ソフトカバー) ]
アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)

・町山 智浩
【文藝春秋】
発売日: 2008-10-09
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
 Amazonポイント: 10 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 296円〜
アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)
町山 智浩
カスタマー平均評価:  4.5
少し事実偏重が激しい気が
米国の色々な事情についてのコラムをまとめた本ですが、何と言うか、非常に違和感を感じました。 例えば、キリスト教の福音派については、子供達にまるでカルト宗教そのもののような教育を行っていると批判しています。 確かに、一部ではそうした人々が居るのも事実でしょうが、一部の極端な事例をあげつらって、まるで全ての福音派がカルト宗教であると誤解させるような書き方は如何なものでしょうか。 また、メディアについてもある場所では「右派メディアが暴走して」と言っていますが、それでは「メディアがオバマを贔屓していた」という点と矛盾してしまいます。こうした細かい違和感が随所に感じられるのですが、そうした点についての説明は一切ありませんでした。 ついでに言えば、文章に品が無い。「ビチビチのビッチ」という言葉が出てきた時は、思わず笑ってしまいましたが……。 まぁ、出展元を見たところ、「週刊現代」「部落解放」「論座」etc...とあり、何となく理解は出来ました。 良くも悪くもゴシップ誌の記事程度のものです。 少しでも現在のアメリカ事情を知ろうと思って購入したのですが、私の目的には合いませんでした。(日本の週刊誌の記事だけを見て、「これが日本だ」などと判断したら大いに問題ですからね)
無知は 聖書のせい?
宗教に騙されると、お布施を搾取されるどころか 手軽に政治利用されてしまう。 これは古今東西どこにでもある話。今の日本もそう。 ただ、あなたが気づいていないだけだ。 一神教の鬱陶しさをコミカルに描く本書。 町山智浩さんがカリフォルニアの地から語る 極端なコラムは、冗談みたいな話ばかりだ。 対岸の火事として笑った後、 "救いようのないアメリカ"を後追いしないための準備が、 山ほどあることに気付く。
ポスト・アメリカの世界へ向けて
知ってる人はよく知っている、あの映画評論家町山智浩さんによるアメリカいじりまわしコラム集。ラジオ等で町山節にハマっちゃった人にとっては、まさに垂涎の一冊です。 アメリカの現状(特にここ数年の "惨状" )を、キャッチーな内容を中心にしながら、面白おかしくバッサバッサと斬っていきます。日本でも近年は「おバカタレントブーム」の嵐が吹き荒れていますが、アメリカでは "キャラ" ではなく "本物" のおバカが大量にいて、しかも大統領も真性おバカであるという悲惨な状況が複数の側面から語られています。 #まあ日本の総理も同じような (ry やや三面記事的な内容も多いのですが、逆に言うとそれは、もはやアメリカそのものが三面記事化しているということを表しているのかもしれません。
通常、日本人が知りえない、多くのアメリカ人やアメリカ社会の現実を教えてくれる素晴らしい本です。
 多くのアメリカ人は題名のとおり、首都を指し示せないだけではない。五輪開催地を知らなかったり、日常生活に支障はないのか、と疑問に思ってしまうほど、とにかく何もかもを知らないらしい。 アメリカ人はただ無知なだけではなく、その根には「無知こそ善」とする思想、反知性主義があるのだ、と、著者は指摘する。その反知性主義のひとつが、キリスト教福音主義である。世界は神が7日間で作り上げたものだと信じる為に、書籍を読まず、科学を否定する姿には、これが現代の話かと驚くばかりである。 週に6日働いていても、福祉の援助がなければくらせない人々の多さ、健康保険が高額すぎて加入できない人が多くいること。保険に加入できても、保険料を抑えるために治療を拒否され、死んでいく人達。 宗教だけではなく、戦争や政治、さらには格差社会にまで踏み込んで現在のアメリカを描く町山氏の手腕にはうなるばかりである。栄華を極めた国が衰退の一途をたどる恐ろしさを感じつつ、明日はわが身だと自国を憂えずにはいられない、素晴らしい一冊である。  多くのアメリカ人は題名のとおり、首都を指し示せないだけではない。五輪開催地を知らなかったり、日常生活に支障はないのか、と疑問に思ってしまうほど、とにかく何もかもを知らないらしい。  アメリカ人はただ無知なだけではなく、その根には「無知こそ善」とする思想、反知性主義があるのだ、と、著者は指摘する。その反知性主義のひとつが、キリスト教福音主義である。世界は神が7日間で作り上げたものだと信じる為に、書籍を読まず、科学を否定する姿には、これが現代の話かと驚くばかりである。  週に6日働いていても、福祉の援助がなければくらせない人々の多さ、健康保険が高額すぎて加入できない人が多くいること。保険に加入できても、保険料を抑えるために治療を拒否され、死んでいく人達。 宗教だけではなく、戦争や政治、さらには格差社会にまで踏み込んで現在のアメリカを描く町山氏の手腕にはうなるばかりである。栄華を極めた国が衰退の一途をたどる恐ろしさを感じつつ、明日はわが身だと自国を憂えずにはいられない素晴らしい一冊である。
おもしろい!でも著者というより訳者。
海外旅行や日本のメディアでは伝わらないアメリカのタブー や陰の部分が満載。この手の情報はデーブスペクターが時々 少し知らせる程度で、日本人にはとても価値のある情報です。 この本に出てくるアメリカの個人主義がもたらした唯我独尊な 連中を見てると恐怖さえ感じてくるけど、極端な人間の例が 多いのであまりネガティブな偏見を持たない注意が必要でしょう。 気になったのは全般的に大衆雑誌や新聞のコラムを著者が訳して、 著者の考えを少し加えてる文章の構成です。出所は著者本人では ないということ。了承を得たのか、著作権上どうなってるのか 不明ですが。

