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伝記・人物評伝

アイテム一覧
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リクルートのDNA―起業家精神とは何か (角川oneテーマ21) 渋谷ではたらく社長の告白 (幻冬舎文庫) きっと「イエス」と言ってもらえる――脳性まひのビル・ポーターはトップセールスマン ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記 (日経ビジネス人文庫) カンブリア宮殿 村上龍×経済人II 松下幸之助 夢を育てる―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫) 放課後 (講談社文庫) HIS 机二つ、電話一本からの冒険 (日経ビジネス人文庫) 無一文の億万長者 「できません」と云うな―オムロン創業者 立石一真
リクルートのDNA―起業家精神.. 渋谷ではたらく社長の告白 (幻.. きっと「イエス」と言ってもらえ.. ドトールコーヒー「勝つか死ぬか.. カンブリア宮殿 村上龍×経済人.. 松下幸之助 夢を育てる―私の履.. 放課後 (講談社文庫) HIS 机二つ、電話一本からの.. 無一文の億万長者 「できません」と云うな―オムロ..

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リクルートのDNA―起業家精神とは何か (角川oneテーマ21)

[ 新書 ]
リクルートのDNA―起業家精神とは何か (角川oneテーマ21)

・江副 浩正
【角川書店】
発売日: 2007-03
参考価格: 720 円(税込)
販売価格: 720 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
リクルートのDNA―起業家精神とは何か (角川oneテーマ21)
江副 浩正
カスタマー平均評価:  4
躍動する会社とは
なぜ成功するベンチャー企業にはリクルート出身者が多いのか?ずっと不思議だったんですが、本書を読んでやっと意味が分かりました。 社員全員が経営者であるべき、そんな理念を掲げ、システムを作ったからこそそれにふさわしい人材が集まってきたのですね。普通会社の歴史には、倒産の危機が何度かあるモノですが、本書によるとリクルートでは危機らしい危機もなく、すんなりと大企業に成長してしまうところが、他の企業歴史本とは異なるところです。それだけこの会社がユニークであると言う事なのでしょう。副題の通り、「起業家精神とは何か」が理解できます。
巨大な企業グループにして 最強の人材輩出企業リクルートの「成功の本質」
本書は、何らかの理論的なベンチャー企業論などではなく、江副さんがリクルートの創業期から現在までを振り返って、自分自身の経験をもとにいかにして、企業価値を高めたのか、また独立事業家が多く巣立つベースを作ってきたか述べたものである。 私のような世代は江副と聞くと、あのリクルート事件の首謀者というイメージが強く、正直言ってあまり良い印象はなかった。この事件の背景は詳しくは知らないが、1980年代後半に少なくとも体制側に廻りつつあったと思うからだ。しかし本書を読むにあたっては、あくまでも一事業家としての江副を見た方が良いであろう。 現在とリクルートの成長時代は、あまりに時代背景、社会情勢、経済情勢が異なるため、本書の内容が表面的にはそのまま今日に生きるとは思えないところが多い。表面的にはといったところが臭いところ。表面に出てこないところが、現在の日本企業に最も不足している点ではないかと思う。リクルートは組織として巨大化しようとも、常に個人の座標が全社の中でしっかりと認識できるように整備されていたところ、及び事業ミッションが全社、各事業部門、個人で一貫して明確に伝わってきているところこそ、現在の日本企業が学ぶべき点ではないかと思う。全社共通の目標と各ミッションが常に明確であるから目標も立てやすいし、評価も分かり易い。また多くの仕事は組織的に行うため自分一人が周りに迷惑をかけることはできないから当然全体としての一体感も出てくる。 過去のリクルートが採用した様々な福利厚生、組織内の多くの制度などは大変魅力的で、本当の意味で一体感を出そうとしたら本書書かれている内容程度は最低限ほしいと思うようになった。しかし、現在は終身雇用時代ではないから、会社が「あそこまで」がんばってしまうと逆に社員側が引いてしまうのではいか。 成功体験以外では、失敗談が大変興味深いと思う。役所の規制緩和が進まなかったせいで、多くの新期事業を撤退させていたことなど、今まで全く知らなかったことも多い。多くの成功、失敗を繰り返し今のリクルートになったのだということを再認識した。 業界、業種の区別なく、全ビジネスパースンにお奨めできる内容ではないかと思う。
気色悪い読後感
本書の第2章・第3章(全体の5分の1)は、まったく意味不明なくらいに退屈だった。だれでも知っているような超有名財界人について、そのへんのパンフレットにも書いてある程度の浅い解説が書き連ねてあるのみ。一冊の本として、どうしてこんな無意味な章を入れたのか理解に苦しむ。この完成度の低い構成からすると、おそらくゴースト本ではないだろう。 ほかの部分は、特別おもしろくはないにしろ、本人が書いたリクルートの創業話なので、それなりに読む意味はある(だから星2つにした)。 しかしなあ、他の人のレビューを見ても感じるのだが、この著者の筆致というのは、どういうわけか人をイラつかせるものがあるのかね。なんとも気色悪い読後感が残る。とりあえず、この江副さんという人は、権威や偉い人が大好きなんだなということはよくわかった。リクルートがなぜあんなに急成長したのか、そしてなぜリクルート事件なんかを起こしてしまったのか。それはこの権威大好きによるところ大だったんだろう。
元気のいい会社のルーツを探る
“100年に一度”“未曾有”“戦後最大”・・・ネガティブな修飾語で綴られる経済情勢。 ここで、元気な企業や起業家に刺激を受けたいと思い、選んでみました。 「リクルート事件」を知っている世代は既にシニアの領域だと思いますが、 改めて当時の江副氏の“斬新さ”が理解できます。  “成功する起業家の条件”は、リクルートを立ち上げた江副氏の言葉だからこそ、 説得力がありますし、中の“起業家に求められるものは倫理観である” の一項も、先の事件とあわせて考えると、重さを感じます。  リクルートのルーツを振り返り、今ここで、“起業”の持つ意味を考えるに、 良いヒントとなる本だと思います。 ただし、“起業”のノウハウを読み取ろうという意図には、お薦めしません。
ぶっちぎりに面白かった
著者である江副浩正氏が学生起業家としてリクルート社を立ち上げ拡大していくサクセスストーリーに交えて、彼の理念や信条がざっくばらんに語られていて、読み物として非常に面白い一冊である。 江副浩正という人は、僕らの世代にとっては「あのリクルート事件で逮捕された人」というのが最も強いイメージではないだろうか。江副さんのそんな残念な部分だけしか知らなかった僕のような人間が読んでも、ニュースでみていたあの事件の前に彼がどんなことをやってきた人なのかが、時系列を頭で整理するように入ってきて非常にわかりやすい。そして彼はすごいことをやってきた人だったのだ!と認識を改められることになる。 「急ぐ仕事は忙しくしている人に頼むほうがいい」、「起業はボトムアップ、撤退はトップダウン」など参考になる考え方が随所にちりばめられていて吸収しえる部分がわかり易くて、そして多い。今まで読んだ起業家やエグゼクティブが書いている本の中では、ぶっちぎりに一番面白かった。お薦め。

