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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に
・宮台 真司 (みやだい しんじ)
【世界文化社】
発売日: 2008-11-11
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 988円〜
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・宮台 真司 (みやだい しんじ)
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カスタマー平均評価: 4
ところどころ理解不能 ●P88?90、男の子は女の子に承認を求め女の子は男の子に理解を求める、しかしお互いが応えられず業を煮やした女の子は年長の男オッサンに走る、おっさんは理解することができるから。ここまでが本書に書いてあった要旨です。じゃあ男の子も年長の女性に駆けて行けばいいのではないでしょうか。ただそうしろ書いてないということは非対称になっていて女性は長じても承認を与える存在にはなれないということなのでしょうか。じゃあ相当因業な奪うだけの性ですね女性は。そんな方たちには何の努力もしたくなくなります。あるいは著者は男の子もオッサンも女の子しか好きになれないという前提を念頭に置いているのでしょうか。よく分かりません。
●若者はもっと恋愛を一生懸命しないと誰も寄り添わないさびしい老後が待っていると脅しますが、これもどうなんでしょう。だんなの甲斐性が無くなろうが病に伏せようが共にに白髪までという侠気を抱く女性の絶対数自体が相当減っている気がするんですけど。だからいくら色恋で揉まれたところでその希人をめぐって競争が起きるんじゃないでしょうか。いろいろ経験すればすばらしい伴侶が傍にというのも幻想でしょう。それはそういう女性の数は安定して確保され今世の中に存在している前提があるから、勉強して東大入って・・・・・と何も変わらない気がします。死ぬときに本当に悲しんでくれるひとがいなくてもいいのかなという脅しで結んでいますが、正直私はだからどうしたのとしか思えません。大恋愛して結婚した相手が貧乏くじだったらどうするんでしょう。一人で通してお金を貯めて備える方が性に合っている方もおられるでしょうし。本当に病気になったひとに言わせればやっぱり先立つものは心強いそうです。愛とか同情より。あと死ぬ間際までいちいち自分が死んで悲しむひとがどうとか考えているのでしょうか。まずは目先の苦痛の除去でしょ。健康に恵まれた宮台さんと当面は病気と具体的な苦しみからは無縁の14歳だから浮かぶ発想でしょう。 典型的な誤読 宮台は大乗、小乗、金剛密教と聞き手によって話のグレードを変えてくる。
この本では明らかに14歳対象ということで大乗レベルで話している。
例を挙げれば、まず脱社会という存在が虚構であることを筆者は金剛レベルではフィクションでしかないことを主張している。そういうものは論理的にありえないと大変分かりやすく説明している。
例えば、、、
ミヤダイ「複雑な社会では誰も第三者たりえないからです。システムには環境があっても外部がない。それが社会システム理論の根本教義です。」
しか大乗レベルでは、実はこれがもっとも低いグレードであることは開示されない。当たり前だ、それを知ってしまったら読者がしらけるからだ。
金剛レベルで初めて真実が語られるわけだが・・・・。しかしそれは社会学の不可能性にほかならない。
避けて通れない社会学 新進気鋭の社会学者が14歳の中学生に向けて書いた人生の教科書である.
14歳という年齢は社会のことが少しずつ分かり始め,社会と少しずつ関わり始めていく年代である.一般的に思春期と呼ばれるが,感受性が豊かで,精神的に不安定になりやすい年齢でもある.本書ではそのような年代に向けて,厳しくも,温かなメッセージが散りばめられている.具体的には,現在もしくは将来出会うであろう社会の不条理やダメな大人への対処法を説いている.また著者自身の赤裸々な体験談を披歴することで,説得力を高めている.