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

[ 文庫 ]
深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

・沢木 耕太郎
【新潮社】
発売日: 1994-03
参考価格: 420 円(税込)
販売価格: 420 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)
沢木 耕太郎
カスタマー平均評価:  5
流浪願望を焚きつける魔書
オリジナルは1968年5月リリースの『深夜特急 第一便』。本書はその前半部分を文庫化したもので、1994年3月25日リリース。文庫化の巻末には『香港』で名高い山口文憲氏との『出発の年齢』と題する1993年11月に実施された対談が加えられている。 本書は正に『流浪願望を焚きつける魔書』と言えるだろう。日々凡々と繰り返しで変化無い日常を過ごしている人間に、何故旅に出ないのか、という無言の力を放っている。おそらくは複数の人間は日常を切り上げ、旅立つことをしてしまっただろう。生きている、というのはそういうことではないか、と思える。 本巻では主に香港・マカオが描かれているが、無計画な体験が外連味無く、瑞々しく描かれ本当にステキだ。特に『大小』に魅入られていく姿と、取り巻く人々に『人』そのものを感じてしまう。何度でも読み返してしまいそうな唯一無二の作品である。
学生のうちに読んでおけばよかった…と思う本ナンバーワン。
社会人1年目の頃に読みました。 で、猛烈にこんな旅をしたくなるのですが、まぁこんな旅をしたくとも、女子の海外一人旅はちと厳しいってところもありますし、会社入っていきなりやめるわけにもいかず、時すでに遅しで、憧れだけが募りました。 会社を辞めて旅へ出る行くほどの勇気もないので、以来せっせと夏休みを利用して旅行を続けています。 できれば、今現在学生さんの人に、是非読んで欲しい本です。
青春の象徴 人生のような旅
本当に久しぶりに名著「深夜特急」を第1冊から読み返しています。突然再読したくなる魅力と魔力を兼ね備えた本であることを再認識しました。筆者が旅をした1970年代前半当時と現代の価値観は当然違うはずですが、このワクワクするような高揚感はいつの時代も不変的な魅力だったのです。 筆者と同世代の時に読んだ時の強烈な印象とは別に、年を重ねてからの通読はまた違った感覚を呼び起こしました。旅はまさしく人生だと。 本書でも頻繁に描かれていますが、自分の思い描いたような展開はなかなか訪れませんし、それゆえ、風の吹くままに放浪を続けます。見知らぬ町で突然アクシデントに巻き込まれることもあります。惰性で旅を続けている内に旅をする目的まで失っていく状況も描かれています。ぬくぬくとした環境から脱出するのもまた旅の原動力なのでしょうし、成長の証なのでしょう。 マカオでのサイコロ博打「大小」へののめり方は半端ではありません。若さの為せる技かも知れませんが、無鉄砲で行動しながら考えるという筆者の生き方の特徴がカジノでも発揮されるわけで、必勝法とも言うべき奥儀を見つけた時、筆者と一体になって次なる展開を楽しみました。一気に読ませます。 何もかも突然に捨てて見知らぬ街を訪れてみたい、という願望は誰しも胸に抱いていると思います。バックパッカーの多くがその魔力に取りつかれて世界を放浪しているわけで、彼らの拠り所は今も昔も『深夜特急』にルーツを持っているのかも知れません。 筆者のような生き方は出来ませんが、せめて本書を読むことで疑似体験させてもらっています。沢木耕太郎も還暦を過ぎ、発刊当時の読者も同様に年を取りましたが、毎年のように若い世代の愛読者が出ているわけで、永遠の青春の書であることに違いありません。