渋谷ではたらく社長の告白 (幻冬舎文庫)

[ 文庫 ]
渋谷ではたらく社長の告白 (幻冬舎文庫)

・藤田 晋
【幻冬舎】
発売日: 2007-08
参考価格: 560 円(税込)
販売価格: 560 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
渋谷ではたらく社長の告白 (幻冬舎文庫)
藤田 晋
カスタマー平均評価:  4
ベンチャー企業というもの
筆者が必死になってベンチャー企業を立ち上げて大きくしていく様子が分かります。 上場前後はかなり大変だったというのが伝わってきます。 この本を読むと、ベンチャー企業の姿というのが少し理解できるように感じました。 IT系ベンチャーとしてはかなり順調に成長してきているように見えますが、短期間にいろんな浮き沈みを経験しているのが分かりました。 現在はかなり大きい企業となっていますが、今度サイバーエージェントがどのようになっていくのかを見ていきたいと思いました。
いい意味でも悪い意味でも人間味がある
サイバーエージェントの説明会でこの本をもらったので、せっかくなので読みました。 本当に暴露本だなーという感じです。 過去に裏切った人のこととか、仕事にかまけて彼女と別れたとか。 自らの罪もひっくるめて、藤田さんの人間性を知ることが出来ます。 本当に正直に書かれていました。 自分の汚い部分もさらけ出すって、勇気のある行動だなーと思いました(笑 藤田晋という人間について知りたいのであれば、オススメです。 (でもサイバーエージェントの経営戦略とかを知りたいのであれば、ちょっと違うかなーと思います。)
熱意を感じる。
「ハッタリ八分?」そんな感じの仕事振りが、とてもリアルに書かれてあり、藤田晋という人間の熱意を感じることができた。まだ、現実にないものをあると公言し、自分をぎりぎりまで追い込み、運までも引き寄せる。とても、エネルギーを感じることができる1冊である。今後の藤田の展開が頼もしく感じた。
純粋に面白く読めました。
「誰でもはじめはでたらめだった」という格言?を聞いたことありますが、まさに藤田社長はその言葉を絵に描いたようなストーリーで、読み進めていくうちにこちらまでハラハラして怖いもの見たさでページをめくっていました(笑)普通に読んでも面白いですし、ビジネスの視点から読んでも成功のヒントや経営者としてのエッセンスなど平易な文のなかにたくさん語られていると思います!
ベンチャー立ち上げ記
日本のベンチャー、サイバーエージェントを立ち上げた社長の自伝的告白。学生時代のアルバイトから起業時のてんやわんやへの過程は内容的に深みがあって読ませるが、バブル崩壊で会社の存亡がかかっている時期の後の苦悩と試練に関してはあまりにあっさりして拍子抜けした。さらっと短時間で読めるベンチャー立ち上げ記としては面白い。

きっと「イエス」と言ってもらえる――脳性まひのビル・ポーターはトップセールスマン

[ 単行本 ]
きっと「イエス」と言ってもらえる――脳性まひのビル・ポーターはトップセールスマン

・シェリー・ブレイディ ・宇丹 貴代実
【草思社】
発売日: 2004-03-25
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格:
中古価格: 1,775円〜
きっと「イエス」と言ってもらえる――脳性まひのビル・ポーターはトップセールスマン
シェリー・ブレイディ
宇丹 貴代実
カスタマー平均評価:  4.5
先入観は間違いでした
何となく障害者の方を利用したビジネス臭を感じていましたので、 構えて読始めましたが大間違いでした。 障害云々、一人の人間として素晴しいと感動しました。 私も営業などで失敗すると落込んだり自信を無くしたりしていましたが 自分の甘さが恥ずかしくなりました。 ビルは本当に自然体で、人間性が伝わるからトップになれたんだと 思います。 久しぶりに勇気を頂きました。 是非とも多くの方々に読んでいただきたいです。 世知辛いニュースばかりですが人間のすばらしさ強さを教えてもらいました。 文句なく星は5つです。
とにかく感動できる
もし私が脳性まひで話すのが不自由であったならば、 職種にセールスマンを選ぼうとは絶対に思うことができません。 大きなハンデを克服する自信などとても持てないからです。 この本の主人公ビルはセールスマンになることを選びました。 彼も家族も脳性まひをハンデとは思っていないところにとてつもない強さを感じました。 障害なんて関係ない、自分にはできる、と信じ続けた彼の生き様には感動しました。 ビルはセールスマンとしての忘れられがちな基本的な事柄を誠実にこなし、 トップセールスマンとして認められました。 すぐ諦めて転職する日本の若者たちにも、ビルの意志の強さや仕事に対する姿勢を 見習ってほしいと思いました。
たいした方です
ビル・ポーター氏の仕事に対する態度に脱帽です。 一度、二度、お客さんに「ノー」と言われれば、普通はあきらめてしまいますが、ビル・ポーター氏は脳性麻痺で自由がきかない体で、何ヶ月、何年も「ノー」と言われ続けても、再訪を繰り返し「イエス」の契約を取ってきます。 営業のノウハウ本は多数出版されていますが、営業の基本は、この本一冊に集約されていると思います。 星が一つ足りない理由は、ビル・ポーター氏の生の声がほとんど掲載されていません。残念です。シェリー・ブレイディ氏の回想録に終わってしまっている点です。
障害とは何だろう
 タイトルからセールマン向けの本のように受け取りがちですが、そうではありませんでした。人生の教科書でした。ビルはトップセールマンで何年にも亘り業績を上げ続けてきています。それだけでも素晴らしいことですが、彼の本当の偉大さは度重なる障害を乗り越えてきた人生です。彼の生い立ちを考えれば、飛び込みセールスで罵声を浴びせられることくらい何でもないことでしょう。トップセールマンになることも彼にとってみればたいしたことでは無いでしょう。

