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SF・ホラー・ファンタジー

アイテム一覧
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犬は勘定に入れません 上―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (1) (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-6) (ハヤカワ文庫SF) 私が彼を殺した (講談社文庫) 火車 (新潮文庫) ナ・バ・テア (中公文庫) ガリレオの苦悩 犬は勘定に入れません 下―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (3) (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-7) (ハヤカワ文庫SF) ちいさなちいさな王様 妖怪アパートの幽雅な日常〈1〉 (講談社文庫) クレィドゥ・ザ・スカイ―Cradle the Sky (中公文庫) 空の境界〈上〉 (講談社文庫)
犬は勘定に入れません 上―ある.. 私が彼を殺した (講談社文庫) 火車 (新潮文庫) ナ・バ・テア (中公文庫) ガリレオの苦悩 犬は勘定に入れません 下―ある.. ちいさなちいさな王様 妖怪アパートの幽雅な日常〈1〉.. クレィドゥ・ザ・スカイ―Cra.. 空の境界〈上〉 (講談社文庫)

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犬は勘定に入れません 上―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (1) (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-6) (ハヤカワ文庫SF)

[ 文庫 ]
犬は勘定に入れません 上―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (1) (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-6) (ハヤカワ文庫SF)

・コニー・ウィリス
【早川書房】
発売日: 2009-04-28
参考価格: 903 円(税込)
販売価格: 903 円(税込)
 Amazonポイント: 9 pt
( 在庫あり。 )
犬は勘定に入れません 上―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (1) (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-6) (ハヤカワ文庫SF)
コニー・ウィリス
松尾たいこ
デザイン:岩郷重力+WONDER WORKZ。
カスタマー平均評価:  4
タイムトラベラー、ネッド・ヘンリーの時空を超えた大奮闘
’04年、「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門第4位、「このミステリーがすごい!」海外編第9位。 また、ヒューゴー賞、ローカス賞をはじめ、各国のSF賞に輝いた、SFと本格ミステリーを融合させたタイムトラベル・ユーモア大作である。 2057年、オックスフォード大学の史学部大学院生の‘僕’ことネッドはコヴェントリー大聖堂再建計画のため、「主教の鳥株」という花瓶探しのため、20世紀と21世紀を行ったり来たりさせられていた。ついに過労で倒れた‘僕’は、休養という名目で1988年のヴィクトリア朝へと派遣される。しかし、‘僕’は、本人も知らぬ間に、時空連続体の存亡に関わる使命を負っていたのだった。 そこでのエキセントリックな登場人物たちや、犬、猫を含めたドタバタ喜劇的な行動が歴史に齟齬を起こしかねない状況にまで発展してゆき、何とか阻止しようと‘僕’の奮闘が始まる・・・。 本書の魅力は、恋あり、冒険あり、笑いあり、不可能状況あり、タイムパラドックスありのコメディと、コニー・ウィルスが紡ぎだす絶妙なストーリーテリングによって導かれる、SF的・ミステリー的な“辻褄合わせ”だと思う。 本書はSF仕立てでありながら、冒険小説でもあり、恋愛小説でもあり、歴史小説でもあり、また、じつによくできた本格ミステリーを彷彿とさせ、読者は知らず知らずのうちに‘僕’に感情移入して、思わず時を忘れて読みふけってしまう、抱腹絶倒のタイムトラベル・コメディである。

私が彼を殺した (講談社文庫)

[ 文庫 ]
私が彼を殺した (講談社文庫)

