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[ 文庫 ]
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深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)
・沢木 耕太郎
【新潮社】
発売日: 1994-03
参考価格: 420 円(税込)
販売価格: 420 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
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・沢木 耕太郎
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カスタマー平均評価: 5
流浪願望を焚きつける魔書 オリジナルは1968年5月リリースの『深夜特急 第一便』。本書はその前半部分を文庫化したもので、1994年3月25日リリース。文庫化の巻末には『香港』で名高い山口文憲氏との『出発の年齢』と題する1993年11月に実施された対談が加えられている。
本書は正に『流浪願望を焚きつける魔書』と言えるだろう。日々凡々と繰り返しで変化無い日常を過ごしている人間に、何故旅に出ないのか、という無言の力を放っている。おそらくは複数の人間は日常を切り上げ、旅立つことをしてしまっただろう。生きている、というのはそういうことではないか、と思える。
本巻では主に香港・マカオが描かれているが、無計画な体験が外連味無く、瑞々しく描かれ本当にステキだ。特に『大小』に魅入られていく姿と、取り巻く人々に『人』そのものを感じてしまう。何度でも読み返してしまいそうな唯一無二の作品である。 学生のうちに読んでおけばよかった…と思う本ナンバーワン。 社会人1年目の頃に読みました。
で、猛烈にこんな旅をしたくなるのですが、まぁこんな旅をしたくとも、女子の海外一人旅はちと厳しいってところもありますし、会社入っていきなりやめるわけにもいかず、時すでに遅しで、憧れだけが募りました。
会社を辞めて旅へ出る行くほどの勇気もないので、以来せっせと夏休みを利用して旅行を続けています。
できれば、今現在学生さんの人に、是非読んで欲しい本です。 青春の象徴 人生のような旅 本当に久しぶりに名著「深夜特急」を第1冊から読み返しています。突然再読したくなる魅力と魔力を兼ね備えた本であることを再認識しました。筆者が旅をした1970年代前半当時と現代の価値観は当然違うはずですが、このワクワクするような高揚感はいつの時代も不変的な魅力だったのです。
筆者と同世代の時に読んだ時の強烈な印象とは別に、年を重ねてからの通読はまた違った感覚を呼び起こしました。旅はまさしく人生だと。
本書でも頻繁に描かれていますが、自分の思い描いたような展開はなかなか訪れませんし、それゆえ、風の吹くままに放浪を続けます。見知らぬ町で突然アクシデントに巻き込まれることもあります。惰性で旅を続けている内に旅をする目的まで失っていく状況も描かれています。ぬくぬくとした環境から脱出するのもまた旅の原動力なのでしょうし、成長の証なのでしょう。
マカオでのサイコロ博打「大小」へののめり方は半端ではありません。若さの為せる技かも知れませんが、無鉄砲で行動しながら考えるという筆者の生き方の特徴がカジノでも発揮されるわけで、必勝法とも言うべき奥儀を見つけた時、筆者と一体になって次なる展開を楽しみました。一気に読ませます。
何もかも突然に捨てて見知らぬ街を訪れてみたい、という願望は誰しも胸に抱いていると思います。バックパッカーの多くがその魔力に取りつかれて世界を放浪しているわけで、彼らの拠り所は今も昔も『深夜特急』にルーツを持っているのかも知れません。
筆者のような生き方は出来ませんが、せめて本書を読むことで疑似体験させてもらっています。沢木耕太郎も還暦を過ぎ、発刊当時の読者も同様に年を取りましたが、毎年のように若い世代の愛読者が出ているわけで、永遠の青春の書であることに違いありません。 心揺さぶる『放浪』の書。旅好きには『禁断』の書。 学生時代の旅の記憶が蘇る。沢木耕太郎は、ガイドも予備知識もないままに『異国』の地に飛び込む。空港で通関を過ぎてもどこに行って良いのかわからない。金もないから現地の安い大衆食堂に嗅覚だけでたどりつく。英語なんて話す人なんていない。そこで、観察したり、ジェスチャーしたり、筆談したりして、旅先の人々と次々に交流していく。
働いてお金ができて『快適な旅』をするようになってしまったが、快適になればなるほど海外に行っているなんて感覚は全くなくなる。楽しいレジャーではあるが旅はどんどんと表層的になていく。『地球の歩き方』を持った貧乏旅行も沢木耕太郎の『旅』とは違う。
他の方のレビューでも指摘されているように、すっかり沢木耕太郎の『瘴気』にあてられてしまった。 第1章を読め!!! わたしはTVドラマで放送されてこの本を知った派だ。高校の頃、友達がトリツカレテ読んでいたが私はなぜかスルー。時がたち、社会に出てからふと読んだ、そしてぶっとんだ!バックパッカーで旅したことを鮮烈に思い出した。第1章に描かれていたものに私は共鳴した。そうそう、こんな感じだと納得して読んでしまった。連想ゲームなら間違いなく貧乏旅したことある人なら正解する描写。私は1巻の第1章だけでお腹いっぱいだ。だから次の章を読むまえに旅だつことを選びます。それぞれの人が自分自身の深夜特急に乗るべし!!魔力を持ったこの本の取り扱い注意!!!
