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評論・文学研究

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リスク〈上〉―神々への反逆 (日経ビジネス人文庫)

[ 文庫 ]
リスク〈上〉―神々への反逆 (日経ビジネス人文庫)

・ピーター バーンスタイン
【日本経済新聞社】
発売日: 2001-08
参考価格: 750 円(税込)
販売価格: 750 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 249円〜
リスク〈上〉―神々への反逆 (日経ビジネス人文庫)
ピーター バーンスタイン
Peter L. Bernstein
カスタマー平均評価:  4.5
不確かな未来をより確実にするための、科学的アプローチ。偶然を必然にするために。
リスク(未来に対する不確実性)をマネージメントするために、 過去の科学者や数学者たちがどのような思惟を巡らせていたのかを、 歴史的時系列に沿って紹介をしている本。 上巻では、かなり古代にまで回帰して、 - 数学の基本的な諸概念(ゼロの概念) - 確率論の確立。 - 実際にサイコロの目を振ることがなく、将来を予測できる  (リスクマネージメント)の初めの一歩。 神様の運命によってではなく、ヒトの構築した理論で、 自分たちで運命を決定したり予測したりできるようになった、 その所以について。 ここで、上巻は終わっている。 おそらく具体的なリスクマネージメントや金融工学への応用は、 下巻で明らかにされるのかと思う。 リスクについての基盤がしりたいだけなのであれば、 いきなり下巻から読んでも特に問題はなさそうな本。 文庫本として発売されているが、内容はそれなりにテクニカルで、 それなりに興味がないと、読んでて結構大変だと思う。 運命に身を任せることに抵抗を感じる人には、 すごく知的にスリリングな本だと思う。
リスクの概念というより歴史
歴史が好きな人は知的好奇心を刺激されると思う。 手っ取り早くリスクについて学びたい人には不向き。 数学がいかに実学としても役にたってきたのかを知ることができた。 人名がたくさん出てくるが、学生時代に目にした人が多い。 最後のほうで、デリバティブ(金融派生商品)がなぜ登場したのか、 何に有効で何をしたから問題になったのか、わりとわかりやすく 記載されている。(門外漢でもなんとなく理解できたつもりになった) 訳文がとてもしっかりしていて読みやすい。 文庫本でこれだけの内容を学べるので、買って損はしないと思う。
「偶然」を如何に手懐けるかに関する思想史的批評!!
人間には制御できるはずのない現象を 如何に人間に知覚可能で、再現可能な理論とするか、 あるいは、制御できるはずのない現象を、 如何に人間に知覚可能で、再現可能な標準とするか、 こうした近代科学を推進してきた力強い動機は、 科学の発展と同時に、陰ながら現代の投資理論の伏線となっていた、 とりわけ、リスク管理の重要な補助線となっていた… バーンスタイン氏が過去の科学者たちを多数登場させたうえで、 彼らの独自の理論をいわば叩き台にしながら、 株式・為替市場における「リスク」を主軸にして論じていく様は、 学術研究と呼ぶには、エッセー的要素が強いにしても、 いわば、投資理論における「リスク」概念の思想史的変遷ということはできるのだと思う。 個々の理論の思想史的な位置付けは読んでいただくしかないものの、 すべてではないことを承知で、以下に簡略化すれば、  1 カルダーノ    賭博  1 パスカル     三角形  2 ガウス      正規分布  3 ゴールトン    平均への回帰  4 マーコビッツ   共分散  5 ベルヌーイ    標本抽出  6 アロー      普遍的な保険  7 ラプラス     確率論  8 ポアンカレ    因果関係の潜在力  9 アインシュタイン 相対性理論 10 ライプニッツ   自然界の謎 11 ケインズ     確率論と合理性 といった人物と代表的な思想が叩き台にされる。 不確実性の中で意思決定を図るとはどのようなリスクがあるのか、 完全な、確実な情報がない中でどのように判断するのか、 リスクを見極めることに鋭い感覚をお持ちならば、 該当の思想かなり考え方なりだけでも、 ピンポイントで巻末の索引で検索にかけて、 そこだけ、じっくり読むほうがいいのかもしれない。 本書すべてを通しで読んだ身としては、 全部を読んでる間に、大きな株式・為替相場でのチャンスを うっかりと逃してしまうほどに時間がかかるというデメリットがある。 分量的にも内容的にももう少しスリム化できたならという希望を込めて、 「★★★★★」ではなく「★★★★」とさせていただきます。
(上)は統計学の本(下)はリスクマネジメントの本
 表題の「リスク」はどちらかといえば概念・総論を表す言葉であり、(上)では、その 歴史について、まずは統計学的なところから紐解いている。  ただ、(下)まですべて読み終えないと「リスク」全般にかかる総論までは、たどりつかない。  (下)の終盤で著者が述べているリスクマネジメントの未来の話は大変興味深い。
統計学の参考書としても有効
わかりやすいし、面白い。 統計学の発展史として私は読みました。投資に限定するのはもったいないと思います。 統計学の教科書としても、最高レベルだと思います。