ただ14歳に分かりやすいように注意して書かれていると思うが,大人が読んでも難しい内容が多々含まれているので,本当にすべての14歳に理解できるかどうかは疑問に思う.著者の熱意が伝わり,本書を基に更に学ぶ意欲を持たせることができればいいと思う.また高校生,大学生,社会人と成長するにつれて,本書を読み返すことで,人間的な成長が促されるのではないだろうか. 社会を生き抜くための一冊 ほかのレビュアーもふれている通り、”社会学”の入門書ではなくて、宮台流の社会の渡り方指南本です。
まずは、承認、感染、世界と社会、といった”宮台用語”に面食らいます。ですが、この用語を腹に落とし込んでおかないと、理解が半分もできなくなってしまうので、ここでくじけないようにがんばってください。
ちなみに「感染」については、私は「理由なく夢中になってしまうこと」と理解しました。ミュージシャンのファンになったときに、そのミュージシャンの曲を片っ端っから聴いたり、その人が影響を受けたミュージシャンの曲も聴いたり、その人の愛読書を自分も読んだりする…そういう行動のことかなと。
エリートと非エリートが厳しく峻別されていく社会の中で、後者の”非エリート”が、エリートに不当に搾取されることなく、それなりに幸せに生きていく方法を考える…というのがひとつのテーマ。
たとえば、今、社会人として働いている人であれば一度は耳にしたことがあるだろうフレーズ「仕事で自己実現をしよう」。
実際には、仕事で自己実現ができる人なんて、ほんの一握り…いえ、ほんの一つまみ。なれない人のほうが圧倒的に多いのです。じゃあ、一つまみからこぼれ落ちた人は不幸になるしかないのか?そんなことはないはず。
熱中できる趣味や、自己実現につながる趣味を両立できるような仕事に就くことも、ひとつの選択肢なのだよと勧めています。
「仕事で自己実現!」という美しい建前を正面から主張する人にはしかられそうですが、「趣味と両立できてそこそこ食える仕事」に就くほうが現実的であり、幸せに生きることができる人の方が多いかもしれません。
もうひとつの大事なテーマは、「自分で考える力を養うこと」。
宮台氏といえば、性愛についての論が有名ですが、こちらについても徒に開放を唱えているわけではありません。
たとえば近親姦は遺伝学的理由だけでなく諸処の理由によって”ダメ”とされているわけですが、ちゃんと自分で”ダメ”とされている理由を調べて、リスクを調べて、自分で決めなさいと説いています。
現実の社会を生きるときに必要なのは、建前を素直に信じて”バカを見る正直者になる”ことではなく、「どうしてそういうことになってるのか?」を理解し、その上で決断していく力。
失うものもリスクもすべて承知で駆け落ちするのも、熱い想いはなくても安らぎと安定を求めて見合い結婚するのも、自分の決断であるべき。
この本は、幸せで、納得いく人生を歩むためには自分で決断していくことが大切なのだというスタンスで書かれています。
与えられた環境で自分のベストな決断を下すために必要な武器…ものを考える方法そのもの、考えるきっかけや判断材料になる知識の大切さとヒント、決断のための心構えを書いた、トラディショナルな若者向け人生訓です。
けれど、建前でない大人の本音が隠さずに書かれているという点で、この本は巷の似たような本と一線を画します。
私が14歳の時にこの本があったらよかったなぁと心から思いました。
子どもまで巻き込むなよ 途中、固有名詞の指示作用に触れてクリプキを援用する件りがある。「固有名の同一性は〈世界〉の単一性と同じ」と押さえ、「だから、『記号』ではなく『固有名詞を持つ入れかえ不可能な存在』とつき合うとは、そういう固有名を持つ相手が存在するような〈世界〉であることに ― つまり〈世界〉が〈世界〉であることに ― 感謝するということだ」(p84)と展開させる。しかし、なぜここで「感謝」なのか?
著者はあとがきに、ヒントを出している。ただし、あまりにあからさまなので、多くの読者は読み過ごしてしまうかもしれない。
あとがきは、現在2歳の著者の娘さんの「名前」の話から始まる。そして著者は、娘さんが14歳になったときに彼女に語りかけるべき言葉を意識しつつ本書を書いた、と言う。要するに「固有名」とは本書の宛名たる娘さんであり、〈世界〉への「感謝」とは、そのような娘さんを授かった幸福への「感謝」に他なるまい。
私はこの著者がいつかこういう本を書くだろうと、確信していた。いや、私だけではないだろう。そうでしかあり得ないことに誰もが気づいていたはずだ。他方で私は、その予感の現実化を残念にも思う。
著者の論法は、明らかに自己啓発セミナーの流儀に通じている。人々の潜在的不安につけ込み、論理的トリックの限りを尽くして通念に揺さぶりをかける。そこまでは良しとしよう。私が許しがたく感じるのは、そうして液状化させた人々の意識を、著者の個人的な「自分探し」に回収しようとするところだ。それは「14歳から」に向けたと称する本書でも変わりない。そして著者は、これを「ソーシャル・デザイン」(p203)と言い募るのだ。
あなたが幸福を得たことについて、私はとやかく言うつもりはない。しかし、結局はファミリー・ロマンスの圏域を抜けなかったあなたが、「〈世界〉への感謝」などと呟くのは〈世界〉への冒涜ではないだろうか。
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[ 単行本 ]
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アインシュタイン150の言葉
【ディスカヴァー・トゥエンティワン】
発売日: 1997-03-31
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