 プラス思考、信念、プライド、誠実、人に対する感謝... 

 ビルは人間が生きていく上で必要なものの中で健康以外の全てのものを持っているのでしょう。健康かどうかも彼に取っては気にすることではないのかもしれません。それほど、彼のプラス思考は徹底しています。

 「私には障害など一つもありません」

 ビルにこう答えられると、私がこれまでの人生で乗り越えてきたと思っていた障害は、その辺の石ころになってしまいます。

 セールスの自己啓発本ではありませんでしたが、この本に出合えて良かったと思いました。
誰にも大きな「財産」がある
自分の短所を嘆くのではなく、自分に与えられた「財産」を活かすことが、その人の未来を開く。
本書で繰り返し語られるのは、どんな人にもその人ならではの「財産」があること、そして、どんな逆境においても前を向いて生きることの大切さである。
脳性麻痺のビルは朝、何時間も掛けて、靴下をはき、真っ白なシャツを着て、ブレザーを身につける。けれども、彼はそれに不平を唱えたり、ましてや文句を言ったりはしない。ただ、黙々と自分の「課題」をこなし続けるだけだ。そしてセールスマンの彼は、「次の家では、イエスと言ってくれる」と何度もつぶやきながら、家々のベルを鳴らしていく。それを、どんな日であろうとも休むことなく続けたことが、彼を偉大なセールスマンへと押し上げた。
私たちの人生は、こうした希望、落胆、喜び、希望…という繰り返しからなっている。そして、最後に大きな成果を手にするのは、その繰り返しの単調さと、落胆への恐怖に打ち勝った者だけなのだ。
本書は、そんな当たり前の、けれども多くの人がなかなかできないことの価値を教えてくれる。


ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記 (日経ビジネス人文庫)

[ 文庫 ]
ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記 (日経ビジネス人文庫)

・鳥羽 博道
【日本経済新聞出版社】
発売日: 2008-09
参考価格: 700 円(税込)
販売価格: 700 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 638円〜
ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記 (日経ビジネス人文庫)
鳥羽 博道
カスタマー平均評価:  4.5
モチベーション、上がります
日経新聞の「私の履歴書」を読んで、 芯があってすごい人だな、というのと、 偉そうじゃないんだな、 と思っていました。 高校中退で、学歴にコンプレックスがあったとか、 店のロゴを決めるときに口論になってしまったとか、 人間味あふれるエピソードが多くて、印象に残ります。 ドドールの、うまいコーヒー150円、は、 お客はいくら払いたいか、から発想して決めた値段なんですね。 実際、当時、私も150円に驚きました。 喫茶店と言えば、 ブランドのカップにうやうやしく入ったコーヒーが、700円くらいでしたから。 150円に至る過程の、鳥羽氏の考えが深いです。 しかも実績の裏付けがあるから、説得力がありますね。 著者は、 経営者やこれから社会に出る若者の少しでも助けになれば、 と言われますが、 そのどちらでもない私にとっても、 ...いまさら目標でもないでしょ、とか ...努力を続ける、って格好よくない、 とか言いそうになる自分に もう少しやってみようよ、と、元気をくれる本でした。 鳥羽氏に敬意を表して星5つつけました。 ただ「私の履歴書」を読んだ方は、かぶる部分が多いので、割り引いてください。
成功するまで続けると言うことの大切さ
筆者のコーヒーにかける想いというものが伝わってきました。 喫茶業を営むにあたって、自分で考えた使命というものをしっかりと守ってきた様子が分かりました。 そこがぶれていないことがドトールコーヒーが成功した理由であると感じました。 「成功するためには成功するまでやめないこと」というのを実践できている人物であると感じました。 この本を読むと、今の仕事に対しても前向きに考えていこうという気にさせてくれます。
創業社長の迫力がある
高校中退で赤面対人恐怖症だった著者が自らビジネスを切り開き、現在の地位に至るまでの経緯が書いてある本である。 こうした本は成功者である著者の自慢話に終始しがちであるが、鳥羽氏は非常に謙虚な人、読んでいて嫌味がない。 いわゆるMBA的な切り口での成功の秘訣などはないが、自らビジネスを成功させてきた人の話は理論の上滑りがなくやはり迫力がある。 いくつかの言葉はメモに写させてもらって参考にしている。
豪傑な頑固オヤジだと思ってたら・・・
ドトールさんとは、ビジネスで関わりがあり、 社員の方々の話から、鳥羽会長は相当な頑固オヤジ風なイメージがあった。 例えば、最後まで煮詰まっていた話も、会長の一言でふりだしにもどったり、 ある会議での、思いつきのアイディアを半ば、強引に進めたりなどなど・・・ ただ、この本を読んで、イメージがガラリと崩れました。 たくさん苦労をされ、相当な経験がベースの決断だったんですよね。 コーヒー1杯にかける熱い思い、心に伝わります。 スターバックス創業者の物語「スターバックス成功物語」 タリーズジャパン創業者の物語「すべてはコーヒー1杯から」 コーヒー・ビジネスってこんなにも人を熱狂させる力があるんですよね。 不思議・・・ 朝のコーヒー1杯が、さらに楽しい時間になっちゃった、という事で★4つ
発見力と信念
テレビ「カンブリア宮殿」で見て気になっていました。 ヨーロッパ視察旅行で見たパリの立ち飲みコーヒーを見て「いける!」と思った、 というエピソードが印象的でした。「発見力」ですね。 が、帰国してすぐに真似をしたわけではなかったのですね。 機が熟すのを待ち、ここぞ、というときに実践し、成功した。 お客様を軸足にした経営理念をしっかりと維持し、 それをいつまでも追求し続ける。これこそが「信念」だと思いました。 テレビで拝見した柔和な笑顔の内側にある、強さ、を感じました。