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[ 単行本 ]
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汚名 国家に人生を奪われた男の告白
・鈴木 宗男
【講談社】
発売日: 2009-03-27
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
Amazonポイント: 17 pt
( 通常2〜5週間以内に発送 )
中古価格: 1,272円〜
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・鈴木 宗男
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カスタマー平均評価: 5
宗男代議士を応援します 日本国を思いながら汚名を着せられながらも自分の人生を
かけたムネオ氏を素晴らしいと思います。
今のていたらくの議員たちに是非とも読んでほしい本です! 昔は、鈴木宗男は悪い奴だと思っていました。本書を読んでムネオが好きになりました。頑張れ!ムネオ 著者が、権力の中枢から転落する過程で体験した恐怖の事実の数々を本書で明かしている。
「政治家」「検察」「官僚」「マスコミ」の目には見えないつながりによって形成されている歪んだ形で機能する、一種のアンタッチャブルな不思議な”権力”により、汚名を着せられた政治家の人生をたどる渾身のノンフィクションです。ムネオが自分の経験から見てきた日本の中枢に形成された権力集団の実体を、命を賭けて告発する凄い本です。
ムネオは逮捕されましたが、他にも逮捕や在宅起訴された、佐藤優、田中森一、検察の暗部を内部告発しようとして別件逮捕された検察幹部の三井環らの各氏の話を読めば、この国に、なんらかの形で”国策捜査”があると言うことは否定しにくいし、松本サリン事件の時、本当は、被害者であったにも関わらず、最初に膨大なマスコミ報道で”犯人”にされてしまった河野さんの例などを見ると”冤罪”があることも否定できないでしょう。本書における、ムネオの怒りの告発を読むと、その感を一層深めると共に、この国の権力集団の歪んだ現状に、恐ろしささえ覚えてしまいます。
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[ 単行本 ]
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ツレがうつになりまして。
・細川 貂々
【幻冬舎】
発売日: 2006-03
参考価格: 1,155 円(税込)
販売価格:
中古価格: 148円〜
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・細川 貂々
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カスタマー平均評価: 4.5
気分が落ち込んだとき、ウツの予防にも役立ちます ウツ病というと普通の人には無縁のものと考えていましたが、
環境によって、”普通の人”がなる病気だと知りました。
ついつい頑張りすぎてしまったり、仕事に対して責任を感じてしまう、
どちらかというと、一般的にウツにならなさそうなタイプが逆に危ないらしいです。
ウツになってからの対処だけでなく、ウツになる前の予防にも役立つ一冊です。
本当はすごい大変なことを明るく漫画で書いてくれていて、
時々ホロリとさせられる感動と笑いが詰まっています!