大聖堂 (上) (SB文庫)

[ 文庫 ]
大聖堂 (上) (SB文庫)

・ケン・フォレット
【ソフトバンク クリエイティブ】
発売日: 2005-12-17
参考価格: 895 円(税込)
販売価格: 895 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 300円〜
大聖堂 (上) (SB文庫)
ケン・フォレット
カスタマー平均評価:  5
傑作
ファンタジー小説やゲームにはヨーロッパ中世風の世界観を持つ物が多い。日本人はこれらを通して膨大な量の「ヨーロッパ中世」を消費しており、親しみを感じてさえいる。 だが、実際のヨーロッパ中世とはどのような時代だったか、と問われると、その知識の乏しさに愕然とするほか無い。 ヨーロッパの歴史のうち、実に1000年ほどが中世に分類されるにもかかわらず、この長さに見合った知識をすらすらと喚起できる方はごくわずかだろう。遠い昔に世界史の授業で覚えた固有名詞や、何かの映画かテレビで見た情景を断片的に思い出せる位だという方が多いのではないだろうか。 その意味で、我々日本人にとってもヨーロッパ中世は「暗黒時代」なわけだが、この原因の1つに、この時代を案内してくれるような面白い本が手に入りにくい事が挙げられるのではないかと思う。(中世到来以前のローマ帝国時代を一気に身近にした塩野七海氏の著作のような) しかし、12世紀の英国を舞台に、人々が大聖堂にかける夢を描いたこの「大聖堂」は、幸運な例外と言えるだろう。我々にはなじみの薄い時代を舞台に、政治・信仰・愛・歴史といった多様なテーマを同時に扱いながらも、これを大聖堂建立という一本の主題を中心に置いてまとめ上げる手腕は見事と言うほか無い。そして、娯楽性の高いストーリーを読み進めながら、同時に舞台となった中世イギリスの時代(特に、大衆の生活や、政治と宗教の緊張関係)を垣間見られるのは、現実を下敷きにした時代小説の醍醐味である。 本作のように、ファンタジーが生み出す幻影に優る説得力を持つ中世歴史小説には、なかなかお目にかかれない。小説として極めて面白い上に、中世の一端に触れることが出来る。お勧めである。
中世ヨーロッパが舞台の大抒情詩です!
私がはじめてケン・フォレットの作品と出会ったのは、「自由の土地を求めて」でしたが そのときの興奮と感動があまりに大きかったため、逆に裏切られるのが怖くて 「大聖堂」にはなかなか手を出せないでいました。 しかしさらに大きな興奮と感動そしてスケールのでかさに度肝を抜かれてしまいました。 ・・・最高でした。 小説って偉大だなあ、とあらためて感心させられました。 この本に出会えて、最高によかったです。 お薦めです。
それぞれの大聖堂
大聖堂を作る話と、それにまつわる人々の長い長い物語り。トムビルダーや修道院長が失敗しても、焼き討ちされても、それでも負けずにくじけずに知恵をしぼって大聖堂建設を目指していく様が心地よかった。その周辺人物のエリンとジャックの親子、トムビルダーの子供達、などなどキャラクターが本当に面白い。敵役もなかなか見事に敵役で、本当に、手に汗握って一気よみしました。  訳文もわざと?すこし古くさい言葉を使って中世らしさを出している。訳者にとってもこの本は、大聖堂だったのかもしれません。こういう名訳が読めなくなったのが残念です。
これは映画になる
大聖堂を建てたいと思う気持が実現していく。12世紀のイングランドは混乱の中で天を目指そうとする。映像にしたら鳥の視点から描かれる場面、人の視点から描かれる場面が交錯すると迫力のあるシーンが続くと思う。人は高みに登ることで救済を求めたかったのだと思う。トムの思いはどんどん高見に向かっていく。
大聖堂建設のドラマが目に浮かぶようです
私は趣味でローマ・カトリックの研究をしているのですが、とある本屋でこの作品を見つけて、初めの方を見てみたら面白そうだったので買いました。 物語は12世紀のイングランドを舞台に、大聖堂を建てることを夢見る建築職人のトムが放浪の末にキングズブリッジという土地に落ち着いて大聖堂建築に着手するというのが大筋なのですが、先程書いた建築職人のトムを始め、修道院と大聖堂の再建に情熱を燃やす修道院長、立身出世のための権謀術数を張り巡らす司教とそれに荷担する領主、その犠牲で親を殺され、必死で家名の再興を図る姉弟など、様々な立場の登場人物の夢や欲望が大聖堂を巡って入り交じります。 もちろんそういう愛憎劇だけでなく、ちゃんと大聖堂建設の現場もきめ細かく描写されておりまして、文章を読むだけで棟梁が図面を引き、作業を指図し、職人や人夫たちが働いている様子が生き生きと頭に浮かんできます。専門的な用語についても素人にも分かるように説明がされていますが、それでも大聖堂について説明している本を読んで多少の知識を付けてから読んだ方がより内容を楽しむことができるでしょう。

