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グレート・ギャツビー (村上春.. ノルウェイの森 下 (講談社文.. ロング・グッドバイ (Raym.. 本人 vol.09 美は惜しみなく奪う 13歳のハローワーク 人間の覚悟 (新潮新書) カンブリア宮殿 村上龍×経済人.. 英雄の書 下 英雄の書 上

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グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

[ 単行本 ]
グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

・スコット フィッツジェラルド ・村上春樹
【中央公論新社】
発売日: 2006-11
参考価格: 861 円(税込)
販売価格: 861 円(税込)
 Amazonポイント: 8 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 80円〜
グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)
スコット フィッツジェラルド
村上春樹
Francis Scott Fitzgerald
カスタマー平均評価:  4.5
社交界の群像から悲劇の展開へ
ニック・キャラウェイが隣人、ジェイ・ギャツビーらさまざまな人たちとのひと夏の物語を回想する。 前半で主に舞台となるのは、パーティーの席上だ。 それは、ギャツビーの豪邸で、トムの愛人のアパートで、酒と白粉の混じったような匂いを読者に喚起させる。 1920年代のアメリカの上流階級(現代も、どこの国でも、上流階級のパーティーは存在するのであろうが)の生態がかいま見られる。 虚無的で華やかな始まりであるが、後半、物語は暗転してゆく。 結局、3人の死者を出して物語は終焉するのであるが、見事なストーリー展開と描写に圧倒された。 ギャツビーの、デイジーへの叶わぬ恋への情熱は、男性読者には、痛々しく感じられるであろう。しかし、恋、そしてそれが成就しない時に心が受ける衝撃、の隅々を、ここまで見事な文章に落としている著者フィッツジェラルドの文章力はさすがである。 訳者は人気作家の村上春樹氏である。 作家「村上春樹」の黎明期、「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」などの作品を読んだが、それらに比べると、本作品は非常に重層的で、密度が濃い。 村上氏が、読者として夢中になり、小説家として目標の一つにしてきた、というのはまったく頷ける。
フィッツジェラルドの最高傑作
20世紀最高の小説ランキングで「ユリシーズ」に次いで2位にランクされたのがこの「グレート・ギャッツビー」で、スコット・フィッツジェラルドの最高傑作とも言われている。 第一次世界大戦後のアメリカを舞台にして、男と女と金と愛を凝縮して描いてあり、(好き嫌いはあれ)誰が読んでもそれなりの読み応えはあると思う。 特にギャッツビーの姿は、熱烈な恋の夢を現実に叶えようとするグレートな男そのものであり、デイジー(相手の女)の姿もシュールに描かれている。 だがそれだけではなく、フィッツジェラルドの作品に共通して言える素晴らしい共通点は、自分が経験を積んで歳をとると「さらに新しい発見を見出せる」ことだと思う。 訳者の村上春樹は「ノルウェイの森」の中でも「グレート・ギャッツビー」とフィッツジェラルドを引用しているほどで、他の訳者を寄せ付けないくらいに最高の翻訳をしていると思う。 それは日本を代表する(今や世界的)小説家が翻訳したからこそ出来上がったのだろう。 ちなみにフィッツジェラルドの作品で、「夜はやさし」は「グレート・ギャッツビー」をしのぐ傑作とも言われているが、ギャッツビーの方が「派手な作品」なのでこちらから読んだ方がフィッツジェラルドの世界に入りやすいと思う。また、村上春樹一押しの「バビロンに帰る」という短編(同じタイトルで短編集がある)もあるのでそちらも読んでみてはいかがでしょうか?
ギャッツビー、村上訳で現代によみがえる
素晴らしい訳だと思います。現代との時代背景の違いがまったく気になりません。しかもこれほど原文を気にさせない翻訳というのはこれまであまり読んだことがありません。英語文学からの翻訳を読んでいると、ああ、この箇所には英語のこういう表現が使われているんだろうなぁ、これはきっとあの表現の日本語訳なんだろうなぁ、と、常に原文である英語が頭によぎり、それが邪魔で、結局、面倒くさいのにわざわざ原本を買いなおして、何倍もの時間をかけて読んでしまうということがこれまでよくありました。この村上訳グレート・ギャツビーに限っては、言語を超えて物語が直接語りかけてきました。お見事、の一言。ただ、比喩表現が村上氏特有の「まるで?みたいに。」と続けて何箇所も訳されているところがあり、それが少し耳障りでした。これは氏の小説を読んでいる時も気に障る部分なので、単なる私の好みに合わないというだけですが。 村上氏もあとがきの中で述べられていますが、この小説は冒頭と結末の部分が圧巻ですね。小説として、ここまで明確に簡潔に主題が述べられているというのも珍しいですし、そしてその主題を巡ってこれほどドラマティックな、全ての出来事が最後のその一点に辿り着くように緻密に筆が進められていることは、まさに職人芸。喧騒さというか色のトーンというのか、行間から湧き上がってくる香というのかが、前半と後半では見事に180度正反対で、話の筋とは別の次元でいつも読む度に酔っ払ったような気分にさせられます。フィッツジェラルドはこれらを計算しつくして書いたのでしょうか。結果としてそうなったのでしょうか。いずれにしても天才だ。
「はかなさ」の幻影
ギャツビーが『白痴』のムイシュキンのように、はかなく、ゆらぎ、蜃気楼のようにたゆといます。 色鮮やかに颯爽と過ぎ去っていくお話、感覚は、他にはない「感触」を私たちの心に残していきます。ちょうど同じ頃に、フォークナーの『8月の光』を読んだので、その対照的な読後感にそれぞれ深く感じ入りました。 ギャツビー自身を作品全体が、隠喩しているような、そんな作品でした。
その頃の実話のような雰囲気
衝撃的でドラマティックな展開があるわけではないが、とてもリアルな展開とキャラクターの人間臭ささがあるため、読後数ヶ月経った今も妙に生々しく記憶に残っている。あらゆる面で空虚に満ち、心情によって変化する情景は文学的。 ギャツビーが纏ったあの要素は誰しも投影できるモノだが、彼はとてもスマートで本物以上に魅力を放ちセクシーだった。 それにしても村上氏の翻訳は素晴らしく、ウッカリすると翻訳本ということを忘れてしまう程、紡いだ作品を丁寧に織り直している。

