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エッセー・随筆

アイテム一覧
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夢・ありがとう 映像夜間中学講義録 イエスタディ・ネヴァー・ノウズ(DVD付) 徒然草 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス) 日々の100 声に出して笑える日本語 (光文社知恵の森文庫) 疲れすぎて眠れぬ夜のために (角川文庫) シモネッタの本能三昧イタリア紀行 彩色絵はがき・古地図から眺める東京今昔散歩 (中経の文庫) シモネッタのデカメロン―イタリア的恋愛のススメ (文春文庫) こんなツレでゴメンナサイ。
夢・ありがとう 映像夜間中学講義録 イエスタデ.. 徒然草 (角川ソフィア文庫―ビ.. 日々の100 声に出して笑える日本語 (光文.. 疲れすぎて眠れぬ夜のために (.. シモネッタの本能三昧イタリア紀.. 彩色絵はがき・古地図から眺める.. シモネッタのデカメロン―イタリ.. こんなツレでゴメンナサイ。

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夢・ありがとう

[ 単行本(ソフトカバー) ]
夢・ありがとう

・杉浦 誠司
【サンマーク出版】
発売日: 2008-12-02
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
 Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,000円〜
夢・ありがとう
杉浦 誠司
カスタマー平均評価:  5
創ることが不可能なもの。
夢・ありがとう 夢は○○。勉強になります。^^ 創ることが不可能なもの。 身を持って教えていただいた気がします。 めっせー字に込められたもの この奥深さ。 本当にいい本があるものですね。 へ?感動ってそういう意味なのね? 真実ってやっぱりシンプルなんだな・・・。 このご本には、なにか忘れ物にきづけるものが 凝縮された一冊ですね。 すばらしいご本を発表してくださって ありがとうございます。
みんなが笑顔になる本!!!
彼の描く めっせー字はだまし絵のように パッと見ると、漢字にしか見えないのに よーく観ると、その漢字の持つ深い意味を 説明するかのようなひらがなで描かれているんです! そして、それが分かった瞬間 みんなが笑顔になる! 僕は塾の先生をやっているんですが、生徒達や親御さんにも 大好評です!  子育てに悩んでいる時 受験に悩んでいる時  友人関係で辛い時 仕事が辛いとき そして、自分のこと好きになりたいのになれないとき いろんな人が感動して笑顔になってくれています
杉ちゃんの思いが詰まった本
ひらがなのありがとうで書かれた『夢』、始めて見たときにしびれました。 すごいの一言でした。 その誕生エピソードや、いろいろな字にまつわる素敵な話が載っています。 すごく読みやすく、そして名作と呼ばれるめっせー字の解説までついています。 杉ちゃんの熱い思いが詰まった力作だと思います。 たくさんの人に読んで欲しいです。                       夢応援団  Andy
夢 ありがとう
最近体調が悪く、あまりよいこともなかったですが、この本、そして文字【言霊】を読んで勇気づけられました。私もゆめーじにチャレンジしてみます。 この本との出会いに感謝。ありがとう。
何これ?すごい!
表紙のインパクトは予想を上回っていました! そして、本のサイズがコンパクトで持ち運びがしやすい! 作品集を予想していましたが、全くそんなことはなく、杉浦くんの生い立ちや“めっせー字”が生まれた秘話が満載で、読み始めたら一気に読めちゃう本。 一文無しで鹿児島・知覧特攻平和会館を目指した九州サバイバルツアーは僕も同行してたので、その時に生まれた“めっせー字”のことも書かれていたり・・・ とても素晴らしい内容です! 読書が苦手な人にも非常に読みやすいですよ。

映像夜間中学講義録 イエスタディ・ネヴァー・ノウズ(DVD付)

[ 単行本 ]
映像夜間中学講義録 イエスタディ・ネヴァー・ノウズ(DVD付)