スターウォーズ―フォース・アンリーシュド ダース・ヴェイダーの弟子〈下〉 (LUCAS BOOKS)

[ 単行本 ]
スターウォーズ―フォース・アンリーシュド ダース・ヴェイダーの弟子〈下〉 (LUCAS BOOKS)

・ショーン ウィリアムズ
【エフエックス】
発売日: 2009-04
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
 Amazonポイント: 13 pt
( 通常5〜7日以内に発送 )
スターウォーズ―フォース・アンリーシュド ダース・ヴェイダーの弟子〈下〉 (LUCAS BOOKS)
ショーン ウィリアムズ
Sean Williams
カスタマー平均評価:   0

スラムダンク勝利学

[ 単行本 ]
スラムダンク勝利学

・辻 秀一
【集英社インターナショナル】
発売日: 2000-10
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
 Amazonポイント: 10 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 198円〜
スラムダンク勝利学
辻 秀一
カスタマー平均評価:  4.5
「漫画」という枠を超えて
連載終了からも、絶大な人気を誇るバスケットボール漫画『スラムダンク』を題材に、「勝利」について様々な考察が書かれた一冊。 そもそも、「勝利」とは私たちにどのような働きをしているのか。 何のために、誰のために。 勝利への理想の道筋とは。 勝利から得られる財産とは。 勝利と敗北の関係性とは。 なかなか読みごたえのある一冊。スラムダンクを十分知っている人には、話題の展開が少々甘いように思えるかもしれない。しかし、著者の論理を裏付ける役割を果たす、スラムダンクからの引用部分には説得力があり評価したいところである。 また、毎回の引用部分が楽しみで、どんどんと次の章を読みたくなる。読み出すと止まらない本であった。
わかりやすい勝利学
読み親しんだスラムダンクを通して、 簡潔な表現で、勝利のコツを述べてあるので すごくわかりやすく、ぐいぐい引き込まれました。 読書が苦手な人でも大丈夫! 勝利哲学やメントレの入門編として よいと思います。
スポーツだけでなく実生活にも役立つ
スラムダンクで出てきた場面を例に、 目標に向かって努力する際の基本的なメンタリティのあり方を教えてくれる本です。 <良い点> 1. スラムダンクの場面が出てくるので内容が分かりやすい。 2. スラムダンクはやっぱり凄いマンガだったと再認識できる。もっと深く知れる。 3. 主にスポーツメンタリティについて書いてあるが、実生活(例えば仕事・受験)などにも役立つ。 またスラムダンクを読みたくなりました。
バイブルに
団体競技とはいえその場、その一瞬に於いては個人の戦いになる 勝負はその一瞬にあり 戦いは孤独だ そんな選手達に送りたい一冊 近年、甲子園で優勝を遂げたチームでもミーティングに使用された一冊でもある 読みやすく、心にも残るフレーズもある トップを目指す選手にも、そんな彼らを支える人々にも、必ず何か一つは気付けるはずである
スポーツをする人なら絶対お薦め
チームワーク!チームワーク!全員が心を一つにして! スポーツの世界でよく聞く言葉です。 しかし、だんだん年齢が上がっていくにつれ、 「どうしてもあいつとはあわない…」 そんなことってあると思います。この本にはそれに対する答えが書かれています。 絶対お薦めの一冊です。

ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)

[ 文庫 ]
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)

・ダン・ブラウン
【角川書店】
発売日: 2006-03-10
参考価格: 580 円(税込)
販売価格: 580 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)
ダン・ブラウン
カスタマー平均評価:  4
ダ・ヴィンチ・コード
もう私のレビューを読む人は、ダ・ヴィンチ・コードの内容を大体はご存知だろう。 これより、はるか昔に書かれたダ・ヴィンチ・レガシーをご存知? 読み比べてみてください。 ダ・ヴィンチ・レガシーの方が面白い。
あっと驚く駄本
パックツアーでルーブルに行った時に印象に残った部屋がこの本の最初に出てくるので、旅先で買って読みました。映画の画面を文字化したような文章で、文章に魅力がありません。また、パレスチナでイエスの子供を身ごもったマグダラのマリアがマルセイユで出産するとか、その子がゲルマン人のメロビング朝の先祖になるといった内容は、全然真実味が感じられません。欧米には色々な伝承があるのかもしれませんが。また、最後の晩餐のヨハネが女性であるというのも、ダヴィンチの絵に他にも女性的な男性像があることから、あまり説得力がありません。この本を買って読んだのは金と(貴重な旅先の)時間の無駄であり、ベストセラーには用心しなければと思いました。レビューの分母が多いので心おきなく評価させていただきます。
ミステリー作品としてもエンタテイメント作品としても楽しめる
久々に、「ハリー・ポッター」以外の海外の作品を読んだが、とても面白い。キリスト教にまつわる話なので、あまり感情移入ができない分、娯楽作品として読めた本である。 暗号の解読や謎の解明、ちりばめられた雑学、そしてキー・ストーンを求める「導師」の正体等、ミステリー作品としてもエンタテイメント作品としても楽しめる良作である。ただ、これらの話がすべて真実だとすると、キリスト教圏の人々にとっては結構衝撃的なないようだなぁ。
虚実合わせたうまいストーリー
上中下巻と聞いてボリューム多そうだなと思ってちゅうちょしてたんですが、 いざ本を手にとってみると、1冊あたりは300ページ無い感じで、通勤時間に読むのには 手頃なサイズでした。 話もスイスイ進んでいくので、上巻はあっという間に読んでしましました。 巻頭カラーで作中に出てくる絵画の写真が出てくるのがいいですね。 私は映画を既に見ていたので、話にすーっと入っていけたんですが、キリスト教がテーマなので なじみがない方は、映画も合わせて見るといいかも知れません。 どちらが先でなきゃいけないってことはないと思います。
ストーリー良し。ウンチク最高。しかしどこまで真実?
映画を見たので旅行中の時間つぶしに読み始めましたが、上中下巻を一気に読みました。 というより、一度読み始めると止まらなくなってしまいました。 ストーリーは、敵味方の動きが激しいなど展開が早く、絵画の解釈の説明や暗号解読などにずいぶんと引き込まれます。 ただし、キリスト教やヨーロッパの文化に詳しくないせいか、最後の結末は肩透かしを食ったような感がありました。何だか「マトリックスシリーズの最終巻を見た時」と同様な印象です。キリスト教に関連した話と言うのは、最後明確な結論というのは避けるものなのでしょうか? それはともかく、絵画の解釈、象徴の記号など明日から使える雑学のようで大変興味深い蘊蓄が詰まっています。願わくはどこまで真実かがはっきりとわかると良かったのかもしれません。