カンブリア宮殿 村上龍×経済人II

[ 単行本(ソフトカバー) ]
カンブリア宮殿 村上龍×経済人II

・村上 龍
【日本経済新聞出版社】
発売日: 2008-02-26
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
 Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 670円〜
カンブリア宮殿 村上龍×経済人II ※一部大型商品を除く
村上 龍
カスタマー平均評価:  4.5
成功への共通した階段
 「平成のカンブリア紀」の経済人を迎えたトークライブ番組である「カンブリア宮殿」の書籍化第2弾。クローズアップされる業種も多種多様であれば,登場してくる成功者達の人物像も多種多様。TVで見た方が臨場感があって楽しいけれども,こうやって活字でじっくり読んでみると,TV視聴時には多種多様と感じていた成功への階段も,実は共通した一本の同じ階段に見えてくるから不思議。  本巻で心に残った件(くだり)は, ―吉野家ホールディングス社長― 「どんなに小さなことでも,その役割を全うすると次の世界が見えてくると思うんです。」 ―堀場製作所最高顧問― 「フィーリングで「何となく面白くないな,この仕事」と思っているだけで,実は一度も本気でやったことがない。」 ―ファンケル名誉会長― 「業界に首までどっぷりつかっている人は,その常識のなかに埋没してしまっているので,新しいことが見えないんです。」  …等。  その言葉の背景にある,気が遠くなるような努力と謙虚でひたむきな姿勢,それが成功する秘訣なのだという,まさにミもフタもない事実を目の前に突きつけられる。どこぞの自己啓発本などよりもよっぽど健全で正しい方向へとモチベーションUPできる良書である。
龍の眼が秀逸。経営者の生の声もGoo?。小池さん・・・
自分にググっときた経営者について。 ・くらコーポレーション:田中邦彦「3つの喜び・・・」 ・吉野家:安部修仁「自分に向くものはもっと他にあるのはずだと思って決められないでいる人というのは・・・」 ・ソニー:出井伸之日本は半導体協定で、アメリカに「官民一緒になってはいけない」と言われたから、・・・ ・ジュンク堂:工藤恭孝「?ここでやっと見つけた」  龍氏「知識を得ることは刺激的だと・・・」 ・バンダイナムコ:高須武男「なぜ経営統合を選んだかというと・・・」 ・ローソン:新浪剛史「セブンーイレブンの真似をすればいいじゃないかと・・・・」 ・テンプスタッフ:篠原欣子「?で、あの人はどこから来るんですか」と聞きましたら・・・」 など。番組の放送内容と、あと村上龍さんの書き下ろし「RYOU'S EYE」が秀逸です。 そのほかの社長さんも語りが面白くためになるなと思いました。テレビより面白い?
まずは始めてみて続けられれば、才能があるということ。
○読み始めたきっかけ  元々、村上龍の経済関係のエッセイが好きで、1を読んでこちらの2も興味がありました。 ○心に残る言葉 P.120 教育を英語でエデュケーションというでしょう。エデュケーションの語源はエデュース。 どういうことかというと、引っ張りだすということです。教育するというのは、その人の特徴を引っ 張りだしてあげる。その人を生かせる分野で活躍させてあげるということですよ。そうしたら必ず能 力を発揮する。それが会社にとってもその人にとっても一番ハッピーなんです。 →経営者の仕事の重要なものは、人事だと思います。会社の発展に必要な人材を採用し評価、教育を すること。元々持っている個人個人の適正を見いだすことができる経営者は、業績も良く社員も楽し く働けるのではないでしょうか。 p.215 自分たちの強い技で勝負しようよ。ここで勝負ができなかったら、俺たち勝てないよ。 →経営者に必要なことは、人事の他に自社の強みが何かを明確に把握することだと思います。自分は何 屋で何が一番お勧めなのかが分かっていること。あれもこれもありますよ。どれもそこそこですという のは、よくない。会社のキャラが際立っていて、「これなら負けない」という分野、ニッチでもいいで すが、それがないと社員も自分の仕事にプライドも持てないと思います。経営資源を強みに集中投資し て、その分野で頭一つ抜け出す必要があると思います。 p.377 集中を続けられるというのが才能だと思ったんです。特別なひらめきというのは長続きしない んですよね。 →以前、将棋の羽生善治も同じことを言っていました。「続けられることこそ、才能だ」と。元々、好き かどうか、適正があるかどうかが重要。好きでなければ続けられない。自分が何が好きなのかを、もう一 度自問自答してみることが大切。ただ、一般人は自分が本当に何が好きかは分からない。だから、とりあ えず興味があれば始めて見る。朝にジョギングをする、プールに通う。最初は抵抗があっても、走り終わ ったら気分が良かった、続けられるのであれば適性があり好きなはず。本当に嫌いだったら、絶対に続け られない。まずは、始めて見れば自分の適正も分かる。
面白い。
番組が好きなので本も読んでみました。 それまではなんとなく村上龍は不遜な感じがして 好きではなかったけれど、テレビの向こうにいる彼は なんとなく嘘がない感じがして好感が持てました。 くら寿司の社長、洋麺屋五右衛門などの社長、 TOTO、堀場製作所、ファンケル・・・。 いろいろな社長の話はそれだけで面白いけれど、 他のレビュアの方も言っているように、 村上龍の存在がとても大きい。 彼のフィルタ、彼の視線を通しての社長、企業、仕事・・・。 それがまた魅力的で本もとても面白かった。 一人の社長ごとに2ページほどの村上龍のコラムがあるが、 それがとてもよかった。 オススメです。
社長の目線、考え方を追体験できる楽しい本。
1がとても面白かったので、2も読んでみた。 構成などは変わらないが、登場人物が変わっているので、十分な気付きがあるし、パワーダウンしている感じがしなかった。 中小企業と定義されるサイズの会社のカリスマ経営者や、大企業の雇われ社長、世襲している社長など。 多様な社長が登場するのだが、どの人の言葉も実績がともなっているだけに深みが感じられた。 社長という立場は、こういう風に会社を見ているのかと、疑似体験ができる、楽しい読書だった。

