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評論・文学研究

アイテム一覧
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ヒースの野に秘めた愛 (ソフトバンク文庫NV) 百年の孤独 (Obra de Garc〓a M〓rquez (1967)) カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫) 銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫) ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5) デセプション・ポイント〈下〉 (角川文庫) デセプション・ポイント〈上〉 (角川文庫) カラマーゾフの兄弟3 (光文社古典新訳文庫) 幽霊たちが舞う丘―アニタ・ブレイク・シリーズ〈4〉 (ヴィレッジブックス) 鹿鼎記〈6〉クレムリンの女帝 (徳間文庫)
ヒースの野に秘めた愛 (ソフト.. 百年の孤独 (Obra de .. カラマーゾフの兄弟2 (光文社.. 銀河ヒッチハイク・ガイド (河.. ハリー・ポッターと不死鳥の騎士.. デセプション・ポイント〈下〉 .. デセプション・ポイント〈上〉 .. カラマーゾフの兄弟3 (光文社.. 幽霊たちが舞う丘―アニタ・ブレ.. 鹿鼎記〈6〉クレムリンの女帝 ..

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ヒースの野に秘めた愛 (ソフトバンク文庫NV)

[ 文庫 ]
ヒースの野に秘めた愛 (ソフトバンク文庫NV)

・サマンサ・ジェイムズ
【ソフトバンククリエイティブ】
発売日: 2009-04-18
参考価格: 893 円(税込)
販売価格: 893 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 500円〜
ヒースの野に秘めた愛 (ソフトバンク文庫NV)
サマンサ・ジェイムズ
カスタマー平均評価:  5
新シリーズの第一弾
マクブライド公爵家の三人の兄妹を主人公にしたシリーズ物で、第一弾は末娘アナベルが主人公です。 アナベルは、従姉妹とその子供達と散歩しているとき、馬車にひかれそうになった従姉妹の子供を助けてくれたサイモンという男性に出会います。 彼はアナベルを子供の母親だと勘違いし、彼女の責任能力を厳しく叱責。お互いに第一印象は最悪です。 しかし二人は後日あるパーティで衝動的にキスをしてしまいます。しかもそれを人に見られてしまう大失態。 醜聞をおさえるために彼らは結婚するしかなく、苦いスタートで結婚生活が始まります。 辛い過去を持っているために、なかなか心を開こうとしないヒーローなのでヒロインにとってかなり辛い状況ではあります。 しかしそんな辛い状況でも、なんとか自分の居場所を確保しようと前向きに生きるヒロインはとても好感が持てます。そんな彼女に影響されて心を開いていくヒーローも見所。 よくある王道的なストーリーですが、王道だからこそ変に脱線されていなくて安心して読めるし、心理描写がとても巧みなので感情移入しやすい良作でした。 次回作も期待!

百年の孤独 (Obra de Garc〓a M〓rquez (1967))

[ 単行本 ]
百年の孤独 (Obra de Garc〓a M〓rquez (1967))