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

[ 文庫 ]
ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

・村上 春樹
【講談社】
発売日: 2004-09-15
参考価格: 540 円(税込)
販売価格: 540 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
ノルウェイの森 下 (講談社文庫)
村上 春樹
カスタマー平均評価:  4
忘れていた感性
今まで村上春樹の作品を読んだことがなかったのですが、今回、カナダ人の友人に勧められ読んでみました。ビートルズの曲と物語の回想シーンとが見事に状況をとらえ、何回も読みたくなる本です。ストレートな文章から、忘れていたとてもデリケートな感性が呼び起されるような気がしました。
恋愛ファンタジー
村上春樹さんの作品で、はじめて読んだのがこのノルウェイの森です。悲しい話なのですが、どこかファンタジーな感じもします。この作品が相当面白かったので、しばらく村上春樹さんの作品を読みあさりました。その結果、ノルウェイの森が、一番面白かったです。
生と性、そして死の観察者たる「僕」
「幽霊」のように「存在感」がなく、この世を たゆたく「僕」を通して、1970年代の学生のライフスタイルを 舞台装置に、生と性、死を描いた下巻です。 読み手によって、千差万別な解釈と評価がでることは必死な作品ですが、 この作品が、私の村上春樹氏デビューとなりました。 存在感のない「僕」、生きる目的も死ぬ意味もみいだせず、性に執着すること もない「僕」の目の前を通り過ぎていくさまざまな人々。 とても、生き生きと生きているとは言いがたい「僕」と、彼らの、 思念を流れるままに、オートグラフしたかのような形式が、とめどない言葉の ストリーミングとなって読者の前を通り過ぎます。 斬新な手法と、一見恋愛を描いたようなストーリーですが、深読みすれば するほど、カフカ的な小説に見えなくもない。 「僕」ワタナベの過去の抜け殻を記憶に残すための、直子とキヅキ。 それに対して、今の「僕」の記憶をとどめるために存在する「緑」と「永沢」先輩。 過去と今をつなぐ「レイコ」さん。 自分の肉体と精神では、満足に生を生きられない、かわいそうな「僕」を 通して、過去の中の「過去と現在、そして未来」を回顧する、斬新な手法の本作品 は、言葉の嵐にどっぷりとつかって、現代の小説の洗礼をたっぷりと受けるに ふさわしい、おもしろくも虚無的な作品でした。
心が動きました
心が動きました。 純愛の物語と言うよりも、喪失の物語と言えると思います。  物語を通じて緑の存在が救いです。 緑の生命力が、主人公・僕の生きる力になっていると思います。 本当に大きな喪失は、時間と共に解決していくしかない。 どんなに心にポッカリと穴が開いても、記憶はいつか遠ざかっていきます。 記憶が遠ざかっていく事実におののきながらも、人は生きていける。 ポッカリと開いた穴に飲み込まれないように支えてくれる存在がいてくれること。 こんなに素敵なことはないと思います。
80年代からの不良文学
80年代発売当時「ハードカバー」にて購入したが、 捨て本と化した。程度の低い本である。若年層の精神レベルを 馬鹿にしたような不遜な本である。

