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[ 文庫 ]
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本田宗一郎夢を力に―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)
・本田 宗一郎
【日本経済新聞社】
発売日: 2001-07
参考価格: 680 円(税込)
販売価格: 680 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 46円〜
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・本田 宗一郎
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カスタマー平均評価: 5
うちの社長に推薦してみよう・・・ 世界のHONDAの創業者、本田宗一郎の物語
成功し続けている企業の創業者の生い立ちを紐解くのはたいへん興味深い、
本田は、若い頃から天才的な技術を武器に成功し、豪勢な人生を歩んでいた、
50歳半ばで「私の履歴書」に登場するなんて、痛快だろうな・・・
さらの、その後、4輪そしてF1と事業を拡大して引退する65歳まで
本田が何を考え行動してきたのかが、本人の言葉で語られる。
HONDA社内では、おそらくバイブルとして読まれているんでしょうね。
自分の会社が、創業者がどのように歩んできたかなんて理解出来たら、さらにやる気でますよね。
うちの社長も、有名な会社なんだから、思いを綴ってほしいな・・・
日本が生んだ偉大な会社の創業者物語、読み応えあります★4つ 純粋な心を持ち続け、今もなお色あせない経営哲学 第2部までは、本田宗一郎とホンダの生い立ちを振り返るが、個人的には企業ストーリーとしての事実を客観的に眺めている程度であり、それほど感動はなかった。
一方、第3部は本田宗一郎語録をまとめたものだが、氏の色あせぬ経営哲学と純粋さにあらためて勉強させられた。例えば、
「能率の尊重」とは、「プライベートの生活をエンジョイするために時間を酷使することである。(中略) 朝は早く、夜はおそく、昼食の時間まで惜しんで、働くために働くことを能率なりとする考え方や、生活を楽しむことを罪悪視する戦時中の超克己主義は、能率の何たるかを解しない人の謬見である。」
「半端な者同士でも、お互いに認め合い、補い合って仲良くやっていけば、仕事はやっていけるものだ。世の中に完全な人間などいるものではない。(中略)『人間の和』がなければ企業という集団の発展はおろか、持続さえもできないことを充分認識してほしい」
「早く自由化に踏み切って、大衆に判断してもらって、企業の方向性を正した方が得なのだ。(中略)いい品物かどうかはメーカーが判断するのではなく、大衆が判断してくれるものであることを決して忘れてはならない。」
「ありのままの子供を理解しようと努力もせずに、親の常識の枠内で教育しようとするから、いやらしいオトナびた子どもや、老人みたいな青年が生まれるのだ。(中略)こうした親達の手で、画一的にな人間のタイプ以外に、どんな個性が育てられるのか。(中略)だから私は、世間で言う『悪い子』に期待している。」
「わからずやのオトナ達の説教など、クソくらえだ。堂々と『若さ』を発散させ、『若いいのち』を主張し給え。」
最後に、氏の経営哲学が凝縮されている詩を紹介しておきます。
「企業という船にさ 宝である人間を乗せてさ 舵をとるもの 櫓を漕ぐもの 順風満帆 大海原を 和気あいあいと 一つの目的に向かう こんな愉快な航海はないと思うよ」
いずれも40年以上前に当時50歳を過ぎていた氏の言葉です。 技術者であり経営者である人物 前半は筆者が書いた部分であり、後半は、副社長の藤沢氏に関する記述や、本田宗一郎氏の語録集が記載されています。
前半で、本田氏の考えが分かり、後半でどうしてここまで会社を大きくすることが出来たのかについて少し分かったような気がします。
技術を追い求めるだけではなく、経営者としての正しい判断もできる人であると感じました。
会社のことだけでなく、日本全体を見渡して経営判断を行うことができるとことが、今の経営者とは異なる部分であると感じ取れました。 ホンダの生い立ちが分かる絶好の本 この本は3部構成からなります。第1部は1962年に日経新聞で連載された「私の履歴書」です。まず、こんな昔から「私の履歴書」があったことに驚かされます。この部分で、ホンダの黎明期のことが良く分かります。
第2部は、日経新聞編集員による書き下し?と思われる「私の履歴書」のその後について。ビジネス書としてここが面白いです。
第3部は本田宗一郎語録です。文章は平易ですが、何かを読み取るのは難しいです。そういう文章です。
※ なお、本書の第2部と内容的に重なる部分もありますが、「経営に終わりはない」(藤沢武夫著)も一緒に読むことをお勧めします。 表紙からしてカッコイイ本 本田宗一郎が書いた,寄稿文書,解説,社内文書からなる本
表紙がHONDA F1に座ってにっこりしている写真なのだが
とても表情が良くてこの会社の社員は楽しいのだろうなぁという
感じがとてもする表紙です.また赤い色は,HONDAが自動車に
進出する際,中央官庁と赤い車を認めさせるという逸話を
思い出させる意味でとても感慨深いです.