軽減した今だからこそ、レビューもかける。 うつ病真っ只中の時に、家族が購入してきました。
私も一通りよみましたが、「そうだなぁ」と同意するのが精一杯。
実際にうつ病の治療が効果を表わしはじめ、感情がだんだん普通になってきた頃に、
改めて読んでみて、
「そうだよ、そうなんだよ、よく見てるなぁ」
と作者の観察眼に驚きました。
実際は軽いタッチで描かれていますが、おそらく多くのうつ病を患っている方々は、
この「ツレ」さんと同じ経験をしていると思います。
私なんて実際に自殺を試みましたから。
そういう意味では、「うつ病」に対する情報の敷居を低くさせた、という点で評価できる一冊だと思います。 うつ病についてよくわかる本 何の気なしに手にとってみたら面白いのなんのって。うつ病にかかっているご主人と、見守っている奥さんは大変なんだけどそこはさすが漫画家で見事に客体化して書いていて、へえうつ病ってこういう症状がでるんや、みたいな実情がつぶさにわかってドキュメンタリーとしても面白いです。おすすめの一冊。 ちょっと軽すぎるかも・・・? 鬱というのは深刻なテーマですが、
絵柄が可愛らしいものですから、そんなに気がまえずに読めます。
ただ、あるある!という話が主で、
どうしたらうつが治るのか、というような情報はかいておりません。
うつではない、周りの人に読んでもらいたい1冊です。 うつ病の自分も納得 現在2度目のうつ病治療中。書店で本書を見つけ読みました。
内容には非常に共感できました。
うつ病の苦しさは本人にしか分らず第三者に説明するのは非常に難しいのですがこの漫画には非常に共感できる描写でうつ病に苦しむ主人公の姿が描かれていました。
うつ病の治療は結構孤独な戦いです。妻に対して自分の苦しさを的確に伝えられず一人悶々と苦しんでおりました。
幸いに現在は快方に向かっておりますが病状が重い時に妻にこの本を読んでもらいたかったと思いました。
うつ病になる過程、発症の時、症状の変動、とめどなく襲ってくる絶望感など非常にリアルに描かれていると思います。
うつ病とはどんなものなのか、うつ病になった事の無い人がうつ病というものを少しでも患者と同じ視点で感じる事ができるのではないでしょうか。
自分もうつ病に関する本はたくさん読みましたがこの本ほどうつ病という病気の様を理解できる本はないと思いました。
家族または友人がうつ病になった場合この本を読む事により本人の苦しさを少しは理解してあげられる事ができるのではないでしょうか。
そしてまた、ひとつの漫画としてみても面白い作品です。
この本を通じてうつ病に対する理解が進み、社会も患者もうつ病に対して今までと違った認識で状況が好転していく様な希望を感じる一冊でした。
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[ ハードカバー ]
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お金と引き寄せの法則 富と健康、仕事を引き寄せ成功する究極の方法
・エスター・ヒックス ・ジェリー・ヒックス
【ソフトバンククリエイティブ】
発売日: 2009-01-28
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
Amazonポイント: 17 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,300円〜
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・エスター・ヒックス ・ジェリー・ヒックス
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カスタマー平均評価: 4.5
スピリチュアルと世俗のバランス ここ数年のスピリチュアル・ブームの影響で、家の中に溜まっていた物を必要以上に捨てたり、自己犠牲的にお金をたくさん寄付したりしていましたが、そうした行動が実はスピリチュアルに偏りすぎていた、と反省させてくれる一冊です。
「スピリチュアル(霊性)」と「リアル(世俗)」の、両方のバランスが大切なのだ、とこの本を読むことによって気づかされました。 とっても良い本★★★★ 昨今、日本でも「引き寄せの法則」という言葉が定着してきた。
「思考は実現する」いまではすっかり手垢のついた言葉だが、
方法論に留まらず、波動や感情のプロセスを解説できるのは、
おそらく、エイブラハムがはじめてなのではないのだろうか?
人生は修行や試練でもなければ何かを学びに来た訳でもない。
自由に創造を楽しみ、自分の偉大さを体験するためだと語る。
そこに苦しみも我慢も競争もない。ただ喜びだけが存在する。
あまりにも素晴らしすぎる世界観に眉唾かとも疑いたくもなる。
人生は代償を払うべきものと社会に散々教わってきたからだ。
しかし、エイブラハムの本に宿るバイブレーションに触れると、
自分は社会システムに洗脳されてきただけなのではないか?