ロング・グッドバイ (Raymond Chandler Collection)

[ 新書 ]
ロング・グッドバイ (Raymond Chandler Collection)

・レイモンド・チャンドラー
【早川書房】
発売日: 2009-03-06
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,220円〜
ロング・グッドバイ (Raymond Chandler Collection)
レイモンド・チャンドラー
カスタマー平均評価:  4
村上作品を理解する助けになった。
初めてレイモンド・チャンドラーを読んだ。ハード・ボイルドの私立探偵物としては、筋立て謎かけに妙味なく単調で読むのがシンドイ。チャンドラー好きの人は、恐らく主人公マーロウの魅力にゾッコンなのだろう。アメリカ人の憧れの男性像の一つかもしれない。 一匹オオカミで、自分の価値観で行動し、どんなことがあっても自分のスタイルを守る。徹底的な反権力で服従を嫌う。人生に充足しているというよりは、喪失感からかげりが漂う。村上作品の『羊をめぐる冒険』、『ダンス・ダンス・ダンス』の情景が次々にマーロウに重なっていく。チャンドラーなくして村上作品の主人公は存在しないのかもしれない。 ただ、マーロウの「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」、「さよならをいうのは、少し死ぬことだ」といった決めゼリフは、ジェネレーションが若すぎてシビレルことができない。時代は、ハンフリー・ボガードが格好良かったあたりだろうか?
フォア!
本書を読まずして、小説は語れぬ。 ブラッドベリイに影響を与えたと言う作家の最高傑作。 ジョージ・A・ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」に通ずる、至極の逸品であります。 これぞ、まさしくゾンビ小説であるのであります。

本人 vol.09

[ 単行本 ]
本人 vol.09

・ひろゆき 堀江貴文 宮藤官九郎 中川翔子 峯田和伸 北村道子 安永知澄 Chim↑Pom 岩井志麻子 小明 井口昇 吉田豪 中村うさぎ 海猫沢めろん
【太田出版】
発売日: 2009-03-10
参考価格: 998 円(税込)
販売価格: 998 円(税込)
 Amazonポイント: 9 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 599円〜
本人 vol.09
ひろゆき 堀江貴文 宮藤官九郎 中川翔子 峯田和伸 北村道子 安永知澄 Chim↑Pom 岩井志麻子 小明 井口昇 吉田豪 中村うさぎ 海猫沢めろん
新井英樹 東村アキコ 青山景 皆川猿時 管野旋 天谷すみれ
カスタマー平均評価:  3.5
相手の中身を 通して対話する
「2ちゃんねる」や「ニコニコ動画」を作った ひろゆき氏へのインタビュー ビビらず回避するスタンスの彼は、 システムを構築するのが好きだと言う。 以下、全部ひろゆき流での思考法 * 頭のイイ人 悪い人 * 深入りしない人間関係 * 一般的な解釈とは違う、自由について * 仮説の立て方 人や現象を分析するのが好きな人は、 興味を持って読めます。 スタイリスト、北村道子さんへのインタビューは、不愉快。 第一印象として凄くも偉くもないのに偉そうで。 それとも、インタビュアーがよほど非礼で非道かったんだろうか・・・ 矛盾した批判がお小言のように続く。 北村道子さんは、熱く、本気で対話をしたいのに、 受け手が捉えきれないまま、進んでしまう。 ↓続きはコチラ http://johnjohn.jp/blog/jb/mkt/archives/2009/04/honnin-vol09-hiroyuki.php 「忙しい人のための楽習塾」 利益を上げる読書術とは? http://johnjohn.jp/blog/jb/mkt/
山崎邦正の狂気
本人より本人に詳しい吉田豪によるインタビュー。 TEAM-0の東京進出や解散における秘話満載。 しかしなによりも、山崎の狂気に対する感覚が鋭い。 解散し、一人になってしまった山崎が求めた狂気。 全てを失い、なにも出来ないからこそ、 なんでもやってやるという結論に行き着く。 結局、自分は普通であることに気付いたようだが、 狂気を求める動作に、ある種の怖さを感じた。 山崎邦正はアホで売っていると思っていたが、 意外なほどに彼の言葉には語彙が豊富。 心理学の勉強もしているらしい。 芸人は馬鹿ではできないというが、 この世界で20年出続けている凄まじさを感じさせられた。 他にもひろゆきインタビューはボリューム満載。結構読み疲れます。
個人的な感想
作家陣の作品のクオリティは置いておくとして特に今回、目に付いたのが堀江貴文や岩井志麻子の読み切り。そして宮藤官九郎、峯田和伸(銀杏BOYS)の連載終了。うーん…なんかヤバくないか?本人。編集後記では新連載や連載終了の唐突な変動はマンネリ化を防ぐためと書かれているが、文芸誌を今まで手に取ったことのないバカ大学生である私はそれで大丈夫なのかと言いたくなるくらい不安でいっぱいだ。なんか私が創刊号を買った時のhon-ninの魅力って文芸誌で見かけないようなメンツの作品が読めるということだったわけだが、今の本人は文芸誌で見かけるメンツが揃いつつある(と思う。そんなことないんだったら申し訳ない)。真っ先に読んだのは山崎邦正のインタビューだもんなぁ…。
自分強姦殺人事件
中村うさぎの連載、恐ろしい! 全巻読み返しました。
ひろゆき、語りまくり
他にはホリエモンの記事としょこたんのマンガが良かった。