内容は,55歳の時に日経新聞に寄せた私の履歴書の文書。
履歴書から後の活躍を当時の本田宗一郎の言葉と共にまとめたもの。
最後に社内報などの記録に残っている文書の3部構成で
今に本田宗一郎を伝えようとしています.
HONDAという会社の大社長でありながら、気さくな雰囲気と
細やかな神経を配るこの会社は、社員はとても楽しく
夢を仕事に変えていたのだろうなぁというのが
伝わってきます.
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[ 単行本 ]
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悪質商法のすごい手口―ここまで巧妙ならみんなだまされる!知っておきたい被害の実態と対処法
【徳間書店】
発売日: 2009-04
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格:
中古価格: 2,545円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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世紀の相場師ジェシー・リバモア (海外シリーズ)
・リチャード スミッテン
【角川書店】
発売日: 2001-06
参考価格: 2,310 円(税込)
販売価格: 2,310 円(税込)
Amazonポイント: 23 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,799円〜
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・リチャード スミッテン ・Richard Smitten
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カスタマー平均評価: 5
非常に興味深い内容でした 読んでいて本当に面白かった。
14歳で家を飛び出て、まさに裸一貫で財を成す過程は圧巻。
周りに教えてくれる人がいるわけでもなく、試行錯誤しつつ取引手法を確立していくのは本当にすごい。
コットンキングの授業を受けて綿に手を出してしまい破産してしまうのは笑えなかった。
とかく情報や人に左右されがちな自分のことのようだったから。
情報や人に流されないようになるには自分の意見を言ってはいけないのであり、結果として秘密主義にならざるを得ないのだろう。
相場で成功する技を職人芸と言い例えているのも驚いた。
林輝太郎氏、板垣浩氏と同じ様なことを言っているからだ。
相場を続けていくと同じような結論を出すのだろうか。
趣味がブリッジというのも非常に面白い。
あのウォーレンバフェットもブリッジが趣味。
数学的思考、確率などに才能を持つ人間は同じ興味を持つのだろう。
リバモア自身もスノッブなナルシストと感じたのだが、それ以上に嫁、子供に対する金に飽かせたスポイルぶり目に余った。
金を稼ぐことには才能があったが、金をどう使うか、その結果どうなるのかということまでは考えなかったのだろう。
そう考えるとドケチとして有名なバフェットは金が持つ影響力ということを非常によく理解しているのであろう。
自分を律するためにも「あえて」ドケチに徹しているのだろうな。
相場師としては成功、人生としては失敗。
色々と考えさせられる傑作。
素直に嬉しい やっと復刊されたんですね。
素直に嬉しいです。
巻末のピボタルポイントの解説をずっと読みたくて、古本屋など探していました。
ユーズドでとんでもない値段が付いていたので、買うのを躊躇していましたが、やっと復刊されて入手できました。
「欲望と幻想」にはガッカリさせられましたが、「世紀の相場師」はなかなかいいです。 祝、緊急増刷 2001年6月に初版が出て永らく品切れ状態でしたが、今年6月30日に増し刷りされ再び販売されることになり、これを待っていた身としては本当にありがたく思います。帯に「ネットで激賞の嵐、トレーダー永遠のバイブル!!、熱烈なラブコールに応え緊急増刷!!」とあり、この本の復刊を粘り強く角川書店に要望されてきた方々に心から敬意を表します。
やはり評判どおりの読み応えで、ラインマーカーで色をつけた箇所は自分だけの箴言集となりました。付録としてリバモアの投資の鉄則がついており、本書の重要箇所をざっと復習できます。ここは本書の良いまとめとなっています。