・根本 敬
【K&Bパブリッシャーズ】
発売日: 2009-03
参考価格: 2,520 円(税込)
販売価格: 2,520 円(税込)
 Amazonポイント: 25 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,087円〜
映像夜間中学講義録 イエスタディ・ネヴァー・ノウズ(DVD付) ※一部大型商品を除く
根本 敬
カスタマー平均評価:  5
「真理」を記録したDVD付きで。
既存の各アカデミズムに、一切触れることなく、どこまで、宇宙の摂理を語らんと挑むとでもいう奇書または怪ツーより快書?。 難解な話しに通常なる、哲学やら量子学もすべからく、日常の中の卑近な猥談雑談に一旦落としめてから、笑いの中に「真理」とおぼしきそれらを収斂する。 この本、何でもない雑談集の様でいて、ノーベル賞級の種(考える大ヒント)が全頁に蒔かれた、実は、かなりとんでもなく、過剰な大「聖典」‥なのかもなあ?と最近そんな考えにとらわる、自分をどうにも否定できないのは確かだ。 この「感覚」一人でも多くお裾分けしたい。 特典DVDはドヤのおっさんのとどまることない様相は音響同様、DJ的なセンスを覚えて、無音でも楽しめますぜ。
足掛け9年の定期講演を力技で凝縮した一冊。
足掛け9年という知る人ぞ知る定期講演を力技で、1回分に凝縮したという当書は、根本が執着してやまない、蛭子や様々な因果者たちの無意識を代弁した、哲学書のようだ。もしくは、チャネリングが流行った頃のベストセラー「バシャール」の根本版か?でも全然スピリチャルブームの流れには無関係。根本がしてるのは宇宙の意志とは別物とのチャネリングだから。しかしこのいかがわしさに、むしろうなずく自分は正常かとつい自問。 DVDは、ユダヤジャズと根本のコラボ。題材の自称元NHKキャスターのイイ顔にひっくり返った。亀一郎も懐かしいこのDVDだけでも、付録を越えて、見る価値あります。
表現に携わる者、必読。
根本さんの本ですから、もちろん技術ではなく、哲学を語っています。 根本さんの文章を読み、映像を見ると、こぎれいに製品化された表現に飼いならされた自分を発見します。 ドヤ街のオッサンをダラダラ映した付属DVDにはショックを受けました。このオッサンは俺だ、と。 表現とは、視点であり、しつこさであり、対象に身を委ねることであり、勝手に解釈することである、と感じました。 世界のくだらなさの中にこそ、妙味がある。くだらなさを見つめることは、くだらない世界に生まれたわれわれの使命です。

徒然草 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

[ 文庫 ]
徒然草 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

【角川書店】
発売日: 2002-01
参考価格: 700 円(税込)
販売価格: 700 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 60円〜
徒然草 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
 
カスタマー平均評価:  4.5
よく読み返す一冊です
いつ頃買ったのか、すっかり忘れてしまいましたが、折に触れて読み返すことが多いです。 時代背景はずいぶん違うのに、今を生きる私の心にズンズン響いてくるものがあることに、 いつも驚いたりにんまりしたりしています。 ほかの方も書いていらっしゃいますが、高校の古文ってイマイチですね。 入試用には文法など頭に入れないといけないのはわかりますが、もっと日本の古典を楽しめる 環境が中高生ぐらいのときに整っていればいいのに。 なんて身近な話題を兼好法師は書いておいてくれたのだろう…ということに気づいたのは、 「古文の勉強」から解放されてからのことでした。 楽しめる本だと思います。
日本が誇れるエセー
 小林秀雄の評価ではないが この本はモンテーニュのエセー、マルクスアントニウスの自省録と並んで 世界随筆文学の一つの頂点をなしていると考えて良いと思っている。  各段はいずれも短く 短剣を思わせる切れ味に満ちている。読んでるほうも全く油断できない書物だ。  小林が「空前であり 絶後とさえ言いたい」と言い切って絶賛しているが 確かに これ以降 これほど見事で美しく なにより 賢い随筆にはお目にかかっていない気がする。  現代を生きる僕らは そんな徒然草を持ちえた日本に誇りを感じる。しかし 一歩引いてみると これを乗り越えた物を作れていないその後の日本人は ちょっと まずいんじゃないかという気もする。
こういうのを読みたかった
この手の古典本というと、受験参考書系統のもので、文法ばかり書いてあるか、それとも、岩波文庫みたいに、字はやたら小さくて、訳もなく、読める人は一部の人間でした、というものばかりで、本書のようなシリーズがあると知って、とりあえず、購入した。 昔、古典に少しでも慣れようと思って、桃尻語訳などとふざけたものを買って大損したことがあったが、この角川のシリーズは裏切らなかったです。 本当に分かりやすく書かれていて、古典の文法なんか知らなくても、すらすら読めます。しかも徒然草は中身が面白い!教訓めいたところもこの年になって読んでいると、身に染みる。 とりあえず、読もうと思っている人は、訳だけパパッーっと読んでいけばいい。
今も昔も
 「今も昔も人間ってあんまり変わらないんだなあ」  古典作品に触れるたびにそう思います。高校時代、私は古典だけが唯一、得意科目でしたが、現在、こうして読み返してみると「ありゃ、文法忘れてる・・・」と思い知らされることが。いろんな意味で・・・  ‘この世は無常’だそうです。人の営みもはかなく栄華を誇った人間も何時しか荒廃し、哀れな者になるなるそうです。何事も死後の事まで取り計らっておくのは無駄だそうです。う?ん深い。  焦らず、急がず、ありのままに生きようっと。  
いいよ、このシリーズ!!
はっきりいって高校時代古典は大嫌いだった。
尊敬語だの謙譲語だのなんだの全く受け付けなかった。