美は惜しみなく奪う

[ 単行本 ]
美は惜しみなく奪う

・林 真理子
【マガジンハウス】
発売日: 2009-04-23
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
 Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,059円〜
美は惜しみなく奪う
林 真理子
カスタマー平均評価:   0

13歳のハローワーク

[ 大型本 ]
13歳のハローワーク

・村上 龍
【幻冬舎】
発売日: 2003-12-02
参考価格: 2,730 円(税込)
販売価格: 2,730 円(税込)
 Amazonポイント: 27 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 794円〜
13歳のハローワーク ※一部大型商品を除く
村上 龍
カスタマー平均評価:  3.5
好きを見つける
職業紹介を眺めていくうちに、 自分の深層心理にある「好き」が見つかるかも。 「忙しい人のための楽習塾」 利益を上げる読書術とは? http://johnjohn.jp/blog/jb/mkt/
考えが偏っている
この本は、著者の偏った考えが書かれているように感じます。特に目に付いたのは自衛官の章です。「戦争をするための組織」、「イラク派遣」でなく、「イラク派兵」など、議論されている途中の事項に対して著者独自の見解がなされています。これらを13歳の子供に見せるのは問題だと思います。
高度な楽しみをするための大人向けのコレクション本
有識者となった立場の人間ががそうでない者に教授するときに覚える快感を擬似体感できる本。  各職種の解説(のような文章)を著者の(あのいつもの感じで)公平とは言いがたい視点で時に悲観的に紹介する。若い読者がこれを読んだことによりこの本を与えた大人が期待する効果を得ることがあるならば、その読者は既に、この本以外から同等の(正しい)知識を得る能力と見識を持っているだろう。  逆にそうでない読者にこれを与えたところで、文書と構成が難解なので、これがどんなに偏見に満ちた悪書であれ否であれ、挿絵を表題をパラパラめくったあとで部屋の隅に追いやられるだけだろう。  ということで、いわゆるタイトルから連想する実用性は実際は無いのだが、でも、それで良いのだ。これは、実は13歳が読むのではなく、これを買って与えたらきっと・・・・と、与えられたものが感銘を受けている様子を夢想して楽しむ部分に全ての価値があるのだから。
想像力の扉
まず、この本に対する様々な批判意見は、視野が狭いものが大半のように思える。 実際の職業にまつわる悲喜こもごもや詳細を知りたいのであれば、専門書を読めばいい。 タイトルで明示されているように、「13歳のハローワークは」は数多の職業への「見出し」だ。 村上龍の書く職業紹介は、媚びていないし、とてもそっけない。文章量も決して多くない。 そこがこの本のコンセプトに準じていると感じる。 一人の作者の書くものだから、書かれていない側面も沢山あるだろうし、先入観だってあるだろう。けれど別にいいのである。 要は読み手に想像力を喚起させれば勝ち、の本なのだ。 私は現在20歳で、数年前に親にこの本を贈られた。 はまのゆかの大づかみに空気感を捉えたイラスト、シンプルな装丁にシンプルな文言。断定調の職業紹介はまず読み物としてとても面白かったし、必要以上な楽観論や悲観論が無いのも良かった。 まだ見ぬ職業に就いている自分を想像しては暗澹たる気持ちになったり、大丈夫そうだと考えたりした。 このような本の場合、綿密な取材に基づかなくてもいいのだ。 見出しでしかないのだからwikipedia丸写しでもok。 そこに村上龍の頑固な思想と、はまのゆかの「間」を大切にしたイラストが付加されることで、想像力は翼を得る、そこから考えることが始まればいい。 値段も、安いもんでしょう。CD一枚買うのを我慢すれば良いのだから。
罪つくりな本・・・・
まさか13歳で、本物のハローワークへ 行くことはできないだろうが・・・・ 実際にハローワークへ行って、 何か職業を検索してみるといい。 この本に載っている「格好いい」仕事 なんかほとんど検索できないに違いない。 村上龍氏の「見ている」現実は ちゃんとこの本に反映されているのだろうか?