私個人として少し気になったのが、180ページ「リバモアは、自分の意識下の世界、つまり眠ることのない自分の精神を理解しようと、やむことのない努力を続けた。フロイトを研究し、ユングの論著を読みあさった。」という箇所です。フロイトとユングは無意識を研究した心理学者ですから、「自分の意識下の世界、つまり眠ることのない自分の精神」という訳は本当に正しいのかなあ、という思いです。ここの箇所が「自分の無意識の世界、つまり眠ることのない自分の魂を理解しようと、やむことのない努力を続けた。」というのなら筋が通るように思うのですが、どうなんでしょうか。
まあ、いずれにせよ、リバモアはフロイトやユング、さらにアリストテレスまで読んでいたというのですから、やはり相場にかかわる者として心理学や哲学の勉強は怠れないなと思った次第です。
良い本だと思います。皆さんにもお薦めします。 ようやく復刊されましたね 定価の10倍以上なんていうプレミアが付いていましたが、
ようやく復刊されたようで角川書店さんありがとう。
中古本の価格暴落時が買い時かもしれません(^^)
プレミア値がついていますが それに相応する内容です。
たとえ株が全くわからない人間が読んだとしても、ジェシー・リバモアという1人の男がウォール街に挑んだ人生は読んでいて痺れます。
相場を動かすのは人の心理とはよくいったもので、それは昔も今も変わらない普遍の真理だといえる。
実際リバモアが相場で成功した理由も、純粋に数字に興味を持ち、大衆の心理を読む株式相場という一種のゲームを楽しんだ所にある気がします。
最近、マンガ版、文庫版とリバモア関連の本が出版されましたが、あちらはあくまでリバモア入門編といったところで、より本質的なリバモアという人物を知るにはこの本が最も適した書籍だと思います。
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[ 単行本 ]
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ササッとわかる「大人のアスペルガー症候群」との接し方 (図解 大安心シリーズ)
・加藤 進昌
【講談社】
発売日: 2009-01-30
参考価格: 1,000 円(税込)
販売価格: 1,000 円(税込)
Amazonポイント: 10 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 899円〜
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・加藤 進昌
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カスタマー平均評価: 4.5
類書の少ない「成人アスペルガー」のわかりやすい解説書 同じ講談社で大人のアスペルガーというタイトルの本(梅永雄二著・こころライブラリーイラスト版)が出ていますが、そっちよりもこの加藤進昌氏のほうが実践的で、より当事者の困っている気持ちに寄り添ってくれていると感じました。
発達障害の臨床をちゃんとやっている精神科医は少なく、いままでの本は臨床家(場合によっては評論家?)が「知ったかぶり」の知識だけで書いたような本ばかりでした。
また、実際に発達障害の研究をやっている医学者が書いた一般書も、史上初だと思います。
似たような本がたくさんがある中で、ここまで「ケアできる」と言い切っている本はないでしょう。
「発達障害とはなにか?」(エピジェネティクス、オキシトシンなど最新研究の話題は興味深かった)だけでなく、「どうやって治すか?」にちゃんと言及できている本として、異色の出来だと思います。
これは多くの当事者が読むべきだと思います。 最新の治療法が載っているのがgood! 類書が世にほとんど出ていない「成人発達障害」の良書だと思います。
平易な言葉とイラストで書かれていますが、内容はとても高度なことまで
噛み砕いてあり、とてもよくわかりました。
特に、著者の加藤氏がシンポジウムでも触れていた「治療法としてのオキシトシン」
についてしっかり書いてあります。おそらく、新聞や雑誌がまだ取り上げていないのでは。
また患者の手記や、著者が診察室で患者を診てきた「本音」が、あたたかい視点で書かれています。 成人発達障害外来第一人者の分かりやすい解説本 成人発達障害臨床の第一人者が記した平易な解説本。
従来の発達障害関連本は、発達障害の子どもを持つ人向けであったため、成人発達障害当事者としては、「サリーとアン問題」のような幼稚すぎる内容にウンザリすることが多かった。
本書は、文献的な知識で書かれた本とは一線を画しており、成人発達障害臨床の立場から書かれた本なので、成人発達障害の平均像に合致する印象を受ける。。
成人当事者が周囲の人に発達障害がどういう病気か知ってもらいたいとき第一選択となる一冊だろう。
解説にあたって、自閉症の三つ組とかバッサリ切り落としている。子ども向けでは妥当な要素も成人アスペルガーの説明には不向きな要素になりうるのだろう。