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中古価格: 13円〜
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カスタマー平均評価: 4.5
人間は宇宙の一部である 宇宙の尺度でみれば、本当にちっぽけな存在に過ぎない人類。
自分の欲望や周りの人間関係ばかりに目が行きがちな人類が、
満天に輝く星を見上げて、自分自身が真に偉大な存在である
宇宙の一部であることに心から喜びを感じられたら。。
自己からの解放を理想とするアインシュタインの思想は、
仏教の無所有、無執着にも通じる、とても深遠な概念だと思います。
科学が単なる知識にとどまらず、人生の質を高められることを示す
素晴らしい本だと思います。 人間アインシュタインの言葉 人間としてのアインシュタインの言葉です。
元気をもらえます。
ちょっと??な言葉もありますが、時間のあるときにぱらぱらと読むと
意外と含蓄のある言葉があったり。
天才といえども、普通の人のところもあるし、
妙に倫理的だったり。 彼は科学者であり詩人だった。 アインシュタインといえば1905年に発表した「ブラウン運動の法則」「光量子仮説」「特殊相対性理論」ですが、
彼の残した功績は科学的なものだけではなかった・・そのひとつが本書。
鋭い視点で世の中を見通していたことに驚きました。
・いかなる問題も、それをつくりだした同じ意識によって解決することはできません。
・手段は完全になったのに、肝心の目的がよくわからなくなったというのが、この時代の特徴と言えるでしょう。
・ある偶然の出来事を維持しようとする不幸な試みを結婚という。
・蝶はもぐらではない。でも、そのことを残念がる蝶はいないだろう。
・すべての人は、目に見えない笛吹きの曲に合わせて踊っている。
どの言葉も非常に意味深いものになっております。 元気になれる アインシュタインって、ウィットに富んでいて本当に面白いです。
でもそのユーモアの中には心に響く重みがあります。
何かあったときに、フッと心に浮かび背中を押してくれる。
そんな言葉で溢れていました。
いつも手元に置いておきたい本です。
お薦め☆
私にとって一番大切な本になりました なんとなくオシャレな気がして買ったものの、誰かの言った言葉なんてたいして興味もなく、本棚に眠っていた本です。それが、恋愛や仕事で悩んでいたり、自分の次のステップが見えなくて困っている最近、買ってからずっと手にすることのなかったこの本がアドバイザーとなりました。「わたしは、先のことなど考えたことがありません。すぐに来てしまうのですから」は、お気に入りのひとつです。1000円ちょっとで自分の手元にアドバイザーがいると思えば、お安い投資ではないでしょうか。
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[ 単行本 ]
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渋沢栄一『論語と算盤』が教える人生繁栄の道
・渡部 昇一
【致知出版社】
発売日: 2009-03
参考価格: 1,575 円(税込)
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( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
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・渡部 昇一
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カスタマー平均評価: 5
今こそ、渋沢栄一に学べ! 100年に一度の不況が世界を襲っている主たる原因がアメリカ発の強欲資本主義にあると言われています。かつて、心ある資本主義をめざした素晴らしい日本人がいました。今こそ、すべての経営者は本書を読み、「論語と算盤」の思想、つまり経済と道徳の両立を心掛けるべきではないでしょうか。
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[ 新書 ]
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松明(たいまつ)は自分の手で
・藤沢 武夫
【PHP研究所】
発売日: 2009-03-24
参考価格: 998 円(税込)
販売価格: 998 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・藤沢 武夫
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ジェネラル・ルージュの伝説 海堂尊ワールドのすべて
・海堂尊
【宝島社】
発売日: 2009-02-20
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
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( 在庫あり。 )
中古価格: 800円〜
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・海堂尊
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カスタマー平均評価: 4.5
海堂作品を再読したくなります 映画公開に合わせた企画本だとわかってても買ってしまうファンの悲しい性。そういった作品にはハズレが多い・・・とみんな覚悟して買いますよね。
でもこの本は買って良かったです。
何よりもジェネラルこと速水の研修医時代の伝説を読めるだけでも一読の価値があります。