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

[ 文庫 ]
カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

・ドストエフスキー
【光文社】
発売日: 2006-09-07
参考価格: 760 円(税込)
販売価格: 760 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 185円〜
カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)
ドストエフスキー
カスタマー平均評価:  4.5
130年もの風雪に耐えた小説は一味違う
ぐっふぁぁぁーーー!面白かったぁあああぁ!!と、日常を飛び越えたテンションが読後に残る。 誰かが何だかの物語を「読み終わるとあまりに悲しく、涙が止まらなかった。だけど、それだけだった」と評していた。読みやすさを追い求めることの悲しさがここにあり、いわゆる流行りの小説はこの呪縛を逃れることが出来ないんじゃないか。同時代性ゆえに、あまりにすんなり流れ込みすぎる。 そこでいうと、130年もの風雪に耐えた小説は一味違う。あらすじを言ってしまえばしごく単純な物語なのに、いったん井戸をくぐり抜けると、まるで違う人間のようになったかのような錯覚を起こすから不思議だ。壁の密度。圧倒的という形容詞が一番しっくりくる。 あ、ターニングポイントは2巻だ。長きにわたる脱線は果てしなく遠く悲しいが、乗り越えれば見たこともない世界が待っている。ちなみに訳者は「読み飛ばしてもいいよ」と言ってたぜ。もっと早く言って。
人生必読の書
 「人間」という言葉で抽象化するのが間違っているのではないか、と思うほど、一人一人の人間は多様な存在である。生きた時代も違えば、考えも違う。  名作の誉れ高い小説だけあって、この本では多様な人間像、多様な思考が生き生きと、魅力的に、十分な説得力をもって描かれている。  憧れゆえ?からか、神の存在を否定するイワンが、自らの思想につぶされるように精神を病んでいく過程には戦慄さえ覚えるほどである。  また、アリョーシャを導くゾシマ長老の説教はその一言一言が胸にすとんと落ちてくるが、一方、その長老でさえ、自らの死臭を防ぐ術は持たない。  一つ一つのエピソードが、とても刺激的で、心を揺さぶり、読み終わってしまうのをもったいなく感じるくらい、小説としての魅力にあふれている。  この新訳は、訳がこなれていて読みやすく、また、活字も大きめなのもうれしい。  さらっと読めて、ぐさっと心に残る。  繰り返し読まれるべき、まさに、人生必読の書、だと思う。
これなら読めるかな・・・
とある週刊誌にこの作品は誤訳が多いと出ており ましたが、原書が読めないので、仕方がないかなと 思いつつ読み始めました。 確かにおかしな日本語だと感じる部分はありますが、 全体的には読みやすくできているとは思います。 この1巻にてカラマーゾフ一家が説明されていきます。 その中のアリョーシャが活躍し始めます。 この先が楽しみです。
こんな私でも読み通しました。
 全5巻読みきりました。他の翻訳で何回か読み始めたことはありますが、100ページ以内で投げ出していました。些細なことは別にして、読みきれたということだけで☆☆☆☆☆です。  この作品は著者の5ページほどの序文がついていてそこには「主人公は偉大ではなくこの物語を書く意味があるのだろうか」とか「最初の物語の2ページめで投げ出しても良い」などがあり、作品に付き合う覚悟の程を試されているようです。読後、気がついたのですが第5巻に60ページほどのエピローグがあります。最初にここを読むことをお勧めします。全体の雰囲気が凝縮されています。最後に主人公が子供たちに伝えるメッセージはこれだけで感動的です。  翻訳の亀山先生は解説で音楽的な要素があることを強調されています。私は交響曲などより「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」のさまざまな性格の人物があるがままに生き生きと活躍するゴージャスな世界「魔笛」「マタイ受難曲」の神秘的、瞑想的な音楽を感じました。サスペンス(今日の科学捜査を前提にすればナンセンス)、恋愛、宗教、哲学などの要素を含む長大な作品をこれだけ飽きさせず読ませるというのは音楽を意識しながら翻訳されたためだと思いました。一読、いや二読、三読をお勧めします。
19世紀の人々はこの大作をどのように読んだのだろう
文体は饒舌で情緒的、観念的。登場人物は歓喜し絶望し冷笑し絶叫する。その感情の起伏はジェットコースターのよう。 あらすじ的には父親殺しを巡る推理劇と言えなくもない。しかし、メインプロットとはどうみても無関係に思われるサブプロット、ディテール、登場人物が、要するに枝葉がこれでもかとばかりに繁茂している。いったい今読んでいるこの部分は、この大木の幹につながっているのだろうか?とたびたび不安になり、うんざりしてくる。 たとえば神の存在について登場人物が開陳する持論。それが、先述の「過剰な」叙述でもって延々と描かれる。 第5巻の大半が費やされる訳者による「解題」によって、そうした「うんざり」の大半が相応の意味付けを与えられはするのだが、もし解題なかりせばとんでもない徒労感が読後に残ったことだろう。 ところで、本書が世に出た19世紀ロシア(もくは欧州)の人々は、この大作をどのように読んだのだろう。 もちろん解題などないわけで、その中でこうした収まりの悪い「過剰な」エピソードやディテールをどう咀嚼したのだろうか。 少なくとも現代日本のスピード感や文化的問題意識においてはどうにも向きあうことのシンドイ諸々の内容も、当時のロシアの人々にとっては同時代性を持った切実なテーマとして捉えられたのかもしれない。 また振幅の激しい感情をもった登場人物のキャラ設定も、当時のロシアの「情緒」からすれば別段の違和感はなかったのかもしれない。 そうとでも考えなければ、この壮大すぎるストーリーをそのまま受け入れるなんてことは出来ようもないと思われてならない。 とはいえ、この作品に触れておくことは「読書経験」としては決して無駄ではあるまい。 その意味でも本書は一読の価値はある。 もう一度読め、と言われたら「ご勘弁を」かもしれませんけど。

