売れている日本文学作品をAmazon売上ランキングで紹介します!

日本文学☆ランキング

1,500円以上で送料無料! ※一部大型商品を除く     カートをみる |  ヘルプ
文芸作品
歴史・時代小説
経済・社会小説
エッセー・随筆
ミステリー・サスペンス・ハードボイルド SF・ホラー・ファンタジー ロマンス 詩歌 全集・選書 評論・文学研究 伝記・人物評伝 文学賞受賞作家
サブカテゴリ
    文学・評論
   エッセー・随筆
   日本のエッセー・随筆
   外国のエッセー・随筆
   日記・書簡
   紀行文・旅行記
   グルメ
   住まい・インテリア
   名言・箴言
   著者別
   エッセー・随筆 全般



特集
   山本一力
   司馬遼太郎

◇このサイトはAmazon.co.jpと連携しています。ショッピングカートはAmazonのものを利用しています。
◇販売事業者はAmazonとなりますが、商品選定等についてのお問い合わせがありましたら、フッターにありますメールリンクからご連絡下さい。



**お店のPR**
<相互リンク>
AmazonMall0
AmazonMall2
AmazonMall3
AmazonMall4
AmazonMall5
AmazonMall6
AmazonMall7
AmazonMall8
TomatoChips
MensWathch
LadysWatch
ShopResort
PremMarket
PremShop
SavePrice
限定ミッキー腕時計
オイルキャンドル
OMEGA格安
海外ブランド財布格安
グッチ格安
ブルガリ格安
プラダ格安
コーチ格安
お祝いに胡蝶蘭
逸品堂Mens支店
逸品道Ladys支店
羽根布団10点
羽根布団8点
AkiraZon
AmazonMall001
AmazonMall002
AmazonMall003
AyaZon
声優Zon
USBjunky
PC_LIFE
あかちゃんのおもちゃ
エレキギター
電車のおもちゃ
浄水器屋
何でも収納屋
電動工具屋
ラジコン屋
はんこ屋
防災防犯屋
サイエンス屋
ミニカー屋
ケース売り屋
G-SHOCK堂
kinsen.com
usb.kinsen.com
SavePrice

AmazonMall012
AmazonMall013
AmazonMall014
AmazonMall015
AmazonMall016
AmazonMall017
AmazonMall018
オススメ腕時計
オススメ羽根布団
オススメ!ミッキーマウス腕時計
オススメMP3プレーヤー
オススメ美容器具








 

エッセー・随筆

アイテム一覧
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
それでも人生にイエスと言う MORI LOG ACADEMY 13 (モリログ・アカデミィ 13) (ダ・ヴィンチブックス) 深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール (新潮文庫) プリンシプルのない日本 (新潮文庫) 深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫) 左遷の哲学―「嵐の中でも時間はたつ」 私の財産告白 B型の品格―本音を申せば 孤独のグルメ (扶桑社文庫) 最初のオトコはたたき台
それでも人生にイエスと言う MORI LOG ACADEM.. 深夜特急〈2〉マレー半島・シン.. プリンシプルのない日本 (新潮.. 深夜特急〈3〉インド・ネパール.. 左遷の哲学―「嵐の中でも時間は.. 私の財産告白 B型の品格―本音を申せば 孤独のグルメ (扶桑社文庫) 最初のオトコはたたき台