・ガブリエル ガルシア=マルケス
【新潮社】
発売日: 2006-12
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
 Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,436円〜
百年の孤独 (Obra de Garc〓a M〓rquez (1967)) ※一部大型商品を除く
ガブリエル ガルシア=マルケス
Gabriel Garc´ia M´arquez
カスタマー平均評価:  5
再読、再々読に値する
 「二度読む価値のない本は、一度も読む価値がない」とは、誰が言った言葉だらうか、私も今言ったが・・・・・。  ガルシア。マルケスの「百年の孤独」は、定評のある鼓 直さんの翻訳で何度も読みたい本である。読むたびに、読む年齢に応じて、その時々の感想が異なるっていうのがいい。この手の本というのはそう多くあるものではない。私にとっては、漱石の「こころ」「三四郎」であり、ドストエフスキーの「カラマーゾフ」であり、そしてこの「百年の孤独」である。しかし、読むのは辛い本でもある。最初に読んだときは、正直、よくわからなかった。我慢して読んでいくと、急にテンポが上がると気が付く箇所があった。あとは、一気呵成に・・・・・。  しかし、悲しい小説である。
世界文学の金字塔。。
私がこの本を読んだのはもう10年以上前ですが、今でもその時の感動は忘れません。 どなたかもレビューで記述しておりましたが、文学というモノがここまで可能性があるのか!!!と知らしめてくれたのがこの本です。この本は「奇跡」というにふさわしいと思います。おそらく書いた本人も驚くほどの完成度なのでは(笑)。Gマルケスの文学は総じて好きですが、百年の孤独一冊でノーベル賞を取るに足る、と思われます。すばらしい。「セルバンテスの再来」などと当時もてはやされたようですが、ドンキホーテよりもこちらの方が素晴らしいと私は思います。間違いなく20世紀では最高の文学だと思います。神業。
予想を裏切ってくれる心地よさ。
これは久しぶりに面白い小説を見つけた。 実は数年前から気になってはいたが、冒頭の改行のない、えんえんとつづくジプシーたちの珍妙な品々についての説明に「これは片手間に読める本じゃないな」と思って見送ったのだった。 せっかく秋なので、腰をすえて読むことにしたら、重々しい文学作品というより、まったくのエンターテイメントに近い。楽しく、するすると読み終わってしまった。 たぶん私にはよく合った本だったのだろう。 ジョン・アーヴィング的な予想を裏切る展開と、時間を超越したところからの伏線が巧妙で楽しい(まず冒頭の「のちに大佐が銃殺隊の前に立つはめになったとき、彼ははじめて父親とともに氷を見た時のことを思い出した」云々からはじまるストーリーなど、秀逸である。歴史小説によくある「これがのちの――である」という感じのネタばれが好きな人にお勧め) さらに面白いのは、非現実的要素が、現実的要素と同レヴェルのリアルさで描かれていることだ。 長いこと雨が降ったせいで、開いたドアから魚が泳いで入ってくるぐらい、空気が水分を含んでいた、という描写なんかわくわくしてしまう。さらに死んだ人間も普通にうろうろする。 そういうファンタジーな要素が随所にありながら、物語はどこまでもリアルで、悲劇的で(コミカルな部分もあるが)頽廃的で、孤独だ。登場人物はみな頑なで、自己中で、ほぼみんな名前が似ているにも関わらず、バラエティーに富んだ孤独な人生を歩む。 一族の運命をまるまる体験する、というのはなかなか興味深い。登場人物ひとりひとりあれほど強烈でありながら、死んで忘れられていく虚しさが胸にせまる。 中上健次の『千年の愉楽』と確かにいろいろ似ていると思った。 ただ、もっと悲劇的で頽廃的で毒々しいというなら、さらに日本独特の美しさとおぞましさに酔うなら、中上のほうを個人的にお勧めする。責任はとらないが。
人間の歴史の縮図
南米の架空の町、マコンドの草創、隆盛、衰退そして滅亡するまでの百年を 町を開拓したブエンディア家を中心に描いた傑作。 チョコレートを飲んで空中浮遊する神父、四年以上も降り続く雨、異常に繁殖する家畜など 非現実的なエピソードと超人的な登場人物たちによって綴られる不思議な神話の様な物語に 自然と引き込まれてしまう。 この百年あまりの物語に誰もが圧倒されてしまうのは、 そこに人間の歴史の全てが凝縮されていると感じるからではないだろうか? 私が本書を読みながら気になったのは、「ノストラダムス」という名前が何度か出てくるところ。 そのノストラダムスの秘法を心得たメルキアデスによって羊皮紙に記された 予言通りにマコンドは滅亡へと向かっていく。 我々の現実世界では、世紀末を乗り越えた現在、 ノストラダムスの予言を信じているものはあまりいないと思うが、 本書が書かれた60?70年代頃は結構真剣に論じられていた事を思い出させてくれる。 もし出版社に良心があるのなら、いい加減本書を文庫化して この傑作をもっと多くの人が読めるようにしてあげるべきだと思うのだが・・・
戯画的描写の徹底
ガルシア=マルケスをある程度読んでいて、彼の作風を知っている方なら知っていることだが、彼の小説はストーリーよりも、描写が重視される、ということは、承知なさっているであろう。私も、「族長の秋」「幸福な無名時代」「エレンディラ」など、「予習」をしてから本書に取り掛かった次第だった。 期待はまったく裏切られなかった。滑稽かつ珍妙な描写の詰め合わせである。馬を殺せるほどのストリキニーネを飲んでしまっても死なない人が出てきたりするのだから。タイトルこそ「百年の孤独」だが、これを読みふけっていて、時間の経過なんか、これっぽっちも感じなかった。おしまいあたりで気がついたのだった。 もし、ガブリエル・ガルシア=マルケスが画家になっていたら、ピカソ級の珍妙な絵画が作れたのではあるまいか。ブライオン・ガイシンが昔「小説は絵画よりも50年遅れている」という類の発言をしていたのを思い出してしまった。ただの文字の羅列なら誰にでもできるであろう。だが並の人間の感性では、ここまで緻密、かつ滑稽な戯画を、文字では表せなかったのではあるまいか。 ただ、ストーリーが云々、と書いたが、よく読んでみると、人物描写がよくできているのに、気がつくだろう。誰が主役だ、といいきれないほど、個性的な人間がたくさん出てくる。それも、もちろん滑稽な描写にまみれているが。人物の描写も、小説全体の戯画にも、どちらを重視する方も(そして、両方を求めている方にも)お勧めできる。これがラテンアメリカ文芸なのか、いや・・・「これがガルシア=マルケスである」と。 この世界は広くて複雑だ。それを感じさせてくれるのがガルシア=マルケスであり、この「百年の孤独」なのである。

カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)

[ 文庫 ]
カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)