心揺さぶる『放浪』の書。旅好きには『禁断』の書。
学生時代の旅の記憶が蘇る。沢木耕太郎は、ガイドも予備知識もないままに『異国』の地に飛び込む。空港で通関を過ぎてもどこに行って良いのかわからない。金もないから現地の安い大衆食堂に嗅覚だけでたどりつく。英語なんて話す人なんていない。そこで、観察したり、ジェスチャーしたり、筆談したりして、旅先の人々と次々に交流していく。 働いてお金ができて『快適な旅』をするようになってしまったが、快適になればなるほど海外に行っているなんて感覚は全くなくなる。楽しいレジャーではあるが旅はどんどんと表層的になていく。『地球の歩き方』を持った貧乏旅行も沢木耕太郎の『旅』とは違う。 他の方のレビューでも指摘されているように、すっかり沢木耕太郎の『瘴気』にあてられてしまった。
第1章を読め!!!
わたしはTVドラマで放送されてこの本を知った派だ。高校の頃、友達がトリツカレテ読んでいたが私はなぜかスルー。時がたち、社会に出てからふと読んだ、そしてぶっとんだ!バックパッカーで旅したことを鮮烈に思い出した。第1章に描かれていたものに私は共鳴した。そうそう、こんな感じだと納得して読んでしまった。連想ゲームなら間違いなく貧乏旅したことある人なら正解する描写。私は1巻の第1章だけでお腹いっぱいだ。だから次の章を読むまえに旅だつことを選びます。それぞれの人が自分自身の深夜特急に乗るべし!!魔力を持ったこの本の取り扱い注意!!!

グローバリゼーション 人類5万年のドラマ (上)

[ 単行本 ]
グローバリゼーション 人類5万年のドラマ (上)

・ナヤン・チャンダ
【エヌティティ出版】
発売日: 2009-02-23
参考価格: 2,730 円(税込)
販売価格: 2,730 円(税込)
 Amazonポイント: 27 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 4,660円〜
グローバリゼーション 人類5万年のドラマ (上) ※一部大型商品を除く
ナヤン・チャンダ
カスタマー平均評価:  5
「フラット化・・」を遥かに凌駕する壮大なスケール
フリードマンのフラット化する世界 [増補改訂版] (上)/フラット化する世界 [増補改訂版] (下)の2番煎じと思いきや、グローバル化を「人類」の歴史という視点から定義し直し、最新の遺伝子解析による人類の拡散の足跡を辿り、人間のあくなき欲望と好奇心を動機とした文明化による新たな拡散、そして最後には昨今の表層的な反グローバリズムに対する鋭い考察を加えている。著者の斬新な視点と広範で綿密な調査データに基づく重厚な分析は、前記作品をどこかの軽い新書程度に思わせてしまうほどであった。 また、高度に専門的な内容も一般読者にも分かり易い事例を多用し、かつユーモアのあふれる語り口で誰にでも理解できるよう工夫されている。このジャンルでは銃・病原菌・鉄〈上巻〉/銃・病原菌・鉄〈下巻〉に匹敵する作品であろう。
人間の宿命としてのグローバリゼーション
現生人類がアフリカを出て以来、(同じヒトという種で構成されながらも)異なる生活様式、価値観を持つ集団同士の再会である「グローバリゼーション」が繰り返されてきた。この再会の場面でヒトは、日常生活の変化を食い止めるべく戦い、思索を深め、結局は自らと異なるものを受け入れ、それと同化しながら今日の大繁殖に至ったのだ。いまグローバリゼーションを非難する人々でさえグローバリゼーションの恩恵によって生き延びることができ、活動することができることを忘れてはならない。グローバリゼーションとはまさに人間が人間である証しであり、その宿命を真正面から受け止めるとき初めて、私たちに残された道はグローバリゼーションの否定ではなく、(いかなる形であれ)その受容しかないことを知るのである。