  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13 
3 / 50


それでも人生にイエスと言う

[ 単行本 ]
それでも人生にイエスと言う

・V.E. フランクル
【春秋社】
発売日: 1993-12
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
 Amazonポイント: 17 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 700円〜
それでも人生にイエスと言う ※一部大型商品を除く
V.E. フランクル
Viktor Emil Frankl
カスタマー平均評価:  4.5
人生に対する問いのコペルニクス的転換
今の世の中ではよく、生きていても意味が無い。死にたいなどという言葉をはくことにためらいが無い。 一度、この著書とどう著者の「夜と霧」を読んでもらいたい。 なぜ生きるのか。これは人間のもつ絶対的な問いである。 釈迦が仏教を開いた根源であり、多くの小説家が扱ってきたテーマだ。 しかし、著者のフランクルは言う。 人生に対する問いのコペルニクス的転換と。 この意味を知りたいと思われる方は是非、読んでください。 生きていたくない、と言葉を吐く前に自分はどう生きてきたのか、どう生きていくのかを考えたい。
前向きに生きる大切さを思う
ナチスによって強制収容所に送られ、死と隣り合わせの過酷な状況の中で 生き抜く。その体験は「夜と霧」ですでに読んでいた。だが、この作品で、 そのような過酷な状況の中で作者はどう考えどう行動したのかがより深く 分かったような気がする。どんな状況になっても人は生きていかなければ ならないのだ。人は絶対に生きることをあきらめてはいけないのだ。 「どんな人生にも意味がある」この言葉の持つ意味は深くて重い。与えられた 命の大切さをもう一度考えさせてくれる、貴重な作品だった。
心の支えとなる本
「夜と霧」もすばらしい作品ですが、この本も本当にすばらしかった。 自殺者が年間3万人を超える現在にも・・というか、現在のような状況 だからこそ、フランクルの哲学は必要とされていると思いました。 アウシュビッツの収容所と現在を比較すると、あまりにも違いすぎ ますが「苦悩する人間」が減ったかというとそうでもない。 環境は違っても、色々な問題を抱えて人々は苦悩している。 フランクルのいう「この世の中にはいい人と悪い人の二種類しかない」というような 人間の性質というのも現在でも通じるものだと思う。 遺伝子技術によって、人間が自分自身に生物学的な変化を与えたとしても、 おそらく苦悩は消えないと思う。次から次へと、さらなる要求や環境の変化が 生じ、新たな苦悩が生まれると思う。 そういう意味で、フランクルの哲学は未来の人間にも重宝される貴重な思想である と思います。
衝撃
大学の先生が退官して置いていった本の中から見つけました。 この本を耽読すれば長生きすることに本質的な意味は無いと いうこと、例え子孫を残すという遺伝子の命令を果たすこと が出来なくても人生の意味は失われないということがわかり ます。怪しいニューエイジ系の自己啓発書の様な無責任なこ とは一つも書いてありません。ぜひ「夜と霧」とあわせて読 んでいただきたいと思います。
タイトルが物語る
「それでも人生にYESと言う」 このタイトルが導き出されるまでの著者の人生が全てを物語っています。 全ての経験には意味がある 人生への絶対的な肯定。 壮絶な経験を経た著者だからこそ重みが違います。 心の底まで響いてくる一冊です。

MORI LOG ACADEMY 13 (モリログ・アカデミィ 13) (ダ・ヴィンチブックス)

[ 文庫 ]
MORI LOG ACADEMY 13 (モリログ・アカデミィ 13) (ダ・ヴィンチブックス)

・森博嗣
【メディアファクトリー】
発売日: 2009-03-25
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 400円〜
MORI LOG ACADEMY 13 (モリログ・アカデミィ 13) (ダ・ヴィンチブックス)
森博嗣
カスタマー平均評価:   0

深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール (新潮文庫)

[ 文庫 ]
深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール (新潮文庫)