・東野 圭吾
【講談社】
発売日: 2002-03
参考価格: 730 円(税込)
販売価格: 730 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 117円〜
私が彼を殺した (講談社文庫)
東野 圭吾
カスタマー平均評価:  4
自分で推理することに楽しみを見出せる人にお薦め
『どちらかが彼女を殺した』の読者が自分で犯人を推理する形式が大変気に入ったため、こちらも続けて読んでみました。 今回は『どちらかが?』と同形式だと知っていたため、最初から気合を入れて隅々までチェックを入れつつ読んではいましたが、やはり袋とじ解説なしで自分でトリックを見破るのはお手上げでした。 容疑者が3人に増え、難易度は『どちらかが?』に比べ、格段にアップ。とはいえ、袋とじ解説は『どちらかが?』よりもこちらの方がわかりやすかったように思います。 単純に事件→解決を第三者として読むのもいいけど、読者が自分で犯人を推理する形式にもたまには挑戦してみたいという方には、ぜひお薦めです。
自分で推理してみたい方への最高のプレゼント
本作は、ある作家の殺人事件を巡り、 3人の被疑者の心理描写と、犯行を決意してもおかしくはない動機の所在が、 それぞれの1人称の文体でじっくりと描かれます。 この辺は恋愛を巡る切なかったり苦かったりの経験等も語られていて、 なかなか読み応えがあります。 もっとも神林貴弘だけは終始気持ち悪く思えてなりませんでしたが…。 そして真打登場=東野作品にお馴染みの加賀刑事です。 相変わらずの鋭い着眼に基づくアリバイ崩しで、 おざなりに済まされようとしていた事件の解決が一気に進んでいきます。 しかし…、真犯人は誰だったのか。 著者はメモを取ってじっくり推理を楽しんでもらうことを意図して、 本作を執筆しておられます。行き届いたサービス精神です! 反面、私のような、すぐ答えを求める怠惰な読者はお呼びでなかったようです(涙)
3人の犯人
小説の構成が斬新。3人の視点で、かわるがわる物語が語られる。そして、容疑者が皆一様に「わたしが彼を殺した」と、言うのだから。 前作?「どちらかが彼女を殺した」よりも推理レベルがアップした感じ。それぞれの思惑とか心情とかが 相俟って、内容的にも前作より楽しめる。3人の言葉の中に隠されていた真実が次第に見えてくる。 読後、あなたはちゃんと真相を語れますか?
前作よりもレベルアップしたフーダニットの本格推理小説がここに!
 本書の装丁は緑の表紙に何本かの白いゆりの花が束ねられており、なかなか美しい。東野氏が勝ち取ったといわれる直木賞受賞作『容疑者Xの献身』の表紙装丁も、黒の表紙の赤い薔薇というコントラストで心を揺さぶった。たしか装丁は作者自身が選定しているということだから、かなりのこだわりをもっているのだろう。むろん両作品の装丁の関係性を多くの読者は意識することはないであろうが。  本書のような読者に犯人探しを課す作品は前作『どちらかが彼女を殺した』に続いて二作目だ。容疑者は一人増し3人になる。しかし私はその容疑者の一人は当初から犯人ではない(いやあってほしくない)と思いながら読んでいた。その結果は各々の読者に委ねることにするが、前作が大学院修士課程レベルであれば、本作品は間違いなく博士課程レベルの高い質を誇るものだ。丹念に読んだが、犯人は絞れず「解説」を読んでも分からないという締まりのない閉じ方だった。とはいえ、それは前作で体験済みであるので、さほど驚かない。本書を読み終えて、即座に犯人のめぼしがつき、かつそれを論理的に説明できた読者は少ないのではないか(私自身の負け惜しみを含む)。作者のいわば容赦のない要求がかえって痛快に思えた。  本書は加賀恭一郎シリーズの一作品に数えられている。今回も彼の地道な捜査とそれに基づく緻密な推理能力に感嘆した。しかし彼の登場は190頁以降で、「加賀百万石の加賀です」というセリフとともに登場する。大学生時代を描いた初登場作品『卒業』では二年連続して剣道の学生チャンピオンになっているが、その後の作品ではあまり言及されていない。刑事としての高い捜査能力は『眠りの森』や『悪意』といった諸作品から明らかである以上、彼の人間としての素性をもっと知りたいと私は思っている。ということは、ひとまず『赤い指』を読む必要があるか。「フーダニット」の世界を自ら堪能できる貴重な作品であった。
犯人がわからなかった
私は解説を読んでも犯人がわからなくて、インターネットで調べてやっとわかりました。 インターネットがない人はやきもきするだろうなーと思った。 分厚いから読み直す気もしなかったし。 でも面白かったです。

火車 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
火車 (新潮文庫)

・宮部 みゆき
【新潮社】
発売日: 1998-01
参考価格: 900 円(税込)
販売価格: 900 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
火車 (新潮文庫)
宮部 みゆき
カスタマー平均評価:  4.5
面白いのだけど
この作品を最初に読んだのは大分前。今回読み直しました。 圧倒的に読者を飽きさせない展開などはさすがだし、 ヒロインの境遇には同情しました。 ただ、カード破産する人の全てがやむを得ず破産する訳ではない。 そして、これは宮部作品の長編に多かれ少なかれ感じることだが、普通の意味の被害者(本作の場合は婚約者を殺された青年)に対する描写にややデリカシーのなさを感じてしまう。 もちろん、基本的に弱者の側から書いているのは素晴らしいし、ひっかかりを感じない作品もあるのですが、長編の場合どうしても全面的に頷けないモヤモヤが残ってしまうことが多い。 なんだかんだいいながら長短編含めて20冊近く読んでいるのに微妙に批判したくなるのはファン心理というものでしょうか^_^; でも、ここにきて実力は申し分ないけれど、いまひとつ肌に合わない作家さんだと思い始めています。
惹き込まれるが・・・
文章が読みやすく安心して物語の中に入って行く事ができる。次々と謎を提示しつつ厭きさせない。長編にもかかわらず一気に最後まで読み通させてしまうのはさすがである。 しかし、人間の描き分けが浅いような気がするのは何故だろう。犯人に惹かれていた3人の男性も名前と仕事が違うだけで結局皆同じような印象で描かれているし、やたらと「美人」という形容詞で女性の登場人物達を表現する。「美人」という言葉を使わずに様々な表現を積み重ねることで読者の心の中に「美人」を感じさせるのが人物描写だと思うのだが、登場人物達が皆薄っぺらに感じられるのもこうしたことに拠るのかも知れない。 ただ、ラストの終わり方は見事。犯人にひとことでもしゃべらせてしまったら物語が崩壊して陳腐な後味しか残らなかったと思う。
途中までは・・・
読みやすく集中できる本でした。 途中までは面白かったけど・・・最期はなんかあれ??って感じでした。 これで終わりかと調子抜けしました。 少々期待はずれでした。
まさに、今読むべき作品
ミステリーというよりは、今のカード社会のダーク面のレポートという感じで読み進めました。個人情報流出やバラバラ殺人なども取り扱っていて、とても10年以上前の作品とは思えません。
いまだ宮部みゆきの断トツベスト
「読めば分かる」というのは、正にこの本のためにある言葉。読み始めて止められなくなり、夜通しで読み終えた記憶が懐かしい。(ラストの邂逅シーンは、後に尾を引く怖さであった。見事なプロットとストーリー・テリングは、今後も日本ミステリー小説史に燦然と輝こう。)個人的には、いまだ宮部みゆき作品の断トツのベストである。