また、PDD-NOSについても解説してある。
ただし、タイトルの「接し方」の箇所は誇大表現の印象を受ける。本書は、具体的な対処法のノウハウを記したものではない。発達障害は個人差が激しいので一律的な処方箋は望めないのだが、発達障害を診断の診断後、色々と工夫して暮らしている人のケーススタディなどがあれば参考になったのではないか。
著者の専門が脳科学ということもあってか、オキシトシンなどにページ数を割いているが、当事者にしてみれば蘊蓄(うんちく)にしかならない。
そこは、せっかく臨床家の立場で本を書くのだから、発達障害者支援センターでどういったサポートが得られるのかなど、医科学でなく福祉の立場から掘り下げて欲しかった。
本書で紹介されているデイケアも発達障害者にとってはまだまだ先進的な治療法であることが現状だが、集団療法は今後拡大することが期待されている。
本書は先進的著作ではあるが、就労や結婚といったライフステージにどう対応すべきかといった問いに答えるには、まだまだ臨床サイドの蓄積が不足しているとの印象をもった。
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[ 単行本 ]
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女三人のシベリア鉄道
・森 まゆみ
【集英社】
発売日: 2009-04-03
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 通常2〜5週間以内に発送 )
中古価格: 1,350円〜
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・森 まゆみ
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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すべて僕に任せてください―東工大モーレツ天才助教授の悲劇
・今野 浩
【新潮社】
発売日: 2009-04
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 通常2〜5週間以内に発送 )
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・今野 浩
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カスタマー平均評価: 4
天才を活かせない日本の大学と、天才の末路 有名大学と呼ばれる多くの大学の内情が詳しく書かれている。
一般の方々がTVや新聞で知る理系研究者の姿はここにはない。描かれているのはいささか「白い巨塔」を彷彿とさせる研究者の血なまぐさい抗争であり、そこの身を置いてしまった若い天才の末路である。
「権威がある有名大学の教授の下で学べば就職には困らない」とはよくいわれるが、果たして現代に生きる何人の学生がこのような一流研究者の下で研究したいと思うだろうか。この本は、大学の実態を入学前から周知させるには十分すぎる内容である。特に理系大学院進学を考える人は読んで損はないと思う。
大学という組織、そのものを再定義する必要があると感じた書だった。 著者の文才により、一気に読めてしまう本 著者の文才により、引き込まれて一気に読めてしまう本ではある。
帯には「元東工大教授が、共に勤務した研究者の半生を通じて明かす、理工系大学の実態」とある。確かに、理工系大学(特に、東工大)の実態をある教授の視点から垣間見ることはできる。博士課程(特に、金融工学)に進む学生は一読の価値があるだろう。
しかしながら、これは出版社のビジネス視点のリクエストによるものだろう。実態は、「あとがき」にもあるように、「若くして癌で亡くなったモーレツ天才助教授」への鎮魂歌であり、死者への複雑な思いを吐露した著者からの私信であるようにも思える。本来は、「私信」は時間が経過し関係者がいなくなってから公開されるべきものであるが、今回本になって公開されてしまった。
そんな印象の本である。
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[ 単行本 ]
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羆撃ち
・久保 俊治
【小学館】
発売日: 2009-04-20
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
Amazonポイント: 17 pt
( 通常2〜5週間以内に発送 )
中古価格: 2,600円〜