・沢木 耕太郎
【新潮社】
発売日: 1994-03
参考価格: 420 円(税込)
販売価格: 420 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール (新潮文庫)
沢木 耕太郎
カスタマー平均評価:  4
旅は人と出会うために行く
オリジナルは1968年5月リリースの『深夜特急 第一便』。本書はその後半部分を文庫化したもので、1994年3月25日リリース。文庫化の巻末には俳優高倉健氏との『死に場所を見つける』と題する1984年1月に掲載された対談が加えられている。この対談が本編と並ぶくらいに面白くて、文庫版をこの部分だけでも手にとって読む意味はある。 第二巻は『マレー半島・シンガポール』である。ぼくは10年ほど前にマレーシアを夏休みに一週間かけて車で縦断した経験があるので、特に興味深かった。ぼくの印象に最も残ったマレーシアはこの本にも乗り合いタクシーの部分で出てくるが『スピード狂』である。国民総スピード狂ではないかと思うほど、恐ろしいスピードでかなり古い車が文字通り飛び回っていた。バスを乗り合いタクシーが追い抜くシーンはそれと重なってしまって思わず頷いてしまった。 ここまで読んでみて思うのは、旅というのは名跡を見歩くのが楽しいのではなくて、そこにいる人たちと触れ合うことにこそ楽しさがあるのだな、ということだ。特にシンガポールのあたりでそう思った。そしてただただ羨ましい。ホントに羨ましい。そういう本である。
マレー半島 香港・マカオとは一味違う旅の行方
沢木耕太郎の深夜特急シリーズは、バックパッカーの永遠の愛読書と同時に、今なお青春の書の代表のようなものでもあります。 全てを投げ捨てて、気ままな一人旅をしたい、と思ってもままならぬ現実があるわけで、本書を読む人は、沢木の行動に自分の夢を託しているのかもしれません。忙しく生活に追われる現代人にとって精神の開放につながる書籍でしょう。前作の香港・マカオの熱を帯びた文章と比較すれば、少し冷静な沢木を発見します。 アジアでも微妙に国民性が違い、それは、タイ、マレーシア、シンガポールと下るに従ってそれぞれの違いがはっきりしてきます。安宿を探すあまり、ペナンの娼館に泊まり続けるエピソードが興味をひきます。ヒモの生き方の大変さもうかがい知れました。沢木は冒険野郎ですが、このように冷静に人間の優しさ、悲しさを感じ取るという感性の豊かさが読者に心地よいのです。人との関わりを避けるように日本を離れながら、旅人は異国の旅先で人との関わりを持たざるを得ませんし、持つことを欲します。旅の醍醐味と真髄がここに出ているようです。 その昔、本書で描かれたペナン、クアラルンプール、シンガポールを旅行したことがあります。本書を読むとそれがいかに表面的なツアーだったかと思い起こしています。 沢木のような旅は、人々の間に入り込み、同じ食べ物を食べ、生活を一緒にすることで、深くその土地に根付き、その個性を浮かび上がらせます。それゆえ、同じ国でありながら全く違う印象を感じ取りました。 対談の高倉健との「死に場所を見つける」も面白く読みました。寡黙な人というイメージの高倉健が沢木と意気投合して様々な旅について語る話は本編とは別の意味で興味を惹きました。
娼婦達と野郎ども。
香港を出発して、マレー半島を下ってシンガポール向かう第2巻です。 なんといっても娼婦の館での件が面白すぎました(笑)。なんか陽気で和気あいあいとしてる 雰囲気が伝わってきて思わずニンマリ。娼婦にたかるヒモの若者達なんてギャグにしか思えな いが世界は広いもんだ(笑)。 前回から亘って、同じアジア圏でも色々と差異もあり読んでて面白いですね。何か旅先で 出会う人々をみてると、やっぱ日本人って真面目なんだよなぁ?と感じます。まぁそのぶん つまんないのかもしれないけどね。 人物描写もいいんだけど、食べ物の描写がいいな?。僕なんか普段食べたか食べないかわか らないぐらい、食べることにこだわりも執着もない人だが、これ読んでると不思議なことに 無性に食い意地がはってきます(笑)。なんかどれもこれも美味しそうに思えてくる。 あと巻末についてる対談は高倉健さんとです。「死に場所を見つける」なんてヤバイぐらい カッコいいタイトルだが、内容も渋くて勉強になりました。オススメです。
曜日の感覚がなくなるなんてイイね
 私達はどこか別の世界に連れて行ってくれることを期待して本を読むことが多いです。この本は、ページをめくればいとも簡単に夜行列車の旅をしたり売春婦の館に泊まったりできてしまいます。  バンコクやシンガポールなどの都市は魅力が少なかったようですが、その分、多くの人とふれあい多くの人の親切を受けます。白人や黒人と違って黄色い肌のアジア人同士だとどっかで分かり合えるような気がします。
マレー半島縦断鉄道の旅
前巻は香港・マカオの滞在型の旅でしたが、今回はマレー半島を移動しながらの旅行記となっています。 バンコクからスタートしてシンガポールまで途中いろんなところに立ち寄りながら長い時間をかけての旅となっています。 移動には鈍行の列車を使っており、現地の様子が伝わってきます。 いろんな場所を移動しながら、旅の技術が向上していっている様子が分かります。 特に面白かったのが、筆者が「そろそろ次の街へ移動する時期だ」と感じる瞬間です。 この感覚をマレー半島で見につけたことが、この後の旅をいい方向に導いたのではないかと思いました。