ナ・バ・テア (中公文庫)

[ 文庫 ]
ナ・バ・テア (中公文庫)

・森 博嗣
【中央公論新社】
発売日: 2005-11
参考価格: 680 円(税込)
販売価格: 680 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 98円〜
ナ・バ・テア (中公文庫)
森 博嗣
カスタマー平均評価:  4.5
スイット引き込まれる。
無味、無色、無臭。 そんな感じさえ与える世界観。 言い方を代えると 非常に乾いた大陸の草原のような感じの世界観といえるかもしれない。 けれども、空中戦を描写するテンポ、話の展開のメリハリ。 どれも、理系的に計算されているような印象を与える。 頭の良い著者の世界に、すーっと引き込まれる。 このシリーズに共通する一貫した世界観が、読者に上質の楽しみを 与えてくれる。 著者に感謝。
空は無意味の色
 スカイ・クロラから時間をさかのぼったクサナギスイトの物語。  空は幾分、死に近い。空戦はゲームに似ていて、死はキルドレにとって単なるゲームオーバーだ。爆音も、手に残る衝撃も、Gも匂いも吐き気も、事実ではあるが生々しさには遠い。  キルドレたちは生や現実に感情を吐き出さない。  子どもにとって、死は近い。まだ生の実感から遠いからだ。普通の子どもはだから死をひどく恐れる。キルドレにとっては、死も生も同じ無関心さの先にある。  ならば何故、ティーチャは飛ぶ?ふたたびチータに戻って黒猫マークを描いた敵機に、クサナギスイトは意味より先に親近感を抱く。
『キルドレ』と『大人』と『子供』
『ナ・バ・テア』を読んでいて、途端にあることが判らなくなった。 彼らが言うところの、「大人」や「子供」とは何だろうか。何年ぶりかに会った親族に言われた「大人になったね。」という言葉みたいに、それは自分を子供とみて発したものなのか、額面どおり大人に発したものなのか、考えてみると判然としない。そんなどこか飲み込み難い違和感を、同じように、本作中の「大人」と「子供」という言葉にも覚えた。 原因は、おそらく「キルドレ」という概念にあるのだと思う。しかし、何を拒めば子供のままでいられるのか、何を受け入れれば大人になれるのか、現実世界でもそんなにはっきりとしたものだろうか。 「あの人は大人だ。」とか「お前は、まだ子供だな。」といった言葉を聞くたびに、そうだよな、と一旦は飲み込むものの、何を基準にそう判断しているのかは判らない。 メディアで、「働かない20代・30代」や「罪を犯した20代・30代」のことを、「いつまでも子供のままだ。」と言ったり、「ゲーム世代」とか言うことで非難する「自称大人」は、ただ単に、自分とは違う存在とみなしたいがゆえに、あまりに安易に「子供」という言葉を使ってはいないか。 「無責任な大人」と「責任感のある子供」に決定的な違いがあるとすれば、それは年齢でしかないのではないか。「無責任な大人」を「子供」とみなすことで自分の世界から排除する「自称大人」は、明確に「大人」と割り切れるものなど存在しないということを認めることで、罪を犯す者もまた、自分と同じ存在であると認めることになるということを恐れているのかもしれない。 果たして、「大人」と「子供」の境界線が曖昧になったところで、いま一度『ナ・バ・テア』を読むとき、草薙が拒む大人とは何か、子供のままでいるとはどういうことか、新しい視点が生まれるはずである。 この本を読む人は、作者の仕掛けた罠によって、一度自分の内にある先入観に囚われる。しかし、先に述べた新たな視点で、もう一度これを読み返すことで、その罠から解放されるだろう。しかし、その「解放」もまた作者の仕掛けた罠なのかもしれない。 「解放・開放」された先には、「孤独」が待っているかもしれない。それは、草薙にも、死んでいった人間(キルドレ)にも当て嵌まる。『ナ・バ・テア』。題名に込められた意味を考えたとき、ふと、得体の知れない感情が産まれた気がした。
エンジンがかかってきた!!私は森さんを知れてよかった。
スカイ・クロラを読んだときは、くじけそうだった・・・。でも、このナ・バ・テアは、読んでいて私も一緒に空を飛んでる気分に慣れたし、主人公の感覚に好感がもてました。 でも、ずいぶん読み進めるまでは、この主人公は一体だれ????って非常にわかりませんでした。「ところでこれは一体誰??」と思いながらいい意味のモチベーションで読み進められました。この本を読んだから絶対続きよんじゃいますよね!!
クサナギの謎 - 恋
「スカイ・クロラ」の続編であるが、時は「スカイ・クロラ」よりちょっと前。 草薙水素(クサナギスイト)の恋愛について描かれる。 恋愛といっても、彼らは企業に作られた戦闘人間。 空を飛び、殺し合い、仲間を失っても涙ひとつ見せることもなく毎日を淡々と 過ごすキルドレ。 記憶も人格も食事も少ない会話も普通の人間と同じようであるが、街にいる普 通の同年代の少年少女たちとは明らかに違う。 毎日毎日を淡々と過ごし、飛行技師、憧れのティーチャ、死に行く仲間、戦闘、 食事・・・ 淡白な日常が少しずつ変化していく、それはクサナギの心境なのか、人の死か らなのか。 早く次が知りたい、、、森博嗣の独特な文体に引き込まれ、一気に読んでしま いました。詩のようでありながら、情景がはっきり目に浮かぶ。 個人的には「スカイ・クロラ」の方がちょっとだけ上かな、と思ってしまう。