人間の覚悟 (新潮新書)

[ 新書 ]
人間の覚悟 (新潮新書)

・五木 寛之
【新潮社】
発売日: 2008-11
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 714 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 210円〜
人間の覚悟 (新潮新書)
五木 寛之
カスタマー平均評価:  4.5
老者の指南書 yn
◎堅物の五木さんが、ミニスカートの美しい人を見たら、ありがたく思うようになった(無財の七施から) ◎五木さんの廻りがどんどん老夫婦になり、旦那さんが死んで奥さんは、みんな元気で生きているのに、奥さんが死ぬと旦那さんは、判を押したように、死んでしまします。(その覚悟を書いています) ◎五木さんは国を愛するが、国家政府を100%信用しない、マスコミも100%信用しない、五木さんは、北朝鮮で、小さいころを暮らす、日本政府は(北朝鮮にて)「日本国民は、このまま居るように、安心して下さい」とのラジオ放送があり、そのままいたらソ連軍につかまった、日本敗戦であった。・・・・だから五木さんは、現代の今でも、日本政府が「危険だから逃げろと」と報道されたら、「逃げないで居る」また「安全だからその地にとどまるように」と日本政府が報道したら「その地を離れる、逃げる」という・・・真理は逆にもある意味深いものと感じました・・・また真実を見定める、50%信用するが50%は信用しない、心と覚悟が必要と・・・。 ◎「下山の哲学」・・・最澄は比叡山にて延暦寺をひらき仏教の最高峰の総合大学を築いた(登山の上りの哲学である、よいしょ、よいしょと極める)・・・・最澄の弟子、親鸞は比叡山から、下山して民衆に、心の救われる念仏を提唱してゆく(崇高な学問を、実せんする者として、かつお金あつめや、組織をつくらない、純粋な無償の愛で説く、今の宗教と違いました、それが、下山の哲学・・・人生の後半は、老えた、疲れながらも、やるべき道があると説く・・・・五木さんの心境です) ◎若者の派遣労働者の賃金はデフレーションでバーゲンセールスのように、・・・・・・・叩き売りされる始末、だから命の値段も安く感じさせられる世となった・・・・・・・・それで資本主義社会はこの先に継続されるのだろうか・・・資本主義を先導する、権威、地位、他は感じるが、徳が感じられない・・・・・・・徳がないと(慈悲や愛)・・・やがて殺伐した鬱の時代に入る・・・・・・→そのように私は読めた ◎◎五木さんは、・・・・多くの方々、人々は「食べるだけ」 なんとか「生きているだけ」と言うが、らい麦1本が生きる生命力を紹介した・・・・・・・・こうだ、アイオワ大学の教授がこんな実験をした、30センチ四方、深さ50センチの木箱に、砂を入れて、1本のらい麦の苗を植える、水だけで育てること3ヶ月、箱から砂を取り出し、根の長さを顕微鏡単位で、延べ長さを測定したら、12,000km、60日間でシベリア鉄道より長い距離の根を伸ばした・・・・・ー→ 人間も孤独の中に癒しも必要、喜び、悲しみも有る、眠っていても呼吸して、免疫も働く、心臓は止まらない、まさしく根を張って頑張っている価値を発見した・・・すごいたとえ話しで、介護された方(患者さん)や、いや認知症の方まで、1日を生きるに値する賞賛を送っている・・・現代は生産性のない国民を排除しようとしている考えがある・・・・他人様の姿は、いつかはわが身である・・・・私は五木寛之さんの慈愛と愛のこころを感じた(嬉しい、手を合掌しました、菩薩を感じました)お勧めしたい一書である
気持ちが楽になる
仏教をはじめとする宗教関係の話はやや難しくて理解できなかったものの、日常生活で何事にも過大に期待しないことで気持ちが楽になるといった効果があった。 新書のため、ボリュームも程よく、悩み多き人にはお薦め。
必ず読む価値あり
世界から秋葉原事件まで、色んな角度から話が続いていきますが、最終章では涙がでてきました。自分が生きていていいんだって思わせてくれた。そして人とどうやって関わったらいいかの五木さんの考えがすごく参考になりました。心が癒やされます。新書ですぐ読めるので、かなりオススメです。是非多くの人が五木さんの言葉で励まされたり慰められたらいいなと思います。