名作マンガの間取り

[ 単行本 ]
名作マンガの間取り

・影山 明仁
【ソフトバンククリエイティブ】
発売日: 2008-07-26
参考価格: 1,000 円(税込)
販売価格: 1,000 円(税込)
 Amazonポイント: 10 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 639円〜
名作マンガの間取り
影山 明仁
カスタマー平均評価:  3
ちょっとガッカリ。
ワイドショーで紹介されていて、非常に興味を持ち、おもしろそうだったので購入しました。 ガッカリです。 つまんない。
新しいマンガはDr.コトーぐらいです
真四角でコンパクトな本で(横13cm・縦14cm)カバーに描かれてる緑色の家が出っ張ってて可愛い本です。 私は今高校生なのですが、新聞で紹介されたらしく親が買ってきました。まだ全部読んでいないのですが、私なりの意見でレビューします。 全部で50の作品の家が登場しますが、この仲で最も新しいマンガはDr.コトー診療所ぐらいじゃないでしょうか。 現役で見てたアニメでは「ちびまる子、サザエさん、ドラえもん、クレヨンしんちゃん、あたしンち」ぐらいしかわからず、後はナニワ金融道、めぞん一刻、ブラックジャックなど以前マンガで読んだやつは凄く懐かしく思いましたが、 後は名作劇場とかクッキングパパ系のやつで、名前だけは知っているアニメっていうのが多かったです。 一つの作品につき左側に挿絵・右側に解説という構成なんですが、元から解説の内容がとても短く、それでいて名作だから元ネタを知ってるだろうという前提があるのか作品自体の解説はほとんどありません。もっぱら家の解説ですが、専門的というよりは作者の意見みたいだという感じをうけました。 でもあたしンちやクレヨンしんちゃんの家は、前々から広いなーと思っていたので図面を見たとき共感しました。 他作でも「キッチンが入らないから隣に突き出た」とか「一階の広さがこれだと階段がこの長さはありえない、二階と一階の広さが釣り合わない」とか面白かったです。 でもやっぱ解説の内容が短いのは否定できません。逆にそれが知らない作品でもパーと流し読みできるので長所でもあり短所でもあり、無難な暇つぶし本という評価に落ち着くかと思います。 これをどう見るかは読者次第ですが、元ネタを知っている人にとってはもっと詳しく解説して欲しい、知らない作品は丁寧な説明をしてほしい、という配慮が少ないのも事実だと思います。 これで1000円は内容が薄い価格だと思いましたが、悪い本という印象は持ちませんでした。 立ち読みで十分という他の方のレビューも上記の意味で的を射てると思いますが、つまらなくはなかったです。暇つぶしとして十分役に立ってくれました。 おそらく次回には現代編が発売されるだろうと思ってます。
新しい視点でもう一度味わう、名作マンガの世界
建築関係の仕事をしている著者が、自らの専門性を活かし、 間取りから名作マンガの世界を検証するという、新しい発想で書かれた1冊。 しかし、建築のムズカシイ専門評論などではなく、ひとりの漫画好きとしての視点で 名作と呼ばれる作品を楽しく味わう新しい方法を、著者は私達読者に提示しています。 紹介される作品の間取り、懐かしい登場キャラの名前が書かれた部屋を見ていると、 作品世界だけでなく、自身の日常や漫画を読んだ当時の思い出に繋がっていくような ほんのりとした味わいが、心に生まれます。 家の間取り、という視点で書かれているので、作品世界を詳しく知らなくても より身近な親しさを感じて楽しむことができます。 この本を片手に、紹介されている数々の作品を読んでみるのも良いかもしれません。 持ち運びに適したコンパクト・サイズなのも、うれしいところ。 あの名作の世界を、新しい視点でもう一度、味わってみませんか? (一部ミスがあるとのことですが、全体を読むのに特に大きな影響がある訳ではありません。)
駄作
ドラえもんは他の方が書いているので 「キャッツアイ」についての記述。 >>「でかいなあ?この家は。どんな方法で資金調達したんだろう?  盗んだ宝石なんかを現金に換えて自己資金にした?」 とコメントしている。 ってアホか?来生姉妹が盗む美術品は、行方不明の父親の コレクションで、シンジケートに奪われたモノを非合法な かたちではあるが、取り戻しているのだが・・・ そんなこと、ちゃんと読めばわかること。 第一、三姉妹が実は資産家の画家の令嬢だってのも基本中の 基本設定で、「永石」なんて執事みたいのが出てくるんだから、 そんなことすら知らない筆者って何をどう取材したんだ? ウィキ見るだけで、もっとまともなコメント書けるぞ。 マンガ好きでもアニメ好きでもない、ただの間取りオタク。 世間に公表するには取材が足らなさ過ぎる。 内容の正誤の検証もろくにしないまま出版するのもどうかと思う。 これだけずさんな内容の本であれば、買ってまで読む価値は無かった。 本当は☆ひとつもあげたくないけど、仕方ないからひとつ。
空想科学読本を連想する内容
1999年に発刊された空想科学読本を連想する内容の本。 以前の同様作品と同じく、作品の設定や登場人物の家庭環境(キャッツアイは大富豪の娘など)を全く無視してのコメントは原作を知っているものにとって、勝手にかき回して重箱の隅をつつくだけのレベルの低い本だとしか言えない。 マンガの世界感が現実にありえない(マンガなんだから当たり前)のを分かっていながら、あえて具体化しコメントを入れる大人げない本だ。 正直、立ち読みだけで十分だと思う1冊。

クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?

[ 単行本(ソフトカバー) ]
クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?