ガリレオの苦悩

[ 単行本 ]
ガリレオの苦悩

・東野 圭吾
【文藝春秋】
発売日: 2008-10-23
参考価格: 1,600 円(税込)
販売価格: 1,600 円(税込)
 Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 729円〜
ガリレオの苦悩 ※一部大型商品を除く
東野 圭吾
カスタマー平均評価:  4
東野 圭吾の本はとにかく早く読めてしまします。
湯川先生シリーズの短編集。「容疑者Xの献身」で著者の本を初めて 読みました。その後にかなりの数を読み漁りましたが、最初のインパ クトを超える著書は出ず。今回、同時に発売された「聖女の救済」と 本書にはかなり期待したのですが。。。 で、結果は、まあまあ。「聖女の救済」よりは楽しい時間を過ごせま した。各編毎に話もバラエティーに富み、電車の中で読むには手頃で す。でも、「容疑者Xの献身」に比べるとちょっとという印象でした。 それにしても、なんで、東野圭吾の本は、こんなに早く読めるんで しょ?字数が少ない(かなり字面は”白い”ですよね)のもあるし、 楽しいのもあるし。コストパーフォーマンスはそれほど高くはない かもしれません。
「操縦る」が良い
本作は、著者のガリレオ・シリーズの短編集第3弾であり、 警視庁お手上げの、奇怪なトリックを使った事件を、 物理学専攻の冷静沈着な湯川「ガリレオ」准教授が解明するというものです。 まず、第1章「落下る」において、 「容疑者Xの献身」事件を機に警察捜査への協力を拒んでいた湯川が、 草薙の部下である内海刑事の熱意にほだされて、再び捜査に協力するようになります。 第3章の「密室る」のみ、警察捜査と一線を画す異色作であるものの、 残りの3篇は、主に湯川と内海のコラボレーションによる事件解明を楽しむことができます。 この内海刑事は、個人的に、実に巧みで魅力的なキャラクターであると思います。 頑固で人情味に欠けるきらいはあるものの、 論理的思考に優れ、着眼も確か、女性心理も代弁する彼女の今後の活躍が楽しみです。 そして、湯川の恩師が登場する第2章「操縦る」は、 「聖女の救済」よりも長編の題材としてふさわしかったのでは?と思わせる、 秀逸な仕上がりです。タイトル「ガリレオの苦悩」も、本章に由来していると考えます。
ドラマのイメージが定着
ガリレオシリーズの短編。 私はどっちかと言うと ガリレオは短編シリーズはあまり好きではなかったんだけど この本は結構読み応えあったかも。 以前のモノより、複雑(?)な科学トリックがあまり表面に出ずに 人間性みたいなモノが表現されてたからのような気がした。 今回は、内海刑事が出ているせいもあって テレビシリーズの影響がかなり大w もう完全に湯川=福山になってしまったかも。 東野圭吾もところどころ意識して書いてるなぁ…って思うのは気のせいか。 第1章と第2章は なんか見覚えがあるなぁ…と思ったら 以前スペシャルか何かでドラマ放映されてた話。 ネタバレの部分があったけど 光景が目に浮かぶ分、読みやすかったかも。 「聖女の救済」と続けて読んだけど やっぱり私は長編の方が好きかな?
すーって読めました
トイレの棚に置いて時々手にしているうちにすーって読み終わりました.清涼飲料水を飲んだ感じ.何も引っかかることなく,何も残りませんでした.もう少し頭を使わなきゃいけない本を読むべきと思いました.どうしても福山雅治が浮かんでしまうのは仕方が彼あってのガリレオ先生だからでしょうか. 読み終わって表紙見て,ん?苦悩したっけ?
久々のガリレオ
 久々にガリレオを読みました。TVドラマになっていたのもありましたが、全体を通して出来は良いと思います。かなり楽しめました。遅ればせながら女刑事も出てきました。  これもドラマ化された結果だと思いますが、それにしても東野氏の湧き出てくるアイデア・着想はすごいです。  これからガリレオの新作長編を読みます。