松下幸之助 夢を育てる―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

[ 文庫 ]
松下幸之助 夢を育てる―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

・松下 幸之助
【日本経済新聞社】
発売日: 2001-11
参考価格: 530 円(税込)
販売価格: 530 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 162円〜
松下幸之助 夢を育てる―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)
松下 幸之助
カスタマー平均評価:  4.5
スケールの大きい経営者
本書を読んで松下幸之助さんのスケールの大きい経営感覚に驚きました。 自分の会社だけではなく、日本全体の振興を考えているという点に感銘しました。 戦前?戦後?高度経済成長時代という激動の時代の流れの中で、企業がどのような道へ進むべきかについて道を示した人だと思います。 現代の起業家にも必要な精神であると感じました。
謙虚さ、素直さの原典
本人が日経の私の履歴書に書いたものを集めて書籍化されたもの。 大経営者の影の思い(丁稚、財閥指定など)を知り、 ますます尊敬の念を持ちました。 素直さと謙虚さをもつことの大事さに改めて気づかされました。
生い立ちもすごいが人間性もすごい
『夢を育てる?私の履歴書/松下幸之助』 松下幸之助の主に会社創業後の自称伝。 だが内容はそこらの経営指南書を凌駕するぐらい示唆に富んでいる。 巻末の解説でこの本は読み手が自由に解釈すべきだと結んであったので そうさせてもらうと、松下幸之助が「経営の神様」たる所以は次の3つにあると思った。 1、洞察と気付き→現状に安住しない 2、人情→無駄な敵を作らない 3、理念→判断・行動が一貫している 経営者として必要な能力/人柄/考え全てを松下幸之助のように兼ね備えた人が 今の世の中にどれくらいいるだろうか。 読んでから、経営者でなくとも、自分も松下幸之助のように晩年まで「若く」あり、 成長し続ける人間でありたいと思った。
幸之助初心者にはこれ!
「松下幸之助本」は色々あって、仕事の関係で何冊か読んでみたのですが、 「幸之助さんの人生とはどんなモノだったのかを知りたい!」 という人が読む、最初の一冊にはこの本が一番よかったです。 他の本は、ある年代や、特定の出来事に特化した内容のものが多いのですが、 この本は人生をトータルに振り返っているので、読んでいて、わかりやすく、理解しやすかったです。 これは、幸之助さんに限らず、この本のベースとなっている日経新聞の終面に掲載されている「私の履歴書」という連載が、 初めてその人に触れる人でもわかりやすい内容とすることを心がけているからだと思います。 もちろん、逆に「内容が浅く、もっと深い内容が知りたい」と思う人には物足りないところがあるとは思いますが・・・ この本で興味を持ったら、他の幸之助本を読んでみると、他の本もより理解できるのではないでしょうか?
淡々としているが重たくも感じられる本
松下幸之助の履歴の概要が分かる本。 注意深く読めば、松下幸之助さんの経営への恐ろしいまでの真剣さを垣間見る事ができる本だと思います。 松下幸之助の人生観や思想が直接的に感じられる「道を開く」などの書物とは違い、淡々と幼少期から相談役になるまでのイベントが書かれていますが、行間にどこまでも自分を切り詰めながら、人には優しい松下さんの深さが感じられ、畏敬の念まで抱かせます。 気楽に読める文体や内容だとは思いますが、私にとっては一つ一つが重く、一気に読み通すには苦しい本でした。

放課後 (講談社文庫)

[ 文庫 ]
放課後 (講談社文庫)