ところがどっこい、大学生になり社会科学を渉猟していくうちに、
日本の古典を読みたくなった。しかし初心者もすんなり入れるように
編集されてるのがなかなかない。

そこで角川さんのこの仕事ですよ。
読みやすい読みやすい読みやすい。
スラスラスラ。タンタンタン、と。
これ。

さて、卜部兼好。この方かなりの哲人。
これを知っただけでも読んだ甲斐があった。
西洋思想ばかり渉猟してたが、今後は日本の古典も読もう。
そう思う今日この頃です。


日々の100

[ 単行本 ]
日々の100

・松浦弥太郎
【青山出版社】
発売日: 2009-03-26
参考価格: 1,995 円(税込)
販売価格: 1,995 円(税込)
 Amazonポイント: 19 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,200円〜
日々の100 ※一部大型商品を除く
松浦弥太郎
カスタマー平均評価:   0

声に出して笑える日本語 (光文社知恵の森文庫)

[ 文庫 ]
声に出して笑える日本語 (光文社知恵の森文庫)

・立川 談四楼
【光文社】
発売日: 2009-04-09
参考価格: 740 円(税込)
販売価格: 740 円(税込)
( 通常2〜5週間以内に発送 )
中古価格: 484円〜
声に出して笑える日本語 (光文社知恵の森文庫)
立川 談四楼
カスタマー平均評価:  5
破顔一生
読書人は、あざとい書名にダマされてはならない。 非読書人は、この軽い書名にダマされて御一読をなさるがよい。 タイトルから想像する以上に内容は濃く、文句なく面白い。 一読、破顔一笑。 再読、破顔一生、だ。 収録されているコラムの味は一篇ごとに異なる。 だから本書の一気読みは誠にもったいない。 寝床、通勤電車、トイレなどで数日をかけて少しずつ味読したい。 さまざまなシーンでのコトバをめぐる爆笑エピソードが盛り込まれているが、 文楽、志ん生、圓生、文治、志ん朝、そして、家元談志らが登場する 落語界の挿話が、やはり楽しい。 中でも、落語立川流の惣領、桂文字助伝説は最高だ。 2002年に毎日新聞社から出版された「日本語通り」の改訂版が同書。 旧書名に含まれる「通」の文字はSTREETの意味だが、 「その道の通」「精通」の通でもある。 落語家であり、多くの著作をものにする作家でもある著者は、 まさに、日本語の通人だ。

疲れすぎて眠れぬ夜のために (角川文庫)

[ 文庫 ]
疲れすぎて眠れぬ夜のために (角川文庫)