犬は勘定に入れません 下―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (3) (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-7) (ハヤカワ文庫SF)

[ 文庫 ]
犬は勘定に入れません 下―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (3) (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-7) (ハヤカワ文庫SF)

・コニー・ウィリス
【早川書房】
発売日: 2009-04-28
参考価格: 903 円(税込)
販売価格: 903 円(税込)
 Amazonポイント: 9 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 811円〜
犬は勘定に入れません 下―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (3) (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-7) (ハヤカワ文庫SF)
コニー・ウィリス
松尾たいこ
デザイン:岩郷重力+WONDER WORKZ。
カスタマー平均評価:  4
タイムトラベラー、ネッド・ヘンリーの時空を超えた大奮闘
’04年、「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門第4位、「このミステリーがすごい!」海外編第9位。 また、ヒューゴー賞、ローカス賞をはじめ、各国のSF賞に輝いた、SFと本格ミステリーを融合させたタイムトラベル・ユーモア大作である。 2057年、オックスフォード大学の史学部大学院生の‘僕’ことネッドはコヴェントリー大聖堂再建計画のため、「主教の鳥株」という花瓶探しのため、20世紀と21世紀を行ったり来たりさせられていた。ついに過労で倒れた‘僕’は、休養という名目で1988年のヴィクトリア朝へと派遣される。しかし、‘僕’は、本人も知らぬ間に、時空連続体の存亡に関わる使命を負っていたのだった。 そこでのエキセントリックな登場人物たちや、犬、猫を含めたドタバタ喜劇的な行動が歴史に齟齬を起こしかねない状況にまで発展してゆき、何とか阻止しようと‘僕’の奮闘が始まる・・・。 本書の魅力は、恋あり、冒険あり、笑いあり、不可能状況あり、タイムパラドックスありのコメディと、コニー・ウィルスが紡ぎだす絶妙なストーリーテリングによって導かれる、SF的・ミステリー的な“辻褄合わせ”だと思う。 本書はSF仕立てでありながら、冒険小説でもあり、恋愛小説でもあり、歴史小説でもあり、また、じつによくできた本格ミステリーを彷彿とさせ、読者は知らず知らずのうちに‘僕’に感情移入して、思わず時を忘れて読みふけってしまう、抱腹絶倒のタイムトラベル・コメディである。