プリンシプルのない日本 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
プリンシプルのない日本 (新潮文庫)

・白洲 次郎
【新潮社】
発売日: 2006-05
参考価格: 500 円(税込)
販売価格: 500 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 65円〜
プリンシプルのない日本 (新潮文庫)
白洲 次郎
カスタマー平均評価:  4.5
読み終えると、やっぱ正しいこと言っているわと認めざるをえない
白州次郎について一冊だけ読むのであれば、北 康利著の「白洲次郎 占領を背負った男」 をお勧めする。彼の真骨頂は、GHQとの闘争部分に発揮されているが、その当たりの描写 はお勧めした本の方が分かりやすいような気がする。 他方、この本では彼自身の文章であることが特徴であるが、一番興味深いのは、河上徹太郎、 今日出美との三人での対談。対談といいながら、実は白州次郎の独演会と化している。カリ スマ的なところがよくでている。それと戦後直後の政治、経済に対するぼやきがおもしろい。 さて、この本の読み方として、白州が好意的なもの、批判的なものに分けて読んで行くといいのではないだろうか。例えば、 白州が同情的なもの・・・理想的な社会主義にかぶれた学生、肉体労働者 白州が嫌いなもの・・・GHQに媚びへつらう日本人、補助金にたかる企業、自己目的の経済団体、真相を報道しないマスコミ、外交技術を特別視しながら自己保身的な外務省の外交官、自分で合法・違法の基準を決める検察 こう読んでいくと、彼が上流の生まれでありながら、その視線のいかに低いことが分かる。 戦後の評論は、正直退屈な部分もあったが、読み終えると、やっぱ正しいこと言っているわと思わざるをえない。
50年前の肉声
白洲次郎は、どっぷり日本につかった日本人でもなく、 日本に責任を持たない、単なる批評家や「知日派の外国人」でもない。 人一倍日本の戦後政治にコミットしながらも、 日本を外から眺めるようなスタンスでものを考える、稀有な日本人である。 しかも、権力の中枢に近いところにいながら、 権力から距離を置き、カネを求めるわけでもない。 そのような彼の半世紀前の生の声を聞くと、 国民性というものは人間の性格と同じで、 50年や100年で変わるものではないということがよくわかる。 彼の嘆きは現在にも当てはまる。 たしかに日本にはプリンシプル、原理原則を重視しない風土がある。 彼は、その生き方の格好良さが過大に取り上げられがちだが、 彼のじかに語ったものを読めば、彼が何を大切にし、 それに忠実にどのように行動したかが理解できる。 また、戦後日本の政治や憲法制定過程、経済の知識があると いっそう興味深く読める。
日本国憲法や政治・政治家に関する率直な議論