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・久保 俊治
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カスタマー平均評価: 5
自伝が1級の冒険物語になっている 文章は読みやすい。著者は都市部出身ながら大学卒業後プロハンターとなる。小学校前から日曜ハンターの父と山を歩き、大学在学中から単独猟で羆や鹿をしとめる。天候を読みつつ痕跡を追い、冬山でビバークする。獲物と対峙し、しとめた獲物は解体して何度も運ぶ。各場面の何気ない細部描写により、聞き書きでは不可能な臨場感が生まれている。
研ぎ澄まされた五感で感じる自然の描写や、相棒のアイヌ犬との強い絆、武者修行に訪れたアメリカのハンタースクールでの逸話も印象的。
動物を殺して解体する描写に抵抗を感じる人がいるかもしれないが、本書には「頂いた命を無駄にしない」という思いが素直に表れている。屠殺解体を代行してもらった肉ばかり食べている人は一度その大変さを体験してみてほしい。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─
・勝間 和代
【東洋経済新報社】
発売日: 2008-04-04
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 718円〜
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・勝間 和代
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カスタマー平均評価: 4
ムリ/ムダ/ムラ仕事の予防がワークライフバランス社会へ繋がる 経営上の課題としてつくづく感じてきたことは、多くの日本企業では、マネジメントや営業の社内の評価基準が「売上」、あるいは売上の代替となるボリューム指標(たとえば契約数や販売台数、販売戸数など)にとどまっていることです。すなわち、売り上げを上げるために利益を度外視して、無理な働き方や、必要もない仕事を作ってしまっているのです。P14
急増する成果報酬型ビジネスによってROICを意識する経営を促しているが、その意識は顧客獲得コストの一部で行われている印象がある。著者は、その意識を単価/原価/顧客数といった変数においても意識してほしいと考えているのだろう。その意識がムリ/ムダ/ムラ仕事を防ぎ、「ワークライフバランス社会」というビジョンへ繋がる構造になっている。
詳細/図解はこちらです。
http://entrepreneur1986.seesaa.net/article/114799222.html 読み易い入門書&実践本 「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」の勝間版。
山田真哉より物知りだという事を立証したいのだろうか。
その対抗意識が読み易い本書に形作られた。
門外漢にとっては分かり易い入門書。
ただ幼稚な感じがするので、太字にするのは辞めて欲しい。
同一本が頻繁に出る参考本紹介も不要。
個人的には著者が声を大にしてる箇所より、エピソードにしてる些細なネタの方に惹かれた。
著者は読みっ放しにするのではなく、本書に基づいて仮定と実行を繰り返す実践の本であって欲しいと願っているのだろう。
その為の再読に耐え得る内容はある。
エリート志望者たちの入り口的存在。 この人はポジショニングがうまい、本当に。
なんだかMBAの初心者講座を受けているようで、つまり彼女は入り口になっているんです、勉強好きなエリート志望者たちの。位置的に。
他書の紹介や○○さんをおススメします的な内容に一見ウザったく感じるかもしれませんがそれも全部ひっくるめて勝間和代なので致し方ない。
さて内容ですが本書は良い、そこらへんにこがっているビジネス雑魚本10冊くらいには匹敵するでしょう、それでもできる方からすれば当たり前のことなのですがw。こむずかしいMBA的な理論をかみくだいてわかりやすく解説されており、それだけでも価値のある一冊。マクロ的視点の展開なので読んだだけでなにかが変わるわけではありませんが全体像を知った上で日々の仕事に成果と工夫を凝らすひとつの材料?にはなる気がいたします。
【合理化の極み】、これが全書に共通して感じることです。
推薦書をいくら読んでも彼女にはとうてい追いつけない、また追いつく必要もない。
ご自分の実力と進むべき方向性をいちどチェックされてから付き合うのが良いでしょう。 利益の概略把握とどう行動するかの出発点として読みやすい 売上高至上主義、マーケットシェア至上主義からの脱却の必然性と利益にフォーカスする必要性が第1章で説かれています。よく言われていることですが...