ちいさなちいさな王様

[ 単行本 ]
ちいさなちいさな王様

・アクセル ハッケ
【講談社】
発売日: 1996-10
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
 Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 165円〜
ちいさなちいさな王様
アクセル ハッケ
Axel Hacke
Michael Sova
ミヒャエル ゾーヴァ
カスタマー平均評価:  4.5
うーん
教訓というものが、そのままストレートにかかれていて、なんだかわざとらしい気がしました。確かに大人が読む絵本なのでしょうが、何度も何度も繰り返し読むほどでもないです。絵もさほど惹かれませんでした。悩んでいるときににでもまた読もうかなー。
ゾーヴァの挿絵がすばらしい。文章も何度も読み返していろいろ考えさせられる。
ゾーヴァの挿絵が見てみたくて入手。 文章のほうもレビューがすばらしく良かったので、期待して読んだ。 最初に読んだときは、ちょっと期待はずれ?と思ったのだが、何度も読み返すうちにその変な味わいに惹かれ、いろいろな場所に感情移入ができるようになった。 一回読み終わるのに、一時間もかからないので。何度も読み返すことをお薦めします。 何度も読み返すのに耐えうる、良い本でした。
成長って何?
成長っていったいなんでしょうか。 大人になるって、どういう事なのでしょうか。 そんな事を考えさせられます。 この本を買う時に、帯に書いていました。 「いま、大人が読むべき絵本」 でも私は、ぜひ大人になる1つ手前の方に読んでほしい。 変なプライドや価値観で身動きが取れなくなる前に。
人類共通の夢かもしれない
 小さくて太っていて、ちょっと威張った王様と「僕」とのちょっとした友だちづきあいを通して、「僕」はいろいろなことを考えさせられる、という短いお話。  おとな向けのおとぎ話だから、もちろん寓意に満ちた物語。  特に印象に残ったのは、命のはじまりについて王様が語る場面だ。王様は、どんどん記憶がなくなるので、自分がどのように誕生したのか忘れてしまった。王様と女王様がなにかを一緒にするはずなのだが、いったい何だったか思い出せない。 「じつは、思い出したのだ」  王様はうれしそうに「僕」に教えてくれる。  王様の国では、まず王様と女王様がしっかりと抱き合う。それから二人とも目をつぶり、そして……なんとベランダから飛び降りるのだ。二人がちゃんとしっかり抱き合っていたら地面がトランポリンのように弾み、二人は天まで飛び上がる。そのとき二人が取ってきた星をベッドのなかに入れておくと、人間の子どもが生まれる。  どうして命がうまれるのか、という疑問は、人類共通の疑問に違いない。桃太郎は桃から生まれ、かぐや姫は竹から生まれたが、日本には定着した譬え話は存在しないようだ。  命のはじまりといい、大人になればなるほど幼くなる人物といい、どこかで読んだ気がする物語だ。ちょっと記憶をたどってみたところ……、あった! そうだ、芥川龍之介の『河童』だ。  『河童』の中にはやっと12か13歳になったばかりに見える100歳過ぎのカッパが出てきた。  もうひとつ、カッパのお産では、父親が「お前はこの世界へ生まれてくるかどうか、よく考えた上で返事をしろ。」と大きな声で尋ねる場面があった。  生まれたときから何でも自分で決められる存在でいたい、いや、生まれる前から自分の運命を自分で決めていたい。――それが、人類共通の夢のひとつなのかもしれない。
大切なモノを思い出させる
我侭で尊大な王様だけど、なんだか憎めない。 そんな彼の言葉には、いつの間にか失くしてしまった大切なモノを思い出させる何かがあります。 忙しい日々をおくる大人にこそ読んで欲しい一冊です。 不思議で、シュールなストーリーが魅力的。 挿絵がとてもキレイで本自体も薄いので、さらっと気分転換に読める本です。

妖怪アパートの幽雅な日常〈1〉 (講談社文庫)

[ 文庫 ]
妖怪アパートの幽雅な日常〈1〉 (講談社文庫)

・香月 日輪
【講談社】
発売日: 2008-10-15
参考価格: 470 円(税込)
販売価格: 470 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 92円〜
妖怪アパートの幽雅な日常〈1〉 (講談社文庫)
香月 日輪
カスタマー平均評価:  5
落ち込んだときにおすすめ
かなり前から気にはなっていたものの、何となく機会がなくて読み逃していた一冊。 これは何と表現してよいのか、非常に迷うジャンル。 タイトルに「妖怪」とあっても、決しておどろおどろしい内容ではないし、主人公が高校生だからといってジュヴナイルと断定するのは早計。 中学生になったばかりのときに両親を亡くした主人公が、親戚に遠慮をしながら3年間を過ごし、いよいよ寮のある高校に入学して独立する!という矢先に、寮が火事のため入居不可になってしまう。 自暴自棄になる主人公の前に、寮が建て直しされるまでの期間限定で格安アパートに入居できるという甘い話が供される。 胡散臭いと思いつつも、独立にこだわる主人公は入居を決意。 伺候して、そのアパートは妖怪や幽霊などがたむろする「妖怪アパート」だった……! と書いてみると何の面白みも感じられないが、あに図らんや、何だかじんわりと泣けてくる物語なのだ。 簡単そうに軽く触れられているが、何と深遠な真理の数々がちりばめられていることか。 説教臭い話や小難しい事は何も書かれていないが、読み終えると体の中からすっきりとして清々しい気持ちになれる。 おとなも子供も一読あれ。
妖怪アパート、最高!
現代は人間関係が希薄になって、自分の居場所というものを確信することが難しい時代になっているような気がします。 その中で、妖怪と人間が自然に溶け合っているこのアパートは、包まれるように暖かくて、こんな場所があればいいなと思ってしまいました。 主人公は決して器用なタイプとはいえないけど、一生懸命生きています。 そんな彼に対してかけられる、アパートの住人(人間も妖怪も)からの言葉は、そのまま読者への励ましであったり、教えであったりするように思えました。 年をとると、お説教をしてくれる人も少なくなりますから(頑固になって、素直に受け入れられなくなってますし・笑)。 まだ一冊目ですが、もちろん続きも読むぞ?♪
はじめはタイトルに惹かれて・・・
そして、読んでみて登場人物(人以外も)すべてにとても魅力を感じる。 読んでいると、愛しくてあたたかくて切ないような気持ちが湧いてくる。 それと、ご飯のシーンのなんとおいしそうなこと。うっとり・・・ なんとかして自分もこのアパートに行きたい。一緒にご飯食べて、地下の温泉に入って クリちゃん抱っこしながら眠りたい。と思わずにはいられない。 文庫化がとっても嬉しい。
深い、けれどわかりやすい
小学生の頃から悪ガキシリーズのファンでしたが、年をとるにつれ香月日輪さんの作品から遠ざかっていました。今回帰省のため何か暇潰しが欲しくて書店に立ち寄り、たまたま目にした『香月日輪』の文字に思わずおおっ!と。また物語の舞台も妖怪の住むアパートということで、裏表紙のあおり文(?)を読んだだけでうきうきして、文庫であったということで即購入!読み始めたらまた止まらない!香月さんの書かれる物語は、わたしたちが生きる現代の問題に迫るものが多くて、読んでいて“そうそう!”とか“そうなのか”とか気づくことや学ぶことがたくさんあって勉強になるなといつも思います。人の良いところも悪いところもよく書かれていて、将来自分の子どもがいたらすすめたいです。心にするりと入ってきて、わかりやすい内容ですから。個人的には主人公を支える登場人物たちがちゃらんぽらんに見えて実は芯がしっかりしているところが好きだなと思います^^これは文庫化が待てず大きいサイズで買ってしまうこと必至です!
大人も楽しめる
講談社のティーンズ向け、どちらかというと児童文学に近いジャンルに位置するこの作品ですが、大人も十分楽しめます。 妖怪たちとアパートで同居することになった主人公。 一見ありふれたシチュエーションですが、それぞれの心情をキレイに描き出しており時に笑い、時に泣ける物語となっています。 若干青臭くベタな場面もありますが、こっ恥ずかしく感じるのは自分が大人になってしまったからなのでしょうね(笑) さらっと読めて、読書後のあと味も良い。 文庫化したおかげでより幅広い年代に親しまれることだろうと思いマス♪