血涙(上) (PHP文庫)

[ 文庫 ]
血涙(上) (PHP文庫)

・北方 謙三
【PHP研究所】
発売日: 2009-04-01
参考価格: 680 円(税込)
販売価格: 680 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 339円〜
血涙(上) (PHP文庫)
北方 謙三
カスタマー平均評価:  4
やっぱり北方作品は凄いです
「楊家将」という中国屈指の戦記物を北方謙三がアレンジした前作「楊家将」の後日談というか、正式続編。今回も上下二巻組です。   前作もそうですが、戦記物ですから当然のごとく戦争と軍事、武将達のマッチョな戦いのお話なんですが、「誇り」「プライド」「意地」「最強への強き想い」がものすごいウェイトで全ページ展開されるので、そういうのが苦手な人は絶対に厳しい仕上がりです。でも、こういうのが好きな人にとってはたまらないお話です。  特にこのシリーズの主人公達の「楊家」の人々は政治体制がどうとか国の行方というものよりも武人としての自分たちがどうなのか、最強なのか、どれだけ極められるかが大事なので、戦記物ながら野望や権謀術作にまみれない主人公たちが読めるのもよいのではないでしょうか。  戦国無双とかなみの、まさに超雲や関羽なみの一騎当千の武将達が兄弟でいて、しかもそれらが全員熱い。こういう作品も珍しいと思います。さて、本筋紹介に戻って、この「血涙」では前作のラスト(結果的に前作のネタバレになってしまいますが)からあと、つまりは楊家軍が宋の重鎮の裏切りで全滅して一族がちりぢりになってしまった後の、復活と戦いの物語です。  あいかわらずも延々と続く、宋と遼の戦い。  その戦いの中で、いつも一番厳しい局面で投入される楊家軍。  復活したあともそれは全く変わりません。しかも、最大の敵である遼の独立部隊の「耶律休哥軍」にいる客将的な「石幻果」という強敵は、どうやら記憶を失った楊兄弟の四男であるらしい。敵味方に別れて戦うことになった両者の苦悩と、その四男・四郎と遼の皇帝の叔母との悲恋。なかなかに読ませます。  面白くて上巻一気読みです。
評価の分かれる一冊では?
水滸伝を読んで感動し、楊家将、血涙と手を伸ばしたのですが、読み終えて少し複雑な気持ちです。というのも、楊家将では楊業という偉大なキャラクターが中心に座っていて、水滸伝とはまた違った楽しみを見出せたのですが、血涙ではその子供たちのキャラクターが父ほどには魅力的に感じられなかったことに加えて、軍の描写にも(やはり騎馬の対決が多いので)少し飽きがきてしまった感じがします。ストーリーもまさに題名どおり、楊家にとっては悲劇的な結末が待っていて、とても虚しい気持ちになります。楊家に感情を入れて読んでいる人は、なんとも悔しい?ようなやりきれない思いをもつのではないでしょうか? ストーリーはしっかり仕上がっているため、作品としての完成度は高いと思うので、あとは読む方次第・・・・といったところではないでしょうか?