・東野 圭吾
【講談社】
発売日: 1988-07
参考価格: 600 円(税込)
販売価格: 600 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
放課後 (講談社文庫)
東野 圭吾
カスタマー平均評価:  3.5
それぞれの放課後とは
乱歩賞受賞の東野圭吾デビュー作。推理小説として斬新なトリックとしっかりした構成を備え てるにも関わらず、愛好者が読むとどこか場違い的に感じてしまう作品ですね。何といっても 舞台の女子高で繰り広げられる情熱と冷静の間のような感覚が一種凄まじい。青春と銘打って あるが、瑞々しさを期待すると・・・ いかにもな演出と奇抜な密室仕掛け、強力なミスディレクションと読み応えはあるが、評価の 分かれ目としては、どうしても平衡を欠く動機や変にストイックな少女像に共感できない人が 多いからだろう。だが、考えようによっては東野独自の読み手に問いかけるようでいて突き放 す独自の皮肉が一作目にして存在しているかの様にも受け取れる。 結局の所、誰も幸せになれないような描写・魅せ方には、ある種逆説的に然るべき立ち位置に いて然るべき事をやれと云う痛烈なメッセージも感じられ、わざと安直・軽薄にみせることに よって普遍的な時間軸での価値をこえてダイレクトにその時分・テーマとゆう空間軸に価値を 見出していると思う。まあそれ故にこの作品またはこの作者の評価は極端に二極化すると思う のですが。まあ、あんまり深く考えると、それこそ終わらない放課に...
「すべてはこの1冊からはじまった!」。この名キャッチコピーが、全てを物語っている
私は、「パラレルワールド・ラブストーリー」を皮切りに、数冊の作品をピックアップして読んだ時点で、すっかり東野圭吾にハマってしまった。以後、彼の著作の足跡をたどるように、デビュー作のこの「放課後」から著作順に読み進めていったのだが、結局、最後まで気持が離れることもなく、彼の全作品を読み終えてしまった。  東野圭吾の最大の魅力は、その筆致が簡潔明瞭で、非常に読み易いということだろう。他の作家と同じ読書時間しか割かなくても、彼の作品はスラスラと読み進められ、ページ数がどんどん進んでくれるので、読む方としては、ストレスが溜まらず、本当にありがたい。また、「簡潔明瞭で読み易い」ということは、まかり間違えば、「中身がない」ということにもなりかねないのだが、この人のシリアスな作品では、簡潔明瞭な筆致であるにもかかわらず、しっかりと人間が描かれているのだ。「簡潔明瞭にして、高い筆力」。これが、彼の本当に凄いところだと思う。  さて、私は、そんな彼の作品群を読み進める中で、色々な意味で印象に残った作品が幾つかあるのだが、全作品の読了を契機に、改めてこれらの作品を読み直し、少しずつ、レビューにしたためていきたいと思っている。  作家によっては、デビュー作とその後の作品との間には、同じ作家の作品とは思えないほどの落差を感じることもあるのだが、この人の場合には、このデビュー作にして、すでにその原型が完成していると感じる。多少の生硬さも感じないではないが、淀みなく、流麗に流れる筆致は、東野圭吾そのものであり、一見、単純そうに見せながら、結構、凝ったトリックを施し、ラストに意外な結末を用意している点や、女子高生のデリケートな女心もそれなりに描かれている点にも、東野圭吾らしさが出ている。「すべてはこの1冊からはじまった!」。この本の帯に付された名キャッチコピーが、この本の全てを物語っていると思う。 
驚きの動機と切ない結末
 本作品は女子高を舞台にした、東野圭吾のデビュー作である。  近年の作品にどっぷりはまっていると、初期の作品を読むと「イマイチ」な感じがするかと思っていたが、そんなことは全くなかった。  密室殺人の、トリックは、犯人の動機は何なのか?  進むにつれ徐々に狭まってくる犯人像。  驚きの犯人と悲しくも切ない動機。  そして、結末は誰もが予想しない展開になる。  読んでいるときは、「犯人予想」に集中、結末に「驚き」「悔しさ」、読後は「爽やかさ」「考える」、これらは東野作品に共通していることだと思う。  これは初期から踏襲されたものなのだと本書をよんでわかった。    最近の東野作品を読んで好きになった人にはぜひ読んでほしい。  きっと、初期の作品を読みたくなるはずだ。
やや登場人物が多過ぎるような…。
本作は、著者の江戸川乱歩賞受賞作であり、 女子高を舞台にした連続殺人事件の解明をテーマとする推理小説です。 著者と属性のかぶる、数学教師にしてアーチェリー部顧問の前島。 クールな彼の周りの女子高生や同僚教師たちは個性的である。 そんな中、第1の殺人が起こり…。 本作は、部活や体育祭の描写に懐かしさを覚えさせますが、 気になるのは、登場人物の多さと、真相の複雑さ。 前者は、真犯人をカモフラージュするのに役立っていますが、 エピソードが拡散し、やや作品を散漫にしている印象があります。 後者については、余りに精緻に組み立てられており、 現実にそんなにうまくいくものなのかという印象を受けました。 とはいえ、20代半ばで書かれたという事実に、 ただただ驚嘆するばかりです。十分な面白さを備えた作品です。
本格推理小説の時代の素晴らしい異端作品なんだぞ!
ガリレオや容疑者を読んでから・・・という人が今更こんな古い小説を読んで楽しいなど思うわけもないではないか! この作品が書かれた時代は、まだまだ現在のような「ミステリー」とは違って、 いわゆる「推理小説」全盛期だった。 殺人トリックの技量と意外性を競い合っていた頃なのである。 その中でこの作品は、本当に驚きであった。 今では意外性もないストーリーかもしれないが、 当時はものすごい衝撃だったのだ。 そして、この数年後から、現在に通じる社会派ミステリーが続々と登場することを思うと、 東野圭吾のこの作品抜きにミステリーは語れない思いである。 この気持ちを分かってくれる乱歩賞ファンはいないのか!

HIS 机二つ、電話一本からの冒険 (日経ビジネス人文庫)

[ 文庫 ]
HIS 机二つ、電話一本からの冒険 (日経ビジネス人文庫)