また、巻末の人間関係相関図を見ていると、これを片手にバチスタシリーズを再読したくなること間違いなしです。
この作品を最初に読んでからバチスタを読んでも全く問題ありません。文句なくお薦めです。
ただ、著者の歴史についてだけはここまで活字にする必要があるのか?と思うので★4つで。
外科医・速水の世界観が広がります 「ジェネラル・ルージュの凱旋」での主人公の外科医・速水がとても魅力的だったので、
彼が、「ジェネラル・ルージュ」と呼ばれるきっかけになった事件も詳しく知りたくなって
本作も読んでみることにしました。
前半はもう少し分量がほしかったものの、上下巻を合わせた総合的なストーリーとしては
満足でした。
ただし、この本の後半は、コアな海堂作品ファン向けか。
海堂作品は、作品のリンクが多くなせれていますが、それらを体系的にまとめています。
全部の作品の完成度が高ければ、これらの解説の意味は大きいと思いますが、
私的には作品の出来不出来がマチマチに思えるため、あまり乗れませんでした。
外科医・速水ファンの私は前半は★5で、後半は★3。
なので、平均を取って★4つとさせてもらいました。 あると便利な一冊 海堂さんの作品は登場人物が多い事もあり、殆どと言っていいほど何かしらの作品とリンクしている。 読んでいて『ああ!』と気づく度、ほんのり嬉しい気持ちになる。 その人間関係及び作品の関連を図解で載せているので、わかりやすく確認して読める本でした。 欲を言えば、書き下ろし小説にもっと力を入れて欲しかったです。 海棠ワールド炸裂! ジェネラル・ルージュこと速水医師を主人公とする小説が半分であと半分は海棠尊氏のこれまでの作品群のガイドブックになっている。人物関係図が年代に応じて3つ用意されている上に各小説の登場人物の索引一覧やら海棠氏ご自身の年普まである。読んでいて楽しかった。ご本人の弁とは別に、結構綿密にキャラクターの設定がされているのが興味深かった。この本を読むと、ジェネラル・ルージュこと速水医師が海棠氏の実像に最も近いのではと考えてしまう。海棠先生の作品のファンにはたまらない一冊でしょう。海棠ワールドが炸裂! 勢いがあって面白いけれど 中身を読む前からわかっている。映画公開にぶつけて出来た企画本だと。小説が半分であとはブックガイド的な内容なら、ハードカバーで出さずに半分の値段で雑誌にすればいいのに。そんなことを思いながら読み始めたけれど…面白かった。企画本らしく勢いがあって、ふつう書かないだろという内容がてんこ盛りだ。本の前半は『ジェネラル・ルージュの凱旋』の中にあった、速水先生が「ジェネラル・ルージュ」と呼ばれるきっかけになった事件の詳細。後半は海堂先生直筆の自身の年譜と、「海堂尊」としての年譜と自著解説。出版業界や医学界の一端と創作の秘密が惜しげもなく披露されている。あとのことは知ったこっちゃないという猛進ぶりが楽しいので1200円は高くなかった。編集さんがつくった付録の海堂ワールドの人物相関や年譜はすごく良くできていて、バチスタシリーズその他を読むのに役立ちそうだが、力作なのに本編が飛ばしているので目立たない。日頃の苦労がしのばれる。
「ジェネラル・ルージュの伝説」は後付の話としては悪くなかった。自著解説の中で著者自らネタを割っているように、全ての話が同一空間の同じ人物で構成されているので、わずかな文章でも既読者は背景を思い浮かべながら読むことができる。ただ、デパート火災のきっかけになるタバコがあまりに無造作に都合よく投げ捨てられるので、たとえお話の中だけにしろ火災の被害者たちに申し訳なくなってしまった。『ジーン・ワルツ』でも、受精卵を作るという生殖医療の現場にギャンブルを持ち込んだのはどうかなと思う。物語を書く時の海堂先生は、屋上のタンクの上で昼寝をしている人みたいだ。
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[ 新書 ]
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ツイてる! (角川oneテーマ21)
・斎藤 一人
【角川書店】
発売日: 2004-08-07
参考価格: 720 円(税込)
販売価格: 720 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 144円〜
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・斎藤 一人
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カスタマー平均評価: 4.5
真の意味を理解するのは難しい!? 著者の本はこれまでにも何冊か読み,今も一冊読みかけの本がある。
どの本も基調は同じで,「他人は変えられない。自分は変えられる」という点にあると思う。
そして自分を変えるための具体的な方法(思考法)が「ツイてる」というような肯定的な言葉を発し続け,またそれに感化される形で,実際の行動パターン(性格傾向)も変えていこう,というものだろう。
しかし,正直なところ本書で述べられていることも,また他書で述べられていることも,真の実践過程に入るのは,なかなか難しいことだろうと思う。
読者の側にある種の覚醒というか,著者の言葉の真意(これをまた言葉で表現するのは簡単ではあるが,それが読者にとって本当に腑に落ちる感覚を生じるためには,読者自身にきっかけというか,著者の発する言葉との千載一遇の「出会い」のようなものが必要であり,それは何時でも,誰にでも生じるものではないような気がする)を捉えられる心の準備状態(心理学でいう「レディネス」みたいなもの)が出来ているときに,一瞬にして,「パチン」と入ってくる面があるよう思う。