読みやすい or 読みにくい
宗教的な話が多いような気がする。 文章の出来、不出来ではなく、読みやすい文章が好きな私にとっては、とっても読みにくく時間がかかりました。 宗教関係の話になると途端にトーンダウンしてしまった。
他人や国家に期待をせず、毎日をありがたく生きる
○読み始めたきっかけ  以前、五木さんの本は読んだことがあり、久々にタイトルに惹かれて 購入をしました。 ○心に残る言葉 p.9  国民としての義務を果たしつつ、国に寄りかからない覚悟。最後のと ころで国は私たちを守ってはくれない、と「諦める」ことこそ、私たち がいま覚悟しなければならないことの一つだと思うのだ。 →中国では一般市民に選挙権はありませんが、上海市民の政府の信頼度 は高いように思われます。なぜと聞いたことがあります。ある人の回答 は、「中国は人口が多いから、あまりにも国民に不利益のある政策を実 施すれば、デモや暴動などがおこる。政府も内政や治安の維持のために、 変なことはしないはずだ」と言うのです。確かに一理ありますし、共産 党一党独裁であれば、政策も実施しやすいと思います。そういう目で見 ると、上海市内でも所々に人民解放軍の事務所が設置されているのも分 かる気がしました。 p.117  先進国でありながら日本人が今なお備えているシンクレティズムとア ニミズムの感覚は、人間にとって貴重な資産としてこの国の未来を支え ていくものかもしれません。 →上海に5年も生活をしているの外から見た日本の良さが分かります。 日本には、「観光」と「買い物」という2つの優位性があると思いま す。個人的には、中国で観光できる土地はそれほど多くないと思いま す。「風光明媚」が当てはまる場所は少ないと思います。  一方日本では、都市は良くないですが、車や電車で地方に出かけれ ば、それこそ星の数ほど観光名所があります。  また、買い物も日本は楽しいです。品揃え・サービス・価格・品質 とどれをとっても高レベルです。  すでに人口減少期に入った日本が経済を維持・向上させるためには、 「観光」と「買い物」を売りにすればいいと思います。欧米に迎合す るのではなく日本独自の文化をもっとアピールをした方がいいと思い ます。 p.125  信じる、とは裏切られても後悔しないと言うことです。何かを信じ たなら、裏切られることがあっても絶対に後悔もせず、責めもしない、 それも覚悟なのです。 →昔何かの本で、「会社を誰かと興すときは、その人が裏切ったとし ても仕方がないと諦められる人としなさい」と書いてありました。誰 かを信用するときは、逆に裏切られても責めない、後悔をしないとい うことだと思いました。 p.143 日本は敗戦の時を0歳とすれば、走り続けた戦後50年と10年ばかり の惑いの年を経て還暦を過ぎ、緩やかに後期高齢者への道を歩んでい ます。 →確かに現在の株価や為替、不祥事、倒産を見ていると時代の転換 期に来ていると思いました。車業界もおそらく、この機会に一気に ガソリン車からハイブリッド、電気、水素自動車への転換が進むと 思います。ガソリン車で今後、ヒット車種がでるとは思えないから です。天然資源が少なくなって、エコが進むのではなく、景気が悪 くなって、将来への投資であるエコに資金が流れることによって、 結果的に持続可能な経済発展が実現できるのではないでしょうか。 p.167  良きことはむくわれない、愛もむくわれないのだと私は思って います。(中略)人の想いは通じない、と覚悟しておくことです。 それでもしだれかが、「ありがとう」と言ってくれて、もし相手に 想いが通じたなら、狂喜乱舞すればいいのです。 →確かに仕事でも同じことが言えると思います。成果を出したと自 分で思っても誰からも評価されない。評価されると期待するから、 失望も大きくなる。「頑張れば、誰かが見ているものだよ」などと 言われて期待をしない方がいいと思いました。毎日毎日、自分のプ ライドにかけて仕事をするだけで十分だと思いました。 ○どんな時ににお勧めか  生きることが辛いと思ったとき  なんで、自分だけが不運なのだろうと思ったとき  世の中不公平だと思ったとき