・内田 樹
【角川書店】
発売日: 2007-09-25
参考価格: 540 円(税込)
販売価格: 540 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 177円〜
疲れすぎて眠れぬ夜のために (角川文庫)
内田 樹
カスタマー平均評価:  4
リスクを取れ!
会議とは「決定の場」であると認識しています。 そうじゃなきゃ、わざわざ時間をとってみんなで顔を合わせて話し合う意義がありません。 だから、決定しない会議は無意味なんです。 会議の時に「社に戻って検討します」なんていう人がいますが、こういう人はダメです。 会議に出る資格なし。 決定権があるから、会議に出席して意義ある議論ができるんです。 もちろん、自分だけで決められないこともありますよ。 でも決められることだってある。 自分で決められることも決めないとしたら、その人の能力を疑われます。 無責任なんです。 すなわち、決定できると言うことは権限と責任を持っている、ということです。 責任にはリスクも伴います。 決めたからには責任を持つという、リスクも背負い込むことになる。 それに耐えられるのかどうかです。 耐えられないから、決められないのです。 内田樹『疲れすぎて眠れぬ夜のために』角川書店\1500-にこうありました。 ### すぐれたビジネスマンは「リスクを取る」と言いますが、凡庸なサラリーマンは「リスクを負う」と言うからです。 「リスクというのは負わされるものだ」というふうに思う人は、リスクをできるだけ回避しようとします。 確かにリスクは回避されますが、リスクを取らない人間は同時に決定権をも回避することになります。そういう人はビジネスには参加できません。 「俺がリスクを取る」と言った人がそのビジネスに関する決定権を持ち、リーダーになるのです。 「リスクを負いたくない」と言ってリスクを取ることを忌避して、決定権を他人に譲った人間はレイバーを担当するしかありません。 ビジネスとレイバーの差は、ですから常雇いか臨時雇いの違いでも、時給やポストの格差でも、資本金の規模でもありません。 その人が「リスクを取る」という決断をできるかどうか、その一点にかかっています。(72p) ### 確かに英語では「リスクテイク」と言いますね。 リスクはデンジャー(危険)とは違います。 デンジャーは偶発的で不可避なコントロールできない危険です。 リスクは予め予測できるコントロールすることによって回避可能な危険です。 決定権を持つことは、リスクテイクする技量を持っているということなんです。 リスクテイクできることが、リーダーの役割であり資格である。 それが出来ない人は、レイバー(雇われ人、奴隷)にしかなれないんですね。 そしてそれは職位とか立場とか給料とかとは無関係なんです。 どんな職位であってもリーダーになれるし、レイバーに堕することだってある。 その違いは、リスクを取って決定するか、リスクを避けて決めないか、なんです。
なんか納得いかない・・・・
男が欲しがるものを欲しがるなといわれても・・・・ スキヤキに肉が入ってなくてもいいじゃんていわれているような・・・ 私の考え方自体が知らない間にフェミニズムに毒されていた?のかも知れないですが、江戸時代的な生活様式にも思考方法にも戻れないと思いますし、これから先それに代わるようなパラダイムも現れないとおもいますので、この本をよんでも何の気休めにもなりませんね・・・題名だけで本を売ろうとするのはやめたほうがいいですね
毒気が少ないほうです
癒し本ではなく、アメリカ流に傾きすぎている現代の風潮、処世術を批判するものです。 押しが強くなくて、自分を貫けない、と悩んでいる人なら本書はアタリかもしれません。 『私の身体は頭がいい』も読みましたが、そちらは私には思いのほかアクが強くて・・・ まだこっちのほうが読みやすい。読み手の性別で、かなり受け止め方が変わるかもしれないですが。 それにウチダ先生の気持ちというか、力を入れて書かれている箇所が多いから、こちらも賛成・反対はともかく、 素直に読める。 「?の品格」みたいな出版物が流行する以前から、「さもしさ」「卑しさ」や「まず自己主張ありき」といった態度を バンバンけなしているのは、ちょっと気持ちいいぐらいです。 (そもそも本当に「品」のある人は、人にうんちく垂れないで身を持って示すようにも思うけど) ウチダ先生の(ブログを再編集した)エッセイ風の本は、あえて皮肉に斜めにという味つけが主流のようなので、 まず読んでみようかな、という方はこのへんから始めるのがいいと思います。
「内田樹は初めて」という人にお勧め
本書は他の著作に比べて表現が柔らかいので、「内田樹に興味があるけどまだ読んだことない」という人にいいと思います。著者の文章は入試国語に使われるくらいですから、ちょっと表現が小難しいのですけど、この本は中でも読みやすいと思います。入試国語はちょっと受験生を混乱させるくらいが良いものですので。 内田樹の本を既に読んでいる人には、いつもどおりの展開を楽しめることでしょう。私も楽しませてもらいました。世間に流布する常識に対し、静かに一石を投じる知見にいつも感心しています。たまに意見が違うことがあっても、たいていは「そうそう、それが言いたかった」という感懐です。私が言葉に出来ない漠然とした直感について、著者が論理の過程を示してくれるように思います。
「今の自分は本当の自分では無いのでは」と考えるのは愚か
「自分の限界をきちんと認識し頑張りすぎないようにすることが大切」という内田先生の説明に納得。疲れている人たちへの一服の清涼剤。「頑張らないために耳を澄まして聞くことが必要」とは聖書の教えからヘンリー・ナウエンが言っていることに似ている(「愛されている者の生活:あめんどう」がお勧め)しかし、一方で内田先生は「リスクをとりにいかない者はビジネスに参加できず、レイバーでいるしかないp.72」と言われる。自分の限界を認識しながらリスクをとりにいくのが大人ということなのか。「資本主義の原理でみんなのニーズが同じになっていく危険性を何とか防ごう」というのは大賛成。