・ドストエフスキー
【光文社】
発売日: 2006-11-09
参考価格: 820 円(税込)
販売価格: 820 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 372円〜
カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)
ドストエフスキー
カスタマー平均評価:  4.5
大審問官
5巻あるけど3巻でフェードアウト気味に読書終了してます。 1巻目は「あの!ドストエフスキーの名著だから」と思って読んだが、感想はまあまあ。(もちろんドストエフスキーがWikipediaに「文学界に空前絶後の影響を及ぼした」という言葉を受けて読んだのであって、例えば書店でふと手にして読んでハマることは無かったと思う。) そしてこの2巻目、1巻とは打って変わって一瞬で読んだ。 大審問官の場面ではちょうど自分自身が、現在社会のあり方や周りに対する失望(期待しすぎるがあまりの反発だろうけど)から、その場面には深く納得する部分が大いにあった。大審問官の告白は心をスーッと溶かされた感じ、「腑に落ちた」という感覚になった。 このように深い部分での納得、共感があるとその後の考え方、思考の根本になってくるとおもう。 なんだか、3巻でしんどくなって4巻に行く前にすっかり時間が空いてしまった。 自分のような幼い頃から読書に親しみが無く、日本で生まれ育った者としては名前がロシア人だと誰が誰だかいま一つしっくり理解できていない。ロシア語でロシア人として読んだらまた違ってくるだろうな。 蛇足だけど、この表紙カバーの抽象画がなかなか印象深いと思いません?
読み返したい部分はあり・・・
ある意味お正月の初詣にくらいしか「神」 の存在を感じることがない日本人にはこの2部は 難しいかもしれません。 「大審問官」は難しく感じましたが、「ゾジマの教え」 は何度でも読み返したい。ようやく2巻目にして他の翻訳でも 読んでみたいと思えるようになった。 誤訳が多いと言われているだけに、定評のある新潮版か、 岩波で読んでみたいと思います。
なんてエネルギッシュで、思いのあふれる本なんだろう
「たとえ人生が信じられなくなり、大切な女性にも世の中の秩序にも幻滅して、それどころか、すべてが無秩序でのろわしくて、ひょっとして悪魔の混沌そのままなんだとまで確信して、人が幻滅することからくるいろんな恐怖にうちのめされたって、やっぱりおれは生きていたい。人生という大きな杯にいったん唇をつけた以上、最後までこれを飲み干さない限り、ぜったいに手をはなさない、ってな!」 。人生という壁に思い切りぶちあたって、味わいつくして、壊してしまうような、激しいインパクトに魅了される。100年近く前の古典といっても、今読んでも新鮮に心に響く。脱帽。
にわか
まず通常の人間ならば新潮のほうを買ってるはずです。こんな翻訳のを買ってる人間は流行りに流されて本を選ぶしかも本が本だけにタチの悪いスノッブです。この本は聖書をよく読み耽り社会とは?国家とは?キリストとは?幸せとは?人生とは?人間とは?神とは?そういうことを日常から追求している人じゃないと絶対に理解できない今の日本の漫画ばかりみたり文字を追うことを読書だと勘違いしてるこの本を購入した皆さんは典型的なエセ読書家ですね
脇役たちのエピソード集といったつくり。後半への伏線か?
 フェラポント神父に始まり、スメルジャコフやスネギリョフ大尉などカラマーゾフを固める役者達が続々登場する。エピソードを通じて詳細な人物像が浮かび上がる。でもこの時点では、これが後半どのようなことに結びついていくのかはわからない。  わからないと言えば、「大審問官」も同じ。ゾジマ長老のアンチテーゼとして登場した感があるが、なぜかこの部分だけ邦訳そのものが難解。後半を読めば、第2巻でのエピソード群がどのような意味を持つのかわかるだろうと思いながら読み進めた次第。  一方、ミーチャの精神状態とフョードルとの関係はいずれも益々悪くなっていく。不安を抱えながら、第3巻へ突入する。

銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)

[ 文庫 ]
銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)

・ダグラス・アダムス
【河出書房新社】
発売日: 2005-09-03
参考価格: 683 円(税込)
販売価格: 683 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 13円〜
銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)
ダグラス・アダムス
カスタマー平均評価:  4
哲学者も笑いのめしているのが痛快!
海外ユーモアSFならハリィ・ハリスン読んでいれば充分だろと、 馬鹿にして読んでなかったが、アーサー・C・クラーク も ミチオ・カク もけっこう好意的に本書を紹介してたので、 意外とハードなのかと読んでみた。 数字データの間違いが多すぎてハードSFとしては読めないが、 ユーモアSFとしてはハリィ・ハリスンより本格SFに近くて楽しめました。 哲学者も笑いのめしているのが痛快! 神の非存在証明は笑えるがとても参考になります。 何故生きるのかという疑問に見事な答えを提示した 本物の哲学SFとしても読めます。 何故?と問うから答えが見つからないですらー。 どこで?と思索することが大事ざんす。
宇宙の真理なんて期待しないほうが。
日本では絶版になっていたのでまず原作(英語版)を読み、もっと知りたくて再び出版された翻訳版も買いました。 いきなりの序盤からもう面白い。あれこれナンダカンダと並べる暇もなく意味もなく地球が消滅してしまったアーサーと宇宙人!のフォードそれにザフォード達が繰り広げる意味無しの宇宙で展開する、、、コメディーです。 出版された時代は7-80年代なのに現代のこのようなジャンルの本と比べてもまだまだこの作品のほうが優れている傑作です。あまり考えながら読むと訳がわからなくなったり面白さも半減してしまうので心をオープンにして読んでもらうとニタニタと笑いながら楽しめること間違いなしです。私のお気に入りはロボットのマーヴィン。彼がどうして危機にあるアーサー達を救ったか、ラストは予想外です。 残念ながら著者は亡くなられているのですが彼の発想はほんとうにユニークで唯一だと思います。
病みつきになりそう
SFと思って読み始めたので始めは少し肩透かしを食らいましたが、奇想天外な舞台設定のコメディと割り切って読み出すと結構楽しめました。特に憂鬱感一杯のロボットMarvinには笑わされました。残念なのは当方の英語力不足で理解できないギャグが結構あったところ。続編もあるようなので、トライしてみようと思う。
しょうもない話
小学校中学校時代に、いろんなSFを読んだのを思い出しました。 荒唐無稽なしょうもうない話です。 言葉遊びみたいな部分もありますが、私には十分に理解できませんでした。 しょうもないSFが好きな人には、お勧めです。
ダグラス・アダムスに黙祷
洋版のPB300に紹介されていました この本は作者のアルファベット順に作品が紹介されています というわけで、さっそくこの本を購入しました 報復絶倒 愉快な作品です 続編を期待したいところですが作者のダグラス・アダムスはすでに故人です ほんとうに残念です 彼に黙祷をささげます