・エリヤフ ゴールドラット ・三本木 亮
【ダイヤモンド社】
発売日: 2003-10-31
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
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クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか? ※一部大型商品を除く
エリヤフ ゴールドラット
三本木 亮
カスタマー平均評価:  4.5
デス・マーチにならないための一つの回避策・・・
 TOCの考え方をプロジェクト・マネジメントに適用しました。これはなかなか面白いです。  これまでプロジェクト・マネジメントはいかに関係者間を調整するかが鍵だと思っておりましたが、科学的な手法が使えるということは改善の見込みが大いにあります。  ぜひとも、試してみましょう。
トヨタ生産方式の発展系をプロジェクト管理に適用するとこうなる?
著者ゴールドラット氏の提唱するTOC (Theory Of Constraints)はトヨタ生産方式の中核である JIT (Just In Time) の発展版ともいえる。 トヨタ生産方式と同様にTOCの適用範囲は生産管理に留まらない。 今回の適用事例はプロジェクトマネージメント。 この本の面白いところは3つ ・企業でよくある事例を使って説明しているので現場への適用妥当性に現実感を持たせている ・MBAの授業の臨場感ある設定、なので説明が分かりやすい、疑問や解決策への理解が深まる ・同時に主人公である講師の私生活や授業での葛藤を描くことにより物語としてあきさせない。まじで面白いです。 -- 誤解を恐れず狭い意味での技法に着目して説明する。、 プロジェクトでの制約条件はクリティカルパスである。PERT図(ネットワーク図)でプロジェクトのタスクを並べて、計画をするとたいてい納期を超過する計画になる。 理由は書くタスクに安全代を乗せているから。 代わりに、各タスクにバッファ(つまり安全代)を乗せずに、全ての安全代をプロジェクトバッファとして、最後に乗せる。 こうすることにより、プロジェクトの総リードタイムを短く出来る。 但し、クリティカルパスの遅れを吸収するために、クリティカルパスへ合流する部分へバッファを置く。 クリティカルパスでの遅れが出ないように進捗管理する。 以上が基本。 ところが、複数の並列するタスクを同一の作業者が掛け持ちすると、複数の仕事を同時に始められないことによりクリティカルパス以外のパスに遅れがでだす。 この、同一作業者(ボトルネック)のタスクを結んだものを ”クリティカルチェーン”呼ぶ。 対策としては、 このボトルネックタスクを最初に優先度を付けて計画しかつバッファを入れる、その後に他のタスクを計画する。
小説形式だが、十分に現実的。逆に実務経験が無い人には理解が難しいほど。
小説形式で、プロジェクトがなぜ締め切りどおりに進まないのか、対処はどうしたらいいのかを教えてくれる良書。TOCに興味がある人にはお勧めの本。 MBAの授業形式をとっているので、MBAを持たない僕にもMBAの授業ってこういう風に進むのかぁ(また、逆に進まないのか)という参考になった。 仕事をしている人、プロジェクトをかかえていう人はぜひ読んでみて欲しい。 反対に、学生とかプロジェクトをかかえたことの無い人には、実体験や問題意識が少ないだろうから、この本の本質的な理解が難しいのではないだろうかと感じた。
理論だけでなく、十分に現実を踏まえているところが共感を呼びます