ほんとうは自由な存在なのでは?と感じるから不思議である。
もちろんエイブラハムの本を読んでも一朝一夕にはいかない。
いままで散々逆のことを教わってきたのだから当然なのだろう。
練習は必要だ。失敗もする。でも、それでいいのかもしれない。
これまで眠らせてきた創造性は楽しみながら育てるものである。
誰しも生まれてから自分自身とずっと付き合ってきた訳だが、
改めて自分自身と向き合ってみる。自分の感情を感じてみる。
本著は自由を目覚めさせ、背中を押してくれる偉大な本である。 「定着剤」ですね! 引き寄せシリーズは、本のカラーから「赤の引き寄せ」「青の引き寄せ」「金の引き寄せ」とあだ名をつけて呼んでいます。今回の本は「銀の引き寄せ」ですね。
私は赤・青・金と読んできて、「銀の引き寄せ」はこれまでの知識をぐぐっと心に入れ込む役目をしていると感じました。
パステル画の仕上げに定着剤をスプレーするのですが、あんな感じです。
言葉や理屈でわかっていても自分の感覚としていまひとつピンときていなかったことや、理解が浅かったものが「ピタッ!」とくっついたようです。
すごく個人的な話なのですが、私は母と不仲で14歳のころには既に母のことが大嫌いだったんです。
でも、解っちゃったんですよ。
私が「仲直り」しなければならないのは母ではなく、まず私の「内なる存在」とだ、って。
母に和解の電話をするのではなく(「行動」するのではなく)、「内なる存在」と私が調和しないと。
これに気がつき「明るくいい気分」でいるように・・・つまり「内なる存在」と調和をはかるように心がけたら、職場でただの顔見知りだった方々が親しく話しかけてくださるようになりました。
うーん、「母と仲直り」という望みとはちょっとズレているけれど、吉兆に思えます。
目の前に起こる出来事にはいちいち感情を反応させず、「明るくいい気分」でいる、私なりのコツも掴みつつあります。
それはやっぱり「銀の引き寄せ」のおかげですね。 気持ち良い本です。 今までの引き寄せの法則を四冊全て読んできた方々は、この本5冊目が出た時に「またでたのかよ!一体いつまで続くんだ?こうやっていつまでも続けてどこまで金儲けするつもりなんだよ!」って思いませんでしたか?私はそう思いました(笑)。 しかし、どうしても気になって買いました。 そしたら…確かに同じような内容も書いてありますが、とても理解しやすかったです。 5冊目でようやく私も理解できたのか、読んでいて涙が出てきました(これ本当です)。この本は、読んでいてとてもほっとする感覚を味わいます。 引き寄せの法則を四冊まで買って諦めた方今まで色々な引き寄せの法則の本を買っても理解出来なかった方 どうせまた同じような内容だろって思っている方 引き寄せの法則の内容が色々混ざりすぎて混乱している方… 是非オススメしたいです。実際に私はこの本に出会えて本当に人生良い方向に変りました。 ありがとうございます。 引き寄せ書籍で最も解りやすい これまで読んだヒックス夫妻の書籍の中では(これまでの日本語訳のものは全部読みました)
最もしっくりくる内容でした。
「明るくて気分の良いことに自分を向ける」
これは他の著書でも書かれていましたが、この本は一環して繰り返し書かれていてとても説得力があります。
日本ではヒックス夫妻の著書は数冊目ですが、この本のはしがきによるとアメリカでは2冊目の本のようで、ドリーン・バーチューしかり、日本での出版順序にと異なり初期の作品だけにそれだけ筆に力が入っています。
個人的には、現段階では、これはヒックス夫妻の(日本語訳になっているなかでは最も)秀作です。
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[ 文庫 ]
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獄中記 (岩波現代文庫)
・佐藤 優
【岩波書店】
発売日: 2009-04-16
参考価格: 945 円(税込)
販売価格: 945 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 815円〜
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・佐藤 優
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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k.m.p.の 南の島ぐるぐる。
・k.m.p.
【メディアファクトリー】
発売日: 2009-04-08
参考価格: 1,449 円(税込)
販売価格: 1,449 円(税込)
Amazonポイント: 14 pt
( 在庫あり。 )
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・k.m.p.
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カスタマー平均評価: 4.5
温かく楽しい旅 お馴染みk.m.pの新作。二人って泳げない? なのに南の島?? とまず驚く!