カンブリア宮殿 村上龍×経済人 社長の金言 (日経ビジネス人文庫)

[ 文庫 ]
カンブリア宮殿 村上龍×経済人 社長の金言 (日経ビジネス人文庫)

・村上 龍
【日本経済新聞出版社】
発売日: 2009-02
参考価格: 800 円(税込)
販売価格: 800 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 597円〜
カンブリア宮殿 村上龍×経済人 社長の金言 (日経ビジネス人文庫)
村上 龍
カスタマー平均評価:  3.5
TV放送の副読本としてはいいかもしれませんが。
一人ひとりのページが少ないためかなり要約された感があります。 TV放送を見た上で読むのなら良いのですが、私の住む地域では放送されていないので本だけでは物足りないですね。 内容がとても深く読んでいてワクワクするのにもう終り??といった感じです。
1人あたりのページ数が短すぎて物足りなさを感じるが、手元に置いておく価値あり
何かに迷った時、ぱらっと開いたページに なんらかの解決のヒントを見つけられるかもしれない。 普段手元に置いておいて、たまにめくりたくなる一冊。 経営者68人との対談を、トップの責任、人を育てる、時代の先を読む力、逆境からの決断、 未来への戦略、信念の経営、という章立てにわけまとめられている。 社長1人あたり文章は3ページ分なので 物足りなさを感じもっともっと詳細を読みたくなる。 それが残念なところ。 コンパクトで物足りないが、社長の語る言葉はそれぞれ重い。 今をときめく名経営者の成功のエッセンスを読み取るのに適している。 リブウェル 牧野谷 輝(まきのや あきら) メルマガ『1日2秒で1冊!究極の成功法則365冊』 発行人 1日1冊ビジネス書を読み、その書評と名言を毎日1冊分紹介 http://www.mag2.com/m/0000265234.html
村上龍のまえがきがいい
最も心に響いたのは、著者である村上龍の「まえがき」である。 企業の成功をただ賛美するのではなく、その人ならではの物語を導き出そうとする作家ならではの視点がそこにある。こうした製作側の思いを知ることで放送の見る目も変わる。 各社長の言葉はそれぞれ印象深いが、より多くの言葉を集めるため一人当たりのページ数は少なく、断片的な感は否めない。それでも語られる言葉の中に、多くの努力の跡があることを思わずにいられない。 放送で見たものは、そういうシーンがあったなと思いながら読んだ。番組のオープニング曲を頭の中にイメージしながら。
寸言は 身に沁みる
 寸言は 身に沁みる  時として 志を援助してくれる!  読んでいて 小池女史が羨ましいと思わせる本。  言葉好きな人には タマラナイ本だと思う。  優れた経営者は 志が高いということを 寸言でもわからせる本です。

英雄の書 下

[ 単行本 ]
英雄の書 下

・宮部 みゆき
【毎日新聞社】
発売日: 2009-02-14
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
 Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 989円〜
英雄の書 下 ※一部大型商品を除く
宮部 みゆき
カスタマー平均評価:  3
期待していただけに…
主人公・ユーリが小学生というのは、どうにも無理過ぎました。 オルキャストは、子供でなくてはならない。 兄が中学生だから、彼女は小学生にしなくてはならなかったとしても、やっぱり小学生じゃないですよね…。 作品の序章が長すぎて、なかなか物語に入っていけない。 世界観を描くためにページを使い過ぎたのでは…? 新聞の連載だったせいか、全体の配分が悪かったように感じます。 最初にページを割き過ぎた割に、尻つぼみに終わってしまったような…。 ブレイブ・ストーリーでも感じたのですが、物語の山の一つでもある戦闘シーンの描写が宮部さんは、あまりお上手じゃないかも…。 兄を追いやった中学生たちや、先生達に対する憤りは伝わるのですが、結局、犯してしまった罪が重すぎて救いがなかった。 ご自身が紡ぐ人である宮部さん、ファンは期待しております。 期待していただけに、ちょっと中途半端でザンネンでした。
物語としては出来上がりであるが・・・
 物語としては出来上がったようですが、ハッピーエンドではないので、読み終えた今はかなり複雑な気持ちです。展開がすばやく進む部分もあるので、もう少し膨らませて3冊くらいにした方が、個人的には良かったです、ハッピーエンドを含めて。  宮部氏の著作のラストシーンはこんなパターンが多いような気がします。後味の悪い方が印象に残るということなのでしょうか?
宮部みゆきの物語観、世界観に触れる
物語が映像として頭にどんどん描かれていくので、まるて映画を観ているかの様。 作者のゲーム好きが現われているせいなのか、本書を読んでいる最中、 過去に親しんだゲームのBGMが脳内を駆け回ったりもしました。 ストーリーの本流は、少女が行方不明の兄を探すために異世界を旅する、というもの。 ファンタジー小説です。 その旅の最中で仲間と出会い、困難のぶつかり、希望と絶望を体験する。 そうして少女は一つの成長をする。 ファンタジーの要素がこれでもか、というくらいふんだんに盛り込まれています。 少年を主人公にしたブレイブストーリ?と似た路線をたどりながら、 少女を主人公に配したことにより、まったく別のストーリーが成立しています。 小説版ブレイブストーリ?ほど、主人公が絶望的な体験をするわけではないので、 割合と明るい気持ちを保ったまま、一気読みができます。 15歳前後の主人公を描くのが多かった宮部みゆきが、 15歳前後の兄をもった小学生の少女を主人公にしたという意味でも、 新鮮な一冊。 宮部みゆきの世界観、物語感を垣間見ることもできます。
全体的に悪い印象はないのですが…
ここで出てくる冒険の結末としては、単なるファンタジーでなく、「いじめ」「10代の犯罪」という、現実問題も絡ませている小説と考えると、あのような結末で納得がいきますし、全体的に私は悪い印象は持っていません。 ただ上巻に比べ、やや評価を落としているのは、下巻に入り、「灰の男」(アッシュ)の領域(リージョン)に入り込んだあたりで、さまざまな事柄が入り組み過ぎて解釈に非常に手間取りページをめくる手が滞ってしまったことが挙げられます。 また、結末に向かうにあたり、「先が気になってしょうがない」というよりは、「思わせぶりな言動で、結末を先延ばしにしている印象」があったのも事実。 そして最後は確かに続編が出てきそうな終わり方であり、正直、アジュと再会してほしいと思うのもあるのですが、これで続編を書いてしまったら、この話は永遠に終わらないような気もしますので、ここで終わらせておいた方がいいのかもしれませんね。
うまく評価できません。
すべて読み終えてみると、厳しく評価した上巻の方が、 まだ面白かったかも。 ”友里子の冒険”がメインになるあまり、 現実世界で兄が起こした殺傷事件がうやむやになり、 これでいいの?!と思ってしまいました。 最後の最後に関しては、 続編を匂わせているような気がするのですが、 わたしとしては、「英雄の書」はこれで終わらせてほしい。 宮部作品を長いこと読んでいますが、 ここまで疑問ばかりが残った作品もなかったかと。 あとがきの作者の思い入れとは反比例した感想です。