・澤田 秀雄
【日本経済新聞社】
発売日: 2005-11
参考価格: 680 円(税込)
販売価格: 680 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 149円〜
HIS 机二つ、電話一本からの冒険 (日経ビジネス人文庫)
澤田 秀雄
カスタマー平均評価:  4.5
起業する人に勇気と知恵をくれる本
会社を興そうとしている人、まさに興した人は是非とも一読していただきたいですね。 旅行会社、ホテル、航空会社、証券、銀行と事業を成功させてこられたビジネスへの情熱と才能は誰もが知るところですが、この本を読んで感じることのひとつは、一人の人間の行動力のすごさです。 ?自分で確かめなければ、本当のことは分からない? ITの整備で情報が先行しがちな現代で、行動して自分の感性で確認することがどれだけビジネスでは大事か気づかさせてくれます。何回読んでも、ビジネスで成功するための重要な要素が凝縮した良書です。 たくさんハウツー本を読むよりも、この1冊から学ぶことは多いと思います。
起業読本
今では大手旅行会社の中に入っているHISの成功の秘訣が分かりました。 格安を売りにしながら、経営の面では地盤固めをしっかりと行っており、小さい会社が大きくなるまでの必要不可欠なことが分かりました。 柱となる事業ができるまでは他の事業に手を出さない、という理念がしっかりしているためにここまで大きい会社に成長することができたのでしょう。 この点は人材育成に通ずるところがあるのではないか、と感じています。 また、筆者から今後起業を目指す方向けのメッセージもあります。 それを読むと企業の厳しさが伝わってきました。
本当の成功理由は
「みんながハッピーになれる」・・それは一部。 当時から超大手のJTBなどがいた弱肉強食の業界で、 そんな甘い考えだけでは成功しない。 私は澤田さんとは3回しか逢ってないが、 九州本部長取締役とは15年のつき合いで 私の会社にも出資してもらっている仲。 で、澤田さんは私に云った。 「栢野君。ボクが成功したのは、君の師匠のおかげだ。 弱者の戦略。コレしかないね。笑」 その詳細は「小さな会社★儲けのルール」に書いた。 でかくなったあとの、最近の「モンゴル」銀行の買収もまさにそれ。 さすがだなと感服。 面会後、東洋経済月刊誌で、竹田先生の本を推薦していた。 また、東京で私が主催した竹田セミナーへ、なんと! 澤田さんが参加者として来た。みんな驚き。 それくらい、創業期に読んだ「弱者の戦略」に惚れ込んだのだ。 孫正義さんも同じ。 肝臓病で入院している時、読んだ4000冊のうち 「孫子の兵法と弱者の戦略。この2冊に会えたのが一番の収穫」 ★人(強いライバル他・同業)がしないこと+一点集中する+接近戦。 ゴールデンルールです。
おもしろい
著者がどのように起業を成功させたのか、どんなことを思い経営しているのかが具体的なエピソードとして書かれているので、読んでいておもしろい。経営を扱った専門書ではなく、自らの経験に則した形で書かれてるので、スラスラと読めてしまう。また、経験に裏打ちされた言葉で綴られているので、説得力もあります。さすがベンチャー企業家のカリスマといわれるだけあって、これまで「考え」、「行動」してきたことに一貫した論理、つまりブレない軸のようなものがうかがえます。
なぜ、飛び出たのか
1980年、HISが業務を始めたころ、すでにたくさんの航空券安売りチケットがあった。その中でなぜHISが大きく成長したのか。それが謎だった。本書を読んで、やはりいろいろな面で独創性、企画力、あるいは、危険を察知して一歩退く能力などがすぐれていたのだと感じた。会社を育てる、大きくさせるというのは、当たり前のことだけど、ひとつの大きな成功によるのではなく、小さな成功の積み重ねだと改めてわかった。

無一文の億万長者

[ 単行本 ]
無一文の億万長者

・コナー・オクレリー
【ダイヤモンド社】
発売日: 2009-02-14
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 2,100 円(税込)
 Amazonポイント: 21 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,698円〜
無一文の億万長者 ※一部大型商品を除く
コナー・オクレリー
カスタマー平均評価:  3
お金は他人のためにつかってこそ価値がある
この本は、ぜひ日本の富裕層に読んで欲しい。もちろん、金持ちではなくともよいのだが、参考にすべきは、お金というものは、他人のために使ってこそ生きてくるということだ。よく成金や芸能人の豪邸がテレビで紹介されるけれども、必要以上の豪邸をもつことにどれくらいの価値があるのか。故・堤康二郎氏の古墳のような巨大な墓は何の役に立つのか。子どもたちに遺産を残すことと、多くの人を幸せにするプロジェクトに寄付することと、どちらが気持ちよいか。価値観の問題だから強制はしないし、チャック・フィーニーは異常なほど富を所有することを嫌悪しているみたいだから特殊かもしれないけれど、自分の富はほどほどにして、後は社会に還元したほうがよいはず。ぼくだったらそうするな。
伝記?マネー術?
何かの書評で持ち上げられていたので購入しましたが、正直言ってどこが面白いのかよくわかりませんでした。 伝記のように生き方に感動することもないし、マネー術やライフハックのように生き方の参考になるわけでもないし、単に事実が列挙されているだけのような... あとがきには本書の見どころが書かれていますが、それも合点がいかなかったです。 訳者の山形さんの名前にも期待して読む気になったのですが、ちょっと残念でした。
富の哲学の無い日本人へ
世界一の免税店DFSを創った人物であり、かつ儲けた4000億円を寄付した稀代の慈善家、チャック・フィーニーに関する評伝。富について疑問を抱いたフィーニーは、最後にDFSをブランドビジネスの大物、LVMHのベルナール・アルノーに売却してしまう。アンドリュー・カーネギーの思想に共感し、従業員たちに小切手を贈ったり、財産を処分したりと、日本のいわゆるお金持ちとは随分スケールも哲学も違う。 日本人には富の哲学というものが欠けているように思う。その意味ではいい刺激になる本だろう。但し文体が冗長で読みづらいのでご注意を。 《目次》 プロローグ 第I部 蓄財 第II部 潜伏 第III部 分裂 第IV部 寄贈 著者のメモと謝辞
「好意」じゃ足りない,「行為」だよ
タイトルがイマイチで申し訳ない.本書は読んでいないのだが,訳者の山形浩生さんのサイトにある原書("The Billionaire Who Wasn't")の書評を読んで,読まずにいられなくなって,原書の方を読んだ.訳されてるんだったら,そう書いていただければ,本書が出るのを待ったのに… 私は,他人の人生からは何も学べない,よって伝記や自伝なんてものは,自分には何の役にも立たないと考えている人間だが,これだけ考えや立場の違う人を目の当たりにすると,読んでみたくなった. 本書をはじめて知る方へのつかみとしては,商品説明を見ていただければ十分ではないかと思う.ただ,その規模のすごさには圧倒されるだろう.有名になることなく,個人の金でこの規模の慈善活動を行っていたとは,ってことで,読んだ方は大概ぶったまげると思う.私の英語読解力が中途半端なせいで読み落としているかもしれないが,帯にある「なぜ」は,本書には陽に書かれていない.でも,感じることはできるはずだ.税への不信,自分のルーツへの尊敬,「美徳」観,国際社会の歪み,自分の事業はそこを利用したものであることに対する思い(穿ちすぎかな)… 慈善には色々なレベルがあるのだろうが,多少なりともお金が関わることがほとんどではないか,と思う.そのときに,単なる「好意」で終わらせてはいけなくて,金を使うという真剣な「行為」として全うしないといけない,ということなのかな,と思う.もとはChuck Feeney個人のお金だから,その使い道について彼の鋭い視点を大いにかつダイレクトに反映できるところが,この成果を生んだのだろう,とは簡単に書けるけど,言うは易し.世界中を飛び回って投資の機会を探す行動力と,これはといったところへ,迅速にドバッと投入する決断力は,金額の多少とは独立な,彼のもつ稀有な能力なのだと思う. あとは本書を読んでいただきたい.私も買って読もうと思うし,自分の小さな家族にも,将来読んでほしいと思う.山形さんも,あとがきで何か書かれているはずなので,それも楽しみ. 追記(2009/2/18):本書を買った.細かいところで色々と発見あり.訳されたのは原書の7割程度とのこと.でも本書の内容の理解に問題はないと思う.あと,原書には載っている写真が,本書には載っていないっす.Chuck Feeneyのご尊顔を見たい方は,原書をみるべし.山形さんのあとがきは面白かった.私も何かできるように,と思いやした.