毎度の事ながら、ハゲ坊主のちっちゃい二人。写真と手書き文字盛りだくさんの旅の記録。今回の旅先は「南の島」・・・どれもインドネシアの島。
水シャワーのうめき声や、水と電気が果てしなく不自由な宿の話。そして、特におススメは耳の不自由なダーマ君の話。k.m.pの二人との交流がとても楽しい。二人の旅先はなんで、いつも、こんなに温かく、楽しくて、ほのぼのとしているのでしょう?
でも、行き先が段々楽な方向に向かっているような・・・エジプトでさえ、あんなにほのぼのと描ける二人なら、ぜひとももっとハードな国にチャレンジして欲しい! 二人の目にはどんなに映るのか見てみたいわ! 南の島ののんびり空気を味わえる 豊富なイラスト、カラー写真で見た目にも楽しい!
可愛い手書き文字もなごみます。
ロンボク島の景色や人々の様子を想像しながら読みました。
k.m.p.のお二人の旅行記がとても好きです。
自分たちのペースでぐるぐる歩き回り、自分たちの好きなところへ行く。物事を見る目線は上からでも下からでもない、現地の人々を尊重しながらうまく溶け込んでいるところがとても好き。
流され方がうまいなぁと思います。
サーフィンもダイビングもやらないけど、南の島が気になる…という方にぜひ読んで欲しいなと思います。
気に入ったシーンはいくつもあるけれど、ツボだったのは
「ディナー、OK」の虫まみれのおばちゃん・・・です・・・。
こわいけど、笑えました。
かわいい? 久しぶりにk.m.p.さんの旅の本を読みました。
写真もたくさんだし、絵もかわいいし。
観光本ではなくて、実際に体験したしたことや感想などが、
リアル。旅のまとめ、やごはんのまとめが ポイントとしてかかれているのも
わかりやすくていいです。
行ったことのないところだけど、行った気にさせるとこが好き。
バリ島は有名だけどロンボク(唐辛子って意味もしりませんでした?)ってはじめて。
ホテルステイもいいけれど、海と山ならではのこういうエコでスローな旅もいいなー、と久しぶりに思いました。夜星空みながら、ねむりたーい。 罪作り 待ってましたー!k.m.p.はんの久々の旅行記。
エジプトシリーズのプププププ・・・・・な毒々しさ(ええ意味でです)はないけど
k.m.p.はんらしい、そこいらへんの旅行記と一緒にはして欲しくない「旅行記」です。
お二人は「ゆっくり読んでね?」って仰ってるんですけど・・・
ムリムリ・・・
あっというまに完読。
でもね・・・
二度目はスミからスミまで、じっく?り、ゆっく?り舐めるよーに味わうつもり(笑)
20年前のモルディブを知っている自分なので「ロンボク」(特に水まわり・・・)に感慨・・・
行ってみよーかな?>ロンボク
もし私がロンボクにハマッちゃったらk.m.p.はんのせいだー!(爆) 安くて楽しいリゾート! 豪華なヴィラに、贅沢なスパ……というのとはかけ離れた、
南の島の楽しみ方が書かれています。
そうか、お金がなくてもリゾートを楽しめるのか……
そう思ったら、旅に出たくなりました。
気になるおトイレ話も健在で、うれしかったです。
個人的にですが、お二人の仲の良さとか、
等身大でありながら、決して
「ドジで小心者でメソメソした主人公」じゃないところが好きです。
(最近そういうマンガエッセイが多い)
お二人の本は、いつも何かを教えてくれる気がします。
ロンボク島という島、初めて知りましたが、
本当に、今年中に行ってみようかな、と思ったくらい、面白そうです!