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)

[ 単行本 ]
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)

・J. K. ローリング ・J. K. Rowling ・松岡 佑子
【静山社】
発売日: 2004-09-01
参考価格: 4,200 円(税込)
販売価格: 4,200 円(税込)
 Amazonポイント: 42 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 305円〜
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5) ※一部大型商品を除く
J. K. ローリング
J. K. Rowling
松岡 佑子
カスタマー平均評価:  4
おもしろいと思いました。
まだ、5作目までしか読んでませんが、 内容は1番おもしろかったです。 読んでいて、ハリーの性格の悪さに対してはイライラしました・・・。 気になったのは、 1作目などは完全に“子供向け”といった感じだったのに、 今作では特に、文章の表現(翻訳が問題?)が、 子供向けではなくなっているような気がしました。 文章表現だけじゃなく、内容も子供向けとはいえないかな? 作者(翻訳者?)が、 読者の対象をどの辺りに定めているのかが全くわかりません。 文字を大きくしたり、文字の種類を変えたりしているのを見ると、 文章との違和感があるため、物語に入り込むことはできませんでした。 (1作目では「なかなかおもしろい書き方だな」と思えたんですが・・・。) 作品を通して見たとき、 全体的に“ブレ”が出てきてるといえるかも知れません。 評価としては星4つです。
だるかった
1巻から流れるように読んでいたのに、この巻に来ていきなりスピードダウン。この巻では、思春期、成長期のゆれる心理状態や、安全地帯だったはずのホグワーツという環境が目まぐるしく変わる中で一生懸命にもがき、反骨精神を磨きながら成長していくことを示したかったのかも知れませんが、・・なにしろ長い。なにしろ、くどい!話の構成上必要なの?っていうほどくどくどと繰り返される嫌がらせと、ハリーの癇癪。苛々しながら読むだけの本でしかなかったです。冒険というには、前置きがながすぎて、わくわくさせられる前に苛々させられているだけのような気がします。ハリーの癇癪とハーマイオニーとロンのケンカ、三人のケンカ、繰り返し繰り返し、どの章でも必ず出てくると言うくらいで、読んでるこちらが苛々して来ちゃいました。アンブルドアの言い分も、頷けないものもありましたしね・・。
とにかく長い…
映画を先に見て、話が不明だったので、原作を読むことにやっと腰を上げました。1巻?ずっと原作は読んでいますが、やっぱりローリング氏の特徴で、とにかく前置きが長い!上は読むのにやたら時間がかかりました。思春期のハリーの心理描写など、こと細かく書きたい気持ちも分からないではないですが、一応児童書向け本としているなら、これだけの長さは要らないと思う。 それに、言葉表現が難しく、フリガナを振っていなければ読めないような言葉ばかりで無意味に難しい。訳者はもっと解りやすい言葉を選べなかったのでしょうか…? 全体を通しての話自体は面白かったと言えるでしょうが、終盤のダンブルドアの告白で、もっとびっくり仰天するようなものかと思いきや、私には「えっ… 結局何?!」と言いたくなるように空振りでした。次巻も購入済みなので、すぐにでも続きが読み出せる状態ではありますが、次に行く前に、何か別の小説が読みたくなりました。
冗長なところもあるが
やはり面白いです。 作者は嫌な奴書かせるとほんとにうまい。 アンブリッジの嫌な奴っぷりはすごい。 そんなアンブリッジに対抗してくハリーの反骨精神にあっぱれといいたい。 15歳のハリーと周りの友達の成長物語として、傷つき悩むところまで含めて とても面白かった。 一方、全般を通じて思っていたことですが、学校内の日常を描かせたら最高の作者の筆も アクションシーンの描き方がいま一つかな、と。 アクションが映像として頭に入ってこないし、急に戦闘に決着がつくし、戦闘が終わったあとのシーンも短すぎるなど、やや不満がありました。 アクションに関しては、映画の方に軍配があがります。
嫌味なハリー
キャラクターのよい扱いと深いストーリーを期待する方にはお勧め出来ない。ハリーポッターのシリーズが好きな方はがっかりするのでは。単純な登場人物の扱いと設定に驚いた。まるで深みがない。悪い人はやっぱり悪い人。いい人はやっぱり良い人。読んでいて呆れてしまった。前作から違和感があったが、それは主人公のハリーの性格の変化。第一作目のハリーの控え目な部分がみえない。だんだん傲慢で目立ちたがりやにしか見えなくなった。読んでいて不快だった。これが思春期の少年の模様をかいたものだとしても、受け付けない。初期の頃にあったワクワクするような気持ちも感じず、登場人物への感情移入も出来ない。正直ストーリーが薄っぺらい。