クレィドゥ・ザ・スカイ―Cradle the Sky (中公文庫)

[ 文庫 ]
クレィドゥ・ザ・スカイ―Cradle the Sky (中公文庫)

・森 博嗣
【中央公論新社】
発売日: 2008-04
参考価格: 680 円(税込)
販売価格: 680 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 229円〜
クレィドゥ・ザ・スカイ―Cradle the Sky (中公文庫)
森 博嗣
カスタマー平均評価:  4.5
沢山のことを巻き添えにしてまで読む価値がある
本能は、隠せない。 空を飛ぶのは、やはり気分がいいらしい。 なんだか、自分も飛びたくなる。 一冊、一冊でなく五冊(六冊)読んで価値がある。
もう一度「スカイ・クロラ」から…
シリーズ最終巻。といっても、時系列は「スカイ・クロラ」が最後なのですが。 …「僕」って誰? この本はそれにつきる…とまでは言いませんが、まさか最後の最後でこんなに悩まされる ことになるとは思いませんでした。もはやミステリです。 もう一度、「スカイ・クロラ」から読み直せざるをえないじゃないですか! 喜んで。 何ていうか、森博嗣さんの術中にはめられたなって感じです。 気持ち悪さなんて微塵も残りません。 ただ空を飛ぶことを望む主人公の姿の、なんと純粋で、儚いことか。 そんなどこまでも澄みきって、読者までも夢の中にいるかのような錯覚を起こさせる 作品なのに、読了後の興奮は醒めません。 ぜひ、「スカイ・クロラ」から読むことをお勧めします。 そしてこの「クレイドゥ・ザ・スカイ」の、最後の一言の余韻を楽しんでください。
主人公は誰かという、ミステリー小説だった
前巻までは、一人称視点の語り口に、ミステリーで培われたと思われる情報の抑制が効いていて、絶妙な小説だと思っていました。しかし、この巻では主人公「僕」は誰?ということに読者の関心が向くようになっており、まさに犯人捜しをするミステリー小説のようになっています。 私は、ミステリー小説を読むと、読者を誘導しようとする姑息な作者の姿が見えてきて楽しめないたちなので、他の巻では感じなかった不満を感じながら読むことになりました。そういった点で、すこしこの巻は毛並みが違います。 最後に主人公は明かされますが、どうとでも取れるようなもので、それまたもどかしい。 でも、クサナギとカンナミの関係が示唆されたり、物語の時系列的に次のスカイ・クロラでの登場人物の気持ちを推察したりと、最初に戻って読み返したいという気持ちが起きますので、シリーズ中で必須の巻と言えるでしょう。
どういうこと?先がきになる・・・!!絶対続き読みますからっ!!
思うに私の感想って、本当に自分の気持ちの感想文です。初めて本を手にする人に参考にはならないでしょうね(笑)読んだ人には理解してもらえ得るのかと・・・。あなたはそう感じたんだ・・と。おっと、ムダ話!!失礼しました。この本は本当に「どういうこと?」主人公は「誰?」僕は・・・って語られる主人公が本当にだれなのか・・終い近くまでわからず・・・・やっとわかったと思ったら、エピローグでまた「どういうこと???」なんとなくわかるけど、どうしてなのか・・絶対続き読まないといけません。逝けないんです。精神的な意味でも快感的な意味でも、すっきりしてイキたいんです。イっちゃいたいんです。この続き・・文庫本が出たら絶対読みます。もう、ハードカバーでは発行されてるんで文庫化まちです。最後にこの森さんって作家すごくね??