シモネッタの本能三昧イタリア紀行

[ 単行本 ]
シモネッタの本能三昧イタリア紀行

・田丸 公美子
【講談社】
発売日: 2009-03-17
参考価格: 1,500 円(税込)
販売価格: 1,500 円(税込)
 Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 750円〜
シモネッタの本能三昧イタリア紀行 ※一部大型商品を除く
田丸 公美子
カスタマー平均評価:  3
下ネタ満載はないけれど
「田丸さんのエッセイ=下ネタだらけ」を期待している人には(下ネタが少ないので)少々物足りないかもしれない。 また、これまでのエッセイは「イタリア語通訳田丸さん」の視点から描かれていたが、 今回はまだイタリア旅行が難しい時代に一日本人観光客として観たイタリアが描かれている。 しかし、やはりそこは田丸さん。 イタリアに精通しているからこそ見逃さない名所を押さえ、 明るいキャラクターであるからこそ一般人では得ない体験をしている。 イタリアに階級やそこから生まれる貧富の差が色濃く残っている不安定な時代。 単なる観光では見えてこないイタリアが読める旅行記。

彩色絵はがき・古地図から眺める東京今昔散歩 (中経の文庫)

[ 文庫 ]
彩色絵はがき・古地図から眺める東京今昔散歩 (中経の文庫)

・原島 広至
【中経出版】
発売日: 2008-09-26
参考価格: 690 円(税込)
販売価格: 690 円(税込)
( 通常2〜4週間以内に発送 )
中古価格: 689円〜
彩色絵はがき・古地図から眺める東京今昔散歩 (中経の文庫)
原島 広至
カスタマー平均評価:  3
安くて、しかも詳しく、持ち運びにもいい
本書は安くて読みやすく、かつオールカラーで現代の写真との対比があって、よくこの値段でやっているなと感心した。 テキストについても、江戸のかなりのプロであることは間違いなく、教えられたこともたくさんあった。 問題は、数箇所も誤植があることと、写真を撮った位置がずれている箇所があること(四谷近辺ほか)。これは著者の責任というより、編集者だろう。これぐらいいい中身なのだから、フォロー体制をしっかりしてあげてほしいものだ。だから、★3つ。

シモネッタのデカメロン―イタリア的恋愛のススメ (文春文庫)

[ 文庫 ]
シモネッタのデカメロン―イタリア的恋愛のススメ (文春文庫)

・田丸 公美子
【文藝春秋】
発売日: 2008-02-08
参考価格: 580 円(税込)
販売価格: 580 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 240円〜
シモネッタのデカメロン―イタリア的恋愛のススメ (文春文庫)
田丸 公美子
カスタマー平均評価:  4.5
笑えて泣ける価値の高い本
パラパとめくって、電車の中で読む本としました。が、読み始めると、シモネタとまでは言えないものの下半身用語が多い。隣りの人が紙面をちらりと見た時のことを考え、昼休み用に変更しました。タイトルから推測できなかった自分が情けない。さらには米原万里さんの指摘していた「シモネッタ」さんの性格を忘れていました。 そんな米原さんとの対談の楽しさ、そして回想での「もうあの人の姿はみることができないのだな」という悲しさ。笑えて泣ける価値の高いシモネッタでした。 なお、初っ端に出てきた小咄を酒席で使ってみたところ、「あなたにもそんな話ができるのだ」と誉められたのかそうでないのかわからないコメントが帰ってきました。
抱腹絶倒、喜怒哀楽、性愛探求、人生万歳!
 単なる下ネタ特集にあらず、実に奥深いエッセイ集である。  情熱的なイタリア男性のくどき文句や恋愛を自らの体験を通して語ると共に、女性としての性の欲望や本音も赤裸々に告白している。  笑いあり涙ありで、「シモネッタの初デート」で目頭が熱くなり、あとがきの「万理と私の最後の一年」では思わず落涙してしまった。  解説で故米原万理さんが語っているように、四冊分のネタが詰め込まれいて、本当に内容豊富で、お買い得な一冊である。