本書を読んだ最初の時,私には上記のような感じは生じなかったし,おそらくその時点では,著者の発してくれた言葉は,まだ必要ではなかったのかもしれない。
最近になって,ようやく本書の中で語られる事の意味合いが少し分かったような気がする。 神楽ポイント 本書の中で印象に残った箇所を1点だけ挙げるとするならば、
それは「金持ちになるには10年かかる」といったところでした。
これは他の人が書いた別の本でもよく出てくる言葉なので、
「10年かかる」というのは、そうなんだろうな?と
改めて勉強になりました。ありがとう。
私は小林静観さんを先に知ったので、「ツイてるツイてる」は
本書を読む前から言うようにしております。
本書を読んでからは、なおいっそう「ツイてるツイてる」を
言おうかと思いました。 修業中 仕事のストレスでくじけそうになった時にこの本を知りました
まだまだ人間ができてないので なかなか難しいけれど
ポジティブに考えれるようになって来ました 過去は変えられる 私は斉藤一人さんの著書はほとんど読んでいますが、
一冊挙げるとしたら、この本ですね。
今までの本に書かれた重要事項がまとまっている、といった感じです。
「過去は変えられる」
一人さんの言葉の中ででいちばん励まされた言葉がこれです。 小林正観さんの方が説得力がある 斎藤一人さんは、小林正観さんの本が大好きで、一度に5、600冊もの数の本を買っていくという。
そして、御二人の本を読み比べてみたら、まあ、その内容の似ていること(笑)。
いや、ただ、ここで誤解しないで頂きたいのは、決してそれを批判しているわけではない、ということ。
しかし、確かに斎藤さんの方が権威(?)は上だが、小林さんの仰っている内容の方が、納得できる、と私は感じる。
やはり、お金より、人の心や宇宙を観てきた方だから、であろうか。
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[ 単行本 ]
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新版 論理トレーニング (哲学教科書シリーズ)
・野矢 茂樹
【産業図書】
発売日: 2006-11
参考価格: 2,310 円(税込)
販売価格: 2,310 円(税込)
Amazonポイント: 23 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,367円〜
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・野矢 茂樹
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カスタマー平均評価: 5
言葉の関連性に気づくと、全体像が見渡せる 大学での哲学の教科書ですが、ビジネスマンでも気づきが多いです。
論理とは、言葉が相互に持っている関連性であり、大まかに3分類あります。
(付加 +、解説 =、論証 →)
一つ一つについて、丁寧に解説・問題があります。まとまった時間をとって
取り組みたい。
議論では、全体の構造を明確に把握することが重要とのこと。
その手順は以下の通りで、もちろん、ビジネス文書の作成にも活用できます。
1.最終的な結論を確認する
2.結論に対する主論証を求める
3.副論証を調べていく
印象的なのは、そもそもテーマの下で問題「言いたいこと」を見出すときに、
言いたいことと違う意見が世の中にあるから、それと異なる自分の主張を展開
することが大切との指摘があったことです。 接続詞にこだわることこそ論理的になれる 本書は、説明部分と練習問題に大きく分がれている。どちらかというと、クリティカルシンキングのようなアプローチではなく、徹底的に接続詞にこだわるアプローチである。つまり、接続詞にこそ、文と文の関係やパラグラフとパラグラフの関係が現れるという事なのである。それこそが、論理である。おそらく感覚的には、国語の問題を解いている感じかもしれない。また、英語のリーディングの授業のように、日本語を精読していく。徹底的に接続詞にこだわり、最終的には論理関係にこだわっていく。
論理的になるためには、次のことを実践するといい。
・意識的に接続表現を使用してみる。
・接続表現に気をつけながら、読んでみる。
練習問題をやってみたら、半分以上は間違えていた感じだ。ということは、まだまだ、論理力がないということである。何度もやることが重要なのであろう。問題を解くときに、考え、解説を読むときに再び考えることで、論理力が養われることだろう。少なくとも、解説を読むだけでなく、問題を解くことで論理力を養ってほしい。
楽しく頭を捻りながら学べます。 改めて日本語を考えさせられ、いいトレーニングになりました。これからこの本でで学んだ内容を活かせる様にすることがここからの課題ですね。
興味深い例題ばかりで、そっちの内容にも満足しました。 論理の本ですが記号を用いた式変形は出てきません 論理の本ですが記号論理学の本ではないです。ですから式変形を伴う記号は出てきません。接続関係に注意して文を読む方法が示されています。否定・ドモルガンの法則・逆裏待遇などの論理学特有の用語は丁寧に解説されていなす。独習で1冊だけやるなら101題の方が良いかもしれません。 『論理トレーニング101題』よりも進化し、洗練されている! 企業に入社して、研究開発と事業化に27年間携わった。その後、開発現場をサポートする戦略知財を担当して3年になる。特許法などの知的財産権法を理解するために弁理士試験の講義を受講すると、研究開発と特許の考え方は一緒であることを知った。そして、どちらの場合も論理的に物事を考えることが大切であることを改めて確認した。しかし、現在の研究開発の現場には論理的思考が欠如していることにも気がついた。
どうすれば、論理的思考をチェックして実践の訓練ができるのだろうか?