ゴールドラット博士の本は、これが始めてです。 小説形式なのは、とっつくやすく読み進めやすいという利点がありますが、 ストーリー展開とか、いわゆる小説を期待してはいけませんね。 あくまでも、プロジェクト管理へのTOC理論の応用を具体的に展開する ツールという風にわりきっていいと思います。 さて、製造業に限らず、業務プロセス、プロジェクトプロセス管理は、 予算超過、スケジュール超過という2大問題は避けて通れない宿命の感が あります。現実には、KKDで乗り切るということが多いのではないでしょうか。 それは、誰にとっても本意ではありません。 本書を読むと、なぜそういった問題が発生するか、が理論的に説明される 場面が登場しますが、かなりスリリングな場面でもあります。 結局、PERTやガントチャート、クリティカルパスなど管理手法やツール があって、きっちりと進捗管理しているようでも、特に人間系プロジェクト は理屈だけではうまくいかない。 そんな現実に即して、ボトルネック発見と制約理論適用を説き、プロセス チェーン、クリティカルチェーンを唱える本書は、知的興奮を覚えると 同時に、実際のプロジェクト計画運営にも適用可能と思える、すぐれた啓発 の書と言えると思います。 ちょっとお話がだれることと、途中が小説「ではない」ところが読みにくく、 気になったので、★3つにしました。
人間心理をふまえたプロジェクト管理
本書で提案されている手法「クリティカルチェーン」の面白いところは、人間心理の特性を重視している点です。本書は「確かに!」と共感しながら読めました。 私もソフトウェア開発にかかわっているひとりですが、経験的にも工数見積もりは不確定要素を見込んで多めに見積もられることが多いと思います。なのに、なぜプロジェクトは遅れるのか? そこで登場するのが人間の心理。締め切りぎりぎりにならないとなかなかやる気にならない学生症候群。そのため、遅れは蓄積すれど、余裕量はたまらない。。結局最初にみつもった余裕工数(セーフティ)はスケジュールを伸ばす要因にしかならない。極論ではありますが、的を得ている分も多分にあると思います。 本書では、解決策として「マイルストーンをなくして?」と話が続きます。そこまでするかどうかは別にして、本書に書かれたような人間心理が存在することは間違いないかと思います。 ソフトウェア開発に限らず、なぜプロジェクトがスケジュール通り進まないのかと悩んでいる方におすすめです。

黄金の翼 (二見文庫 ジ 3-27 ザ・ミステリ・コレクション)

[ 文庫 ]
黄金の翼 (二見文庫 ジ 3-27 ザ・ミステリ・コレクション)

・アイリス・ジョハンセン
【二見書房】
発売日: 2009-04-20
参考価格: 870 円(税込)
販売価格: 870 円(税込)
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中古価格: 330円〜
黄金の翼 (二見文庫 ジ 3-27 ザ・ミステリ・コレクション)
アイリス・ジョハンセン
カスタマー平均評価:  4
ジョハンセンは間違いなし!!
アイリス・ジョハンセンのファンで、いつも彼女の作品は、期待して読んでいます。 今回も彼女らしい魅力的な人物が登場するストーリーだったと思います。 定番ともいえる確固たる信念を持つヒーローと 今から女性として花開こうとする独立心を持つ快活なヒロイン。 そして周りを取り囲む魅力的な人々・・・。 お互いの利害で3年間だけの結婚と、その間は2世誕生を目指すことを約束した2人ですが、知らぬ間に惹かれあい、それを素直に認められずに・・・。契約のためと、お互いを傷つけあう。 ふたりの言動は、見ていて、じれったいというか、ニヤつくというか・・・。 ヒーローの祖国統一に絡みながら、2人のロマンスが進行していきます。 ヒストリカルはあまり意識しませんでしたが、砂漠ものとしての魅力は十分に感じられましたし、純真なヒロインが大好きな私にとって、一気に読めるストーリでした。 ☆5つでもよかったのですが、ジョハンセン作品の中の評価とするならは、ウィンドダンサーシリーズなど、別のヒストリカルの方が明らかに抜きんでていたので、星4つにしました。