白洲次郎が文藝春秋などの雑誌にのせた文章をまとめた本である.日本国憲法の成立,戦前や米軍占領下の政治にかかわった著者が,政治や政治家などについて,きわめて率直に,あるときは弱点もさらして,書いている.憲法についてかんがえるときにも,参考になるだろう. 現在の雑誌にこのような文章をのせたなら,たちまちひどい攻撃の対象になってしまうのではないだろうか.プリンシプルの有無をいう以前に,そこに現代の問題を感じてしまう.率直に表現し,率直に読むことをまなびたい.
吉田茂を持ち上げて、経済界の”嵐を呼ぶ男”であ?る?
様々な発表媒体をつなぎ合わせた、本人の発言記録。 吉田さんを抜きにしても、「縁の下の力持ち」の観察力、実行力、そして危機管理能力は、現在の「経済戦争=我がの国の生き残り」にも充分応用できる生き方だと思う。 彼が凄いところは、吉田茂と持ち回りをしっかり「武士道とGentleman」を使い分けながらも、「骨太=Principle」で生き抜いたことであろう。 Macatherの取り巻きの圧力に、真正面で立ち向かうのではなく、紳士として、それこそ「外交」を行ったことである。 今(2009年3月初旬)は、その吉田の孫ドン「潰し=小競り合い」の真っ最中である。だが、麻生太郎ドンは粛々と100年に一度の危機を乗り切る基礎体力を「ニッポン」に付けるために、実行するであろう。 小泉純一郎が壊して、麻生君は基礎を作る。 よい、役割分担ではないか? 横道にそれてしまったが、白洲氏の生=原典は、是非読むことをお薦めする。多くの評者は、あくまでも外からの眼であるから…。
ドラマチックな人生を生き切った人、白洲次郎の生の文章を味わうことができる唯一の本です
 本書の内容は、以下の四つのパートから構成されている。  終生親密な交際を続けた作家、今日出海による紹介文「野人・白洲次郎」。  白洲次郎本人が『文藝春秋』等に寄稿した随筆。  白洲次郎、河上徹太郎、今日出海による鼎談「日本人という存在」。  作家・辻井喬の寄稿「プリンシプルのあった人」。  もちろんボリューム的にも内容的にも中心になるのは白洲次郎本人の手になる直言集だ。  白洲次郎がこれらの文章を書き始めたきっかけは、文藝春秋社社長・池島信平の強い勧めによるものだという。  時期は、東北電力会長となった1951年間からの5年間だ。  51年は、4月11日にマッカーサー解任、5月1日東北電力会長就任、9月8日サンフランシスコ講和条約締結と様々なことが立て続けに起こったが、白洲次郎にとっては、占領下の日本がアメリカと講和条約を締結したことで、長い戦後に一区切りがついたという思いがあったのだろう。  堰を切ったように、同時代への発言を始めた。雑誌に発表した断片的な文章であり、同時代の関係者もたくさんいる状態で書かれたものなので、いきさつをぼかしているものもあるが、『白洲次郎 占領を背負った男』などの評伝と組み合わせて読めば、行間に込められた思いもきっちりと伝わってくるだろう。  ドラマチックな人生を生き切った人、白洲次郎の生の文章を味わうことができる唯一の本、じっくりと味わって読みたい。