そのつもりで『論理トレーニング101題』に取り組んだ。面白く役に立った。このテキストを戦略知財の仲間や志の高い研究開発者に勧めたところ、通勤の途中で読んでいるようだ。
今度の『新版 論理トレーニング』はどうだろうか?という興味で読んでみた。『論理トレーニング101題』より進化している。洗練されている。そのような印象である。これとマインドマップと融合したものが欲しくなった。
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[ 単行本 ]
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14歳からの哲学 考えるための教科書
・池田 晶子
【トランスビュー】
発売日: 2003-03-20
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 149円〜
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・池田 晶子
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カスタマー平均評価: 3.5
根本的解決とかは求めないほうがいい 学生時代、僕はこの本に出会いました。
当時、人間っていったいどうして生きるのだろうとか
生きる意味とかを必死に探して、答えを見つけようと
していました。そもそも答えなどないに決まっている
のに、とにかく必死に探し求めていました。
解決の糸口が見つからないまま、様々な本を
読み漁り、たどり着いたのがこの本です。
しかし、この本を読んでも解決などしなかったし、
もっと事態は混迷を極めてきました。
この本によって、人間は考える為に生きているのだ
ということを、皮肉にも自信をもって証明できてしまいました。
結局、生きる意味は今も見つかっていません。 真理を見つめる 人は誰しも自分の考えを持っている。自分にだけ通じる考え方ではない、「本当のこと」があるんだよ、と教えてくれる良書。 テーマはいかにも哲学、なことから中学生が今まさに興味があるであろう事など様々。気になるテーマだけという読み方もできるかもしれない。 面白くない タイトルに引かれて買ってみました。他も含めて哲学の本を読み始めて年数は浅いですが、今まで読んできた本は面白く短期間で読み終えていたのですが、この本は最初から良く分からなく、つまらなかったので直ぐに読むのを止めてしまいました。ブックオフに売ってしまってもいいかなと思う反面、そのうち読んでみたくなるかも…と、とりあえず本棚に置いているところです。 直球勝負 14歳までに直面するであろう問題に、直球勝負で考えるきっかけを与えようとしている。
もし、池田晶子の他の作品を読んだことがあるひとなら、素直に読めるかもしれない。
内容は、その通りのことが書かれており、疑問を差し挟む余地はない。
しかし、本当に直球勝負で考えることができる14歳は、半分くらいかもしれない。
それ以外の14歳には、もっと違う方法がよいかもしれない。 「考えられる」人が読む本 小学生の子供の推薦図書になっていたので読んでみました。著者の人生観の範囲で,わかりやすく書かれていると思います。著者の限界のようなものが感じられたほうが,子供にはむしろいいかもと思ったり。傲慢な物言いはフェイク(レトリック)かもしれませんが,著者の限界はわざとではないでしょう。つまり地が出たと。子供相手だから手を抜いていい,なんてことは無いのは「だんご三兄弟♪」でみたとおり。
偏りすぎているなとおもうところもあるので,自分で考えられる経験と知識両方を持つ人でないと勧められない,というのはほかの方が書かれているとおりだと思います。題名も「考えるための・・・」ですからね。
おそらく,ひとつ二つの項目について納得がいけば,それでよしとすべきではないでしょうか。私は「善悪」の項目について感銘を受けました。完全に同意ではないにせよ。それだけで,読んだ甲斐があったというものです。
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[ 文庫 ]
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荒野へ (集英社文庫)
・ジョン クラカワー
【集英社】
発売日: 2007-03
参考価格: 700 円(税込)
販売価格: 700 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 478円〜
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・ジョン クラカワー ・Jon Krakauer
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カスタマー平均評価: 4.5
聖域、発見の日々 全米ベストセラー作品。