空の境界〈上〉 (講談社文庫)

[ 文庫 ]
空の境界〈上〉 (講談社文庫)

・奈須 きのこ
【講談社】
発売日: 2007-11
参考価格: 620 円(税込)
販売価格: 620 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
空の境界〈上〉 (講談社文庫)
奈須 きのこ
カスタマー平均評価:  4
思ってたより普通
期待してた割にはそこまで変わった小説じゃなかった。 というか、自分が期待した「変」じゃなかっただけかな。 結構普通に読めるし、結構普通に進む。 だけれど理由付けとかそのへんが騙されているような気になっちゃうので(小説なんて騙されるものだけどそう感じちゃう)、読んでいる途中いやいやその説明は説明になってないと思っちゃうところがいくつか。 あと長いです。
情景が思い浮かばない
「新伝綺ムーブメント」との 帯広告につられて読みましたが、 あまり面白くはなかった。 昔、夢枕獏や菊池秀行の著作を読んで、 伝奇物の面白さを少しは分かっていたつもりですが、 それらの著作のような ページを繰る手が止まらなくなるような 没頭感は持つに至らない。 何しろ文章を読んでいて、 情景が頭に浮かびません。 登場人物たちが躍動感をもって 物語の世界を動き回る様が見てとれないのです。 私は同人誌というものを 読んだことがないのですが、 これが同人誌的な小説というものなのでしょうか。 上・中・下巻に及ぶ大作なのに、 読み終わったときの充足感がなく、残念。
同人誌的な面白さ
文芸書的な面白さを求めている人には、まず合わない作品。読む上で、くどい言い回しだとか、同人誌・パソコンゲーム的な文体やストーリー展開に耐性があることが必要条件。 ライトノベルが嫌いならなおさら合わない。作品から娯楽以外の何かを得ることや、作品を読むために高い教養などを求めるという文芸至上主義が私は嫌いなのでその辺のことは先に断っておく。 肝心の内容についてだが、ファンブックの要素が強いと思われるために作者の他作品に触れたことがないと退屈かもしれない。 クライマックスに関しても、いまいち盛り上がりに欠ける。読み終わってみて何だかなぁ……という感じ。 この人の他作品と相対評価するなら、ゲームのシナリオの方が断然面白かった。 内容についていける程度に、この人の作品に触れたことがあるので楽しむには楽しめた。ただしそれなり。
凄惨だが味わい深い作品。
最近、やや疲れ気味。通勤電車で堅い本は今はちょっと しんどい。暇つぶしに小説でも、と手にとったのがコレ。 ここ十数年どの新刊文芸書よんでももひとつツマラナイし、 期待はずれ率がほぼ100%。期待度ゼロで、とにかく 疲れない軽いやつを!というつもりで表紙でチョイス。 文章が稚拙だ、みたいな評価が多いみたいですが 私は全くきになりませんでした。 正直いうと久方ぶりに小説でインパクトをうけました。 3分冊と大部ですが、引き込まれわずか二日で読了。 凄惨なシーン。特有の空虚感。通勤途上で気分爽快に なって、1日のやる気を装填する用途にはむきません。 子供にもちょっと勧めつらいですねぇ・・・ いい意味でマンガチック(ほめ言葉でしょ?)。 要はアンチ・オカルトってことじゃないの? この物語に主人公や語り部が存在するのかな?
抜かりなし!
この手のジャンルは門外漢です。 なりの感想をば。 いかにも「萌え」要素満載で見え見えというか。 んが、オタク文化っつーのは本当に すごいっすわ。 日本の産業なんて 言われていますが、実感。 殺人マシーンの美少女が主人公だなんて。 その能書き、語り口は「エヴァ」が『スタジオボイス』で 特集されていた頃を彷彿とさせ、遠い目になってしまいます。 しかし、こんなキャラ造形にまで至っていたとは…。さすが講談社、抜かりなし! 映像はどうなんでしょ? ※笠井潔の解説が秀逸です (オリジナル版)

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 更新日 2009年5月10日(日)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク

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