深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫)

[ 文庫 ]
深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫)

・沢木 耕太郎
【新潮社】
発売日: 1994-04
参考価格: 420 円(税込)
販売価格: 420 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 59円〜
深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫)
沢木 耕太郎
カスタマー平均評価:  4.5
沢木耕太郎 フィクションとノンフィクションの狭間
多くのバックパッカー達を夢の世界へといざなってきた沢木耕太郎の『深夜特急』は何回読んでも彼の体験した世界へ惹きこまれていきます。本書の後半部分に書かれているインドのベナレスでの聖なるものと俗なるものの混沌とした日常にはあらためて驚きましたし、インド的なるものを追体験させてもらいました。 ガンジス河の沐浴所と死体焼場の隣接だけでなく、死体の扱いもまた日本人の死生観とは全く別の次元のものでした。このような筆者の体験がまた驚きとなって多くの若者をインドの旅へと誘っているのかもしれません。未知なる事柄に遭遇するたびに、旅そのものの魅力も感じるわけですが。 沢木耕太郎は、26歳の時に全てを投げ打って旅に出て、30代後半の時に本書(単行本)を世に出しました。実際、その間に10年以上の歳月が流れています。無名の作家も、この頃には有名な作家・沢木耕太郎として知られているわけで、若き旅人の無計画さと無鉄砲さをどこか冷静に見ている中年の作家がそこに存在しているのです。 彼の体験は当然全て実際上のものでしょうが、書かれている紀行文での彼の行動と考え方は、10数年という月日のフィルターを通して、消化され、旅のエッセンスを高い純度で再提示しているものと考えます。 それをフィクションというにはあまりにも早計です。旅の道中では、その坩堝に掘り込まれ流されている者にとって、その意味を知る余裕もありません。 人生を旅に例えますが、先の読めない旅の途中で、その時点を冷静に振り返るなんて作業は難しいに決まっています。だから、作家がしっかりと旅の意味を捉えた段階で文章化するのは「あり」でしょうし、その作業を経たからこそ、何十年と若者に支持されたわけで、ここに「深夜特急」の魅力が宿っていると思います。
インドは今も変わっていないだろう
 私もインドを旅行したことがあります。日本の常識が通用しないことや人々の貧困に大変驚いたことを覚えています。  この本では駅や路上で生活している人やベナレスの死体焼場のことを取り上げていますが文章がどちらかというと冷静です。残念ながら1巻の「香港・マカオ編」のちょっとの事にも興奮して何でもやってやろうというワクワク感が減じてしまっているように思います。旅も佳境に入って、一日一日を現地の人たちとどうやって過ごすかということに重点が置かれているので仕方のないことかもわかりませんが・・。
Deep
とにかく深いインド・ネパール編。第八章の「雨が私を眠らせる」は手紙という表現上も あわせて本当に淡々と描かれているが、それがまたアンニュイな気持ちにさせて、じめじめ した気候を想像すると自分がとけていきそうな気がする。 第九章の「死の匂い」の死体焼き場をポツンと眺めてる著者を想像してると、気が滅入るが そこの描写にあるように不思議な恍惚感が湧いてくる。 インドって国は不思議な国だとは思っていたが、何かこれを気に勉強してみたくなるような もしくは行って見たくなるような変な気持ちになりました。 それにしても貧困に苦しむ子供たちの姿には胸が痛くなるが、本当にちょっとしたきっかけで みせてくれる笑顔などというシーンでは心が温まるね。。。 あとラストの対談ではブッダガヤで出会った此経(これつね)さんと懐かしい回想などをして ましたが、興味深く読めて面白かったです。
インドの様子が分かります
カルカッタ/ブッダガヤ/カトマンズ/ベナレス/デリーと転々としながらいろんな経験をしている様子が分かります。 筆者が旅行をしている時代のインド/ネパールの状況も分かります。 現在の状況と比較してみたくなりました。 前2巻と比較して、重たい内容も多くなっており、筆者が旅に慣れて現地のいろんな状況を感じ取ることができるようになっていると感じました。
インドの怖さ
インドには言ったことがないが、言ったことがある人、 住んだ事がある人からいろいろ聞いた事があるが、 皆人生感が変わったと言っているのを読んでいて思い出した。 アジアから旅をしてきての精神的なものが加わり、インド的なる ものの一旦が感じられた。 川での死者の場面は特に印象に 残っている。

左遷の哲学―「嵐の中でも時間はたつ」

[ 単行本 ]
左遷の哲学―「嵐の中でも時間はたつ」

・伊藤 肇
【産業能率大学出版部】
発売日: 2009-03
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
 Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,511円〜
左遷の哲学―「嵐の中でも時間はたつ」 ※一部大型商品を除く
伊藤 肇
カスタマー平均評価:  5
時代がこの本を復刊させた。
嵐の中でも時間はたつ――まさにこの時勢にぴったりの副題がついた、 伊藤肇氏の著作が復刊された。 復刊、というのに、この古臭い装丁が実にたまらない。 その期待通り、本書は1973年に出版されたまま原文に忠実である。 昭和の本が、平成に復刊される。 最新の経営理論などないし、ほとんどの登場人物は"過去"の人である。 しかし、平成のこの時代に生きる我々にはこの本が必要だと思う。 左遷などではまだ可愛いくらいの、痛々しい事件が乱発している、 今だからこそ、本書は読まれる価値がある。 思わず、線を引いたり印をつけたり頁を折ったりしてしまうこと、必至。 何がきっかけでもいい。 本書に手をとり、"底辺から這いあがった"男たちの生き様を見て欲しい。