餓死というセンセーショナルなニュースは全米を駆け巡った。
裕福な家庭で高学歴を修め、将来を約束されていたのにアパートを引き払い
名を忍ばせ、貯金を寄付し、財布の紙幣を燃やしてしまう。
極寒のアラスカで自己を信じ自分を試す。
自然界に精通する人々からは無知で無謀と批判的なメッセージを浴びるのだが
彼のピュアな精神性はどんな理屈にも屈しない光を帯びる事となる。
荒野に散りばめられた痕跡を辿って作者のリサーチがはじまる。
次第に明らかになるクリスの足跡・・・
この原作も映画もともにすばらしい仕上がり、読後クリスの言霊は私たちが永遠に
引き継いでいくであろう。 彼はなぜ死んだのか? 裕福な家庭に生まれ育ったひとりの青年が、放浪の旅の末アラスカの奥地で一人餓死する。
彼がなぜ現代社会に背を向け、結果孤独に死んでいくことになったかを、彼と触れ合った人たちのインタビューや、
残されたメモから少しずつ紐解いていく作品です。
主人公(クリス・マッカンドレン)不在のため、彼の心の奥を知ることは不可能です。
そこで作者は旅の途中で彼が知り合った人たちや、両親、家族、友人のコメントから不在の存在を形作っていきます。
さらに自分が彼と同じ年代で体験した感情をシンクロさせることで、主人公の極めて近いところまで意識を近づけていきます。
中心がないが故に浮かび上がってくる一人の青年像を、多視線の構成で描いているのがこの作品の魅力だと思います。
また彼が死んだ本当の理由(ミス)が最後に明かされており、ミステリーの要素も持った作品です。
映画「In To The Wild」はまだ観ていませんが、ショーンペンがこの作品をどう映画化したのか非常に興味深いです。 冒険の本質 人類が多くの地を踏破して『未踏の地』がほとんどなくなった現在、冒険には地政学的な意味はなくなっている。それでもなお、人々が冒険者を讃えることがあるとするならば、冒険者が何に駆り立てられて旅たったのか、そして冒険によって何を得られたか、に共感できた場合ではないだろうか?
若者が旅たった経緯は綿密に調査されており、何が原因となって旅たったかは伝わってくる。しかし、いくつかの原因がわかるだけで、それらが若者を旅に駆り立てた様子が臨場感をもって書かれているわけではない。
一方、若者が自然との対峙によって何を得たのか?もしくは得られなかったのかについてはほとんど記載がないのではなかろうか?冒頭に『著者はできるかぎりでしゃばらないようにしている』との断りがあるが、冒険や苦行の過程が解っても、冒険の本質が上手く伝わらなければ元も子もない。
このノンフィクションで重要なのは、若者の死因が無知によるものではないことを弁明することでも、若者のえん罪を明らかにすることでもないはずだ。若者がこの旅よって何を得られたかについての共感なくして、本当に全米は震撼したのだろうか? ストイックな生き方 頭でっかちで視野の狭い若者の早過ぎる死。
準備不足で大自然に旅立った、未熟者の末路。
家族のことや周りの人の迷惑を考えない、自分勝手な旅。
色々と疑問に感じることの多かった本書ですが、読み終わってみて、これがノンフィクションで有ることを思い出す。
本書の主人公『クリス』のように、ストイックなまでに自分の人生哲学を追い求め、極限まで自分を追い込み、命を賭けるまで一生懸命になれるものが自分にあるだろうか・・・。
リアルタイムでそんな人物がいたことに、人生というものを考えさせられる一冊であることは間違いありません。 アラスカの地へ 実話に基づく話はとても興味が惹かれます。
クリス・マッカンドレスはまだ若き青年であり、チャレンジ精神旺盛な若者であったことは言うまでもありませんが、私が驚いたのはクリスは本当に自由な場所を求めてアラスカの地へ辿り着いたにもかかわらず、日記にはアラスカの事よりもその日捕まえた食糧の事のほうが詳細に書かれていたことです。
クリスと同様私たちも日々不本意な出来事に遭遇したり、人々の争い事に巻き込まれたりと煩わしさを感じることがありますが、もし万が一私がアラスカへ行って土地が与えてくれる食糧で生きていかなければいけないとしたら、喜怒哀楽を感じる前に毎日の食糧確保に一喜一憂する毎日を送っていると思います。
アラスカでのクリスの日記の内容が、食糧の事が大半だったことに頷けます。
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[ 単行本 ]
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なぜ君は絶望と闘えたのか
・門田 隆将
【新潮社】
発売日: 2008-07-16
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 471円〜
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・門田 隆将
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カスタマー平均評価: 5