ケルベロス東京市街戦首都警特機隊全記録 (Gakken Mook)

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ケルベロス東京市街戦首都警特機隊全記録 (Gakken Mook)

【学習研究社】
発売日: 2009-03
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 2,100 円(税込)
 Amazonポイント: 21 pt
( 在庫あり。 )
ケルベロス東京市街戦首都警特機隊全記録 (Gakken Mook) ※一部大型商品を除く
 
カスタマー平均評価:  4.5
充実の出来!
20年近く前、大森にある小さな劇場で『紅い眼鏡』を観たのが、 私とこのケルベロス・サーガとの出遭いだった。 以来この連作は、押井氏の興味の変遷とともに プラモデルの延長のような機械玩具趣味から、 「兵器」という思想の立体化・映像化へと変化していった。 そして現在は『立喰師列伝』と同じく、偽史構築による 日本戦後史の独自解釈というテーマを追っている。 本書の前半はまさにこの偽史の解説、 そして後半は装備という名の兵器解説からなる。 押井氏のロングインタビューに 藤原カムイ氏の書き下ろし漫画もつき やや高価かもしれないが、充実の出来。 本書を傍らに置きながら読みたい一冊として 今後出版予定の『犬狼伝説 特別総集編』が待たれる。
もう一つの日本の戦後史・・・特機隊興亡記!!
ガンダム一年戦争全史の次にこの題材を選んでくれたのは本当に嬉しいです。 学研の架空戦記シリーズにあの押井守さんのケルベロスサーガが登場です。 内容ですがケルベロスサーガの時代背景・・・第二次大戦中?昭和42年までの歴史と 戦後のドイツ勢力(実はシュタウフェンベルク大佐のヒトラー暗殺計画が成功した世界!!)と アメリカ&イギリス勢力、ソ連勢力の三つ巴の冷戦構造、 特機隊興亡記(創立から崩壊まで・・・安仁屋氏と室戸氏の結末まで明記) プロテクトギアを始めとした特機隊装備&自衛隊装備、プロテクトギアの装着一覧表、 特機隊と自衛隊の車両、ヘリコプター、航空機、 特機隊組織図、特機隊の対テロ戦術の考察、 押井守さんのロングインタビュー、藤原カムイさんの書下ろし漫画など。 正直いって☆10をつけてもいい内容です。 特に特機隊興亡記は新聞形式で実際の戦後の写真とプロテクトギアの特機隊を合成した CG写真を使用し臨調感溢れる作りとなっています。 特機隊ファンのみならず、今からケルベロスシリーズを知りたい方、押井守さんのファン、 架空の戦後史に興味のある方にも面白い内容となっています。 是非、もう一つの地球の戦後史と 時代の仇花の烙印を打たれた特機隊の興亡記をお楽しみください!!

血涙(下) (PHP文庫)

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血涙(下) (PHP文庫)

・北方 謙三
【PHP研究所】
発売日: 2009-04-01
参考価格: 680 円(税込)
販売価格: 680 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 340円〜
血涙(下) (PHP文庫)
北方 謙三
カスタマー平均評価:   0

GHQ作成の情報操作書「真相箱」の呪縛を解く―戦後日本人の歴史観はこうして歪められた    小学館文庫

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GHQ作成の情報操作書「真相箱」の呪縛を解く―戦後日本人の歴史観はこうして歪められた 小学館文庫