デセプション・ポイント〈下〉 (角川文庫)

[ 文庫 ]
デセプション・ポイント〈下〉 (角川文庫)

・ダン ブラウン
【角川書店】
発売日: 2006-10
参考価格: 700 円(税込)
販売価格:
中古価格: 239円〜
デセプション・ポイント〈下〉 (角川文庫)
ダン ブラウン
Dan Brown
カスタマー平均評価:  4
黒幕が読めませんでした
NASAの“大発見”を巡って、いろいろな思惑が交錯します。 レイチェル達による真相解明と、ガブリエールによるセクストンへの疑い。 完璧と思われた装いも、ひとつの綻びから、崩れていく。 アイディアも良ければ、ストーリー運びも良い。 宗教色が無い分、「ダヴィンチ・コード」や「天使と悪魔」よりも日本人にも受け入れられやすい作品なのではと思います。 一連の事件の黒幕が出てくるシーンでは、予想していなかった人物だっただけに、「やられた」と思いました。 うまくはめられた感じです。
早く映画化してほしいですね。ガブリエールはハル・ベリーで。
作品のスタイルとしては、ラングドン・シリーズと同じく、 一つ一つの章が短く、視点人物がめまぐるしく変わるという手法がとられています。 これは、きわめて映画的な手法で、 この『デセプション・ポイント(強引に訳すと「欺瞞の極点」)』では、 魅力的な女主人公ふたりが短時間に数々の窮地をどうやって脱するか、 そして大統領選の行方がどうなるかという二点への強烈な興味によって、 読者は最後まで一気にラストまで導かれていくと思います。 薀蓄の内容も、大統領選の内幕で、あったり、 米国航空宇宙局(NASA)や国家偵察局(NRO)の実態であったり、 その分かりやすさは天下一品ですね。 『天使と悪魔』と同じく、自然科学の深い内容に言及している部分もいくらかあるものの、 読者は登場人物に感情移入して話の流れに身を任せているだけで、 十分に理解できるばかりか、新たな知識を無理なく楽しみながら吸収できます。 一晩一気に読むことになりますが、寝不足になった分しっかり楽しめます。オススメです。
面白い!!
ダヴィンチコードや天使と悪魔がお好きな方ならこれもきっと好きだと思います。 最初は難しい設備や機器の名前が多くなりそうで その方面には興味がなかったので最後までたどり着けるか不安でしたが 上巻の5分の1を過ぎたあたりから、どんどん読む早さが早くなってきました。 最後は作者にしてやられた!という感想です。 途中からは『まだ終わらないで!!話を続けて読みたい!』と思いながら、最後まで読み終わってしまいました。 この作者のウンチクの質も量も毎作品凄いと感じますが、 そういうのを多少リズムに乗った勢いですっ飛ばしてたとしても 展開にはなんら支障がないあたりも、この作者の作品が大好きな理由です。 ぜひ映画化を望みます!! トーランドにはマシュー・マコノヒーを、レイチェルにはシャーリーズ・セロンか、 シエナ・ミラーを、などと想像しながら読んでしまいました。
誰を信じたらいいの!?というハラハラ感!!
ダンブラウン作品としては「ダヴィンチコード」「天使と悪魔」の次に読みました。 34歳のキャリアウーマンが主人公なので、同世代の女性は入りやすいかもしれません。 前3作同様、前半のNASAや地質学等の小難しい説明は読み辛いものがありますが、一人殺された時点からあまりの面白さにあれよあれよと最後まで読み切ってしまいました。 本作は主人公以外、まわりのすべての人が怪しすぎて、いったい誰を信じたらいいの??と主人公同様ハラハラさせられるところや、それぞれキャラクターがしっかり描かれており、その人間関係を絡めながらの伏線がすばらしいです。 私は前2作はなんとなく犯人(黒幕)は推理できたのですが、今回に限ってはまったく予想外の人物が黒幕だったのが驚きでした。 前2作を楽しく読まれた方ならこの作品も期待通り楽しませてくれるものだと思います!!
NASAねえ・・・
解説にもあるように、私も同じく「ダヴィンチ・コード」→「天使と悪魔」経由で、 この作品に出会ったひとりである。 世に発表された順と逆送しているので、 やはり売れに売れて、映画化にまでなった「ダヴィンチ・・・」に比べれば、 ちょっと惜しい部分があったものの、 約24時間での話だから、ドキドキ感は相当なものである。 これまで宗教やヨーロッパの人物における、芸術品がメインに取り扱われていて、 この作品では「NASA」を取り上げていることに、はっきり言って意外性があり、 逆にそれが面白いと感じた。 あいかわらず、さまざまな薀蓄が満載で、いろんな(無駄ではないけど、生きていくには不要)知識を得ることができる。 どこからどこまでが本当なのか、よく分からないけれど、 確かに最近のマスコミに取り上げられているNASA情報は、「失敗」ネタが多い。 それに、あまり気にもしていなかったNASAだが、 今回、初めて気がついたのは、宇宙はアメリカが独占しているってこと。 宇宙望遠鏡の名前や、送られてくる映像は、 絶対に個人レベルでは入手できないものだし、貴重なものは分かるが、 宇宙での実験(無重力状態だと・・・なんていう類のもの)なんて、 あまり興味がないというか、莫大なお金をかけることなのかとナゾに感じていた。 大変な訓練までして、宇宙に行く理由・・・ 結局は、「アメリカ様」は世界征服を考えているのか?・・・って冗談だけど。 主犯格は、意表を突かれたが、だいたい、誰が死んだとかって分かっちゃうんだよね。 そうでもしないと、読者は「意外!」って思わないはずだから。 でも、なんだか、動機付けがゆるかったな。