タイトルに対する答えの片鱗が、見つかる 「早く被告を社会に出して、私の手の届くところに置いてほしい。私がこの手で殺します」。テレビで見た本村さんの発言が、ずっと、耳に残っている。
彼の言葉には、力がある。ともすればアンタッチャブルに奉られがちな立場から、軸の通った語り口を持ち続けられるのは何故なのか。まさにタイトルに対する答えの片鱗を、見つけた気がした。
超良書。(内容が真実ならば、という但し書きをつけておく) 人間は変われる・・・が、・・・ 新しい家族を築いたばかりの本村さんが、非情な犯罪によって妻と子どもを奪われた。
自分とたった5つしか違わないその加害者は、法制上「少年」というだけで庇われる。「死刑制度」についても、この事件で本村さんが敢然と声を上げ、この本を読むまでは、どこか釈然としないと思いを片隅にもっても、人道的には、とか、世の中の流れに乗ったような考えしか持たないままだったが、とてもとても考えさせられた。
事件後の本村さんの勇気ある生き方を通して、
家族とは、法とは、罪とは、償いとは、赦しとは、命とは、死とは・・
いろいろな方に取材して、偏りのない眼で書かれている。
涙の止まらないところも多く、読後感はとても深みがある。
著者は、死刑判決翌日に、加害者Fにも取材している。
そこには9年目にして初めて、真の償いの感情を持つと感じられたFがいたのだ。
人は変わることができるのだ。
しかし、お二人の命と本村さんの過酷な闘いをもってして・・。
「死刑制度」で人が人を裁かなくとも、
非情な殺人犯罪がなくなればいうことはないだろうが、
「死」をもってしか「いのち」の価値を実感できないということだけは事実だろう。
(この頃は死刑になりたいから、殺人を計画したなどという輩も出てきている。
とんでもないことで、「死刑」「殺人」の裏側が「生」ではないはず。
日常の生活から、「死」が実感できなくなった現代の歪みなのか・・)
本村さんはお二人の死を無駄にせず、三人分、いやそれ以上に生きておられるとおもう。
涙が溢れました あきらめず戦い続ける彼にの気持ちに共感し協力してくれた人がたくさん居たんだと分かりました。
若くして幼い子供と愛妻との楽しかった日々の様子も記してあります 気がつけば涙が溢れていました 彼が選んだのは、絶望の末の死ではなく、絶望の先にある未来だった。 諸事情で裁判に興味を持ったことで、手に取った本の1冊です。
涙が止まりませんでした。
「なぜ、人を殺した人間の人権は保護されるのに、遺族の人権は蔑ろなのか?」
「なぜ、遺影を持ちこむことがいけないのか?」
「なぜ、少年だから、という理由だけで死刑にならないのか?」
「なぜ、法の番人たる弁護士が精神薄弱のふりをすれば刑が軽くなるなどと吹き込むのか?」
たくさんの「なぜ?」が頭を駆け巡りました。
きっと本村さんも同じ思いだったのではないかと思うのです。
大好きだった奥さん、そして、かわいいお嬢さんを一瞬で「どこの誰だかわからないクソガキ」に殺される・・・私だったら、たぶん犯人を殺して、自分も死ぬと思います。
本村さんも一度はそんなことを考えたと思うのです。
でも、本村さんは死を選ばず、たくさんの「なぜ?」と闘い続け、それを変えてゆきました。
これは彼の生きる力になっていたのではないでしょうか。
彼が選んだのは、絶望の末の死ではなく、絶望の先にある未来。
そんな彼の生き方はすがすがしいです。
弥生さん、夕夏ちゃんのご冥福をお祈りするとともに、本村さんのこれからの人生が少しでも救いに満ちたものになることを強く願います。
個人的には法律にかかわるすべての方々に、そして、法律を志すすべての人に読んで欲しい本です。 彼を支えた周囲の尽力に心打たれる タイトルから想像できるように、光市の母子殺害事件の被害者である本村さんにフォーカスをあてたこの本。
手に取った理由は、帯に書いてあった下記の言葉。
意を決して辞表を提出すると、上司は言った。
『この職場で働くのが嫌なのであれば、辞めても良い。
君は特別な経験をした。
社会に対して訴えたいこともあるだろう。
でも君は社会人として発言して、いってくれ。
労働も納税もしない人間が社会に訴えても、それはただの負け犬の遠吠えだ。
君は、社会人たりなさい。』
普通は言えませんよ、こんな痛烈な言葉。
でもこんな言葉を掛けてもらえる彼は、周囲から想われてるんですよ。
力になりたい。と・・・。
被害者である本村さんの記録はもとより、彼を支えた人達の記録を読んでみたいと思った。
著者は門田隆将。
以前に同じ著者の「甲子園への遺言」を読んだことがある。
その本と同じように、メインとなる人を支える人達にスポットを当て、描き出しているところに共感する。
今回の忌まわしい事件を綴った本書についても、主人公である本村さんの想像を絶する苦労には頭が下がる思いであるが、彼を支えた周囲の人間の尽力に心を打たれる。
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