会計の利益計算手続きの煩わしさに首を突っ込まずに、利益概算の切り口で「利益の方程式」という形でまとめ、操作要素をわかりやすくし、行動習慣を明確にしたところがこの本の売りですね。
第一線の人にまで「利益」意識をもってもらう、利益を生み出すのに自分はどこに直接関与していて、何ができるのかを考えてもらうテキストとしては使い勝手がいい。
第8章に「利益の方程式」を行動習慣化するエッセンスを集約していて便利。お急ぎの方、シャープな方はここを立ち読みするだけでも、一見の価値はあります。
情報のまとめかたが巧みですね。 利益を生み出すのは容易でない! 本書は、「利益の生み出し方」について悩んでいるビジネスパーソンに
捧げる本となっていますが、かなり難しい内容です。
勝間式「万能利益の方程式」は次の通り。
【利益=顧客当たり(単価 ? 獲得コスト ? 原価)X 顧客数】
ここで、一般的には(簡略化すると)
・単価x顧客数=売上高
・獲得コスト=営業費用
・原価=製造原価 と置き換えることができます。
勝間式方程式の、「顧客当たり単価」,「顧客当たり獲得コスト」,
「顧客当たり原価」,「顧客数」で説明されている内容は、
豊富な文献「本の最後の、お薦め参考文献」によっても証明されている
ものでしょう。・・・読んでみないと分かりませんが?
いずれにしても、本書の内容を理解するには、熟読し続けることで、
繰り返し読むことにより、内容も身に付くものと考えます。
ただし、これは本書に限定したことで、専門的な知識は、専門書を
読むことが大事です。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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ネトゲ廃人
・芦崎治
【リーダーズノート】
発売日: 2009-05-01
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
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・芦崎治
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カスタマー平均評価: 4.5
現代病理の一種 ネトゲ廃人である友人2名を、何とかしたいと思い購入した。
ネットゲームはおろか、ゲームすらあまりしていない私にとっては
たかがゲーム。人生を捨てる価値などないのは自明のことだ。
なぜ抜け出せないのか、理解に苦しむ現象だと思っていた。
しかし本書によって、それが、様々な要素が複雑にからみあった
「依存症」であることが明確になった。
登場するネトゲ廃人たちが語る人生遍歴からは、
不安や孤独といった時代のムードを反映していることも伺える。
ネット上では、数年前から存在していたスラングだが、
社会問題としてまともに取り上げられていないのが現状だ。
初めて一冊の書物としてまとめられたことは、
意義深いのではないだろうか。 ゲームに熱中する人間に憤慨している人ぜひ読んでください。 仕事柄、ゲームに熱中している人に会うことが多くあります。しかし私はゲームになぜそんなに夢中になるのか全くわかりませんでした。この本のお陰でそれが実感できる手がかりをもらいました。単なる現実逃避ではなく、より自分を生かす世界を求めているということがよくわかります。「リアル」な世界は確かに思い通りにいかないことばかりです。思い通りにいかない世の中に出ていくための一つのステップとして利用したと思われる人たちが登場しています。しかしそれは結果であり、まだまだネトゲの泥沼ではいずりまわっている人たちが多数いるのだと思います。「怒鳴ってパソコンを取り上げても解決しない」「中毒というより強迫と表現する方が精神科的には合っている」など…対応方法を考える上でのヒントも納得します。まずは一読をお勧めします。教育関係者は必読です。 【ネトゲ廃人】だった自分が読んだ感想 前半は元ネトゲ廃人達を取材(まだネトゲにハマっている人も取材していました)して、後半はネトゲ先進国の韓国の状況とその対応策についてです。