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[ 単行本 ]
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裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)
・山口 絵理子
【講談社】
発売日: 2007-09-22
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
Amazonポイント: 14 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 955円〜
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・山口 絵理子
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カスタマー平均評価: 4.5
凄い! 山口さんのマザーハウスでの取り組みや半生(?)が書かれてます。凄い!凄すぎです!!元気がもらえる本です! 純粋な想いに感激します バングラデシュ製バッグのブランドを作る物語。
著者の山口さんのビジネスは、
いまではマスコミに紹介されるなどして成功しています。
しかし、それまでの苦労は並大抵のものではない。
バングラで、賄賂やストライキ,窃盗,夜逃げなど、
貧困に由来する数々の不条理にさいなまれながらも、
ひたむきに努力する純粋な姿勢に感銘を受けます。
なお、タイトルの「裸でも生きる」とは、
バングラで生活するうちに感じた、
「たとえ裸になってでも自分が信じた道を歩く」の意味だそうです。
ほんとうに純粋ですね。 疾走する人生の気持ちよさ 読んでいて気持ちの良い、そして、読み終えて元気の出る本である。
とにかくこの人はすごい。ここに「女性」という冠言葉は不要だろう。人間としてすごいのだから。
小学生のときにいじめにあって不登校となり、中学生で不良となり、柔道に出会い、女子柔道に強い高校からの誘いを断ってそこを負かすためにあえて偏差値の低い工業高校に進学して男子だけの柔道部に入り全国大会で7位になるもオリンピックを目指すだけの才能はないと知るや方向転換して大学は現役で難関の慶応大学に進み・・・。
その後も国際機関で働いてみたり、アジア最貧国がバングラデシュであることを知るや否やバングラデシュに行ってみたり、しかも短期滞在では実態はわからないだろうということですぐにバングラデシュにある大学院に入学してみたり・・・。
さらに、バングラデシュの工場で作ったものを日本で売るというビジネスを立ち上げることで、本当の意味での発展途上国の自立を支援できるのだという発想から会社を作ってしまったり・・・。
まだ20代の若さにして既に波乱万丈の人生を語れてしまうすごさ。
そしてなにより、自ら体験してみるという現場主義と、頭でっかちでない心からの博愛的行動に対し、私よりかなり年下でありながら尊敬の念を覚えずにはいられない。
先進国に追いついてしまい、もはや他国のものまねだけではやっていけなくなった日本において、いや、100年に一度といわれる大不況に見舞われた閉塞感漂う今の世界において、もっとも求められているのは、著者のようにバイタリティにあふれ、多少のリスクはとってでも大胆に行動を起こす人なのだろう、と思った。
でもまあ、もう少し慎重に計画立ててからリスクテイクしたほうが、我々普通の人たちにはいいかもね、といいながらもやはり無鉄砲さに惹きつけられたり感動したりするんだけど。 元気をもらえる本 とにかく著者の行動力と強い「気持ち」におどろかされます。
そして、私よりも若い人がこんなにもがんばっているということに感銘を受けると同時に自分を振り返るとちょっと恥ずかしくなりました。
一番共感を持てたのはいわゆる国際公務員のエリートとして国連等の国際機関でのキャリアを選ぶことも十分可能であったはずなのに、国際機関の職員が現場(援助を行っている貧困国の現状)を知らないという事実にショックを受け自分の目で貧困国(バングラディシュ)で起きている現状を見に行きそのままバングラディシュの大学院で学ぶことを決めてしまったことです。その行動力に彼女の貧困国を助けたいという気持ちは本物なんだなと思いました。
私はSocial Businessに関してノーベル平和賞受賞者のDr. Yunusの本で知りました。社会企業、ソーシャルビジネス、ソーシャルエンタープライズなどなど利益追求ではなく社会貢献を第一使命として掲げた企業への呼び名はいろいろあり定義も様々ではあるかと思いますが、Dr. Yunusが提唱していることの1つに「社会企業はその成功度を具体的な数値で測れること」と(例えば所得がどのくらい上がったか、ホームレスの数がどのくらい減ったか、学校に行けない子の数がどのくらい減ったかetc)あります。Yunus氏が提唱していることが絶対に正しい!ということではないのですが一理あると思います。ですから、著者の立ち上げたマザーハウスがバングラディシュの人々にどのような利益をもたらしたのかに関して具体的に触れられていなかったことは少々残念でした。もちろん、雇用機会を創出した、マザーハウスのバッグを生産する工場で働く人々が自分たちの作品にプライドを持てるなどなどのプラス要素があったことは容易に想像がつくのですが・・・このあたりのことは次作に期待したいです! 人生は長さではなく密度か? 柔道一本で高校生活を過ごした偏差値40の女の子が猛勉強して、慶応義塾大学に入学、そしてその後の試行錯誤を経て社会起業をなし遂げる自叙伝。マスコミでも話題になり今や彼女は時の人。
一読して、人生は密度が大切と思った。
思いさえあれば様々な困難は乗り越えられるだろう。京セラ稲盛名誉会長もそのような哲学を持っているが、今日の若者にも実在することが分かり、誇らしく思う。