「できません」と云うな―オムロン創業者 立石一真

[ 単行本 ]
「できません」と云うな―オムロン創業者 立石一真

・湯谷 昇羊
【ダイヤモンド社】
発売日: 2008-11-08
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
 Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,300円〜
「できません」と云うな―オムロン創業者 立石一真 ※一部大型商品を除く
湯谷 昇羊
カスタマー平均評価:  5
創業者の執念を見た
創業者の執念を見た!  正直 立石さんのことをあまり知らなかったが   この本で 立石さんの 人間的な魅力、大きさに、熱意、  執念、家族愛などを知れたことは 今後に生きると思う。  ドラッカーのセミナーでの話などは 非常に興味深く読んだ。  「大手の傘下に入るのを嫌う」 創業者であるこだわり。  そこに 一流の経営者と一流のコンサルタントが分かり合える  二人にしか わからない何か つながりがあったと思う。  社憲のミツバチの話も わかりやすく 食いついてしまった。  「義雄、お前、社長をやれ」からのやりとりは・立石ファミリーの大きさを感じてしまう。  そして あの日本電産の永守さんが尊敬の念をもっている  13章の 「人を幸せにする人が幸せになる」・・この言葉は 非常に大きい!  勝ち組、負け組などの前から 人を大事にする企業経営  
神格化されている?それでも良いと思う
この手の書籍に出てくる主人公は、 多くの場合、神格化されていることがある。 しかし、それでも良いと思う。 この立石一真氏の場合もそのにおいがするが、 それでも全く問題ない。 その創業者精神は確実に参考になる。 自分がそうなれるかと問えば、全く考えられないが、 少しでも近づけないかとは思う。 全ての創業者、経営者に勧められる本だと思う。 なお、著者の後書きが、立石一真という人の精神が どれだけ「普遍性」を持っているかということを 上手に説明しているような気が、私はした。
経営に対する執念を感じました
オムロン創業者の立石一真氏について大前研一は「松下幸之助や盛田昭夫に匹敵する経営者」と評したとのことだが、本書を読んで一番印象的だったのは立石氏のオムロンの経営に対する執念さえ感じさせる飽くなき情熱だ。 これはオムロンという会社を一人前にするために要した年月とそれに払った多大な犠牲によるものかも知れない。中小企業から脱皮する段階で弟を亡くし、妻を亡くしている。従ってオムロンの存続基盤である顧客第一主義は終始一貫しており、研究開発主体の会社にも拘らず、顧客のニーズを汲み取る営業を最も重視したのもその現れだと思う。 立石氏が偉いのは会社経営の目的が単に売上げや利益を上げるといった数字的なものではなく、従業員や株主や社会の発展に寄与することを目的としたことだ。そのためには「身障者を労働者として雇用する福祉工場をつくる」といった、一見会社の利益につながらないと思ったことにも先駆けて取り組んでいる。 松下幸之助や盛田昭夫のような華やかさはないものの、立石氏は確かに技術の時流を見抜く才能と経営者としての力量と企業の社会的責任に対する哲学をあわせ持った稀有の経営者だと思った。
思わず涙がこぼれました
片田舎にあったオムロンが、ここまで有名になるまでには、 こんなにもいろいろな苦労があったとは。 著者は、経済誌で長く記者をしていたそうで、なるほど、企業を見る目が肥えているなと思いました。記者らしいリズムの良い書き味で、一気に読める作品です。 個人的にオムロンという会社にはこれまで縁はなかったけれど、 読むうちに自然と涙が流れてきたのには、正直言って自分でも驚きました。 いつのまにか、創業者の立石さん、オムロンのファンになってしまいました。
何が大切かを考えさせる一冊
物造りへの執念、仕事の楽しさ等々、根本的なことを改めて考えさせる一冊と思います。技術的に優れているのみならず、分社化経営へのいち早い取り組み、CSR的取り組み等々、経営者としての発想の深さにも驚嘆します。 著者のみならず大前氏も指摘するように松下幸之助氏、盛田昭夫等々と並ぶ 戦後を代表する経営者であると思いました。金を求めたのではなく、幸せを求めたとの一節がありましたが、企業人としての幸せは何かを教えてくれるかもしれません。

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 更新日 2009年5月10日(日)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク

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