少しゲームに関心理解のある方でしたら人一倍楽しんで読める1冊でしょうね。
前半の元ネトゲ廃人の取材ですが非常に共感できました。が、実際にネトゲ廃人だったからこそ非常に共感できますが、表現の仕方に少し深刻さが欠けていると思いました。あっさり書いてますが、実際はもっとグロテスクです。
その為に一般人の方にはちょっと現実味が湧かないかもしれませんね。
後半に書かれていた韓国の現状で、最後の方に書かれてあった中毒者の治療法ですが、これは凄く関心が湧きました。
結局は個人の意識の問題ですが、周りの環境をどう整えるかが非常に重要です。
実際私も周りの環境が変わった為、廃人から脱却できたのだと思います。
これから韓国がどうやってこの問題を対処していくのが、気になりますね。
最後に元廃人の自分が一言、ネトゲはやらないのが一番!!
とにかく いろいろな廃人が出てきて、面白かった。はやく、よくなってください。 韓国の特異さが興味深い 前半部分は、国内のネトゲ廃人(元)の現状を描くというもの。
後半 は、ゲーム大国韓国へ渡り韓国政府へインタビューを行っている。
こ の、韓国の部分が興味深かった。
国をあげてゲームにのめり込んでいる 韓国の特異さは他に類を見ない。
経済崩壊した上、数百万人の若者がネ トゲ依存となっている現状。
国力衰退に、ネトゲ依存という人的資材の損失が、
拍車をかけていることは間違いないだろう。
しかし、現に「ゲーム産業振興院」なんて政府組織が存在しているにもかかわらず、
韓国政府ははっきりと「これは国策ではなかった」と否定している。
国家予算を使って、すでにネトゲ依存への対策を講じているようだが、
効果はまだ未知数ということで、
ここに貴重なサンプルを発見できるのではないだろうか。
ぜひ、引き続いての取材を期待したい。
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[ 文庫 ]
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心にナイフをしのばせて (文春文庫)
・奥野 修司
【文藝春秋】
発売日: 2009-04-10
参考価格: 570 円(税込)
販売価格: 570 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・奥野 修司
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カスタマー平均評価: 5
28年前の「酒鬼薔薇」事件 昭和44年に「酒鬼薔薇」事件と類似した事件が
すでに起こっていました。
同級生に息子を殺害された母親は、何の保障もないまま
極貧といっていい環境に生き、地獄をさまようような人生を
送っていました。一方加害者である少年Aは少年院を出て
立派に更生し、司法試験に受かってなんと、弁護士になっていたのです。
世論は今ほど「少年法」に対する議論がなされていたでしょうか・・・・。
いえ、なされていませんでした。
最大の罪を犯した少年が更生し、弁護士という地位まで得たことは
教育の最大の成果といえます。
しかし、その一方で被害者の家族はどうなのか?
当時の法精神に被害者の視点など全く欠けていたのです。
本書では被害者の母が苦悩にもがきながら精神に異常をきたし
ほとんどの記憶を失ってしまっている場面や
残された家族の葛藤、ご兄弟の自殺未遂なども記述されています。
印象的なのは最終章で本書を読んだ少年Aが被害者の母に
この上なく屈辱的な言葉を浴びせられる場面があります。
私は本書を読み、辛く悔しさでいっぱいになり胸が詰まる思いになりました。
どうか被害者ご家族が悠々と一生を切り開き歩んでいかれることを
望んで止みません。
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