英雄の書 上

[ 単行本 ]
英雄の書 上

・宮部 みゆき
【毎日新聞社】
発売日: 2009-02-14
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
 Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 950円〜
英雄の書 上 ※一部大型商品を除く
宮部 みゆき
カスタマー平均評価:  3.5
ロードオブザリング?
 宮部みゆきは「私の好きな作家ベスト10」からはずれたことのない作家です。今まで彼女の作品を途中で投げ出したことはなかったのですが、これがその初めての本となりました。  「ロード・オブ・ザ・リング」と「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を足して2で割ってぬるま湯で10倍くらいに薄めた感じです。残念っ!
感情移入しづらい冒険小説
宮部みゆきの新作。著者の作品は必ず読んでいますが、著者の構築する 世界観の緻密さには、いつも感心させられます。 主人公は小5の少女、兄を助ける為に冒険に旅立ちます。ストーリーが どんどん展開し、楽しく読み進んでいけるエンターテイメント小説と なっています。イメージがどんどん広がる細かな記述もあいかわらず。 加えて、本著では、著者が愛する”物語”に対する敬意、愛情が心地 良いです。 但し、主人公にはなんとなく感情移入ができず。自分とは年が離れ過ぎ ているからか(『ICO』や『ブレイブ・ストーリー』は大丈夫だったのに)、 あまりに主人公が理性的だからか。。。 個人差があるとは思いますが、僕としては、ちょっとだけ消化不良な 感触が残るファンタジーです。
まんねり物語
宮部作品の典型的ストーリー、子供が主人公のアドベンチャー作品。主人公ユーリの兄の死体は一体どこに?つじつまの合わない箇所が多すぎ。しかもエンディングは次回作を示唆している。やり過ぎ感が多々ある。これまで、ほとんどの宮部作品は読み尽くしてるが、そろそろ飽きた。宮部さんを知ったばかりの人向け作品。「タンスの扉を開けると・・その先は・・」と」どっかにあったような、ベタな始まりに慣れてる人は、この作品が良いかも。
設定が理解できない
無名の地の設定が甘いような気がする。 何もかも無、名前無きモノなのではないのか? キャラ設定も甘いような気がする。 物語、紡がれたモノが「善悪」を生み出す? 善悪の区別すら物語が決める? う?ん、ついていけない・・・ 物語にこだわるのなら、もっと言葉(言霊)のような 設定が必要なような気がする。 本当はもっと長い物語にするつもりだったのでは?
またひとつの宮部みゆきワールド
難解だった。それは、「模倣犯」のような、一見関係のない登場人物が最後には見事にひとつのつながりとなるようなものでもなく、「ブレイブストーリー」のような冒険物とも違っていた。江戸人情の世界を描いた時代物の世界でももちろん無い。宮部みゆきの創造力とは、いったいどこに源泉があるのだろう。 主人公は、小学生と人間がつむぎだした数々の本。そこに、みゆきワールドが広がる。根気のある人にはお勧めの書だ。

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 更新日 2009年5月10日(日)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク

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