シャンパンゴールドの妖精 (ラベンダーブックス)

[ 文庫 ]
シャンパンゴールドの妖精 (ラベンダーブックス)

・ニコール ジョーダン
【幻冬舎】
発売日: 2009-03
参考価格: 960 円(税込)
販売価格: 960 円(税込)
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シャンパンゴールドの妖精 (ラベンダーブックス)
ニコール ジョーダン
Nicole Jordan
カスタマー平均評価:  5
うっとりする展開
 前作『グレイの瞳に花束を』グレイの瞳に花束を (ラベンダーブックス)のヒロインであるアラベラの妹ロズリンと、ヒーローであるマーカスの親友ドリューの物語。  ヒロイン姉妹はその生い立ちからそれぞれにトラウマを抱えていて、それによりロズリンは「恋愛結婚しかしない」という強い意志の持ち主。一方、ドリューはその身分と財産狙いの女たちに辟易として「血筋をつなぐためにしか結婚はしない」というガチガチの独身主義者。気が合うわけのない二人がひょんなことから知り合い、本当の愛を見つけていく・・・というロマンスの王道です。あらすじについては他の方々のレビューを参考にしていただくとして、二人が惹かれていく様子や、巻き込まれていく事件などが不自然でなく描写されていて、とにかくロマンティック。何度も読み返してしまいます。次作は7月25日に邦訳出版とか。とても楽しみです!
愛ってなんだろう?
愛の存在自体を疑う皮肉屋でクールなアーデン公爵ドリューと、便宜結婚を嫌い、愛のある結婚にあこがれるロズリン。 男性に自分を愛させるようにするにはどうしたらいいか、ロズリンは悩んでいましたが、ひょんなことからドリューに教えをこうことになり、そして……。 とまあ、これぞロマンス。王道。期待通りの展開です。 ロズリンが求める愛とはなにか、そもそも自分は人を愛することができるのか、真剣に悩むドリューの姿がよかったです。幸せになってほしいと願う気持ちが愛なんだと気づいたドリューの選択には、しびれました。 そして、たいへんな美貌の持ち主でありながら気取りがなく、知的で優しいロズリンの存在ゆえに、読後感はさわやかです。 次作も楽しみにしています。
期待通りの面白さ
愛の存在を否定する公爵ドリューと恋愛結婚したい 令嬢ロズリン。どういうわけで知り合ったのかは他の方が書いてあるので省きます。気になってる人を魅了する為にドリューから愛のレッスンを受ける事に。初対面からロズリンの事が頭から離れないドリューとドリューに惹かれながらも決して自分を愛する事はないからドリューへの気持ちを抑えるロズリン。ロズリンに対する気持ちが何なのかわからないドリュー。やっと愛だと気づいたドリューがロズリンの幸せの為を思ってとった行動は涙ものでした。最後に今まで愛の存在を否定していたドリューが今までのクールな性格と正反対にロズリンにメロメロになっている姿がほほえましかったです。美男、美女カップルでお似合いです。一気に読んでしまいました。一作目より感動しました。次回のリリアンとヒースの作もとても待ち遠しいです。
誘惑のレッスン
前作「グレイの瞳に花束を」のヒロインの妹と、ヒーローの親友が今作の主役です。 ヒロインは幸せな結婚の実現を目指す勉強好きな女性。 愛ある結婚をするために、誘惑の技を学ぶべく高級娼婦の友人に頼み込んで娼婦の仮面舞踏会に参加する事にしたヒロインは、そこで愛人を探しにやってきたヒーローに声をかけられてしまいます。 二人は初対面ですがヒーローの名前を聞いて、姉の夫の親友だとすぐに悟ったヒロインは早々に逃げようとします。しかし彼は手強くとうとうキスを許してしまって・・・。 それでも何とか振り切って逃げる事に成功したヒロインですが、やはり後日に正体がばれてしまいます。 娼婦の真似事をしていると疑うヒーローに、なんとか自分の目的を分かってもらおうと事情を話すヒロイン。そして話はなぜかヒーローから誘惑の術を学ぶ方向に発展していき・・・。 と、いう前作に引き続き誘惑が絡んだ官能的なお話になっています。 前半の誘惑のレッスンはコミカルで、後半からは主役二人が抱えるトラウマが尾を引いて切ない展開。特にヒロインのトラウマが深刻で、どうにもならない状況に陥ったときにヒーローがヒロインを思ってある選択をするのですが、これがまたキュンとなるほど切ない! 前作に続き期待を裏切らない内容でとても良かったです! こうなると三姉妹最後の一人の恋愛模様が気になるところ。今作ですでに片鱗が見え隠れしているので気になります。次回作も期待!

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 更新日 2009年5月10日(日)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク

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