私の財産告白

[ 単行本 ]
私の財産告白

・本多 静六
【実業之日本社】
発売日: 2005-07-10
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
 Amazonポイント: 10 pt
( 通常2〜5週間以内に発送 )
中古価格: 650円〜
私の財産告白
本多 静六
カスタマー平均評価:  4.5
歴史の重み、万人に共通する蓄財術
なんといっても戦後すぐの出版物であるにも関わらず、今日にも通用する蓄財術が披露されていることに驚きを感じる。 と、同時に蓄財の基本は、いつの時代も変わりはないということも新鮮な発見だ。橘玲氏あたりの「黄金の羽」的生き方に通じるものが、本書に見られることは偶然の産物ではあるまい。
歴史に学ぶ。
時代の垣根を超えて、歴史に学ぶとはこういうことですね。100年以上も前に生きた方の知恵を受け取ることが出来ることに妙に感動します。 本田静六氏は蓄財で有名な方です。 著者は1/4を蓄えにまわすというコトを提唱されているが納税額で日本一の記録を作られた斎藤一人さんもまったく同じ話しをされており説得力を感じました。(1万円入ったとき3000円残す人がお金を残すという話です) ちなみに全体を通じておもしろいということ感じることは少なく、地に足の着いたある種当たり前の連続です、評価が高いからとウルトラC級解を求めると期待にそぐわないと感じるかもしれないで念のため。 以下役に立った点 ・人生一度通る貧乏ならできるだけはやく切り抜けた方がよい ・ケチと気前のよさが与える後の印象 ・気の毒は先にやる ・金儲けは理屈ではなく実際である、計画ではなく努力である、予算ではなく結果である。 ・好景気には勤倹貯蓄、不景気には思い切った投資 ・よけいな謙遜はしない ・人の名前を正しく覚える ・仕事に追われないで、追う ・平凡人は本業まず第一たるべし またあとがきに岡本氏が特殊解の鮎川義介と比較し著者や安田善次郎を一般解と位置づけておりものすごくわかりやすくスッキリしました。
金持ちになることが終点ではない。
まずは、貧乏であることに甘んじていることは いけないことであり、貧乏からは脱出すること、 貧乏を「退治」する心構えが大切というところから スタート。 蓄財に関しては、これぞ王道と言えそうな 非常にシンプルで分りやすい方法が紹介されています。 あまりにもシンプルで、分りやすいので、 いかに普段「裏技」「抜け道」的なものを求めているか・・・ ということを反省させられます。 また、金持ちになることは終点ではなく、 築いた財産を維持し、有意義に金を使い、 相続するための骨太な考え方が述べられています。 一年に一度、正月や誕生日に金銭面での 人生の軌道修正をするために 繰り返し読みたいと思いました。
まるでお爺ちゃんが話しかけてくれているよう
恥ずかしながら、つい最近この本多静六翁のことを知りました。 明治の生まれで戦中にこのような財産蓄積方法を声を出すこと自体に とても勇気のある行動だと思うと同時に、その強さとともにある種の 優しさが常に感じられました。 それは、おそらく読者がまるで本多静六翁の孫であるかのような、 優しい語り口調で文章が書かれているからではないでしょうか。 稼ぎのうちから、最初に強制的に4分の一を引き、残りで生活を やりくりするスタイル。 お金がない、お金がない、と叫ぶ人のほとんどが、余ったら貯金しよう と考えていると思いますが、この天引き方法は特に言うは易し、行うは難しで、 これを生涯にわたり貫き通したのは、本当にすごいことだと思いました。 また同時に、そういったことをやり遂げられる人だからこそ、 現代にも色あせることのない価値をもつ本を遺せたのだと思います。
時代を超えて耳を傾けるべき言葉
明治生まれの日本の金持ち父さんのお話です。 当たり前のことしか言ってないのですが、 先達の教えというものはありがたいもんで、 なーんか、染みてきます。 いい本です。

B型の品格―本音を申せば

[ 単行本 ]
B型の品格―本音を申せば

・小林 信彦
【文藝春秋】
発売日: 2009-04
参考価格: 1,750 円(税込)
販売価格: 1,750 円(税込)
 Amazonポイント: 17 pt
( 在庫あり。 )
B型の品格―本音を申せば ※一部大型商品を除く
小林 信彦
カスタマー平均評価:   0