デセプション・ポイント〈上〉 (角川文庫)

[ 文庫 ]
デセプション・ポイント〈上〉 (角川文庫)

・ダン ブラウン
【角川書店】
発売日: 2006-10
参考価格: 700 円(税込)
販売価格:
中古価格: 1円〜
デセプション・ポイント〈上〉 (角川文庫)
ダン ブラウン
Dan Brown
カスタマー平均評価:  4.5
有り得そうなお話
 ダン・ブラウンの本は「ダヴィンチ?」「天使と悪魔」と読みましたが、これも夜更かしして猛スピードで読み終えてしまった作品です。  これらの作品でも私の思っていた犯人は違っていて、どんでん返しをくらいましたが、この作品もどんでん返しをくらいました!  「ダヴィンチ」「天使と悪魔」はキリスト教とか世界史的な内容が描かれていましたが、今回はNASAが、陰謀が登場です!(ラングドンシリーズではないです。)主人公はヒロインです。 NASA、というか宇宙とか好きな私。興味深深で読みましたし、なぁんかNASA、というかアメリカだからこそ・・・これ本当の話なんじゃないかと思える程の臨場感を味わえました。  これも是非、映画化して頂きたいですわ?。切望してます。 出来れば、多少長くなっても良いからはしょらないで欲しい。。。
読むスピードが止まらない
「ダヴィンチ・コード」といい「天使と悪魔」といい、ダン・ブラウンの作品はとにかく面白い。 無駄な文章が無く頭の中で映像に変換しやすいので、息着く暇無く一気に読ませます。 大統領選、NASAの大発見を軸に、疎遠な父と娘、情報機関とNASAの対立、人気TV番組を持つ海洋学者とのロマンス、上院議員と秘書の関係など、マンガのコマ割のような形でいろいろな場面が展開して飽きさせません。 国家偵察局(NPO)局員のレイチェルが主人公というのはもちろんですが、セクストンの個人秘書ガブルエールももう一人の主人公と言っても過言ではないぐらいの魅力的なキャラクターになっています。 誰が嘘をついているのか、レイチェル達がつかんだ事実を伝える時間はあるのか? 手に汗握りつつ下巻へ。
映画化してほしいです
作品のスタイルとしては、ラングドン・シリーズと同じく、 一つ一つの章が短く、視点人物がめまぐるしく変わるという手法がとられています。 これは、きわめて映画的な手法で、 この『デセプション・ポイント(強引に訳すと「欺瞞の極点」)』では、 魅力的な女主人公ふたりが短時間に数々の窮地をどうやって脱するか、 そして大統領選の行方がどうなるかという二点への強烈な興味によって、 読者は最後まで一気にラストまで導かれていくと思います。 薀蓄の内容も、大統領選の内幕で、あったり、 米国航空宇宙局(NASA)や国家偵察局(NRO)の実態であったり、 その分かりやすさは天下一品ですね。 『天使と悪魔』と同じく、自然科学の深い内容に言及している部分もいくらかあるものの、 読者は登場人物に感情移入して話の流れに身を任せているだけで、 十分に理解できるばかりか、新たな知識を無理なく楽しみながら吸収できます。 一晩一気に読むことになりますが、寝不足になった分しっかり楽しめます。オススメです。
読む手が止まらくなった?。
単純に娯楽ものとして面白い。訳者によると,題名の意味は「欺瞞の極地」だそうだ。 熾烈な大統領選を巡って陰謀が仕掛けられている!というストーリー。 実は,最初の「欺瞞」(陰謀)はプロローグに早くも仕組まれている。 もっとも,プロローグの「欺瞞」は,誰が何の目的で仕組んだものなのか, 佳境まで読み進んで初めて意味が分かる。 読んでいる私たちは,はジェットコースターに乗ってるよう勢いで, 次々出てくる欺瞞と暴露,スリルたっぷりの攻防に振り回されて目が回り, えー!一体どうなるの?と着地点が分からなくなるほどだ。 でも,最後は,ちゃんと,爽快でハッピーなTHE END。 読後感がとてもよいです。 終盤,主人公格の男性が相手の女性を不器用に口説く場面も, 女性の私としては,なかなか萌え萌え。 薀蓄好きのダン・ブラウン氏は,本作でも相当研究しているとみえ,知的好奇心も満足。 有名な「ダ・ヴィンチ・コード」はキリスト教がテーマでちょっと重かったけど, 今度は,NASAとか地球外生命体がテーマなので, 薀蓄と言っても,より気楽で娯楽的です。 解説に,「ページターナー(page-turner)」(ページをめくるのが止まらなくなるほど 面白いってこと)と書いてありましたが,まさにそういう感じです。 することがない土日とか3連休に読むとちょうどよいですね。 映画栄えもすると思います。
アメリカという国がまた恐ろしく思える…
官僚が支配する日本では、考えられないし、書けない話だと思います。 この本を手にしたほかの人と同じように「タビンチ…」から逆行して3作目で辿り着き、 背景にある莫大なデータとスケールに唖然とするばかりでした。