本書やフローレンスの駒崎氏の著書に発奮された若いソーシャルアントプレナーが日本にもどんどん出てきて欲しい。
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[ 文庫 ]
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カンブリア宮殿 村上龍×経済人 社長の金言 (日経ビジネス人文庫)
・村上 龍
【日本経済新聞出版社】
発売日: 2009-02
参考価格: 800 円(税込)
販売価格: 800 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 597円〜
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・村上 龍
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カスタマー平均評価: 3.5
TV放送の副読本としてはいいかもしれませんが。 一人ひとりのページが少ないためかなり要約された感があります。
TV放送を見た上で読むのなら良いのですが、私の住む地域では放送されていないので本だけでは物足りないですね。
内容がとても深く読んでいてワクワクするのにもう終り??といった感じです。 1人あたりのページ数が短すぎて物足りなさを感じるが、手元に置いておく価値あり 何かに迷った時、ぱらっと開いたページに
なんらかの解決のヒントを見つけられるかもしれない。
普段手元に置いておいて、たまにめくりたくなる一冊。
経営者68人との対談を、トップの責任、人を育てる、時代の先を読む力、逆境からの決断、
未来への戦略、信念の経営、という章立てにわけまとめられている。
社長1人あたり文章は3ページ分なので
物足りなさを感じもっともっと詳細を読みたくなる。
それが残念なところ。
コンパクトで物足りないが、社長の語る言葉はそれぞれ重い。
今をときめく名経営者の成功のエッセンスを読み取るのに適している。
リブウェル 牧野谷 輝(まきのや あきら)
メルマガ『1日2秒で1冊!究極の成功法則365冊』 発行人
1日1冊ビジネス書を読み、その書評と名言を毎日1冊分紹介
http://www.mag2.com/m/0000265234.html 村上龍のまえがきがいい 最も心に響いたのは、著者である村上龍の「まえがき」である。
企業の成功をただ賛美するのではなく、その人ならではの物語を導き出そうとする作家ならではの視点がそこにある。こうした製作側の思いを知ることで放送の見る目も変わる。
各社長の言葉はそれぞれ印象深いが、より多くの言葉を集めるため一人当たりのページ数は少なく、断片的な感は否めない。それでも語られる言葉の中に、多くの努力の跡があることを思わずにいられない。
放送で見たものは、そういうシーンがあったなと思いながら読んだ。番組のオープニング曲を頭の中にイメージしながら。 寸言は 身に沁みる
寸言は 身に沁みる 時として 志を援助してくれる!
読んでいて 小池女史が羨ましいと思わせる本。
言葉好きな人には タマラナイ本だと思う。
優れた経営者は 志が高いということを 寸言でもわからせる本です。
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[ 単行本 ]
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「特捜」崩壊 墜ちた最強捜査機関
・石塚 健司
【講談社】
発売日: 2009-04-11
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 通常2〜5週間以内に発送 )
中古価格: 900円〜
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・石塚 健司
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カスタマー平均評価: 5
産経記者が「まっとう」な「特捜」批判 産経新聞・現職の社会部次長が、東京地検特捜部の「恥部」を暴いた。
「真実の究明」をないがしろにしてまで「メンツ」を守ろうとする実態を描く、このことは大手新聞社に奉職する筆者にとって容易なことではなかっただろう。
しかも、筆者の批判は「特捜」のみならず、特捜におもねって事実を報じない「大手マスコミ」にも向けられている。
出版後、筆者には様々な形で「圧力」が加えられているのでは、と推察する(場合によっては「身内」からも)。だが、筆者の真意は「特捜をとっちめる」ことではない。むしろ本書は「特捜『再生』のため」の一冊だ。
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[ 単行本 ]
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見仏記 ゴールデンガイド篇
・いとう せいこう ・みうら じゅん
【角川グループパブリッシング】
発売日: 2009-04-25
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
Amazonポイント: 14 pt
( 通常2〜5週間以内に発送 )
中古価格: 1,000円〜
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・いとう せいこう ・みうら じゅん
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カスタマー平均評価: 0
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