こんなツレでゴメンナサイ。

[ 単行本 ]
こんなツレでゴメンナサイ。

・望月 昭
【文藝春秋】
発売日: 2008-04-22
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
 Amazonポイント: 10 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 350円〜
こんなツレでゴメンナサイ。
望月 昭
細川 貂々
カスタマー平均評価:  4.5
ツレうつより重い本
ツレがうつになりましては比較的軽く読めてしまう本でしたが、 こちらは文章で書かれており、 最初の方は、うつがどれだけひどかったかを詳しくかいております。 深刻なテーマだけに深刻にかかれているという感じですが、 漫画の方が、簡単には読めます。 どちらがよいかは、自分の鬱度ちがいかな・・・?
うつ病の本だけれども難しくない。
この本はうつ病の本ですが、 堅苦しい要素は一切ないので 肩の力を抜いて読みましょう。 やはり実際になった方の視点なので 非常にうつ病についてわかりやすく書かれています。 発症までの経緯、そして職場を去ってからの闘病… とにかく文章のすべてが参考になります。 そしてだんだんと回復してくると 世界が広がっていくのも見ていて感動でした。 うつの人も、そうでない人でも参考になる本です。
理想の夫婦像
「うつ病」をテーマにした本なのだが、それ以上に 「夫婦のあり方」を考えさせられた。  ツレと相棒の闘病生活を見て、ほのぼのとしたあたた かい気持ちになり、こういう夫婦っていいなと思った。  お互いの苦手なことや弱さを補い助け合って生きていく。 あたりまえの夫婦のあり方なんだろうけど、それをあたり まえのように実践しているツレと相棒はすごい。  目標にしたい夫婦像である。 ≪印象に残った言葉≫ ○相手の性格は一生変わらない。だから相手を変えよう  とするのではなく自分が変わらなくてはいけないのだ。 ○過去は視線の前方にあり、未来は頭の後方にある。  なぜなら、過去は近いものほどよく見え、遠いものでも  かすかに見えるからだ。しかし、未来のことは頭の後ろ  にあって、何も見えない。 (ネイティブアメリカンのホピ族のことば) ○周りの人が困ったなって思うくらい怠けるのは悪いかも  しれないけど、怠けているのが悪いって思うキッチリめ  の考え方が、よくない。人生は怠けることも必要。 ○人生の時間をずっと捧げるんだよ。好きな仕事でな  かったら続けていても意味はない。
夫婦ならではの愛情を感じます。
読み終えて、ほっとするといいますか、暖かいものが伝わってまいりました。ツレさんが、うつで苦しんだ後に、闘病時代を振り返って書かれたものですが、奥様への素直な感謝の気持ちが伝わってまいりました。病院に行くときに「行かないと離婚するから」と言われて離婚したくないから病院に行き、静養する時に「会社を辞めないと離婚するから」と言われて離婚したくないので会社を辞めた、というエピソードなど夫婦ならではの愛情を感じます。病気をすると人にやさしくなれるというのは私も実感するところです。ご夫婦の物語としても読めますし、同病の方への暖かなメッセージとも思えます。
二人いれば二通りの見え方がある
この本は細川貂々さんが書いた「ツレがうつになりまして」他と対になっています。夫婦2人で乗り越えたうつ病。貂々さんの書いた本を先に読めば、「ああ、こうやって2人は頑張ったのだ」と理解されるわけですが、ツレさんが書いたこの本を次に読むと、…あれ?全然違う…。 このふたつの本を読むと、お互いに相手のことをどのように見てどのように捉えたかがよくわかります。ひとりが「こう思ってこうした」ことが、相手には全く違った意味に受け止められているのです。その食い違いがとても面白い。自分の思いが相手に正しく伝わらないと思うことが有っても、それが「正しくない」ことにはならない。相手にとってはそれこそが正しいのだ、ということが普通にあるということを感じさせてくれます。 2冊を読見比べてこそ面白い本です。(あと「イグアナの嫁」と「どーすんの?私」もね)

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 更新日 2009年5月10日(日)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク

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