孤独のグルメ (扶桑社文庫)

[ 文庫 ]
孤独のグルメ (扶桑社文庫)

・久住 昌之 ・谷口 ジロー
【扶桑社】
発売日: 2000-02
参考価格: 630 円(税込)
販売価格: 630 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 235円〜
孤独のグルメ (扶桑社文庫)
久住 昌之
谷口 ジロー
カスタマー平均評価:  4.5
女性でも楽しめると思います
「美味しんぼ」のようなグルメがでてくるわけではなく「味いちもんめ」のように登場人物にドラマがあるわけでもないのですが食べ物を扱った作品の中では何故か一番好きです。 ドラマは無いけど風情がある グルメは無いけど一番食べたいものがある って感じかな。 この作品が好きな人には安部夜朗の深夜食堂もウケそう☆
そこなかとなく書き綴れば・・・。
独身のサラリーマンがご飯を食べに行ってそこで遭遇するいろいろなことをただなんとなく書いているだけです。 レビューがよかったので、読んでみましたが、私は何度も読み返したくはなりませんでした。 なんの主義や主張もない、ただまったりとご飯を食べる。 でも、こんな時間が忙しい人にとって大切な時間なのかもしれませんね。 一話一話が8ページの読みきりなので、時間のない人の細切れの時間に読むにはうってつけです。
素晴らしい食の物語。
個人貿易商の主人公が行く先々で ただひたすら、淡々と店に立ち寄って 食す、ただそれだけなのに そこにある人情、風情、土地柄、孤独 までも感じてしまう 名作でございます。 グルメ系の漫画は兎に角、リアクションが大袈裟だったりしてわたくし 苦手なのですが これはその大袈裟さが無く 落ち着いて読めます。 まさに大人の為の食漫画、です。 しかし主人公が思いのほか 食べたいものにありつけていない(ライスが無かったり) のはご愛嬌でしょうか。 そして和菓子屋での豆かんは異様なまでのリアリティを誇っております。 是非ご堪能くださいませ。
食べる楽しさ
ビジネスマンは昼食時も仕事だ。 誰かと昼食を共にすることにより、情報収集に努めるべし。 などとどこかの本に書いてあるかもしれないが、私は一人で食事をすることに幸せを感じる。 誰にも邪魔されずに、味わい、自由を感じるのが楽しい。 時間も限られ、予算も限られた中で店構えで味を瞬時に判断して入店し、注文する。 サラリーマンの昼食にはちょっとしたスリルの要素がある。 そういった意味で、孤独のグルメがこれだけ売れ続けていると言うことは、私みたいな勤め人は少なくない、と言うことなのだろう。 なにせ、このマンガの主人公が食する店は、給料日前でもフトコロに影響がなさそうな店ばかり。 時には夜中のコンビニのおでんだったりする。 グルメ本に頼らずとも、普通にうまい店はたくさんある。 それも、近所の定食屋にこそ掘り出し物があるかもしれない。 背伸びせずに、それでもうまいものを食いたい、という我々庶民の気持ちを代弁するかのようなマンガがこの「孤独のグルメ」なのだ。 千円札を握りしめて、近所に駆け出したくなる、そんな身近なグルメ本。
グルメ本にあらず。
何度読んでも引き込まれます。 お店で何かを食べる時には、出てきた料理の味だけではなく、 その時の気持ち・コンディション、周囲の様子、お店の人の人柄など、 さまざまな要素が思い出されるものですよね。 決してグルメ本ではないのですが、不思議と何かを食べたくなります。 一度はぜひご覧下さい!

最初のオトコはたたき台

[ 単行本 ]
最初のオトコはたたき台

・林 真理子
【文藝春秋】
発売日: 2009-04
参考価格: 1,250 円(税込)
販売価格: 1,250 円(税込)
 Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 900円〜
最初のオトコはたたき台
林 真理子
カスタマー平均評価:   0

  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13 
3 / 50



Copyright © 2009 日本文学☆ランキング. All rights reserved.    Program by 簡単アマゾンサイト作成ツール 4.1.2

 更新日 2009年5月10日(日)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク

inserted by FC2 system