カラマーゾフの兄弟3 (光文社古典新訳文庫)

[ 文庫 ]
カラマーゾフの兄弟3 (光文社古典新訳文庫)

・ドストエフスキー
【光文社】
発売日: 2007-02-08
参考価格: 880 円(税込)
販売価格: 880 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 528円〜
カラマーゾフの兄弟3 (光文社古典新訳文庫)
ドストエフスキー
カスタマー平均評価:  4
ついに佳境へ。巻末の読書ガイドはとてもありがたい。
 ついに、この第三巻で父親フョードル殺しが出てくる。章立ては「アリョーシャ」「ミーシャ」「予審」となっているが、予審の章はミーシャが主役だから、この第三巻は殆どミーシャを中心とした話であると言ってよいだろう。  グルーシェニカの愛を確信できた途端に、父親殺しの疑いをかけられたミーシャ。金銭については性格破綻者と言ってよい彼の行動・発言はなぜか心に響く。憎めないキャラクターである。  話は変わるが、当時のロシアの風俗や習慣のわからない読者にとって、大きな助けとなるのが巻末の読書ガイドである。翻訳の現代語化もさることながら、これまでの翻訳と大きく異なるのはこの点かもしれない。訳者が読者にずっと寄り添って、この長編の読破を助けてくれる。
大審問官を現代日本で読み解くメモ【つづき】“一つの罪に対して、罰は二種類ある”
つまり地上の罰(社会的罰)と、天上の罰(内面への罰)だ。ゾシマは、神のみが“良心の呵責”を認識でき、科学では無理という。例えば光市母子殺害事件 後、犯人の手紙が、証拠として公開された。 「選ばれし人間は…私を裁けるものはこの世におらず」 これら供述は『罪と罰』『ドラえもん』の丸写しだが、夢は小説家らしい。 一方で精神医学では、良心が欠落した異常者“サイコパス”の存在を唱える。どちらが正しいのか、科学は、人の内面をも暴けるのか? ■大審問官は居直る『自由は、三次元の人間にとって荷が重すぎる』 民衆の「闘争・貧困」解決策は、取引しかないと。たしかに我々は、『バックトゥザフューチャー』の様に四次元的に行動できない。日本は今、スピリチュアルブームだが、占い師が、詐欺師かどうかも神秘だ。 自由を苦痛に感じる弱者は、現代日本にも確実に存在する。例えば刑務所を出所した老人が、わざと万引きをくり返し、囚人に戻りたがるというニュースを聞く。 ■「不死がなければ善もない」《一巻182p》 コレは、魂の不滅がないなら因果応報が機能しない、ことか。 つまり現世で無実の青年力士が、(ビール瓶で撲殺される様ないわれなき現世の罰が)来世で報われないならば、善悪は無意味だ。 司法の補償も怪しいものだ。時津風部屋で07年6月26日に撲殺がおき、立件されたのは約3ヵ月後。それもそのはず警察は、診断書を書換え妥当な検視も怠った。「耳は裂けアザ・火傷だらけの死体」は「心不全」と診断された。我々が欲する「くもりなきメガネ」は、科学がもたらすのか?それとも、神が与えた自由には、善悪の審判は含まれないのか? 戦後日本は国民宗教を失った。法律を補完する社会規範を失った以上、地上の罰に頼らざるを得ない。それが現代日本の現状だ。ゾシマが誇る様な“教会”を持たない日本における死刑制度は…
あかん、やっぱりおもんない。退屈。
 高校時代の同級生が昔、「『カラマーゾフ』なんか、最後の方は早く続きが読みたくて仕方なくなった」と言ってたし、ある女流作家(金城ひとみだったかな?)も、「1?2巻は数ヶ月、3巻以降は数日で読めた」みたいなことを書いていたもんだから、1?2巻で相当退屈したにも関わらず、半ば意地で、でも少し期待しながら、3巻も数ヶ月かけ、とぎれとぎれでやっと読了した。  正直な感想=愛読者の皆さん、『カラマーゾフ』ってどこがそんなにいいの?    ミーチャの大時代的で、芝居じみた長ったらしい台詞なんてシラケッパナシ。単に女と酒に溺れやすい激情型人間にしか見えない。父親殺しというモチーフも現代の日本では極々日常的に報道されているし、別に新鮮味もないしなあ。3巻ではアリョーシャやイワンは全く登場せず、ミーチャの一人舞台だが、私にとってはあまり興味深いキャラではない。カラマーゾフも『罪と罰』位の長さ(文庫2巻)で、丁度良い話ではなかろうか。どう考えても、物語としてはダラダラし過ぎた失敗作だと思う。  4?5巻どうしようかなあ。こうなりゃ、意地でも読むしかないか。
ミーチャ
 ミーチャと予審判事、検事とのモークロエ(取り調べ場所)でのやり取りが面白かった。ミーチャの「恥辱」について検事たちが理解できなかったのはやむを得ないだろう。ミーチャはグリゴーリーに対しては半殺しにしたにも関わらず、そのことは父殺しの事に比べて対して関心を持っていない。罪の意識も持っていないと思う。  召使であったとしても一人の人間であるので(しかも自分の命の恩人でもある)、もっと殴ったことに対して罪の意識を持つべきだと思った。助かったからそれでよかった、という問題ではないと思う。
読んでいると知らない間に随分進んでしまう
じっくりと腰を据えて本を読む機会がなく、 とぎれとぎれとなりましたが、第3巻を読み終えました。 この新訳では、読み始めるとグッとのめり込んでしまい、 時間が経つのも忘れてしまうので、途中で意識して時間を見なければいけません。 以前違う文庫シリーズで読んだときは、なかなか進まないなぁと思ったものでしたが、 それとは全然違うワクワクとした気分です。 第2巻は、大審問官やロシアの修道士などの有名な箇所があって、 それなりに力を入れて読みましたが、 この第3巻は長男ドミートリーとその取り巻きの人間関係が描かれていて、 大きな事件もあったりして、本当に面白く読むことができました。 新しい訳で、ドミートリーが等身大の人間に見えてきますし、 ドミートリーの人間性も理解しやすい気がします。 面白いのは、前の2巻であれだけ大切に扱われてきた他家族3人が、 まるでドミートリーの話しの小道具のようで、 この小説におけるドミートリーの重要性がしみじみ感じられる巻だと思います。 本編は残るもう1巻。楽しみに読ませてもらいます。