・櫻井 よしこ
【小学館】
発売日: 2002-08-01
参考価格: 690 円(税込)
販売価格: 690 円(税込)
( 通常2〜5週間以内に発送 )
中古価格: 194円〜
GHQ作成の情報操作書「真相箱」の呪縛を解く―戦後日本人の歴史観はこうして歪められた    小学館文庫
櫻井 よしこ
カスタマー平均評価:  4.5
日本人の自虐史観の原因が書いてあります。
櫻井よし子さんの著書は、とても読みやすいです。 他の著書も是非おススメします。 この本は、戦後の日本へGHQが行った自虐史観を持たせる為の操作が書かれています。 今現在のマスコミや日本教育の腐敗がここから始まったことは、過言ではありません。 戦後を知るための教科書として、持っておくにはおススメの一冊です!
敗戦国の日本劣等人の原点
GHQは敗戦日本の占領政策の一環として「真相を日本国民に知らせる」ためのラジオ番組を作った。それは「真相はかうだ」「真相箱」「質問箱」と名称を変えながら、三年にわたりお茶の間に日本の犯罪を告発し続けた。一級のプロパガンダです。戦後日本人の自虐史観はこうして作られました。このウオーギルトインフォメーションプログラムの成立プロセスは下記の本に詳しいです。仰天の内容です。 そして、洗脳を受けた日本人は次の世代への再洗脳をおこないます。これはGHQの居なくなった今でも続いているのです。戦後64年は日本の精神を解体され続け、歴史と伝統を壊し続けたのでした。
アメリカはすごいペテン氏
これは「真相」か、それとも「洗脳」か?! 敗戦直後、GHQは占領政策の一環として 「太平洋戦争の真相を日本国民に知らせる」ためのラジオ番組を作った。 「眞相はこうだ」「眞相箱」「質問箱」と名称を変えながら、 3年にわたりお茶の間に日本の犯罪を告発しつづけた。  真実の中に虚偽を巧妙に散りばめ ”帝国主義の悪が民主主義の正義に屈した” との観念を植え付けるGHQの思惑は成功し、 いつしか日本人の歴史観や戦争観を規定した。  「真相箱」の原作本を復刻、 戦後日本の混迷を招いた「問題の書」を白日の下にさらし、 櫻井よしこ氏が徹底解説する。 以上、裏表紙より。 戦後、日本はGHQの壮大な仕掛けによって洗脳された。 現在もその仕掛けは機能しており、左翼政党・マスコミが偏向を煽動しつづけている。 日教組にも定着し維持している。 その元になった情報操作書がこの眞真箱だ。 それには日本の過去から将来への歴史を根こそぎ奪い去ろうとする執拗な意図を潜ませている。 本当に腹ただしい! アメリカにとっては黄色い猿の文化やプライドなどどうでもいいらしい。 当時の日本の置かれた辛い状況を想像してみる… みなが貧乏でいつも腹をすかせ空っぽになっているに、娯楽などないに等しかった時代に、 「日本政府と軍がいつも国民を騙していた」と繰り返しラジオで聞かされれば「もうそれでいいです…」と受け入れてしまうのではないか。  アメリカの占領政策はうまくいった。 日本はあれほどの被害を受けていながら、アメリカに親しみを持てるし、 「日本軍国主義が悪かったから原爆を落とされても仕方がなかったのだ」と納得してしまう。 自責を超えて自虐にまで日本を追い込むことができた。 今や、金だけを出し、発言力の全くない国になってしまった。 アメリカはすごいペテン氏だ。 そして日本人は巨大な檻の中で、自由だと思い込まされているだけだ。 どうせなら正しい洗脳を韓国や中国で是非やってもらいたいもんだ。
正確な引用こそが大事なのでは?
 ラジオという媒体を使って、宣伝活動することは、映画と同様かそれ以上にかつては効果があった。GHQによる放送については、断片的な資料を読んだことがあるが、ここまで質量とも膨大な内容を正確に引用した書物は始めてである。  まずは一時的な資料を正確に把握することが、歴史認識の出発点であるという立場からすれば、ややくどい引用も、資料として貴重と思うべきだと考える。  櫻井氏が、引用の一部をカットしたり、省略すれば、その部分について異論が出るかもしれない。  そういう意味でも、徹底的に引用し、それに最小限の解説を付したというのは公正、公平な作品であるといえよう。
「嘘をつこうとする人間はまず真実を述べる」
これはユダヤの格言だが、GHQによる言論/思想統制はまさしくこの類であり、極めて狡猾であることが分かった。読み始めた時のイメージとは違い、随所に日本軍の功績をたたえるコメントがちりばめてあったりとGHQはうまく「日本メディア」の仮面をかぶって日本人を洗脳した。これをうまく受け入れてしまったのは日本人の「人の良さ」と「敗戦のショック」のためか。 真相箱の各章?を全文引用しているためかもしれないが、引用部分が多少くどい感がある。そのため、途中からは原文をすっとばし桜井氏のコメントのみを拝読。もう少し整理できたかな、ということで星4つ。 戦略的なプレゼンテーションとプロパガンダは日本人が不得手とする分野だが、そういった点についての自戒と内省のきっかけともなる本だった。

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 更新日 2009年5月10日(日)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク

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