幽霊たちが舞う丘―アニタ・ブレイク・シリーズ〈4〉 (ヴィレッジブックス)

[ 文庫 ]
幽霊たちが舞う丘―アニタ・ブレイク・シリーズ〈4〉 (ヴィレッジブックス)

・ローレル・K・ハミルトン
【ヴィレッジブックス】
発売日: 2009-04-20
参考価格: 1,029 円(税込)
販売価格: 1,029 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,053円〜
幽霊たちが舞う丘―アニタ・ブレイク・シリーズ〈4〉 (ヴィレッジブックス)
ローレル・K・ハミルトン
カスタマー平均評価:  4
怖いけど面白い
このシリーズで出てくるヴァンパイアって怖いんですが、今巻も怖かった。 (ヴァンパイアが怖いから獣憑きが怖くないかと言ったらこちらも充分怖いんですが(笑)) 増してやヒロインのアニタが”怖い”と思いながら闘っているので読んでいる方もより怖くなる。 出てくるモンスターはどいつもこいつも怖くて、味方でも怖い。だけどそこがまた面白くてやめられない。そんな感じでしょうか。 今回、アニタに”お願い”されて出張って来たジャン・クロード。愛よね愛(笑) 大体のモンスターには強いんだけど年上のヴァンパイアが相手になるとまだまだなジャン。肝心要な時にいつもこうだよね?と思いつつズタボロになりながらも頑張ったアニタに拍手!! 今巻でアニタのモンスター基準が変わってきて面白くなりそうな予感。 ヴァンパイアが絡むと事件はいつも陰湿悲惨で晴れやかな部分はまったくと言っていいほどなかったけど、弟子のラリーの純粋っぷりが可愛かったのとジャンのあれやこれが判ったのでヨシとしよう。ラリーにはこのまま変わらず生き延びて欲しいけどそれは無理な相談でしょうか? アニタのネクロマンサーのパワーとか出て来たのでそろそろ原作2巻を読んでみたい。 リチャード登場シーンを読むとリチャードいいなと思うしジャンが出るとジャンがいいなと(笑)どっちも頑張れ!! 次巻はエドワードやリチャードも出てくるので楽しみ!早く出て欲しいです!!

鹿鼎記〈6〉クレムリンの女帝 (徳間文庫)

[ 文庫 ]
鹿鼎記〈6〉クレムリンの女帝 (徳間文庫)

・金 庸
【徳間書店】
発売日: 2009-05-01
参考価格: 840 円(税込)
販売価格: 840 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 500円〜
鹿鼎記〈6〉クレムリンの女帝 (徳間文庫)
金 庸
カスタマー平均評価:   0

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 更新日 2009年5月10日(日)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク

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